JP4781554B2 - 気密容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、合成樹脂製の容器本体や蓋体に一体形成することができて安価かつ生産性良好であるとともに、蓋体の円滑な開閉操作性を確保しつつかつ高い気密シール性能を発揮できるシール機構を備えた気密容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、合成樹脂材で成形される化粧料容器などの各種容器のうち、収納物が揮発性を有するなどの理由で、格段の気密性能が求められる場合がある。この種の容器において気密性を確保する構造としては、例えば、容器本体および蓋体のいずれか一方に環状溝を一体形成するとともに、他方に、当該環状溝内に嵌入する環状突起を一体形成し、これら溝内面と突起表面との密接状態を保つことにより容器本体と蓋体との間でシール機能を発揮させるようにしたものが知られている(実開昭61−64813号公報、実開昭63−15912号公報、実公平4−33059号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、これら上記従来技術にあっては、合成樹脂材で成形された容器本体および蓋体に一体形成されて、気密シールを形成すべく互いに密接される溝内面および突起表面が合成樹脂材で成形されているため、合成樹脂材自体の剛性とも相俟って、これら溝内面と突起表面とを隙間なく緊密に接触させることが困難であり、さほどの気密性が要求されない場合はともかく、高い気密性能が要求される場合には不満足なものであった。
【0004】
気密シール性能を高めるためには、これら溝内面と突起表面との間の寸法設定を調整して密接度をきつくすればよいが、このようにすると蓋体が閉まらなくなったりあるいはその開け閉めに支障をきたし、他方、蓋体を操作しやすくするために密接度を緩く設定すると、十分なシール性能を確保することができないという課題があった。
【0005】
このような課題に対しては、シール用部品として良く知られているゴム製などのシール材を別部品として組み込むことが考えられ、このようにすれば蓋体の操作性を損なうことなく、相当に高い気密性能を確保することはできる。しかしながらこの場合には、合成樹脂材で成形される容器本体や蓋体とは別に、異なる材質のシール材を用意して組み付け作業を行わなければならず、コストアップになるとともに生産性が低下するという、別の課題が生じることになる。
【0006】
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて成されたもので、合成樹脂製の容器本体や蓋体に一体形成することができて安価かつ生産性良好であるとともに、蓋体の円滑な開閉操作性を確保しつつかつ高い気密シール性能を発揮できるシール機構を備えた気密容器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本発明にかかる気密容器にあっては、合成樹脂製の容器本体に一体形成した環状シール溝内に、容器本体を開閉する合成樹脂製の蓋体に一体形成した環状シール突起を挿入して、該容器本体の内部を気密にシールするようにした気密容器において、上記環状シール溝の、互いに間隔を隔てて向かい合う内向き周壁面および外向き周壁面のいずれか一方に上方シール面を形成し、他方に上記容器本体の高さ方向に位置をずらして下方シール面を形成し、上記環状シール突起の、上記容器本体の高さ方向に沿う上部および下部に、上記上方シール面および下方シール面それぞれに対応させて上方シール部および下方シール部を形成し、上記環状シール突起の上部と下部とで、上部を高剛性に形成するとともに、下部を可撓変形可能に低剛性に形成し、高剛性の上部に形成した上記上方シール部を上記上方シール面に摺接させ、低剛性の下部に形成した上記下方シール部を上記下方シール面に弾性的に圧接させるシール機構を備えたことを特徴とする。また、前記下方シール面を有する前記内向き周壁面および外向き周壁面のいずれか一方と前記環状シール突起の上部との間に、該環状シール突起の上部の変形を許容する隙間を形成したことを特徴とする。
【0008】
また、前記容器本体には、前記環状シール溝に代えて前記環状シール突起を一体形成すると共に、前記蓋体には、前記環状シール突起に代えて前記環状シール溝を一体形成し、上記環状シール溝の、互いに間隔を隔てて向かい合う内向き周壁面および外向き周壁面のいずれか一方に前記上方シール面を形成し、他方に上記容器本体の高さ方向に位置をずらして前記下方シール面を形成し、上記環状シール突起の、上記容器本体の高さ方向に沿う上部および下部に、上記上方シール面および下方シール面それぞれに対応させて前記上方シール部および前記下方シール部を形成し、上記環状シール突起の上部と下部とで、下部を高剛性に形成するとともに、上部を可撓変形可能に低剛性に形成し、高剛性の下部に形成した前記下方シール部を前記下方シール面に摺接させ、低剛性の上部に形成した前記上方シール部を前記上方シール面に弾性的に圧接させるシール機構を備えたことを特徴とする。前記上方シール面を有する前記内向き周壁面および外向き周壁面のいずれか一方と前記環状シール突起の下部との間に、該環状シール突起の下部の変形を許容する隙間を形成したことを特徴とする。
【0009】
さらに、前記シール機構を複数備えたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明にかかる気密容器の実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1〜図4には気密容器の一例として、揮発性の化粧料Cを収納した携帯用の化粧料容器1が示されている。図示するように、この化粧料容器1は、揮発性の化粧料Cを収納する収納部2が形成された合成樹脂製の容器本体3と、この容器本体3の一端に蝶番4を介して回動自在に連結され、容器本体3を開閉するとともに、容器本体3の他端にフック手段5を介して係脱自在に係合されて当該容器本体3を閉止状態に維持する合成樹脂製の蓋体6とから主に構成される。
【0011】
そして本実施形態の化粧料容器1は基本的には、容器本体3に環状シール溝7,7aが一体形成されるとともに、蓋体6に環状シール突起8,8aが一体形成され、環状シール溝7,7a内に環状シール突起8,8aが挿入されることで収納部2を気密にシールするようになっていて、特に環状シール溝7,7aの、互いに間隔を隔てて向かい合う内向き周壁面9,9aおよび外向き周壁面10,10aのいずれか一方に上方シール面11,11aが形成され、他方に容器本体3の高さ方向に位置をずらして下方シール面12,12aが形成され、また環状シール突起8,8aの、容器本体3の高さ方向に沿う上部13,13aおよび下部14,14aに、上方シール面11,11aおよび下方シール面12,12aそれぞれに対応させて上方シール部15,15aおよび下方シール部16,16aが形成され、環状シール突起8,8aの上部13,13aと下部14,14aとで、上部13,13aが高剛性に形成されるとともに、下部14,14aが可撓変形可能に低剛性に形成され、高剛性の上部13,13aに形成した上方シール部15,15aを上方シール面11,11aに摺接させ、低剛性の下部14,14aに形成した下方シール部16,16aを下方シール面12,12aに弾性的に圧接させるシール機構17,17aを備えている。そしてまた、下方シール面12,12aを有する内向き周壁面9,9aおよび外向き周壁面10,10aのいずれか一方と環状シール突起8,8aの上部13,13aとの間には、環状シール突起8,8aの上部13,13aの変形を許容する隙間18,18aが形成される。
【0012】
図示に従って説明すると、容器本体3には、収納部2を取り囲む周側壁19にその周方向に沿って環状シール溝7,7aが一体形成される。本実施形態にあっては環状シール溝7,7aは、容器本体3の径方向内側および外側に位置させて、大径のものと小径のものが2つ並設されている。これら環状シール溝7,7aは、周側壁19を容器本体3の高さ方向に相当の深さで窪ませることによって形成される2つの周壁面を有し、これら2つの周壁面は容器本体3の径方向に互いに間隔を隔てて向かい合って配置される。そしてこれら周壁面のうち、容器本体3の径方向外側に位置する周壁面が収納部2側に臨む内向き周壁面9,9aとなり、反対に収納部2側に位置する周壁面が容器本体3外側に臨む外向き周壁面10,10aとなる。
【0013】
他方、蓋体6には、当該蓋体6によって容器本体3を閉じたときに環状シール溝7,7a内に挿入される環状のシール突起8,8aが、蓋体6の周方向に沿って収納部2を取り囲むように一体形成される。本実施形態にあっては環状シール突起8,8aは、2つの環状シール溝7,7aに対応させて蓋体6の径方向内側および外側に位置させて、大径のものと小径のものが2つ並設されている。これら環状シール突起8,8aは、容器本体3側に相当の高さで垂下されることによって形成される2つの周面を有し、環状シール溝7,7a内に挿入された際に、これら2つの周面のうち、容器本体3外側に臨む外周面が内向き周壁面9,9aに面し、反対に収納部2側に臨む内周面が外向き周壁面10,10aに面するようになっている。
【0014】
そして図4に示すように環状シール突起8,8aは、環状シール溝7,7a内に挿入されたときに、容器本体3の高さ方向に沿う上部13,13aと下部14,14aとがそれぞれ別々に環状シール溝7,7aの内向き周壁面9,9aおよび外向き周壁面10,10aと接触されて、シール機構17,17aを構成するようになっている。
【0015】
大径の環状シール溝7と環状シール突起8の関係を例にとって詳細に説明すると、環状シール突起8の上部内周面が環状シール溝7の外向き周壁面10に接触されて上方シール部15をなすとともに、上方シール部15に対応する外向き周壁面上部が上方シール面11となる。また、環状シール突起8の下部外周面が環状シール溝7の内向き周壁面9に接触されて下方シール部16をなすとともに、下方シール部16に対応する内向き周壁面下部が下方シール面12となる。これらシール部15,16とシール面11,12とが接触する接触領域は、一部重複してもかまわないが、少なくとも容器本体3の高さ方向に位置をずらして設定される。
【0016】
そして特に、下方シール部16が形成される環状シール突起8の下部14は、当該下方シール部16を下方シール面12に弾性的に圧接させるために、可撓変形可能に低剛性に形成される。図示例にあっては、環状シール突起8の下部14の肉厚を薄く設定することによって当該下部14を柔らかめにし、これにより下方シール面12に下方シール部16を馴染みよくかつ相当の弾発力で接触させて気密にシールするようになっている。
【0017】
そしてまた上方シール部15が位置する環状シール突起8の上部13は、当該上方シール部15を上方シール面11に摺接させるために、下部14よりも高い剛性で形成される。図示例にあっては、環状シール突起8の上部13の肉厚を厚く設定することによって当該上部13を硬めにし、これにより環状シール突起8の環状シール溝7内への挿抜に際しては上方シール面11に上方シール部15が摺り合いながら移動し、挿入完了後には相当の強い圧接力で接触させて気密にシールするようになっている。
【0018】
さらに、上方シール部15と上方シール面11とが接触する側と反対側の、下方シール面12を有する内向き周壁面9と環状シール突起8の上部13との間には、環状シール突起8の上部13の変形を許容する隙間18が形成される。図示例にあってはこの隙間18は、内向き周壁面9を下方シール面12上方で容器本体3の径方向外方へ後退させることによって形成され、この隙間18により上方シール部15が上方シール面11に強く圧接して環状シール突起8が膨出するように変形しても、その変形を妨げることなく吸収するようになっている。
【0019】
小径の環状シール溝7aと環状シール突起8aとで構成されるシール機構17aは、シール部とシール面の位置関係が容器本体3の径方向に反対向きであることを除き、大径の環状シール溝7と環状シール突起8とで構成されるシール機構17と同様に構成される。すなわち、環状シール突起8aの上部外周面に上方シール部15aが形成され、内向き周壁面9a上部に上方シール面11aが形成され、環状シール突起8aの下部内周面に下方シール部16aが形成されるとともに、外向き周壁面10a下部に下方シール面12aが形成される。外向き周壁面10aと環状シール突起8aの上部13aとの間に、外向き周壁面10aを下方シール面12a上方で容器本体3の径方向内方へ後退させることによって環状シール突起8aの上部13aの変形を許容する隙間18aが形成される。
【0020】
そしてまた、これら環状シール溝7,7aの上方開口縁および隙間18,18aの下縁部分や、環状シール突起8,8aの下端縁および肉厚変更部分周縁には、環状シール溝7,7a内への環状シール突起8,8aの挿抜動作を案内するテーパ面20が形成されている。
【0021】
このような化粧料容器1では、蓋体6で容器本体3を閉じていくと、まず、環状シール突起8,8aの下部14,14aが環状シール溝7,7a内にスムーズに特に抵抗感なく挿入され、その後環状シール突起8,8aの上部13,13aが環状シール溝7,7a内へと挿入されていく。この環状シール突起8,8aの上部13,13aが環状シール溝7,7a内へ侵入していく過程では、環状シール溝7,7aの上部において上方シール面11,11aと上方シール部15,15aとが互いに摺動自在に摺接を開始するとともに、環状シール溝7,7aの下部において下方シール面12,12aと下方シール部16,16aとが互いに接触するようになる。
【0022】
その後蓋体6を強く閉じると、下方シール部16,16aは下方シール面12,12aに対して馴染みながら可撓変形しつつさらに深く挿入されるとともに、上方シール部15,15aは上方シール面11,11aに強く摺り合わされながらさらに深く挿入される。そして完全に蓋体6を閉じてフック手段5で容器本体3を閉止状態にしたときには、上方シール部15,15aはその高剛性をもって上方シール面11,11aに強く摺接した状態になるとともに、下方シール部16,16aは弾性的に下方シール面12,12aに圧接した状態となり、これら上下2つのシール部分によって高い気密性能を発揮させることができる。
【0023】
そしてまた特に、上方シール部15,15aと上方シール面11,11aとの強い摺接によって環状シール突起8,8aの上部13,13aが膨出変形され、この膨出変形が隙間18,18aによって許容されることによって、環状シール突起8,8aの下部14,14aでは下方シール部16,16aが下方シール面12,12aに向かってより強く押し付けられることとなり、これにより下方シール部16,16aと下方シール面12,12aとの圧接が強められて、これら環状シール突起8,8aの上部13,13aと下部14,14aの双方で、きわめて高い気密シール性能を発揮させることができる。
【0024】
また、大径・小径2つのシール機構17,17aを並設したので、多段階にシールすることができ、さらに優れた気密性能を確保することができる。
【0025】
さらにまた本実施形態にあっては、大径・小径2つのシール機構17,17aのシール部とシール面の位置関係が容器本体3の径方向に反対に構成されていて、2つの環状シール溝7,7aに挟まれた環状壁部分21が、2つの環状シール突起8,8aの上方シール部15,15aに挟み込まれる形態になっていて、このように構成すると、環状シール突起8,8aが互いに接近して形成されていることとも相俟って、2つのシール機構17,17aのシール部とシール面の関係が同じである場合よりも、環状シール突起8,8aの蓋体側基端22,22aに反力をとって上方シール面11,11aに作用する上方シール部15,15aの摺接圧力が倍加されることとなり、気密シール性能をさらに向上させることができる。
【0026】
他方、容器本体3を開く際には、フック手段5を外すと、強い摺接状態にある上方シール部15,15aと上方シール面11,11a、並びに弾性的な圧接状態にある下方シール部16,16aと下方シール面12,12aのいずれにあっても、両者の接触状態が緩められることとなり、その後蓋体6を回動させれば、環状シール突起8,8aを環状シール溝7,7a内からスムーズに抜き出すことができ、軽い操作性で蓋体6を開くことができる。
【0027】
このように本実施形態の化粧料容器1が備えるシール機構17,17aは、合成樹脂製の容器本体3や蓋体6に一体形成することができて安価かつ生産性良好であるとともに、蓋体6の円滑な開閉操作性を確保しつつかつ高い気密シール性能を発揮することができる。
【0028】
図5および図6には、上記実施形態の変形例が示されている。いずれも一つのシール機構17を備えた例であり、図5のシール機構17では、上記実施形態の小径の環状シール突起8aが省略されている。他方、図6のシール機構17では、図5のシール機構17の外向き周壁面10の上方シール面11が反対側の内向き周壁面9に、また内向き周壁面9の下方シール面12が反対側の外向き周壁面10に形成されていて、これと関連して上記環状壁部分21が下方シール面12を確保できる程度の高さで低く形成されている。これら変形例にあっても、上記実施形態とほぼ同様な作用・効果を奏することができる。
【0029】
以上の実施形態にあっては、環状シール突起8,8aの上部13,13aおよび下部14,14aに必要とされる剛性を設定するにあたり、それらの肉厚、ひいては側断面積を変更するようにしたが、このほかにも、上部13,13aおよび下部14,14aを、剛性の異なる合成樹脂材で成形するようにしたり、下部14,14aに相当の柔軟性を付与する細かな溝を形成するなど、周知のさまざまな方法によってこれら上部13,13aおよび下部14,14aの剛性を設定することができることはもちろんである。
【0030】
また図示例にあっては、内向き周壁面9,9aおよび外向き周壁面10,10aを、容器本体3の高さ方向に沿ってほぼ垂直に形成した場合を示したが、必要に応じて、環状シール溝7,7aを深さ方向に狭めてこれら内向き周壁面9,9aと外向き周壁面10,10aとの間隔が上部よりも下部で接近するように、ある程度傾斜させて形成するようにしてもよい。
【0031】
また上記実施形態にあっては、隙間18,18aを確保するにあたり、内向き周壁面9,9aおよび外向き周壁面10,10aを容器本体3の径方向に後退させるようにしたが、環状シール突起8,8aの上部13,13aの肉厚を十分に確保できる場合には、これら内向き周壁面9,9a等を後退させることなく、当該肉厚を薄くすることによって隙間18,18aを形成するようにしてもよい。
【0032】
さらに、上記実施形態にあっては、容器本体3に環状シール溝7,7aを一体形成し、蓋体6に環状シール突起8,8aを一体形成する場合を例示して説明したが、蓋体6に環状シール溝7,7aを一体形成し、容器本体3に環状シール突起8,8aを形成するようにしてもよい。具体的には、図4を逆さまに見た様子で、容器本体6には、環状シール溝に代えて環状シール突起8,8aを一体形成すると共に、蓋体3には、環状シール突起に代えて環状シール溝7,7aを一体形成し、環状シール溝7,7aの、互いに間隔を隔てて向かい合う内向き周壁面9,9aおよび外向き周壁面10,10aのいずれか一方に上方シール面12,12aを形成し、他方に容器本体6の高さ方向に位置をずらして下方シール面11,11aを形成し、環状シール突起8,8aの、容器本体6の高さ方向に沿う上部14,14aおよび下部13,13aに、上方シール面12,12aおよび下方シール面11,11aそれぞれに対応させて上方シール部16,16aおよび下方シール部15,15aを形成し、環状シール突起8,8aの上部14,14aと下部13,13aとで、下部13,13aを高剛性に形成するとともに、上部14,14aを可撓変形可能に低剛性に形成し、高剛性の下部13,13aに形成した下方シール部15,15aを下方シール面11,11aに摺接させ、低剛性の上部14,14aに形成した上方シール部16,16aを上方シール面12,12aに弾性的に圧接させるシール機構17,17aを備える。上方シール面12,12aを有する内向き周壁面9,9aおよび外向き周壁面10,10aのいずれか一方と環状シール突起8,8aの下部13,13aとの間に、環状シール突起8,8aの下部13,13aの変形を許容する隙間18,18aを形成する。
【0033】
さらに、上記実施形態にあっては、容器本体3に蝶番4を介して取り付けられた蓋体6を例示して説明したが、容器本体3から完全に分離される蓋体6であってもよいことはもちろんである。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように本発明にかかる気密容器にあっては、合成樹脂製の容器本体や蓋体に一体形成することができて安価かつ生産性良好であるとともに、高剛性をもって強く摺接した状態及び弾性的に圧接した状態となる、上下2つのシール部分によって、蓋体の円滑な開閉操作性を確保しつつ高い気密シール性能を確保することができる。
【0035】
また、環状シール突起上部または下部の膨出変形を隙間によって許容することができ、これにより上記弾性的な圧接を強めることができて、きわめて高い気密シール性能を確保することができる。
【0036】
また、シール機構を複数備えることにより、多段階にシールすることができて、さらに優れた気密性能を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる気密容器の一実施形態を示す化粧料容器の一部破断斜視図である。
【図2】図1の化粧料容器の側断面図である。
【図3】図1の化粧料容器の正面断面図である。
【図4】図1の化粧料容器の要部拡大側断面図である。
【図5】本発明にかかる気密容器の変形例を示す要部拡大側断面図である。
【図6】本発明にかかる気密容器の変形例を示す要部拡大側断面図である。
【符号の説明】
3 容器本体
6 蓋体
7,7a 環状シール溝
8,8a 環状シール突起
9,9a 内向き周壁面
10,10a 外向き周壁面
11,11a 上方シール面
12,12a 下方シール面
13,13a シール突起の上部
14,14a シール突起の下部
15,15a 上方シール部
16,16a 下方シール部
17,17a シール機構
18,18a 隙間

Claims (5)

  1. 合成樹脂製の容器本体に一体形成した環状シール溝内に、容器本体を開閉する合成樹脂製の蓋体に一体形成した環状シール突起を挿入して、該容器本体の内部を気密にシールするようにした気密容器において、
    上記環状シール溝の、互いに間隔を隔てて向かい合う内向き周壁面および外向き周壁面のいずれか一方に上方シール面を形成し、他方に上記容器本体の高さ方向に位置をずらして下方シール面を形成し、
    上記環状シール突起の、上記容器本体の高さ方向に沿う上部および下部に、上記上方シール面および下方シール面それぞれに対応させて上方シール部および下方シール部を形成し、
    上記環状シール突起の上部と下部とで、上部を高剛性に形成するとともに、下部を可撓変形可能に低剛性に形成し、高剛性の上部に形成した上記上方シール部を上記上方シール面に摺接させ、低剛性の下部に形成した上記下方シール部を上記下方シール面に弾性的に圧接させるシール機構を備えたことを特徴とする気密容器。
  2. 前記下方シール面を有する前記内向き周壁面および外向き周壁面のいずれか一方と前記環状シール突起の上部との間に、該環状シール突起の上部の変形を許容する隙間を形成したことを特徴とする請求項1に記載の気密容器。
  3. 前記容器本体には、前記環状シール溝に代えて前記環状シール突起を一体形成すると共に、前記蓋体には、前記環状シール突起に代えて前記環状シール溝を一体形成し、
    上記環状シール溝の、互いに間隔を隔てて向かい合う内向き周壁面および外向き周壁面のいずれか一方に前記上方シール面を形成し、他方に上記容器本体の高さ方向に位置をずらして前記下方シール面を形成し、
    上記環状シール突起の、上記容器本体の高さ方向に沿う上部および下部に、上記上方シール面および下方シール面それぞれに対応させて前記上方シール部および前記下方シール部を形成し、
    上記環状シール突起の上部と下部とで、下部を高剛性に形成するとともに、上部を可撓変形可能に低剛性に形成し、高剛性の下部に形成した前記下方シール部を前記下方シール面に摺接させ、低剛性の上部に形成した前記上方シール部を前記上方シール面に弾性的に圧接させるシール機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の気密容器。
  4. 前記上方シール面を有する前記内向き周壁面および外向き周壁面のいずれか一方と前記環状シール突起の下部との間に、該環状シール突起の下部の変形を許容する隙間を形成したことを特徴とする請求項3に記載の気密容器。
  5. 前記シール機構を複数備えたことを特徴とする請求項1〜4いずれかの項に記載の気密容器。
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