JP4657165B2 - ノードシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ノードシステムに関し、特にノードには電界強度に応じて表示部を点灯させる機能を持たせて表示部の点灯状況を見ることで容易に電界強度を考慮したアドホック型のセンサネットを構築できるようにし、そして、ノードでは、電界強度を調査可能な設置モードと、表示部を点灯させない通常使用モードの切り替えができるようにして、設置時のみ表示部を点灯させることでノードの消費電力を抑えるノードシステムに関する。
多数のノード(温度・湿度などを計測する各種センサなど)から構成されるセンサネットを構築する際には、各ノードが通信可能かどうかを予め知っておくために、ノード設置前に電界強度を測定して設置しようとするノード(移設ノード)の設置場所を決定する必要がある。また、ノードを設定した後も、屋内ではレイアウトの変更や電子機器の設置などにより、屋外では周囲の自然環境の変化などにより、それぞれノードの設置場所やノードの電界強度が変化する可能性がある。
従来、端末がどの無線ネットワークに属しているかを、端末に備えたLED(発光ダイオード)の点灯で表すシステムが提案されており(特許文献1を参照)、また、受信信号の電界強度を容易に確認することが出来るようにするために、受信信号の電界強度に応じた色を液晶パネルに表示する無線通信装置が提案されている(特許文献2)。
特開2003−134131号公報 特開2002−353826号公報
しかし、センサネット構築時やノードの設置場所変更時に、ノード毎に設置場所の電界強度を測定してノードの配置を検討する必要があるため、センサネット構築にコストや工数がかかる。特に、アドホック型のネットワークを構築する場合には、ノードがセンサとしてだけでなく中継器としても働くため、一つのノードの設置場所を変更することで、他のノードの通信状況も影響を受けて変化するので、通信技術やネットワークの知識が無い人では、設置が困難である。また、各ノードは有線による配線を無くす目的で、各ノードの電源としてはバッテリーに頼っている場合が多く、消費電力を抑える必要がある。
このように、高い技術を持たない作業者あるいはお客様が、通信状況を考慮したアドホック型のネットワークを構築して維持することができず、しかも各ノードのセンサ機能以外の消費電力を抑えることができなかった。
そこで、本発明は、技術レベルが低い作業者やお客様でも、センサネットのノード設置やノード設置場所の変更を容易に行えるようにして、ノードのセンサ機能以外の消費電力を抑えることができるノードシステムを提供することを目的とする。
本発明は、アドホック型のネットワークを構築するためのノードシステムであって、電界強度の検出部と点灯可能な表示部を有し、自己又は他のノードが測定したデータを周囲のノードと送受信する複数のノードと、1以上のノードが測定したデータを受信し保存する管理サーバと、を備え、前記ノードは、前記電界強度を調査可能な設置モード、及び前記表示部を点灯させない通常使用モードでの動作が可能であるノードシステムである。
また、本発明は、前記ノードは、通常使用モードから設置モードに変更した場合に、前記表示部を前記電界強度のレベルに応じた色又は明滅パターンで点灯させるノードシステムである。
そして、本発明は、前記設置モードの一つのパターンとして、作業者が設置場所を検討して移設しようとしている移設ノードからの信号を受け取る既設のノードの表示部のみを点灯させる影響特定モードを備えるノードシステムである。
更に、本発明は、前記ノードを設置後に、設置モードから通常使用モードに切り替える際に、設置時の各ノードの前記電界強度から閾値を決定し、前記ノードもしくは前記管理サーバに記録し、使用中に前記ノードの電界強度が前記閾値よりも一定期間継続して下回った場合には、前記ノードの設置場所や環境に変化があったと判断して、その前記ノードもしくは周囲のノードを点灯させるノードシステムである。
また、本発明は、前記ノードの表示部の点灯は、前記閾値による自動点灯以外に、前記管理サーバから特定のノードを指定して点灯させることで、現場の作業者に前記ノードの交換の指示が行えるノードシステムである。
そして、本発明は、前記電界強度を示す際に、前記電界強度レベルに応じて特定の音を出すノードシステムである。
本発明によれば、設置するノードの電界強度を目視で直感的に把握することができるので、技術レベルが低い作業者やお客様でもノードの設置が可能になる。また、影響特定モードにより、あるノードを動かすことで、どのノードに影響が出るかを把握しやすくなる。表示部を点灯させる設置モードと、表示部を点灯させない通常使用モードを切り替え可能にすることで、通常使用時のノードの消費電力を抑えることが出来る。
本発明を実施するための最良の形態を説明する。
本発明のノードシステムの実施例について、図面を用いて説明する。
実施例を説明する。図1は、本実施例のノードシステムの構成例を示している。図1のノードシステムは、複数のノード10と、ゲートウェイ15および管理サーバ20を備える。各ノード10は、温度・湿度などを計測する各種センサなどであり、複数のノード10は、アドホック型のセンサネットワークを構築している。ゲートウェイ15と管理サーバ20は、インターネットのような公衆網18により接続されている。
各ノード10のモード(設置モード又は通常使用モード)は、管理サーバ20で稼動する管理ポータルから設定する。管理ポータルは、例えば公衆網18を経由して、作業者19が作業現場からでも操作できる。各ノード10は、センサとしてだけでなく中継器としても働くように無線通信機能を発揮する通信部を有している。しかも、各ノード10は、LEDのような表示部17と、受信したデータを記憶するための記憶部と、影響特定ボタンを有している。
各ノード10を設置する際の設置モード時では、電界強度を調査可能であり、電界強度のレベル(良、普通、悪)に応じて、あらかじめ設定していた色(緑、黄、赤にそれぞれ対応)で表示部17を点灯させる。また、各ノード10の直近の電界強度ログから電界強度レベル基準値を算出して、電界強度レベル基準値は管理サーバ20側に記録する。各ノード10が通常使用モードである場合には、表示部17を点灯させない。
また、各ノード10の影響特定モード時は、移動させるノード(移設ノード)10上にある影響特定ボタンを押すことで、ある移設ノード10からその他の既設ノード10(既設ノード)に対して特定モードに切り替わったことを通知することができる。その後、移設ノード10からは影響特定モード実効命令を既設ノード10に向けて送信する。直接その信号を受けた既設ノード10は、移設ノード10により影響を受けると判断して、既設ノード10の表示部17が電界強度レベルに応じた色を点灯させる。
それ以外の他の既設ノード10を経由して信号を受け取った既設ノード10については、直接影響を受けないノード10と判断して、表示部17の点灯を停止する。
なお、通常使用モード時に影響特定ボタンを押した場合には、ノード10の表示部17が、操作ミスであることを、赤色と緑色を一定期間点滅させることで、作業者あるいはお客様に対して通知する。
次に、図2は、初期設定の例を示している。管理サーバ20の管理ポータルを用いて、管理サーバ20の初期設定とノード10の初期設定を行う。管理サーバ20から各ノード10に対して、設定したノード10の初期設定値を配信する。
まず、管理サーバ20の管理ポータルを用いて、管理サーバ20の初期設定とノード10の初期設定の指示を行う際には、図2(a)のステップS101〜S103を行う。まず、ステップS101で、管理サーバ20で稼働する管理ポータルから電界強度判定時間の設定と、ノード10のモード(設置モード/通常使用モード)設定を実行する。そして、ステップS102で、管理サーバ20は、電界強度判定時間と現在のモードID(識別符号)を記録する(図4(a)参照)。そして、ステップS103で、各ノード10に選択したモードを示すモードIDと電界強度レベル設定表(図5(b)参照)と、ノード設定初期値(図3参照)と、点灯設定表(図5(c)参照)を送信し、終了となる。
次に、設定したノード10の初期設定をする場合には、図2(b)のステップS111〜S112を行う。ステップS111で、管理サーバ20からモードIDと電界強度レベル設定表(図5(b)参照)と、ノード設定初期値(図3参照)と、点灯設定表(図5(c)参照)を受信する。そして、ステップS112で、受信したデータをノード10の記憶部に設定し、終了となる。
図3は、ノード設定初期値の例を示している。ノード設定初期値は、予め管理サーバ20で作成しておく。ノード設定初期値の項目は、電界強度測定間隔、モードID、警告フラグ、影響特定フラグ、操作ミスフラグを有している。
電界強度測定間隔は例えば10秒であり、モードIDは、1.通常使用モードと、2.設置モードを有しており、初期値としては設置モードに設定されている。警告フラグは、電界強度レベルが基準値を下回った時にオンするが、初期値としてはオフである。影響特定フラグは、移設ノード10に影響を与えない時にオンするが、初期値としてはオフである。操作ミスフラグは、通常使用モード時に影響特定ボタンを押し下げたらオンするが、初期値としてはオフである。
図4は、管理サーバ20に保存されるデータ例を示している。図4(a)は管理サーバ設定値を示し、図4(b)は電界強度レベル設定表を示している。図4(c)は電界強度ログを示し、図4(d)はノード一覧表を示している。図4(e)は警告ノードリストを示し、図4(f)は電界強度レベル基準表を示し、そして図4(g)はノード10の表示部17の点灯設定表を示している。
図4(a)の管理サーバ設定値では、モードは設置モードであり、モードIDは2(設置モード)で、電界強度判定時間は1分間である。図4(b)の電界強度レベル設定表では、レベルID1は電界強度レベル:悪、レベルID2は電界強度レベル:普通、レベルID3は電界強度レベル:良を意味する。このデータは管理サーバ20から各ノード10に配布されて、電界強度レベルの判定に利用される。
図4(c)のノード別に設定される電界強度ログでは、時刻別の電界強度が示されており、電界強度判定時間が1分間の時に、電界強度の平均値算出に利用する値(例えば平均値:12)を示している。
図4(d)のノード一覧表では、設置するノード10のノードIDを管理サーバ20に予め登録しておく。図4(e)の警告ノードリストでは、設置時の電界強度より、現在の電界強度が低いノード10の一覧を示しており、通常使用モード時に適宜更新される。
図4(f)の電界強度レベル基準表では、電界強度レベル基準値1は電界強度レベル:悪、電界強度レベル基準値2は電界強度レベル:普通、電界強度レベル基準値3は電界強度レベル:良、となっており、図4(f)の電界強度レベル基準表は、図4(b)の電界強度レベル設定表で決定されるレベルIDと比較することが可能である。
電界強度レベル基準表には各ノード設定時の電界強度が記録されており、設置モード時には、適宜更新される。電界強度レベル基準表は、通常使用モード時では、設置モード時よりも電界強度が下回っていないことの確認に利用される。図4(g)のノードの表示部の点灯設定表は、図5に詳しく示している。
図5は、ノード10の記憶部に保存されるデータ例を示している。図5(a)はノードの設定値を示しており、図3と比較すると、モードIDがモード1であることが異なる。図5(b)は電界強度レベル設定表を示しており、図4(b)の電界強度レベル設定表の内容と同じである。
図5(c)は点灯設定表を示しており、各ノードで計測する電界強度レベル(レベルID)と現在のノード、各ノードのフラグ状況から、各ノード10の表示部17の点灯パターンを指示する。点灯パターンとしては、緑、黄色、赤、点灯しない、赤と黄色の点滅、赤と緑の点滅などがある。
図6は、管理サーバ20のモード変更の手順を示している。図6は、ステップS201〜S203を有する。ステップS201で、管理サーバ20で稼働する管理ポータルからノード10のモード(通常使用モード/設置モード)を選択し、適用を実行する。そして、ステップS202で、管理サーバ20に現在のモードIDを記録し(図4参照)、各ノード10に選択したモードIDを送信する。
図7は、管理サーバ20の動作(通常使用モード/設置モード)の手順を示している。図7は、ステップS301〜S344を有する。ステップS301で、各ノードから電界強度を受信し、管理サーバ20に対して各ノード毎に電界強度ログ(図4(c)参照)として記録する。時刻としては、管理サーバ20側で計時した時刻を付加する。そして、ステップS302で、管理サーバ20の現在のモードIDからモード判定をし、通常使用モードの場合にはステップS311に移り、設置モードの場合にはステップS341に移る。
ステップS311で、図4(d)のノード一覧表に記載されたノード10について、先頭から一つずつ、以下の処理(ステップS323又はS332まで)を実施する。まず、ステップS312で、電界強度判定時間分の直近の電界強度ログ(図4(c)参照)から電界強度の平均値を算出する。そして、ステップS313で、電界強度レベル設定表(図4(b)参照)と電界強度の平均値(図4(c)参照)から現在の電界強度レベルを決定する。そして、ステップS314で、現在の電界強度レベルと電界強度レベル基準表(図4(f)参照)を比較する。比較した結果、ステップS315で現在の電界強度レベルが基準値以上である場合には、ステップS321において警告ノードリスト(図4(e)参照)にノードIDがあるかどうかを判断し、ある場合にはステップS322において警告ノードリストから該当するノードIDを削除し、ステップS323では該当するノード10に警告解除命令を送信し、ステップS311に戻って次のノードに対する処理を実施する。ステップS321において、警告ノードリスト(図4(e)参照)にノードIDが無い場合にはステップS311に戻って次のノードに対する処理を実施する。
一方、ステップS315において、現在の電界強度レベルが基準値未満である場合には、ステップS331において警告ノードリスト(図4(e)参照)にノードIDを登録して、ステップS332では該当するノード10に警告指示命令を送信し、ステップS311に戻って次のノードに対する処理を実施する。
ステップS302で、現在のモードが設置モードである場合には、ステップS341でノード一覧表(図4(d)参照)に記載されたノード10について、先頭から一つずつ、以下の処理(ステップS344まで)を実施する。まず、ステップS342では、電界強度判定時間分の直近の電界強度ログ(図4(c)参照)から電界強度の平均値を算出する。そして、ステップS343で、電界強度レベル設定表(図4(b)参照)と電界強度の平均値(図4(c)参照)から、現在の電界強度レベルを決定する。ステップS344で、現在の電界強度レベルを基準値として電界強度レベル基準表(図4(f)参照)に記録する。
図8は、ノード10の動作(通常使用モード/設置モード)の手順を示している。図8は、ステップS401〜S481を有する。まず、ステップS401では、ノード10は電界強度測定間隔(図5(a)参照)に設定された間隔毎に電界強度を測定し、ステップS402で、ノード10は管理サーバ20へ電界強度を通知する。ステップS403で、現在のモードがモード情報記録部からモード判定し、通常使用モードである場合にはステップ411に移り、設置モードである場合にはステップS451に移る。
通常使用モードである場合には、ステップ411で、管理サーバ20から警告指示命令を受信した場合にはステップS421に移り、受信していない場合にはステップS431に移る。
ステップS421で、ノード10の警告フラグ(図5(a)参照)をオンに設定し、ステップS422で、点灯設定表(図5(c)参照)を参照し、警告として表示部17を赤色と黄色で点滅させて、ステップS401に戻る。
ステップS431で、ノード10は管理サーバ20から警告解除命令を受信したかどうかを判断し、受信している場合にはステップS441において警告フラグ(図5(a)参照)をオフに設定し、ステップS442で、点灯設定表(図5(c)参照)を参照し、ノード10の表示部17の点灯を停止し、ステップS401に戻る。
ステップS403で設置モードである場合には、ステップS451で、測定した電界強度と電界強度レベル設定表(図5(b)参照)を比較し、電界強度レベルを判定する。ステップS452で、電界強度レベルと点灯設定表(図5(c)参照)を比較し、結果が「良」であるとステップS461において表示部17を緑色に点灯し、ステップS401に戻る。結果が「普通」であると、ステップS471において表示部17を黄色に点灯し、ステップS401に戻る。結果が「悪」であると、ステップS481において表示部17を赤色に点灯し、ステップS401に戻る。
図9は、影響特定モード時の移設ノード10の動作の手順を示しており、ステップS501〜ステップS525を有している。ステップS501で、図1の移設ノード10上にある影響特定ボタンを押し下げ、ステップS502で移設ノード10の記憶部を参照してモードを判定する。判定の結果、設置モードであればステップS511に移り、通常使用モードであればステップS521に移る。
ステップS511で、移設ノード10は影響特定モード実行命令を既設ノード10に送信し、ステップS512で待機する。ステップS513で、影響特定ボタンが押し下げられていない場合にはステップS502に戻り、押し下げられている場合にはステップS514に移って影響特定モード解除命令を既設ノード10に送信して終了する。
ステップS502の判定の結果、通常使用モードであれば、ステップ521で、移設ノード10の操作ミスフラグ(図5(a)参照)をオンし、ステップS522で移設ノード10の点灯設定表(図5(c)参照)を参照し、設置モードへの変更を促すためにノード10の表示部17を赤色と緑色で点滅させ、ステップS523で待機する。
ステップS524で、移設ノード10の操作ミスフラグ(図5(a)参照)をオフにし、ステップS525で移設ノード10の点灯設定表(図5(c)参照)を参照し、表示部17の点灯を中止して終了する。
図10は、影響特定モード時の既設ノードの動作(影響特定モード実行時)の手順を示しており、ステップS601〜ステップS612を有している。ステップS601で、既設ノード10は、移設ノード10から影響特定モード実行命令を受信し、ステップS602で送信元ノードIDと前ノードIDが同じであるかを判断し、同じである場合には終了する。同じでなく移設ノード10の影響を受けない場合には、ステップS611において、移設ノード10の影響特定フラグ(図5(a)参照)をオンにする。ステップS612で、点灯設定表(図5(c)参照)を参照し、表示部17の点灯を停止して終了する。
図11は、影響特定モード時の既設ノードの動作(影響特定モード解除時)の手順を示しており、ステップS701〜ステップS703を有している。ステップS701で、移設ノード10から影響特定モード実行命令を受信し、ステップS702で移設ノード10の影響特定フラグ(図5(a)参照)をオフする。ステップS703で、点灯設定表(図5(c)参照)を参照し、表示部17を点灯させて終了する。
図12は、影響特定モードの実行命令パケットの例を示しており、移設ノードID:1、中継ノードID:3、そして送信先ノードID:5の場合である。図12(a)では、他のノード10を経由せずに、移設ノード10から直接影響特定モードの実行命令パケットを受け取った場合(移設ノード10の影響を受ける)を示しており、図12(b)では、他のノード10を経由して、移設ノード10から影響特定モードの実行命令パケットを受け取った場合(移設ノード10の影響を受けない)を示している。
以上説明したように、本発明の実施例では、通常使用モード時は、各ノード10の表示部17の点灯を停止する。電界強度が初期設置時から低下していないか監視するために、設置モードで記録された電界強度レベル基準値と現在の電界強度レベルを比較する。
現在の電界強度レベルが電界強度レベル基準値を下回った場合は、環境の変化により電界強度が低下したと判断して、警告として表示部17を赤色と黄色で点滅させ、作業者やお客様のような利用者等の周囲の人に対して知らせる。警告を受けたノード10の移設や中継ノード10の追加により、電界強度レベルが基準値以上になった場合は、表示部17の点灯を停止する。
ノード10の点灯は、閾値による自動点灯以外に、管理サーバ20から特定のノード10を指定して、そのノード10の表示部17を点灯させることで現場の作業者に交換の指示を行えるようにする。
設置時において電界強度が低下しているノード10を点灯させることで、利用者がノード10の設置場所を変更したり、中継用のノード10を新たに追加すべき対象となるノード10の存在を簡単に把握できる。
管理サーバ20は、ノード10の表示部17への点灯/非点灯の指示を一括で出せるために、ノード10に点灯スイッチを別途付けている場合に比べて点灯/非点灯の設定が容易である。
ノード10の表示部17の点灯パターンや電界強度の判定パターンなどは管理サーバ20から一括で配布できるため、お客様の環境に合せたノード設定を容易に行うことができる。既存のノード10に対して、外付けで電界強度を示すための表示部17を取り付けることで、ノード10の設置が容易である。本発明のノードシステムの実施例では、センサネットワークの導入やセンサネットワークの管理サービスの適用が可能である。
本発明の実施例では、アドホック型のネットワークを構築するためのノードシステムは、点灯可能な表示部17を有し、相互通信可能な複数のノード10と、各ノード10で測定したデータを、複数のノード10とゲートウェイ15を経由して送信することで保存する管理サーバ20と、を備える。これにより、設置するノードの電界強度を目視で直感的に把握することができるので、技術レベルが低い作業者やお客様でもノードの設置が可能になる。
ノード10には電界強度の検出部と表示部17とを備え、ノード10は電界強度を調査可能な設置モードと、前記表示部を点灯させない通常使用モードとの切り替えが可能であり、ノード10を通常使用モードから設置モードに切り替えた場合には、ノード10の表示部17を電界強度のレベルに応じた色や明滅パターンで点灯させる。これにより、表示部を点灯させる設置モードと、表示部を点灯させない通常使用モードを切り替え可能にすることで、通常使用時のノードの消費電力を抑えることが出来、技術レベルが低い作業者やお客様に対して確実に設置モードでの電界強度のレベルを目視で把握できる。
設置モードの一つのパターンとして、作業者が設置場所を検討して移設しようとしている移設のノードからの信号を受け取っている既設のノードの表示部のみを点灯させるための影響特定モードを備える。これにより、影響特定モードにより、あるノードを動かすことで、どのノードに影響が出るかを把握しやすくなる。
ノードを設置後に、設置モードから通常使用モードに切り替えるが、設置時の各前記ノードの電界強度から閾値を決定して、ノードもしくは管理サーバに記録し、使用中にノードの電界強度が前記閾値よりも一定期間継続して下回った場合には、ノードの設置場所や環境に変化があったと判断して、そのノードもしくは周囲のノードを点灯させて、利用者に警告する。これにより、ノードの設置場所や環境の変化に対応して、適切にノードの設置を行うことができる。
ノード10の表示部17の点灯は、閾値による自動点灯以外に、管理サーバ20から特定のノード10を指定して点灯させることで、現場の作業者にノードの交換の指示が行える。これにより、ノードの交換管理が目視で確認しながら容易に行える。電界強度を示す際に、電界強度レベルに応じて特定の音を出すようにすることで、目視だけでなく聴力によっても確認できる。
本発明は、上記実施例に限定されず、本発明のノードシステムが適用できる関連技術としては、無線LAN(ローカルエリアネットワーク)、省電力無線通信、センサネットなどがある。表示部17は、LED以外の液晶パネルや有機エレクトロルミネッセンスなどを用いることができる。
実施例のノードシステムの説明図。 実施例における初期設定の説明図。 実施例におけるノード設定初期値の説明図。 実施例における管理サーバに保存されるデータ例の説明図。 実施例におけるノードに保存されるデータ例の説明図。 実施例における管理サーバのモード変更の説明図。 実施例における管理サーバの動作の説明図。 実施例におけるノードの動作の説明図。 実施例における影響特定モード時の移設ノードの動作の説明図。 実施例における影響特定モード時の既設ノードの動作の説明図。 実施例における影響特定モード時の既設ノードの動作の説明図。 実施例におけるパケットの例の説明図。
符号の説明
10 ノード
15 ゲートウェイ
17 表示部
18 公衆網
19 作業者
20 管理サーバ

Claims (5)

  1. アドホック型のネットワークを構築するためのノードシステムであって、
    電界強度の検出部と点灯可能な表示部を有し、自己又は他のノードが測定したデータを周囲のノードと送受信する複数のノードと、1以上のノードが測定したデータを受信し保存する管理サーバと、を備え、前記ノードは、前記電界強度を調査可能な設置モード、及び前記表示部を点灯させない通常使用モードでの動作が可能であり、
    前記設置モードの一つのパターンとして、作業者が設置場所を検討して移設しようとしている移設ノードからの信号を受け取る既設のノードの表示部のみを点灯させる影響特定モードを有することを特徴とするノードシステム。
  2. アドホック型のネットワークを構築するためのノードシステムであって、
    電界強度の検出部と点灯可能な表示部を有し、自己又は他のノードが測定したデータを周囲のノードと送受信する複数のノードと、1以上のノードが測定したデータを受信し保存する管理サーバと、を備え、前記ノードは、前記電界強度を調査可能な設置モード、及び前記表示部を点灯させない通常使用モードでの動作が可能であり、
    前記ノードは、通常使用モードから設置モードに変更した場合に、前記表示部を前記電界強度のレベルに応じた色又は明滅パターンで点灯させ、前記設置モードの一つのパターンとして、作業者が設置場所を検討して移設しようとしている移設ノードからの信号を受け取る既設のノードの表示部のみを点灯させる影響特定モードを有することを特徴とするノードシステム。
  3. 請求項1又は2に記載のノードシステムにおいて、
    前記ノードを設置後に、設置モードから通常使用モードに切り替える際に、設置時の各ノードの前記電界強度から閾値を決定し、前記ノードもしくは前記管理サーバに記録し、使用中に前記ノードの電界強度が前記閾値よりも一定期間継続して下回った場合には、前記ノードの設置場所や環境に変化があったと判断して、その前記ノードもしくは周囲のノードを点灯させることを特徴とするノードシステム。
  4. 請求項3に記載のノードシステムにおいて、
    前記ノードの表示部の点灯は、前記閾値による自動点灯以外に、前記管理サーバから特定のノードを指定して点灯させることで、現場の作業者に前記ノードの交換の指示が行えることを特徴とするノードシステム。
  5. 請求項4に記載のノードシステムにおいて、
    前記電界強度を示す際に、前記電界強度レベルに応じて特定の音を出すことを特徴とするノードシステム。
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