JP4759161B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式を用いた画像形成装置に設けられる定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9に従来の定着装置を備える画像形成装置の概略断面を示すが、同図において、1は画像情報に応じて発信されるレーザー光を照射及び走査する光学手段と走査手段を有するスキャナユニット、10は主たる画像形成手段を内蔵したプロセスカートリッジである。このプロセスカートリッジ10は、像担持体である感光ドラム3と、半導電性のゴムから成るローラ帯電器4と、トナー6を感光ドラム3上に転移させて静電潜像を現像する現像装置5及び及び廃トナーを感光ドラム3上から除去するクリーナー8を一体的に組み込んで構成されている。
【0003】
而して、上記プロセスカートリッジ10内の感光ドラム3が回転駆動され、ローラ帯電器4によって感光ドラム3の表面が一様に帯電された後、スキャナユニット1で発信されたレーザー光がミラー2を介して感光ドラム3上に照射されることによって該感光ドラム3の表面上に静電潜像が形成される。そして、静電潜像は、現像装置5によりトナーが供給されてトナー像として可視像化される。
【0004】
一方、給紙カセット11内の転写材(秤量64〜216g)12は給紙ローラ13によって1枚ずつ分離されて給送され、給紙された転写材12は、上下ガイド14に沿って一対のレジストローラ15に搬送される。レジストローラ15は、転写材12が来るまで停止しており、これに転写材12の先端が突き当たることによって該転写材12の斜行を補正する。
【0005】
次いで、レジストローラ15は、感光ドラム3上に形成されたトナー像の先端と同期するように転写材12を転写部へと搬送する。尚、このレジストローラ15の近傍には不図示の給紙センサーが設置されており、該給紙センサーは通紙状態やジャム、転写材12の長さを検知する。
【0006】
上述のようにして転写部に搬送された転写材12は、転写ローラ7によってトナーと逆極性の電荷を転写材12の裏側から与えられ、感光ドラム3上に形成されたトナー像が該転写材12に転写される。トナー像の転写を受けた転写材12は、搬送ローラ17及び搬送ガイド16によって定着装置18に搬送され、該定着装置18は転写材12上の未定着トナー像を熱及び圧力で転写材12上に定着して記録画像を形成する。そして、画像定着後の転写材12は、フラッパ19によって搬送経路が選択され、排出トレイ20又は21に排出される。
【0007】
次に、上記定着装置18の詳細を図10に基づいて説明する。
【0008】
図10は定着装置18の概略構成を示す断面図であり、この定着装置18は、定着体としての定着ローラ27と、加圧体としての加圧ローラ28と、定着ローラ27の加熱源としての定着体用加熱手段であるヒータ(ハロゲンランプ)34と、定着ローラ27の温度を検知する温調サーミスタ26と、定着ローラ27の分離手段である分離爪33及び定着入口ガイド30を備えている。尚、図示例では、温調サーミスタ26は非画像領域に設置されている。
【0009】
この定着装置18は、A3(297mm)幅を最大通紙サイズとする転写材12を装置の通紙中心を基準として搬送する中央基準を採用しており、この種の定着装置18は、転写材搬送時に定着入口シャッター23を実線にて示すように開けて搬送路を確保する。そして、非搬送時においては、定着入口シャッター23を破線にて示すように閉じ、ジャム処理時にユーザーを保護するようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとす課題】
しかしながら、上記定着入口シャッター23を備える従来の定着装置18においては、転写材搬送時の定着装置18周辺の風路が確保できないため、図9に矢印にて風の流れを示すように定着装置18の入口付近の風路が確保できず、機内温度が上昇して種々の弊害が発生する。そして、本体内の風路確保とジャム処理時等の定着装置18の保温及びユーザー保護を両立させるためには新たな部材を必要とするため、コストアップを招いてしまう。
【0011】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、コストアップを招くことなく、転写材搬送時の風路確保とジャム処理時等における放熱防止及びユーザーの保護を図ることができる定着装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、加熱手段を備え転写材上のトナー像を定着するための定着手段と、前記定着手段を収容する画像形成装置本体の一部である開閉部材と、通気するための複数の孔を備え、前記開閉部材を開くと前記定着手段の転写材搬入口を閉じる第1のポジションに移動し、前記開閉部材を閉じると前記転写材搬入口を開ける第2のポジションに移動するシャッターと、を有し、前記シャッターは前記第2のポジションにおいて、前記転写材搬入口の上流から前記定着手段の長手方向に交差する方向の空気の流れを形成する風路の中にある画像形成装置において、前記開閉部材は、前記定着手段の長手方向の一端側の側面に開閉可能に設けられており、前記シャッターの孔の大きさは、前記開閉部材までの距離が短い側の方が前記前記開閉部材までの距離が長い側よりも小さいことを特徴とするものです。
また、加熱手段を備え転写材上のトナー像を定着するための定着手段と、前記定着手段を収容する画像形成装置本体の一部である開閉部材と、通気するための複数の孔を備え、前記開閉部材を開くと前記定着手段の転写材搬入口を閉じる第1のポジションに移動し、前記開閉部材を閉じると前記転写材搬入口を開ける第2のポジションに移動するシャッターと、を有し、前記シャッターは前記第2のポジションにおいて、前記転写材搬入口の上流から前記定着手段の長手方向に交差する方向の空気の流れを形成する風路の中にある画像形成装置において、前記開閉部材は、前記定着手段の長手方向の一端側の側面に開閉可能に設けられており、前記シャッターの孔の間隔は、前記開閉部材までの距離が短い側の方が前記前記開閉部材までの距離が長い側よりも大きいことを特徴とするものもあります。
【0013】
従って、本発明によれば、定着入口シャッターに孔を形成したため、画像形成装置本体内に転写材搬送時の風路を確保することができ、ファン等を追加しなくても機内の昇温を防ぐことができるためにコストアップを招くことがない。
【0014】
又、ジャム処理時等においては、開閉部材に連動して定着入口シャッターを閉じれば、ジャム処理時の定着装置の放熱を防いで該定着装置を保温することができるとともに、ユーザーがジャム処理する際に定着装置の高温部に触れることがないためにユーザーを保護することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0016】
<実施の形態1>
本実施の形態は、定着装置の定着入口シャッターに孔を形成することによって本体内の風路確保とユーザー保護を両立させたことを特徴とする。
【0017】
図1は本発明の実施の形態1に係る定着装置を備える画像形成装置の断面図、図2は定着入口シャッターの正面図であり、これらの図においては図9及び図10に示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての説明は省略する。
【0018】
本実施の形態においては、装置本体内に機内昇温を防ぐための吸気ファン24と排気ファン25を設置し、これらの吸気ファン24と排気ファン25を駆動して外部より機内に外気を入れて各部を冷却し、冷却によって温度が上昇した空気を排気ファン25により機外へ排出して機内昇温を抑制している。
【0019】
又、本体内部にはプロセスカートリッジ10に定着装置18からの熱が流れないように遮蔽板22を設けている。転写材12の搬送時においては、定着入口シャッター23が図1に実線にて示すように開けられるが、定着入口シャッター23には図2に示すように長方形の複数の孔hが形成されているため、空気はこれらの孔hを通過することができ、図1の矢印にて示すように風路が確保され、この結果、機内昇温を防ぐことができる。尚、定着入口シャッター23に形成された各孔hの大きさは10mm×10mmである。
【0020】
複数の孔hが形成された定着入口シャッター23を用いた昇温に対する効果は表1に示す通りである。
【0021】
表1:定着入口シャッターの違いによる各部材の温度(環境温度:23℃)
Figure 0004759161
以上のように、定着入口シャッター23に孔hを形成することによってファン等を追加しなくても機内の昇温を防ぐことができる。
【0022】
又、ジャム処理等のときには、本体外装の開閉部材に連動して定着入口シャッター23が図1に破線にて示すように閉じる。このように定着入口シャッター23を閉じることによって、ジャム処理時の定着装置18の放熱を出来るだけ防いで該定着装置18を保温することができるとともに、ユーザーがジャム処理する際に定着装置18の高温部に触れることがないためにユーザーの安全が確保される。そのため、定着入口シャッター23の孔hの大きさはユーザーの指が入らない大きさ(20mm×20mm以下)に設定すべきである。
【0023】
更に、定着入口シャッター23を閉じることによって、ジャムした転写材12を処理する際に定着ローラ27を逆回転させても転写材12の定着ローラ27への巻き付きを防ぐことができる。
【0024】
以上のように、定着装置18の定着入口シャッター23に孔hを形成することによって、転写材12の搬送時の風路を確保すると同時にジャム処理時のユーザー保護を図ることができる。
【0025】
又、定着入口シャッター23に孔hを形成することによって軽量化によるコストダウンを図ることができる。
【0026】
尚、本実施の形態では、定着入口シャッター23に形成した孔hの形状を長方形としたが、孔hの形状として円や他の任意の形状を採用しても同様の効果が得られることは勿論である。
【0027】
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態について説明する。
【0028】
本実施の形態は、定着装置の転写材遮蔽手段である定着入口シャッターに孔を形成し、その孔の大きさを3段階に設定することによって本体風路の確保と定着装置の断熱、更にはユーザー保護を図ることを特徴とする。
【0029】
本実施の形態に係る画像形成装置と定着装置の構成は図1に示したものと同様であり、図1の手前側には本体の開閉部材が設けられている。このため、ジャム処理等のために手前の開閉部材を開けると、定着装置18の手前側は外気に晒されて熱を奪われる。
【0030】
そこで、転写材遮蔽手段である定着入口シャッター23に図3に示すように大きさの異なる3種類の孔h−1,h−2,h−3を形成した。このように定着入口シャッター23に孔h−1,h−2,h−3を形成する目的は前記実施の形態1と同様に風路確保である。
【0031】
本実施の形態における定着入口シャッター23の孔h−1,h−2,h−3の大きさは以下の通りである。
【0032】
即ち、本体開閉部材側(つまり、ジャム処理時に定着装置18の熱が奪われ易い手前)の孔h−1の大きさは5mm×5mmであり、中央部の孔h−2の大きさは5mm×10mmで、開閉部材と反対側の孔h−3の大きさは5mm×15mmである。このように大きさの異なる3種類の孔h−1,h−2,h−3を形成することによって、ジャム処理時等における定着装置18の放熱を防ぐことができる。
【0033】
この定着入口シャッター23の動作は実施の形態1と同様である。即ち、転写材搬送時等においては定着入口シャッター23は図1に実線にて示すように開き、転写材搬送時の風路と転写材12の搬送路を確保することによって機内の昇温を防ぐ。又、ジャム処理時等においては、定着入口シャッター23を図1に破線にて示すように閉じることによって、定着装置18の放熱とユーザー保護を図る。尚、ユーザー保護のため、一番大きな孔h−3の長辺は20mm以下とする。
【0034】
更に、ジャム処理時に定着ローラ27を逆回転させても、転写材12は定着ローラ27に巻き付くことがない。
【0035】
ここで、ジャム処理等の際の定着ローラ27の温度変化を図4に示す。
【0036】
図4に示すように、開閉部材のある手前側の孔h−1を小さくした本実施の形態に係る定着入口シャッター23を用いた定着装置18は断熱効果が高いため、定着ローラ27の温度低下は前記実施の形態1に係る定着装置18の定着ローラ27のそれよりも緩慢である。このため、本実施の形態によれば、エネルギーを節減することができ、ジャム処理した後等における定着装置18の立ち上がりが早くなる。
【0037】
以上のように、本体の開閉部材が手前側にある場合、定着入口シャッター23の孔h−1,h−2,h−3のうち、本体開閉部材側の孔h−1より中央の孔h−2を大きく、中央の孔h−2よりも奥側の孔h−3を大きくし、孔h−1,h−2,h−3の大きさを3段階に設定したため、転写材搬送時の風路を確保すると同時にジャム処理時の定着装置18の放熱を防ぐことができ、更にユーザー保護を図ることができる。
【0038】
尚、本実施の形態では、定着入口シャッター23に形成した孔h−1〜h−3の形状を長方形としたが、孔h−1〜h−3の形状として円や他の任意の形状を採用しても同様の効果が得られることは勿論である。
【0039】
<実施の形態3>
次に、本発明の実施の形態3について説明する。
【0040】
本実施の形態は、定着装置の転写材遮蔽手段である定着入口シャッターに形成された孔の大きさを複数段階に設定することによって本体風路の確保と定着装置の放熱防止及びユーザー保護を両立することを特徴とする。
【0041】
本実施の形態に係る画像形成装置と定着装置の構成は図1に示したものと同様であり、本実施の形態に用いた定着入口シャッター23を図5に示す。
【0042】
図5に示すように、本実施の形態においては、定着装置18の転写材遮蔽手段である定着シャッター23には大きさの異なる複数の孔h−4〜h−11が形成されており、これらの孔h−4〜h−11の大きさは本体開閉部材側から順に長手方向に向かって大きくなっている。各孔h−4〜h−11の大きさは表2に示す通りである。尚、孔番号は本体開閉部材側(つまり、定着装置18の熱が奪われ易い手前)から順にh−4,h−5,…h−11が付されている。
【0043】
表2
Figure 0004759161
このような定着入口シャッター23の構成にすることによって本体風路を確保することができ、ジャム処理時等に熱の奪われ易い開閉部材側の孔h−4の大きさを小さくすることによって定着装置18の放熱を防ぎ、ユーザーの保護も図ることができる。
【0044】
以上のように、定着装置18の転写材遮蔽手段である定着入口シャッター23の孔h−4〜h−11の大きさを手前側より順に大きくしたため、転写材搬送時の風路を確保すると同時にジャム処理時の定着装置18の放熱を防ぐことができ、更にユーザー保護を図ることができる。
【0045】
尚、本実施の形態では、定着入口シャッター23に形成した孔h−4〜h−11の形状を長方形としたが、孔h−4〜h−11の形状として円や他の任意の形状を採用しても同様の効果が得られることは勿論である。
【0046】
<実施の形態4>
次に、本発明の実施の形態4について説明する。
【0047】
本実施の形態は、定着装置の転写材遮蔽手段である定着シャッターに形成された孔の間隔を本体の開閉部材から順に小さくすることによって本体風路確保と定着装置の放熱防止及びユーザー保護を両立させたことを特徴とする。
【0048】
本実施の形態に係る画像形成装置と定着装置の構成は図1に示したものと同様であり、本実施の形態に用いた定着入口シャッター23を図6に示す。
【0049】
図6に示すように、本実施例における定着装置18の転写材遮蔽手段である定着シャッター23に形成された孔hの間隔を本体開閉部材側から順に長手方向に向かって小さくなるように設定した。各孔hの大きさは均一であって5mm×5mmに設定され、孔hの間隔は本体開閉部材側から順に35mm,32mm,…3mmと次第に狭くなっている。
【0050】
このような定着入口シャッター23の構成にすることによって本体風路を確保しつつ、ジャム処理時等に熱を奪われ易い開閉部材側の孔hの間隔を大きくすることによって定着装置18の放熱を防ぎ、ユーザーの保護も図ることができる。
【0051】
以上のように、定着装置18の転写材遮蔽手段である定着入口シャッター23に形成された孔hの間隔を手前側より順に小さくし、孔の間隔を複数段階に設定することによって転写材搬送時の風路を確保すると同時にジャム処理時の定着装置18の放熱を防ぐことができ、更にユーザー保護を図ることができる。
【0052】
尚、本実施の形態では、定着入口シャッター23に形成した孔hの形状を長方形としたが、孔hの形状として円や他の任意の形状を採用しても同様の効果が得られることは勿論である。
【0053】
参考の形態5>
次に、本発明の参考の形態5について説明する。
【0054】
参考の形態は、定着装置の転写材遮蔽手段である定着入口シャッターに形成された孔の位置を本体の開閉部材が上部に設置していることに対応させることによって本体風路確保と定着装置放熱防止及びユーザー保護を両立させたことを特徴とする。
【0055】
参考の形態に係る画像形成装置と定着装置の構成は図1に示したものと同様であり、本実施の形態に用いた定着入口シャッター23を図7に、画像形成装置を図8にそれぞれ示す。
【0056】
図7に示すように、定着入口シャッター23の中央より下部に正方形の複数の孔hが形成されている。その理由は、図8に示す本体の開閉部材33の設置位置が上部にあるためである。このように本体の開閉部材33が上部にあるため、ジャム処理時等において定着装置18の熱が上部から放熱される。このため、本実施の形態では定着入口シャッター23の下部に孔hが形成されている。尚、各孔hの大きさは5mm×5mmである。
【0057】
以上のように、本参考の形態によれば、本体開閉部材33の位置に対応して定着装置18の転写材遮蔽手段である定着入口シャッター23の中央より下部に複数の孔hを形成したため、転写材搬送時の風路を確保すると同時にジャム処理時の定着装置18の放熱を防ぎ、ユーザーの保護を図ることができる。
【0058】
尚、本参考の形態では、定着入口シャッター23に形成した孔hの形状を正方形としたが、孔hの形状として円や他の任意の形状を採用しても同様の効果が得られることは勿論である。
【0059】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、画像形成装置内部にアクセスするための開閉部材を有する画像形成装置に設けられ、加熱手段により加熱される定着手段と該定着手段に圧接される加圧手段とを有し、回転可能な定着手段と加圧手段との圧接部分にトナー像が転写された転写材を通すことによってトナー像を転写材上に定着させる定着装置において、前記開閉部材の開閉に連動して回動する定着入口シャッターを前記定着手段の転写材搬入側に設け、該定着入口シャッターに孔を形成したため、コストアップを招くことなく、転写材搬送時の風路確保とジャム処理時等における放熱防止及びユーザーの保護を図ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る定着装置を備える画像形成装置の断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係る定着装置の定着入口シャッターの正面図である。
【図3】 本発明の実施の形態2に係る定着装置の定着入口シャッターの正面図である。
【図4】 本発明の実施の形態1,2に係る定着装置の定着ローラ温度の経時変化を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態3に係る定着装置の定着入口シャッターの正面図である。
【図6】 本発明の実施の形態4に係る定着装置の定着入口シャッターの正面図である。
【図7】 本発明の参考の形態5に係る定着装置の定着入口シャッターの正面図である。
【図8】 本発明の参考の形態5に係る定着装置を備える画像形成装置の断面図である。
【図9】 従来の定着装置を備える画像形成装置の断面図である。
【図10】 従来の定着装置の断面図である。
【符号の説明】
12 転写材
18 定着装置
23 定着入口シャッター
27 定着ローラ(定着手段)
28 加圧ローラ(加圧手段)
33 開閉部材
34 ヒータ(加熱手段)
h,h−1〜h11 孔

Claims (2)

  1. 加熱手段を備え転写材上のトナー像を定着するための定着手段と、
    前記定着手段を収容する画像形成装置本体の一部である開閉部材と、
    通気するための複数の孔を備え、前記開閉部材を開くと前記定着手段の転写材搬入口を閉じる第1のポジションに移動し、前記開閉部材を閉じると前記転写材搬入口を開ける第2のポジションに移動するシャッターと、を有し、
    前記シャッターは前記第2のポジションにおいて、前記転写材搬入口の上流から前記定着手段の長手方向に交差する方向の空気の流れを形成する風路の中にある画像形成装置において、
    前記開閉部材は、前記定着手段の長手方向の一端側の側面に開閉可能に設けられており、
    前記シャッターの孔の大きさは、前記開閉部材までの距離が短い側の方が前記前記開閉部材までの距離が長い側よりも小さいことを特徴とする画像形成装置。
  2. 加熱手段を備え転写材上のトナー像を定着するための定着手段と、
    前記定着手段を収容する画像形成装置本体の一部である開閉部材と、
    通気するための複数の孔を備え、前記開閉部材を開くと前記定着手段の転写材搬入口を閉じる第1のポジションに移動し、前記開閉部材を閉じると前記転写材搬入口を開ける第2のポジションに移動するシャッターと、を有し、
    前記シャッターは前記第2のポジションにおいて、前記転写材搬入口の上流から前記定着手段の長手方向に交差する方向の空気の流れを形成する風路の中にある画像形成装置において、
    前記開閉部材は、前記定着手段の長手方向の一端側の側面に開閉可能に設けられており、
    前記シャッターの孔の間隔は、前記開閉部材までの距離が短い側の方が前記前記開閉部材までの距離が長い側よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。
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