JP4473029B2 - 直流スイッチ - Google Patents

直流スイッチ Download PDF

Info

Publication number
JP4473029B2
JP4473029B2 JP2004108418A JP2004108418A JP4473029B2 JP 4473029 B2 JP4473029 B2 JP 4473029B2 JP 2004108418 A JP2004108418 A JP 2004108418A JP 2004108418 A JP2004108418 A JP 2004108418A JP 4473029 B2 JP4473029 B2 JP 4473029B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
resistor
power
source
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004108418A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005293317A (ja
Inventor
博文 松尾
公禎 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2004108418A priority Critical patent/JP4473029B2/ja
Publication of JP2005293317A publication Critical patent/JP2005293317A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4473029B2 publication Critical patent/JP4473029B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)

Description

本発明は、直流電力を断続して給電するための直流スイッチに関する。
従来、電源から一般家庭の電気機器に交流電力を供給する電力系統においては、商用電力を中心とする交流配電システムが使用されている。この交流配電システムでは一般家庭において各種電気機器への交流電力の供給はコンセント、プラグ、操作スイッチ等の接続器具を介して行われている。かかる交流配電システムに用いられる接続器具ではアークの発生を防止する装置等を特別に設けなくても、安全性が損なわれない利点がある。しかし、殆どの電気機器は直流駆動化、例えば、内蔵された高周波インバータにより交流電力が直流電力に変換されている。
一方、今後、一般家庭において、太陽電池、燃料電池等を利用した直流分散電源が増加することが予想されている。かかる直流電力は交流電力に比べ、貯蔵が容易にできるため非常時の対応にも優れている。
このため、一般家庭で電力供給を直流化するようにすれば、交流電力を直流電力に変換して電力の有効利用、例えば、夜間の交流電力を蓄電池に充電したり、直流分散電源から電気機器に直流電力を直接供給して、夏期のピーク時における交流電力の抑制ができるという利点がある。
しかし、現在、電力系統は交流配電システムとして構成されているため、直流電源から電気機器に直流電力を供給する場合、交流配電システムに合わせて、直流電力を商用交流電力にいったん変換し、さらに交流電力を直流電力に変換しなければならない。したがって、電力損失や、別途に変換機器の装備を必要とする。
このため、直流分散電源から電気機器に直流電力を直接配電できる直流配電システムが検討されているが、かかる直流配電システムで用いられる直流用のコンセント、プラグ、操作スイッチとして交流用のコンセント、プラグ、操作スイッチを使用した場合、アークが発生するため、人的被害や火災等を誘発する虞がある。例えば、一般家庭において可燃性壁体にコンセントが埋め込まれている場合、加熱等により火災や人災などを引き起こす問題がある。
このような問題を解決するために、例えば、特開2003−203721号公報では、高電圧であっても、安全に直流プラグを挿抜できる直流コンセントが提案されている。この技術では、図13に示すように、コンセント1’の直流電源の負極側にMOSFET11’を介設し、このMOSFET11’のソース電極112を電源端子6’に接続すると共に、ドレイン電極111を接点15’に接続し、さらに、電源端子5’に接続された正極側接点14’よりも奥で、直流プラグの端子21’の接触位置に設けられた接点16’と電源端子6’とに直列接続された抵抗13’と抵抗12’の接点をゲート電極113に接続している。このコンセント1’では抵抗13’と抵抗12’により分圧した電圧によりMOSFET11’を制御し、コンセント1’の挿入口31’及び挿入口32’からプラグ2’の端子21’及び端子22’が抜去される前にMOSFET11’をオフ状態にするようになっている。
特開2003−203721号公報
しかしながら、上記技術では、半導体スイッチであるMOSFETに寄生容量があるため、電気機器に給電するためにコンセントにプラグを差し込むときに、ノイズによってMOSFETがオンになってアークが発生してしまう問題があった。また、上記技術では、電気機器に給電開始のときの突入電流を抑制できない問題があった。
しかも、これらの上記技術は直流コンセントに一定の装置を組み込んでコンセント・プラグの使用に際してのアーク発生を防止するものであり、従来のコンセントに代えてこのような特殊なアーク発生防止付のコンセントを用いる必要があるという不便があった。
特に電気機器に必ず付設されるON・OFFスイッチにはかかる直流電圧給電停止にともなうアーク発生防止の配慮技術が施されていなかった。
本発明は、上記課題を解決することのできる直流スイッチを提供することを目的としている。
請求項1の発明の直流スイッチは、直流電力を断して給電するための直流スイッチであって、直流電力を給電する一対の正極電線と負極電線のうちの前記負極電線の中途に半導体スイッチを介設すると共に、前記半導体スイッチのソースは給電側に、ドレインは電気機器側にそれぞれ接続し、前記正極電線と前記負極電線との間に直列に接続された第1の抵抗と第2の抵抗の接続点を、前記半導体スイッチのゲートに接続すると共に、各抵抗の接続点と前記半導体スイッチのソースとの間には開閉スイッチを介設し、前記開閉スイッチは、前記開閉スイッチの操作手段による閉から開の操作により前記第1の抵抗及び第2の抵抗の分圧された電圧が前記半導体スイッチのゲートに印加できる状態から印加された状態となり、前記開閉スイッチの操作手段による開から閉への操作により前記第1の抵抗及び第2の抵抗の分圧された電圧が前記半導体スイッチのゲートに印加された状態から印加できる状態となるように構成したことを特徴とする。
請求項2の発明の直流スイッチは、前記半導体スイッチのゲートとソースとの間にコンデンサをさらに設けたことを特徴とする。
請求項3の発明の直流スイッチは、前記第1の抵抗及び第2の抵抗の接続点と前記半導体スイッチのソースとの間に前記開閉スイッチに直列に第3の抵抗をさらに設けたことを特徴とする。
請求項4の発明の直流スイッチは、直流電力を断続して給電するための直流スイッチであって、直流電力を給電する一対の正極電線と負極電線のうちの前記負極電線の中途に第1の半導体スイッチを介設すると共に、前記第1の半導体スイッチのソースは給電側に、前記第1の半導体スイッチのドレインは電気機器側にそれぞれ接続し、前記正極電線と前記負極電線との間に直列に接続された第1の抵抗と第2の抵抗の接続点を、前記第1の半導体スイッチのゲートに接続すると共に、各抵抗の接続点と前記第1の半導体スイッチのソースとの間に第2の半導体スイッチを介設し、前記第2の半導体スイッチのドレインは前記第1の抵抗及び第2の抵抗の接続点側に、前記第2の半導体スイッチのソースは前記第1の半導体スイッチのソース側にそれぞれ接続し、更には、第3の抵抗と第4の抵抗の接続点を前記第2の半導体スイッチのゲートに接続すると共に、前記第3の抵抗と第4の抵抗の接続点と前記第2の半導体スイッチのソースとの間には開閉スイッチを介設し、前記開閉スイッチは、前記開閉スイッチの操作手段による開から閉の操作により前記第3の抵抗及び第4の抵抗の分圧された電圧が前記第2の半導体スイッチのゲートに印加された状態から印加できる状態になって、前記第1の抵抗及び第2の抵抗の分圧された電圧が前記第1の半導体スイッチのゲートに印加できる状態から印加された状態になり、前記開閉スイッチの操作手段による閉から開の操作により前記第3の抵抗及び第4の抵抗の分圧された電圧が前記第2の半導体スイッチのゲートに印加できる状態から印加された状態になって、前記第1の抵抗及び第2の抵抗の分圧された電圧が前記第1の半導体スイッチのゲートに印加された状態から印加できる状態になることを特徴とする。
請求項5の発明の直流スイッチは、前記第1の半導体スイッチのゲートとソースとの間にコンデンサをさらに設けたことを特徴とする。
請求項6の発明の直流スイッチは、前記第1の抵抗及び第2の抵抗の接続点と前記第1の半導体スイッチのソースとの間に前記第2の半導体スイッチに直列に第5の抵抗をさらに設けたことを特徴とする。
請求項7の発明の直流スイッチは、請求項1乃至6のいずれかに記載の直流スイッチにおいて、前記直流スイッチは直流電力を給電する前記一対の電線の中途に介設して電気機器に直流電力を断続して給電するための直流操作スイッチであることを特徴とする。
請求項8の発明の直流スイッチは、請求項1乃至6に記載の直流スイッチにおいて、前記直流スイッチは電気機器に設けられ、負荷への直流電流を断続して給電するための直流電源スイッチであることを特徴とする。
請求項1の発明の直流スイッチでは、開閉スイッチは、前記開閉スイッチの操作手段による閉から開の操作により前記正極電線と前記負極電線との間に直列に接続された前記第1の抵抗及び第2の抵抗の分圧された電圧が前記半導体スイッチのゲートに印加できる状態から印加された状態となるので、開閉スイッチを開にしても、ノイズによって半導体スイッチがオンになってアークが発生することがないという効果がある。また、開閉スイッチは、前記開閉スイッチの操作手段による開から閉への操作により前記第1の抵抗及び第2の抵抗の分圧された電圧が前記半導体スイッチのゲートに印加された状態から印加できる状態となるので、開閉スイッチを閉にしても、アークが発生することがないという効果がある。
請求項2の発明の直流スイッチでは、半導体スイッチが徐々にオンなるので、電気機器に給電を開始する時の突入電流を抑制できる効果がある。
請求項3の発明の直流スイッチでは、第3の抵抗により開閉スイッチへの過大な電流が防止されるので、開閉スイッチを保護できる効果がある。
請求項4の発明の直流スイッチでは、前記開閉スイッチは、前記開閉スイッチの操作手段による開から閉の操作により前記第3の抵抗及び第4の抵抗の分圧された電圧が前記第2の半導体スイッチのゲートに印加された状態から印加できる状態になって、前記正極電線と前記負極電線との間に直列に接続された前記第1の抵抗及び第2の抵抗の分圧された電圧が前記第1の半導体スイッチのゲートに印加できる状態から印加された状態になる。したがって、ノイズが生じても、半導体スイッチがオンになってアークが発生することがない効果がある。また、前記開閉スイッチは、前記開閉スイッチの操作手段による閉から開の操作により前記第3の抵抗及び第4の抵抗の分圧された電圧が前記第2の半導体スイッチのゲートに印加できる状態から印加された状態になって、前記第1の抵抗及び第2の抵抗の分圧された電圧が前記第1の半導体スイッチのゲートに印加された状態から印加できる状態になる。したがって、開閉スイッチを閉にしても、アークが発生することがないという効果がある。
請求項5の発明の直流スイッチでは、半導体スイッチが徐々にオンなるので、電気機器に給電を開始する時の突入電流を抑制できる効果がある。
請求項6の発明の直流スイッチでは、第5の抵抗により第2の半導体スイッチへの過大な電流が防止されるので、第2の半導体スイッチを保護できる効果がある。
請求項7の発明の直流スイッチでは、直流スイッチは直流操作スイッチであって、直流操作スイッチの操作時にアークを発生することがないという効果がある。
請求項8の発明の直流スイッチでは、直流スイッチは直流電源スイッチであって、直流電源スイッチの操作時にアークを発生することがないという効果がある。
(実施の形態1)
本発明の直流スイッチの実施の形態1について図1乃至図3を参照して説明する。
図1は実施の形態1に係る直流操作スイッチの斜視図である。図2は実施の形態1に係る直流操作スイッチの回路図である。
図1及び図2において、直流操作スイッチ1はスイッチケース2を有しており、このスイッチケース2には電線入口2a、電線出口2b、及びスイッチ操作口2cがそれぞれ形成されている。
前記スイッチケース2の電線入口2aと電線出口2bの近くには、正極接続部3a及び負極接続部3bと正極接続部3c及び負極接続部3dがそれぞれ設けられており、これらの正極接続部3a及び負極接続部3bと正極接続部3c及び負極接続部3dとには正極電線L1及び負極電線L2がそれぞれ接続されている。
負極電線L2の中途には半導体スイッチであるパワーMOSFETQ1が介設されており、このパワーMOSFETQ1のドレインDは電気機器側、そのソースSは給電側にそれぞれ接続されている。正極電線L1と負極電線L2との間には、抵抗R1及び抵抗R2が直列に接続されており、これら抵抗R1と抵抗R2の接続点は、パワーMOSFETQ1のゲートGに接続されていると共に、パワーMOSFETQ1のソースSに接点CP1,CP2を介して接続されている。パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間にはコンデンサCが接続されている。
また、スイッチケース2のスイッチ操作口2cには、スイッチ操作部5aが開方向と閉方向に支持部材(図示せず)によりスライド可能に支持されており、スイッチ操作部5aを開方向に操作すると、接触子5bが接点CP1,CP2から離間して、スライドスイッチSWが開(オフ)になり、スイッチ操作部5aを閉方向に操作すると、接触子5bが接点CP1,CP2に接触して、スライドスイッチSWが閉(オン)になるにようになっている。
これらスイッチ操作部5a、接触子5b、接点CP1,CP2等から開閉スイッチとしてのスライドスイッチSWが構成されている。
一方、直流プラグ6は正極端子7a及び負極端子7bを有しており、これらの正極端子7a及び負極端子7bと直流操作スイッチ1の正極接続部3a及び負極接続部3bとにはコードL3及びコードL4がそれぞれ接続されている。また、正極接続部3c及び負極接続部3dと電気機器8の両端部とにはコードL5及びコードL6がそれぞれ接続されている。
ついで、直流プラグ6が直流電源に接続されたコンセントに差し込まれた状態で、直流操作スイッチ1を操作する場合について説明する。
図3は、実施の形態1に係る直流操作スイッチをオンにしてからオフにするまでのパワーMOSFETの動作状態を示すタイムチャートである。
(a)は直流プラグの正極端子の電圧のオンオフ、(b)はスライドスイッチの開閉、(c)はパワーMOSFETのゲートとソースS間電圧のオンオフ、(d)は同ドレインとソース間電圧のオンオフ、(e)は電気機器の両端間電圧のオンオフをそれぞれ表している。
時間t0で、直流プラグ6の正極端子7aの電圧はオンとなっている。
ここで、スライドスイッチSWは閉であって、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間が短絡している。
時間t1で、スイッチ操作部5aを開方向に操作すると、接触子5bが接点CP1,CP2から離間して、抵抗R1とR2によって分圧された電圧がパワーMOSFETQ1のゲートG及びコンデンサCに印加される。コンデンサCの両端の電圧、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間電圧Vgsが徐々にオンになるにつれて、ドレインDとソースS間電圧Vdsが徐々にオフになって、電気機器8の両端間電圧Veが徐々にオンになる。この際、パワーMOSFETQ1がオンになると、ドレインDとソースS間電圧Vdsがオフになって、電気機器8の両端間電圧Veがオンになる。
そして、パワーMOSFETQ1がオンの状態で電気機器8に直流電力が給電される。
次に、時間t2で、スイッチ操作部5aを閉方向に操作すると、接触子5bが接点CP1,CP2に接触し、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間が短絡して、パワーMOSFETQ1が瞬時にオフになる。これにより、パワーMOSFETQ1のドレインDとソースS間電圧Vdsが急激にオンになって、電気機器8の両端の電圧Veが急激にオフになる。
上述したように、実施の形態1の直流操作スイッチ1では、電気機器8に直流電力を給電するとき、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間が短絡している状態で、スライドスイッチSWを開にして、抵抗R1とR2によって分圧された電圧をパワーMOSFETQ1のゲートGに印加するので、ノイズが生じても、パワーMOSFETQ1がオンになって、アークが発生することがない。
また、実施の形態1の直流操作スイッチ1では、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間にコンデンサCを設けたので、電気機器8に直流電力を給電開始するとき、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間電圧Vgsが徐々にオンになる。したがって、電気機器8への突入電流を抑制できる。
また、実施の形態1の直流操作スイッチでは、電気機器8に直流電力を給電停止するとき、スライドスイッチSWを閉にして、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間を短絡させてパワーMOSFETQ1をオフにするので、アークが発生することがない。
(実施の形態2)
次に、本発明の直流スイッチの実施の形態2について図4乃至図6を参照して説明する。
図4は実施の形態2に係る直流操作スイッチの斜視図である。図5は実施の形態2に係る直流操作スイッチの回路図である。
図4及び図5において、直流操作スイッチ11はスイッチケース12を有しており、このスイッチケース12には電線入口12a、電線出口12b、及びスイッチ操作口12cがそれぞれ形成されている。
前記スイッチケース12の電線入口12aと電線出口12bの近くには、正極接続部13a及び負極接続部13bと正極接続部13c及び負極接続部13dがそれぞれ設けられており、これらの正極接続部13a及び負極接続部13bと正極接続部13c及び負極接続部13dとには正極電線L11及び負極電線L12がそれぞれ接続されている。
負極電線L12の中途には半導体スイッチであるパワーMOSFETQ1が介設されており、パワーMOSFETQ1のドレインDは電気機器18側、そのソースSは給電側にそれぞれ接続されている。正極電線L11と負極電線L12との間には抵抗R1及び抵抗R2が直列接続されていると共に、抵抗R3及び抵抗R4が直列接続されている。抵抗R1及び抵抗R2の接続点はパワーMOSFETQ1のゲートGに接続されている。また、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間にはコンデンサCが接続されている。抵抗R1及び抵抗R2の接続点とパワーMOSFETQ1のソースSとの間にはMOSFETQ2が介設されており、MOSFETQ2のドレインDは抵抗R1及び抵抗R2の接続点側に、そのソースSはパワーMOSFETQ1のソースS側にそれぞれ接続されている。また、抵抗R3と抵抗R4の接続点が接点CP1,CP2を介してMOSFETQ2のソースSに接続されている。
また、スイッチケース12のスイッチ操作口12cには、スイッチ操作部15aが開方向と閉方向に支持部材(図示せず)によりスライド可能に支持されており、スイッチ操作部15aを開方向に操作すると、接触子15bが接点CP1,CP2から離間して、スライドスイッチSW1が開(オフ)になり、スイッチ操作部15aを閉方向に操作すると、接触子15bが接点CP1,CP2に接触して、スライドスイッチSW1が閉(オン)になるにようになっている。
これらスイッチ操作部15a、接触子15b、接点CP1,CP2等から開閉スイッチとしてのスライドスイッチSW1が構成されている。
一方、直流プラグ16は正極端子17a及び負極端子17bを有しており、これらの直流プラグ16の正極端子17a及び負極端子17bと直流操作スイッチ11の正極接続部13a及び負極接続部13bとにはコードL13及びコードL14がそれぞれ接続されている。また、正極接続部13c及び負極接続部13dと電気機器18の両端部にはコードL15及びコードL16がそれぞれ接続されている。
ついで、直流プラグ16が直流電源に接続されたコンセントに差し込まれた状態で、直流操作スイッチ11を操作する場合について説明する。
図6は実施の形態2に係る直流操作スイッチをオンにしてからオフにするまでのMOSFETとパワーMOSFETの動作状態を示すタイムチャートである。
(a)は直流プラグの正極端子の電圧のオンオフ、(b)はスライドスイッチの開閉、(c)はMOSFETのゲートとソース間電圧のオンオフ、(d)はパワーMOSFETのゲートとソース間電圧のオンオフ、(e)は同ドレインとソースS間電圧のオンオフ、(f)は電気機器の両端の電圧のオンオフをそれぞれ表している。
時間t0で、直流プラグ16の正極端子17aの電圧はオンとなっている。
ここで、スライドスイッチSW1は開であって、MOSFETQ2のオンにより、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間が短絡している。
時間t1で、スイッチ操作部15aを閉方向に操作すると、接触子15bが接点CP1,CP2に接触して、MOSFETQ2のゲートGとソースS間電圧Vgsがオフになって、MOSFETQ2がオフになる。これにより、抵抗R1とR2によって分圧された電圧がパワーMOSFETQ1のゲートG及びコンデンサCに印加される。コンデンサCの両端の電圧、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間電圧Vgsが徐々にオンになるにつれて、ドレインDとソースS間電圧Vdsが徐々にオフになって、電気機器18の両端間電圧Veが徐々にオンになる。この際、パワーMOSFETQ1がオンとなると、ドレインDとソースS間電圧Vdsがオフになって、電気機器18の両端の電圧Veがオンになる。
そして、パワーMOSFETQ1がオンの状態で電気機器18に直流電力が給電される。
次に、時間t2で、スイッチ操作部15aを開方向に操作すると、接触子15bが接点CP1,CP2から離間して、抵抗R3と抵抗R4によって分圧された電圧がMOSFETQ2のゲートGに印加されてMOSFETQ2のゲートGとソースS間電圧Vgsがオンになる。MOSFETQ2がオンになると、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間が短絡してゲートGとソースS間電圧Vgsが急激にオフになって、パワーMOSFETQ1が瞬時にオフになる。これにより、パワーMOSFETQ1のドレインDとソースS間電圧Vdsが急激にオンになって、電気機器18の両端間電圧Veが急激にオフになる。
上述したように、実施の形態2の直流操作スイッチ11では、電気機器18に直流電力を給電するとき、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間が短絡している状態で、スライドスイッチSW1を閉にして、MOSFETQ2をオフにし、抵抗R1とR2によって分圧された電圧をパワーMOSFETQ1のゲートGに印加する。したがって、ノイズが生じても、パワーMOSFETQ1がオンになって、アークが発生することがない。
また、実施の形態2の直流操作スイッチ11では、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間にコンデンサCを設けたので、電気機器18に給電を開始するとき、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間電圧Vgsが徐々にオンになる。したがって、電気機器18への突入電流を抑制できる。
また、実施の形態2の直流操作スイッチ11では、電気機器18への直流電力を給電停止するとき、スライドスイッチSW1を開にして、MOSFETQ2をオンにし、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間を短絡させてパワーMOSFETQ1をオフにする。したがって、アークが発生することがない。
(実施の形態3)
本発明の直流スイッチの実施の形態3について図7乃至図9を参照して説明する。
図7は実施の形態3に係る直流電源スイッチを適用した扇風機の斜視図である。図8は実施の形態3に係る直流電源スイッチの回路図である。
図7及び図8において、扇風機21はファン22を回転させるモータ23を備えた送風部25と、この送風部25を支持する支持部26とを有しており、この支持部26には直流電源スイッチ27が設けられている。
上記支持部26には電線入口26a、電線出口26b、及びスイッチ操作口26cがそれぞれ形成されている。
前記直流電源スイッチ27には正極接続部29a及び負極接続部29bと正極接続部29c及び負極接続部29dがそれぞれ設けられており、これらの正極接続部29a及び負極接続部29bと正極接続部29c及び負極接続部29dとには正極電線L21及び負極電線L22がそれぞれ接続されている。
負極電線L22の中途には半導体スイッチであるパワーMOSFETQ1が介設されており、このパワーMOSFETQ1のドレインDはモータ側、そのソースSは給電側にそれぞれ接続されている。正極電線L21と負極電線L22との間には、抵抗R1及び抵抗R2が直列に接続されており、これら抵抗R1と抵抗R2の接続点は、パワーMOSFETQ1のゲートGに接続されていると共に、パワーMOSFETQ1のソースSに接点CP1,CP2を介して接続されている。また、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間にはコンデンサCが接続されている。
また、支持部26のスイッチ操作口26cの近くには、プッシュロッド27aがロッド支持部27bにスライド可能に支持されている。プッシュロッド27aは一端に押圧端部27a1、他端に接触子27a2を備えており、押圧端部27a1とロッド支持部27bとの間には圧縮コイルばね27cが設けられている。なお、プッシュロッド27aの押圧端部27a1が押圧されていない状態では、プッシュロッド27aの接触子27a2は接点CP1,CP2に接触するように圧縮コイルばね27cで付勢されている。
これらのプッシュロッド27a、圧縮コイルばね27c及び接点CP1,CP2等から開閉スイッチとしてのプッシュスイッチSW2が構成されている。
なお、上記プッシュスイッチSW2は、押圧端部27a1を押圧すると、接触子27a2が接点CP1,CP2から離間して、プッシュスイッチSW2が開になり、押圧端部27a1を再度押圧すると、接触子27a2が接点CP1,CP2に接触して、プッシュスイッチSW2が閉になるようになっている。
一方、直流プラグ31は正極端子32a及び負極端子32bを有しており、これらの正極端子32a及び負極端子32bと直流電源スイッチ27の正極接続部29a及び負極接続部29bとにはコードL23及びコードL24がそれぞれ接続されている。
また、直流電源スイッチ27の正極接続部29c及び負極接続部29dとモータ23の両端部とにはコードL25及びコードL26がそれぞれ接続されている。
ついで、直流プラグ31が直流電源に接続されたコンセントに差し込まれた状態で、直流電源スイッチ27を操作する場合について説明する。
図9は、実施の形態3に係る直流電源スイッチをオンにしてからオフにするまでのパワーMOSFETの動作状態を示すタイムチャートである。
(a)は直流プラグの正極端子の電圧のオンオフ、(b)はプッシュスイッチの開閉、(c)はパワーMOSFETのゲートとソースS間電圧のオンオフ、(d)は同ドレインとソース間電圧のオンオフ、(e)はモータの両端間電圧のオンオフをそれぞれ表している。
時間t0で、直流プラグ31の正極端子32aの電圧はオンとなっている。
ここで、プッシュスイッチSW2は閉であって、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間が短絡している。
時間t1で、押圧端部27a1を押圧すると、接触子27a2が接点CP1,CP2から離間して、抵抗R1とR2によって分圧された電圧がパワーMOSFETQ1のゲートG及びコンデンサCに印加される。コンデンサCの両端の電圧、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間電圧Vgsが徐々にオンになるにつれて、ドレインDとソースS間電圧Vdsが徐々にオフになって、モータ23の両端の電圧Veが徐々にオンになる。この際、パワーMOSFETQ1がオンとなると、ドレインDとソースS間電圧Vdsがオフになって、モータ23の両端間電圧Veがオンになる。
そして、パワーMOSFETQ1がオンの状態でモータ23に直流電力が給電される。
次に、時間t2で、押圧端部27a1を再度押圧すると、接触子27a2が接点CP1,CP2に接触して、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間が短絡して、パワーMOSFETQ1が瞬時にオフになる。これにより、パワーMOSFETQ1のドレインDとソースS間電圧Vdsが急激にオンになって、モータ23の両端間電圧Veが急激にオフになる。
上述したように、実施の形態3の直流電源スイッチ27では、モータ23に直流電力を給電するとき、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間が短絡している状態で、プッシュスイッチSW2を開にして、抵抗R1とR2によって分圧された電圧をパワーMOSFETQ1のゲートGに印加するので、ノイズが生じても、パワーMOSFETQ1がオンになってアークが発生することがない。
また、実施の形態3の直流電源スイッチ27では、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間にコンデンサCを設けたので、モータ23に給電を開始するとき、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間電圧Vgsが徐々にオンになる。したがって、モータ23への突入電流を抑制できる。
また、実施の形態3の直流電源スイッチ27では、モータ23への直流電力を給電停止するとき、プッシュスイッチSW2を閉にして、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間を短絡させてパワーMOSFETQ1をオフにするので、直流電源スイッチ27でアークが発生することがない。
(実施の形態4)
次に、本発明の直流スイッチの実施の形態4について図10乃至図12を参照して説明する。
図10は実施の形態4に係る直流電源スイッチを適用した扇風機の斜視図である。図11は実施の形態4に係る直流電源スイッチの回路図である。
図10及び図11において、扇風機51はファン52を回転させるモータ53を備えた送風部55と、この送風部55を支持する支持部56とを有しており、この支持部56には直流電源スイッチ57が設けられている。
上記支持部56には電線入口56a、電線出口56b、及びスイッチ操作口56cがそれぞれ形成されている。
前記直流電源スイッチ57には正極接続部59a及び負極接続部59bと正極接続部59c及び負極接続部59dがそれぞれ設けられており、これらの正極接続部59a及び負極接続部59bと正極接続部59c及び負極接続部59dとには正極電線L31及び負極電線L32がそれぞれ接続されている。
負極電線L32の中途には半導体スイッチであるパワーMOSFETQ1が介設されており、パワーMOSFETQ1のドレインDはモータ側、そのソースSは給電側にそれぞれ接続されている。正極電線L31と負極電線L32との間には抵抗R1及び抵抗R2が直列接続されていると共に、抵抗R3及び抵抗R4が直列接続されている。抵抗R1及び抵抗R2の接続点はパワーMOSFETQ1のゲートGに接続されている。抵抗R1及び抵抗R2の接続点とパワーMOSFETQ1のソースSとの間にはMOSFETQ2が介設されており、MOSFETQ2のドレインDは抵抗R1及び抵抗R2の接続点側に、そのソースSはパワーMOSFETQ1のソースS側にそれぞれ接続されている。また、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間にはコンデンサCが接続されている。さらに、抵抗R3と抵抗R4の接続点が接点CP1,CP2を介してMOSFETQ2のソースSに接続されている。
また、支持部56のスイッチ操作口56cの近くには、プッシュロッド57aがロッド支持部57bにスライド可能に支持されている。プッシュロッド57aは一端に押圧端部57a1、他端に接触子57a2を備えており、押圧端部57a1とロッド支持部57bとの間には圧縮コイルばね57cが設けられている。 これらのプッシュロッド57a、圧縮コイルばね57c及び接点CP1,CP2等から開閉スイッチとしてのプッシュスイッチSW3が構成されている。
なお、上記プッシュスイッチSW3は、押圧端部57a1を押圧すると、接触子57a2が接点CP1,CP2に接触して、プッシュスイッチSW3が閉になり、押圧端部57a1を再度押圧すると、接触子57a2が接点CP1,CP2から離間して、プッシュスイッチSW3が開になるようになっている。
一方、直流プラグ61は正極端子62a及び負極端子62bを有しており、これらの正極端子62a及び負極端子62bと正極接続部59a及び負極接続部59bとにはコードL33及びコードL34がそれぞれ接続されている。
また、正極接続部59c及び負極接続部59dとモータ53の両端部にはコードL35及びコードL36がそれぞれ接続されている。
ついで、直流プラグ61が直流電源に接続されたコンセントに差し込まれた状態で、直流電源スイッチ57を操作する場合について説明する。
図12は、実施の形態4に係る直流電源スイッチをオンにしてからオフにするまでのMOSFETとパワーMOSFETの動作状態を示すタイムチャートである。
(a)は直流プラグの正極端子の電圧のオンオフ、(b)はプッシュスイッチの開閉、(c)はMOSFETのゲートとソース間電圧のオンオフ、(d)はパワーMOSFETのゲートとソース間電圧のオンオフ、(e)は同ドレインとソースS間電圧のオンオフ、(f)はモータの両端の電圧のオンオフをそれぞれ表している。
時間t0で、直流プラグ61の正極端子62aの電圧はオンとなっている。
ここで、プッシュスイッチSW3は開であって、MOSFETQ2のオンにより、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間が短絡している。
時間t1で、押圧端部57a1を押圧すると、接触子57a2が接点CP1,CP2に接触して、MOSFETQ2のゲートGとソースS間電圧Vgsがオフになって、MOSFETQ2がオフになる。これにより、抵抗R1とR2によって分圧された電圧がパワーMOSFETQ1のゲートG及びコンデンサCに印加される。コンデンサCの両端の電圧、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間電圧Vgsが徐々にオンになるにつれて、ドレインDとソースS間電圧Vdsが徐々にオフになって、モータ53の両端間電圧Veが徐々にオンになる。この際、パワーMOSFETQ1がオンとなると、ドレインDとソースS間電圧Vdsがオフになって、モータ53の両端間電圧Veがオンになる。
そして、パワーMOSFETQ1がオンの状態でモータ53に直流電力が給電される。
次に、時間t2で、押圧端部57a1を再度押圧すると、接触子57a2が接点CP1,CP2から離間して、抵抗R3と抵抗R4によって分圧された電圧がMOSFETQ2のゲートGに印加されてMOSFETQ2のゲートGとソースS間電圧Vgsがオンになる。MOSFETQ2がオンになると、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間が短絡してゲートGとソースS間電圧Vgsが急激にオフになって、パワーMOSFETQ1が瞬時にオフになる。これにより、パワーMOSFETQ1のドレインDとソースS間電圧Vdsが急激にオンになって、モータ53の両端間電圧Veが急激にオフになる。
上述したように、実施の形態4の直流電源スイッチ57では、モータ53に直流電力を給電するとき、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間が短絡している状態で、プッシュスイッチSW3を閉にして、MOSFETQ2をオフとし、抵抗R1とR2によって分圧された電圧をパワーMOSFETQ1のゲートGに印加する。したがって、ノイズが生じても、パワーMOSFETQ1がオンになって、アークが発生することがない。
また、実施の形態4の直流電源スイッチ57では、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間にコンデンサCを設けたので、モータ53に給電を開始するとき、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間電圧Vgsが徐々にオンになる。したがって、モータ53への突入電流を抑制できる。
また、実施の形態4の直流電源スイッチ57では、モータ53への直流電力を給電停止するとき、プッシュスイッチSW3を開にしてMOSFETQ2をオンにし、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間を短絡させてパワーMOSFETQ1をオフにする。したがって、アークが発生することがない。
以上、本発明の直流スイッチの実施の形態について説明したが、本発明はこれに限られることなく、種々の変形が可能である。
上記実施の形態では、半導体スイッチとしてn型のパワーMOSFETを使用するようにしたが、これに代えて、p型のパワーMOSFETを使用することもできる。
上記実施の形態1は、抵抗R1及び抵抗R2の接続点とパワーMOSFETQ1のソースS間にプッシュスイッチSWを保護する微小抵抗Rを設けることもできる。
また、上記実施の形態2は、抵抗R3及び抵抗R4の接続点とMOSFETQ1のソースS間にMOSFETQ2を保護する微小抵抗Rを設けることもできる。
また、実施の形態3及び4では、扇風機に電源スイッチを設けるようにしたが、これに代えて、他の電気機器に設けるようにすることもできる。
本発明の実施の形態1に係る直流操作スイッチの斜視図である。 実施の形態1に係る直流操作スイッチの回路図である。 実施の形態1に係る直流操作スイッチをオンにしてからオフにするまでのパワーMOSFETの動作状態を示すタイムチャートである。 本発明の実施の形態2に係る直流操作スイッチの斜視図である。 実施の形態2に係る直流操作スイッチの回路図である。 実施の形態2に係る直流操作スイッチをオンにしてからオフにするまでのMOSFETとパワーMOSFETの動作状態を示すタイムチャートである。 本発明の実施の形態3に係る直流電源スイッチを適用した扇風機の斜視図である。 実施の形態3に係る直流電源スイッチの回路図である。 実施の形態3に係る直流電源スイッチをオンにしてからオフにするまでのパワーMOSFETの動作状態を示すタイムチャートである。 本発明の実施の形態4に係る直流電源スイッチの斜視図である。 実施の形態4に係る直流操作スイッチの回路図である。 実施の形態4に係る直流操作スイッチをオンにしてからオフにするまでのMOSFETとパワーMOSFETの動作状態を示すタイムチャートである。 従来の直流コンセントの構成を説明する図である。
符号の説明
Q1 パワーMOSFET
Q2 MOSFET
C コンデンサ
D ドレイン
G ゲート
S ソース
SW スライドスイッチ
SW1 スライドスイッチ
SW2 プッシュスイッチ
SW3 プッシュスイッチ
L1,L2,L11,L12,L21,L22,L31,L32 電線
R1,R2,R3,R4,R 抵抗
1,11 直流操作スイッチ
27,57 直流電源スイッチ
8,18 電気機器
21,51 扇風機

Claims (8)

  1. 直流電力を断して給電するための直流スイッチであって、
    直流電力を給電する一対の正極電線と負極電線のうちの前記負極電線の中途に半導体スイッチを介設すると共に、前記半導体スイッチのソースは給電側に、ドレインは電気機器側にそれぞれ接続し、
    前記正極電線と前記負極電線との間に直列に接続された第1の抵抗と第2の抵抗の接続点を、前記半導体スイッチのゲートに接続すると共に、各抵抗の接続点と前記半導体スイッチのソースとの間には開閉スイッチを介設し、
    前記開閉スイッチは、前記開閉スイッチの操作手段による閉から開の操作により前記第1の抵抗及び第2の抵抗の分圧された電圧が前記半導体スイッチのゲートに印加できる状態から印加された状態となり、前記開閉スイッチの操作手段による開から閉への操作により前記第1の抵抗及び第2の抵抗の分圧された電圧が前記半導体スイッチのゲートに印加された状態から印加できる状態となるように構成したことを特徴とする直流スイッチ。
  2. 前記半導体スイッチのゲートとソースとの間にコンデンサをさらに設けたことを特徴とする請求項1記載の直流スイッチ。
  3. 前記第1の抵抗及び第2の抵抗の接続点と前記半導体スイッチのソースとの間に前記開閉スイッチに直列に第3の抵抗をさらに設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の直流スイッチ。
  4. 直流電力を断続して給電するための直流スイッチであって、
    直流電力を給電する一対の正極電線と負極電線のうちの前記負極電線の中途に第1の半導体スイッチを介設すると共に、前記第1の半導体スイッチのソースは給電側に、前記第1の半導体スイッチのドレインは電気機器側にそれぞれ接続し、
    前記正極電線と前記負極電線との間に直列に接続された第1の抵抗と第2の抵抗の接続点を、前記第1の半導体スイッチのゲートに接続すると共に、各抵抗の接続点と前記第1の半導体スイッチのソースとの間に第2の半導体スイッチを介設し、
    前記第2の半導体スイッチのドレインは前記第1の抵抗及び第2の抵抗の接続点側に、前記第2の半導体スイッチのソースは前記第1の半導体スイッチのソース側にそれぞれ接続し、
    更には、第3の抵抗と第4の抵抗の接続点を前記第2の半導体スイッチのゲートに接続すると共に、前記第3の抵抗と第4の抵抗の接続点と前記第2の半導体スイッチのソースとの間には開閉スイッチを介設し、
    前記開閉スイッチは、前記開閉スイッチの操作手段による開から閉の操作により前記第3の抵抗及び第4の抵抗の分圧された電圧が前記第2の半導体スイッチのゲートに印加された状態から印加できる状態になって、前記第1の抵抗及び第2の抵抗の分圧された電圧が前記第1の半導体スイッチのゲートに印加できる状態から印加された状態になり、前記開閉スイッチの操作手段による閉から開の操作により前記第3の抵抗及び第4の抵抗の分圧された電圧が前記第2の半導体スイッチのゲートに印加できる状態から印加された状態になって、前記第1の抵抗及び第2の抵抗の分圧された電圧が前記第1の半導体スイッチのゲートに印加された状態から印加できる状態になることを特徴とする直流スイッチ。
  5. 前記第1の半導体スイッチのゲートとソースとの間にコンデンサをさらに設けたことを特徴とする請求項4記載の直流スイッチ。
  6. 前記第1の抵抗及び第2の抵抗の接続点と前記第1の半導体スイッチのソースとの間に前記第2の半導体スイッチに直列に第5の抵抗をさらに設けたことを特徴とする請求項又はに記載の直流スイッチ。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の直流スイッチにおいて、前記直流スイッチは直流電力を給電する前記一対の電線の中途に介設して電気機器に直流電力を断続して給電するための直流操作スイッチであることを特徴とする直流スイッチ。
  8. 請求項1乃至6のいずれかに記載の直流スイッチにおいて、前記直流スイッチは電気機器に設けられ、負荷への直流電流を断続して給電するための直流電源スイッチであることを特徴とする直流スイッチ。
JP2004108418A 2004-03-31 2004-03-31 直流スイッチ Expired - Fee Related JP4473029B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004108418A JP4473029B2 (ja) 2004-03-31 2004-03-31 直流スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004108418A JP4473029B2 (ja) 2004-03-31 2004-03-31 直流スイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005293317A JP2005293317A (ja) 2005-10-20
JP4473029B2 true JP4473029B2 (ja) 2010-06-02

Family

ID=35326167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004108418A Expired - Fee Related JP4473029B2 (ja) 2004-03-31 2004-03-31 直流スイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4473029B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4308064B2 (ja) * 2004-03-31 2009-08-05 新電元工業株式会社 直流プラグ
JP5501667B2 (ja) 2009-06-17 2014-05-28 パナソニック株式会社 交流・直流両用スイッチ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4448228B2 (ja) * 2000-03-27 2010-04-07 三菱電機株式会社 放電灯点灯装置
JP3819300B2 (ja) * 2002-01-08 2006-09-06 日本電信電話株式会社 直流コンセント

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005293317A (ja) 2005-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4308065B2 (ja) 直流コンセント
JP6124869B2 (ja) 電源装置を備える電動家具駆動部
KR102565896B1 (ko) 전기 또는 하이브리드 차량용 전기 충전 시스템
TWI234330B (en) Li-ion/Li-polymer battery charger configured to be DC-powered from multiple types of wall adapters
RU2690017C1 (ru) Устройство управления подачей питания и соответствующий способ
TW564588B (en) Charging apparatus having multi-stage voltage charging power source
WO2016121140A1 (ja) 電流制限回路、直流電力供給コネクタ及び直流電源装置
JP4308064B2 (ja) 直流プラグ
EP2941993B1 (en) Vacuum cleaner
WO2011012984A1 (ja) 電力変換装置
JP6774312B2 (ja) 電源装置、電源システム、センサシステムおよび方法
JP4473029B2 (ja) 直流スイッチ
JP7249141B2 (ja) 突入電流制限システム
JP4683539B2 (ja) スイッチング電源装置
US20130265096A1 (en) Load control device
JP4577837B2 (ja) スイッチング電源装置
CN109891543B (zh) 直流开关装置的电弧消除装置
JP3859105B2 (ja) ハイブリッド車用充電装置
JP2004023851A (ja) Dc−dcコンバータ付ブースタケーブル
TW201804697A (zh) 電力轉換系統
US10951029B2 (en) Power source input device for both ac and dc power sources
TWI221701B (en) Inverter device
JP2013090511A (ja) 電力制御装置
JP3680147B2 (ja) 電源装置
JPH09243136A (ja) ソーラエアコン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061002

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090825

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100304

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees