JP4345121B2 - X線透視撮影台 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、X線透視撮影台に係わり、特に、X線管焦点と受像部間距離を伸ばすことができる透視撮影機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
X線透視撮影台にはオーバチューブタイプとアンダーチューブタイプがある。オーバチューブタイプの透視撮影台は、図4に示すように、基台1に起倒回転フレーム2を備えて、その上部に被検者3を載せる天板4を有し、天板4を水平位から立位の状態まで回転することができ、X線管6が天板4の上にあり、それに対向して、スポット撮影装置やイメージングシステム(受像部7)が天板4の下に、枠13のレール10に保持されたものである。
このタイプの透視撮影台はX線管6が天板4より離れた位置にあるため、天板4の上部空間が大きく、被検者の観察が容易であり、さらに被検者の***変換なども行いやすい。また、被検者に対する多種の診断(例えばミエログラフィやIVR)を行う場合や、他の診断(例えば内視鏡診断や超音波診断)を併用する場合に便利である。特に、X線透視撮影台にて胸部X線撮影を行う場合は、被検者に対しX線管を遠ざけて(引き伸ばし機構等)、もしくは別途カセッテ保持機構(立位式撮影台等)を近傍に備え、その方向にX線照射方向を変更(X線管の首振り機構)する方法で行われ、X線管焦点から受像部間距離を伸ばすことにより広範囲で比較的ボケの少ない撮影を可能としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のX線透視撮影台は以上のように構成されているが、引き伸ばし機構型は装置構成上、X線管6の焦点から受像部7までの距離が、引き伸ばすのに限界があり、装置が大型化してくる。また、首振り機構型は別途カセッテ保持機構として、立位式撮影台等を備えなければならないという問題がある。
【0004】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、装置を大きくすることなく、また、別途カセッテ保持機構等を備えなくても、透視撮影台のみで、X線管6の焦点から受像部7までの距離を伸ばし、比較的ボケの少ない撮影を可能とし、胸部撮影ができるX線透視撮影台を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため本発明X線透視撮影台は、被検者が横たわる天板と、それを保持して起倒回転する主枠と、前記天板を挟んで対向するように前記主枠に取り付けられるX線管と前記天板下部に配設された平面形状をした受像部とを備えるオーバーチューブタイプのX線透視撮影台において、前記受像部を天板短手方向に天板を外れた位置までスライドすることができ、かつ天板長手方向の軸に対してX線管方向に回転することができる、前記天板下部において前記主枠に保持された機構と、前記X線管のX線放射方向を受像部の中心に回転することができる機構とを備えるものである。
【0006】
本発明のX線透視撮影台は上記のように構成されており、透視撮影に使用する受像部を、天板短手方向に天板を外れた位置までスライドさせ、そして天板長手方向の軸に対し回転し、一方、X線管からのX線放射方向が、受像部の中心に向くように、X線管を首振りすることで、装置を大きくすることなく、また、別途カセッテ保持機構等を備えなくても、透視撮影台のみで、X線管の焦点から受像部までの距離を伸ばし、比較的ボケの少ない胸部撮影をすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明のX線透視撮影台の一実施例を図1を参照しながら説明する。図1の(a)は天板4の長手方向の側面から見た水平位の透視撮影台を示す。図1の(b)は被検者3を天板4に載せ、足の方向から見た側面図を示す。本透視撮影台は、基台1に起倒回転フレーム2を備えて、その上部に被検者3を載せる天板4を有し、天板4を水平位から立位の状態まで回転することができ、X線管6が天板4の上にあり、それに対向して、平面形状の受像部7が天板4の下に、支持フレーム5の枠のレールA8・レールB9に保持されたものである。そして、図1の(b)に示すように、平面形状の受像部7は天板短手方向(a方向)に天板4を外れた位置までスライドさせ、そして天板4の長手方向の軸に対し回転(c方向)し、一方、X線管6からのX線放射方向が受像部7の中心に向くように、X線管6を首振り(d方向)することができる。
【0008】
図2に、受像部7が支持フレーム5の枠に取り付けられたレールA8とレールB9にガイドされ、スライドして手前(a方向)に引き出された状態の斜視図を示す。
図3に、受像部7が手前(a方向)に引き出され、天板4の長手方向の軸に対し回転(c方向)した状態の断面図を示す。
受像部7が保持されている機構について図2、図3により説明する。両側に支持フレーム5の枠を備え、その両枠に平面形状の受像部7を格納するレールA8とレールB9が取り付けられており、レールA8とレールB9は所定の間隔をあけて取り付けられ、レールB9は支持フレーム5の枠に回転軸bを介して取り付けられ、レールB9にバネ11が設けられて、受像部7を手前に最後までa方向に引くと、その力に逆らうように反発する機能を有する。そしてa方向に受像部7を天板4から外れた位置までスライドさせ、バネ11の反発力を受けながら、天板4の長手方向の軸に対し、回転軸bを軸にして回転(c方向)させ、支持フレーム5の枠に取り付けられた角度固定ピン12に、受像部7の枠の端部に設けられたV形状のV溝14を嵌めこみ、受像部7の正面をX線管6の方向にセットする。
一方、X線管6の支持フレーム5の保持バンド(図示せず)を緩め、X線管をd方向に回転させてコリメータの方向を受像部7のセンターに向け、X線管6の保持バンドを締め固定することができる。
【0009】
受像部7を手前に引き出し、X線管6の方向に回転させてセットした場合、図1の(b)に示すように、受像部7を引き出す元の位置では、X線管6の焦点から受像部7の正面までの距離はL1であるが、受像部7を手前に引き出しX線管6の方向に回転セットした位置では、X線管6の焦点から受像部7の正面までの距離はL2となり、L2−L1の分だけ遠くなる。被検者3のある1点から受像部7までの距離をH、X線管6の焦点サイズをSすると、X線管6の焦点サイズによる半影ボケは、受像部7を引き出す元の位置では、H×S/(L1−H)となり、一方、受像部7を引き出した位置では、H×S/(L2−H)となりその縮小比率は(L2−H)/(L1−H)となる。この縮小比率でX線管6の焦点による半影ボケが減少することになる。
【0010】
次に受像部7を引き出した位置での胸部撮影の方法を説明する。まず、受像部7を支持フレーム5の枠に収納した状態にして、透視撮影台を起倒させ立位の状態にする。そして受像部7を手前に引き出し、バネ11の力による反発を感ずるところまで出し、受像部7をX線管6の方向に回転させ、そして引く力を緩める。受像部7はX線管6の方向に向いて、受像部7の端部のV溝14が支持フレーム5の枠に取り付けられた角度固定ピン12に嵌りこみ、受像部7は固定される。そして、X線管6の支持フレーム5の保持バンド(図示せず)を緩め、X線管をd方向に回転させてコリメータの方向を受像部7のセンターに向け、X線管6の保持バンドを締め固定する。次に被検者3を受像部7に向かわせ、受像部に胸部を接触させるような***にさせる。術者は被検者3から離れ、被検者3に“大きく息を吸って、息を止めて”と声を掛けてX線を照射して撮影する。撮影終了後受像部7をもとの位置に収納しておく。このようにして撮影した胸部X線画像はX線管6の焦点サイズによる半影ボケが少なくて、鮮明なX線画像を得ることができる。
【0011】
上記の実施例では、受像部7の出し入れ、及びX線管6の首振りは、手動で行ったが、この駆動を電動で行っても良い。
【0012】
【発明の効果】
本発明のX線透視撮影台は上記のように構成されており、透視撮影に使用する受像部を、天板短手方向に天板を外れた位置までスライドさせ、そして天板長手方向の軸に対し回転し、一方、X線管からのX線放射方向が、受像部の中心に向くように、X線管を首振りすることで、装置を大きくすることなく、また、別途カセッテ保持機構等を備えなくても、透視撮影台のみで、X線管の焦点から受像部までの距離を伸ばし、比較的ボケの少ない胸部撮影をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のX線透視撮影台の一実施例を示す図である。
【図2】 本発明のX線透視撮影台の受像部の引出し機構図を示す図である。
【図3】 本発明のX線透視撮影台の受像部引出し後の回転した状態を示す図である。
【図4】 従来のX線透視撮影台を示す図である。
【符号の説明】
1…基台 2…起倒回転フレーム
3…被検者 4…天板
5…支持フレーム 6…X線管
7…受像部 8…レールA
9…レールB 10…レール
11…バネ 12…角度固定ピン
13…枠 14…V溝

Claims (1)

  1. 被検者が横たわる天板と、それを保持して起倒回転する主枠と、前記天板を挟んで対向するように前記主枠に取り付けられるX線管と前記天板下部に配設された平面形状をした受像部とを備えるオーバーチューブタイプのX線透視撮影台において、前記受像部を天板短手方向に天板を外れた位置までスライドすることができ、かつ天板長手方向の軸に対してX線管方向に回転することができる、前記天板下部において前記主枠に保持された機構と、前記X線管のX線放射方向を受像部の中心に回転することができる機構とを備えることを特徴とするX線透視撮影台。
JP01756599A 1999-01-26 1999-01-26 X線透視撮影台 Expired - Lifetime JP4345121B2 (ja)

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