JP4596834B2 - 電子回路検査装置および電子回路検査方法 - Google Patents

電子回路検査装置および電子回路検査方法 Download PDF

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Description

本発明は、電子回路の良否を判別する電子回路検査装置および電子回路検査方法に関するものである。
この種の電子回路検査装置として、特開平11−174104号公報に開示された受動素子試験装置が知られている。この受動素子試験装置では、受動素子(例えばコンデンサやコイルなど)に対して検査用信号を印加すると共にその検査用信号の周波数を所定の周波数帯域内で低域から高域へと変化させて(掃引させて)、そのときの検査用信号の振幅特性や、検査用信号に起因して受動素子を流れる電流の検査用信号に対する位相特性などの伝送特性を測定し、この測定結果に基づいて受動素子の良否を判別している。
特開平11−174104号公報(第3頁、図1)
ところが、上記した電子回路検査装置には、以下の問題点がある。すなわち、この電子回路検査装置では、受動素子に印加している検査用信号の周波数を所定の周波数帯域内で低域から高域へと変化させるために、ネットワークアナライザやスペクトラムアナライザなどの高価な検査機器を備える必要がある。したがって、装置が高価になる結果、検査コストが高騰するという問題点がある。また、この電子回路検査装置では、検査用信号の周波数を所定の周波数帯域内で低域から高域へと変化させつつ、多くの周波数ポイントで受動素子の伝送特性を測定しているため、検査時間が長くなるという問題点もある。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、検査に要するコストを低減しつつ検査時間を短縮し得る電子回路検査装置および電子回路検査方法を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の電子回路検査装置は、検査対象の電子回路に所定の周波数の検査用信号を供給しつつ当該電子回路を流れる交流電流と当該検査用信号の交流電圧との間の位相差を測定する測定部と、当該電子回路の良否を判別する判別部とを備え、前記測定部は、前記所定の周波数の検査用信号として、良品の前記電子回路が有する共振周波数よりも低い周波数の検査用信号および当該共振周波数よりも高い周波数の検査用信号を供給し、前記判別部は、前記各検査用信号の供給時に測定された前記各位相差の極性の違いの有無に基づいて前記電子回路の良否を判別する。この場合、本発明における電子回路には、複数の電子部品で構成されている電子回路のみならず、1つの電子部品で構成されている電子回路も含まれるものとする。
また、請求項2記載の電子回路検査装置は、検査対象の電子回路に所定の周波数の検査用信号を供給しつつ当該電子回路を流れる交流電流と当該検査用信号の交流電圧との間の位相差を測定する測定部と、当該電子回路の良否を判別する判別部とを備え、前記測定部は、前記所定の周波数の検査用信号として、良品の前記電子回路が有する共振周波数よりも低い周波数の検査用信号および当該共振周波数よりも高い周波数の検査用信号を供給し、前記判別部は、前記各検査用信号の供給時に測定された前記各位相差の極性が互いに異なるときに前記電子回路が良品であると判別する。
また、請求項3記載の電子回路検査装置は、検査対象の電子回路に所定の周波数の検査用信号を供給しつつ当該電子回路を流れる交流電流および当該検査用信号の交流電圧間の位相差を測定する測定部と、当該電子回路の良否を判別する判別部とを備え、前記測定部は、前記所定の周波数の検査用信号として、良品の前記電子回路が有する共振周波数よりも低い周波数の検査用信号および当該共振周波数よりも高い周波数の検査用信号を供給し、前記判別部は、前記各検査用信号の供給時に測定された前記各位相差の極性が互いに異なり、かつ当該各位相差のうちの一方の極性が予め規定された極性と一致するときに前記電子回路が良品であると判別する。
また、請求項4記載の電子回路検査装置は、検査対象の電子回路に対して、この順に周波数が高くなると共に、良品の前記電子回路が有する共振周波数がいずれかの周波数間に位置する第1、第2および第3の検査用信号のいずれか1つを供給しつつ当該電子回路を流れる交流電流および当該検査用信号の交流電圧間の位相差および当該電子回路のインピーダンスの絶対値を測定する測定部と、当該電子回路の良否を判別する判別部とを備え、前記測定部は、前記第1および第2の検査用信号の各周波数間に前記共振周波数が位置するときには、前記第1および第2の検査用信号の供給時において前記各位相差を測定すると共に、前記第2および第3の検査用信号の供給時において前記各インピーダンスの絶対値を測定し、前記第2および第3の検査用信号の各周波数間に前記共振周波数が位置するときには、前記第2および第3の検査用信号の供給時において前記各位相差を測定すると共に、前記第1および第2の検査用信号の供給時において前記各インピーダンスの絶対値を測定し、前記判別部は、前記各位相差の極性が互いに異なり、かつ前記各インピーダンスの絶対値の差分の極性が予め規定された極性と一致するときに前記電子回路が良品であると判別する。
また、請求項5記載の電子回路検査方法は、検査対象の電子回路に対して、良品の前記電子回路が有する共振周波数よりも低い周波数の検査用信号および当該共振周波数よりも高い周波数の検査用信号を供給し、前記各検査用信号の供給時に測定された前記電子回路を流れる交流電流と当該検査用信号の交流電圧との間の各位相差の極性の違いの有無に基づいて前記電子回路の良否を判別する。
また、請求項6記載の電子回路検査方法は、検査対象の電子回路に対して、良品の前記電子回路が有する共振周波数よりも低い周波数の検査用信号および当該共振周波数よりも高い周波数の検査用信号を供給し、前記各検査用信号の供給時に測定された前記電子回路を流れる交流電流と当該検査用信号の交流電圧との間の各位相差の極性が互いに異なるときに前記電子回路が良品であると判別する。
また、請求項7記載の電子回路検査方法は、検査対象の電子回路に対して、良品の前記電子回路が有する共振周波数よりも低い周波数の検査用信号および当該共振周波数よりも高い周波数の検査用信号を供給し、前記各検査用信号の供給時に測定された前記電子回路を流れる交流電流と当該検査用信号の交流電圧との間の各位相差の極性が互いに異なり、かつ当該各位相差のうちの一方の極性が予め規定された極性と一致するときに前記電子回路が良品であると判別する。
また、請求項8記載の電子回路検査方法は、検査対象の電子回路に対して、この順に周波数が高くなると共に、良品の前記電子回路が有する共振周波数がいずれかの周波数間に位置する第1、第2および第3の検査用信号のいずれか1つを供給し、前記第1および第2の検査用信号の各周波数間に前記共振周波数が位置するときには、前記第1および第2の検査用信号の供給時において前記電子回路を流れる交流電流および当該供給した検査用信号の交流電圧との間の各位相差を測定すると共に、前記第2および第3の検査用信号の供給時において前記電子回路についての各インピーダンスの絶対値を測定し、前記第2および第3の検査用信号の各周波数間に前記共振周波数が位置するときには、前記第2および第3の検査用信号の供給時において前記各位相差を測定すると共に、前記第1および第2の検査用信号の供給時において前記各インピーダンスの絶対値を測定し、前記各位相差の極性が互いに異なり、かつ前記各インピーダンスの絶対値の差分の極性が予め規定された極性と一致するときに前記電子回路が良品であると判別する。
請求項1,2記載の電子回路検査装置および請求項5,6記載の電子回路検査方法によれば、電子回路の良否検査に際して、良品の電子回路が有する共振周波数よりも低い周波数および高い周波数の2種類の検査用信号を供給しつつ、電子回路についての各周波数における各位相差を測定するだけで、各位相差の極性の違いの有無に基づいて電子回路の良否を判別(検査)することができる。この場合、例えば、各位相差の極性が互いに異なるときに電子回路が良品であると判別する。したがって、ネットワークアナライザやスペクトラムアナライザなどの高価な検査機器を不要にできる結果、装置コストを安価にすることができ、これによって検査に要するコストを十分に低減することができる。また、ネットワークアナライザやスペクトラムアナライザなどを使用する従来方法とは異なり、検査用信号の周波数を所定の周波数帯域内で低域から高域へと変化させ(掃引させ)つつ多数の周波数ポイントで振幅特性や位相特性などの伝送特性を測定する必要がないため、検査時間を大幅に短縮することができる。
請求項3記載の電子回路検査装置および請求項7記載の電子回路検査方法によれば、電子回路の良否検査に際して、良品の電子回路が有する共振周波数よりも低い周波数および高い周波数の2種類の検査用信号を供給しつつ、電子回路についての各周波数における各位相差を測定して、各位相差の極性が互いに異なり、かつ各位相差の極性のうちの一方が予め規定された極性と一致するときにのみ電子回路が良品であると判別することにより、直列共振周波数を有する電子回路と並列共振周波数を有する電子回路とが混在していたとしても、共振周波数の種類を含めて電子回路の良否を判別することができる。
請求項4記載の電子回路検査装置および請求項8記載の電子回路検査方法によれば、電子回路の良否検査に際して、良品の電子回路が有する共振周波数よりも低い周波数の2種類の検査用信号および共振周波数よりも高い周波数の1種類の検査用信号の合計3種類の検査用信号のいずれか1つを供給しつつ、電子回路についての共振周波数よりも低い周波数および高い周波数での各位相差、および共振周波数よりも低い各周波数での各インピーダンスの絶対値を測定するだけで、電子回路の良否を検査することができる。このため、ネットワークアナライザやスペクトラムアナライザなどの高価な検査機器を不要にできる結果、装置コストを安価にすることができ、これによって検査に要するコストを十分に低減することができる。また、ネットワークアナライザやスペクトラムアナライザなどを使用する検査方法とは異なり、検査用信号の周波数を所定の周波数帯域内で低域から高域へと変化させ(掃引させ)つつ多数の周波数ポイントで振幅特性や位相特性などの伝送特性を測定する必要がないため、検査時間を大幅に短縮することができる。また、各位相差の極性が互いに異なり、かつ各インピーダンスの絶対値の差分の極性が予め規定された極性と一致するときに電子回路が良品であると判別することにより、直列共振回路の電子回路と並列共振回路の電子回路とが混在していたとしても、共振回路の種類を含めて電子回路の良否を判別することができる。
以下、本発明に係る電子回路検査装置および電子回路検査方法の最良の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、電子回路検査装置1の構成について、図1を参照して説明する。
同図に示すように、電子回路検査装置1は、測定部2、判別部3、RAM4、ROM5、操作部6および表示部7を備え、所定の共振周波数(直列共振周波数)frを有する電子回路(一例として図2に示す電子回路)21および所定の共振周波数(並列共振周波数)frを有する電子回路(一例として図3に示す電子回路)22の双方についての良否を検査可能に構成されている。
測定部2は、信号源11、電流検出回路12、電圧検出回路13および演算回路14を備えて構成されて、電子回路に交流電圧を供給したときに流れる交流電流とこの交流電圧との位相差θを測定する。この場合、信号源11は、入力した周波数データD1によって示される周波数の検査用信号(交流電圧)を生成して電子回路に供給(印加)する。一例として信号源11は、図4〜図7に示すように、0.1kHzから1000kHzまでの周波数範囲内に含まれる周波数であってこの順に高くなる8つの周波数f1,f2,f3,・・・,f7,f8の検査用信号を周波数データD1の内容に応じて選択して出力する。本例では、一例として、各周波数f1,f2,f3,・・・,f7,f8は、同図に示すように、対数周波数軸上においてほぼ等間隔になるように予め規定されている。電流検出回路12は、検査用信号が供給された際に電子回路を流れる交流電流Iを検出すると共に電圧信号Viに変換して出力する。電圧検出回路13は、電子回路の両端に発生する電圧Vを検出して出力する。演算回路14は、電圧信号Viおよび電圧Vに基づいて、電圧Vに対する交流電流Iの位相差θ(度)を算出する。
判別部3は、CPU等で構成されると共に、ROM5に記憶されている動作プログラムに従って作動し、操作部6から入力した周波数データD1および基準極性データD2(本発明における予め規定された極性に相当する)をRAM4に記憶させる。この場合、周波数データD1については、周波数f1,f2,f3,・・・,f7,f8のうちからオペレータによって2つの周波数(所定の周波数)が選択される。また、判別部3は、周波数データD1によって示された2つの各周波数を順次読み出して、その周波数を示す周波数データD1を測定部2に出力する。さらに、判別部3は、測定部2によって測定された位相差θに基づいて電子回路の良否を判別する判別処理を実行し、判別処理の結果を表示部7に表示させる。
次に、電子回路検査装置1による電子回路の検査処理(本発明に係る電子回路検査方法)を説明する。最初に、図2に示す共振周波数(直列共振周波数)frを有する電子回路21を検査する例について説明する。
まず、測定部2に電子回路21を接続し、次いで、操作部6を操作して周波数データD1および基準極性データD2(電子回路21では負極性)を判別部3に入力する。一例として、良品の電子回路21が位相差θについて図4に示すような周波数特性を有しているときには、共振周波数frよりも低い1つの周波数と、共振周波数frよりも高い1つの周波数とを選択し、この2つの周波数を示す周波数データD1を判別部3に出力させる。なお、周波数を選択する際には、共振周波数frに極く近い周波数を除くのが好ましい。共振周波数frに極く近い周波数を選択した場合、電子回路21の共振周波数frが良品としての許容範囲内で変化したときに、選択した周波数における位相差θの極性が反転するおそれがあるためである。例えば、共振周波数frよりも低い周波数として周波数f5を選択した場合、周波数f5における位相差θは標準的な良品のときには負極性であるが、共振周波数frが良品としての許容範囲内で低周波数側に変化して周波数f5を下回ったときには正極性に反転する。このため、共振周波数frの変動が良品としての許容範囲内であるにも拘わらず、周波数f5における負極性であるべき位相差θの極性が正極性となる結果、判別部3が、良品と判別すべき電子回路21を誤って不良品と判別することがある。したがって、共振周波数frに極く近い周波数f5を除き、共振周波数frよりも低い周波数として周波数f4を選択し、かつ共振周波数frよりも高い周波数として周波数f6をそれぞれ選択する。この際には、この2つの周波数f4,f6を示す周波数データD1が操作部6から判別部3に出力される。また、操作部6を操作することにより、各周波数f4,f6のうちのいずれか一方(本例では一例として周波数f4)の検査用信号を良品の電子回路21に供給したときの位相差θについての極性を基準極性データD2として判別部3に出力する。判別部3は、入力した周波数データD1および基準極性データD2をRAM4に記憶させた後に、電子回路21に対する判別処理を実行する。
具体的には、判別部3は、RAM4に記憶されている一つの周波数f4に対応する周波数データD1を読み出して測定部2に出力する。測定部2では、信号源11が、入力した周波数データD1の内容に応じて周波数f4の検査用信号を生成して電子回路21に供給(印加)する。また、電流検出回路12が、電子回路21を流れている交流電流Iを検出すると共に電圧信号Viに変換して出力する。また、電圧検出回路13が、電子回路21の両端に発生する電圧Vを検出して出力する。また、演算回路14は、電圧信号Viおよび電圧Vに基づいて、電圧Vに対する交流電流Iの位相差θ(θ4:図4参照)を算出し、算出した位相差θ4を判別部3に出力する。判別部3は、入力した位相差θ4を周波数f4に対応させてRAM4に記憶させる。次いで、判別部3は、RAM4に記憶されている残りの一つの周波数f6に対応する周波数データD1を読み出して測定部2に出力する。また、測定部2は、周波数f4を示す周波数データD1を入力したときと同様にして、周波数f6の検査用信号を電子回路21に供給したときの位相差θ6(図4参照)を算出して判別部3に出力する。判別部3は、入力した位相差θ6を周波数f6に対応させてRAM4に記憶させる。
次いで、判別部3は、RAM4に記憶させた各周波数f4,f6における各位相差θ4,θ6の極性の違いの有無を判別し、各位相差θ4,θ6の極性が異なるときには、さらにRAM4に記憶されている基準極性データD2と位相差θ4の極性とを比較して両極性が一致するか否かを判別する。この際に、判別部3は、各位相差θ4,θ6の極性が異なり、かつ基準極性データD2と位相差θ4の極性とが一致しているときには、電子回路21が良品であると判別する。一方、これ以外のときには、判別部3は、電子回路21を不良品であると判別する。この場合、図2に示す電子回路21を構成する各電子部品(抵抗31、コンデンサ32およびコイル33などの受動素子)が互いに正常に接続され、かつ各電子部品の値(抵抗値、キャパシタンス、インダクタンス)がすべて許容範囲内であるとき、すなわち電子回路21が良品であるときには、電子回路21の共振周波数frは常に両周波数f4,f6の間に位置するため、図4に示すように、各位相差θ4,θ6の極性は常に異なり、かつ位相差θ4の極性は常に負極性になる。したがって、各位相差θ4,θ6の極性が異なり、かつ基準極性と位相差θ4の極性とが一致しているときには、電子回路21を良品と判別することができる。
次いで、判別部3は、その判別結果を表示部7に表示させる。これにより、オペレータは、表示部7に表示された判別結果に基づいて、電子回路21の良否を検査することができる。
このように、この電子回路検査装置1、および電子回路検査装置1によって実行される電子回路検査方法によれば、所定の共振周波数frを有する電子回路21の良否検査に際して、共振周波数frよりも低い周波数f4の検査用信号および共振周波数frよりも高い周波数f6の検査用信号の2種類の検査用信号を供給しつつ、電子回路21についての各周波数f4,f6における各位相差θ4,θ6を測定するだけで、各位相差θ4,θ6の極性の違いの有無に基づいて電子回路21の良否を検査することができる。したがって、ネットワークアナライザやスペクトラムアナライザなどの高価な検査機器を不要にできる結果、装置コストを安価にすることができ、これによって検査に要するコストを十分に低減することができる。また、ネットワークアナライザやスペクトラムアナライザなどを使用する従来方法とは異なり、検査用信号の周波数を所定の周波数帯域内で低域から高域へと変化させ(掃引させ)つつ多数の周波数ポイントで振幅特性や位相特性などの伝送特性を測定する必要がないため、検査時間を大幅に短縮することができる。さらに、各位相差θ4,θ6の極性のうちの一方(上記の例では位相差θ4)が予め規定された基準極性データD2と一致するときにのみ電子回路21が良品であると判別することにより、直列共振周波数を有する電子回路21と並列共振周波数を有する電子回路22とが混在していたとしても、共振周波数の種類を含めて電子回路21,22の良否を判別することができる。
なお、本発明は、上記した構成に限定されない。例えば、位相差θ4の極性に対応する極性を基準極性データD2としてRAM4に記憶させる例について説明したが、位相差θ6の極性に対応する極性を基準極性データD2として規定することもできる。また、図2に示すような直列共振周波数を有する電子回路21について検査する例について説明したが、図3に示す電子回路22についても、電子回路22を構成する各電子部品(抵抗34、コンデンサ35およびコイル36)が互いに正常に並列接続され、かつ各電子部品の値(抵抗値、キャパシタンス、インダクタンス)がすべて許容範囲内であるとき、すなわち電子回路22が良品であるときには、図6に示すように、共振周波数frよりも低い周波数(この例では周波数f4)における位相差θの極性と共振周波数frよりも高い周波数(この例では周波数f6)における位相差θの極性との間に常に違いが存在する(逆極性になる)ため、電子回路検査装置1は、電子回路21に対する良否判別と同様にして、電子回路22に対する良否を判別することができる。また、共振回路の種類(直列共振または並列共振)がすべて同一の電子回路を検査するときには、共振周波数frの前後における位相差θの極性自体は問題とならない。したがって、このような電子回路を検査するときには、判別部3に対して、RAM4に記憶させた各周波数f4,f6における各位相差θ4,θ6の極性の違いの有無を判別させ、その有無に基づいて電子回路21の良否を判別させる。具体的には、判別部3に対して、各位相差θ4,θ6の極性が異なるときには、基準極性データD2を用いた同一性の判別を行わせることなく、電子回路21を良品と判別させ、各位相差θ4,θ6の極性が同じときには不良品と判別させる。
また、上記した電子回路検査装置1では、電子回路を流れている交流電流I(電圧信号Vi)と電子回路の両端に発生する電圧Vとの位相差θ、およびこの位相差θの極性に基づいて電子回路の良否を判別しているが、位相差θの極性に代えて、電子回路についてのインピーダンスの絶対値Zに基づいてその電子回路の良否を判別することもできる。以下、電子回路を流れている交流電流I(電圧信号Vi)と電子回路の両端に発生する電圧Vとの位相差θ、および電子回路のインピーダンスの絶対値Zに基づいて電子回路の良否を判別する電子回路検査装置1Aについて説明する。
最初に、電子回路検査装置1Aの構成について、図1を参照して説明する。なお、電子回路検査装置1と同一の構成については同一の符号を付して重複する説明を省略する。
同図に示すように、電子回路検査装置1Aは、測定部2A、判別部3A、RAM4、ROM5、操作部6および表示部7を備え、電子回路21,22の双方についての良否を検査可能に構成されている。
測定部2Aは、信号源11、電流検出回路12、電圧検出回路13および演算回路14Aを備えて構成されて、電子回路21(または22)に交流電圧の検査用信号を供給したときに流れる交流電流とこの交流電圧との位相差θ、および電子回路21(または22)についてのインピーダンスの絶対値Zを測定する。この場合、測定部2Aでは、演算回路14Aが、電圧信号Viおよび電圧Vに基づいて、両者間の位相差θと、電子回路21についてのインピーダンスの絶対値Zとを算出する。
判別部3Aは、操作部6から入力した周波数データD1および基準極性データD2をRAM4に記憶する。この場合、周波数データD1については、その順に周波数が高くなる周波数f1,f2,f3,・・・,f7,f8のうちからオペレータによって3つの周波数(所定の周波数)が選択される。この場合、3つの周波数の内のいずれかの間に共振周波数frが位置するように選択される。また、判別部3Aは、3つの各周波数に対応する周波数データD1を順次読み出して測定部2Aに出力する。さらに、判別部3Aは、測定部2Aによって測定された位相差θおよびインピーダンスの絶対値Zに基づいて電子回路の良否を判別する判別処理を実行し、判別処理の結果を表示部7に表示させる。
次に、電子回路検査装置1Aによる電子回路(一例として電子回路21)の検査処理(本発明に係る電子回路検査方法)を説明する。
まず、測定部2Aに電子回路21を接続し、次いで、操作部6を操作して周波数データD1および基準極性データD2を判別部3Aに入力する。この場合、良品の電子回路21は、位相差θおよびインピーダンスの絶対値Zについて、図4および図5に示す周波数特性を有している。このため、上記の3つの周波数として、共振周波数frよりも低い2つの周波数f3,f4と、共振周波数frよりも高い1つの周波数f6とを選択し、この各周波数f3,f4,f6を示す周波数データD1を判別部3Aに入力する。なお、電子回路検査装置1についての理由と同じ理由により、電子回路検査装置1Aにおいても、周波数を選択する際には共振周波数frに極く近い周波数(同図では周波数f5)を除くのが好ましい。また、操作部6を操作することにより、周波数f3でのインピーダンスの絶対値Z3から周波数f4でのインピーダンスの絶対値Z4を減算した値(良品の電子回路21についての値)の極性(正極性)を基準極性データD2として判別部3Aに入力する。判別部3Aは、入力した周波数データD1および基準極性データD2をRAM4に記憶させた後、電子回路21に対する判別処理を実行する。
具体的には、判別部3Aは、RAM4に記憶されている3つの周波数f3,f4,f6に対応する周波数データD1を順次読み出して測定部2Aに出力する。測定部2Aでは、信号源11が、入力した周波数データD1の内容に応じて、周波数f3の検査用信号(第1の検査用信号)、周波数f4の検査用信号(第2の検査用信号)、および周波数f6の検査用信号(第3の検査用信号)を順次生成して電子回路21に供給(印加)する。また、各周波数f3,f4,f6の検査用信号のいずれか1つを電子回路21に供給している状態において、電流検出回路12は、電子回路21を流れている交流電流Iを検出すると共に電圧信号Viに変換して出力する。電圧検出回路13は、電子回路21の両端に発生する電圧Vを検出して出力する。演算回路14Aは、電圧信号Viおよび電圧Vに基づいて、各周波数f4,f6での電圧Vに対する交流電流Iの位相差θ(θ4,θ6:図4参照)、および各周波数f3,f4での電子回路21についてのインピーダンスの絶対値Z3,Z4(Z3,Z4:図5参照)を算出して判別部3Aに出力する。判別部3Aは、入力した各位相差θ4,θ6、および各絶対値Z3,Z4を、対応する周波数f3,f4,f6にそれぞれ対応させてRAM4に記憶させる。
次いで、判別部3Aは、RAM4に記憶させた各周波数f4,f6における各位相差θ4,θ6の極性の違いの有無を判別し、各位相差θ4,θ6の極性が異なるときには、絶対値Z3から絶対値Z4を減算した値の極性データDp1を算出すると共に、極性データDp1と基準極性データD2とが一致しているか否かを判別する。この際に、判別部3Aは、各位相差θ4,θ6の極性が異なり、かつ極性データDp1と基準極性データD2とが一致しているときには、電子回路21が良品であると判別する。一方、これ以外のときには、判別部3Aは、電子回路21を不良品であると判別する。この場合、図2に示す電子回路21が良品のときには、電子回路21の共振周波数frは常に両周波数f4,f6の間に位置する。このため、図4に示すように、各位相差θ4,θ6の極性に違いが常に存在し、かつ図5に示すように、極性データDp1は常に正(正極性)になる。したがって、各位相差θ4,θ6の極性が異なり、かつ極性データDp1と基準極性データD2とが一致しているときには、電子回路21を良品と判別することができる。次いで、判別部3Aは、その判別結果を表示部7に表示させる。これにより、オペレータは、表示部7に表示された判別結果に基づいて、電子回路21の良否を検査することができる。
このように、この電子回路検査装置1A、および電子回路検査装置1Aによって実行される電子回路検査方法によれば、共振周波数frを有する電子回路21の良否検査に際して、共振周波数frよりも低い周波数f3,f4の2種類の検査用信号および共振周波数frよりも高い周波数f6の1種類の検査用信号の合計3種類の検査用信号のいずれか1つを供給しつつ、電子回路21についての各周波数f4,f6での各位相差θ、および各周波数f3,f4での各インピーダンスの絶対値Zを測定するだけで、電子回路21の良否を検査することができる。このため、ネットワークアナライザやスペクトラムアナライザなどの高価な検査機器を不要にできる結果、装置コストを安価にすることができ、これによって検査に要するコストを十分に低減することができる。また、ネットワークアナライザやスペクトラムアナライザなどを使用する検査方法とは異なり、検査用信号の周波数を所定の周波数帯域内で低域から高域へと変化させ(掃引させ)つつ多数の周波数ポイントで振幅特性や位相特性などの伝送特性を測定する必要がないため、検査時間を大幅に短縮することができる。また、極性データDp1が予め規定された基準極性データD2と一致しているときにのみ電子回路21が良品であると判別することにより、直列共振回路の電子回路21と並列共振回路の電子回路21とが混在していたとしても、共振回路の種類を含めて電子回路21,22の良否を判別することができる。
なお、本発明は、上記した構成に限定されない。例えば、上記の3つの周波数として、共振周波数frよりも低い2つの周波数f3,f4と、共振周波数frよりも高い1つの周波数f6とを選択する構成に代えて、共振周波数frよりも低い1つの周波数f4と、共振周波数frよりも高い2つの周波数f6,f7とを選択し、電子回路21についての各周波数f4,f6での各位相差θ、および各周波数f6,f7での各インピーダンスの絶対値Z6,Z7(図5参照)に基づいて電子回路21の良否を判別することもできる。また、図2に示すような直列共振周波数を有する電子回路21を検査する例について説明したが、図3に示すような並列共振周波数を有する電子回路22についても、良品のときには、図6,7に示すように、電子回路22の共振周波数frは常に両周波数f4,f6の間に位置して、電子回路22についての周波数f4,f6での位相差θ4,θ6の極性に違いが常に存在し、かつ絶対値Z3から絶対値Z4を減算した値(または絶対値Z7から絶対値Z6を減算した値)の極性データDp1は常に負極性になる。したがって、各位相差θ4,θ6の極性が異なり、かつ極性データDp1が基準極性データD2(ここでは負極性を示すデータ)と一致しているか否かを判別することにより、電子回路22についても、電子回路21と同様にしてその良否を判別することができる。なお、図6,7に示すように、良品のときには、電子回路22についての周波数f4,f6での位相差θ4,θ6の極性が異なり、かつ絶対値Z4から絶対値Z3を減算した値(または絶対値Z6から絶対値Z7を減算した値)の極性データDp1が正極性になるため、各位相差θ4,θ6の極性が異なり、かつ極性データDp1が基準極性データD2(ここでは正極性を示すデータ)と一致しているか否かを判別することにより、同様にしてその良否を判別することができる。
また、上記した電子回路検査装置1,1Aによる両判別処理を選択的に切り替えて1台の電子回路検査装置に実行させる構成を採用することもできる。この電子回路検査装置では、ROM5に両判別処理を実行可能な動作プログラムが予め記憶されており、操作部6を操作していずれかの動作プログラムを指定することにより、判別部3がその動作プログラムに従って判別処理を実行する。
また、直列共振回路の一例として図2に示す電子回路21を、また並列共振回路の一例として図3に示す電子回路22を挙げて説明したが、電子回路検査装置1,1Aは、共振周波数を有する限り任意の回路構成の電子回路に対しても同様にしてその良否を検査することができる。
電子回路検査装置1(1A)の構成を示すブロック図である。 電子回路21の回路図である。 電子回路22の回路図である。 電子回路21の位相差θについての周波数特性図である。 電子回路21のインピーダンスZについての周波数特性図である。 電子回路22の位相差θについての周波数特性図である。 電子回路22のインピーダンスZについての周波数特性図である。
符号の説明
1,1A 電子回路検査装置
2,2A 測定部
3,3A 判別部
21,22 電子回路
f3,f4,f6,f7 所定の周波数
Z インピーダンスの絶対値
θ 位相差

Claims (8)

  1. 検査対象の電子回路に所定の周波数の検査用信号を供給しつつ当該電子回路を流れる交流電流と当該検査用信号の交流電圧との間の位相差を測定する測定部と、当該電子回路の良否を判別する判別部とを備え、
    前記測定部は、前記所定の周波数の検査用信号として、良品の前記電子回路が有する共振周波数よりも低い周波数の検査用信号および当該共振周波数よりも高い周波数の検査用信号を供給し、
    前記判別部は、前記各検査用信号の供給時に測定された前記各位相差の極性の違いの有無に基づいて前記電子回路の良否を判別する電子回路検査装置。
  2. 検査対象の電子回路に所定の周波数の検査用信号を供給しつつ当該電子回路を流れる交流電流と当該検査用信号の交流電圧との間の位相差を測定する測定部と、当該電子回路の良否を判別する判別部とを備え、
    前記測定部は、前記所定の周波数の検査用信号として、良品の前記電子回路が有する共振周波数よりも低い周波数の検査用信号および当該共振周波数よりも高い周波数の検査用信号を供給し、
    前記判別部は、前記各検査用信号の供給時に測定された前記各位相差の極性が互いに異なるときに前記電子回路が良品であると判別する電子回路検査装置。
  3. 検査対象の電子回路に所定の周波数の検査用信号を供給しつつ当該電子回路を流れる交流電流および当該検査用信号の交流電圧間の位相差を測定する測定部と、当該電子回路の良否を判別する判別部とを備え、
    前記測定部は、前記所定の周波数の検査用信号として、良品の前記電子回路が有する共振周波数よりも低い周波数の検査用信号および当該共振周波数よりも高い周波数の検査用信号を供給し、
    前記判別部は、前記各検査用信号の供給時に測定された前記各位相差の極性が互いに異なり、かつ当該各位相差のうちの一方の極性が予め規定された極性と一致するときに前記電子回路が良品であると判別する電子回路検査装置。
  4. 検査対象の電子回路に対して、この順に周波数が高くなると共に、良品の前記電子回路が有する共振周波数がいずれかの周波数間に位置する第1、第2および第3の検査用信号のいずれか1つを供給しつつ当該電子回路を流れる交流電流および当該検査用信号の交流電圧間の位相差および当該電子回路のインピーダンスの絶対値を測定する測定部と、当該電子回路の良否を判別する判別部とを備え、
    前記測定部は、前記第1および第2の検査用信号の各周波数間に前記共振周波数が位置するときには、前記第1および第2の検査用信号の供給時において前記各位相差を測定すると共に、前記第2および第3の検査用信号の供給時において前記各インピーダンスの絶対値を測定し、前記第2および第3の検査用信号の各周波数間に前記共振周波数が位置するときには、前記第2および第3の検査用信号の供給時において前記各位相差を測定すると共に、前記第1および第2の検査用信号の供給時において前記各インピーダンスの絶対値を測定し、
    前記判別部は、前記各位相差の極性が互いに異なり、かつ前記各インピーダンスの絶対値の差分の極性が予め規定された極性と一致するときに前記電子回路が良品であると判別する電子回路検査装置。
  5. 検査対象の電子回路に対して、良品の前記電子回路が有する共振周波数よりも低い周波数の検査用信号および当該共振周波数よりも高い周波数の検査用信号を供給し、前記各検査用信号の供給時に測定された前記電子回路を流れる交流電流と当該検査用信号の交流電圧との間の各位相差の極性の違いの有無に基づいて前記電子回路の良否を判別する電子回路検査方法。
  6. 検査対象の電子回路に対して、良品の前記電子回路が有する共振周波数よりも低い周波数の検査用信号および当該共振周波数よりも高い周波数の検査用信号を供給し、前記各検査用信号の供給時に測定された前記電子回路を流れる交流電流と当該検査用信号の交流電圧との間の各位相差の極性が互いに異なるときに前記電子回路が良品であると判別する電子回路検査方法。
  7. 検査対象の電子回路に対して、良品の前記電子回路が有する共振周波数よりも低い周波数の検査用信号および当該共振周波数よりも高い周波数の検査用信号を供給し、前記各検査用信号の供給時に測定された前記電子回路を流れる交流電流と当該検査用信号の交流電圧との間の各位相差の極性が互いに異なり、かつ当該各位相差のうちの一方の極性が予め規定された極性と一致するときに前記電子回路が良品であると判別する電子回路検査方法。
  8. 検査対象の電子回路に対して、この順に周波数が高くなると共に、良品の前記電子回路が有する共振周波数がいずれかの周波数間に位置する第1、第2および第3の検査用信号のいずれか1つを供給し、
    前記第1および第2の検査用信号の各周波数間に前記共振周波数が位置するときには、前記第1および第2の検査用信号の供給時において前記電子回路を流れる交流電流および当該供給した検査用信号の交流電圧との間の各位相差を測定すると共に、前記第2および第3の検査用信号の供給時において前記電子回路についての各インピーダンスの絶対値を測定し、前記第2および第3の検査用信号の各周波数間に前記共振周波数が位置するときには、前記第2および第3の検査用信号の供給時において前記各位相差を測定すると共に、前記第1および第2の検査用信号の供給時において前記各インピーダンスの絶対値を測定し、
    前記各位相差の極性が互いに異なり、かつ前記各インピーダンスの絶対値の差分の極性が予め規定された極性と一致するときに前記電子回路が良品であると判別する電子回路検査方法。
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