JP4326308B2 - ラベル - Google Patents

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Description

本発明は、PETボトルや金属缶、瓶などの容器等の表面に貼着されるラベル(タック)に関する。
商品の販売促進のため、くじや景品等の応募券などになるキャンペーンラベルが利用されている。前記キャンペーンラベルとして、キャンペーン情報等が印刷された表示部と、裏側に商品等へ貼着するための貼着部とで構成されるタックラベルなどが知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなキャンペーンラベルは、商品陳列時に目立つように、キャンペーンラベルの端部のみを容器に貼着、固定し、浮き立たせた状態で利用される。
特許文献1には、ラベルの裏面側の接着剤層の露出面のうち、表示部の全領域を覆い且つ前記貼着部を残すようにマスク印刷層が形成されたタックラベルが開示されている。このようなタックラベルは、接着剤層側に剥離紙を貼り付けた状態で供給されるが、前記マスク印刷層(糊抑え)が剥離紙から浮いているため、ラベル自動貼付機(ラベラー)使用時に剥離紙からラベルが脱落しやすく、貼着作業性に劣るという問題があった。
特開2001−134190号公報
本発明の目的は、ラベル貼着時にはラベラー内における剥離紙からのラベル剥がれや脱落を防止し、生産性を向上しうるラベルを提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、接着剤層表面の特定の位置にマスキング層を設けることにより、ラベラー使用時の剥離紙からのラベル剥がれや脱落を防いで、しかも容器への貼着後は浮き立たせた状態を保持しうることを見いだし、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、容器本体胴部外周面から外方に起立した状態で貼着されるラベルであって、ラベル基材の一方の面に印刷層、他方の面に接着剤層が設けられており、前記接着剤層表面に、ラベル外周縁部の一部に形成される容器貼着部を残し、且つ前記容器貼着部に対向するラベル外周縁部又はその近傍を局部的に残してマスキング層が形成されていることを特徴とするラベルを提供する。
また、本発明は、容器本体胴部外周面から外方に起立した状態で貼着されるラベルであって、ラベル基材の一方の面に印刷層、他方の面に接着剤層が設けられており、前記接着剤層表面に、ラベル外周縁部の一部に形成される容器貼着部を残し、且つ前記容器貼着部以外の部位における接着剤層が全体として弱粘着化されるようにマスキング層がパターン状に形成されていることを特徴とするラベルを提供する。
さらに、本発明は、容器本体胴部外周面から外方に起立した状態で貼着されるラベルであって、ラベル基材の一方の面に印刷層、他方の面に接着剤層が設けられており、前記接着剤層表面に、ラベル外周縁部の一部に形成される容器貼着部を残してマスキング層が形成され、該マスキング層における前記容器貼着部に対向するラベル外周縁部又はその近傍が局部的に弱粘着化されていることを特徴とするラベルを提供する。
本発明のラベルによれば、自動貼付時にラベラー内において剥離紙から剥がれたり脱落しにくいため、安定して商品等に貼り付けることができ、不要な箇所への貼着やゴミの付着を最小限に抑制しつつ、生産性を著しく向上することができる。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明のラベルの一例を示しており、(イ)は正面図、(ロ)は(イ)のA−A線断面図、(ハ)はカバーラベルをめくった状態の斜視図である。図1(イ)〜(ハ)に示されるラベル1は、ラベル外周縁部の一部に容器等に貼付される貼着部1a及び非貼着部1bで構成され、前記非貼着部1bは、前記容器貼着部1aに対向するラベル外周縁部に局部的に設けられた2箇所の粘着部1cを含んでいる。より詳細には、図1(ロ)に示されるように、ラベル1は、ラベル基材10の一方の面に印刷層11と剥離層14、他方の面に接着剤層12とマスキング層13が設けられ、前記剥離層14の上部にカバーラベル2が積層されている。前記カバーラベル2は、ラベル基材20の一方の面に印刷層21、接着剤層23、他の面に印刷層22が設けられている。また、図1(ハ)に示されるように、カバーラベル2を剥離することにより前記印刷層11及び21を視認することができる。このようなラベル1は、貼着部1aのみを容器等に貼着して非貼着部1bを浮き立たせた状態で使用され、通常POP(point of purchase)ラベルと称される。このようなラベルは商品陳列時に目立つため、キャンペーンラベルとして利用されることがある。
前記ラベル基材10,20としては、自己支持性を有するものであればよく、例えば、紙;合成紙(例えば、ポリエステル合成紙、ポリオレフィン合成紙など);ポリエステルフィルム(例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのフィルム)、オレフィン系フィルム(例えば、ポリプロピレン、プロピレン−エチレン共重合体等のポリプロピレン系樹脂などのフィルム)、ポリスチレン系フィルムなどのプラスチックフィルム;これらの積層体などが挙げられる。特にラベル基材10が透明な素材で形成されている場合には、透明な貼着部1aを構成して、容器側胴部に装着されている筒状ラベル等と重ねて貼着された場合にも、該筒状ラベルの説明書き等の隠蔽を抑制又は防止できる。なお、ラベル基材は、透明基材に限定されず、例えば白色ベース基材であってもよい。
上記ラベル基材10,20の厚みは、基材としての強度やラベルとしたときの貼付作業性などを損なわない範囲で適宜選択でき、例えば5〜200μm、好ましくは20〜100μm程度である。また、ラベル基材10の表面には、接着性や印刷性を向上させるため、コロナ放電処理、プラズマ処理、火炎処理、酸処理などの慣用の表面処理が施されていてもよい。
前記印刷層11及びカバーラベル2における印刷層21は、キャンペーンの説明等を表示した層であり、カバーラベル2における印刷層22は、ラベルの存在を知らせるため、人の注意を引くような文字、記号、模様、色彩などを施した層である。前記印刷層11,21,22は、慣用のUVインキ等を用いて通常の印刷法(例えば、凸版印刷、フレキソ印刷、グラビア印刷、スクリーン印刷など)により形成できる。印刷層11は、図1に示すように、ラベル基材10の一方の面の貼着部1aを除く部分に設けられていてもよく、全面に設けられていてもよい。印刷層11,21,22の厚みは、例えば1〜8μm、好ましくは2〜5μm程度である。
前記接着剤層12及びカバーラベル2における接着剤層23を構成する接着剤としては、ラベルなどの分野で慣用の接着剤を使用することができる。好ましい接着剤には、被着体から剥離可能な接着剤、例えば、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤等の慣用の感圧接着剤などが含まれる。特に接着剤層12が透明な接着剤で形成されている場合には、透明なラベル基材10と共に透明な貼着部1aを構成して、容器側胴部に装着されている筒状ラベル等と重ねて貼着された場合にも、該筒状ラベルの説明書き等の隠蔽を抑制又は防止できる。接着剤層12,21の厚みは、接着性等を考慮して適宜設定できるが、一般には5〜100μm、好ましくは10〜30μm程度である。
前記マスキング層13は、マスキング剤を用いて、通常の印刷法(例えば、凸版印刷、フレキソ印刷、グラビア印刷、スクリーン印刷など)により形成できる。前記マスキング剤としては、接着剤層12上に非粘着性で且つ紫外線により硬化する被覆層を形成可能なものが好ましく、慣用のUVインキ(紫外線硬化型インキ)などを使用できる。前記UVインキは、通常、オリゴマー成分、モノマー成分、光重合開始剤、及び必要に応じて、添加剤(例えば、光重合促進剤、安定剤、ワックス、ミスト防止剤、色料、滑剤、乾燥剤、湿潤剤、粘度改良剤など)などにより構成される。
マスキング層13は、接着剤層12表面に、貼着部1aと粘着部1cとを残して、ベタ塗り印刷(ベタ印刷)により形成することができる。マスキング層13の厚みは、透明性、ラベル1を容器等に貼着する際の操作性、貼着安定性等を損なわない範囲で適宜選択でき、通常1〜30μm程度、好ましくは2〜15μm程度である。
本発明のラベルは、前記接着剤層表面に、ラベル外周縁部の一部に形成される容器貼着部を残し、且つ前記容器貼着部に対向するラベル外周縁部又はその近傍を局部的に残してマスキング層が形成されている。図1(イ)中、略四角状のラベル1の一辺の縁部に位置する貼着部1aは前記「ラベル外周縁部の一部」に相当し、貼着部1aが位置する辺の対辺の両端の2箇所(両コーナー)に位置する粘着部1cは前記「容器貼着部に対向するラベル外周縁部」に局部的に残された部位に相当する。「容器貼着部に対向するラベル外周縁部」に局部的に残された部位は、例えば、容器貼着部から離間した1又は2以上の四角、丸、三角等の形状を有するスポットで構成される。ラベルの形状は、四角状に限定されない。例えば、円形状ラベルにおいて、接着剤層表面に、円周の一部を構成する円弧縁部に形成される貼着部を残し、且つ前記貼着部に対向する(離間する)円弧の両端部を残してマスキング層が形成されていてもよい。
前記剥離層14は、接着剤層23の接着力を調整しカバーラベル2の剥離性を向上させて、印刷層11を容易に露出させる機能を有する。このような剥離層14は、例えば、シリコーン系剥離剤などの公知乃至慣用の剥離剤を含むワニスなどを慣用のコーティング法を用いて塗工することにより形成できる。なお、剥離層14は、印刷層11を視認しうる程度の透明性を有していることが好ましい。剥離層14の厚みは、例えば0.3〜10μm、好ましくは0.5〜5μm程度である。
なお、図1におけるラベル1は、カバーラベル2が剥離可能に積層された形態を有しており、ラベル1における剥離層14とカバーラベル2における接着剤層23とが積層した態様(図1)の他に、例えば、ラベル1の印刷層12の上に接着剤層23を、カバーラベル2に剥離層14を設けて、これらの接着剤層23側と剥離層14側とが積層した態様(図示せず)であってもよい。なお、接着剤層23が容易に剥離しうる程度の弱粘着性の接着剤で構成されている場合には、剥離層14は必ずしも設けなくてもよい。
また、カバーラベル2は、非貼着部1bより広い面積を有するものを、ちょうど非貼着部1bを被覆できる程度に内側に折りたたんだ形態で取り付けられていてもよい。このようなカバーラベル2は、剥離した後に視認しうる情報量を多くできる点で好ましい。
本発明のラベルは、一端縁部においてカバーラベル2と連結した形態であってもよい(図示せず)。この場合には、カバーラベル2を剥離した後にも、カバーラベル2が分離してしまうことがなくラベルを一体に保つことができる。前記ラベルとカバーラベル2との連結には、これらのラベルが接触する各表面の一端縁部に、ホットメルト接着剤を溶融塗布する方法等を利用できる。なお、本発明のラベルにはカバーラベルを有していないものも含まれる。
図2は、本発明のラベルの他の例である。図2におけるラベル1′は、前記接着剤層12表面に、貼着部1aと粘着部1c′とを残してマスキング層13′が形成されている。前記粘着部1c′は、上述の「容器貼着部に対向するラベル外周縁部の近傍」に局部的に残された部位に相当する。なお、「容器貼着部に対向するラベル外周縁部の近傍」とは、容器貼着部に対向するラベル外周縁部の周辺、例えば、非貼着部1bにおける貼着部1aよりも該貼着部1aに対向するラベル外周縁部に近い位置であり、好ましくは前記貼着部1aに対向するラベル外周縁部からラベル中心部に近づいた位置である。
本発明のラベルは、通常、接着剤層12上に上記形態を有するマスキング層13,13′を介して剥離紙(図示せず)が積層された形態で供され、ラベラー等を用いて容器に貼り付けられる。従来のラベルはラベル外周縁部の一部(容器貼着部)のみが剥離紙に保持されていたため、全面に粘着性を有しない非貼着部がラベラー内でばたつきやすく、ラベル剥がれの原因となっていた。これに対し、本発明のラベルによれば、上記構成を有するため、容器貼着部以外に局部的に残された接着剤層の露出部(例えば図1における粘着部1c)により非貼着部が剥離紙に保持され、ラベラー内における剥離紙からのラベルの剥がれや脱落を防いで、安定して容器に貼着することができる。前記粘着部1c,1c′は、容器への貼着前にラベラー内でラベルと剥離紙とをつなぎ止める程度の粘着性を発揮できる位置及び範囲に設けられることが好ましい。
また、本発明のラベルは、前記接着剤層表面に、ラベル外周縁部の一部に形成される容器貼着部を残し、且つ前記容器貼着部以外の部位における接着剤層が全体として弱粘着化されるようにマスキング層がパターン状に形成されていてもよい。図3は、本発明のラベルのさらに他の例である。図3におけるラベル1″は、接着剤層12表面の貼着部1aを除く全範囲(非貼着部1b)が、格子状に形成されたマスキング層13″と、点在する粘着部1c″とで構成されている。すなわち、非貼着部1bは完全に粘着性を喪失してはいないが、粘着部1c″は微小且つ点在しているため弱い粘着性を有し、貼着部1aにより容器に貼着した際には浮き立たせた状態で保持される。前記マスキング層13″は、接着剤層の粘着性を低下しうるパターンに形成されていればよく、格子状の他、縞状、網目状又は網点状に形成してもよい。上記構成によれば、弱粘着性を有する非貼着部1bによりラベル1″と剥離紙とをつなぎ止めて、ラベラー内におけるラベルの剥がれや脱落を防ぐことができる。
本発明のラベルは、また、前記接着剤層表面に、ラベル外周縁部の一部に形成される容器貼着部を残してマスキング層が形成され、該マスキング層における前記容器貼着部に対向するラベル外周縁部又はその近傍が局部的に弱粘着化されていてもよい。すなわち、「容器貼着部に対向するラベル外周縁部又はその近傍」において、例えば、図1(イ)における粘着部1cや図2における粘着部1c′等に示される部位において、接着剤層が弱粘着化されるようにマスキング層がパターン状に形成されていてもよい。前記マスキング層を形成するパターンは、例えば、格子状、縞状、網目状、網点状等が挙げられる。このようなラベルによれば、容器貼着部に対向するラベル外周縁部又はその近傍が局部的に弱粘着性を有するため、剥離紙をつなぎ止めてラベラー内におけるラベルの脱落を防ぎ、しかも容器貼着部により容器に貼着した際には浮き立たせた状態で保持することができる。
本発明のラベルによれば、上記構成を有するため、ラベラー内における剥がれや脱落を効果的に防止することができる。特に、従来、剥離紙から浮きやすくラベラー内でラベルが脱落しやすかったラベル、例えば非貼着部にカバーラベルを有するラベル等に好適である。
本発明のラベルは、容器本体胴部外周面から外方に起立した状態で貼着して利用される。図4は、本発明のラベルの使用例を示す概略図である。図4において、本発明のラベル1は、容器3の側胴部外周面に装着された筒状ラベル(商品名やデザインが印刷されたラベル)4の表面に、該ラベル1の貼着部1aが重なるように貼り付けられ、非貼着部1bは容器等に接触せず、外方(例えば、貼着部1aの上方)に起立し、浮き立たせた状態で保持されている。ラベルの貼付は、慣用のラベル自動貼付機(ラベラー)などを用いて行うことができる。特に、本発明のラベルによれば、上記構成を有するため、ライン速度が500本/分程度の高速ラベラーを使用しても剥離紙からのラベルの脱落等を防ぎ、生産性を向上することができる。
本発明のラベルは、清涼飲料水などのPETボトル、缶コーヒーなどの金属缶、ドリンク剤や医薬品、ビールなどのボトル(瓶)などの各種容器等に適用できる。ラベルの形状及び大きさは、貼付すべき容器等の種類に応じて適宜選択される。
以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
実施例1
透明ラベル基材として厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフィルム、接着剤層としてアクリル系粘着剤層(厚み20μm)、及び剥離紙として二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚み38μm)が積層された積層フィルムの透明ラベル基材の表面に凸版輪転印刷により図柄を印刷し、さらにシリコーン系剥離剤を含むワニスを塗布することにより剥離層を形成し、ラベル基材と接着剤層とからなる接着性フィルムと剥離紙とに分離した。前記接着性フィルムの接着剤層表面に、ラベル外周縁部の一部に形成される容器貼着部1aを残し、且つ前記容器貼着部1aに対向するラベル外周縁部を局部的に残すように(粘着部1c)、接着剤層の表面にUV硬化型インキ(マスキング剤)を凸版輪転印刷によりベタ塗り印刷を施して、図1(イ)に示される部位に厚さ8μmのマスキング層を形成し、UVランプによりUV照射してマスキング層を硬化させ、次いで剥離紙を重ねた。
これとは別に、厚さ38μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(ラベル基材)の片面に接着剤層としてアクリル系粘着剤層(厚み20μm)、他の面に白色ベタ塗り印刷を施した印刷層を積層したカバーラベルを作製した。このカバーラベルの接着剤層側の面を、前記剥離層と接触するように重ねて、図1(イ)に示されるようなラベルを作製した。
得られたラベルをラベラーを用いて容器へ自動的に貼り付けたところ、ラベラー内でラベルが剥がれたり、脱落したりすることがなく、作業効率に優れていた。
比較例1
実施例1において、接着剤層の表面に一端辺縁部1aのみに粘着性を残すようにマスキング層を設けた点以外は実施例1と同様の操作を行って、ラベルを作製した。
得られたラベルをラベラーを用いて容器へ自動的に貼り付けたところ、ラベラー内のラベル送り時にラベルが剥がれたり、ラベル折り返し時に脱落して、作業性に劣っていた。
(イ)は、本発明のラベルの一例を示す正面図であり、(ロ)は(イ)のA−A線断面図、(ハ)は(イ)のカバーラベルをめくった状態の斜視図である。 本発明のラベルの他の例を示す正面図である。 本発明のラベルのさらに他の例を示す正面図である。 本発明のラベルの一使用例を示す斜視図である。
符号の説明
1,1′,1″ ラベル
1a 貼着部
1b 非貼着部
1c,1c′,1c″ 粘着部
10 ラベル基材
11 印刷層
12 接着剤層
13,13′,13″ マスキング層
14 剥離層
2 カバーラベル
20 ラベル基材
21 印刷層
22 印刷層
23 接着剤層
3 容器
4 筒状ラベル

Claims (3)

  1. 容器本体胴部外周面から外方に起立した状態で貼着されるラベルであって、ラベル基材の一方の面に印刷層、他方の面に接着剤層が設けられており、前記接着剤層表面に、ラベル外周縁部の一部に形成される容器貼着部を残し、且つ前記容器貼着部に対向するラベル外周縁部又はその近傍を局部的に残してマスキング層が形成されていることを特徴とするラベル。
  2. 容器本体胴部外周面から外方に起立した状態で貼着されるラベルであって、ラベル基材の一方の面に印刷層、他方の面に接着剤層が設けられており、前記接着剤層表面に、ラベル外周縁部の一部に形成される容器貼着部を残し、且つ前記容器貼着部以外の部位における接着剤層が全体として弱粘着化されるようにマスキング層がパターン状に形成されていることを特徴とするラベル。
  3. 容器本体胴部外周面から外方に起立した状態で貼着されるラベルであって、ラベル基材の一方の面に印刷層、他方の面に接着剤層が設けられており、前記接着剤層表面に、ラベル外周縁部の一部に形成される容器貼着部を残してマスキング層が形成され、該マスキング層における前記容器貼着部に対向するラベル外周縁部又はその近傍が局部的に弱粘着化されていることを特徴とするラベル。
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