JP4455859B2 - 非接触型icラベル - Google Patents

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Description

本発明は、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能な非接触型ICラベルに関する。
近年、情報化社会の進展に伴って、情報をカードに記録し、該カードを用いた情報管理や決済等が行われている。また、商品等に貼付されるラベルに情報を記録し、このラベルを用いての商品等の管理も行われている。
このようなカードやラベルを用いた情報管理においては、カードやラベルに対して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うことが可能なICチップが搭載された非接触型ICカードや非接触型ICラベルがその優れた利便性から急速に普及しつつある。
図5は、従来の非接触型ICラベルの一構成例を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本従来例は図5に示すように、樹脂シート等からなるベース基材514の一方の面上に、コイル状の導電性材料からなるアンテナ512及び導電性材料からなる接点513が形成されるとともに、アンテナ512を介して外部からの情報の書き込み及び読み出しが非接触状態にて可能なICチップ511が搭載され、また、ベース基材514の他方の面に、導電性材料からなるブリッジ517が形成されたインレット510が、2つの粘着剤層520a,520bに挟まれ、さらに、一方の粘着剤層520aに、インレット510を保護するとともにその表面に情報が印字される表面シート530が積層され、他方の粘着剤層520bに剥離紙540が積層されて構成されている。なお、アンテナ512の両端は、ベース基材514を表裏から機械的にかしめることにより形成される表裏導通部516を介してブリッジ517の両端とそれぞれ接続されており、また、接点513がアンテナ512上に形成されており、この接点513にICチップ511が接続されることにより、アンテナ512、接点513、ブリッジ517及びICチップ511からなる回路が形成されている。
上記のように構成された非接触型ICラベル500においては、剥離紙540が剥離されて粘着剤層520bによって物品等に貼付され、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)に近接させることにより、情報書込/読出装置からの電磁誘導によりアンテナ512に電流が流れ、この電流が接点513を介してICチップ511に供給され、それにより、非接触状態において、情報書込/読出装置からICチップ511に情報が書き込まれたり、ICチップ511に書き込まれた情報が情報書込/読出装置にて読み出されたりする。
ここで、上述したような非接触型ICラベル500においては、物品等に貼付して使用された後、不正に再利用されてしまうことを防止する必要がある。
そこで、表面シートの裏面においてICチップと対向する領域を含むように剥離剤層を設け、それにより、物品等から剥離した場合に、アンテナとICチップとを機械的に断線させることができる非接触型ICラベルが考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
また、物品等に接着される粘着剤層を加熱により発泡する構成とし、それにより、物品等に貼付されたラベルを加熱することにより剥がした場合にその痕跡を残す技術が考えられている(例えば、特許文献2参照。)。
また、物品等の貼付面に転写性絵柄層を形成しておき、物品等に貼付された場合に絵柄を物品等に転写させ、その後、物品等から剥離された場合に絵柄のみを物品等に残すことにより、剥離された痕跡を残す技術が考えられている(例えば、特許文献3参照。)。
このような技術を利用することにより、物品等に貼付されて使用された非接触型ICラベルが、物品等から剥がされて他の物品等に貼付されて不正に使用されるという、非接触型ICラベルの不正使用の防止が図られている。
特開2000−57292号公報 特開2003−147297号公報 特開平9−197968号公報
しかしながら、上述したように、表面シートの裏面においてICチップと対向する領域を含むように剥離剤層を設け、それにより、物品等から剥離した場合に、アンテナとICチップとを機械的に断線させるものにおいては、アンテナとICチップとを接続するための部材の機械的強度が強い場合、非接触型ICラベルを物品から剥離した際、アンテナとICチップとが機械的に断線せずに非接触型ICラベル全体が物品から剥離されてしまう場合が生じ、その後、物品から剥離された非接触型ICラベルが不正に使用されてしまう虞れがある。
また、物品等に接着される粘着剤層を加熱により発泡する構成のものや、物品等の貼付面に転写性絵柄層を形成しておき、物品等に貼付された場合に絵柄を物品等に転写させるものにおいては、物品等から剥離された場合にその痕跡を残すことはできるものの、物品から剥離された後に非接触型ICラベルが不正に使用されてしまうことを防止することはできない。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、回路を構成する部材の機械的強度に関わらず、物品等に貼付して使用された後に物品等から剥がされた場合に簡単に再利用できなくすることができる非接触型ICラベルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
第1の導電パターンが形成されるとともに、前記第1の導電パターンと接続されたICチップが搭載された第1の部材と、
一方の面に第1の粘着剤層が積層され、他方の面に第2の粘着剤層が積層され、前記第1の導電パターンと電気的に結合することにより、前記ICチップに対して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うための導電性パターンを形成する第2の導電パターンが形成された第2の部材と、
前記第1及び第2の部材を覆うような形状を具備し、一方の面に第3の粘着剤層が積層された表面シートとを少なくとも有し、
前記第1の部材と前記第2の部材とが、前記第1の導電パターンと前記第2の導電パターンとが静電結合するような相対位置にて前記第1の粘着剤層によって接着され、
前記表面シートと前記第1の部材とが前記第3の粘着剤層によって接着され、
前記第2の粘着剤層が、前記第1及び第3の粘着剤層よりも強い粘着力を有することを特徴とする。
また、前記第1及び第2の導電パターンは、互いに対向するように形成された導電領域を有することを特徴とする。
また、前記第2の導電パターンは、透明導電剤を用いて形成されていることを特徴とする。
また、第1の導電パターンが形成された第1の部材と、
第2の導電パターンが形成されるとともに該第2の導電パターンに接続されたICチップが搭載され、一方の面に第1の粘着剤層が積層され、他方の面に第2の粘着剤層が積層された第2の部材と、
前記第1及び第2の部材を覆うような形状を具備し、一方の面に第3の粘着剤層が積層された表面シートとを少なくとも有し、
前記第1の部材と前記第2の部材とが、前記第1の導電パターンと前記第2の導電パターンとが静電結合するような相対位置にて前記第1の粘着剤層によって接着されることにより、前記第1の導電パターンと前記第2の導電パターンとによって、前記ICチップに対して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うための導電性パターンが形成され、
前記表面シートと前記第1の部材とが前記第3の粘着剤層によって接着され、
前記第2の粘着剤層が、前記第1及び第3の粘着剤層よりも強い粘着力を有することを特徴とする。
上記のように構成された本発明においては、物品に貼付された後に物品から剥がそうとすると、第1の導電パターンが形成されるとともに、第1の導電パターンと接続されたICチップが搭載された第1の部材のみが剥がれ、第1の導電パターンと電気的に結合することにより、ICチップに対して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うための導電性パターンを形成する第2の導電パターンが形成された第2の部材は物品から剥がされずに残る状態となる。これにより、ICチップに対して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うための導電性パターンが電気的に断線し、非接触型ICラベルに対する情報の書き込み及び読み出しが不可能な状態となる。
このように、回路を構成する部材の機械的強度に関わらず、物品等に貼付されて使用された後に、非接触型ICラベルを物品等から剥離するだけで、非接触型ICラベルの再利用が不可能な状態となる。
また、第1及び第2の導電パターンにそれぞれ、互いに対向するように導電領域を設け、この導電領域により非接触型ICラベルの共振周波数を調整するように構成しておけば、第1の部材と第2の部材とが互いに剥離され、これら導電領域が互いに対向しなくなったり、導電領域の間隔が変化したりした場合に、非接触型ICラベルの共振周波数が変化し、情報の書き込み及び読み出しが不可能な状態となる。
また、第2の導電パターンを、透明導電剤を用いて形成すれば、第1の部材と第2の部材とが互いに剥離されて第2の部材のみが物品等に貼付された状態で残った場合においても、第2の導電パターンを外部から認識することが困難となる。
以上説明したように本発明においては、第1の導電パターンが形成されるとともに、第1の導電パターンと接続されたICチップが搭載された第1の部材と、一方の面に第1の粘着剤層が積層され、他方の面に第2の粘着剤層が積層され、第1の導電パターンと電気的に結合することにより、ICチップに対して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うための導電性パターンを形成する第2の導電パターンが形成された第2の部材と、第1及び第2の部材を覆うような形状を具備し、一方の面に第3の粘着剤層が積層された表面シートとを少なくとも有し、第1の部材と第2の部材とが、第1の導電パターンと第2の導電パターンとが静電結合するような相対位置にて第1の粘着剤層によって接着され、表面シートと第1の部材とが第3の粘着剤層によって接着され、第2の粘着剤層が、第1及び第3の粘着剤層よりも強い粘着力を有する構成としたため、回路を構成する部材の機械的強度に関わらず、物品等に貼付されて使用された後に、非接触型ICラベルを物品等から剥離するだけで、非接触型ICラベルの再利用が不可能な状態とすることができる。
また、第1及び第2の導電パターンが、互いに対向するように形成された導電領域を有する構成としたものにおいては、これら導電領域が互いに対向しなくなったり、導電領域の間隔が変化したりした場合に、非接触型ICラベルの共振周波数が変化し、情報の書き込み及び読み出しが不可能な状態とすることができる。
また、第2の導電パターンが、透明導電剤を用いて形成されている構成としたものにおいては、第1の部材と第2の部材とが互いに剥離されて第2の部材のみが物品等に貼付された状態で残った場合においても、第2の導電パターンを外部から認識することが困難となり、それにより、物品等に貼付された状態で残った第2の部材を用いて非接触型ICラベルの不正使用が行われる可能性を低減することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の非接触型ICラベルの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(a)に示した樹脂シート116を表面から見た図、(d)は(a)に示したフィルム基材118を表面から見た図である。
本形態は図1に示すように、第1の導電パターンであるアンテナ112、接点113及びランド部114が形成されるとともに、接点113と接続されたICチップ111が搭載された樹脂シート116と、一方の面に第1の粘着剤層120bが積層され、他方の面に第2の粘着剤層120cが積層され、アンテナ112、接点113及びランド部114と電気的に結合することにより、ICチップ111に対して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うための導電性パターンを形成する第2の導電パターンであるブリッジ117及びランド部115が、粘着剤層120bが積層された面に形成されたフィルム基材118と、樹脂シート116及びフィルム基材118を覆うような形状を具備し、一方の面に第3の粘着剤層120aが積層された表面シート130と、粘着剤層120a,120cによって剥離可能に接着された剥離紙140とから構成されており、樹脂シート116とフィルム基材118とは、ランド部114とランド部115とが樹脂シート116及び粘着剤層120bを介して互いに対向することにより静電結合するような相対位置にて粘着剤層120bによって接着され、また、樹脂シート116は、ICチップ111が搭載された面において、粘着剤層120aによって表面シート130と接着されている。なお、樹脂シート116、ICチップ111、アンテナ112、接点113及びランド部114から第1の部材が構成され、また、フィルム基材118、ブリッジ117及びランド部115から第2の部材が構成されている。また、樹脂シート116のICチップ111が搭載されていない面においては、フィルム基材118が接着されていない領域に粘着剤層120aが積層されている。また、ランド部114は、コイル状のアンテナ112の両端に形成されており、樹脂シート116及び粘着剤層120bを介してランド部115と互いに対向した場合にランド部115と静電結合するように所定の面積を有している。また、接点113は、アンテナ112の周回途中にアンテナ112を断線するように設けられ、この接点113にICチップ111が搭載されることにより、2つのランド部114のうち、一方のランド部114を始点として他方のランド部114を終点としたコイル状のループが形成されている。また、ランド部115は、ブリッジ117の両端に形成されており、樹脂シート116及び粘着剤層120bを介してランド部114と互いに対向した場合にランド部114と静電結合するように所定の面積を有している。また、粘着剤層120a〜120cの粘着力については、粘着剤層120cの粘着力が最も強く、かつ、粘着剤層120bの粘着力が最も弱くなっている。このため、粘着剤層120bにおいては、擬似接着程度の粘着力を有するものであればよい。
上記のように構成された非接触型ICラベル100においては、アンテナ112の両端に形成されたランド部114とブリッジ117の両端に形成されたランド部115とが樹脂シート116及び粘着剤層120bを介して互いに対向しているため、ランド部114とランド部115とをそれぞれ両電極としたコンデンサが形成されることになり、ランド部114とランド部115とが静電結合し、ランド部114,115の面積と、樹脂シート116及び粘着剤層120bの材質及び厚さとから決まる静電容量を有して、アンテナ112、接点113、ブリッジ117及びICチップ111からなる回路が形成されることになる。ここで、アンテナ112の長さや巻き数においては、ランド部114,115の面積と、樹脂シート116及び粘着剤層120bの材質及び厚さとから決まる静電容量を有して、アンテナ112、接点113、ブリッジ117及びICチップ111からなる回路が形成された場合に、アンテナ112を介して非接触状態にてICチップ111に対する情報の書き込み及び読み出しが可能な所定の周波数に同調するように予め設計されている。そのため、上記のように構成された非接触型ICラベル100においては、剥離紙140が剥離されて粘着剤層120a,120cによって物品等に貼付され、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)に近接した場合、情報書込/読出装置からの電磁誘導によりアンテナ112及びブリッジ117に電流が流れ、この電流が接点113を介してICチップ111に供給され、それにより、非接触状態において、情報書込/読出装置からICチップ111に情報が書き込まれたり、ICチップ111に書き込まれた情報が情報書込/読出装置にて読み出されたりする。
以下に、上述した非接触型ICラベル100の製造方法について説明する。
まず、樹脂シート116上に、エッチングや印刷等によって、アンテナ112、接点113及びランド部114を形成する。
また、フィルム基材118上に、エッチングや印刷等によって、ブリッジ117及びランド部115を形成し、さらに、フィルム基材118のブリッジ117及びランド部115が形成された面に粘着剤層120bを積層するとともに、フィルム基材118の反対側の面に粘着剤層120cを積層する。
次に、樹脂シート116とフィルム基材118とを、ランド部114とランド部115とが樹脂シート116及び粘着剤層120bを介して互いに対向することにより静電結合するような相対位置にて粘着剤層120bによって接着するとともに、樹脂シート116のICチップ111が搭載された面と表面シート130とを粘着剤層120aによって接着する。
その後、フィルム基材118が接着された領域をマスキングして表面シート130及び樹脂シート116の裏面に粘着剤層120aをさらに積層し、剥離紙140を貼付して非接触型ICラベル100が完成する。なお、樹脂シート116の大きさに対して表面シート130の大きさがかなり大きな場合等においては、表面シート130及び樹脂シート116の裏面に粘着剤層120aをさらに積層しなくても、表面シート130の裏面に積層された粘着剤層120aのみで、非接触型ICラベル100を物品等に貼付することができる。
以下に、上述した非接触型ICラベル100が物品等に貼付された状態から剥がされる場合の作用について説明する。
図2は、図1に示した非接触型ICラベル100が物品等に貼付された状態から剥がされる場合の状態を示す図である。
物品150に貼付された非接触型ICラベル100を物品150から剥がそうとすると、まず、粘着剤層120bを介して非接触型ICラベル100が物品150から剥がれていく(図2(a))。
その後、物品150から剥がされる領域がフィルム基材118が接着された領域に達すると、フィルム基材118の物品150に貼付される側の面に積層されている粘着剤層120cの接着力が、フィルム基材118の反対側の面に積層されている粘着剤層120b及び表面シート130に積層されている粘着剤層120aの接着力よりも強く、かつ、粘着剤層120bの接着力が粘着剤層120aの接着力よりも弱いため、フィルム基材118は物品115側に貼付されたまま、粘着剤層120bを介してフィルム基材118と樹脂シート116とが剥離される(図2(b))。
この状態においては、樹脂シート116とフィルム基材118とが剥離されているため、樹脂シート116に形成されたランド部114とフィルム基材118に形成されたランド部115との間にて静電結合が行われない状態となり、それにより、樹脂シート116に形成されたアンテナ112及び接点113と、フィルム基材118に形成されたブリッジ117とが電気的に切断され、アンテナ112、接点113、ブリッジ117及びICチップ111からなる回路が断線状態となる。
これにより、ICチップ111に対する情報の書き込み及び読み出しは不可能となるため、物品150に貼付された非接触型ICラベル100を物品150から剥がした後は、ICチップ111に対して情報の書き込み及び読み出しを行うことができない状態となり、非接触型ICラベル100の不正使用が防止される。なお、樹脂シート116とフィルム基材118とが互いに剥離された後に樹脂シート116とフィルム基材118とを再度接触させた場合においては、樹脂シート116とフィルム基材118と粘着剤層120bを介して接着されている状態と、樹脂シート116とフィルム基材118とが互いに剥離された後に樹脂シート116とフィルム基材118とが再度接触した状態とでは、ランド部114とランド部115との間隔が微小ではあるが異なるものとなる。ここで、上述したように、ICチップ111に対する情報の書き込み及び読み出しは、アンテナ112の長さや巻き数と、ランド部114,115の面積と、樹脂シート116及び粘着剤層120bの材質及び厚さとから決まる静電容量とによって調整された周波数によらなければ行うことができないため、樹脂シート116とフィルム基材118とが互いに剥離された後に樹脂シート116とフィルム基材118とを再度接触させた場合、非接触型ICラベル100に対する情報の書き込み及び読み出しは不可能な状態となる。また、非接触型ICラベル100を物品150から剥がした後に、2つのランド部114を何らかの接続部剤によって接続した場合においても、アンテナ112の共振周波数が、アンテナ112の長さや巻き数と、ランド部114,115の面積と、樹脂シート116及び粘着剤層120bの材質及び厚さとから決まる静電容量とによって調整された周波数とは異なるものとなるため、非接触型ICラベル100に対する情報の書き込み及び読み出しは不可能となる。
なお、フィルム基材118に形成されるブリッジ117及びランド部115を、導電性ポリマー等の透明導電剤を用いて形成すれば、非接触型ICラベル100が物品150から剥離されてフィルム基材118のみが物品150に貼付された状態で残った場合においても、ブリッジ部117及びランド部115を外部から認識することが困難となるため、物品150に貼付された状態で残ったフィルム基材118を用いて非接触型ICラベル100の不正使用が行われる可能性を低減することができる。また、フィルム基材118も透明な材料から構成すれば、物品150にフィルム基材118が残っていることも認識困難とすることができる。
また、接着剤層120cを、特許文献2に記載されたような、加熱により発泡するものとすれば、加熱することにより剥がした場合にその痕跡を残すことができる。
なお、本形態においては、樹脂シート116上において、アンテナ112の周回途中にアンテナ112を断線するように接点113が設けられ、この接点113にICチップ111が搭載されることにより、2つのランド部114のうち、一方のランド部114を始点として他方のランド部114を終点としたコイル状のループが形成されているが、樹脂シート116上においては、一方のランド部114を始点として他方のランド部114を終点としたコイル状のループをアンテナ112のみによって形成しておき、フィルム基材118上において、ブリッジ117を断線するように接点を設け、この接点にICチップ111を搭載することも考えられる。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の非接触型ICラベルの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(a)に示した樹脂シート116を表面から見た図、(d)は(a)に示したフィルム基材118を表面から見た図である。
本形態は図3に示すように、第1の導電パターンであるアンテナ212、接点213、ランド部214及び容量調整用パターン219aが形成されるとともに、接点213と接続されたICチップ211が搭載された樹脂シート216と、一方の面に第1の粘着剤層220bが積層され、他方の面に第2の粘着剤層220cが積層され、アンテナ212、接点213、ランド部214及び容量調整用パターン219aと電気的に結合することにより、ICチップ211に対して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うための導電性パターンを形成する第2の導電パターンである容量調整用パターン219b及びランド部215が、粘着剤層220bが積層された面に形成されたフィルム基材218と、樹脂シート216及びフィルム基材218を覆うような形状を具備し、一方の面に第3の粘着剤層220aが積層された表面シート230と、粘着剤層220a,220cによって剥離可能に接着された剥離紙240とから構成されており、樹脂シート216とフィルム基材218とは、ランド部214とランド部215、並びに容量調整用パターン219a,219bがそれぞれ樹脂シート216及び粘着剤層220bを介して互いに対向することにより静電結合するような相対位置にて粘着剤層220bによって接着され、また、樹脂シート216は、ICチップ211が搭載された面において、粘着剤層220aによって表面シート230と接着されている。なお、樹脂シート216、ICチップ211、アンテナ212、接点213、ランド部214及び容量調整用パターン219aから第1の部材が構成され、また、フィルム基材218、容量調整用パターン219b及びランド部215から第2の部材が構成されている。また、樹脂シート216のICチップ211が搭載されていない面においては、フィルム基材218が接着されていない領域に粘着剤層220aが積層されている。また、ランド部214は、コイル状のアンテナ212及び容量調整用パターン219aと接続されて形成されており、樹脂シート216及び粘着剤層220bを介してランド部215と互いに対向した場合にランド部215と静電結合するように所定の面積を有している。また、ランド部215は、容量調整用パターン219bと接続されて形成されており、樹脂シート216及び粘着剤層220bを介してランド部214と互いに対向した場合にランド部214と静電結合するように所定の面積を有している。また、粘着剤層220a〜220cの粘着力については、粘着剤層220cの粘着力が最も強く、かつ、粘着剤層220bの粘着力が最も弱くなっている。このため、粘着剤層220bにおいては、擬似接着程度の粘着力を有するものであればよい。
ここで、容量調整用パターン219a,219bについて説明する。
非接触型ICラベル200の共振周波数fは、アンテナ212のインダクタンスLと、アンテナ212の容量Cとから決まるが(f=1/2π√LC)、製造工程において、この共振周波数fを調整する必要がある。そこで、樹脂シート216及び粘着剤層220bを介して互いに対向するように複数の容量調整用パターン219a,219bを設けて容量調整用パターン219aと容量調整用パターン219bとによってコンデンサを形成しておき、これら複数の容量調整用パターン219a,219bのうち、ランド部214,215に接続される容量調整用パターン219a,219bの数を、容量パターン219a,219b間を切断することにより制限する。これにより、ランド部214,215に接続された状態でコンデンサを形成する容量調整用パターン219a,219bの数が任意に設定され、アンテナ212の容量Cが調整されることになる。なお、容量調整用パターン219a,219bは必ずしも複数のパターンから構成される必要はなく、共振周波数fに対応するように、容量調整用パターン219a,219bによってアンテナ212の容量Cが調整されるように構成されていればよい。
上記のように構成された非接触型ICラベル200においては、アンテナ212及び容量調整用パターン219aに接続されたランド部214と容量調整用パターン219bに接続されたランド部215とが樹脂シート216及び粘着剤層220bを介して互いに対向しているため、ランド部214とランド部215とをそれぞれ両電極としたコンデンサが形成されることになり、ランド部214とランド部215とが静電結合し、ランド部214,215の面積と、樹脂シート216及び粘着剤層220bの材質及び厚さとから決まる静電容量を有して、アンテナ212、接点213及びICチップ211からなり、かつ、容量調整用パターン219a,219bによってアンテナ212の容量が調整された回路が形成されることになる。
これにより、上記のように構成された非接触型ICラベル200においては、剥離紙240が剥離されて粘着剤層220a,220cによって物品等に貼付され、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)に近接した場合、情報書込/読出装置からの電磁誘導によりアンテナ212に電流が流れ、この電流が接点213を介してICチップ211に供給され、それにより、非接触状態において、情報書込/読出装置からICチップ211に情報が書き込まれたり、ICチップ211に書き込まれた情報が情報書込/読出装置にて読み出されたりする。
以下に、上述した非接触型ICラベル200の製造方法について説明する。
まず、樹脂シート216上に、エッチングや印刷等によって、アンテナ212、接点213、ランド部214及び容量調整用パターン219aを形成する。
また、フィルム基材218上に、エッチングや印刷等によって、容量調整用パターン219b及びランド部215を形成し、さらに、フィルム基材218の容量調整用パターン219b及びランド部215が形成された面に粘着剤層220bを積層するとともに、フィルム基材218の反対側の面に粘着剤層220cを積層する。
次に、樹脂シート216とフィルム基材218とを、ランド部214とランド部215、並びに、容量調整用パターン219a,219bがそれぞれ樹脂シート216及び粘着剤層220bを介して互いに対向することにより静電結合するような相対位置にて粘着剤層220bによって接着するとともに、樹脂シート216のICチップ211が搭載された面と表面シート230とを粘着剤層220aによって接着する。
その後、フィルム基材218が接着された領域をマスキングして表面シート230及び樹脂シート216の裏面に粘着剤層220aをさらに積層し、剥離紙240を貼付して非接触型ICラベル200が完成する。なお、樹脂シート216の大きさに対して表面シート230の大きさがかなり大きな場合等においては、表面シート230及び樹脂シート216の裏面に粘着剤層220aをさらに積層しなくても、表面シート230の裏面に積層された粘着剤層220aのみで、非接触型ICラベル200を物品等に貼付することができる。
以下に、上述した非接触型ICラベル200が物品等に貼付された状態から剥がされる場合の作用について説明する。
図4は、図3に示した非接触型ICラベル200が物品等に貼付された状態から剥がされる場合の状態を示す図である。
物品250に貼付された非接触型ICラベル200を物品250から剥がそうとすると、まず、粘着剤層220bを介して非接触型ICラベル200が物品250から剥がれていく(図4(a))。
その後、物品250から剥がされる領域がフィルム基材218が接着された領域に達すると、フィルム基材218の物品250に貼付される側の面に積層されている粘着剤層220cの接着力が、フィルム基材218の反対側の面に積層されている粘着剤層220b及び表面シート230に積層されている粘着剤層220aの接着力よりも強く、かつ、粘着剤層220bの接着力が粘着剤層220aの接着力よりも弱いため、フィルム基材218は物品215側に貼付されたまま、粘着剤層220bを介してフィルム基材218と樹脂シート216とが剥離される(図4(b))。
この状態においては、樹脂シート216とフィルム基材218とが剥離されているため、樹脂シート216に形成されたランド部214とフィルム基材218に形成されたランド部215との間にて静電結合が行われない状態となり、それにより、フィルム基材218に形成された容量調整用パターン219bと、樹脂シート216に形成された容量調整用パターン219aとが電気的に切断され、容量調整用パターン219a,219bによってアンテナ212の容量が調整されない状態となる。また、容量調整用パターン219a,219bにおいても、互いに対向しない状態となる。ここで、上述したように、非接触型ICラベル200の共振周波数は、樹脂シート216とフィルム基材218とが互いに擬似接着された状態における距離(厚さ)にて容量調整用パターン219aと容量調整用パターン219bとにより調整された容量に基づいて設定されているため、容量調整用パターン219aと容量調整219bとが対向しなくなった場合、アンテナ212の容量Cが異なるものとなり、それにより、非接触型ICラベル200の共振周波数が変化し、外部に設けられた情報書込/読出装置との間にて通信が不可能な状態となる。そのため、樹脂シート216とフィルム基材218とが互いに剥離された状態において、物品250から剥離された部分を情報書込/読出装置に近接された場合であっても、共振周波数が異なるため、非接触型ICラベル200に対する情報の書き込み及び読み出しが不可能な状態となる。
これにより、ICチップ211に対する情報の書き込み及び読み出しは不可能となるため、物品250に貼付された非接触型ICラベル200を物品250から剥がした後は、ICチップ211に対して情報の書き込み及び読み出しを行うことができない状態となり、非接触型ICラベル200の不正使用が防止される。なお、樹脂シート216とフィルム基材218とが互いに剥離された後に樹脂シート216とフィルム基材218とを再度接触させた場合においては、樹脂シート216とフィルム基材218と粘着剤層220bを介して接着されている状態と、樹脂シート216とフィルム基材218とが互いに剥離された後に樹脂シート216とフィルム基材218とが再度接触した状態とでは、容量調整用パターン218aと容量調整用パターン218bとの間隔が微小ではあるが異なるものとなる。ここで、上述したように、非接触型ICラベル200の共振周波数は、樹脂シート216とフィルム基材218とが互いに擬似接着された状態における距離(厚さ)にて、容量調整用パターン219aと容量調整用パターン219bにより調整された容量に基づいて設定されているため、容量調整用パターン219aと容量調整用パターン219bとの間隔が微小でも異なるものとなった場合、容量調整用パターン219aと容量調整用パターン219bとから構成されるコンデンサの容量Cが異なることになり、非接触型ICラベル200の共振周波数が変化し、外部に設けられた情報書込/読出装置との間にて通信が不可能な状態となる。そのため、樹脂シート216とフィルム基材218とが互いに剥離された後に樹脂シート216とフィルム基材218とを再度接触させた場合であっても、非接触型ICラベル200に対する情報の書き込み及び読み出しが不可能な状態となる。また、容量Cを調整するパターンではなく、樹脂シート216とフィルム基材218に先鋭度(Q値)の容量を調整するパターンをそれぞれ設けることにより同様の効果を得ることができる。
なお、フィルム基材218に形成される容量調整用パターン219b及びランド部215を、導電性ポリマー等の透明導電剤を用いて形成すれば、非接触型ICラベル200が物品250から剥離されてフィルム基材218のみが物品250に貼付された状態で残った場合においても、容量調整用パターン219b及びランド部215を外部から認識することが困難となるため、物品250に貼付された状態で残ったフィルム基材218を用いて非接触型ICラベル200の不正使用が行われる可能性を低減することができる。また、フィルム基材218も透明な材料から構成すれば、物品250にフィルム基材218が残っていることも認識困難とすることができる。
また、接着剤層220cを、特許文献2に記載されたような、加熱により発泡するものとすれば、加熱することにより剥がした場合にその痕跡を残すことができる。
本発明の非接触型ICラベルの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(a)に示した樹脂シートを表面から見た図、(d)は(a)に示したフィルム基材を表面から見た図である。 図1に示した非接触型ICラベルが物品等に貼付された状態から剥がされる場合の状態を示す図である。 本発明の非接触型ICラベルの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(a)に示した樹脂シートを表面から見た図、(d)は(a)に示したフィルム基材を表面から見た図である。 図3に示した非接触型ICラベルが物品等に貼付された状態から剥がされる場合の状態を示す図である。 従来の非接触型ICラベルの一構成例を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
符号の説明
100,200 非接触型ICラベル
111,211 ICチップ
112,212 アンテナ
113,213 接点
114,115,214,215 ランド部
116,216 樹脂シート
117 ブリッジ
118,218 フィルム基材
120a,120b,220a,220b 粘着剤層
130,230 表面シート
140 剥離紙
150 物品
219a,219b 容量調整用パターン

Claims (4)

  1. 第1の導電パターンが形成されるとともに、前記第1の導電パターンと接続されたICチップが搭載された第1の部材と、
    一方の面に第1の粘着剤層が積層され、他方の面に第2の粘着剤層が積層され、前記第1の導電パターンと電気的に結合することにより、前記ICチップに対して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うための導電性パターンを形成する第2の導電パターンが形成された第2の部材と、
    前記第1及び第2の部材を覆うような形状を具備し、一方の面に第3の粘着剤層が積層された表面シートとを少なくとも有し、
    前記第1の部材と前記第2の部材とが、前記第1の導電パターンと前記第2の導電パターンとが静電結合するような相対位置にて前記第1の粘着剤層によって接着され、
    前記表面シートと前記第1の部材とが前記第3の粘着剤層によって接着され、
    前記第2の粘着剤層が、前記第1及び第3の粘着剤層よりも強い粘着力を有することを特徴とする非接触型ICラベル。
  2. 請求項1に記載の非接触型ICラベルにおいて、
    前記第1及び第2の導電パターンは、互いに対向するように形成された導電領域を有することを特徴とする非接触型ICラベル。
  3. 請求項1または請求項2に記載の非接触型ICラベルにおいて、
    前記第2の導電パターンは、透明導電剤を用いて形成されていることを特徴とする非接触型ICラベル。
  4. 第1の導電パターンが形成された第1の部材と、
    第2の導電パターンが形成されるとともに該第2の導電パターンに接続されたICチップが搭載され、一方の面に第1の粘着剤層が積層され、他方の面に第2の粘着剤層が積層された第2の部材と、
    前記第1及び第2の部材を覆うような形状を具備し、一方の面に第3の粘着剤層が積層された表面シートとを少なくとも有し、
    前記第1の部材と前記第2の部材とが、前記第1の導電パターンと前記第2の導電パターンとが静電結合するような相対位置にて前記第1の粘着剤層によって接着されることにより、前記第1の導電パターンと前記第2の導電パターンとによって、前記ICチップに対して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うための導電性パターンが形成され、
    前記表面シートと前記第1の部材とが前記第3の粘着剤層によって接着され、
    前記第2の粘着剤層が、前記第1及び第3の粘着剤層よりも強い粘着力を有することを特徴とする非接触型ICラベル。
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