JP4673455B2 - 電力散逸制御を有する集積回路 - Google Patents

電力散逸制御を有する集積回路 Download PDF

Info

Publication number
JP4673455B2
JP4673455B2 JP35434097A JP35434097A JP4673455B2 JP 4673455 B2 JP4673455 B2 JP 4673455B2 JP 35434097 A JP35434097 A JP 35434097A JP 35434097 A JP35434097 A JP 35434097A JP 4673455 B2 JP4673455 B2 JP 4673455B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
transistor
power supply
integrated circuit
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP35434097A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10214487A (ja
Inventor
シー. マククルーア デイビッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
STMicroelectronics lnc USA
Original Assignee
STMicroelectronics lnc USA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by STMicroelectronics lnc USA filed Critical STMicroelectronics lnc USA
Publication of JPH10214487A publication Critical patent/JPH10214487A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4673455B2 publication Critical patent/JP4673455B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C5/00Details of stores covered by group G11C11/00
    • G11C5/14Power supply arrangements, e.g. power down, chip selection or deselection, layout of wirings or power grids, or multiple supply levels
    • G11C5/147Voltage reference generators, voltage or current regulators; Internally lowered supply levels; Compensation for voltage drops
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current
    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is dc
    • G05F3/10Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/26Current mirrors
    • G05F3/262Current mirrors using field-effect transistors only

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)
  • Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、集積回路装置に関するものであって、更に詳細には、電力消費が低いバッテリ駆動型集積回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)装置等の多くの集積回路は、それが使用されている機器がターンオフされるか又は該機器への電源に障害が発生した場合に、メモリ装置内に格納されているデータを維持するためのバックアップ電源としてバッテリに依存している。このような集積回路はますます複雑なものとなっており、従ってこのようなバックアップバッテリに対する要求が高まっている。バッテリ技術は改良されているが、バッテリ能力の増加はそれら使用される集積回路装置の増加するパワー条件にみあったものではない。従って、バッテリバックアップモードで使用される場合には集積回路の電力消費を減少させることが必要である。
【0003】
更に、ポータブル電子装置(コンピュータ、携帯電話等)は、通常の使用期間中に動作電力を供給するためにバッテリに依存する。このような装置は、集積回路装置を使用しており、それはバッテリの電力を消費し且つバッテリ再充電の間の動作時間を減少させる。従って、バッテリの単一の充電での動作時間を延長させるためにポータブル電子装置において使用される集積回路の電力消費を減少させることが必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上の点に鑑みなされたものであって、上述した如き従来技術の欠点を解消し、電力消費を低下させた集積回路を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、電力消費制御回路が集積回路装置内に設けられ、それは集積回路装置の主回路の動作モードに依存して、該主回路へ供給される電力をフルパワー即ち全電力状態から減少させた電力状態へスイッチさせる。本発明の別の特徴によれば、集積回路メモリ装置が提供され、該装置が外部回路によって非選択状態とされる場合に低電力散逸モードへスイッチさせ、従って該装置は入力/出力動作を実行することなしに格納されている情報のステータスを維持することが必要であるに過ぎない。本発明の更に別の特徴によれば、集積回路メモリ装置が提供され、該装置はバッテリバックアップ動作期間中に低電力散逸モードへスイッチされ、従って長期間にわたってその中に格納されているデータを維持するために最小の保持電圧を該装置へ印加させる。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1を参照すると、本発明に基づいて構成された集積回路装置10が示されており、それはより大きな点線の輪郭内に含まれる回路として示してある。集積回路装置10は、主回路12を有しており、それは、好適には、例えばSRAMメモリアレイ等のメモリ回路である。従来のSRAMは、所謂「4T」及び「6T」タイプのものを包含しており、両方とも当該技術分野において公知である。4T型SRAMは4個のNチャンネルMOSFET(金属・酸化物・半導体電界効果トランジスタ)及び2個の抵抗をメモリアレイの各メモリセルに対して使用する。これらの抵抗は、典型的に、アレイ内を走行する多結晶シリコン(ポリシリコン)ラインからなる高固有抵抗部分である。6T型SRAMは6個のMOSFETを使用し、そのうちの2個はPチャンネルトランジスタであり且つそのうちの4個はNチャンネルトランジスタである。
【0007】
集積回路装置10は高電圧端子14と低電圧端子16との間に接続されており、それらは、夫々、Vext (外部電圧供給を表わしている)及びGND(接地端子を表わしている)として示されている。集積回路装置10はより小さな点線で囲まれた電力散逸制御回路20を有している。この電力散逸制御回路20は第一電力供給枝22を有しており、それは第二電力供給枝24と並列接続されている。第一スイッチSW1が第一枝22内に配設されており且つ第二スイッチSW2が第二枝24内に配設されている。電圧シフト要素30も第二スイッチSW2と直列して第二枝24内に配設されている。
【0008】
第一及び第二枝22及び24は、高電圧端子14と内部電力供給ノードVINT との間に代替的な経路を与えている。主回路12は内部電力供給ノードVINT と低電圧即ちGND端子16との間に接続されている。スイッチSW1及びSW2の状態は制御回路26によって制御される。主回路12が活性モードにある場合には、即ち、それは、SRAMメモリアレイの場合には、外部回路からデータを読み取るか又は外部回路へデータを書込む場合に相当するが、主回路12は通常動作電圧レベルにおけるフルパワー即ち全電力を必要とする。然しながら、主回路が静止(quiescent)モードにある場合には、それは、SRAMメモリの場合には、その中に格納されているデータのステータスを単に維持することを意味しているが、それは通常動作電圧レベルにおけるフルパワー即ち全電力を必要とするものではない。その代わりに、静止モードにおいては、それは各メモリセルアレイにおけるトランジスタをターンオンした状態に維持するために必要な最小電圧を印加することによってメモリアレイ内に格納されている情報のステータスを維持することが可能である。このような最小電圧即ち「保持」電圧は、該アレイの各メモリセルにおいて使用される典型的なトランジスタのスレッシュホールド電圧よりも1Vの10分の数V高いものであるに過ぎない場合がある。
例えば、典型的なメモリセルにおいては、トランジスタはオン状態に維持されるためには単に0.6Vを必要とするに過ぎない。あるプロセスはNチャンネル及びPチャンネルトランジスタを製造するために使用されるドーピングを異なるものとさせ、従ってNチャンネルトランジスタはオン状態に維持されるために0.6V必要とする場合があり、一方Pチャンネルトランジスタはオン状態に維持されるのに約0.8V必要とする場合がある。従って、全部Nチャンネルトランジスタを使用する4T型SRAMの場合には、内部電力供給ノードVINT へ印加される約1.0Vの保持電圧がメモリアレイ内に格納されているデータを維持するのに充分である。PチャンネルとNチャンネルの両方のトランジスタを使用する6T型SRAMメモリの場合には、約1.2Vの保持電圧がメモリアレイ内に格納されているデータを維持するのに充分である。
【0009】
従って、メモリアレイが静止モードで動作中の場合には、完全な通常の動作電圧をメモリアレイへ印加させることは不必要に過剰な電力散逸を発生させることとなることが理解される。従って、メモリアレイが静止モードにある場合には、制御回路26が第一スイッチSW1を開成し且つ第二スイッチSW2を閉成し、従って電力は第二枝24を介して主回路へ供給される。第二枝24においては、電圧シフト要素30が通常動作電圧のレベルから主回路12のメモリアレイ内において格納されているデータのステータスを維持するのに必要な所望の保持電圧レベルへの電圧降下を発生させる。
【0010】
図2を参照して、本発明の特定の適用例について説明する。この適用例はメインのバッテリ(不図示)が通常動作電圧レベルVCCで電力を供給する場合のポータブル電子装置におけるバッテリパワーを節約するために有用である。図2の集積回路装置は、大略参照番号40で示してあり、且つ高電圧端子VCCと低電圧端子VSSとを有している。装置40は主回路42を有しており、それは例えばSRAM又はDRAM等のメモリアレイとすることが可能であり、又は活性モードと静止モードとを有するその他の種々の集積回路のいずれかとすることが可能である。
【0011】
主回路42は内部電力供給ノードVINT と低電圧端子VSSとの間に接続されている。電力散逸制御回路44が高電圧端子VCCと内部電力供給ノードVINT との間に接続されている。電力散逸制御回路44は、第一枝46を有しており、それは第二枝48と並列して接続されている。第一枝46はPチャンネルMOSトランジスタT1を有しており、それは高電圧端子VCCを内部電力供給ノードVINT へ接続させる。第二枝48は第一NチャンネルMOSトランジスタT2 を有しており、それは第二NチャンネルMOSトランジスタT3 と直列して高電圧端子VCCを内部電力供給ノードVINT へ接続する経路内に設けられている。トランジスタT3 がダイオードとして機能すべくそのゲートをそのドレインへ接続して公知の態様で接続されている。
【0012】
制御回路50は、トランジスタT1 及びT2 のゲートの間の共通接続部に印加される制御信号VCTR によってトランジスタT1 及びT2 のオン及びオフ状態を制御する。従って、トランジスタT1 がオンである場合には、トランジスタT2 がオフであり、その逆も又真である。制御回路50は、集積回路装置40へ印加される外部信号Sに応答して動作する。例えば、入力する信号Sが集積回路装置外部の他の回路からのチップ選択及びチップ非選択信号を伝達する場合がある。制御回路50は信号Sを解釈して、集積回路装置40が通常動作のために信号Sによって選択されている即ち「イネーブル」される場合には、トランジスタT1 をターンオンさせ且つトランジスタT2 をターンオフさせる低電圧信号としてVCTR を印加させる。このような条件においては、通常のVCC動作電圧が主回路42へ印加され、トランジスタTを横断して基本的に電圧降下は発生しない。何故ならば、それは強くターンオンされているからである。集積回路装置40が入力する信号Sによって非選択状態とされる場合には、制御回路50は、高電圧レベルにおける制御信号VCTR を発生してトランジスタT1 をターンオフさせ且つトランジスタT2 をターンオンさせる。これらの条件下においては、電圧VCCは内部電力供給ノードVINT に表われる前にトランジスタT1 及びT3 を横断しての電圧降下によって減少される。トランジスタT2 は特にNチャンネルトランジスタとして示してあるが、それは反転したVCTR 信号によって駆動されるPチャンネルトランジスタとして実現することも可能である。然しながら、前述したようにNチャンネルトランジスタT2 によって与えられる増加した電圧降下は本発明の特定の具体例において好適な場合がある。
【0013】
ノードVINT において必要とされる通常電圧供給VCC及び最小保持電圧の夫々のレベルに基づいて、例えばトランジスタT3 のような1つ又はそれ以上の付加的なトランジスタを2番目の枝48内において直列して接続させることが可能である。例えば、簡単に図4を参照すると、2個のNチャンネルトランジスタTA 及びTB を直列して接続させ且つ各々のゲートをそのドレインへ接続させることによって、図2における単一のトランジスタT3 の電圧降下の2倍の電圧降下を与えることが可能である。従って、電力散逸制御回路44の第二枝48内の電圧降下は、VCCから静止モードにおいて主回路42の条件を維持するのに必要なほぼ最小の保持電圧へ電圧レベルを減少させるために適宜調節させることが可能である。本発明のこの適用例は、メモリ装置が非選択状態にあり且つ単に静止状態でデータを維持するに過ぎない場合に、例えばSRAMメモリ装置等の集積回路装置の電力散逸を減少させることによってバッテリ駆動型ポータブル電子装置の動作時間を延長させるものであることが理解される。
【0014】
次に、図3を参照して、バッテリバックアップ型SRAMに関連して本発明の別の実施例について説明する。図3は集積回路装置を大略参照番号60で示してある。集積回路装置60は主回路62を有しており、それは、この場合には、SRAMメモリアレイである。それは、前述した如く、4T型か又は6T型のいずれかのSRAMとすることが可能である。
【0015】
主回路62は、通常、高電圧端子VCCと低電圧端子VSSに接続されている従来の外部電源(不図示)によって電力が供給される。外部電源に障害が発生した場合に、バックアップバッテリVBAT が接続されて主回路62に対する電力供給源を与える。典型的に、このようなバックアップバッテリは集積回路装置60のハウジング(不図示)へ直接的に取付けられる小型のバッテリである。
【0016】
バックアップバッテリVBAT は負端子64と正端子66とを有している。負端子64は低電圧端子VSSへ接続している。主回路62は、内部電力供給ノードVINT と低電圧端子VSSとの間に接続している。第一電力供給枝68は、高電圧端子VCCをPチャンネルMOSトランジスタT1 を介して内部電力供給ノードVINT へ接続している。第二電力供給枝70が、バックアップバッテリVBAT の正端子66を、直列接続されているNチャンネルトランジスタT2 及びT3 を介して内部電力供給ノードVINT へ接続している。
【0017】
高電圧端子VCCとバックアップバッテリVBAT の正端子66へ接続している制御回路72が、主回路62に対して電力が第一枝68を介して供給されるか又は第二枝70を介して供給されるかを決定する。トランジスタT1 及びT2 のゲートは制御回路72によって発生される制御信号VCTR を受取るノードにおいて共通接続されている。制御回路72は高電圧端子VCC上の電圧のレベルを検知し且つそれを内部的に発生された基準電圧と比較し、それにより、高電圧端子VCC上の電圧レベルがバックアップバッテリ動作を必要とするレベルへ降下したか否かを表わすことが可能である。制御回路72は、高電圧端子VCC上の電圧レベルが基準電圧よりも高い場合には、低レベル(即ち、接地即ちVSSにおける)制御信号VCTR を発生する。これはトランジスタT1 をターンオンさせ且つトランジスタT2 をターンオフさせた状態に維持し、従って主回路62はVCC接続部を介して外部電圧源から直接的に電力が供給される。然しながら、高電圧端子VCC上の電圧レベルが基準電圧より降下すると、制御回路72は、トランジスタT1 をターンオフさせ且つトランジスタT2 をターンオンさせるのに充分な高レベルにおける制御信号VCTR を発生し、従って電力は、第二枝70及びその中に設けられている直列接続されているトランジスタT2 及びT3 を介してバックアップバッテリVBAT によって主回路62へ供給される。
【0018】
図2におけるように、図3のトランジスタT3 は、電圧シフト要素として作用し、それは内部電力供給ノードVINT における電圧レベルを主回路62のメモリ内に格納されているデータを維持するのに必要な最小の保持電圧レベルへ減少させるための1つのターンオンスレッシュホールド電圧降下を与えている。前述したように、図3の単一のトランジスタT3 の代わりに2個又はそれ以上のこのようなダイオード接続したNチャンネルトランジスタ(例えば、図4参照)を置換させることが可能である。更に、図1に関連して一般的に説明した電圧シフト要素30は、例えば図2及び3におけるトランジスタT3 のようなダイオード接続したMOSトランジスタとして実現することは必ずしも必要ではなく、その代わりに、例えば以下に説明するようなその他の回路要素によって実現することも可能である。
【0019】
図5は、図2及び3のダイオード接続型MOSトランジスタT3 に対する代替物として抵抗Rを示している。この抵抗Rは、高抵抗値を与えるために種々の公知の技術を使用して集積回路装置において製造することが可能なものである。例えば、抵抗Rは、高固有抵抗多結晶シリコン(ポリシリコン)のストリップ内に構成することが可能である。このような高固有抵抗ポリシリコン抵抗は、通常、4T型SRAMメモリセルにおける負荷要素として使用されている。
【0020】
然しながら、例えばダイオード又はダイオード接続型トランジスタの整流要素は、電圧シフト要素として非整流型抵抗よりも好適である。何故ならば、整流要素は、抵抗と比較してより予測可能な電圧降下を与えるからである。更に、VCC端子へ印加される外部パワーが瞬間的に降下し次いで通常のレベルに復帰する場合には、整流型の電圧シフト要素を設けてない場合にデータが失われる可能性がある。例えば、静止モードにおける図2の集積回路装置40の動作はVCCが瞬間的に落下する場合において整流型電圧シフト要素(即ちトランジスタT3 )を使用することから利点が得られる。
【0021】
図6は図2及び3におけるトランジスタT3 の代わりに1個又はそれ以上の直列接続したダイオードDA 及びDB を使用する代替物を示している。1個又はそれ以上のこのようなダイオードDA 及びDB は図1の電圧シフト要素30として機能することが可能である。何故ならば、このような各ダイオードは図2及び3のトランジスタT3 によって与えられるスレッシュホールド電圧降下と同様の態様で約0.6Vの1個のターンオンスレッシュホールドに等しい電圧降下を供給するからである。図6のダイオードDA 及びDB は、図7に示したような従来の態様で実現することが可能である。その場合に、N+及びP+のドープ領域は、従来の技術を使用して基板78内に形成されるPウエル76内に設けられる。
【0022】
図8及び9はバイポーラトランジスタを製造し且つそのベースをそのコレクタへ接続することによって集積回路内にダイオードの均等物を製造する付加的な変形例を示している。図8は、ダイオード等価物を与えるべく接続したNPNバイポーラトランジスタTNPN を示している。図9はダイオード等価物を与えるべく接続したPNPバイポーラトランジスタTPNP を示している。これらのダイオード接続型バイポーラトランジスタのいずれもが、図2及び3のダイオード接続したNチャンネルトランジスタT3 と同様の態様で電圧シフト要素として作用することが可能である。
【0023】
図10は本発明の回路内において使用される場合に、通常のスレッシュホールド電圧よりも一層高く且つ対応的に一層高い電圧降下を与えるトランジスタの実現例を示している。図10のトランジスタは、概略参照番号80で示してあり、軽度にドープしたドレイン(LDD)タイプトランジスタの修正形態のものである。トランジスタ80はNチャンネルMOSFETであって、ゲート層82がゲート酸化物層84の上側に配設されており且つゲート82の側部において従来のLDD型酸化物スペーサ86及び88を有している。トランジスタ80はソース及びドレイン領域90及び92を有しており、それらは完全に高度にドープされている。点線94及び96は、軽度にドープしたドレイン領域が通常形成される位置を表わしているが、この場合には、これらの領域内においてドーピングは与えられていない。従って、ソース及びドレイン領域90及び92は、従来のMOSFET装置のようにゲート82の下側に延在するものではない。このNチャンネルMOSFETの修正形態は、通常のものよりも一層高いターンオンスレッシュホールド電圧を有するトランジスタを提供している。例えば、このタイプのこのような装置は、1.2乃至2.0Vの範囲内のスレッシュホールド電圧を有するように製造することが可能である。図10のトランジスタ80を効果的に使用することにより、スイッチSW2及び図1の電圧シフト要素30をこのタイプの単一の高いスレッシュホールドのトランジスタと共に実現することが可能である。図2及び3の特定の回路において、トランジスタT2 はこのような高いスレッシュホールド電圧のトランジスタを使用して実現することが可能であり、従って、該回路のその枝内に所望の電圧降下を達成するために、それと直列する何等付加的なトランジスタT3 を設けることが必要でない場合がある。
【0024】
本発明において有用な好適な高スレッシュホールド電圧トランジスタは図10に示したタイプのものであるが、トランジスタのターンオンスレッシュホールド電圧を増加させるその他の方法がある。例えば、ゲート酸化膜を一層厚くさせることが可能であり、又はチャンネル内のドーピングを調節することが可能である。このようなその他のタイプの高いスレッシュホールド電圧のトランジスタは、図2及び3のトランジスタT2 及びT3 によって達成される所望の電圧降下を与えるために置換させることが可能である。
【0025】
前述した説明から、理解されるように、本発明の集積回路装置は、静止ノード又はバッテリバックアップモードで動作する場合に電力散逸を著しく減少させることを可能としている。SRAM例においては、主動作回路を、該装置内に格納されているデータを維持するための最小の保持電圧レベルより僅かに高い電圧で動作させることが可能である。主回路がより低い電圧で動作されるので、電力散逸は著しく減少される。従って、本発明は、バックアップバッテリを使用する集積回路装置における適用において有用であるばかりか、ポータブル電子機器において使用される集積回路装置の場合にも効果的なものであることが理解される。
以上、本発明の具体的実施の態様について詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱することなしに種々の変形が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例に基づく装置を示した概略回路図。
【図2】 本発明の別の実施例に基づいて構成した装置を示した概略回路図。
【図3】 本発明の更に別の実施例に基づいて構成した装置を示した概略回路図。
【図4】 本発明の装置において使用するのに好適な構成要素の一例を示した概略図。
【図5】 本発明の装置において使用するのに好適な構成要素の別の1例を示した概略図。
【図6】 本発明の装置において使用するのに好適な更に別の1例を示した概略図。
【図7】 図6の構成に使用したPN接合ダイオードを示した概略断面図。
【図8】 本発明の装置において使用するのに適した構成要素の更に別の例を示した概略図。
【図9】 本発明の装置において使用するのに適した構成要素の更に別の例を示した概略図。
【図10】 本発明の更に別の実施例において有用な比較的高いスレッシュホールド電圧を与えるために製造したトランジスタを示した概略断面図。
【符号の説明】
10 集積回路装置
12 主回路
14 高電圧端子
16 低電圧端子
20 電力散逸制御回路
22 第一電力供給枝
24 第二電力供給枝
26 制御回路

Claims (5)

  1. 電力散逸制御能力を具備するバッテリバックアップ型集積回路装置において、
    正及び負端子を具備するバックアップバッテリ、
    外部電力源へ接続するための高及び低電圧供給端子であって、前記低電圧供給端子が前記バックアップバッテリの負端子へ接続される正及び負電圧供給端子、
    内部電力供給ノード、
    前記内部電力供給ノードと前記低電圧供給端子との間に接続されている主回路、
    前記高電圧供給端子を前記内部電力供給ノードへ接続している第一電力供給枝、
    前記バックアップバッテリの正端子を前記内部電力供給ノードへ接続している第二電力供給枝、
    前記第一電力供給枝内に配設されており前記高電圧供給端子へ印加される外部電圧によって前記内部電力供給ノードを選択的に駆動する第一トランジスタ、
    前記第二電力供給枝内に配設されており前記バックアップバッテリによって供給される電圧によって前記内部電力供給ノードを選択的に駆動する第二トランジスタ、
    前記第二トランジスタと直列して前記第二電力供給枝内に配設されている電圧シフト要素であって、前記電圧シフト要素が、前記第二トランジスタがオンである場合に、少なくとも1個のターンオンスレッシュホールドの電圧降下を前記第二電力供給枝内に与える少なくとも1個の整流要素を有しており、それにより前記電圧シフト要素が、前記内部電力供給ノード上の電圧を前記バックアップバッテリの電圧レベルよりも少なくとも1個のターンオンスレッシュホールド低く且つ主回路内に格納されているデータを維持するのに必要な最小の電圧である保持電圧へ低下させる電圧シフト要素、
    前記高電圧供給端子及び前記バックアップバッテリの正端子へ接続している制御回路であって、前記高電圧供給端子上の電圧レベルに応答して前記第一及び第二トランジスタを選択的にターンオン及びターンオフさせる制御信号を発生し、それにより前記電圧レベルが基準電圧よりも高い場合には前記第一トランジスタがターンオンされ且つ前記第二トランジスタがターンオフされ、且つ前記電圧レベルが前記基準電圧よりも低い場合には前記第一トランジスタがターンオフされ且つ前記第二トランジスタがターンオンされるように制御する制御回路、
    を有することを特徴とする集積回路装置。
  2. 請求項1において、前記主回路がSRAMメモリであることを特徴とする集積回路装置。
  3. 請求項2において、前記整流要素がそのゲートをそのドレインへ接続しているNチャンネルMOSFETを有していることを特徴とする集積回路装置。
  4. 請求項2において、前記整流要素がPN接合を有していることを特徴とする集積回路装置。
  5. 請求項1において、前記電圧シフト要素が前記第二トランジスタの一部として集積化されており、且つ前記第二トランジスタが比較的高いスレッシュホールド電圧を有していることを特徴とする集積回路装置。
JP35434097A 1996-12-31 1997-12-24 電力散逸制御を有する集積回路 Expired - Lifetime JP4673455B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/775611 1996-12-31
US08/775,611 US5898235A (en) 1996-12-31 1996-12-31 Integrated circuit with power dissipation control

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10214487A JPH10214487A (ja) 1998-08-11
JP4673455B2 true JP4673455B2 (ja) 2011-04-20

Family

ID=25104928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35434097A Expired - Lifetime JP4673455B2 (ja) 1996-12-31 1997-12-24 電力散逸制御を有する集積回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5898235A (ja)
JP (1) JP4673455B2 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6377681B1 (en) * 1998-04-01 2002-04-23 National Semiconductor Corporation Signal line driving circuit with self-controlled power dissipation
US6333671B1 (en) * 1999-11-03 2001-12-25 International Business Machines Corporation Sleep mode VDD detune for power reduction
JP2001155487A (ja) * 1999-11-30 2001-06-08 Mitsubishi Electric Corp 半導体集積回路および半導体集積回路システム
US6651176B1 (en) 1999-12-08 2003-11-18 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Systems and methods for variable control of power dissipation in a pipelined processor
JP2002099334A (ja) * 2000-09-26 2002-04-05 Sanyo Electric Co Ltd 基準電圧発生回路
JP4583588B2 (ja) * 2000-12-08 2010-11-17 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
US6710424B2 (en) 2001-09-21 2004-03-23 Airip RF chipset architecture
US20050199969A1 (en) * 2002-03-29 2005-09-15 Chiaki Kobayashi Pressure sensor
KR101138806B1 (ko) 2003-03-26 2012-04-24 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 소자기판 및 발광장치
JP4562997B2 (ja) 2003-03-26 2010-10-13 株式会社半導体エネルギー研究所 素子基板及び発光装置
US7124005B2 (en) * 2003-08-07 2006-10-17 Denso Corporation Electronic control unit having hold circuit and method therefor
JP4467963B2 (ja) * 2003-12-03 2010-05-26 株式会社東芝 レギュレータ装置およびそれに用いる逆流防止ダイオード回路
JP4773147B2 (ja) * 2005-07-05 2011-09-14 ルネサスエレクトロニクス株式会社 昇圧回路
KR100780209B1 (ko) * 2006-05-26 2007-11-27 삼성전기주식회사 공급전압 변환 장치
EP1884954B1 (en) * 2006-07-27 2009-02-04 STMicroelectronics Asia Pacific Pte Ltd. Supply voltage distribution system with reduced resistance for semiconductor devices
US8266464B2 (en) * 2006-10-24 2012-09-11 Texas Instruments Incorporated Power controller, a method of operating the power controller and a semiconductor memory system employing the same
FR2964794A1 (fr) * 2010-09-14 2012-03-16 St Microelectronics Sa Circuit de polarisation dynamique du substrat d'un transistor
EP2825928B1 (en) * 2012-03-16 2019-11-13 Intel Corporation A low-impedance reference voltage generator
JP2014041688A (ja) * 2013-09-20 2014-03-06 Renesas Electronics Corp 半導体装置
CN104660248B (zh) * 2013-11-19 2018-06-01 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 上拉电阻电路
CN105334899B (zh) * 2014-07-28 2017-12-01 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 Pmos晶体管的修复电路及方法
JP2016032223A (ja) * 2014-07-29 2016-03-07 株式会社東芝 半導体集積回路
JP6466761B2 (ja) * 2015-03-31 2019-02-06 ラピスセミコンダクタ株式会社 半導体装置、及び電源供給方法
FR3039903B1 (fr) * 2015-08-04 2019-07-12 Valeo Equipements Electriques Moteur Systeme d'acces et de demarrage mains libres d'un vehicule automobile

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60176121A (ja) * 1984-02-22 1985-09-10 Toshiba Corp 電圧降下回路
JPS60164237U (ja) * 1984-03-30 1985-10-31 セイコーエプソン株式会社 小型携帯電子機器
JPH0346193A (ja) * 1989-07-13 1991-02-27 Mitsubishi Electric Corp スタティック型半導体記憶装置
US5167024A (en) * 1989-09-08 1992-11-24 Apple Computer, Inc. Power management for a laptop computer with slow and sleep modes
JPH03232188A (ja) * 1990-02-06 1991-10-16 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置
JP3195052B2 (ja) * 1992-06-25 2001-08-06 ローム株式会社 電源切換え回路
JPH06103782A (ja) * 1992-09-17 1994-04-15 Fujitsu Ltd Mos型スタティックram
JP2752304B2 (ja) * 1992-10-21 1998-05-18 株式会社東芝 半導体記憶装置
KR950005216B1 (ko) * 1993-03-31 1995-05-22 삼성전자주식회사 컴퓨터 주변장치의 전원절약장치
US5513361A (en) * 1994-07-25 1996-04-30 Intel Corporation Method and apparatus for reducing power consumption of a fan in a computer system

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10214487A (ja) 1998-08-11
US5898235A (en) 1999-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4673455B2 (ja) 電力散逸制御を有する集積回路
US7928759B2 (en) Low power consumption MIS semiconductor device
US7420857B2 (en) Semiconductor integrated circuit and leak current reducing method
US6191615B1 (en) Logic circuit having reduced power consumption
US4691123A (en) Semiconductor integrated circuit with an internal voltage converter circuit
US6462610B1 (en) Method and circuit for lowering standby current in an integrated circuit
EP0564204A2 (en) Semiconductor device
KR20100115725A (ko) 반도체기억장치
US6741098B2 (en) High speed semiconductor circuit having low power consumption
JPH08241591A (ja) 半導体メモリ装置の電圧駆動回路
EP0720295B1 (en) Semiconductor device
JPH06216346A (ja) 半導体装置
US5703825A (en) Semiconductor integrated circuit device having a leakage current reduction means
US7359277B2 (en) High speed power-gating technique for integrated circuit devices incorporating a sleep mode of operation
US20080137466A1 (en) Semiconductor memory
US6532178B2 (en) Reducing level shifter standby power consumption
JP3105512B2 (ja) Mos型半導体集積回路
US6144080A (en) Semiconductor integrated circuit device having field shield MOS devices
JP2001320269A (ja) Cmos半導体集積回路
JP2003123479A (ja) 半導体記憶装置
US6385120B1 (en) Power-off state storage apparatus and method
US6738305B1 (en) Standby mode circuit design for SRAM standby power reduction
JP3554638B2 (ja) 半導体回路
US4802123A (en) Semiconductor integrated circuit device
JPS6155195B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071002

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20071225

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20071228

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080131

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080303

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080415

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080805

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20081006

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20090213

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101119

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140128

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term