JP4556968B2 - 顔検出装置、及び顔検出方法、顔検出プログラム - Google Patents

顔検出装置、及び顔検出方法、顔検出プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像内における人物の顔を検出する顔検出機能を備えたデジタルカメラ等に用いて好適な顔検出装置、及び顔検出方法、顔検出プログラムに関するものである。
従来、画像から人物の顔部分の領域(顔領域)を検出する方法として、例えば下記特許文献1には、複数の顔の形状をしたテンプレートを用意しておき、このテンプレートと画像とのマッチング度を計算し、マッチング度の最も高いテンプレートを選択し、最も高かったマッチング度が予め定めたしきい値以上であれば、選択されたテンプレート内の領域を顔領域として検出する顔検出方法が記載されている。また、顔検出に際しては、画像によっては、そこに存在する人物の顔の向きが、縦向きであったり、横向きであったり、というように必ずしも決まっていないため、画像を座標変換して向きを90度ずつ回転させ、全ての向きについてテンプレートとのマッチング(照合)を行うことが記載されている。
特開平8−63597号公報
しかしながら、上記の技術を例えばデジタルカメラに適用する場合には、顔検出の対象となる画像は、通常、カメラ本体を傾けずに撮影された一般的な横撮り画像と、カメラ本体を左右いずれかに回転して撮影された2種類の縦撮り画像との3種類のいずれかであるため、単純に考えると、同一画像に対して3回の顔検出処理を行うことが必要がある。
そのため、デジタルカメラ等のように画像内で顔の向きが確定していない画像を対象として顔検出を行う装置においては、顔検出に伴う装置の処理負担が重く、かつ顔検出に時間がかかるという問題があった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、顔検出に係る装置の処理負担を軽減するとともに、顔検出処理の高速化を可能とする顔検出装置、顔検出方法と、それらを実現させる顔検出プログラムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため請求項1記載の発明は、画像から人物の顔部分に相当する顔領域を検出する顔検出手段と、前記顔検出手段において顔領域が検出できたか否かを確認する確認手段と、この確認手段が前記顔検出手段おいて顔領域が検出できなかったことを確認したとき、前記顔領域が検出できなくなってから、その状態が所定期間継続していることを条件に、前記顔検出手段による顔領域の検出動作時における画像の縦横方向の向きを、前記顔検出手段が検出すべき顔領域に対して相対的に変更する変更手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、前記顔検出手段は、前記画像と人物の顔のパターンとの照合に基づき顔領域を検出し、前記変更手段は、前記顔検出手段による顔領域の検出動作時における画像側の縦横方向の向きを変更することを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、前記顔検出手段は、前記画像と人物の顔のパターンとの照合に基づき顔領域を検出し、前記変更手段は、前記顔検出手段による顔領域の検出動作時における前記パターン側の縦横方向の向きを変更することを特徴とする。
また、請求項記載の発明は、上記請求項1乃至3いずれか記載の発明において、前記確認手段が前記顔検出手段において顔領域が検出できなかったことを確認したとき、前記変更手段が前記画像の縦横方向の向きを変更する場合の条件となる、前記顔検出手段において顔領域が検出できなくなってから、その状態が継続している期間を、前記変更手段により前記画像の縦横方向の向きが変更された場合における変更後の向きに応じて設定する条件設定手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項記載の発明は、上記請求項4記載の発明において、前記条件変更手段は、前記変更手段により前記画像の縦横方向の向きが変更された場合における変更後の向きが前記顔検出手段が検出すべき顔領域の向きと一致する基準の向きである場合おける前記期間を、変更後の向きが前記顔検出手段が検出すべき顔領域の向きと一致しない向きである場合おける前記期間よりも短い期間に設定することを特徴とする。
また、請求項記載の発明は、上記請求項1乃至5いずれか記載の発明において、前記顔検出手段による顔領域の検出対象となる探索領域を前記画像に設定する領域設定手段と、
この領域設定手段が画像に設定する探索領域を、前記顔検出手段による顔領域の検出動作時における画像の縦横方向の向きに応じて変更する領域変更手段とをさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項記載の発明は、画像から人物の顔部分に相当する顔領域を検出する顔検出方法において、画像から人物の顔部分に相当する顔領域を検出する検出ステップと、この検出ステップにて前記顔領域が検出できたか否かを確認する確認ステップと、この確認ステップにて顔領域が検出できなかったことを確認したとき、前記顔領域が検出できなくなってから、その状態が所定期間継続していることを条件に、顔領域の検出動作時における画像の縦横方向の向きを、検出すべき顔領域に対して相対的に変更する変更ステップとを含むことを特徴とする。
また、請求項記載の発明は、コンピュータを、画像から人物の顔部分に相当する顔領域を検出する顔検出手段、前記顔検出手段において顔領域が検出できたか否かを確認する確認手段、この確認手段が前記顔検出手段おいて顔領域が検出できなかったことを確認したとき、前記顔領域が検出できなくなってから、その状態が所定期間継続していることを条件に、前記顔検出手段による顔領域の検出動作時における画像の縦横方向の向きを、前記顔検出手段が検出すべき顔領域に対して相対的に変更する変更手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、顔検出に係る装置の処理負担を軽減するとともに、顔検出処理の高速化が可能となる。
以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。図1は、本発明に係る顔検出装置であるデジタルカメラの概略構成を示すブロック図である。このデジタルカメラはAE(自動露出)、AF(オートフォーカス)、顔検出の各機能を備えたものであって、主として以下の各部から構成されている。
すなわちデジタルカメラは、光学系1により結像された被写体の光学像を光電変換し撮像信号として出力する撮像手段としてCCD2を有している。CCD2は、タイミングジェネレータ(TG)3により生成されるタイミング信号に基づきCCD駆動回路4によって生成される駆動信号により駆動される。CCD2の出力信号はA/D変換器5でデジタル信号に変換された後、画像処理部6へ送られる。
前記光学系1には、フォーカスレンズ及びそれを光軸上で移動させるためのレンズモータが含まれ、レンズモータが制御部7の指令に従いレンズ駆動回路8により生成される駆動信号によって駆動されることによりフォーカスレンズが光軸上での位置を制御される。
前記画像処理部6は、A/D変換後の撮像信号に対して、画素毎のR,G,Bの色成分データ(RGBデータ)を生成するRGB補間処理、RGBデータから輝度信号(Y)と色差信号(U、V)からなるYUVデータを画素毎に生成するYUV変換処理、さらにオートホワイトバランスや輪郭強調などの画品質向上のためのデジタル信号処理を行う。画像処理部6で変換されたYUVデータは順次SDRAM9に格納される。
また、デジタルカメラは、液晶モニタ及びその駆動回路から構成される表示部10を有している。撮影用の記録モードが設定されているときSDRAM9に格納されたYUVデータは、SDRAM9において1フレーム分が蓄積される毎に画像処理部6においてビデオ信号に変換された後、表示部10(液晶モニタ)においてスルー画像として画面表示される。そして、記録モードにおける撮影時には、SDRAM9に一時記憶された画像データがJPEG変換部11においてJPEG方式により圧縮符号化された後、外部メモリI/F12を介して、例えば各種のメモリカードにより構成される外部メモリ13(記録媒体)に静止画ファイルとして記録される。
上記外部メモリ13に記録された静止画ファイルは、再生モードにおいてユーザーの選択操作に応じて適宜読み出されるとともに、JPEG変換部11において伸張されYUVデータとしてSDRAM9に展開された後、表示部10において静止画像として表示される。
キー入力ブロック14は、電源キーや、デジタルカメラの基本の動作モードである前記記録モードと再生モードとの切り替えを行うモード切替キー、MENUキー、シャッターキー等の複数キーを含み、各キーの操作状態を制御部7により随時スキャンされる。
顔認識処理部15は、画像処理部6によって生成された1フレーム分の画像データ(以下、フレーム画像という。)において、予め用意(記憶)されている人物の顔に関する輪郭や色等のモデルパターンと特徴が近い顔部分を検出する顔検出を行い、検出した顔部分に対応する領域(以下、顔領域という。)の座標情報を取得し、それを制御部7へ送る。すなわち顔認識処理部15は本発明の顔検出手段であって、より具体的には、上記フレーム画像を一時記憶するフレームメモリと、顔検出動作に必要な各種の画像処理を行うための画像処理回路、顔検出動作に際して使用するパラメータを記憶する複数のレジスタ等から構成されている。
制御部7は、CPU及びその周辺回路等とから構成され、デジタルカメラの各部の制御、及び撮像信号に含まれる輝度情報に基づいたAE制御や、コントラスト検出方式によるAF制御、顔検出制御等を行う。それらの制御を制御部7に行わせるための各種のプログラムや、各々の制御に必要な各種データは、記憶データの書き換えが可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリ16に記憶されている。
また、フラッシュメモリ16には、制御部7を本発明の変更手段、条件設定手段、条件変更手段、領域設定手段、領域変更手段として機能させるための顔検出制御プログラムが記憶されている。なお、フラッシュメモリ16には、ユーザーにより設定されたデジタルカメラの各種の機能に関する設定情報等も記憶されている。
次に、以上の構成からなるデジタルカメラの顔検出に関する動作について説明する。まず、基本的な動作、及び概略について説明する。前記デジタルカメラにおいては、記録モードにおける撮影待機状態において顔検出機能がオンに設定されているとき、制御部7が所定のフレームレートによる撮像動作で取得したフレーム画像(被写体の画像データ)を対象として顔認識処理部15に顔検出動作を行わせる。顔認識処理部15における顔検出動作では、各フレーム画像について、検出すべき顔のサイズ(前述したモデルパターンのサイズ)を小さなサイズから徐々に大きなサイズへ変化させながら画像内における顔が探索され、探索された顔部分に対応する領域(顔領域)の座標情報が検出結果として制御部7へ送られる。
制御部7は、顔認識処理部15から送られる顔領域の座標情報に基づき、顔領域を示す顔検出枠をスルー画像上に逐次重畳して表示する。なお、上記顔検出枠Aの表示は、制御部7がSDRAM9に格納されたスルー画像用のYUVデータに顔検出枠AのOSD(On Screen Display)データを合成することにより行われる。また、検出された顔領域は、例えば制御部7によってAE制御が行われるときの測光領域として使用されたり、AF制御が行われるときのコントラスト値の取得領域(AF評価領域)として使用されたりする。
なお、顔認識処理部15による顔検出動作はフレームレートとは非同期であり、各サイズの顔についての顔検出動作、つまり1サイクルの顔検出動作が完了する毎に、その直後に取得した新たなフレーム画像を制御部7が顔認識処理部15へ送ることにより随時行われる。
また、本実施形態のデジタルカメラには、顔検出時における動作モードとして0度(横撮り)モード、+90度(縦撮り)モード、−90度(縦撮り)モードの3種類の顔検出モードが設けられている。係る顔検出モードは、ユーザーが設定可能な動作モードではなく、内部的に適宜設定される動作モードである。図2は、上記各モードの説明図である。
すなわち、同図(a)に示したように、0度(横撮り)モードは、顔認識処理部15に、フレーム画像100の縦横方向の向き(図で矢印)を通常の基本状態、つまりモデルパターンMの向き(検出すべき顔領域の向き)を一致させた状態で顔検出を行わせるモードである。また、同図(b)に示したように、+90度(縦撮り)モードは、顔認識処理部15に、フレーム画像100を座標変換により+90度回転させた状態で顔検出を行わせるモードであり、同図(c)に示したように、−90度(縦撮り)モードは、顔認識処理部15に、フレーム画像100を座標変換により−90度回転させた状態で顔検出を行わせるモードである。
また、前記デジタルカメラにおいては、顔認識処理部15に顔検出動作を行わせる際、フレーム画像100に予め決められている探索領域を設定し、その探索領域を対象として顔の探索を行わせる。探索領域101は、顔検出モード毎にフレーム画像100内での位置が異なるとともに、図2に示したように顔検索時の状態においては、フレーム画像100の回転の有無に関係なく、いずれのモードにおいてもフレーム画像100における上辺側の非探索領域102と下辺側の非探索領域103を除く領域である。また、本実施形態では、人物撮影で採用される一般的な構図を想定して探索領域101が決められており、非探索領域102,103の幅が、高さを100%としたとき上辺側が10%となる幅、下辺側が20%となる幅になっている。
次に、デジタルカメラの顔検出に関する具体的な動作内容を説明する。図3及び図4は、前記制御部7の顔検出に関する処理内容を示したフローチャートである。図3に示したように、制御部7は、記録モードにおいて顔検出機能がオンに設定されるか、または顔検出機能がオンに設定されている状態で記録モードが設定されることにより動作を開始し、まず顔検出モードを前述した0度(横撮り)モードに設定する(ステップS1)。具体的には顔認識処理部15の前記レジスタに、0度(横撮り)モードでの顔検出動作に必要なパラメータ、例えば探索領域を示す座標情報等を設定する。そして、試行カウンタのカウント値を0にリセットした後(ステップS2)、顔認識処理部15に、図2(a)に示した探索領域101を対象とする顔検出動作を行わせる(ステップS3)。
その後、制御部7は、顔認識処理部15において1サイクルの顔検出動作が完了する毎に検出結果を確認し、1人以上の顔が検出できていれば(ステップS4でYES)、ステップS2へ戻り、試行カウンタをリセットしてから、そのまま顔認識処理部15に0度(横撮り)モードによる顔検出動作を継続させる。図5は、顔検出時におけるフレーム画像100、及びその変化を例示する図であって、図においてフレーム画像100の向き(回転状態)は、図2と同様モデルパターンMの向きを基準とした向きである。また、同図(a)は、上記のように0度(横撮り)モードで2人以上の顔が検出できているときの例であり、太枠部分が検出された顔領域である。
また、上述した顔検出を繰り返す間、1人の顔も検出できなくなったときには(ステップS4でNO)、制御部7は内部メモリに確保している試行カウンタのカウント値をその都度インクリメントするとともに(ステップS5)、試行カウンタのカウント値が"20"になるまでの間(ステップS6でNO)、顔認識処理部15に0度(横撮り)モードでの顔検出動作を継続して行わせる(ステップS3)。なお、その間のいずれかのタイミングのフレーム画像100において顔が検出できたときには、その時点でステップS2へ戻り、試行カウンタをリセットしてから、0度(横撮り)モードでの顔検出動作を継続して行わせる(ステップS3)。
また、試行カウンタのカウント値が"20"以上になったら、つまり一定期間(ここでは、顔認識処理部15が顔検出動作を20回行う時間)、継続して顔が検出できなければ(ステップS6でYES)、顔検出モードを前述した+90度(縦撮り)モードに変更する(ステップS7)。すなわち顔認識処理部15の前記レジスタに、+90度(縦撮り)モードでの顔検出動作に必要なパラメータを設定する。しかる後、最新のフレーム画像を+90度回転させて顔認識処理部15へ送り(ステップS8)、顔認識処理部15に、図2(b)に示した探索領域101を対象とする顔検出動作を行わせる(ステップS9)。
また、+90度(縦撮り)モードに変更しても、1人の顔も検出できなかったときには(ステップS10でNO)、その時点で、直ちに顔検出モードを前述した−90度(縦撮り)モードに変更する(ステップS11)。すなわち顔認識処理部15の前記レジスタに、−90度(縦撮り)モードでの顔検出動作に必要なパラメータを設定する。しかる後、最新のフレーム画像を−90度回転させて顔認識処理部15へ送り(ステップS12)、顔認識処理部15に、図2(c)に示した探索領域101を対象とする顔検出動作を行わせる(ステップS13)。
さらに、−90度(縦撮り)モードに変更しても、1人の顔も検出できなかったときには(ステップS14でNO)、直ちにステップS1へ戻って、前述したように再び0度(横撮り)モードから、+90度(縦撮り)モード、−90度(縦撮り)モードの順に顔検出モードを変更しながら、各モードによって顔検出を試行する。
一方、その間に、+90度(縦撮り)モードにおいて顔が検出できたときには(ステップS10でYES)、図4のステップS15へ進み、また、−90度(縦撮り)モードにおいて顔が検出できたときには(ステップS14でYES)、図4のステップS29へ進み、引き続き以下の処理を行う。
すなわち、いったん+90度(縦撮り)モードにおいて顔が検出できたら、その時点で直ちに試行カウンタのカウント値を0にリセットした後(ステップS15)、最新のフレーム画像を+90度回転させて顔認識処理部15へ送り(ステップS16)、顔認識処理部15に、引き続き図2(b)に示した探索領域101を対象とする顔検出動作を行わせる(ステップS17)。
その後は、顔認識処理部15において1サイクルの顔検出動作が完了する毎に検出結果を確認し、1人以上の顔が検出できていれば(ステップS18でYES)、ステップS15へ戻り、そのまま顔認識処理部15に+90度(縦撮り)モードによる顔検出動作を継続させる。
また、顔検出を繰り返す間、1人の顔も検出できなくなったとき(ステップS18でNO)、制御部7は内部メモリに確保している試行カウンタのカウント値をその都度インクリメントするとともに(ステップS19)、試行カウンタのカウント値が"5"になるまでの間は(ステップS20でNO)、顔認識処理部15に+90度(縦撮り)モードでの顔検出動作を継続して行わせる(ステップS16,S17)。なお、その間のいずれかのタイミングのフレーム画像100において顔が検出できたときには、その時点でステップS15へ戻り、試行カウンタをリセットしてから、+90度(縦撮り)モードでの顔検出動作を継続して行わせる(ステップS16,S17)。
また、試行カウンタのカウント値が"5"以上になったら、つまり一定期間(ここでは、顔認識処理部15が顔検出動作を5回行う時間)、継続して顔が検出できなければ(ステップS20でYES)、顔検出モードを0度(縦撮り)モードに変更する(ステップS21)。しかる後、顔認識処理部15に、図2(a)に示した探索領域101を対象とする顔検出動作を行わせる(ステップS22)。
また、0度(横撮り)モードに変更しても、1人の顔も検出できなかったときには(ステップS23でNO)、その時点で、直ちに顔検出モードを−90度(縦撮り)モードに変更する(ステップS24)。しかる後、最新のフレーム画像を−90度回転させて顔認識処理部15へ送り(ステップS25)、顔認識処理部15に、図2(c)に示した探索領域101を対象とする顔検出動作を行わせる(ステップS26)。
さらに、−90度(縦撮り)モードに変更しても、1人の顔も検出できなかったときには(ステップS27でNO)、顔検出モードを+90度(縦撮り)モードに変更した後(ステップS28)、ステップS16へ戻って、前述したように再び+90度(縦撮り)モードから、0度(横撮り)モード、−90度(縦撮り)モードの順に顔検出モードを変更しながら、各モードによって顔検出を試行する。その間に、0度(横撮り)モードにおいて顔が検出できたときには(ステップS23でYES)、前述したステップS2へ戻り、試行カウンタをリセットしてから、そのまま顔認識処理部15に0度(横撮り)モードによる顔検出動作を継続させる。
また、−90度(縦撮り)モードにおいて顔が検出できたときには(ステップS27でYES)、前述したステップS14の判別結果がYESであったときと同様、図4のステップS29へ進み、その時点で直ちに試行カウンタのカウント値を0にリセットする。その後、最新のフレーム画像を−90度回転させて顔認識処理部15へ送り(ステップS30)、顔認識処理部15に、引き続き図2(c)に示した探索領域101を対象とする顔検出動作を行わせる(ステップS31)。
その後は、顔認識処理部15において1サイクルの顔検出動作が完了する毎に検出結果を確認し、1人以上の顔が検出できていれば(ステップS32でYES)、ステップS29へ戻り、そのまま顔認識処理部15に−90度(縦撮り)モードによる顔検出動作を継続させる。
また、顔検出を繰り返す間、1人の顔も検出できなくなったとき(ステップS32でNO)、制御部7は内部メモリに確保している試行カウンタのカウント値をその都度インクリメントするとともに(ステップS33)、試行カウンタのカウント値が"5"になるまでの間は(ステップS34でNO)、顔認識処理部15に−90度(縦撮り)モードでの顔検出動作を継続して行わせる(ステップS30,S31)。なお、その間のいずれかのタイミングのフレーム画像100において顔が検出できたときには、その時点でステップS28へ戻り、試行カウンタをリセットしてから、−90度(縦撮り)モードでの顔検出動作を継続して行わせる(ステップS30,S31)。
また、試行カウンタのカウント値が"5"以上になったら、つまり一定期間(ここでも、顔認識処理部15が顔検出動作を5回行う時間)、継続して顔が検出できなければ(ステップS34でYES)、顔検出モードを0度(縦撮り)モードに変更する(ステップS35)。しかる後、顔認識処理部15に、図2(a)に示した探索領域101を対象とする顔検出動作を行わせる(ステップS36)。
また、0度(横撮り)モードに変更しても、1人の顔も検出できなかったときには(ステップS37でNO)、その時点で、直ちに顔検出モードを+90度(縦撮り)モードに変更する(ステップS38)。しかる後、最新のフレーム画像を+90度回転させて顔認識処理部15へ送り(ステップS39)、顔認識処理部15に、図2(b)に示した探索領域101を対象とする顔検出動作を行わせる(ステップS40)。
さらに、+90度(縦撮り)モードに変更しても、1人の顔も検出できなかったときには(ステップS41でNO)、顔検出モードを−90度(縦撮り)モードに変更した後(ステップS42)、ステップS29へ戻って、前述したように再び−90度(縦撮り)モードから、0度(横撮り)モード、+90度(縦撮り)モードの順に顔検出モードを変更しながら、各モードによって顔検出を試行する。
その間、0度(横撮り)モードにおいて顔が検出できたときには(ステップS37でYES)、前述したステップS2へ戻り、試行カウンタをリセットしてから、そのまま顔認識処理部15に0度(横撮り)モードによる顔検出動作を継続させる。また、+90度(縦撮り)モードにおいて顔が検出できたときには(ステップS41でYES)、前述したステップS15へ戻り、試行カウンタをリセットしてから、そのまま顔認識処理部15に+90度(縦撮り)モードによる顔検出動作を継続させる。
そして、これ以後については上述した処理を繰り返す。その間における処理に際しては図5(a)に示したフレーム画像100の向きは、被写体の変化に伴い、例えば同図の(b)〜(f)のように変化する。
以上のように本実施形態のデジタルカメラにおいては、フレーム画像から顔領域が1つも検出できなかった場合に限り、顔検出モードの種類を切り替える、すなわちフレーム画像から顔領域を検出する際におけるフレーム画像の向きを、その時点とは異なる向き(0度、+90度、−90度のいずれかの向き)に変更することによって、同一のフレーム画像に対する顔領域の探索回数を必要最小限とすることができる。よって、顔検出に係る装置の処理負担を軽減するとともに、顔検出処理の高速化が可能となる。
なお、本実施形態においては、+90度(縦撮り)モードと、−90度(縦撮り)モードでの顔検出に際してフレーム画像の向きを+90度、又は−90度の向きに回転させて顔認識処理部15に入力するようにしたが、これとは別に、顔認識処理部15に入力するフレーム画像を回転させずに、顔検出に使用するモデルパターンM側を回転させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、フレーム画像が任意の向きにあるとき顔領域がいったん検出でき、その後、検出できなくなったときには、フレーム画像の向きを直ちに変更させるのではなく、顔領域が検出できない状態が所定期間継続していたことを条件として、フレーム画像の向きを変更するようにした。そのため、例えばフレーム内の顔に当たっている光の変化等によって瞬間的に顔領域が検出できなくなった場合に、フレーム画像の向きが不必要に変更されることがない。よって、フレーム画像の向きを無駄に変更することを未然に防止することができき、これによっても処理負担を軽減するとともに、顔検出処理の高速化が可能となる。
しかも、向きを変更するときの条件となる上記所定期間、つまり顔領域が検出できなくなってから、その状態が継続している期間を、フレーム画像の向きを0度の向きから、+90度または−90度の向きに変更する場合よりも、+90度または−90度の向きから0度の向きに変更する場合の方を短くした。よって、縦横方向の向きがモデルパターンの縦横方向の向きと一致する0度の向き、つまり一般的な撮影時で多用される向きのフレーム画像に対する顔検出を直ちに開始することができる。
なお、本実施形態では、顔領域が検出できなくなってから、その状態が継続している期間を、顔領域が検出できなった回数、つまり顔認識処理部15が顔検出動作を20回、又は5回行う時間としたが、上記期間は顔領域が検出できなくなってからの実際の経過時間を本発明の所定期間としてもよい。
さらに、前述したように、フレーム画像の向きを変更する場合には、変更後の向きに応じてフレーム画像に設定する探索領域101も変更するようにした。よって、フレーム画像の向きに関係なく、常に効率的に顔領域の検出処理を行うことができ、これによっても処理負担を軽減するとともに、顔検出処理の高速化が可能となる。
なお、フレーム画像の向きに応じて探索領域101を変更する処理については、例えば、ユーザーが設定可能な顔検出モードとして、フレーム内の全域についての顔領域を詳細に検出することよりも、顔領域の検出処理速度を優先するスピード優先モードが設けられている場合には、そのスピード優先モードが設定されているときにだけ行うようにしてもよい。
また、本実施形態では、フレーム画像に対して顔検出を行い顔領域の座標情報を取得する顔認識処理部15を備えたデジタルカメラについて説明したが、これに限らず本発明は、例えば顔認識処理部15を有することなく、制御部7がフレーム画像に対して顔検出を行い顔領域の座標情報を取得する処理を行うような構成のデジタルカメラにも適用可能である。また、本発明は、デジタルカメラに限らず、顔検出機能を有するものであれば、携帯電話端末等の他の情報機器に内蔵されたデジタルカメラや、デジタルビデオカメラ等の他の撮像装置、さらには顔検出機能を備えた画像処理装置等の他の装置にも適用可能である。
本発明に係るデジタルカメラのブロック図である。 顔検出モードの説明図である。 顔検出に関する制御部の処理内容を示すフローチャートである。 図3に続くフローチャートである。 顔検出時におけるフレーム画像100の向きの変化を例示する図である。
符号の説明
2 CCD
6 画像処理部
7 制御部
9 SDRAM
10 表示部
13 外部メモリ
14 キー入力ブロック
15 顔認識処理部
16 フラッシュメモリ
100 フレーム画像
101 探索領域
102 非探索領域
103 非探索領域
M モデルパターン

Claims (8)

  1. 画像から人物の顔部分に相当する顔領域を検出する顔検出手段と、
    前記顔検出手段において顔領域が検出できたか否かを確認する確認手段と、
    この確認手段が前記顔検出手段おいて顔領域が検出できなかったことを確認したとき、前記顔領域が検出できなくなってから、その状態が所定期間継続していることを条件に、前記顔検出手段による顔領域の検出動作時における画像の縦横方向の向きを、前記顔検出手段が検出すべき顔領域に対して相対的に変更する変更手段と
    を備えたことを特徴とする顔検出装置。
  2. 前記顔検出手段は、前記画像と人物の顔のパターンとの照合に基づき顔領域を検出し、
    前記変更手段は、前記顔検出手段による顔領域の検出動作時における画像側の縦横方向の向きを変更する
    ことを特徴とする請求項1記載の顔検出装置。
  3. 前記顔検出手段は、前記画像と人物の顔のパターンとの照合に基づき顔領域を検出し、
    前記変更手段は、前記顔検出手段による顔領域の検出動作時における前記パターン側の縦横方向の向きを変更する
    ことを特徴とする請求項1記載の顔検出装置。
  4. 前記確認手段が前記顔検出手段において顔領域が検出できなかったことを確認したとき、前記変更手段が前記画像の縦横方向の向きを変更する場合の条件となる、前記顔検出手段において顔領域が検出できなくなってから、その状態が継続している期間を、前記変更手段により前記画像の縦横方向の向きが変更された場合における変更後の向きに応じて設定する条件設定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の顔検出装置。
  5. 前記条件変更手段は、前記変更手段により前記画像の縦横方向の向きが変更された場合における変更後の向きが前記顔検出手段が検出すべき顔領域の向きと一致する基準の向きである場合おける前記期間を、変更後の向きが前記顔検出手段が検出すべき顔領域の向きと一致しない向きである場合おける前記期間よりも短い期間に設定することを特徴とする請求項4記載の顔検出装置。
  6. 前記顔検出手段による顔領域の検出対象となる探索領域を前記画像に設定する領域設定手段と、
    この領域設定手段が画像に設定する探索領域を、前記顔検出手段による顔領域の検出動作時における画像の縦横方向の向きに応じて変更する領域変更手段と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の顔検出装置。
  7. 画像から人物の顔部分に相当する顔領域を検出する顔検出方法において、
    画像から人物の顔部分に相当する顔領域を検出する検出ステップと、
    この検出ステップにて前記顔領域が検出できたか否かを確認する確認ステップと、
    この確認ステップにて顔領域が検出できなかったことを確認したとき、前記顔領域が検出できなくなってから、その状態が所定期間継続していることを条件に、顔領域の検出動作時における画像の縦横方向の向きを、検出すべき顔領域に対して相対的に変更する変更ステップと
    を含むことを特徴とする顔検出方法。
  8. コンピュータを、
    画像から人物の顔部分に相当する顔領域を検出する顔検出手段、
    前記顔検出手段において顔領域が検出できたか否かを確認する確認手段、
    この確認手段が前記顔検出手段おいて顔領域が検出できなかったことを確認したとき、前記顔領域が検出できなくなってから、その状態が所定期間継続していることを条件に、前記顔検出手段による顔領域の検出動作時における画像の縦横方向の向きを、前記顔検出手段が検出すべき顔領域に対して相対的に変更する変更手段
    として機能させることを特徴とする顔検出プログラム。
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