JP4883351B2 - 車両用シートベルト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートベルト装置に係り、特に、シートクッションとシートバックにより構成されるシートに設けられる車両用シートベルト装置に関する。
自動車用シートのリアシートには、シートベルトバックルを格納する格納部を設け、シートを倒したとき等にバックルを格納部に格納する構造のものがある。この格納部構造を有するシートベルト装置には、シートのクッション体に切欠部が形成されており、この切欠部が格納部とされて、この格納部にシートベルトバックルが格納される。シートベルトバックルは、シートフレームに対して前後方向に回動自在に取り付けられている。
実公平8−10042号
しかしながら、このようなシートベルトでは、例えばシートを前に倒すときにシートベルトバックルを格納部に格納しなければならず、また、シートを元の位置に戻して着座するときに、シートベルトバックルを前後方向に回動させて位置を調整する必要があるため、操作性が悪い。また、例えば、シートバックの前傾移動に伴ってシートクッションを下方に移動させる上下移動機構を有し、シートバックをフルフラットに倒すことができるシートにおいても、シートクッションを下方に移動させるときにシートベルトバックルを格納しなければならず、また、その後、シートクッションを上方に移動させて着座するときには、シートベルトバックルを格納部から取り出して位置を調整する必要があり、操作が繁雑となる。
本発明の目的は、乗員によるシートベルトのシートベルトバックルへの装着動作が容易となる車両用シートベルト装置を提供することにある。
本発明に係る車両用シートベルト装置は、シートクッションとシートバックにより構成されるシートに設けられる車両用シートベルト装置であって、シートベルトと、シートのシートクッション後部に位置すると共にシート又は車体に取り付けられ、シートベルトの一端が着脱可能に装着されるシートベルトバックルと、シートベルトバックルの自由端をシートクッションの上面またはシートバックの前面に設けられた収納部内とこの収納部外の所定位置との間で移動可能とすると共にシートベルトバックルを所定位置に向けて付勢する付勢手段と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、シートベルトバックルが収納部内と、収納部外の所定位置との間で移動可能とされているので、例えばシートクッションやシートバックが移動しても、シートベルトバックルが収納部内に移動できるので邪魔とならない。また、シートベルトバックルを付勢する付勢手段が設けられているので、シートベルトバックルが収納部内に移動しても、付勢手段がシートベルトバックルを所定位置に向けて付勢するから、シートベルトバックルに負荷がかかっていない状態では、シートベルトバックルを元の位置に戻すことができる。したがって、シートを移動させた場合にも、シートベルトバックルが元の位置に戻るので、乗員によるシートベルトのシートベルトバックルへの装着動作が容易となる。
本発明において、好ましくは、シートバックは、シート又は車体に設けられたヒンジを中心にしてシートクッション側に前傾可能に設置されており、付勢手段は、シートバックが前傾したとき、シートベルトバックルをシートバックの前面に抗して付勢するように構成されている。
このように構成された本発明においては、シートバックが前傾すると、シートベルトバックルがシートバックの前面に押されて移動する。付勢手段は、シートバックの前面に抗してシートベルトバックルを付勢するので、シートバックが前傾した位置から元の位置に戻ると、シートベルトバックルも付勢手段の付勢力によって元の位置に戻る。したがって、本発明のシートベルト装置が、シートバックが前傾可能に構成されたシートに取り付けられる場合でも、付勢手段によってシートベルトバックルを元の位置に戻すことができる。
本発明において、好ましくは、シートベルトバックルは、付勢手段は、上方から乗員又は荷物による荷重が作用したとき、シートベルトバックルをこの荷重に抗して付勢するように構成されている。
このように構成された本発明においては、シートベルトバックルの上方から乗員又は荷物による荷重が作用すると、シートベルトバックルが乗員又は荷物に押されて収納部内に移動する。したがって、例えばシートクッションの上面に乗員が着座した場合や、荷物を載置した場合などにも、シートベルトバックルが邪魔になることがない。このとき、付勢手段は、荷重に抗してシートベルトバックルを付勢するので、乗員又は荷物による荷重がかからなくなると、付勢手段の付勢力によってシートベルトバックルが元の位置に戻る。したがって、シートベルトバックルに、上方から乗員又は荷物による荷重が作用した場合でも、付勢手段によってシートベルトバックルを元の位置に戻すことができる。
本発明において、好ましくは、シートベルトバックルは、シートは、シートバックの前傾時にシートクッションを下方に移動させる下方移動機構を有し、付勢手段は、シートバックが前傾してシートクッションが下方に移動したとき、シートベルトバックルをシートクッションの収納部に移動させると共にシートバックの前面に抗して付勢するように構成されている。
このように構成された本発明においては、上下移動機構によってシートバックの前傾とともにシートクッションが下方に移動すると、シートベルトバックルがシートバックに押さ収納部内に移動する。このとき、付勢手段は、シートバックの前面に抗してシートベルトバックルを付勢する。その後、上下移動機構によって再びシートクッションを上方に移動させると、付勢手段の付勢力によって、シートベルトバックルが元の位置に戻る。したがって、本発明のシートベルト装置が上下移動機構を有するシートに取り付けられる場合でも、付勢手段によってシートベルトバックルを元の位置に戻すことができる。
本発明において、好ましくは、付勢手段は、上端がシートベルトバックルの基端に連結され下端がシート又は車体に連結されると共に車体の略幅方向を軸線とする巻バネ部を備えている。
このように構成された本発明においては、付勢手段が巻バネ部を備えているので、付勢手段を簡単に構成することができる。また、巻バネ部が車体の略幅方向を軸線として形成されているので、車体の幅方向の寸法を小さくすることができる。
本発明において、好ましくは、付勢手段の巻バネ部は、シートベルトバックルの前方移動を可能とする少なくとも2つの直列に連結された第1巻バネ部と第2巻バネ部を備えており、これらの第1巻バネ部及び第2巻バネ部は、車体の略幅方向に沿ってそれらの少なくとも一部が重なるように配置されている。
このような構成の本発明においては、第1巻バネ部および第2巻バネ部が直列に連結されているので、付勢手段を簡単な構成とすることができる。また、巻バネ部は、車体の略幅方向に沿ってそれらの少なくとも一部重なるように配置されているので、付勢手段全体の幅方向の寸法を小さくすることができる。
本発明において、好ましくは、付勢手段の巻バネ部は、更に、シートベルトバックルを後方移動可能とし第1巻バネ部と第2巻バネ部との間に連結された第3巻バネ部を備えており、第1巻バネ部、第2巻バネ部及び第3巻バネ部は、車体の略幅方向に沿ってそれらの少なくとも一部が重なるように配置されている。
このような構成の本発明においては、巻バネ部が、第3巻バネ部を備えているので、シートベルトバックルを後方に移動させることができる。したがって、収納部の寸法をより小さく形成することができ、シートの外観を良好にすることができる。また、第3巻バネ部が、第1巻バネ部と第2巻バネ部に連結されているので、付勢手段を簡単な構成とすることができる。さらに、第1巻バネ部、第2巻バネ部及び第3巻バネ部は、車体の略幅方向に沿ってそれらの少なくとも一部が重なるように配置されているので、第1巻バネ部および第2巻バネ部に加えて第3巻バネ部を設けた場合でも、付勢手段全体の幅方向の寸法を小さくすることができる。
本発明において、好ましくは、更に、シートベルトバックルとこのシートベルトバックルのシート又は車体への取付部分との間の長さを規制すると共に付勢手段によるシートベルトバックルの移動を許容するウェビング部材を有する。
このような構成の本発明においては、シートベルト装置がさらにウェビング部材を備えているので、シートベルトバックルの延び寸法が規定されるから、シートベルト装置の強度が確保され、動作の安全性が確保される。また、ウェビング部材は、シートベルトバックルの移動を許容するので、シートベルトバックルの収納部内と所定位置との間の移動を阻害することなく、所望の位置にシートベルトバックルを移動させることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
[第一実施形態]
図1乃至6により、本発明の第一実施形態による車両用シートベルト装置について説明する。図1は、本発明の第一実施形態に係るシートベルト装置を備えた車両の内部を示す斜視図である。この図1に示すように、車両2は、車室内にリアシート4を有し、このリアシート4は、互いに隣接して配置される右リアシート6と左リアシート8とを備える。右リアシート6および左リアシート8は、それぞれシートクッション10およびシートバック12を備える。また、右リアシート6および左リアシート8は、シートバック12を前方への傾斜動作(前傾)に伴ってシートクッション10を下方に移動させる上下移動機構14をそれぞれ有する。さらに、右リアシート6および左リアシート8は、それぞれシートベルト装置9が設けられている。
図2は、本発明の第一実施形態に係るシートベルト装置を備えた車両のリアシートの側面図であり、上下移動機構を示す図である。図2に示すように、上下移動機構14は、フロアFに固定されたヒンジブラケット16と、ヒンジブラケット16とシートクッション10とを連結するフロントリンク18と、シートバック12とシートクッション10とを連結するバックリンク20とを備える。ヒンジブラケット16は、シートバック12の下方を、ヒンジ中心Cを中心に回動可能に支持する。フロントリンク18の一端は、ヒンジブラケット16の前方に回動可能に支持され、他端はシートクッション10の前方を回動可能に支持する。バックリンク20は、略L字形に形成され、一端がシートバック12のヒンジ中心Cよりも上方に回動可能に取り付けられ、他端がシートクッション10の後方を回動可能に支持する。このような上下移動機構14により、シートバック12を前方へ倒すと、バックリンク20およびフロントリンク18によってシートクッション10が前方且つ下方に移動する。この移動により、シートクッション10がシートバック12の前傾を阻害しないため、シートバック12は、図2に一点鎖線で示すように、背面がフルフラットとなるまで倒れることができる。つまり、本実施形態のリアシート4は、シートバック12をフルフラットに前傾させることができる、いわゆるダウンフォールドタイプのシートとなっている。
図3は、本発明の第一実施形態に係るシートベルト装置9を示す平面図であり、図1のIII-III線に沿って見た断面図である。また図4は、本発明の第一実施形態に係るシートベルト装置9を示す側面図であり、図1のIV-IV線に沿って見たである。これらの図3及び図4に示すように、シートベルト装置9は、シートベルト22(図1)と、シートベルトバックル24と、シートベルトバックル24を車体2に取り付けるウェビング26と、シートベルトバックル24を付勢する付勢手段28とを備える。
シートベルトバックル24は、シートクッション10上面の最後方で、シートバック12前面の前方に配置されている。シートベルトバックル24の先端部は自由端となっており、シートクッション10上面よりも上方に突出している。シートベルトバックル24のこの位置は、シートベルト22をシートベルトバックル24に固定するときに、シートベルトバックル24を操作しやすい位置、例えば、シートベルト使用位置であり、本実施形態のシートベルトバックル24の基準位置となっている。
詳細は後述するように、付勢手段28は、図3に示す基準位置に向けて、シートベルトバックル24を付勢している。このため、シートベルトバックル24が基準位置にあるときは、付勢力は生じていない。
ウェビング26は、シートベルト22と同じ材料で作られており、その一端がシートベルトバックル24の基端部に取り付けられ、他端が車体2に固定されたバックルアンカー30に取り付けられている。シートベルトバックル24がウェビング26に取り付けられることにより、シートベルトバックル24は、ウェビング26の長さ以上には延びないようになっている。したがって、ウェビング26は、シートベルトバックル24の基端部と、車体2への取付部分であるバックルアンカー30との間の長さ寸法を規制し、シートベルトバックル24の延びを規制する。また、ウェビング26は、シートベルト22と同じ布材料で作られているため、シートベルトバックル24が下方に移動した場合には、たるむことによりシートベルトバックル24の移動を阻害しない。
ウェビング26は、シートクッション10の下方からシートクッション10を貫通して上面に突出するので、シートクッション10には、ウェビング26が貫通するための貫通凹部32が形成されている。ここで、貫通凹部32は、シートクッション10の下部では、ウェビング26および付勢手段28が貫通できる程度の寸法に設定されている。また、貫通凹部32の上部には、シートベルトバックル24が収納可能なように、より大きな寸法の収納凹部34が形成される。
付勢手段28は、一端がシートベルトバックル24の基端部に取り付けられ、他端がバックルアンカー30に取り付けられた一本のワイヤで構成されている。このワイヤは、所定の複数位置(本実施形態では三カ所)において車体2の幅方向を軸線として円筒状に巻かれており、このような形状により、ワイヤには、複数の巻バネ部、即ち、上部巻バネ部36と、中部巻バネ部38と、下部巻バネ部40とが形成されている。したがって、付勢手段28は、上部巻バネ部36、中部巻バネ部38、および下部巻バネ部40を有し、これらの巻バネ部36,38,40をワイヤで連結した構成となっている。
上部巻バネ部36は、シートベルトバックル24の基端部の近傍で、シートベルトバックル24の基端部の前方側に配置されている。中部巻バネ部38は、シートベルトバックル24とバックルアンカー30との間の略中央で、貫通凹部32内に配置され、上部巻バネ部36よりも前方側に配置されている。下部巻バネ部40は、車体2のフロアF近傍で、バックルアンカー30近傍に配置され、上部巻バネ部36および中部巻バネ部38よりも後方側に配置されている。
このような構成により、シートベルトバックル24は、上方から荷重がかかったとき、上部巻バネ部36を中心として上部巻バネ部36よりも前方で回動可能であり、中部巻バネ部38を中心として中部巻バネ部38よりも後方で回動可能であり、下部巻バネ部40を中心として下部巻バネ部40よりも前方で回動可能である。上部巻バネ部36、中部巻バネ部38、および下部巻バネ部40は、シートベルトバックル24がそれぞれの巻バネ部を中心に回動したとき、それぞれ巻バネ部を元の位置に戻すように付勢力を発生する。
ここで、付勢手段28のワイヤの太さ、長さや、それぞれの巻バネ部36,38,40の巻き数、直径等は、それぞれの巻バネ部36,38,40が所望の付勢力を得ることができるように適宜設定される。なお、上部巻バネ部36、中部巻バネ部38、および下部巻バネ部40の付勢力(ばね力)は、全て等しく設定されていてもよい。また、各巻バネ部の付勢力は、例えば上部巻バネ部36よりも中部巻バネ部38の方が大きく、且つ中部巻バネ部38よりも下部巻バネ部40の方が大きくなるように設定するなど、それぞれ異なる強さに設定されていてもよい。
さらに、上部巻バネ部36、中部巻バネ部38、および下部巻バネ部40は、幅方向に関して互いに重なった位置に配置されている。つまり、図4に示すように、上部巻バネ部36は、上方に向かう端部から、図中の右に向かって巻き線が形成されている。これに対して、中部巻バネ部38は、右から左に向かって巻かれ、下部巻バネ部40は、右から左に向かって巻かれている。したがって、付勢手段28は、全体として巻バネ部のほぼ一つ分の幅寸法を有する。
図5および図6は、本発明の第一実施形態に係るシートベルト装置9の動作を示す側面図である。まず、例えばシートクッション10の上面(着座面)に乗員が座ったり、図5に示すように、シートクッション10の上面に荷物Lが載置されたりして、シートベルトバックル24が、乗員や荷物などの物体によって上方から押された場合について説明する。図5に示すように、シートクッション10上面にシートベルトバックル24の上から荷物Lを載置すると、シートベルトバックル24は、荷物Lに押されて、付勢手段28に発生する付勢力に抗しながら、主に上部巻バネ部36を中心に回動して下方に移動する。具体的には、各巻バネ部36,38,40の両端から延びる連結リンク部材、即ちワイヤ同士のなす角度(初期値をそれぞれα10,β10,γ10とし、移動後の各角度をα11,β11,γ11とする)の変化量(Δα1L=|α10−α11|,Δβ1L=|β10−β11|,Δγ1L=|γ10−γ11|)は、Δα1L>Δβ1L、Δα1L>Δγ1Lとなる。シートベルトバックル24は、収納凹部34内に配置され、基準位置よりもシートクッション10側に没してシートクッション10に近接する位置である収納位置に位置する。このとき、上部巻バネ部36は、荷物Lの上方からの荷重に抗するように、上部巻バネ部36の軸線を中心とする回動方向にシートベルトバックル24を基準位置に向かって付勢する。なお、このとき中部巻バネ部38および下部巻バネ部40も、予め設定されたばね力に応じて、若干の付勢力を発生する。荷物Lをどけると、上部巻バネ部36、中部巻バネ部38、および下部巻バネ部40による付勢力によって、シートベルトバックル24が基準位置に戻る。つまり、シートベルトバックル24は、付勢手段24によって、自由端がシートクッション10の上面から突出する基準位置と、収納凹部34内に収納される収納位置との間で移動可能となる。
次に、上下移動機構14によって、シートバック12が前方に傾斜させられ、この前傾に伴ってシートクッション10が下方のフロアF上に移動する場合には、図6に示すように、シートクッション10が移動した下方位置において、シートベルトバックル24がシートバック12の前面に押されて、収納凹部34に収納される収納位置に位置する。このとき、上部巻バネ部36、中部巻バネ部38、および下部巻バネ部40は、それぞれを中心として回動して付勢力を発生する。ここで、中部巻バネ部38および下部巻バネ部40の両端から延びる連結リンク部材、即ちワイヤ同士のなす角度(移動後の各角度をβ12,γ12とする)の変化量(Δβ=|β10−β12|,Δγ=|γ10−γ12|)は、Δγ>Δγ1L、Δβ>Δβ1Lとなる。
シートバック12を起こしてシートクッション10を上方に戻すと、上部巻バネ部36、中部巻バネ部38、および下部巻バネ部40による付勢力によって、シートベルトバックル24が基準位置に戻る。
以上のような第一実施形態によれば、次のような効果が得られる。
シートベルトバックル24を付勢する付勢手段28を設けたので、シートクッション10上面に荷物Lを載置したり、上下移動機構14によってシートバック12を前傾させたりする場合でも、シートベルトバックル24がシートバック12や荷物Lに押されて収納位置に移動するから、荷物Lの載置やダウンフォールドの動きを阻害しない。また、荷物Lをどかしたり、シートバック12を元の位置に戻したりすると、付勢手段28の付勢力によってシートベルトバックル24が基準位置に戻るので、シートベルト22をシートベルトバックル24に容易に装着することができる。
リアシート4が通常の姿勢にあるときにはシートベルトバックル24が基準位置にあり、この基準位置では付勢手段28の付勢力が働かないので、付勢手段28への負担が少なく、付勢手段28の耐久性を向上させることができる。また、基準位置においてシートベルトバックル24の自由端が、付勢手段28に付勢されない状態でシートクッション10の上面から突出しているので、シートベルト装置9を使用する際にシートベルト22とシートベルトバックル24を連結したとき、シートベルト22が正しい位置に配置される。したがって、シートベルト装置9の安全装置としての動作を阻害することがなく、安全性を確保することができる。
付勢手段28が、シートクッション10の上に荷物Lを載置した場合にも、シートベルトバックル24を収納位置に移動させることができるので、荷物Lの載置を阻害することがない。また、このとき、付勢手段28が、シートベルトバックル24を上方からの荷重に抗して付勢するので、荷物Lをどけるとシートベルトバックル24を基準位置に戻すことができる。
付勢手段28が、上下移動機構14によって、シートバック12を前傾させてシートクッション10を下方に移動させた場合でも、シートベルトバックル24を収納位置に移動させることができるので、シートバック12の前傾動作を阻害することがない。また、付勢手段28が、シートバック12の前面に抗してシートベルトバックル24を付勢するので、シートバック12を元に位置に戻すと、シートベルトバックル24を基準位置に戻すことができる。
付勢手段28が、上部巻バネ部36、中部巻バネ部38、および下部巻バネ部40を有しているので、シートベルトバックル24の移動可能範囲を広くすることができ、様々な方向からの荷重に対しても柔軟に移動して収納位置に移動できる。また中部巻バネ部38によってシートベルトバックル24を後方に回動できるので、シートベルトバックル24をより後方で収納凹部34に収納することができるから、収納凹部34の寸法を小さくすることができる。
付勢手段28が、一本のワイヤの所定箇所を巻き回して巻バネ部を形成することによって構成されているので、付勢手段28の構成、製造を簡単にできる。また、巻バネ部が車体2の幅方向を軸線として形成されているので、車体2の幅方向の寸法を小さくすることができる。
上部巻バネ部36、中部巻バネ部38、および下部巻バネ部40が、その巻き方向が互い違いとなるように形成されているので、車体2の幅方向に関して互いに重なる位置に配置される。したがって、付勢手段28全体の幅方向の寸法を、巻バネ部36,38,40の一つ分の幅寸法とほぼ同じにできるから、付勢手段28を薄型に形成することができる。
ウェビング26が設けられているので、シートベルトバックル24がそれ以上延びることがない。したがって、シートベルト装置9の動作の安全性を確保できる。また、上下移動機構14や荷物Lの載置によってシートベルトバックル24が押される場合でも、ウェビング26がたるむことができるので、シートベルトバックル24の移動を阻害することがなく、確実に収納位置に移動させることができる。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について説明する。第二実施形態は、付勢手段の形状が第一実施形態と異なる他は、第一実施形態と同様の構成である。
図7は、本発明の第二実施形態に係るシートベルト装置9の側面図である。図7に示すように、シートベルト装置9の付勢手段28は、第一実施形態の付勢手段28と同様に、一本のワイヤで構成されているが、中部巻バネ部38を有していない。したがって、第二実施形態に係る付勢手段28は、上部巻バネ部36と下部巻バネ部40とがワイヤで一体的に連結された構成となっている。
上部巻バネ部36は、シートベルトバックル24の基端部の前方側に配置され、シートベルトバックル24の基準位置において、シートクッション10の上面とほぼ同じ高さに位置している。下部巻バネ部40は、バックルアンカー30の近傍に配置されている。
このような構成のシートベルト装置9では、シートクッション10の上に荷物Lを載置すると、第一実施形態と同様に、シートベルトバックル24は、上部巻バネ部36を中心に下方に回動する。ここで、上部巻バネ部36は、収納凹部34の底部よりも高い位置に配置されているため、シートベルトバックル24は、さらに下部巻バネ部40を中心に下方に回動し、図7に一点鎖線で示すように、収納凹部34内に没し、基準位置よりも下方に移動した収納位置に移動する。このとき、上部巻バネ部36および下部巻バネ部40は、荷物Lに抗して回動方向にシートベルトバックル24を付勢する付勢力を発生する。このとき、各巻バネ部36,40の両端の連結リンク部材、即ちワイヤ同士がなす角度(初期値をそれぞれα20,γ20とし、移動後の角度をα21,γ21とする)の変化量(Δα2L=|α20−α21|、Δγ2L=|γ20−γ21|)は、Δα2L>Δγ2Lとなる。荷物Lがどかされると、付勢手段28の付勢力によって、シートベルトバックル24は基準位置に戻る。
図8は、本発明の第二実施形態に係るシートベルト装置9の側面図である。図8に示すように、上下移動機構14によって、シートバック12を前傾させ、シートクッション10を下方に移動させると、シートベルトバックル24がシートバック12に押されて、下方位置において収納凹部34に移動する。このとき、上部巻バネ部36および下部巻バネ部40がシートベルトバックル24をシートバック12を押す方向に付勢力を発生する。このとき、下部巻バネ部40の両端の連結リンク部材、即ちワイヤ同士がなす角度(移動後の角度をγ22とする)の変化量(Δγ=|γ20−γ22|)は、Δγ>Δγ2Lとなる。シートバック12を起こしてシートクッション10を上方に移動させると、付勢手段28の付勢力によって、シートベルトバックル24は基準位置に戻る。
以上のような第二実施形態によれば、第一実施形態の効果と、中部巻バネ部38を設けた効果を除き、同様の効果が得られる。
[第三実施形態]
次に、本発明の第三実施形態について説明する。第三実施形態は、付勢手段の形状が第一実施形態と異なる他は、第一実施形態と同様の構成である。
図9は、本発明の第三実施形態に係るシートベルト装置9の側面図である。図9に示すように、付勢手段28は、第一実施形態の付勢手段28と同様に、一本のワイヤで構成されているが、上部巻バネ部36を有していない。したがって、第三実施形態に係る付勢手段28は、中部巻バネ部38と下部巻バネ部40とがワイヤで一体的に連結された構成となっている。
シートベルトバックル24が基準位置にあるとき、中部巻バネ部38は、収納凹部34の底部とほぼ同じ高さに位置している。
このような構成のシートベルト装置9では、シートクッション10の上面に荷物Lが載置されると、シートベルトバックル24は、主に中部巻バネ部38を中心に前方に回動して、図9の一点鎖線で示すように、収納凹部34に収納される収納位置に移動する。このとき、中部巻バネ部38および下部巻バネ部40は、シートベルトバックル24を基準位置に向かって付勢する付勢力を発生する。このとき、各巻バネ部38,40の連結リンク部材、即ちワイヤ同士がなす角度(初期値をそれぞれα30,γ30とし、移動後の角度をα31,γ31とする)の変化量(Δα3L=|α30−α31|,Δγ3L=|γ30−γ31|)は、Δα3L>Δγ3Lとなる。
図10は、第三実施形態に係るシートベルト装置9の動作を示す図である。図10に示すように、上下移動機構14によって、シートバック12を前傾させ、シートクッション10を下方に移動させると、シートベルトバックル24がシートバック12に押されて、下方位置において収納凹部34に移動する。このとき、中部巻バネ部38および下部巻バネ部40がシートベルトバックル24をシートバック12を押す方向に付勢力を発生する。このとき、下部巻バネ部40の連結リンク部材、即ちワイヤ同士がなす角度(移動後の角度をγ32とする)の変化量(Δγ=|γ30−γ32|)は、Δγ>Δγ3Lとなる。シートバック12を起こしてシートクッション10を上方に移動させると、付勢手段28の付勢力によって、シートベルトバックル24は基準位置に戻る。
以上のような第三実施形態によれば、第一実施形態の効果と、中部巻バネ部38を設けた効果を除き、同様の効果が得られる。
[第四実施形態]
次に、本発明の第四実施形態について説明する。第四実施形態は、第一実施形態の上下移動機構を有しないシートに、第三実施形態のシートベルト装置を使用したものである。
図11は、本発明の第四実施形態に係るシートベルト装置9の側面図である。図11のシートベルト装置9は、第三実施形態のシートベルト装置と同様の構成である。
リアシート4は、第一実施形態の上下移動機構14を有していないが、左右それぞれのシートバック12は、前方または後方に倒すことができる、リクライニング機構を有している。
シートクッション10の上面に荷物Lを載置した場合には、第三実施形態と同様に、シートベルトバックル24は収納位置に移動する。
図11に示すように、シートバック12を前傾させると、シートベルトバックル24がシートバック12の前面に押されて、下方に移動する。このとき、シートベルトバックル24は、シートバック12の前傾可能範囲によっては、全体が収納凹部34内に配置されない場合があるが、シートバック12が最も前傾した位置で、シートベルトバックル24の少なくとも一部が収納凹部34に収納され、シートバック12に押されて安定する。したがって、本実施形態では、この位置がシートベルトバックル24の収納位置となる。中部巻バネ部38および下部巻バネ部40は、シートバック12に抗して、シートベルトバックル24を基準位置に向かって付勢する。シートバック12を元の位置に戻すと、付勢手段28の付勢力によってシートベルトバックル24は基準位置に戻る。
このような第四実施形態によれば、第一実施形態と同様の効果が得られる他、シートバック12が単純に前傾した場合でも、シートベルトバックル24を収納位置に移動させることができ、シートバック12を元に戻したときに基準位置に戻すことができる。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、例えば、シートベルトバックルの移動方向は、シートクッションの上面に対する上下方向に限らず、例えばシートバックの前面に対する前後方向であってもよい。この場合には、例えばシートバックに収納凹部を形成し、シートベルトバックルを収納凹部と所定位置との間で移動可能に構成すればよい。
第一実施形態および第二実施形態の付勢手段を、第四実施形態のリアシートに使用してもよい。
シートベルトバックルは、車両に取り付けられているものに限らず、例えばシート(シートクッションまたはシートバック)に取り付けられていてもよい。
シートは、リアシートに限らず、フロントシートであってもよい。
付勢手段は、巻バネ部が複数形成されているものに限らず、巻バネ部が一つ形成されているものであってもよい。さらに、付勢手段は、ワイヤからなる巻バネ部で構成されるものに限らず、例えば板ばねなど、任意の構成を採用できる。
本発明の第一実施形態に係る車両のシートを示す斜視図である。 本発明の第一実施形態に係るシートおよびシートベルト装置を示す側面図である。 図1のIII-III線に沿って見た正面断面図である。 図1のIV-IV線に沿って見た側断面図である。 本発明の第一実施形態のシートベルト装置の動作を示す図である。 本発明の第一実施形態のシートベルト装置の動作を示す図である。 本発明の第二実施形態に係るシートベルト装置を示す側面図である。 本発明の第二実施形態のシートベルト装置の動作を示す図である。 本発明の第三実施形態に係るシートベルト装置を示す側面図である。 本発明の第三実施形態に係るシートベルト装置の動作を示す図である。 本発明の第四実施形態に係るシートベルト装置を示す側面図である。
符号の説明
2…車両
4…リアシート
9…シートベルト装置
10…シートクッション
12…シートバック
14…上下移動機構
24…シートベルトバックル
26…ウェビング
34…収納凹部
28…付勢手段
36…上部巻バネ部
38…中部巻バネ部
40…下部巻バネ部

Claims (5)

  1. シートクッションとシートバックにより構成されるシートに設けられる車両用シートベルト装置であって、
    シートベルトと、
    上記シートのシートクッション後部に位置すると共に上記シート又は車体に取り付けられ、上記シートベルトの一端が着脱可能に装着されるシートベルトバックルと、
    上記シートベルトバックルの自由端を上記シートクッションの上面または上記シートバックの前面に設けられた収納部内とこの収納部外の所定位置との間で移動可能とすると共に上記シートベルトバックルを上記所定位置に向けて付勢する付勢手段と、
    を有し、
    上記付勢手段は、上端が上記シートベルトバックルの基端に連結され下端が上記シート又は上記車体に連結されると共に上記車体の略幅方向を軸線とする巻バネ部を備え、
    上記付勢手段の巻バネ部は、上記シートベルトバックルの前方移動を可能とする少なくとも2つの直列に連結された第1巻バネ部及び第2巻バネ部と、上記シートベルトバックルを後方移動可能とし上記第1巻バネ部と第2巻バネ部との間に連結された第3巻バネ部と、を備えており、上記第1巻バネ部、第2巻バネ部及び第3巻バネ部は、上記車体の略幅方向に沿ってそれらの少なくとも一部が重なるように配置されている、ことを特徴とする車両用シートベルト装置。
  2. 上記シートバックは、上記シート又は車体に設けられたヒンジを中心にしてシートクッション側に前傾可能に設置されており、上記付勢手段は、上記シートバックが前傾したとき、上記シートベルトバックルを上記シートバックの前面に抗して付勢するように構成されている請求項1記載の車両用シートベルト装置。
  3. 上記付勢手段は、上方から乗員又は荷物による荷重が作用したとき、上記シートベルトバックルをこの荷重に抗して付勢するように構成されている請求項1又は請求項2記載の車両用シートベルト装置。
  4. 上記シートは、上記シートバックの前傾時に上記シートクッションを下方に移動させる下方移動機構を有し、上記付勢手段は、上記シートバックが前傾してシートクッションが下方に移動したとき、上記シートベルトバックルを上記シートクッションの収納部に移動させると共に上記シートバックの前面に抗して付勢するように構成されている請求項1乃至3の何れか1項記載の車両用シートベルト装置。
  5. 更に、上記シートベルトバックルとこのシートベルトバックルの上記シート又は車体への取付部分との間の長さを規制すると共に上記付勢手段による上記シートベルトバックルの移動を許容するウェビング部材を有する請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の車両用シートベルト装置。
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