JP4518595B2 - Beverage container - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、飲料容器に関するものであり、特に温かい液体飲料を摂取するのに適した飲料容器の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
このような飲料容器としては、例えば図１６に示すような構造のものが知られている。
この飲料容器１は、コップ状の本体２と、この本体２の上部開口を塞ぐための蓋部材３を備えている。この蓋部材３の上面には、貫通孔３ａが設けられており、この貫通孔３ａに対してストロー４が挿入されるようになっている。
【０００３】
このような飲料容器１においては、容器本体２の内部に液体飲料を収容した状態で蓋部材３を装着すれば、容器本体２を多少傾けても内容物が外にこぼれることがない。
そして、上記ストロー４を介して、適宜液体飲料を吸い上げることで、この液体飲料を摂取できる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような飲料容器１においては、容器本体２内に比較的高い温度の液体が収容されている場合には、容器の内部空間Ｓ１に存在する空気の体積が、高温の液体の熱を受けて膨張してしまい、そのために、高温の飲料がストロー４を介して外部に噴出し危険であるという問題があった。
特に、乳幼児がミルクを調乳してから飲む場合には、ミルクの粉末を容器本体内に入れ、高温の湯で攪拌した後等においては、上記弊害が容易に予想できることである。
また、容器内に冷たい飲料を収容した場合でも、温かい部屋に置いておくと室温により容器内の空気が温められて同様の現象を生じることがある。
【０００５】
そこで、図１７に示すような改良も行われている。
図において、飲料容器５では、蓋部材３の上部開口を塞ぐキャップ部６を備えていて、このキャップ部６のベース部材７が装着されている。このベース部材７には、ストロー４を通す貫通孔を形成し、さらに、この貫通孔から横に延びるスリット状の貫通溝８を設けている。
【０００６】
これにより、図１６で説明したように、容器本体２内で内圧が高まった場合においては、その圧力は貫通溝８から外部に逃がすことが可能となり、ストローからの飲料の吹き出しを防止できる。
【０００７】
しかしながら、このような飲料容器５においては、容器本体２が傾くと、上記貫通溝８から液体飲料が漏れることになり、特に乳幼児の使用においては、液体飲料をこぼし易いという欠点があった。
この点を分かりやすく説明するため、ふたたび図１６を参照すると、飲用の際に、図１６の容器１を矢印方向に傾けていくと、液面ｈは、点線で示すように変化して、ストロー４の根元付近に接近する場合がある。
【０００８】
このため、図１７に示すように、キャップ部６のベース部材７に、ストロー４を通す貫通孔を形成すると、このベース部材７付近から液漏れを生じてしまい、着衣にこぼれたりすると汚すおそれがあった。
【０００９】
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、ストローを使用する飲料容器において、ストローからの液体飲料の吹き出しを防止し、あわせて液体飲料が外部に漏れることを簡単な操作にて完全に防止できる飲料容器を提供することを目的としている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、請求項１の発明にあっては、液体飲料が収容される容器本体と、この容器本体に装着され、前記容器本体内に挿入されるストローを通すストロー孔が中心よりも一側にずれた位置に形成されたベース部材と、このベース部材の前記ストロー孔とは反対の位置に設けた軸受け部に対して回動可能に軸止めされ、ベース部材の上部を開閉する蓋体とを有しており、前記ベース部材の前記軸受け部に貫通孔を有し、この軸受け部に配置したレバーを回動させることにより、前記貫通孔を開閉する構成とした、飲料容器により、達成される。
【００１１】
請求項１の構成によれば、レバーを回動させることにより、前記貫通孔を開いて、容器本体内の圧力を抜くことができ、ストローからの液体の吹き出しを防止することができる。ここで、容器本体に装着されたベース部材の中心より一側にずれた位置にストロー孔を設けているので、この孔にストローを挿通して、しかも容器本体を傾けて飲用する場合には、ストロー孔が設けられた側が下になるように容器本体が傾けられるのが自然である。
【００１２】
そして、この場合、通気孔となる前記貫通孔は、ストロー孔の近傍に設けておらず、ベース部材の中心に関して、これとは反対側に配置されていることから、容器本体内の飲料の液面は、この通気孔である前記貫通孔に達することがないので、液体が外部にもれることなく、容器本体内に例えば高温の液体による気圧上昇があっても、空気のみ前記貫通孔から外部に通過させることができる。
【００１３】
また、この貫通孔を開閉するレバーは、ストロー孔の近傍ではなく、前記貫通孔を有する軸受け部に設けられているから、レバーを設けるために、ベース部材の限られた有効面積を損なうことがない。そして、レバーにより前記貫通孔を確実に開閉することができるので、飲料容器を携行する上でも液漏れ等の心配がない。
【００１４】
請求項２の発明は、請求項１の構成において、前記軸受け部は、前記ベース部材の上面から起立する一対のリブ片を有し、前記貫通孔は、この一対のリブ片の間に位置しているとともに、前記レバーは、この一対のリブ片の間で回動可能に支持されており、かつ前記蓋体は、一端がキャップ状の本体に固定された一対のアームを有し、前記一対のリブ片の外側に対して、この一対のアームが回動可能に支持されている構成とした、ことを特徴とする。
【００１５】
請求項２の構成によれば、一つの軸受け部で、蓋体とレバーとの二つの回動手段を支持することができるので、その分飲料容器を少ない部品点数により構成することができる。
【００１６】
請求項３の発明は、請求項２の構成において、前記レバーと、前記蓋体のアームとが異なる回動中心を備える構成としたことを特徴とする。
【００１７】
請求項３の構成によれば、前記レバーと前記蓋体の各回動中心を同じにした場合と比べて、レバーを内側に配置することが可能となり、外形に大きく突出したレバーとならずに、携行においてもひっかかることが少ない機能的にすぐれた飲料容器とすることができる。
【００１８】
請求項４の発明は、請求項３の構成において、前記レバーは、その基端付近に係止手段を備えており、このレバーの回動位置に応じて、前記アーム側の被係止手段に係止されて、蓋体の開閉をロックする構成としたことを特徴とする。
【００１９】
請求項４の構成によれば、レバーの回動位置，例えば貫通孔を閉鎖している位置にあっては、常にその係止手段がアーム側の被係止手段に係止されている場合、容器本体内の圧力が高まった状態で蓋体を開くことが防止される。
【００２０】
上記目的は、請求項５の発明にあっては、液体飲料が収容される容器本体と、この容器本体に装着され、前記容器本体内に挿入されるストローを通すストロー孔が中心よりも一側にずれた位置に形成されたベース部材と、このベース部材の前記ストロー孔とは反対の位置に設けた軸受け部に対して回動可能に軸止めされ、ベース部材の上部を開閉する蓋体とを有しており、前記ベース部材の前記軸受け部は、前記ベース部材の上面から起立する一対の壁部を備える案内手段と、この案内手段の奥側に設けた貫通孔と、前記案内手段により進退される栓部材を備える飲料容器により、達成される。
【００２１】
請求項５の構成によれば、案内手段を利用して栓部材を進退させることにより、前記貫通孔を開閉して、容器本体内の圧力を抜くことができ、ストローからの液体の吹き出しを防止することができる。このため、請求項１の発明と同一の作用を発揮する。
【００２２】
上記目的は、請求項６の発明にあっては、液体飲料が収容される容器本体と、この容器本体に装着され、前記容器本体内に挿入されるストローを通すストロー孔が中心よりも一側にずれた位置に形成されたベース部材と、このベース部材の前記ストロー孔とは反対の位置に設けた軸受け部に対して回動可能に軸止めされ、ベース部材の上部を開閉する蓋体とを有しており、前記ベース部材の前記軸受け部に貫通孔を有し、前記蓋体と接続された回動基部が前記軸受け部で回動する回動位置に応じて、この回動基部が上記貫通孔を開閉する構成とした、飲料容器により、達成される。
【００２３】
請求項６の構成によれば、蓋体と接続された回動基部が、軸受け部によって、蓋体の回動を支持されるとともに、この回動基部が前記貫通孔を開閉することによって、容器本体内の圧力を抜くことができ、ストローからの液体の吹き出しを防止することができる。このため、請求項１の発明と同一の作用を発揮する。これに加えて、蓋体の回動を支持する手段と、貫通孔を開閉する手段が同時に操作され、操作性に優れている。
【００２４】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態を添付図面を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【００２５】
図１は、本発明の飲料容器の第１の実施形態の全体を示す概略斜視図である。
図において、飲料容器１０は、例えば透明なガラスやプラスチックにてコップ状に形成した容器本体１２を備えている。この容器本体１２の上端は開放された開口を備えていて、この開口を塞ぐようにしてベース部材１３が装着されている。
すなわち、例えばベース部材１３は、図２の断面図に示されているように、容器本体１２の上端開口の周囲に形成したネジ部（図示せず）に対して螺合させるネジ部１３ｃを備えており、これにより、容器本体１２に対して、着脱できるようになっている。
このため、ベース部材１３を外すと容器本体１２の上端は広く開放されることから、液体飲料を入れたり、あるいは粉状のミルクを入れてお湯とともに混ぜて調乳することが容易となっている。
【００２６】
さらに、ベース部材１３の上部には、蓋体１７が着脱されるようになっている。蓋体１７は、例えば透明の小さなドーム状の本体１８と、一端がこのドーム状の本体１８に固定され、他端が後述する軸受け部１６に支持された一対のアーム１９を備えており、ベース部材１３の上面から露出したストロー１４の上端を覆うことができるようになっている。
【００２７】
また、容器本体１２の側面には、例えば一対の把手１１がリング状の着脱手段１１ａにより装着されている。尚、この把手１１は、容器本体１２と一体に形成するようにしてもよい。
【００２８】
ベース部材１３は、図２に示すように、上部が上方に向かって凸となるようなほぼドーム状の形態であり、その上面の中心より図において左よりの領域は、内方に湾曲した凹状の湾曲面１５が形成されている。
この凹状の湾曲面１５は、案内部であり、中心に形成したストロー孔である貫通孔１５ａから突出させたストロー１４の上端が露出するようになっている。このストロー１４の上端を乳幼児が口腔内にくわえる場合に、前方に突出する上唇と下唇（図示せず）が、この凹状の湾曲面１５により案内されるようになっている。
ここで、上記ストロー１４は、図２に示されているように、その上端が装着部材１４ａにより支持されることによって、貫通孔１５ａに液密的に固定されており、この装着部材１４ａを含むストロー１４の上端部が、案内部である湾曲面１５から露出する距離が予め、例えば１０〜１５ｍｍ程度に設定されることにより、乳幼児の口腔内で、ストロー１４の端部が歯列まで到達しないようになっている。
【００２９】
さらに、ベース部材１３の右よりの領域には、図２に示されているように、軸受け部１６が形成されている。
この軸受け部１６は、図２で説明したように、ベース部材１３の上面の一側の領域に設けられており、図１を参照して理解されるように、ベース部材１３の上面から平行に起立する一対のリブ片もしくは壁部２６，２６により形成されている。つまり、各リブ片２６には、軸孔１７ａが形成されており、この軸孔１７ａを利用して蓋体１７及び／またはレバー部材２１を回動、すなわち正逆に回転可能に支持するようになっている。
また、この軸受け部１６の内部には、図２に示されているように、ベース部材１３を貫通する貫通孔１３ａが設けられている。この貫通孔１３ａは、容器本体１２の内部と外気を連通する通気路である。この通気路１３ａの形成面１６ｂは、凹状の曲面となっている。
【００３０】
そして、この通気路１３ａに対応して、上記リブ片２６，２６の間に、図１に示すように、レバー部材２１が装着される。
図３は、このレバー部材２１の構成を詳しく示しており、図３（ａ），図３（ｂ）は、それぞれ異なる方向から見た状態を示す斜視図である。
これらの図において、レバー部材２１は、軸受け部１６のリブ片２６，２６の間で回動するようになっている。このためレバー２１は、軸受け部１６の底部であるベース部材１３の凹状の曲面１６ｂに対応したほぼ円形の外周を備える円柱状の基部２２を備えている。また、この基部２２の両端には支軸２５がほぼ水平に延びており、さらにレバー部材２１は、比較的柔軟な材料，例えばエラストマーやシリコンで形成された基部２２に一体的に形成されたレバー本体２３を備えている。
【００３１】
基部２２の外周の一部に開放部２４を有しており、これにより、後述する内部空間を形成する。
上記支軸２５は、両端にひとつずつ一対設けられることにより、上記リブ片２６，２６の各軸孔１７ａ，１７ａに挿入されて枢止されるようになっている。
レバー本体２３は、外方に大きく突出しないように、指がかりとして最小の長さを有している。
【００３２】
これにより、図４に示すように、レバー部材２１は、軸受け部１６の各リブ片１６，１６の内側に支持されて、図示されているようにレバー本体２３を回動させるようになっている。一方、蓋体１７は、各リブ片２６，２６の外側に当接して、符号２７の位置にて、リブ片２６の外側に形成した軸孔等に軸止めされて、開閉されるようになっている。
【００３３】
この場合、レバー部材２１の回動中心は、軸孔１７ａの位置であり、蓋体１７の開閉のための回動中心は、符号２７の位置で、両回動中心は異なる位置となっているが、これらを一致させて、例えば軸孔１７ａをレバー部材２１と蓋体１７とで、内側と外側から軸止めするようにしてもよい。このようにすることで、構成が単純となる利点があるが、一方、図４のようにすることにより、蓋体１７が開いた時に、蓋体１８がその分大きく外部に突出することなく、全体がコンパクトとなる。
【００３４】
図５は、軸受け部１６内におけるレバー部材２１の動作の様子を示す部分断面図であり、図５（ａ）は、貫通孔を閉止した状態を示し、図５（ｂ）は、貫通孔を開放した状態を示している。
図において、レバー部材２１のレバー本体２３は、下に位置しており、この時には、基部２２の円柱状の外周がベース部材１３の貫通孔である通気路１３ａを塞いでいる。これにより、ベース部材１３の下にある容器本体（図示せず）は密閉されている。
このようにレバー本体２３を下げて、本体と近づけた状態にて、通気路１３ａを閉鎖できることにより、携帯の際等に、レバー本体２３をひっかけにくく、そして、通気路１３ａを閉鎖状態で保持できるので、誤って通気路１３ａを開くことを有効に防止できる。
これに対して、図５（ａ）の矢印で示すように、レバー部材２１のレバー本体２３を上へ移動させると、基部２２は回動し、図５（ｂ）に示すように、基部２２の開放部２４が下に移動し、通気路１３ａと連通する。これにより、容器本体１２内に高温の空気があって、圧力が高まっている場合には、この空気Ａは、開放部２４とその内部空間を介して、外部に排出される。
尚、レバー本体２３と基部２２は、別部材としてもよい。
【００３５】
本実施形態は以上のように構成されており、レバー部材２１を回動操作するだけで、通気路１３ａを開いて、容器本体１２内の圧力を抜くことができ、ストロー１４の先端からのからの液体の吹き出しを防止することができる。
ここで、ストロー孔である貫通孔１５ａは、容器本体１２に装着されたベース部材１３の中心より一側にずれた位置に設けているので、この孔１５ａにストロー１４を挿通して、しかも容器本体１２を傾けて飲用すると、図１６で説明したように、ストロー孔１５ａが設けられた側が下になってしまう。
【００３６】
この場合、通気路１３ａは、ストロー孔１５ａの近傍に設けておらず、ベース部材１３の中心に関して、これとは反対側に配置されているので、容器本体１２内の飲料の液面は、この通気路１３ａに達することがないので、液体が外部にもれることなく、容器本体内に例えば高温の液体による気圧上昇があっても、空気のみ前記通気路１３ａから外部に通過させることができる。
そして、レバー部材２１は、ストロー孔１５ａの近傍ではなく、前記通気路１３ａを有する軸受け部１６に設けられているから、レバー部材２１を設けるために、ベース部材１３の限られた有効面積を損なうことがない。そして、レバー部材２１により、確実に通気路１３ａを開閉することができる。この点、この実施形態では、ベース部材１３の表面に弁体等を設ける等して、容器本体１２内の圧力を調整する手段を露出させて形成する場合等に比べると、ベース部材１３に設けた軸受け部１６の構成中にレバー部材２１を組み込んだので、使用者が不用意にレバー部材に触れてしまうこと等を有効に防止でき、この点においても、確実な操作が可能となり、飲料容器１０を携行する上でも液漏れ等の心配がない。
【００３７】
図６ないし図８は、本発明の第２の実施形態に係る飲料容器３０の要部を示す部分拡大図である。容器本体は、図１と同様の構成であり、図示は省略されている。
この実施形態は、第１の実施形態に対して、レバー部材の回動位置に対応して、蓋体の回動を阻止する構成を付加したもので、第１の実施形態と同一の符号を付した箇所は共通する構成であるから、重複する説明は省略し、相違点を中心に説明する。
【００３８】
図６において、飲料容器３０では、レバー部材３１の支軸３４と、蓋体１７側のアーム１９端部の支軸３２とは、互いにずれた位置に配置されており、レバー部材３１の支軸３４の方が内側にオフセットされている。
レバー部材３１の支軸３４は、例えば、円柱形を縦方向に半割りした形状をなし、円柱状をなす蓋体１７側の支軸３２の外周と支軸３４の外周の一部は互いに重なる寸法とされている。
そして、断面が半円状の支軸３４の一端には、突起状の係合部３６が設けられているとともに、蓋体１７側支軸３２の外周の、支軸３４の外周と重なりあう領域を利用して、周方向の互いに反対側に位置する箇所には、それぞれ上記係合部３５と係合される凹部でなる被係合部３５ａ，３５ｂが形成されている。
【００３９】
本実施形態は、以上のように構成されており、蓋体１７を閉鎖した状態の図６においては、レバー部材３１のレバー本体３３が図６のように下向きに回動されている場合に、レバー部材３１は、ベース部材１３の通気路を閉止している（図５（ａ）参照）。この位置では、その支軸３５の係合部３６は、蓋体１７側の支軸３２の被係合部３５ａと係合して、その回動を阻止する状態となっている。
これにより、容器本体内に高温の液体を入れて、容器本体内の圧力が高まっている状態で、誤って蓋体１７を開くことにより、ストローから高温の液体が噴出することが有効に防止される。
【００４０】
次に、レバー本体３３を図７の矢印に示す方向に回動させると、その支軸３４は同じ方向に回動し、支軸３４の半円状の外周部は図示されているように左側に位置する。この位置では、レバー部材３１の機能により、ベース部材１３の通気路は開放され（図５（ｂ）参照）、容器本体１２内の内の空気は外部に排出することができ、その内圧は外気圧と同一にされているので、ストロー１４からの高温の液体の噴出はない安全な状態となっている。
そして、この状態では、支軸３４の係合部３６は、蓋体１７側の支軸３２の被係合部３５ａから外れる。このため、蓋体１７側の支軸３２の外周部とレバー部材３１側支軸３４の外周とは干渉しない状態となるから、蓋体１７は、開閉できる状態となり、自由に蓋体１７を閉めたり、開けたりすることができる。
【００４１】
また、その後で、蓋体１７を図８に示すように完全に開いた状態では、ふたたびレバー本体３３を図６と同じ位置まで回動すると、その支軸３４の係合部３６は、蓋体１７側の支軸３２の他方の被係合部３５ｂと係合される。このため、蓋体１７は、完全に開いた状態で、ふたたびその開閉が阻止される。これにより、使用者が飲料容器３０を傾けた状態で、ストローの先端を口にくわえて飲用する場合に容器本体を傾けても、これによって、蓋体１７の蓋本体１８が使用者側に落ちるようにして当たることがなく、飲用しやすい状態とすることができる。
【００４２】
このように、本実施形態では、第１の実施形態と同様の作用効果を発揮することができるだけでなく、ストローからの高温の液体の吹き出しの可能性がある状態では、蓋体１７の開閉を阻止して、一層の安全がはかられるとともに、完全に開いた状態では、蓋体１７の開閉を阻止することができて、使い勝手に優れている。
【００４３】
図９ないし図１２は、本発明の第３の実施形態を示している。
これらの図において、第１の実施形態と同一の符号を付した箇所は共通の構成であるから、重複する説明は省略し、相違点を中心に説明する。容器本体は、図１と同様の構成であり、図示は省略されている。
第３の実施形態に係る飲料容器４０では、図９及び図１０に示されているように、軸受け部１６と、これに組み合わされる栓部材４６を有している。
【００４４】
軸受け部１６が、蓋体１７の開閉を支持する点は、第１の実施形態と同じである。このため、軸受け部１６は、ベース部材１３の上面に一体に立設されたリブ状の一対の壁部４１，４１を備えている。この壁部４１，４１の外側に、蓋体１７のアーム１９，１９の端部が回動可能に支持されている。
また、上記壁部４１，４１の上面は、一体に形成された水平部４３により接続されており、かくして、この壁部４１，４１及び水平板４３により包囲された空間は、ほぼ円形のベース部材１３の水平断面に関して、その中心方向にそって延びた案内部４２となっている。この案内部４２の内面には、各壁部４１，４１の内側に奥行き方向に延びる案内溝４１ａ，４１ａが形成されている。また、水平部４３には、幅方向に延びるスリット４４，４５が、奥行き方向に複数並んで，形成されている。そして、図１２に示されているように、この案内部４２内の奥には、ベース部材１３を貫通する貫通孔としての通気路１３ｂが形成されている。
【００４５】
図１１は、上記案内部４２に挿入される栓部材４６の構成を詳しく示しており、図１１（ａ），図１１（ｂ）は、それぞれ異なる方向から見た状態を示す斜視図である。
図において、栓部材４６は、上記案内部４２内に挿入できる形状の基部４７と、この基部から上方に延びる指がかりとしての延長部４８とを備えている。また、基部４７は、上記延長部４８とは反対側の端部から平たく突出する舌片状の栓体４９を有しており、基部４７の上面には、幅方向に延びる突条４７ａが形成されている。さらに、この基部４７の両側面には、突起４７ｂ，４７ｂが設けられている。
【００４６】
本実施形態は以上のように構成されており、栓部材４６を図１０に示す矢印の方向に沿って案内部４２内に差し入れると、その突起４７ｂ，４７ｂが、案内部４２内面の案内溝４１ａ，４１ａに入りこんで、奥行き方向に案内される。
すなわち、図１２（ａ）に示すように、案内部部４２内で、栓部材４６は、矢印方向に進退され、栓体４９が通気路１３ｂに入り込んだ図１２（ａ）の状態においては、通気路１３ｂを閉止して、容器本体内の空気は外部に排出されない。
【００４７】
また、図１２（ｂ）に示すように、案内部４２内を全部材４６が移動して図において右方向に移動すると、矢印Ａに示すように、容器本体内の空気は、開放された通気路１３ｂ及びスリット４５を通って外部に排出される。
尚、栓部材４６の基部４７の突条４７ａは、スリット４４内にはまりこんで係止されるようになっており、その幅方向の範囲で移動される。
したがって、本実施形態の飲料容器４０も、第１の実施形態と同様の作用効果を発揮することができる。
【００４８】
図１３ないし図１５は、本発明の第４の実施形態を示している。
これらの図において、第１の実施形態と同一の符号を付した箇所は共通の構成であるから、重複する説明は省略し、相違点を中心に説明する。容器本体は、図１と同様の構成であり、図示は省略されている。
【００４９】
図１３において、ベース部材１３上面の右寄りの位置には、一対のリブ片もしくは壁部５１，５１が平行に立設されており、軸受け部１６を構成している。
各リブ片５１，５１の中央付近には、上側が塞がったほぼＵ字状のスリットが形成されることにより、板バネ状の支持手段５１ａ，５１ａが形成されている。この支持手段５１ａ，５１ａの間に、図１４に示すような回動基部が回動可能に支持されている。
【００５０】
図１４において、キャップ本体１８の一端には、アーム５２が接続されている。アーム５２は図示されているように湾曲しており、その下端には、少なくとも幅方向の中央部の下側が円形の外周を備える回動基部５３が一体に形成されている。
また、この回動基部５３の幅方向両端には、それぞれ斜め下方に延びる突起状の係合手段５４が形成されている。また、回動基部５３の幅方向両端には、図示しない支軸等を設けて、前記軸受け部１６の各リブ片５１，５１の間に挿入され、支軸は、各支持手段５１ａ，５１ａにより回動自在にかつ弾性的に支持されるようになっている。
回動基部５３の係合部５４は、開閉部材５５のスリット状の被係合部５６に差し込まれるようになっており、この開閉部材５５は、回動基部５３と一体になるように構成されている。
この開閉部材５５は、例えば比較的柔軟な素材である例えばエラストマーやシリコンで形成され、回動基部５３の外周と一致したほぼ円形の外周を備えており、この外周の一部の領域には、凹状となった開口部５７を有している。
【００５１】
本実施形態は以上のように構成されており、図１５は、この飲料容器５０の蓋体１７の開閉と貫通孔の開閉とを連続的に示す断面図である。
図１５（ａ）に示すように、蓋体１７が閉止された状態においては、回動基部５３に一体に装着された開閉部材５５の開口部５７は、ベース部材１３の貫通孔である通気路１３ｂと異なる位置にある。このため、回動基部５３の円形の外周面は、通気路１３ｂを塞いでいるので、容器本体内の空気は外部に排出されない状態である。
したがって、容器本体内に高温の液体等がある場合には、容器内部の圧力がたかまっている場合がある。
【００５２】
図１５（ｂ）に示すように、蓋体１７を開き始めると、蓋体１７のアーム５２に一体に設けた回動基部５３は矢印の方向に回動し、開閉部材５５の開口部５７は、ベース１３の通気路１３ｂに徐々に接近する。
そして、蓋体１７をさらに開くと、開閉部材５５の開口部５７は、通気路１３ｂと連通し、容器本体内の空気は、通気路１３ｂ及び開口部５７を介して外部に排出される。この時、蓋体１７のキャップ状の本体１８は大きく開いておらず、ストローの上端は外部に露出しない状態であるから、この位置において、容器本体内の圧力が減少されるようになっている。
【００５３】
次いで、図１５（ｃ）に示すように、蓋体１７を完全に開いた状態においては、回動基部５３はさらに矢印方向に回動するから、図示されているように、開閉部材５５の開口部５７は、ふたたび通気路１３ｂの位置からずれるので、この通気路１３ｂは、回動基部５３の外周により塞がれることになる。
【００５４】
したがって、本実施形態の飲料容器５０も第１の実施形態と同様の作用効果を発揮するとともに、蓋体１７を開いて容器本体を傾けて飲用する場合には、通気路１３ｂが塞がれることから、飲用の際に液漏れを生じることがない。また、蓋体１７の回動基部５３と通気路１３ｂの開閉部材５５を一体的に構成したので、これを蓋体の開閉と同時に通気路１３ｂの開閉を行うことができ、操作性に優れている。
【００５５】
本発明は上述の実施形態に限定されない。
蓋体の本体は、キャップ状の形状に形成しなくてもよいし、容器本体及び蓋体の本体は透明に形成しなくてもよい。
蓋体１７の開状態は、さらに多段階にロックされるようにしてもよい。また、軸受け部１６には、複数の貫通孔を設けてもよい。
また、上述の各実施形態の各構成は可能な限りにおいて、適宜組み合わせることができる。
【００５６】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、ストローを使用する飲料容器において、ストローからの液体飲料の吹き出しを防止し、あわせて液体飲料が外部に漏れることを簡単な操作にて完全に防止できる飲料容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による飲料容器の第１の実施形態の概略斜視図である。
【図２】図１の飲料容器のベース部材を示す概略断面図である。
【図３】図１の飲料容器のレバー部材の構成を示しており、図３（ａ）及び図３（ｂ）は、それぞれ異なる方向から見た状態を示す斜視図である。
【図４】図１の飲料容器の軸受け部における支持構造を示す拡大側面図である。
【図５】図１の飲料容器の軸受け部１６内におけるレバー部材の動作の様子を示す部分断面図であり、図５（ａ）は、貫通孔を閉止した状態を示し、図５（ｂ）は、貫通孔を開放した状態を示している。
【図６】本発明による飲料容器の第２の実施形態の要部を示す拡大部分側面図である。
【図７】本発明による飲料容器の第２の実施形態の要部を示す拡大部分側面図である。
【図８】本発明による飲料容器の第２の実施形態の要部を示す拡大部分側面図である。
【図９】本発明による飲料容器の第３の実施形態の要部を示す拡大部分斜視図である。
【図１０】図９の飲料容器の要部の分解斜視図である。
【図１１】図９の飲料容器の栓部材の構成を示しており、図１１（ａ）及び図１１（ｂ）は、それぞれ異なる方向から見た状態を示す斜視図である。
【図１２】図９の飲料容器の軸受け部１６内における栓部材の動作の様子を示す部分断面図であり、図５（ａ）は、貫通孔を閉止した状態を示し、図５（ｂ）は、貫通孔を開放した状態を示している。
【図１３】本発明による飲料容器の第４の実施形態の要部を示す拡大部分側面図である。
【図１４】図１３の飲料容器の蓋体の構成を示す分解側面図である。
【図１５】図１３の飲料容器の蓋体の開閉と貫通孔の開閉の関係を順次に示す図である。
【図１６】従来の飲料容器の構成の一例を示す概略断面図である。
【図１７】従来の飲料容器の構成の他の例を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
１０，３０，４０，５０・・・飲料容器、１１・・・把手、１２・・・容器本体、１３・・・ベース部材、１４・・・ストロー、１５・・・案内部、１６・・・軸受け部、１８・・・蓋体の本体、１９・・・アーム、２１・・・レバー部材。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a beverage container, and more particularly to an improvement of a beverage container suitable for ingesting a warm liquid beverage.
[0002]
[Prior art]
As such a beverage container, for example, one having a structure as shown in FIG. 16 is known.
The beverage container 1 includes a cup-shaped main body 2 and a lid member 3 for closing the upper opening of the main body 2. A through hole 3a is provided on the upper surface of the lid member 3, and a straw 4 is inserted into the through hole 3a.
[0003]
In such a beverage container 1, if the lid member 3 is attached in a state where the liquid beverage is accommodated inside the container body 2, the contents will not spill out even if the container body 2 is tilted slightly.
The liquid beverage can be ingested by appropriately sucking the liquid beverage through the straw 4.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a beverage container 1, when a liquid having a relatively high temperature is accommodated in the container body 2, the volume of the air present in the internal space S1 of the container generates the heat of the high-temperature liquid. Therefore, there is a problem that a hot beverage is dangerously ejected to the outside through the straw 4 due to expansion.
In particular, when an infant prepares milk and drinks it, the above-mentioned adverse effects can be easily predicted after milk powder is placed in a container body and stirred with hot water.
Even when a cold beverage is stored in a container, if the container is placed in a warm room, the air in the container may be warmed at room temperature, and the same phenomenon may occur.
[0005]
Therefore, improvements as shown in FIG. 17 have also been made.
In the figure, the beverage container 5 includes a cap portion 6 that closes the upper opening of the lid member 3, and a base member 7 of the cap portion 6 is mounted. The base member 7 is formed with a through hole through which the straw 4 passes, and further provided with a slit-like through groove 8 extending laterally from the through hole.
[0006]
Accordingly, as described with reference to FIG. 16, when the internal pressure increases in the container body 2, the pressure can be released from the through groove 8 to the outside, and the beverage can be prevented from being blown out from the straw.
[0007]
However, in such a beverage container 5, when the container body 2 is tilted, the liquid beverage leaks from the through groove 8, and there is a disadvantage that the liquid beverage is easily spilled particularly in the use of infants.
In order to explain this point in an easy-to-understand manner, referring again to FIG. 16, when the container 1 of FIG. 16 is tilted in the direction of the arrow during drinking, the liquid level h changes as shown by the dotted line, and the straw 1 There is a case where it approaches the base of 4.
[0008]
For this reason, as shown in FIG. 17, if a through-hole through which the straw 4 is passed is formed in the base member 7 of the cap portion 6, liquid leaks from the vicinity of the base member 7, and there is a risk of contamination if spilled on clothes. there were.
[0009]
The present invention has been made to solve such a problem, and in a beverage container using a straw, it is possible to prevent the liquid beverage from being blown out from the straw, and to easily leak the liquid beverage to the outside. The object is to provide a beverage container that can be completely prevented.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In the invention of claim 1, the object is a container main body in which a liquid beverage is stored, and a straw hole that is attached to the container main body and through which a straw is inserted into the container main body is located on one side of the center. A base member formed at a position displaced from the base member, and a lid member that is pivotally supported with respect to a bearing portion provided at a position opposite to the straw hole of the base member and opens and closes an upper portion of the base member; And having a through hole in the bearing portion of the base member, and opening and closing the through hole by rotating a lever arranged in the bearing portion. The
[0011]
According to the configuration of the first aspect, by rotating the lever, the through hole can be opened, the pressure in the container body can be released, and the liquid can be prevented from blowing out from the straw. Here, since a straw hole is provided at a position shifted to one side from the center of the base member attached to the container body, when the straw is inserted into this hole and the container body is tilted for drinking, It is natural that the container body is tilted so that the side provided with the straw hole is down.
[0012]
In this case, the through-hole serving as a vent hole is not provided in the vicinity of the straw hole, and is disposed on the opposite side with respect to the center of the base member. Since the surface does not reach the through hole, which is the ventilation hole, even if there is an increase in atmospheric pressure due to, for example, high-temperature liquid in the container body, the air does not leak outside. Can be passed through.
[0013]
Further, since the lever for opening and closing the through hole is provided not in the vicinity of the straw hole but in the bearing portion having the through hole, the provision of the lever may impair the limited effective area of the base member. Absent. And since the said through-hole can be opened and closed reliably by a lever, there is no worry of a liquid leak etc. also in carrying a drink container.
[0014]
According to a second aspect of the present invention, in the configuration of the first aspect, the bearing portion has a pair of rib pieces standing from an upper surface of the base member, and the through hole is located between the pair of rib pieces. The lever is rotatably supported between the pair of rib pieces, and the lid body has a pair of arms each having one end fixed to a cap-shaped body. The pair of arms are rotatably supported with respect to the outside of the rib piece.
[0015]
According to the structure of Claim 2, since the two rotation means of a cover body and a lever can be supported by one bearing part, a drink container can be comprised by the part number with few parts.
[0016]
The invention of claim 3 is characterized in that, in the configuration of claim 2, the lever and the arm of the lid are provided with different rotation centers.
[0017]
According to the structure of Claim 3, compared with the case where each lever and the center of rotation of the lid body are made the same, the lever can be arranged on the inner side, and the lever does not protrude greatly from the outer shape. It can be set as the functionally excellent drink container which is hardly caught even in carrying.
[0018]
According to a fourth aspect of the present invention, in the configuration of the third aspect, the lever includes a locking means in the vicinity of a base end thereof, and the arm-side locked means is provided in accordance with the rotation position of the lever. The lid is configured to lock and open / close the lid.
[0019]
According to the configuration of claim 4, when the lever is pivoted, for example, at a position where the through hole is closed, when the locking means is always locked to the arm-side locked means, It is prevented that the lid is opened in a state where the pressure in the container body is increased.
[0020]
In the invention of claim 5, the object is to provide a container main body in which a liquid beverage is accommodated, and a straw hole which is attached to the container main body and through which a straw inserted into the container main body passes. A base member formed at a position displaced from the base member, and a lid member that is pivotally supported with respect to a bearing portion provided at a position opposite to the straw hole of the base member and opens and closes an upper portion of the base member; The bearing portion of the base member includes a guide means including a pair of wall portions standing from an upper surface of the base member, a through hole provided on the back side of the guide means, and the guide means. This is achieved by a beverage container comprising a stopper member that is advanced and retracted.
[0021]
According to the configuration of claim 5, by using the guide means to advance and retract the plug member, the through hole can be opened and closed to release the pressure in the container main body, and the liquid is prevented from being blown out from the straw. can do. For this reason, the same effect as the invention of claim 1 is exhibited.
[0022]
In the invention of claim 6, the object is to provide a container main body in which a liquid beverage is accommodated, and a straw hole that is attached to the container main body and through which a straw inserted into the container main body passes. A base member formed at a position displaced from the base member, and a lid member that is pivotally supported with respect to a bearing portion provided at a position opposite to the straw hole of the base member and opens and closes an upper portion of the base member; The rotation base portion has a through hole in the bearing portion of the base member, and the rotation base portion is rotated according to a rotation position where the rotation base portion connected to the lid body is rotated by the bearing portion. This is achieved by a beverage container configured to open and close the through hole.
[0023]
According to the configuration of the sixth aspect, the rotation base connected to the lid is supported by the bearing to rotate the lid, and the rotation base opens and closes the through-hole to thereby open the container. The pressure in the main body can be released, and the liquid can be prevented from blowing out from the straw. For this reason, the same effect as the invention of claim 1 is exhibited. In addition to this, the means for supporting the rotation of the lid and the means for opening and closing the through hole are operated simultaneously, and the operability is excellent.
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Preferred embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings.
The embodiments described below are preferable specific examples of the present invention, and thus various technically preferable limitations are given. However, the scope of the present invention particularly limits the present invention in the following description. As long as there is no description of the effect, it is not restricted to these aspects.
[0025]
FIG. 1 is a schematic perspective view showing the entire first embodiment of the beverage container of the present invention.
In the figure, a beverage container 10 includes a container body 12 formed in a cup shape from, for example, transparent glass or plastic. The upper end of the container body 12 has an open opening, and a base member 13 is mounted so as to close the opening.
That is, for example, as shown in the cross-sectional view of FIG. 2, the base member 13 includes a screw portion 13 c that is screwed into a screw portion (not shown) formed around the upper end opening of the container body 12. Thus, the container body 12 can be attached and detached.
For this reason, when the base member 13 is removed, the upper end of the container main body 12 is widely opened, so that it is easy to prepare a liquid beverage or mix powdered milk and mix with hot water. .
[0026]
Further, a lid 17 is attached to and detached from the upper portion of the base member 13. The lid 17 includes, for example, a transparent small dome-shaped main body 18 and a pair of arms 19 having one end fixed to the dome-shaped main body 18 and the other end supported by a bearing portion 16 described later. The upper end of the straw 14 exposed from the upper surface of the member 13 can be covered.
[0027]
Further, for example, a pair of grips 11 are mounted on the side surface of the container body 12 by a ring-shaped attaching / detaching means 11a. The handle 11 may be formed integrally with the container body 12.
[0028]
As shown in FIG. 2, the base member 13 has a substantially dome-like shape in which the upper part is convex upward, and the region from the left in the drawing from the center of the upper surface is a concave shape curved inwardly. The curved surface 15 is formed.
This concave curved surface 15 is a guide part, and the upper end of the straw 14 protruded from the through-hole 15a which is a straw hole formed in the center is exposed. When the infant holds the upper end of the straw 14 in the mouth, the upper lip and lower lip (not shown) protruding forward are guided by the concave curved surface 15.
Here, as shown in FIG. 2, the straw 14 is liquid-tightly fixed to the through hole 15a by the upper end thereof being supported by the mounting member 14a, and includes the mounting member 14a. The distance at which the upper end portion of the straw 14 is exposed from the curved surface 15 as the guide portion is set to about 10 to 15 mm in advance, for example, so that the end portion of the straw 14 does not reach the dentition in the oral cavity of the infant. It is like that.
[0029]
Further, a bearing portion 16 is formed in the area from the right of the base member 13 as shown in FIG.
As described with reference to FIG. 2, the bearing portion 16 is provided in a region on one side of the upper surface of the base member 13, and is parallel to the upper surface of the base member 13 as understood with reference to FIG. 1. It is formed by a pair of standing rib pieces or wall portions 26, 26. In other words, each rib piece 26 is formed with a shaft hole 17a, and the cover member 17 and / or the lever member 21 are rotated by the shaft hole 17a, that is, supported so as to be rotatable forward and backward. It has become.
Further, as shown in FIG. 2, a through hole 13 a that penetrates the base member 13 is provided in the bearing portion 16. The through hole 13a is a ventilation path that communicates the inside of the container body 12 with the outside air. The formation surface 16b of the air passage 13a is a concave curved surface.
[0030]
Then, as shown in FIG. 1, a lever member 21 is mounted between the rib pieces 26, 26 corresponding to the ventilation path 13a.
FIG. 3 shows the configuration of the lever member 21 in detail, and FIGS. 3A and 3B are perspective views showing states seen from different directions.
In these drawings, the lever member 21 rotates between the rib pieces 26 and 26 of the bearing portion 16. For this reason, the lever 21 includes a columnar base portion 22 having a substantially circular outer periphery corresponding to the concave curved surface 16b of the base member 13 which is the bottom portion of the bearing portion 16. Further, the support shaft 25 extends substantially horizontally at both ends of the base portion 22, and the lever member 21 is a lever formed integrally with the base portion 22 formed of a relatively soft material such as elastomer or silicon. A main body 23 is provided.
[0031]
In part of the outer periphery of the base 22 Open part Accordingly, an internal space to be described later is formed.
There is one spindle 25 at each end. One by one By providing a pair, the rib pieces 26 and 26 are inserted into the shaft holes 17a and 17a and pivoted.
The lever main body 23 has a minimum length as a finger hook so as not to protrude greatly outward.
[0032]
As a result, as shown in FIG. 4, the lever member 21 is supported inside the rib pieces 16, 16 of the bearing portion 16 to rotate the lever main body 23 as shown. . On the other hand, the lid body 17 abuts on the outside of each rib piece 26, 26 and is opened and closed by being fixed to a shaft hole or the like formed on the outside of the rib piece 26 at a position of 27. ing.
[0033]
In this case, the rotation center of the lever member 21 is the position of the shaft hole 17a, the rotation center for opening and closing the lid body 17 is the position of 27, and both rotation centers are in different positions. However, by making these coincide, for example, the shaft hole 17a may be axially fixed by the lever member 21 and the lid body 17 from the inside and the outside. By doing so, there is an advantage that the configuration becomes simple. On the other hand, when the lid body 17 is opened, the lid body 18 is not greatly projected to the outside when the lid body 17 is opened. The whole is compact.
[0034]
FIG. 5 is a partial cross-sectional view showing the operation of the lever member 21 in the bearing portion 16, FIG. 5 (a) shows a state in which the through hole is closed, and FIG. 5 (b) shows the through hole. The open state is shown.
In the figure, the lever main body 23 of the lever member 21 is positioned below, and at this time, the columnar outer periphery of the base portion 22 closes the air passage 13 a that is a through hole of the base member 13. Thereby, the container main body (not shown) under the base member 13 is sealed.
in this way Lever body 23 When the air passage 13a can be closed in a state where it is lowered and close to the main body, Lever body 23 Since the air passage 13a can be held in a closed state, it is possible to effectively prevent the air passage 13a from being accidentally opened.
On the other hand, when the lever main body 23 of the lever member 21 is moved upward as shown by an arrow in FIG. 5A, the base 22 is rotated, and as shown in FIG. Open part 24 moves downward and communicates with the air passage 13a. Thus, when there is high-temperature air in the container body 12 and the pressure is increased, the air A is discharged to the outside through the open portion 24 and the internal space.
The lever main body 23 and the base 22 may be separate members.
[0035]
The present embodiment is configured as described above, and by simply rotating the lever member 21, the air passage 13a can be opened and the pressure in the container body 12 can be released. The liquid can be prevented from blowing out.
Here, since the through hole 15a, which is a straw hole, is provided at a position shifted to one side from the center of the base member 13 mounted on the container body 12, the straw 14 is inserted into the hole 15a, and the container When the main body 12 is tilted and drunk, as described with reference to FIG. 16, the side on which the straw hole 15a is provided is turned down.
[0036]
In this case, the air passage 13a is not provided in the vicinity of the straw hole 15a, and is disposed on the opposite side with respect to the center of the base member 13, so that the liquid level of the beverage in the container body 12 is Since the air does not reach the air passage 13a, even if there is an increase in atmospheric pressure due to, for example, high-temperature liquid in the container body, only air can be passed through the air passage 13a to the outside without leaking to the outside.
And since the lever member 21 is provided not in the vicinity of the straw hole 15a but in the bearing portion 16 having the air passage 13a, the limited effective area of the base member 13 is impaired in order to provide the lever member 21. There is nothing. Then, the air passage 13 a can be reliably opened and closed by the lever member 21. In this respect, in this embodiment, the base member 13 is provided with a valve body or the like so that the means for adjusting the pressure in the container main body 12 is exposed and formed. Since the lever member 21 is incorporated into the structure of the bearing portion 16, it is possible to effectively prevent the user from inadvertently touching the lever member, and in this respect also, a reliable operation is possible, and the beverage container There is no worry about liquid leakage even when carrying 10.
[0037]
FIGS. 6-8 is the elements on larger scale which show the principal part of the drink container 30 which concerns on the 2nd Embodiment of this invention. The container body has the same configuration as that shown in FIG. 1 and is not shown.
This embodiment is the same as the first embodiment except that a structure that prevents the lid from rotating is added corresponding to the rotation position of the lever member. Since the attached part has a common configuration, overlapping description will be omitted, and differences will be mainly described.
[0038]
In FIG. 6, in the beverage container 30, the support shaft 34 of the lever member 31 and the support shaft 32 at the end of the arm 19 on the lid body 17 side are arranged at positions shifted from each other. 34 is offset inward.
The support shaft 34 of the lever member 31 has, for example, a shape in which a cylindrical shape is divided in half in the vertical direction, and the outer periphery of the support shaft 32 on the lid body 17 side and the outer periphery of the support shaft 34 partially overlap each other. It is a dimension.
A projecting engagement portion 36 is provided at one end of the support shaft 34 having a semicircular cross section, and the outer periphery of the cover 17 side support shaft 32 overlaps the outer periphery of the support shaft 34. Using these, engaged portions 35a and 35b, each of which is a concave portion that engages with the engaging portion 35, are formed at positions that are located on opposite sides in the circumferential direction.
[0039]
This embodiment is configured as described above, and in FIG. 6 with the lid 17 closed, when the lever body 33 of the lever member 31 is rotated downward as shown in FIG. The lever member 31 closes the air passage of the base member 13 (see FIG. 5A). At this position, the engaging portion 36 of the support shaft 35 is engaged with the engaged portion 35a of the support shaft 32 on the lid 17 side to prevent the rotation thereof.
This effectively prevents the high temperature liquid from being ejected from the straw by accidentally opening the lid 17 in a state where the high temperature liquid is put into the container body and the pressure in the container body is increased. The
[0040]
Next, when the lever main body 33 is rotated in the direction indicated by the arrow in FIG. 7, the support shaft 34 rotates in the same direction, and the semicircular outer peripheral portion of the support shaft 34 is on the left side as shown in the figure. Located in. In this position, the air passage of the base member 13 is opened by the function of the lever member 31 (see FIG. 5B), the air inside the container body 12 can be discharged to the outside, and the internal pressure is external. Since it is made the same as the atmospheric pressure, it is in a safe state where no hot liquid is ejected from the straw 14.
In this state, the engaging portion 36 of the support shaft 34 is disengaged from the engaged portion 35a of the support shaft 32 on the lid body 17 side. For this reason, since the outer peripheral portion of the support shaft 32 on the lid body 17 side and the outer periphery of the lever member 31 side support shaft 34 do not interfere with each other, the cover body 17 can be opened and closed, and the cover body 17 can be freely closed. Or open it.
[0041]
Thereafter, when the lid body 17 is fully opened as shown in FIG. 8, when the lever main body 33 is rotated again to the same position as in FIG. It is engaged with the other engaged portion 35b of the support shaft 32 on the 17th side. For this reason, the lid 17 is prevented from opening and closing again in a completely opened state. Thus, even when the user tilts the container body when the user tilts the beverage container 30 and drinks with the tip of the straw in his mouth, the lid body 18 of the lid body 17 falls to the user side. Thus, it is possible to make it easy to drink without being hit.
[0042]
As described above, in this embodiment, not only can the same effects as the first embodiment be exhibited, but the lid 17 can be opened and closed when there is a possibility of high temperature liquid blowing from the straw. In addition to further safety, the lid 17 can be prevented from being opened and closed in a fully opened state, which is easy to use.
[0043]
9 to 12 show a third embodiment of the present invention.
In these drawings, the portions denoted by the same reference numerals as those in the first embodiment have a common configuration, and therefore, overlapping description will be omitted and differences will be mainly described. The container body has the same configuration as that shown in FIG. 1 and is not shown.
As shown in FIGS. 9 and 10, the beverage container 40 according to the third embodiment has a bearing portion 16 and a plug member 46 combined therewith.
[0044]
The point which the bearing part 16 supports opening and closing of the cover body 17 is the same as 1st Embodiment. Therefore, the bearing portion 16 includes a pair of rib-shaped wall portions 41, 41 that are integrally provided upright on the upper surface of the base member 13. The ends of the arms 19 and 19 of the lid 17 are rotatably supported on the outside of the wall portions 41 and 41.
Further, the upper surfaces of the wall portions 41, 41 are connected to each other by the integrally formed horizontal portion 43. Thus, the space surrounded by the wall portions 41, 41 and the horizontal plate 43 is a substantially circular base member. With respect to 13 horizontal sections, the guide portion 42 extends along the central direction. On the inner surface of the guide portion 42, guide grooves 41a and 41a extending in the depth direction are formed inside the wall portions 41 and 41, respectively. In the horizontal portion 43, a plurality of slits 44 and 45 extending in the width direction are formed side by side in the depth direction. As shown in FIG. 12, an air passage 13 b as a through hole penetrating the base member 13 is formed in the back of the guide portion 42.
[0045]
FIG. 11 shows in detail the configuration of the plug member 46 inserted into the guide portion 42, and FIGS. 11 (a) and 11 (b) are perspective views showing states seen from different directions.
In the drawing, the plug member 46 includes a base portion 47 having a shape that can be inserted into the guide portion 42 and an extension portion 48 as a finger hook extending upward from the base portion. The base portion 47 has a tongue-like plug body 49 that projects flatly from an end opposite to the extension portion 48, and a protrusion 47 a extending in the width direction is formed on the upper surface of the base portion 47. Has been. Further, projections 47 b and 47 b are provided on both side surfaces of the base 47.
[0046]
This embodiment is configured as described above, and when the plug member 46 is inserted into the guide portion 42 along the direction of the arrow shown in FIG. 10, the protrusions 47 b and 47 b become guide grooves on the inner surface of the guide portion 42. 41a, 41a enters and is guided in the depth direction.
That is, as shown in FIG. 12A, in the state of FIG. 12A in which the plug member 46 is advanced and retracted in the direction of the arrow in the guide portion 42 and the plug body 49 enters the air passage 13b. The air passage 13b is closed, and the air in the container body is not discharged to the outside.
[0047]
Further, as shown in FIG. 12B, when all the members 46 move in the guide portion 42 and move rightward in the drawing, the air in the container main body is opened as shown by the arrow A. It is discharged to the outside through the path 13b and the slit 45.
In addition, the protrusion 47a of the base 47 of the plug member 46 is inserted into the slit 44 and locked, and is moved in the range in the width direction.
Therefore, the beverage container 40 of this embodiment can also exhibit the same effect as the first embodiment.
[0048]
13 to 15 show a fourth embodiment of the present invention.
In these drawings, the portions denoted by the same reference numerals as those in the first embodiment have a common configuration, and therefore, overlapping description will be omitted and differences will be mainly described. The container body has the same configuration as that shown in FIG. 1 and is not shown.
[0049]
In FIG. 13, a pair of rib pieces or wall portions 51, 51 are erected in parallel at a position on the right side of the upper surface of the base member 13 to constitute a bearing portion 16.
In the vicinity of the center of each rib piece 51, 51, a substantially U-shaped slit whose upper side is closed is formed, whereby plate spring-like support means 51a, 51a are formed. A rotating base as shown in FIG. 14 is rotatably supported between the support means 51a and 51a.
[0050]
In FIG. 14, an arm 52 is connected to one end of the cap body 18. The arm 52 is curved as shown in the figure, and a rotating base 53 having a circular outer periphery at least below the central portion in the width direction is integrally formed at the lower end thereof.
Further, at both ends in the width direction of the rotation base 53, protrusion-like engaging means 54 extending obliquely downward are formed. In addition, a support shaft (not shown) is provided at both ends in the width direction of the rotation base 53 and is inserted between the rib pieces 51 and 51 of the bearing portion 16, and the support shaft is supported by the support means 51a and 51a. It is rotatably and elastically supported.
The engaging portion 54 of the rotation base 53 is inserted into a slit-like engaged portion 56 of the opening / closing member 55, and the opening / closing member 55 is configured to be integrated with the rotation base 53. ing.
The opening / closing member 55 is formed of, for example, a relatively flexible material such as an elastomer or silicon, and has a substantially circular outer periphery that coincides with the outer periphery of the rotation base 53. In a partial region of the outer periphery, It has a concave opening 57.
[0051]
The present embodiment is configured as described above, and FIG. 15 is a cross-sectional view continuously showing opening and closing of the lid 17 and opening and closing of the through hole of the beverage container 50.
As shown in FIG. 15A, in the state where the lid 17 is closed, the opening 57 of the opening / closing member 55 that is integrally attached to the rotation base 53 is a ventilation path that is a through hole of the base member 13. It is in a position different from 13b. For this reason, since the circular outer peripheral surface of the rotation base 53 blocks the air passage 13b, the air in the container body is not discharged to the outside.
Therefore, when there is a high-temperature liquid or the like in the container body, the pressure inside the container may be accumulated.
[0052]
As shown in FIG. 15B, when the lid 17 starts to open, the pivot base 53 provided integrally with the arm 52 of the lid 17 pivots in the direction of the arrow, and the opening 57 of the opening / closing member 55 The air passage 13b of the base 13 is gradually approached.
When the lid 17 is further opened, the opening 57 of the opening / closing member 55 communicates with the ventilation path 13b, and the air in the container body is discharged to the outside through the ventilation path 13b and the opening 57. At this time, the cap-shaped main body 18 of the lid body 17 is not widely opened, and the upper end of the straw is not exposed to the outside, so that the pressure in the container main body is reduced at this position. .
[0053]
Next, as shown in FIG. 15C, in the state where the lid body 17 is completely opened, the rotation base 53 further rotates in the direction of the arrow. Since the portion 57 is again displaced from the position of the air passage 13 b, the air passage 13 b is blocked by the outer periphery of the rotation base 53.
[0054]
Therefore, the beverage container 50 of the present embodiment also exhibits the same operational effects as the first embodiment, and when the lid 17 is opened and the container body is tilted for drinking, the air passage 13b is blocked. Therefore, liquid leakage does not occur during drinking. Further, since the rotation base 53 of the lid body 17 and the opening / closing member 55 of the air passage 13b are integrally formed, the air passage 13b can be opened and closed simultaneously with the opening and closing of the lid body, and the operability is excellent. Yes.
[0055]
The present invention is not limited to the above-described embodiment.
The main body of the lid does not have to be formed in a cap shape, and the container main body and the main body of the lid do not have to be formed transparently.
The open state of the lid 17 may be locked in more stages. Further, the bearing portion 16 may be provided with a plurality of through holes.
Further, the configurations of the above-described embodiments can be appropriately combined as much as possible.
[0056]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, in a beverage container using a straw, it is possible to prevent the liquid beverage from blowing out from the straw, and to completely prevent the liquid beverage from leaking to the outside. A beverage container can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic perspective view of a first embodiment of a beverage container according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic cross-sectional view showing a base member of the beverage container of FIG.
3 shows a configuration of a lever member of the beverage container of FIG. 1, and FIG. 3 (a) and FIG. 3 (b) are perspective views showing states seen from different directions.
4 is an enlarged side view showing a support structure in a bearing portion of the beverage container of FIG. 1. FIG.
5 is a partial cross-sectional view showing the operation of the lever member in the bearing portion 16 of the beverage container of FIG. 1, and FIG. 5 (a) shows a state where the through hole is closed, FIG. 5 (b). Indicates a state in which the through hole is opened.
FIG. 6 is an enlarged partial side view showing a main part of a second embodiment of the beverage container according to the present invention.
FIG. 7 is an enlarged partial side view showing a main part of a second embodiment of the beverage container according to the present invention.
FIG. 8 is an enlarged partial side view showing a main part of a second embodiment of the beverage container according to the present invention.
FIG. 9 is an enlarged partial perspective view showing an essential part of a third embodiment of a beverage container according to the present invention.
10 is an exploded perspective view of a main part of the beverage container of FIG. 9. FIG.
11 shows the structure of the stopper member of the beverage container of FIG. 9, and FIG. 11 (a) and FIG. 11 (b) are perspective views showing states seen from different directions.
12 is a partial cross-sectional view showing the operation of the stopper member in the bearing portion 16 of the beverage container of FIG. 9, FIG. 5 (a) shows a state where the through hole is closed, and FIG. 5 (b). Indicates a state in which the through hole is opened.
FIG. 13 is an enlarged partial side view showing an essential part of a fourth embodiment of a beverage container according to the present invention.
14 is an exploded side view showing the structure of the lid of the beverage container of FIG.
15 is a diagram sequentially showing the relationship between opening and closing of the lid of the beverage container of FIG. 13 and opening and closing of the through hole.
FIG. 16 is a schematic cross-sectional view showing an example of the configuration of a conventional beverage container.
FIG. 17 is a schematic perspective view showing another example of the configuration of a conventional beverage container.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10, 30, 40, 50 ... Beverage container, 11 ... Grip, 12 ... Container body, 13 ... Base member, 14 ... Straw, 15 ... Guide part, 16 ... Bearing part, 18 ... main body of the lid, 19 ... arm, 21 ... lever member.

Claims (2)

液体飲料が収容される容器本体と、
この容器本体に装着され、前記容器本体内に挿入されるストローを通すストロー孔が中心よりも一側にずれた位置に形成されたベース部材と、
このベース部材の前記ストロー孔とは反対の位置に設けた軸受け部に対して回動可能に軸止めされ、ベース部材の上部を開閉する蓋体と
を有しており、
前記ベース部材の前記軸受け部に貫通孔を有し、この軸受け部に配置したレバーを回動させることにより、前記貫通孔を開閉する構成とされており、
前記軸受け部は、前記ベース部材から起立した一対のリブ片でなるとともに、この起立した各リブ片の間に前記貫通孔が形成されていて、
さらに、前記各リブ片の間にレバー部材が装着されており、
該レバー部材は、前記各リブ片の間で回動するとともに、特定の回動位置で前記貫通孔と連通する開放部を有する基部と、該基部から外方に突出するレバー本体とを備えており、
該レバー本体を上に上げた位置で、前記ベース部材の貫通孔と前記基部の開放部が連通する構成とした
ことを特徴とする飲料容器。 A container body for storing a liquid beverage;
A base member that is attached to the container body and formed at a position where a straw hole through which the straw inserted into the container body passes is shifted to one side from the center;
The base member has a lid that is pivotally supported with respect to a bearing portion provided at a position opposite to the straw hole, and opens and closes the upper portion of the base member.
The base member has a through hole in the bearing portion, and is configured to open and close the through hole by rotating a lever disposed in the bearing portion.
The bearing portion is composed of a pair of rib pieces erected from the base member, and the through hole is formed between the erected rib pieces,
Furthermore, a lever member is mounted between each rib piece,
The lever member includes a base portion that rotates between the rib pieces and has an open portion that communicates with the through hole at a specific rotation position, and a lever body that protrudes outward from the base portion. And
The beverage container , wherein the through hole of the base member and the open portion of the base portion communicate with each other at a position where the lever body is raised . 前記蓋体は、一端がキャップ状の本体に固定された一対のアームを有し、前記一対のリブ片の外側に対して、この一対のアームが回動可能に支持されており、前記レバーと、前記蓋体のアームとが異なる回動中心を備える構成としたことを特徴とする、請求項１に記載の飲料容器。  The lid body has a pair of arms having one end fixed to a cap-shaped body, and the pair of arms are rotatably supported with respect to the outside of the pair of rib pieces. The beverage container according to claim 1, wherein the arm of the lid body has a different rotation center.

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