JP4424424B2 - レンズ鏡筒および撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明はレンズ鏡筒および撮像装置に関する。
デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ等の撮像装置は被写体像を撮像素子に導くための撮像光学系を収容するレンズ鏡筒を備えている。
レンズ鏡筒は、撮像光学系を構成する複数のレンズのうちの一部をその光軸方向に動かすことでズーム動作あるいはフォーカス動作を行うように構成されている。
従来からレンズを光軸方向に移動させる機構の構成として、レンズを保持し光軸方向に移動可能に設けられたレンズ枠と、レンズ枠の外周で回転可能に設けられたカム筒とを備え、レンズ枠に設けたカムピンをカム筒のカム溝に係合させ、カム筒を回転させることでレンズ枠をカム溝とカムピンを介して光軸方向に動かすものが知られている。
このような構成では、カム環を回転駆動するために、モータと、該モータの回転駆動力をカム環に伝達する複数のギア列を備える減速機構とをレンズ鏡筒の外周に設けている。
ここで、モータ内部には、微小な磁気負荷(ディテントトルクなど)が存在し、このようなモータの負荷を減速機構によって拡大することでカム筒の回転位置が保持されることで外部衝撃によるレンズ枠の移動を規制することを可能にしてきた。この際、モータは無通電、あるいは、弱通電状態でよい。
しかしながら、このようなモータおよび減速機構をレンズ鏡筒の外周に設けることから、レンズ鏡筒の径方向のスペースを確保しなくてはならずレンズ鏡筒の小型化を図る上で限界があった。
そのため、ロータの軸心に沿って円柱状の空間が開放された、いわゆる中空モータを使って直接カム筒を回転させることでレンズ枠を駆動するレンズ鏡筒が提案されている(特許文献1参照)。しかしながら、この技術では、レンズ枠の移動を規制する際には中空モータを励磁することでカム筒の回転を停止させなくてはならず、省電力化を図る上で不利がある。
また、中空モータを用いたレンズ鏡筒において、ソレノイドやリンク機構を介してカム筒に係止爪を係脱させる技術が提案されている(特許文献2参照)。
特開2005−202316 特開平6−250068
しかしながら、後者の従来技術では、ソレノイド、リンク機構、係合爪が大きなスペースを占有することからレンズ鏡筒の小型化を図る上で限界があった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、省電力化および小型化を図る上で有利なレンズ鏡筒および撮像装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明は、レンズを保持し該レンズの光軸方向に移動可能に設けられたレンズ枠と、前記レンズ枠の外周に設けられ回転することで前記レンズ枠を前記光軸方向に移動させるカム筒と、前記カム筒を回転可能にかつ軸方向に移動不能に支持するベースと、前記カム筒を回転させる中空モータとを備えるレンズ鏡筒であって、前記中空モータは、前記カム筒の外周に設けられ前記カム筒の軸方向に移動可能にかつ該カム筒と一体に回転するように連結された筒状のロータと、前記ロータの外周を囲むように設けられ前記ベースに支持されたステータとを有し、前記ロータに第1の係止部が設けられ、前記ベースに、前記ロータが前記カム筒の軸方向のうちの一方に移動することで前記第1の係止部と係合し前記ロータの回転を不能とする第2の係止部が設けられ、前記ロータを、前記第1の係止部が前記第2の係止部に係合するロック位置と、前記第1の係止部が前記第2の係止部から離間するロック解除位置とに前記カム筒の軸方向に移動させる移動機構が設けられていることを特徴とする。
また本発明は、レンズ鏡筒を有する撮像装置であって、前記レンズ鏡筒は、レンズを保持し該レンズの光軸方向に移動可能に設けられたレンズ枠と、前記レンズ枠の外周に設けられ回転することで前記レンズ枠を前記光軸方向に移動させるカム筒と、前記カム筒を回転可能にかつ軸方向に移動不能に支持するベースと、前記カム筒を回転させる中空モータとを備え、前記中空モータは、前記カム筒の外周に設けられ前記カム筒の軸方向に移動可能にかつ該カム筒と一体に回転するように連結された筒状のロータと、前記ロータの外周を囲むように設けられ前記ベースに支持されたステータとを有し、前記ロータに第1の係止部が設けられ、前記ベースに、前記ロータが前記カム筒の軸方向のうちの一方に移動することで前記第1の係止部と係合し前記ロータの回転を不能とする第2の係止部が設けられ、前記ロータを、前記第1の係止部が前記第2の係止部に係合するロック位置と、前記第1の係止部が前記第2の係止部から離間するロック解除位置とに前記カム筒の軸方向に移動させる移動機構が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、ロータをカム筒の軸方向に動かすことにより、ロータに設けた第1の係止部とベースに設けた第2の係止部とを係合させることで中空モータの回転を不能とするようにしたので、中空モータの回転を不能とする際に中空モータへの通電が不要となるため、省電力化を図る上で有利となる。また、第1の係止部をロータに設けると共に、第2の係止部をベースに設ければよく、レンズ鏡筒に専用の部品を別途設ける必要がないため、レンズ鏡筒の小型化を図る上で極めて有利となる。
(第1の実施の形態)
次に本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は第1の実施の形態における撮像装置の斜視図、図2は第1の実施の形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施例の撮像装置10はデジタルスチルカメラであり、外装を構成する筐体12を有している。なお、本明細書においては被写体側を前方としその反対側を後方とする。
筐体12の前面右側部寄りの箇所には撮像光学系14が組み込まれたレンズ鏡筒16が設けられ、レンズ鏡筒16の後端には撮像光学系14によって導かれた被写体像を撮像する撮像素子30(図2)が設けられている。
本実施の形態では、撮像光学系14は、被写体に最も近い位置に配置された対物レンズを含むレンズ群1402と、レンズ群1402の後方において撮像素子30の撮像面に結像される被写体像のフォーカシングを行うために撮像光学系14の光軸方向に移動されるフォーカスレンズ1404を含んで構成されている。
筐体12の前面上部寄りの箇所には閃光を発光するフラッシュ部18、光学式ファインダの対物レンズ20などが設けられている。なお、本明細書において前方とは被写体側をいい、後方とは結像側をいうものとする。
筐体12の上端面にはシャッタボタン22が設けられ、筐体12の後面には、前記光学式ファインダの接眼窓24、電源のオンオフ、撮影モード、再生モードの切替など種々の操作を行なうための複数の操作スイッチ26、撮像した映像を表示するディスプレイ28(図2)などが設けられている。
図2に示すように、撮像装置10は、撮像素子30、記録媒体32、画像処理部34、表示処理部36、モータドライバ38、アクチュエータドライバ40、制御部42などを備えている。
撮像素子30は撮像面を有し、撮像光学系14によって撮像面に結像された被写体像を撮像して撮像信号を生成するCCDやCMOSセンサなどで構成されている。
画像処理部34は、撮像素子30から出力された撮像信号に基づいて画像データを生成し、記録媒体32に記録するものである。
記録媒体32は、筐体12に設けられたメモリスロットに装脱されるメモリカード、あるいは、筐体12に内蔵されたメモリなどで構成されている。
表示処理部36は、画像処理部34から供給される前記画像データをディスプレイ28に表示させるものである。
モータドライバ38は後述する中空モータ48のステータコイル64を駆動するものである。
アクチュエータドライバ40は後述する移動用コイル68(68A、68B)を駆動するものである。
制御部42は、操作スイッチ26、シャッタボタン22の操作に応じて画像処理部34、表示処理部36、モータドライバ38、アクチュエータドライバ40を制御するCPUなどで構成されている。
次に、本発明の要部について説明する。
図3はロータ60のロック解除位置を示すレンズ鏡筒16の断面図、図4はロータ60のロック位置を示すレンズ鏡筒16の断面図である。
図5はカム筒44の斜視図、図6はベース46の斜視図、図7はベース46の平面図、図8は筒状部材6002の斜視図、図9は筒状部材6002の側面図である。
図3に示すように、レンズ鏡筒16は、レンズ群1402を収容する鏡筒前部16Aと、鏡筒前部16Aの後部に接続され撮像素子30およびフォーカスレンズ1404を収容する鏡筒後部16Bとを含んで構成されている。
鏡筒後部16Bは、レンズ枠42と、カム筒44と、ベース46と、中空モータ48と、移動機構50などを備えている。
レンズ枠42は、フォーカスレンズ1404の外周を保持する環板部4202と、環板部4202の互いに対向する箇所に設けられた第1のガイド部4204および第2のガイド部4206とを有している。
第1のガイド部4204には、フォーカスレンズ1404を含む撮像光学系14の光軸と平行するメインガイド軸52が移動可能に挿通される挿通孔4208が形成されている。
第2のガイド部4206には、フォーカスレンズ1404を含む撮像光学系14の光軸と平行するサブガイド軸54が移動可能に挿通される欠部4210が形成されている。
レンズ枠42は、メインガイド軸52に沿って撮像光学系14の光軸方向に移動可能に支持され、サブガイド軸54によりメインガイド軸52回りのレンズ枠42の回転が阻止されている。
また、レンズ枠42の外周部にカムピン4220が設けられている。
本実施の形態では、第1のガイド部4204にカムピン4220が設けられている。
カム筒44は、レンズ枠42の外周に設けられ回転することでレンズ枠42を光軸方向に移動させるものである。
カム筒44は、図3、図5に示すように、レンズ枠42を収容する筒状部4402と、筒状部4402の端部に設けられた環板状のストッパ4404とを有している。
筒状部4402の内周面には、カムピン4220が係合するカム溝4410が形成され、したがって、カム筒44が回転することによりレンズ枠42が光軸方向に移動する。
筒状部4402の内周面で軸方向の一端寄りの箇所には環状溝4420が形成され、この環状溝4420の互いに対向する箇所には、それぞれそれらの箇所を筒状部4402の軸方向の一端に開放する欠部4422が設けられている。
筒状部4402の外周面に、軸方向に延在する突起4430が設けられている。
ベース46は、図3に示すように、メインガイド軸52およびサブガイド軸54を支持すると共に、撮像素子30が取着されるものである。
ベース46は、図6、図7に示すように、カム筒44の軸方向と直交する面上を延在する円盤状の底壁4602と、底壁4602の周囲から起立する周壁4604とを有している。
底壁4602の中央には、撮像素子30が収容され取着されための矩形の欠部4606が設けられている。
なお、カム筒44の軸方向で底壁4602(撮像素子30)から離れる方向を前方とすると、レンズ枠42とカム筒44は底壁4602の前方に配置されている。
また、底壁4602がレンズ枠42およびカム筒44に臨む内面には、メインガイド軸52およびサブガイド軸54の端部が挿入され取着されるボス部4608が設けられている。
また、底壁4602の内面の外周部には、全周にわたり凸部と凹部とが交互に形成された第2の係止部58が形成されている。
また、底壁4602の内面で互いに対向する箇所には、底壁4602の半径方向外方に突出する係止爪4610がそれぞれ設けられ、これら2つの係止爪4610がカム筒44の欠部4422を介して環状溝4420に挿入され、各係止爪4610が環状溝4420に係止される。
これにより、カム筒44は、ベース46により回転可能にかつ軸方向に移動不能に支持される。
中空モータ48は、カム筒44を回転させるものであり、本実施の形態では中空モータ48はステッピングモータで構成されている。
中空モータ48は、図3に示すように、ロータ60とステータ62とを有している。
ロータ60は、筒状部材6002と、筒状部材6002の外周面に取着された回転用マグネット61とを含んで構成されている。本実施の形態では、回転用マグネット61は多極着磁されている。
筒状部材6002は円筒状を呈し、筒状部材6002の内周面にカム筒44の突起4430が軸方向に移動可能に結合されるガイド溝6006が軸方向に延在形成されている。
筒状部材6002はカム筒44の外側に配設され、ガイド溝6006に突起4430が結合され、これによりロータ60はカム筒44の軸方向に移動可能にかつ該カム筒44と一体に回転するように配設されている。
ステータ62は、筒状部材6002の外周を囲むように設けられたステータコイル64を備え、ステータコイル64はベース46で支持されている。
ステータコイル64はモータドライバ38を介して駆動電流が供給されることにより磁界を発生させ、このステータコイル64の磁界とロータ60の回転マグネット61の磁界との磁気相互作用によりロータ60に対して回転方向の駆動力を発生させるものである。
筒状部材6002の軸方向の端部である後端に、図8、図9に示すように、第2の係止部58と係脱可能に係合する第1の係止部56が設けられている。図4に示すように、第1の係止部56と第2の係止部58とが係止することでロータ60の回転は不能となる。言い換えると、ベース46(底壁4602)には、ロータ60がカム筒44の軸方向のうちの一方である後方に移動することで第1の係止部56と係合しロータ60の回転を不能とする第2の係止部58が設けられている。
また、第1の係止部56および第2の係止部58は、図9に示すような三角波状の凹部と凸部とで構成されてもよいし、あるいは、図12に示すような矩形状の凹部と凸部とで構成されていてもよい。
要するに、第1の係止部56および第2の係止部58の形状は、第1の係止部56および第2の係止部58が係合することでロータ60の回転が不能になる形状であればよいのであり、第1の係止部56および第2の係止部58の形状として従来公知のさまざまな凹凸の形状が採用可能である。
なお、第2の係止部58とは軸方向に離れた筒状部材6002の箇所は、ストッパ4404に当接可能に配設され、図3に示すように、ストッパ4404に当接することで、第2の係止部58から離れる方向への筒状部材6002の移動が阻止される。
移動機構50は、ロータ60を、第1の係止部56が第2の係止部58に係合するロック位置(図4)と、第1の係止部56が第2の係止部58から離間するロック解除位置(図3)とにカム筒44の軸方向に移動させるものである。
移動機構50は、移動用マグネット66と移動用コイル68と磁性体70とを含んで構成されている。
移動用マグネット66は、筒状部材6002の軸方向の両端に位置する外周面にそれぞれ取着されている。本実施の形態では、移動用マグネット66は単極着磁マグネットで構成されている。
移動用コイル68は、ベース46側で支持され各移動用マグネット66と対向するようにそれぞれ設けられている。
磁性体70は、磁力によって吸引されるものであり、ベース46側で支持され各移動用マグネット66に臨むように設けられている。磁性体70としては、磁力によって吸引される鉄など従来公知のさまざまな磁性材料が採用可能である。
なお、説明の便宜上、筒状部材6002の軸方向の両端にそれぞれ配設された移動用マグネット66のうち、撮像素子30側に位置する移動用マグネット66を後方移動用マグネット66Aとし、撮像素子30から離れた側に位置する移動用マグネット66を前方移動用マグネット66Bとする。
また、筒状部材6002の軸方向の両端にそれぞれ配設された移動用コイル68のうち、撮像素子30側に位置する移動用コイル68を後方移動用コイル68Aとし、撮像素子30から離れた側に位置する移動用コイル68を前方移動用コイル68Bとする。
また、筒状部材6002の軸方向の両端にそれぞれ配設された磁性体70のうち、撮像素子30側に位置する磁性体70を後方磁性体70Aとし、撮像素子30から離れた側に位置する磁性体70を前方磁性体70Bとする。
なお、本実施の形態では、ベース46の周壁4604の端部に筒状部材72が取着され、ステータ62を周壁4604と協働して保持し、移動用コイル68の一方を保持している。
次に、移動機構50によるロータ60のロック位置(図4)とロック解除位置(図3)とへの移動動作について説明する。
図10はロータ60がロック位置およびロック解除位置の間で移動する際の吸引力と後方移動用コイル68A、前方移動用コイル68Bの状態を示す説明図である。
説明の便宜上、ロータ60に作用する力を次のように示すものとする。
第1の吸引力F1:後方移動用マグネット66Aと後方磁性体70Aとの間に作用する吸引力
第2の吸引力F2:前方移動用マグネット66Bと前方磁性体70Bとの間に作用する吸引力
第3の吸引力F3:後方移動用マグネット66Aと後方移動用コイル68Aとの間に作用する吸引力
第4の吸引力F4:前方移動用マグネット66Bと前方移動用コイル68Bとの間に作用する吸引力
また、後方移動用コイル68A、前方移動用コイル68Bのそれぞれにアクチュエータドライバ40からの電流が供給される状態を通電、後方移動用コイル68A、前方移動用コイル68Bのそれぞれにアクチュエータドライバ40からの電流が供給されない状態を非通電という。
図10(1)に示すように、ロータ60がロック位置(図4)に位置し、後方移動用コイル68Aおよび前方移動用コイル68Bの双方が非通電では、後方移動用マグネット66Aと後方磁性体70Aとの距離d1が前方移動用マグネット66Bと前方磁性体70Bとの距離d2よりも小さくなるため、第1の吸引力F1>第2の吸引力F2となる。
したがって、第1の吸引力F1がロータ60に作用することにより第1の係止部56が第2の係止部58に係合した状態が安定して保持され、これによりロータ60およびカム筒44の回転が不能となる。
ロータ60の軸方向の位置は第1の係止部56が第2の係止部58に係合することで決定される。
次いで、図10(2)に示すように、ロータ60がロック位置に位置した状態で、後方移動用コイル68Aが非通電とされ、かつ、前方移動用コイル68Bが通電されると、第1の吸引力F1<第4の吸引力F4となる。
したがって、図3に示すように、第4の吸引力F4によりロータ60は前方に(第1の係止部56が第2の係止部58から離間する方向に)移動され、第1の係止部56と第2の係止部58との係合が解除されることでロータ60はロック解除位置となり、ロータ60およびカム筒44の回転が可能となる。
ロータ60の軸方向の位置はロータ60の軸方向の端部がストッパ4404に当接することで決定される。
次いで、図10(3)に示すように、ロータ60がロック解除位置に位置した状態で、前方移動用コイル68Bへのアクチュエータドライバ40からの電流供給が停止されると、第1の吸引力F1<第2の吸引力F2となる。これはロータ60のロック解除位置において前方移動用マグネット66Bと前方磁性体70Bとの距離d2が後方移動用マグネット66Aと後方磁性体70Aとの距離d1よりも小さくなるためである。
したがって、第2の吸引力F2がロータ60に作用することによりロータ60のロック解除位置が安定して保持される。
次いで、図10(4)に示すように、ロータ60がロック解除位置(図3)に位置した状態で、後方移動用コイル68Aのみにアクチュエータドライバ40からの電流が供給されると、第2の吸引力F2<第3の吸引力F3となる。
したがって、図4に示すように、第3の吸引力F3によりロータ60は後方に(第1の係止部56が第2の係止部58に接近する方向に)移動され、第1の係止部56と第2の係止部58とが係合されることでロータ60はロック位置となり、ロータ60およびカム筒44の回転が不能となる。
ロータ60の軸方向の位置は第1の係止部56が第2の係止部58に係合することで決定される。
図10(5)に示すように、ロータ60がロック位置に位置した状態で、後方移動用コイル68Aへのアクチュエータドライバ40からの電流供給が停止されると、第1の吸引力F1>第2の吸引力F2となる。これはロータ60のロック位置において後方移動用マグネット66Aと後方磁性体70Aとの距離d1が前方移動用マグネット66Bと前方磁性体70Bとの距離d2よりも小さくなるためである。
したがって、第1の吸引力F1がロータ60に作用することにより第1の係止部56が第2の係止部58に係合した状態が安定して保持され、これによりロータ60およびカム筒44の回転が不能となる。
ロータ60の軸方向の位置は第1の係止部56が第2の係止部58に係合することで決定される。
すなわち、制御部42がアクチュエータドライバ40を介して後方移動用コイル68Aおよび前方移動用コイル68Bの通電、非通電を制御することにより、図10(1)〜(5)に示すような動作がなされ、これによりロータ60がロック位置とロック解除位置との間で移動される。
上述したように、後方移動用コイル68A、前方移動用コイル68Bに対する通電は、ロータ60をロック位置とロック解除位置との間で移動させる場合にのみ必要となり、ロータ60がいったんロック位置あるいはロック解除位置に位置した状態では、後方移動用コイル68Aおよび前方移動用コイル68Bに対する通電が不要となるため、消費電力の低減を図る上で有利となっている。
次に、撮影時におけるレンズ鏡筒16の動作について図11のフローチャートを参照して説明する。
予め、撮像装置10は電源が投入され撮影可能な状態にあり、ロータ60がロック位置にあるものとする。
ここで、ユーザが撮影すべき被写体に撮像光学系14を向けてシャッタボタン22を半押しする(ステップS10)。
すると、制御部42は、移動機構50を制御することでロータ60をロック位置からロック解除位置に移動させる(ステップS12)。
これにより、第1の係止部56と第2の係止部58との係合が解除され、ロータ60の回転が可能な状態となる。
制御部42は、モータドライバ38を介してステータコイル64に電流を供給することで中空モータ48を駆動してロータ60と共にカム筒44を回転させ、これによりレンズ枠42をフォーカスレンズ1404の光軸方向に動かし合焦動作を実行する(ステップS14)。
合焦されたならば、制御部42は、制御部42は、移動機構50を制御することでロータ60をロック解除位置からロック位置に移動させる(ステップS16)。
これにより、第1の係止部56と第2の係止部58とが係合し、ロータ60の回転が不能な状態となる。
ここで、ユーザがシャッタボタン22を全押しする(ステップS18)。
すると、制御部42は、画像処理部34によって生成された画像データを記録媒体32に記録し(ステップS20)、撮影動作が終了する。
以上説明したように本実施の形態によれば、ロータ60をカム筒44の軸方向に動かすことにより、ロータ60に設けた第1の係止部56とベース46に設けた第2の係止部58とを係合させることで中空モータ48の回転を不能とすることができる。
したがって、中空モータ48の回転を不能とすることによりレンズ鏡筒16に外力や衝撃が加わった場合にフォーカスレンズ1404の光軸方向への移動を確実に防止することができることは無論のこと、中空モータ48の回転を不能とする際に中空モータ48への通電が不要となるため省電力化を図る上で有利となる。
また、レンズ鏡筒16のロータ60に第1の係止部56を設けると共に、ベース46に第2の係止部58を設ければよく、レンズ鏡筒16に専用の部品を別途設ける必要がないため、レンズ鏡筒16の径方向および光軸方向の双方において小型化を図る上で極めて有利となる。
また、本実施の形態では、第1の係止部56をロータ60の軸方向の端部である後端に設け、第2の係止部58を第1の係止部56の後方に位置するベース46の底壁4602の箇所に設けたので、レンズ鏡筒16の後方におけるデッドスペースを有効に活用することができ、レンズ鏡筒16の小型化を図る上でより一層有利となる。
また本実施の形態では、移動機構50が、筒状部材6002の軸方向の両端に位置する外周面にそれぞれ設けられた移動用マグネット66と、ベース46側で支持され各移動用マグネット66と対向するようにそれぞれ設けられた移動用コイル68と、ベース46側で支持され各移動用マグネット66に臨むように設けられた磁性体70とを含むという簡素な構成であるため、移動機構50がレンズ鏡筒16に占有するスペースが最小限で済み、レンズ鏡筒16の小型化を図る上でより一層有利となる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態は、ロータ60の回転用マグネット61と第1、第2マグネット66A,66Bとが一体形成されている点が第1の実施の形態と異なり、それ以外の構成は第1の実施の形態と同様である。
図13は第2の実施の形態におけるロータ60のロック解除位置を示すレンズ鏡筒16の断面図であり、以下では第1の実施の形態と同一または対応する部材、部品に同一の符号を付してその説明を省略する。
図13に示すように、回転用マグネット61と第1、第2マグネット66A,66Bとが一体形成されている。言い換えると、回転用マグネット61の後方寄りの部分が後方に膨出することで後方移動用マグネット66Aが構成され、回転用マグネット61の前方寄りの部分が前方に膨出することで前方移動用マグネット66Bが構成されている。
このような第2の実施の形態によれば第1の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、回転用マグネット61と第1、第2マグネット66A,66Bとが一体形成されているので、部品点数を削減でき製造コストの低減を図る上で有利となる。
なお、本実施の形態では、カム筒44を介して移動させるレンズがフォーカスレンズ1404である場合について説明したが、カム筒44を介して移動させるレンズはフォーカスレンズに限定されるものではなく、本発明は、ズームレンズなど光軸方向に移動される従来公知のさまざまなレンズを移動させるレンズ鏡筒に広く適用可能である。
また、本実施の形態では、中空モータ48がパルスモータである場合について説明したが、中空モータ48は、DCモータなど従来公知のさまざまな構成の中空モータが採用可能である。
また、本実施の形態では、撮像装置としてデジタルスチルカメラを用いて説明したが、本発明は、ビデオカメラ、カメラ付き携帯電話機などのさまざまな撮像装置に適用可能である。
第1の実施の形態における撮像装置10の斜視図である。 第1の実施の形態における撮像装置10の構成を示すブロック図である。 ロータ60のロック解除位置を示すレンズ鏡筒16の断面図である。 ロータ60のロック位置を示すレンズ鏡筒16の断面図である。 カム筒44の斜視図である。 ベース46の斜視図である。 ベース46の平面図である。 筒状部材6002の斜視図である。 筒状部材6002の側面図である。 ロータ60がロック位置およびロック解除位置の間で移動する際の吸引力と後方移動用コイル68A、前方移動用コイル68Bの状態を示す説明図である。 撮影時におけるレンズ鏡筒16の動作フローチャートである。 変形例における筒状部材6002の斜視図である。 第2の実施の形態におけるロータ60のロック解除位置を示すレンズ鏡筒16の断面図である。
符号の説明
10……撮像装置、14……撮像光学系、16……レンズ鏡筒、1404……フォーカスレンズ、42……レンズ枠、44……カム筒、46……ベース、48……中空モータ、50……移動機構、56……第1の係止部、58……第2の係止部、60……ロータ、62……ステータ。

Claims (9)

  1. レンズを保持し該レンズの光軸方向に移動可能に設けられたレンズ枠と、
    前記レンズ枠の外周に設けられ回転することで前記レンズ枠を前記光軸方向に移動させるカム筒と、
    前記カム筒を回転可能にかつ軸方向に移動不能に支持するベースと、
    前記カム筒を回転させる中空モータとを備えるレンズ鏡筒であって、
    前記中空モータは、前記カム筒の外周に設けられ前記カム筒の軸方向に移動可能にかつ該カム筒と一体に回転するように連結された筒状のロータと、前記ロータの外周を囲むように設けられ前記ベースに支持されたステータとを有し、
    前記ロータに第1の係止部が設けられ、
    前記ベースに、前記ロータが前記カム筒の軸方向のうちの一方に移動することで前記第1の係止部と係合し前記ロータの回転を不能とする第2の係止部が設けられ、
    前記ロータを、前記第1の係止部が前記第2の係止部に係合するロック位置と、前記第1の係止部が前記第2の係止部から離間するロック解除位置とに前記カム筒の軸方向に移動させる移動機構が設けられている、
    ことを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記ロータは、前記カム筒の外周面に軸方向に移動可能にかつ該カム筒と一体に回転するように連結された筒状部材と、前記筒状部材の外周面に取着された回転用マグネットとを含んで構成され、
    前記第1の係止部は前記筒状部材に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記第1の係止部とは前記軸方向に離れた箇所に位置する前記カム筒の箇所に、前記筒状部材に当接し前記第2の係止部から離れる方向への前記筒状部材の移動を阻止するストッパが設けられている、
    ことを特徴とする請求項2記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記カム筒の外周面に、軸方向に延在する突起が設けられ、
    前記筒状部材の内周面に、前記突起に係合する係合溝が設けられ、
    前記突起と前記係合溝が係合することで前記カム筒と前記筒状部材とは、前記カム筒の軸方向に移動可能にかつ該カム筒と一体に回転するように連結される、
    ことを特徴とする請求項2記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記移動機構は、前記筒状部材の軸方向の両端に位置する外周面にそれぞれ設けられた移動用マグネットと、前記ベース側で支持され前記各移動用マグネットと対向するようにそれぞれ設けられた移動用コイルとを含んで構成される、
    ことを特徴とする請求項2記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記移動機構は、前記筒状部材の軸方向の両端に位置する外周面にそれぞれ設けられた移動用マグネットと、前記ベース側で支持され前記各移動用マグネットと対向するようにそれぞれ設けられた移動用コイルと、前記ベース側で支持され前記各移動用マグネットに臨むように設けられた磁性体とを含んで構成される、
    ことを特徴とする請求項2記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記回転用マグネットと前記移動用マグネットが一体形成されている、
    ことを特徴とする請求項5または6記載のレンズ鏡筒。
  8. 前記ベースは、前記カム筒の軸方向と直交する面上を延在する底壁を有し、
    前記レンズ枠と前記カム筒は、前記カム筒の軸方向で前記底壁から離れる方向である前記底壁の前方に配置され、
    前記第1の係止部は、前記ロータの軸方向の端部である後端に設けられ、
    前記第2の係止部は、前記第1の係止部の後方に位置する前記底壁の箇所に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  9. レンズ鏡筒を有する撮像装置であって、
    前記レンズ鏡筒は、
    レンズを保持し該レンズの光軸方向に移動可能に設けられたレンズ枠と、
    前記レンズ枠の外周に設けられ回転することで前記レンズ枠を前記光軸方向に移動させるカム筒と、
    前記カム筒を回転可能にかつ軸方向に移動不能に支持するベースと、
    前記カム筒を回転させる中空モータとを備え、
    前記中空モータは、前記カム筒の外周に設けられ前記カム筒の軸方向に移動可能にかつ該カム筒と一体に回転するように連結された筒状のロータと、前記ロータの外周を囲むように設けられ前記ベースに支持されたステータとを有し、
    前記ロータに第1の係止部が設けられ、
    前記ベースに、前記ロータが前記カム筒の軸方向のうちの一方に移動することで前記第1の係止部と係合し前記ロータの回転を不能とする第2の係止部が設けられ、
    前記ロータを、前記第1の係止部が前記第2の係止部に係合するロック位置と、前記第1の係止部が前記第2の係止部から離間するロック解除位置とに前記カム筒の軸方向に移動させる移動機構が設けられている、
    ことを特徴とする撮像装置。
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