JP4724430B2 - 入浴用ユニット設備 - Google Patents

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Description

本発明は、内部に入浴設備や洗浄設備を備え、料金の支払いに応じて入浴設備の提供や参上作業を行うための入浴用ユニット設備に関する。
従来、料金の支払いに応じて入浴設備の提供を行うための入浴用ユニット設備として、コイン式シャワールームが開発されている。この従来のコイン式シャワールームでは、内部にコイン投入手段を備えるとともに、その開閉扉に施錠手段を設け、個室内部において料金の支払い及び施錠が可能となっている(例えば特許文献1参照)。
実開平6−32682号公報
しかしながら、従来のコイン式シャワールームは、その開閉扉に施錠手段を設け、内部からの施錠が可能となっているため、外部からの解錠ができず、例えば内部に入った者が、入浴以外の目的で内部に進入し、そのまま出てこないというようなトラブルに対応できないという問題があった。その一方で、外部からの解錠が自由にできるとすると、使用中に不用意に開閉扉が開けられてしまう惧れが生じる。さらには、シャワールームの汚れに対し、これを完璧に清掃するシステムもなかった。
このような問題を回避するためには、利用者の入退室を始終監視していなければならず、例えばコンビニエンスストアー等で、入浴サービスを提供するような場合には、監視や清掃するための人員を用意しなければならず、その人件費が課題となる可能性がある。
そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、コイン式シャワールームにおいて、内部における入浴施設の利用状況に応じて、設備の駆動や開閉扉の施錠を自動的に管理し、設備の維持管理費の低廉化、及び自動洗浄による清潔化を図ることのできる入浴用ユニット設備を提供することをその課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る入浴用ユニット設備は、内部に入浴設備を備えた個室を画成するユニット本体と、ユニット本体内部の側壁面に配置されたタンニング装置と、ユニット本体内部の床面付近に配置され、回動可能なタンニング台と、ユニット本体内に吊下され、駆動手段により上下動されてユニット本体内部の側壁面を洗浄する洗浄装置とを備え、タンニング台は、回動することで、タンニング装置の使用に際して水平状態で床面上に位置し、収納時には垂直状態でタンニング装置と対向するように位置することを特徴とする。
上記発明において、洗浄装置は、ユニット本体内部に、上下動可能に吊下され、該ユニット本体内部の各側壁面に対向配置される環状のパイプ体と、パイプ体の外方に向けて配置された噴射口と、複数本一組で設けられ、パイプ体を吊下するとともに噴射口に水流を供給する水流供給手段と、水流供給手段を駆動させることでパイプ体を上下動させるとともに垂直方向に回動させる駆動手段とを有し、水流供給手段を複数本同時に上下させることにより、パイプ体の水平状態を保ったまま上下させることで側壁面の洗浄を行うとともに、他方の水流供給手段を固定或いは低速で上下させ、一方の水流供給手段を他方のものよりも速く上下させることにより、パイプ体を垂直状態にして床面の洗浄を行うことが好ましい
上記発明において、ユニット本体の内部側壁に設けられ、水を貯める貯水部を備える洗面台をさらに備え、洗面台は、回動可能となっており、使用に際しては、貯水部が水平となるように内部側壁から張出され、洗浄時には、内部側壁と面一となるように収納され、且つ貯水部の内面が室内に向くように、垂直に吊下されることが好ましい。
上記発明において、ユニット本体内部の側壁に設けられた開口部を通じて、室内外間において出し入れさることで開閉して、洗浄装置を天井部に格納するシャッターをさらに備え、シャッターには、シャッターの室内側端部に取り付けられ、シャッターが室外へ引き出される際にはストッパーの役割をなす防水パットと、開口部の内側部に取付けられ、シャッターが開放されている状態において、開口部を閉塞させ、室内を洗浄装置によって洗浄する際の放水が開口部から外部へ出るのを防止するはゴム鍔とを備えることが好ましい



以上説明したように本発明によれば、コイン式シャワールームにおいて、内部における入浴施設の利用状況に応じて、設備の駆動や開閉扉の施錠を自動的に管理することができるとともに、内部の全面的な自動洗浄が可能となり、そのための人件費を削減し、設備の維持管理費やサービス料金の低廉化及び清潔化を図ることができる。
(入浴用ユニット設備の構成)
本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態に係る入浴用ユニット設備の概略構成を示す説明図である。
同図に示すように、本実施形態に係る入浴用ユニット設備100は、内部にシャワー103や、照明102、タンニング用ライト104等の入浴設備を備えた個室を画成するユニット本体2と、ユニット本体2の内部と外部を遮蔽する開閉扉107と、開閉扉107の開閉を規制する施錠手段14と、ユニット本体2に備えられた制御ボックス1とを備えている。
なお、本実施形態において、入浴用ユニット設備100の内壁及び外壁は、光触媒性の素材で形成されている。この光触媒とは、例えば「二酸化チタン」であり、紫外線エネルギーや熱エネルギーを受け取ることによって、強力な酸化還元反応を示し、付近のレジオネラ菌やその他細菌を殺菌・分解する機能を備えた素材である。これにより、後述するタンニング用ライトを照射することにより、室内の殺菌・乾燥を有効に行うことができる。
図2は、上記ユニット本体2正面の側壁100aの断面図である。同図に示すように、上記制御ボックス1は、側壁100aの内外にわたって設けられ、ユニット本体2の内外からの操作が可能となっている。具体的に、この制御ボックス1には、外側から硬貨等を投入するための外側支払部32と、内側から硬貨等を投入するための内側支払部22が設けられている。
また、側壁100aに取り付けられた開閉扉107の内部には施錠手段が設けられており、開閉扉107の表裏には、施錠手段に対する手動操作を行う外側操作部34と内側操作部24とが設けられている。また、開閉扉107の開閉は、例えば、回動可能なドアノブなど、開閉扉107の表裏に取り付けられた外側開閉操作部33と、内側開閉操作部23により行われる。
図3は、ユニット本体2の内部に備えられた各装置、及び上記制御ボックス1の内部構成を示すブロック図である。
制御ボックス1には、外側支払部32及び内側支払部22における支払状況に応じて、施錠手段14の駆動を制御する施錠制御部13と、外側支払部32及び内側支払部22における支払状況に応じて、時間経過を測定するタイマー11と、タイマー11により測定された時間経過に従って、入浴設備(給湯用ガス101、照明102、シャワー103、タンニング用ライト104等)、非常灯105、警告部106などの駆動を制御する駆動制御部26とを備えている。
施錠手段14には、緊急時に手動により解錠するための、手動施錠部15が接続されており、この手動施錠部15には、外側操作部34及び内側操作部24が連結されている。本実施形態において、外側操作部34は、管理者以外の者が解錠できないように、キー34aにより解錠するようになっており、その一方、内側操作部24は、ツマミ等により解錠できるようになっている。
上記施錠制御部13や駆動制御部26は、CPU等の演算処理装置によって構成された中央制御部12によって集中的に制御されている。この中央制御部12には、残り時間や使用状態等を表示する外側表示部31や内側表示部21、内側支払部22及び外側支払部32も接続されている。
また、本実施形態に係る中央制御部12には、盗撮防止センサ25が接続されている。この盗撮防止センサ25は、図5に示すように、ユニット本体2の壁面内に埋め込まれたメッシュ6に接続されており、例えば、盗撮用の孔を外壁に空けようとして金属等のドリルを使用した場合、このメッシュ6の電気抵抗が変化し、この変化を検知することにより、盗撮防止センサ25が反応する。この反応があった場合には、例えば、警告部106によりブザー等を鳴動させることができる。
(入浴用ユニット設備の動作・作用)
このような構成の本実施形態による入浴用ユニット設備は、以下のように動作する。図4は、本実施形態に係る入浴用ユニット設備の動作を示すフローチャート図である。
同図に示すように、未使用状態にあっては、常に外側から自動ロックがされている(S101)。そして、外側からの支払いがあると(S102)、ロックが解除され(S103)、入室が可能となる(S104)。
利用者が入室し、開閉扉107が閉止されると、開閉センサ16がそれを検知し、外側から自動的にロックがなされる(S105)。これに合わせて、タイマー11が始動され、経過時間の測定が開始され、シャワー等の設備の利用が可能となる(S106及びS107)。なお、この間においても、内側からの解錠が可能となっている。
そして、利用中、制御ボックス1による計測が続行され、その間、支払われた料金に応じた利用可能時間が満了しないか否か、すなわちタイムアップになるかどうかについて、ループ処理により繰り返し判断される(S108)。
ここで、タイムアップとなったときには(ステップS108における”Y”)、追加支払を要求する(S109)。この要求に応じて、利用者が追加料金の支払いをしたときには、タイマーを延長し(S115)、上述したステップS106〜S109の処理を繰り返す。
ステップS109において、追加料金の支払いをしない場合には、シャワー等の駆動を停止する(S110)。本実施形態では、この時点では、照明102は、点灯したままとし、退室用のタイマーを始動し、利用者の退室について待機状態となる(S111)。
そして、退室待機中、タイマー11による計測が続行され、その間、待機時間が満了しないか否か、すなわちタイムアップになるかどうかについて、ループ処理により繰り返し判断される(S112)。
ここで、タイムアップとなったときには(ステップS112における”Y”)、追加支払を要求する(S113)。この要求に応じて、利用者が追加料金の支払いをしたときには、タイマーを延長し(S115)、上述したステップS106〜S109の処理を繰り返す。
ステップS113において、追加料金の支払いをしない場合には、照明102を消灯するとともに、非常灯105を点灯させ、利用者の退室を促す(S114)。なお、このとき、強制的に施錠手段14を解錠するようにしてもよい。
このような本実施形態に係る入浴用ユニット設備100によれば、料金の支払いをユニット本体2の内部と外部との両方で可能となるとともに、その支払い状況と時間経過に応じて、開閉扉107の施錠や、シャワー103や照明102等の入浴設備の駆動を制御することができるため、入浴設備の使用を終了した者が長時間にわたって内部に居座るのを防止することができるとともに、外部から不用意に開閉扉107が開けられてしまうのを回避することができる。
また、上記開閉扉107の施錠や、利用時間の経過に関する管理は、自動的に制御されるため、そのための人員を必要とせず、人件費の削減を期待することができる。
さらに、本実施形態において施錠手段14は、タイマーの測定結果に基づいて入浴設備の使用状態を判定し、入浴設備が使用中の間、ユニット本体2外部からの操作による解錠を禁止し、ユニット本体2内部からの操作による解錠を可能とするように施錠手段の駆動を制御するため、内部で使用中のときには、外部からの他者の進入を防止することができるとともに、内部からの緊急避難等を確保することができる。
(変更例1)
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変更を加えることができる。
すなわち、上述した実施形態では、内側支払部22及び外側支払部32を、硬貨等を投入する形式としたが、例えば図6に示すような、キャッシュカード等による支払を可能としてもよい。この場合には、内側支払部22及び外側支払部32に、カード認証用のオンライン設備を接続し、カード使用の際に、カード認証、支払能力の確認等を行うようにすることができる。
また、上記実施形態において、中央制御部12は、タンニング用ライト104の使用料用の支払いと、タンニング用ライト104以外の入浴設備(シャワー103など)の使用料用の支払いとを区別可能としてもよい。
この場合には、例えば、図7(a)及び(b)に示すようなタンニング台4を設けることが好ましい。このタンニング台4は、ユニット本体2内部の床面100b付近において、回動軸41によって垂直方向に回動可能に配置され、水平状態で床面100b上に位置して足部4aにより、高さ数センチの足台となる。この数センチの足台とすることにより、この台上に上がったユーザーの全身をタンニング用ライト104により照射することができる。また、タンニング台4は、垂直状態でタンニング用ライト104と対向するように位置され、タンニング用ライト104による紫外線の照射によって、タンニング台4の滅菌や殺菌が可能となり衛生的となる。
また、このタンニング台4を設ける場合には、タイマー11は、タンニング台4の回動状態に応じて、タンニング用ライト104の使用時間と、シャワー103等のタンニング装置以外の入浴設備の使用時間とを区別して測定する。これにより、タンニング台4の使用状態に応じて、タンニングの料金と、入浴の料金とを分けて徴収することができる。
さらに、図8(a)及び(b)に示すような、洗浄装置5をユニット本体2内部に設けてもよい。この洗浄装置5は、ユニット本体2内において上下動可能に吊下され、ユニット本体2内部の各側壁100aに対向配置される環状のパイプ体51と、パイプ体51の外方に向けて配置された噴射口と、パイプ体51を吊下するとともに噴射口に水流を供給するホース52とから構成される。
ホース52は、水や湯、洗浄剤、スチーム等の水流を、所定の水圧をもって噴射口に供給するとともに、複数本一組で設けられて図示しない駆動手段により上下動される。なお、噴射口としては、図9(a)及び(b)に示すようなスリット状のものや、同図(c)に示すようなノズル状のものを採用することができる。
これらのホース52が複数本同時に上下されれば、パイプ体51は水平状態を保ったまま上下され側壁100aの洗浄を行うことができ、他方のホース52を固定或いは低速で上下させ、一方のホース52を他方のものよりも速く上下させることにより、パイプ体51を垂直状態にして床面100bの洗浄を行うことができる。
(変更例2)
次いで、上記実施形態の変更例2について説明する。図10(a)は、変更例2に係る入浴用ユニット設備の概略構成を示す上面図であり、(b)はタンニング台の構成及び動作を示す説明図である。
本変更例では、上述した入浴用ユニット設備100に、間仕切扉212a及び212bを設けて入浴用ユニット設備200とし、この間仕切扉212a及び212bによって、入浴用ユニット設備200内をシャワー室210と更衣室211とに分割したことを特徴とする。なお、変更例においても、シャワー室や更衣室の内壁・外壁を光触媒性の素材で形成する。
間仕切扉212a及び212bは、両開き扉であり、閉止した状態において更衣室211側の面にタンニング用ライト214が配置されている。また、更衣室211内には、タンニング台213が配置されており、このタンニング台213は、間仕切扉212a及び212bを開放した状態で、更衣室211内からシャワー室210内に迫り出すようになっている。
具体的には、同図(b)に示すように、リンク機構により、上面213aが、収納時にあっては閉止されたタンニング用ライト214と対向するように、迫り出し時にあっては上方に位置するように回動させるようになっている。なお、この迫り出す態様としては、水平方向にスライドさせるようにしてもよい。
そして、このような本変更例によれば、間仕切扉212a及び212bを閉止した状態にあってはタンニング用ライト214は更衣室内を照射可能となり、収納されたタンニング台213を殺菌し、開放した状態にあっては、迫り出されたタンニング台213上のユーザーを側方から照射する。
なお、この間仕切扉の構成としては、図11(a)〜(c)に示す214a及び214bのように、表裏を透明なアクリルなど透光性のある素材とし、扉の表裏に向けて紫外線を照射可能としてもよい。これにより、間仕切扉を閉止した状態であっても、シャワー室210においてタンニングが可能となり、それと同時に更衣室211の殺菌や乾燥が可能となる。
そして、このような間仕切扉212a及び212b(214a及び214b)を設ける場合には、タイマー11は、間仕切扉の開閉状態に応じて、タンニング用ライト214の使用時間と、シャワー103等のタンニング装置以外の入浴設備の使用時間とを区別して測定する。これにより、間仕切扉の使用状態に応じて、タンニングの料金と、入浴の料金とを分けて徴収することができる。
(変更例3)
次いで、上記実施形態の変更例3について説明する。本変更例では、上述した洗浄装置5に壁面清掃用の洗浄ローラー53を設けたことを特徴とする。図12は、上述した洗浄装置5にローラー53を設けた状態を示す概略構成図であり、図13(a)は、本変更例に係るローラーの斜視図であり、(b)は、その断面図であり、(c)は、その側面図である。
このローラー53は、モーター等の駆動手段56により、側面に接触した状態で回転又は振動するものであり、円筒状のブラシやスポンジ、ウレタン等で形成されたローラー部53aと、ローラー部53aの長手方向に突出しローラー部53aとともに回転する補助ブラシ53bとから構成されている。この洗浄ローラー53は、モーター54に巻き取られるワイヤー55により吊下されており、モーター54の駆動により上下動される。
このような洗浄ローラー53によれば、洗浄装置5から流水等の噴霧を行いつつローラー部53a及び補助ブラシ53bを回転させ、上下動させる。これにより、シャワー室210内の壁面をより効果的に洗浄することができる。
(変更例4)
次いで、上記実施形態の変更例4について説明する。本変更例では、上述した入浴用ユニット設備100の側壁100aに、回動可能な洗面台70を設けたことを特徴とする。図14は、本変更例に係る洗面台の断面図である。
洗面台70は、水を出す蛇口76と、この水を貯める貯水部74と、貯水部74から排水を外部へ流出させる排水パイプ75と、排水の逆流を防止するトラップ部73と、これらを一体化する洗面台本体72とから概略構成される。
洗面台本体72は、軸支部71により垂直方向に回転可能となっており、使用に際しては、同図(a)に示すように、貯水部74が水平となるように側壁100aから張出され、収納時にあっては、同図(b)に示すように、側壁100aと面一となり、且つ貯水部74の内面が室内に向くように、垂直に吊下される。
このような洗面台70によれば、ユーザーが洗顔等をする際には、洗面台本体72を引き出して貯水部74が水平となるように回動させ、使用後には、洗面台本体72を垂直方向に回転させて貯水部74が室内に面するように収納する。この収納状態において上述した洗浄装置5による洗浄を行っても、洗面台70は側壁100aと面一となるため、洗浄装置5の通過の妨げとならない。また、貯水部74の内面が室内に向けられているため、洗浄装置5により洗浄されることとなり、洗面台の衛生を保つことができる。
(変更例5)
次いで、上記実施形態の変更例5について説明する。本変更例では、上述した入浴用ユニット設備100の上部に、水平方向に開閉する開閉天井60を設けたことを特徴とする。図15(a)及び(b)は、本変更例に係る開閉天井の構成及び動作を示す側断面図である。
この開閉天井60は、上記51を天井部に格納するためのものであり、水平方向にスライドして室外へ移動される可撓性を有したシャッター63と、その駆動手段とから構成される。この駆動手段としては、天井側に設けられたモーター61と、モーター61により巻き出しされるワイヤー62と、ワイヤー62をガイドするローラー64と、シャッター63の他端に設けられた錘65とから構成される。
シャッター63は、蛇腹のような機械的に可撓性を有する部材でもよく、ビニールやアクリル、その他の柔軟な部材で構成してもよい。そして、シャッター63は、図16に示すように、側壁100aに設けられた開口部66を通じて、室内外間において出し入れされて開閉する。すなわち、モーター61によりワイヤー62を緩めると、錘65の重量によってシャッター63が、開口部66を通じて室外へ引き出され、天井部が開放される。一方、モーター61によってワイヤー62を巻き上げるとシャッター63が室内に引き込まれ、天井部が閉止されることとなる。
なお、シャッター63の室内側端部には、防水パット63aが取り付けられているとともに、開口部66の内側部にはゴム鍔66aが取付けられている。防水パット63aは、シャッター63が室外へ引き出される際のストッパーの役割と、シャッター63が開放されている状態において、開口部66を閉塞させ、室内を洗浄装置5によって洗浄する際の放水が開口部66から外部へ出るのを防止する役割を果たす。また、ゴム鍔66aは、シャッター63が開口部66内をスライドする際に、シャッター63の露払いを行い、シャッター63に付着した水分を払拭する。
このような開閉天井60によれば、洗浄装置5が天井部に収納されているときには天井部とシャワー室を隔成し、洗浄装置5からの滴が室内に落下するのを防止するとともに、洗浄装置5を保護することができる。
実施形態に係る入浴用ユニット設備の概略構成を示す説明図である。 実施形態に係るユニット本体2正面の側壁の断面図である。 実施形態に係るユニット本体2の内部に備えられた各装置、及び上記制御ボックス1の内部構成を示すブロック図である。 実施形態に係る入浴用ユニット設備の動作を示すフローチャート図である。 実施形態に係る盗撮防止センサの仕組みを示す一部切欠図である。 変更例1に係る入浴用ユニット設備の概略構成を示す説明図である。 変更例1に係るタンニング台の説明図である。 変更例1に係る洗浄装置の説明図である。 変更例1に係る洗浄装置に備えられた噴射口の例を示す説明図である。 (a)は、変更例2に係る入浴用ユニット設備の概略構成を示す上面図であり、(b)はタンニング台の構成及び動作を示す説明図である。 変更例2に係る間仕切扉の構成のさらなる変更例である。 変更例3において、洗浄装置5にローラー53を設けた状態を示す概略構成図である。 (a)は、本変更例3に係るローラーの斜視図であり、(b)は、その断面図であり、(c)は、その側面図である。 変更例4に係る洗面台の断面図である。 (a)及び(b)は、変更例5に係る開閉天井の構成及び動作を示す側断面図である。 変更例5に係る開閉天井の説明図である。
符号の説明
1…制御ボックス、2…ユニット本体、4…タンニング台、4a…足部、5…洗浄装置、6…メッシュ、11…タイマー、12…中央制御部、13…施錠制御部、14…施錠手段、15…手動施錠部、16…開閉センサ、21…内側表示部、22…内側支払部、23…内側開閉操作部、24…内側操作部、25…盗撮防止センサ、26…駆動制御部、31…外側表示部、32…外側支払部、33…外側開閉操作部、34…外側操作部、34a…キー、41…回動軸、51…パイプ体、52…ホース、53…洗浄ローラー、53a…ローラー部、53b…補助ブラシ、54…モーター、55…ワイヤー、56…駆動手段、60…開閉天井、61…モーター、62…ワイヤー、63…シャッター、63a…防水パット、64…ローラー、65…錘、66…開口部、66a…ゴム鍔、70…洗面台、71…軸支部、72…洗面台本体、73…トラップ部、74…貯水部、75…排水パイプ、76…蛇口、100,200…入浴用ユニット設備、100a…側壁、100b…床面、101…給湯用ガス、102…照明、103…シャワー、104,214…タンニング用ライト、105…非常灯、106…警告部、107…開閉扉、200…入浴用ユニット設備、211…更衣室、212a,212b,214a,214b…間仕切扉、213…タンニング台、213a…上面

Claims (4)

  1. 内部に入浴設備を備えた個室を画成するユニット本体と、
    前記ユニット本体内部の側壁面に配置されたタンニング装置と、
    前記ユニット本体内部の床面付近に配置され、回動可能なタンニング台と、
    前記ユニット本体内に吊下され、駆動手段により上下動されて前記ユニット本体内部の側壁面を洗浄する洗浄装置と
    を備え、
    前記タンニング台は、回動することで、前記タンニング装置の使用に際して水平状態で前記床面上に位置し、収納時には垂直状態で前記タンニング装置と対向するように位置する
    ことを特徴とする入浴用ユニット設備。
  2. 前記洗浄装置は、
    前記ユニット本体内部に、上下動可能に吊下され、該ユニット本体内部の各側壁面に対向配置される環状のパイプ体と、
    前記パイプ体の外方に向けて配置された噴射口と、
    複数本一組で設けられ、前記パイプ体を吊下するとともに前記噴射口に水流を供給する水流供給手段と、
    前記水流供給手段を駆動させることで前記パイプ体を上下動させるとともに垂直方向に回動させる駆動手段と
    を有し、
    前記水流供給手段を複数本同時に上下させることにより、前記パイプ体の水平状態を保ったまま上下させることで前記側壁面の洗浄を行うとともに、
    他方の前記水流供給手段を固定或いは低速で上下させ、一方の前記水流供給手段を他方のものよりも速く上下させることにより、前記パイプ体を垂直状態にして前記床面の洗浄を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の入浴用ユニット設備。
  3. 前記ユニット本体の内部側壁に設けられ、水を貯める貯水部を備える洗面台をさらに備え、
    前記洗面台は、回動可能となっており、使用に際しては、前記貯水部が水平となるように前記内部側壁から張出され、洗浄時には、前記内部側壁と面一となるように収納され、且つ前記貯水部の内面が室内に向くように、垂直に吊下される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の入浴用ユニット設備。
  4. 前記ユニット本体内部の側壁に設けられた開口部を通じて、室内外間において出し入れさることで開閉して、前記洗浄装置を天井部に格納するシャッターをさらに備え、
    前記シャッターには、
    前記シャッターの室内側端部に取り付けられ、前記シャッターが室外へ引き出される際にはストッパーの役割をなす防水パットと、
    前記開口部の内側部に取付けられ、前記シャッターが開放されている状態において、前記開口部を閉塞させ、室内を前記洗浄装置によって洗浄する際の放水が前記開口部から外部へ出るのを防止するはゴム鍔とを
    備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の入浴用ユニット設備。
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