JP4325688B2 - 印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、或る印刷データに関し、当該印刷データに設定された条件に基づいて、当該印刷データを変形する印刷データ変形機能と、被印刷媒体に印刷可能に印刷データの印刷範囲を自動調整するサイズ自動調整機能を備える印刷装置に関し、特に、日時を示す日時印刷データに対し、印刷データ変形機能及びサイズ自動調整機能を適用しうる印刷装置に関する。
従来から、印刷データ変形機能と、サイズ自動調整機能を備える印刷装置が知られている。
ここで、印刷データ変形機能とは、或る印刷データの一部分を、所定の設定条件に基づいて、自動的に変形させる機能である。当該印刷データ変形機能の代表的な具体例としては、連番機能が挙げられる。この連番機能の場合、所定の印刷データ(例えば、「第○○回」)に対して、所定の設定条件(例えば、5〜20)に従って、変形される。従って、上記具体例の場合には、第5回、第6回…第20回というように、当該印刷データは変形される。
そして、サイズ自動調整機能とは、被記録媒体の印刷領域に対して印刷可能なように、印刷データの印刷範囲のサイズを自動的に調整する機能である。
これらの印刷データ変形機能、サイズ自動調整機能を備える印刷装置としては、例えば、特許文献1に記載された発明が知られている。この特許文献1に記載された印刷装置においては、印刷データを構成する文字のフォントがプロポーショナルフォントであり、且つ、連番機能及びサイズ自動調整機能が設定されている場合に、当該印刷データの変形及びサイズの自動調整が行われる。
この結果、特許文献1に記載の印刷装置によれば、プロポーショナルフォントが設定された印刷データを、連番機能によって随時変形し、サイズ自動調整機能によって設定された適切なサイズで被印刷媒体に印刷することができる。
特開2005−138556号公報
ここで、上記印刷データ変形機能の一つとして、日時を示す日時印刷データ(例えば、「2006年12月30日」)を変形して印刷する機能が存在する。この機能により、日時印刷データは、例えば、「2006年12月31日」、「2007年1月1日」…のように随時変形されて、被印刷媒体に印刷される。
上記具体例からわかるように、印刷データ変形機能により、日時印刷データを変形すると、当該日時印刷データを構成する文字数が変化する場合が生じる。
この場合において、当該日時印刷データに対して、サイズ自動調整機能を単純に作用させた場合、文字数の変化に基づいて、当該日時印刷データの印刷範囲(即ち、当該日時印刷データを構成する文字サイズ)が変化する結果を招来してしまう。
例えば、印刷データ変形機能により生成される「2006年12月31日」と「2007年1月1日」に、夫々異なる文字サイズが設定される場合が生じる。この結果、当該日時印刷データを被印刷媒体に印刷すると、見栄えの異なる印刷物が印刷される結果となってしまう。即ち、見栄えのよい印刷物を望むユーザの要望に応えることができない。
この点、日時印刷データの表現は、多様な態様で表現される。例えば、上述のように、数字と漢字で表現される場合もあるが、「2006.12/31」のように数字と記号により表現される場合や、「2006.December.31」のように英語等の外国語と数字で表現される場合も存在する。
例えば、日時印刷データを外国語(例えば、英語)で表現した場合について、「月」の表現のみを対象に検討すると、「May」のように3文字で表現される月もあれば、「September」のように9文字で表現される月も存在する。従って、英語表記の「月」を含む日時印刷データに印刷データ変形機能を用いると、文字数が大きく異なることになる。そうすると、当該日時印刷データに設定される文字サイズは、サイズ自動調整機能により、大きく異なるサイズに設定される。この結果、印刷データ変形機能に基づく一連の日時印刷データは、印刷物は、その見栄えが夫々大きく異なる態様で印刷された印刷物として提供される。即ち、上記のような日時印刷データに、印刷データ変形機能、サイズ自動調整機能を作用させた場合、見栄えのよい印刷物を得ることはできず、上記問題は更に深刻化する。
本発明は、前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、印刷データ変形機能と、サイズ自動調整機能を備える印刷装置に関し、特に、日時を示す日時印刷データに、印刷データ変形機能、サイズ自動調整機能を適用しても、見栄えの良い印刷物を提供しうる印刷装置に関する。
前記課題を解決するために成された請求項1に係る印刷装置は、日時の経過を計測する計時手段と、前記計時手段の計時結果に基づいて、日時印刷データを生成する日時印刷データ生成手段と、前記日時印刷データにより生成された日時印刷データを、被印刷媒体に対して規定された所定の印刷領域に印刷する印刷手段と、所定の表現態様で日時を示し、日時の経過に伴い変更される日時表現パターンを複数記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された複数の日時表現パターンの内、一の日時表現パターンを、前記日時印刷データに対して設定する表現パターン設定手段と、前記日時印刷データを構成する文字のサイズを、前記印刷領域内に当該日時印刷データを配置可能となる文字サイズに設定するサイズ自動設定手段と、を備え、前記サイズ自動設定手段は、前記表現パターン設定手段で設定された日時表現パターンに基づいて、所定期間内の日時の経過に対応する複数の変形日時印刷データを生成する変形日時印刷データ生成手段と、前記日時印刷データ及び複数の変形日時印刷データを構成する各文字のサイズデータに基づいて、夫々の印刷範囲を算出し、前記印刷範囲が最大となる最大日時印刷データを、前記日時印刷データ又は変形日時印刷データから特定する最大印刷範囲特定手段と、前記最大日時印刷データの印刷範囲が前記印刷領域内に配置可能となるまで、当該最大日時印刷データの文字サイズを縮小し、当該文字サイズを示すサイズデータを、前記日時印刷データ及び変形日時印刷データを構成する文字のサイズデータとして夫々設定するサイズ設定手段と、を備えることを特徴とする。
又、請求項2に係る印刷装置は、請求項1に記載の印刷装置において、前記表現パターン設定手段により設定された日時表現パターンに基づいて、当該日時印刷データに対する前記サイズ自動設定手段による文字サイズの設定の可否を決定する制御手段と、を備えることを特徴とする。
そして、請求項3に係る印刷装置は、請求項1又は2に記載の印刷装置において、
前記サイズ自動設定手段により、日時印刷データ及び変形日時印刷データの文字サイズが最小サイズに設定された場合に、当該日時印刷データ及び変形日時印刷データに係る最大日時印刷データの印刷範囲の一部が前記印刷領域外に配置されるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、最大日時印刷データに係る印刷範囲が前記印刷領域外に配置されると判定された場合に、前記日時印刷データ及び変形日時印刷データに係る印刷に関するエラーを報知するエラー報知手段と、を備えることを特徴とする。
即ち、請求項1に係る印刷装置によれば、計時手段の計時結果に基づいて生成された日時印刷データを、被印刷媒体の印刷領域に対して印刷する。ここで、当該日時印刷データには、日時表現パターンが設定されている。従って、当該印刷装置では、設定された日時表現パターンと、当該日時印刷データに基づいて、複数の変形日時印刷データが生成される。
そして、当該印刷装置は、日時印刷データ及び変形日時印刷データに係る印刷範囲を夫々算出し、最も印刷範囲の大きな最大日時印刷データを特定する。そして、当該印刷装置は、特定された最大日時印刷データの印刷範囲が前記印刷領域内に配置可能となるまで、サイズ自動設定手段により、当該最大日時印刷データの文字サイズを縮小する。そして、当該印刷装置は、最大日時印刷データの印刷範囲が印刷領域内に配置可能となった時の文字サイズを、サイズ設定手段により、日時印刷データ及び変形日時印刷データの文字サイズとして設定する。
これにより、当該印刷装置によれば、日時印刷データ及び変形日時印刷データの文字サイズは、最大日時印刷データが印刷領域内に配置可能なサイズで統一される。つまり、日時印刷データ及び変形日時印刷データを印刷した場合において、これらが印刷領域からはみ出して印刷されることはなく、且つ、これらの文字サイズは統一される。即ち、当該印刷装置によれば、日時印刷データ及び変形日時印刷データが印刷される一連の印刷物において、文字サイズの不統一や印刷領域からのはみ出し等を防止することができ、統一感のある美麗な印刷物を提供することができる。
そして、請求項2に係る印刷装置では、制御手段により、設定された日時表現パターンに基づいて、当該日時印刷データに対する前記サイズ自動設定手段による文字サイズの設定の可否が決定される。つまり、最大日時印刷データに基づく文字サイズの設定が必要な日時表現パターンが設定されている場合にのみ、サイズ自動設定手段が機能するので、当該機能に係る処理負担を軽減することができる。
更に、請求項3に係る印刷装置によれば、日時印刷データ及び変形日時印刷データの文字サイズが最小サイズに設定され、且つ当該日時印刷データに係る最大日時印刷データの印刷範囲が印刷領域からはみ出す場合には、エラー報知手段により、ユーザにエラーが報知される。つまり、当該印刷装置は、当該日時印刷データをその印刷領域に印刷すると、必ず印刷領域からはみ出した印刷結果が生じてしまうことをユーザに報知する。この結果、当該印刷装置によれば、被印刷媒体を浪費することなく、見栄えの悪い印刷となることを確認でき、ユーザによる適宜の修正を促すことができる。
以下、本発明に係る印刷装置を具体化した実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
(第1実施形態)
先ず、図1を参照しつつ、第1実施形態に係る印刷装置1の構成について説明する。図1は、第1実施形態に係る印刷装置1の構成を示す説明図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る印刷装置1は、媒体搬送駆動部70により搬送された被印刷媒体5(図13参照)に対して、印刷ヘッド60による印刷を行う装置である。
当該印刷装置1は、主に印刷制御部50により制御されている。この印刷制御部50は、CPU55、ROM56、RAM57、表示用CG−ROM58、印刷用CG−ROM59を備えている。
CPU55は、当該印刷装置1に係る制御の中枢を担うものであり、ROM56に格納されている各種制御プログラムに基づく演算を行う演算処理装置である。
ROM56は、印刷装置1の制御に必要な各種制御プログラムやデータテーブル等が記憶された記憶装置である。つまり、ROM56には、後述するメイン制御プログラム(図9参照)や文字サイズ決定処理プログラム(図10参照)が格納されている。又、このROM56には、表現パターンデータ記憶領域56Aが形成されており(図2参照)、年表現パターンデータ、月表現パターンデータ等の各種表現パターンデータが格納されている。尚、各種表現パターンデータについては後に図面を参照しつつ詳細に説明する。
RAM57は、CPU55による各種制御プログラムの演算結果が一時的に格納される記憶装置である。又、RAM57は、印刷用のバッファとしても機能し、被印刷媒体5(図13参照)に印刷される印刷データが一時的を格納される。
印刷用CG−ROM59は、被印刷媒体5に印刷データを印刷する為のフォントデータが格納された記憶装置である。この印刷用CG−ROM59には、書体やサイズの異なる種々のフォントデータが格納されている。又、当該印刷用CG−ROM59においては、文字単位で一のキャラクタコードが関連付けられている。従って、一のキャラクタコードと指定することにより、当該キャラクタコードの対応するフォントデータを出力できる。
又、表示用CG−ROM58は、後述する液晶表示部10に印刷データを表示する為のCG(キャラクタグラフィック)が格納された記憶装置である。この表示用CG−ROM58には、表示手段に表示する際に用いる点を除き、上述の印刷用CG−ROM59と同様の各種データが格納されている。
尚、表示用CG−ROM58、印刷用CG−ROM59に格納されているフォントデータとしては、アウトラインフォントであってもよく、ビットマップフォントであってもよい。又、固定幅フォントであっても、プロポーショナルフォントであってもよい。
そして、印刷装置1においては、印刷制御部50に対して、液晶表示部10、計時タイマ20、キー入力部30、データ通信装置40、印刷ヘッド60、媒体搬送駆動部70等の周辺装置が接続されている。従って、印刷制御部50により、印刷ヘッド60や媒体搬送駆動部70等の各種周辺装置の制御を行うことができる。
液晶表示部10は、印刷装置1に配設された表示装置であり、日時を示す印刷データであるタイムスタンプデータ(つまり、日時印刷データ)等が表示される。そして、液晶表示部10は、表示駆動回路11を介して、印刷制御部50に接続されている。
表示駆動回路11は、印刷制御部50からの制御信号に基づいて、液晶表示部10の表示態様を制御する回路である。
即ち、液晶表示部10における表示は、印刷制御部50からの制御信号により、表示駆動回路11を介して制御され、表示用CG−ROM58に格納されているフォントデータに基づいて行われる。
計時タイマ20は、現在の日時を計時するタイマである。具体的には、計時タイマ20は、現時点における年、月、日、時、分、秒を計時することができる。又、当該計時タイマは、これらの現在日時に連動して曜日も特定しうる。そして、この計時タイマ20の計時結果は、印刷制御部50により取得され、タイムスタンプデータを生成する際に用いられる。この点については後述する。
キー入力部30は、印刷装置1に配設されている操作部であり、ユーザによる各種操作が行われる。当該キー入力部30は、印刷制御部50に接続されている。従って、キー入力部30の操作に基づく操作信号を受信すると、印刷制御部50は、当該キー入力部30の操作に基づく制御を実行する。例えば、キー入力部30において、タイムスタンプデータに対する表現パターンデータの設定操作等が行われると、印刷制御部50は、タイムスタンプデータに対する表現パターンを設定する。この点、キー入力部30において、タイムスタンプデータ以外の通常の印刷データの入力操作を行うことも可能である。
データ通信装置40は、印刷装置1と、外部装置(図示せず)との間で、データの送受信を行う通信手段である。そして、データ通信装置40は、印刷制御部50に接続されている。従って、印刷制御部50は、外部装置で生成された印刷データ等のデータを取得することができ、これを印刷することができる。
印刷ヘッド60は、被印刷媒体5に対して、印刷データ(タイムスタンプデータを含む)を印刷する印刷手段を構成する。この印刷ヘッド60は、ヘッド駆動回路61を介して、印刷制御部50に接続されている。そして、ヘッド駆動回路61は、印刷制御部50からの制御信号に基づいて、印刷ヘッド60の駆動態様を制御する回路である。
従って、印刷制御部50は、ヘッド駆動回路61を介して、印刷ヘッド60の駆動態様を制御することができるので、印刷データに基づく印刷を被印刷媒体5に施すことができる。
尚、この印刷ヘッド60は、どのような種類の印刷ヘッドでもよい。即ち、サーマルヘッド等の種々の印刷ヘッドを用いることができる。
媒体搬送駆動部70は、被印刷媒体5(図13参照)を搬送する駆動機構部である。具体的には、媒体搬送駆動部70は、所定位置(例えば、被印刷媒体5が収納された収納部)から、印刷ヘッド60へ被印刷媒体5を搬送すると共に、印刷ヘッド60により印刷された被印刷媒体5をユーザの手元に搬送する。又、媒体搬送駆動部70は、印刷ヘッド60による印刷実行中においては、所望の印刷を実現すべく、駆動制御される。そして、媒体搬送駆動部70は、媒体搬送駆動回路71を介して、印刷制御部50に接続されている。
媒体搬送駆動回路71は、印刷制御部50からの制御信号に基づいて、媒体搬送駆動部70の駆動制御を行う回路である。従って、印刷制御部50は、媒体搬送駆動回路71を介して、媒体搬送駆動部70の駆動制御を行い、もって、被印刷媒体5に対する印刷データに基づく印刷を実現している。
尚、媒体搬送駆動部70の構成については、従来から公知の構成であるので、詳細な説明は省略する。
次に、ROM56の表現パターンデータ記憶領域56Aについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。
表現パターンデータは、タイムスタンプデータを生成する際に用いられる表現パターンが規定されたデータである。従って、第1実施形態に係る印刷装置1は、タイムスタンプデータに対して設定された各表現パターンデータと、計時タイマ20の計時結果に基づいて、タイムスタンプデータを生成する。
ここで、第1実施形態に係る表現パターンデータは、5種類に類別することができる。具体的には、表現パターンデータ記憶領域56Aには、年表現パターンデータ、月表現パターンデータ、日表現パターンデータ、曜日表現パターンデータ、時刻表現パターンデータが格納されている(図2参照)。そして、夫々の種類の表現パターンデータに対しては、複数の表現パターンが規定されている(図4〜図8参照)。
第1実施形態においては、年表現パターンデータとして、「年表現パターン(1)」「年表現パターン(2)」の2種類が表現パターンデータ記憶領域56Aに格納されている(図4参照)。「年表現パターン(1)」は、「年」を西暦に基づいて4桁で表現する表現パターンである。従って、この「年表現パターン(1)」の場合、「年」は「2007」等の4文字で表現される。一方、「年表現パターン(2)」は、「年」を西暦の下2桁で表現する表現パターンである。この場合には、西暦2007年は、「07」の2文字で表現される。
尚、この「年表現パターン(1)」「年表現パターン(2)」においては、常に4文字又は2文字で表現されるため、日時の経過に従って、文字数が増減することはない(図4参照)。
一方、表現パターンデータ記憶領域56Aには、月表現パターンデータとして、「月表現パターン(1)」「月表現パターン(2)」「月表現パターン(3)」「月表現パターン(4)」の4種類の表現パターンが記憶されている(図5参照)。
「月表現パターン(1)」は、「月」を常に2桁の数字によって表現する表現パターンである。つまり、10月〜12月は勿論、1月から9月までの各月も2文字の数字で表現される。例えば、図5に示すように、「6月」の数字部分は、「06」として表現される。
そして、「月表現パターン(2)」は、上記「月表現パターン(1)」と同様に「月」を数字により表現する表現パターンである。しかしながら、「月表現パターン(2)」は、1文字又は2文字の数字で「月」を表現する点が、「月表現パターン(1)」と異なる。つまり、1月から9月の場合は、対応する1文字の数字で表現され、10月〜12月の場合は、2文字の数字で表現される。
又、「月表現パターン(3)」は、「月」を英語により表現する表現パターンである。この「月表現パターン(3)」では、「月」を表現する英単語を全て用いて表現する。例えば、5月の場合には、「May」、12月の場合は「December」と表現される。
そして、「月表現パターン(4)」も、「月表現パターン(3)」と同様に、「月」を英語により表現する表現パターンである。この点、「月表現パターン(4)」は、「月表現パターン(3)」と異なり、月に対応する英単語を「3文字に短縮した態様」で表現する。例えば、12月を表現する場合、「月表現パターン(4)」では、「Dec」と表現される。
そして、上述したように、「月表現パターン(2)」の場合は、「月」を表現する文字数は、日時の経過に対応して1文字又は2文字に変動する。又、「月表現パターン(3)」の場合は、「月」を表現する文字数は、日時の経過に対応して3文字(May)から9文字(September)の間で変動する。つまり、「月表現パターン(2)」、「月表現パターン(3)」については、文字数が変化することを示す、文字数変化データが付加されている(図5参照)。
そして、図6に示すように、表現パターンデータ記憶領域56Aには、「日」を示す「日表現パターンデータ」として、「日表現パターン(1)」、「日表現パターン(2)」の2種類の日表現パターンデータが格納されている。
「日表現パターン(1)」は、「日」を常時2文字の数字により表現する表現パターンである。従って、1日〜9日における「日」の数字部分は、「01〜09」と表現され、10日〜31日における「日」の数字部分については、「10〜31」のように、2桁の数字により表現される。
一方、「日表現パターン(2)」については、「日」を数字により表現する点は、「日表現パターン(1)」と同様であるが、一定の場合に、文字数が1文字となる点が異なる。つまり、10日〜31日における「日」の数字部分については、「10〜31」のように、2桁の数字により表現されるが、1日〜9日における「日」の数字部分は、「1〜9」と表現される。従って、図6に示すように、「日表現パターン(2)」に対しては、文字数変化データが付加される。
表現パターンデータ記憶領域56Aには、「曜日」を示す「曜日表現パターンデータ」として、「曜日表現パターン(1)」「曜日表現パターン(2)」「曜日表現パターン(3)」が格納されている(図7参照)。
「曜日表現パターン(1)」は、「曜日」を漢字により表現する表現パターンである。即ち、「曜日表現パターン(1)」の場合、「曜日」を特定しうる漢字一文字(即ち、日〜土)により表現される。
そして、「曜日表現パターン(2)」は、「曜日」を英語により表現する表現パターンである。この「曜日表現パターン(2)」の場合、「曜日」は、当該「曜日」に対応する英単語により表現される。即ち、「Sunday〜Saturday」といった一の英単語により表現される。
一方、「曜日表現パターン(3)」は、「曜日表現パターン(2)」と同様に、「曜日」を英語により表現する表現パターンであるが、当該「曜日」は、英単語の一部(即ち、曜日を示す英単語の先頭3文字)により表現する点が相違している。即ち、「曜日表現パターン(3)」の場合には、「曜日」は、「Sun〜Sat」といった態様で表現される。
図7に示すように、曜日表現パターンデータにおいては、「曜日表現パターン(2)」にのみ、文字数変化データが付加されている。この点、「曜日表現パターン(2)」においては、曜日表現に要する文字数が6文字(Sunday等)から9文字(Wednesday)に変動する為である。又、上述したように、「曜日表現パターン(1)」では漢字一文字で表現され、「曜日表現パターン(3)」では英字3文字で表現されるため、文字数の変動はないため、文字数変化データは付加されていない。
そして、「時刻表現パターンデータ」としては、図8に示すように、「時刻表現パターン(1)」「時刻表現パターン(2)」「時刻表現パターン(3)」「時刻表現パターン(4)」が表現パターンデータ記憶領域56Aに記憶されている。
「時刻表現パターン(1)」は、「時刻」を午前(AM)と午後(PM)の12時間単位で表現する表現パターンである。そして、「時刻表現パターン(1)」の場合、「時」を示す数字について常に数字2文字で表現される。例えば、午前8時45分は、「08:45 AM」と表現される。
一方、「時刻表現パターン(2)」は、「時刻表現パターン(1)」と同様に、「時刻」を12時間単位で表現する表現パターンであるが、「時」を示す文字数が一文字となる場合がある。即ち、午前、午後の何れにおいても、1時〜9時の場合には、数字1文字で「時」が表現される。
そして、「時刻表現パターン(3)」は、「時刻」を24時間単位で表現する表現パターンである。この「時刻表現パターン(3)」の場合、「時」は、常に2文字の数字(「00〜23」)によって表現される。
「時刻表現パターン(4)」は、「時刻表現パターン(3)」と同様に、「時刻」を24時間単位で表現する表現パターンである。この点、「時刻表現パターン(4)」では、午前1時〜午前9時の間は、数字1文字で「時」を表現する。尚、午前10時以降については、「10〜23」のように数字2文字で「時」の表現がなされる。
そして、図8に示すように、時刻の経過に基づいて、文字数の変化が生じる「時刻表現パターン(2)」「時刻表現パターン(4)」については、文字数変化データが付加されている。
次に、第1実施形態に係る印刷装置1により生成されるタイムスタンプデータの構成について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。図3は、第1実施形態に係る印刷装置1で生成されるタイムスタンプデータの構成例を示す説明図である。
第1実施形態に係る印刷装置1においては、ユーザは、キー入力部30を操作することにより、「年」「月」「日」「曜日」「時刻」の各項目に対して、夫々に表現パターンを設定する。そして、設定された各項目の表現パターンと、計時タイマ20の計時結果に基づいて、タイムスタンプデータを生成する。
尚、この図3に示す場合を含め、第1実施形態におけるタイムスタンプデータは、固定幅フォントにより構成される。
図3に示す具体例の場合、「年」の項目に対しては、「年表現パターン(1)」が設定されている。そして、「月」の項目に対しては「月表現パターン(3)」、「日」の項目には「日表現パターン(1)」が設定されている。更に、「曜日」の項目に対しては、「曜日表現パターン(4)」が設定され、「時刻」の項目には、「時刻表現パターン」は設定されていない。
この場合において、計時タイマ20の計時結果が「2007年2月4日」である場合、印刷制御部50は、上記設定された表現パターンと当該計時結果に基づいて、タイムスタンプデータを生成する。
ここで、後に詳細に説明するが、「年表現パターン(1)」は、西暦を4桁で表現する表現パターンであるため(図6参照)、タイムスタンプデータの「年」部分には、印刷制御部50により、「2007」という文字列が設定される。この点、「月」「日」「曜日」の各部分についても、同様に設定された表現パターンに基づいて、「February」「04」「Sun」の文字列が設定される。
尚、当該タイムスタンプデータの「時刻」部分については、表現パターンが設定されていないので、時刻を示す文字列が設定されることはない。
即ち、この場合には、印刷制御部50により、図3に示す「2007.February.04.Sun」の文字列からなるタイムスタンプデータが生成される。尚、「2007年2月5日」であった場合には、上記具体例と同様に、「2007.February.05.Mon」の文字列からなるタイムスタンプデータが生成される。
次に、第1実施形態に係る印刷装置1で実行されるメイン制御プログラムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図9は、メイン制御プログラムのフローチャートである。
尚、この場合において、印刷装置1に対しては、タイムスタンプデータの各項目に対して、上述した図3の表現パターンが設定されているものとする。
図9に示すように、メイン制御プログラムの実行が開始されると、印刷制御部50のCPU55は、先ず、各種周辺機器の初期化処理を実行する(S1)。この初期化処理(S1)により、RAM57の記憶内容の初期化等の処理が行われる。初期化処理(S1)終了後、CPU55は、S2に処理を移行する。
S2においては、CPU55は、印刷信号を受信したか否かについての判断を行う。即ち、CPU55は、データ通信装置40を介して、印刷データ、印刷開始を示す印刷信号を外部装置から受信したか否かを判断する。印刷信号を受信した場合(S2:YES)には、CPU55は、S3に処理を移行する。一方、印刷信号を受信していない場合には(S2:NO)、CPU55は、印刷信号を受信するまで処理を待機する。
尚、この時、キー入力部30の操作により印刷データが作成され、当該印刷データに係る印刷信号を受信した場合には、同様にS3に処理を移行するように構成することも可能である。
S3に移行すると、CPU55は、当該印刷データにタイムスタンプデータが含まれているか否かについての判断を行う。タイムスタンプデータが含まれている場合には(S3:YES)、CPU55は、S4に処理を移行する。一方、印刷データにタイムスタンプデータが含まれていない場合(S3:NO)、CPU55は、S6に処理を移行する。
S4においては、CPU55は、計時タイマ20を参照し、現在の日時を示す計時結果を取得する。CPU55は、取得した計時結果をRAM57に格納し、S5に処理を移行する。
S5において、CPU55は、文字サイズ決定処理を実行する。文字サイズ決定処理は、タイムスタンプデータの文字サイズ(フォントサイズ)を決定する処理である。CPU55は、タイムスタンプデータに設定されて表現パターンとRAM57の計時結果に基づいて、タイムスタンプとして印刷される文字列を特定すると共に、当該タイムスタンプデータに基づいて、変形タイムスタンプデータを生成する。ここで、変形タイムスタンプデータとは、当該タイムスタンプデータと同一の表現パターンに基づいて、日時が経過した場合に生成されるタイムスタンプデータである。そして、タイムスタンプデータ及び変形タイムスタンプデータに基づいて、当該タイムスタンプデータのフォントサイズを決定する。
尚、この点については、後に図面を参照しつつ詳細に説明する。
文字サイズ決定処理(S5)により、タイムスタンプデータのフォントサイズを決定した後、CPU55は、S6に処理を移行する。
そして、S6では、CPU55は、当該印刷データの印刷に際し、エラーが発生しているか否かについての判断を行う。具体的には、CPU55は、文字サイズ決定処理(S5)におけるエラー処理(S19)が実行されているか否かに基づいて、S6の判断を行う。
エラーが発生している場合には(S6:YES)、CPU55は、そのまま、メイン制御プログラムを終了する。一方、エラーが発生していない場合には(S6:NO)、CPU55は、S7に処理を移行する。
尚、上記S6の判断処理において、タイムスタンプデータを含まない印刷データについてもエラーの有無を判断してもよい。この場合、S6の判断を行う前に、当該印刷データが印刷される印刷範囲を算出し(算出方法については、後述する)、当該印刷範囲に基づいて、エラーの有無(即ち、被印刷媒体の印刷領域内に印刷可能であるか否か)を判断するように構成することが望ましい。
そして、S7においては、CPU55は、印刷処理を実行する。印刷処理(S7)では、CPU55は、ヘッド駆動回路61、媒体搬送駆動回路71を介して、印刷ヘッド60、媒体搬送駆動部70を制御し、被印刷媒体5に印刷データに基づく印刷を施す。この印刷処理(S7)に関しては、従来から印刷装置1において行われている印刷処理と同様であるので、詳細な説明は省略する。
印刷処理(S7)を終了すると、CPU55は、S2に処理を戻す。これにより、CPU55は、印刷信号の受信(S2:YES)を条件に、新たな印刷データに係る印刷を行う。
次に、上記メイン制御プログラムのS5で実行される文字サイズ決定処理プログラムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図10は、文字サイズ決定処理プログラムのフローチャートである。
S11に移行すると、CPU55は、印刷データに含まれているタイムスタンプデータに文字数が変化する表現パターンデータが設定されているか否かについての判断を行う。具体的には、CPU55は、当該タイムスタンプデータの各項目に対して設定されている表現パターンデータについて、文字数変化データが付加されているか否かについての判断を行う。当該タイムスタンプデータの文字数が変化する表現パターンが設定されている場合(S11:YES)、CPU55は、変形データ生成処理(S12)に処理を移行する。一方、当該タイムスタンプデータの文字数が変化しない表現パターンである場合(S11:NO)、CPU55は、そのままS14に処理を移行する。
S12に移行すると、CPU55は、変形データ生成処理を実行する。この変形データ生成処理では、CPU55は、先ず、RAM57に格納されている計時結果と、当該タイムスタンプデータに設定されている表現パターンデータに基づいて、現在日時を示すタイムスタンプデータを生成する。例えば、上述した図3の場合には、現在日時を示すタイムスタンプデータとして、「2007.February.04.Sun」が生成される。
そして、この現在日時を示すタイムスタンプデータに基づいて、CPU55は、変形タイムスタンプデータを生成する。この変形タイムスタンプデータは、現在日時を基準とした所定期間内に、タイムスタンプデータに設定された表現パターンに従って生成しうるタイムスタンプデータである。
図3の具体例に基づいて説明すると、「2007.February.04.Sun」という現在日時を示すタイムスタンプデータを基準に、「2007.February.05.Mon」、「2007.February.06.Tue」…「2007.May.04.Fri」…「2007.December.04.Tue」のように、所定期間内に生成しうるタイムスタンプデータを変形タイムスタンプデータとして生成する(図11参照)。
現在日時を示すタイムスタンプデータ及び変形タイムスタンプデータをRAM57に格納した後、CPU55は、S13に処理を移行する。
尚、変形タイムスタンプデータを生成する際における所定期間は、或る限定された期間であればよく、期間の長短は問わない。つまり、現在日時から1週間後までの間に生成しうるタイムスタンプデータを変形日時データとして生成しても良いし、現在日時から数年分の期間に生成しうるタイムスタンプデータを変形タイムスタンプデータとして生成するように構成することも可能である。例えば、特に期間を設定しなかった場合、「9999年12月31日23時59分」を前記所定期間の終期としてもよい。この点、所定の期日を前記所定期間の終期とすることも可能である。更に、上記の例は、前記所定期間を設定する設定手段が存在しない印刷装置について適用することも可能である。
S13においては、CPU55は、最大データ特定処理を実行する。この最大データ特定処理(S13)は、変形データ生成処理(S12)で生成された現在日時を示すタイムスタンプデータ及び変形タイムスタンプデータの中から、印刷範囲が最大となるデータを特定する処理である。
具体的に説明すると、CPU55は、現在日時を示すタイムスタンプデータ及び変形タイムスタンプデータのそれぞれについて、同一のフォントサイズにおける印刷範囲を算出し、算出した印刷範囲に基づいて、印刷範囲が最大となるデータ(以下、最大タイムスタンプデータという)を特定する。最大タイムスタンプデータを特定した後、CPU55は、S14に処理を移行する。
ここで、印刷範囲の算出について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図12は、印刷範囲の算出に関する説明図である。
図12に示すように、印刷範囲は、現在日時を示すタイムスタンプデータ又は、変形タイムスタンプデータの一を対象として算出される。ここで、印刷範囲の算出対象とされた現在日時を示すタイムスタンプデータ又は変形タイムスタンプデータを「対象タイムスタンプデータ」という。
対象タイムスタンプデータの印刷範囲は、対象タイムスタンプデータの幅方向の長さである印刷範囲幅Twと、対象タイムスタンプデータの高さ方向の長さである印刷範囲高Thにより画定される。
そして、印刷範囲幅Twは、対象タイムスタンプデータを構成する各文字のフォント幅Cwの総和により算出される。各文字のフォント幅Cwは、印刷用CG−ROM59に格納されているフォントデータから読み出される。従って、CPU55は、対象タイムスタンプデータを構成する各文字に対応するフォント幅Cwを印刷用CG−ROM59から読み出し、これを合算することで、印刷範囲幅Twを算出する(図12参照)。
この点、対象タイムスタンプデータが複数段にわたっている場合には、各段におけるフォント幅Cwの総和の内、最大のものが印刷範囲幅Twとなる。
一方、印刷範囲高Thは、対象タイムスタンプデータを構成する各文字のフォント高Chの総和により算出される。各文字のフォント高Chは、フォント幅Cwと同様に、印刷用CG−ROM59に格納されるフォントデータから読み出される。従って、CPU55は、対象タイムスタンプデータを構成する各文字に対応するフォント高Chを印刷用CG−ROM59から読み出し、これを合算することで印刷範囲高Thを算出する(図12参照)。
上述のようにして、現在日時を示すタイムスタンプデータ及び変形タイムスタンプデータの全てについて、印刷範囲(印刷範囲幅Tw、印刷範囲高Th)を算出すると、各データに対する印刷範囲に基づいて、最大タイムスタンプデータを特定する。
尚、変形タイムスタンプデータは、各項目に設定されている表現パターンに基づいて、日時の経過に応じた文字列を配置するものである。従って、変形タイムスタンプデータの文字の配置態様(例えば、段組等)は、現在日時を示すタイムスタンプデータに係る文字の配置態様から変更されることはない。
従って、図11に示す具体例のように、現在日時を示すタイムスタンプデータと変形タイムスタンプデータの文字列の段組は統一されているので、印刷範囲幅Tw又は印刷範囲高Thの何れかにより、最大タイムスタンプデータを特定することも可能である。
S14に移行すると、CPU55は、最大タイムスタンプデータに係るフォントサイズを最大サイズに設定し、フォントサイズを最大サイズに設定した場合の印刷範囲を算出する。当該最大タイムスタンプデータに係る印刷範囲をRAM57に格納した後、CPU55は、S15に処理を移行する。
S15においては、CPU55は、現在RAM57に格納されている最大タイムスタンプデータに係る印刷範囲が、被印刷媒体5に規定されている印刷領域内に位置するか否かについての判断を行う。ここで、被印刷媒体5に規定されている印刷領域は、被印刷媒体5の種類(即ち、サイズ等)を参照することで特定することができる。
最大タイムスタンプデータの印刷範囲が印刷領域内に位置する場合には(S15:YES)、CPU55は、S16に処理を移行する。一方、最大タイムスタンプデータの印刷範囲が印刷領域内に全て位置せず、印刷領域外にも位置している場合(S15:NO)、CPU55は、S17に処理を移行する。
最大タイムスタンプデータの印刷範囲が全て印刷領域内に位置しない場合、S17において、CPU55は、最大タイムスタンプデータに現在設定されているフォントサイズが最小サイズであるか否かについての判断を行う。印刷用CG−ROM59に格納されているフォントデータにおける最小サイズが設定されている場合(S17:YES)、CPU55は、エラー処理(S19)に処理を移行する。一方、最小サイズ以外のフォントサイズのフォントデータが設定されている場合(S17:NO)、CPU55は、S18に処理を移行する。
S18に移行すると、CPU55は、最大タイムスタンプデータに現在設定されているフォントサイズを一段階小さなサイズに設定する。具体的には、CPU55は、現在設定されているフォントサイズよりも、一段階小さなフォントサイズのフォントデータを最大タイムスタンプデータに設定する。この時、CPU55は、新たに設定されたフォントサイズに基づいて、最大タイムスタンプデータに係る印刷範囲を算出し、RAM57に格納する。その後、CPU55は、S15に処理を戻す。
従って、S18からS15に処理が移行された場合、S15においては、一段階小さなフォントサイズに従って算出された印刷範囲に基づいて、最大タイムスタンプデータの印刷範囲が印刷領域内に位置するか否かについての判断がなされる。
一方、エラー処理(S19)に移行した場合、フォントサイズを最小サイズに設定した場合であっても、当該タイムスタンプデータを印刷領域内に印刷することができないため、CPU55は、エラーをユーザに報知する。具体的には、CPU55は、表示駆動回路11を介して、液晶表示部10の表示態様を制御し、ユーザにエラーの発生を報知する。これにより、ユーザは、当該タイムスタンプデータの印字が不能であることを把握することができる。
液晶表示部10にエラーを表示した後、CPU55は、文字サイズ決定処理プログラムを終了し、メイン制御プログラムのS6に処理を移行する。
尚、この場合には、エラーが発生しているので(S6:YES)、印刷処理(S7)は実行されることはない。従って、ユーザは、被印刷媒体5に当該タイムスタンプデータが印刷される前にエラーを把握することができるので、当該タイムスタンプデータの修正(例えば、「年」等の各項目の表現パターンの変更等)を行うことができる。
最大タイムスタンプデータに係る印刷範囲が全て印刷領域内に位置した場合(S15:YES)、S16において、CPU55は、最大タイムスタンプデータに現在設定されているフォントサイズを、現在日時を示すタイムスタンプデータ及び変形タイムスタンプデータに係るフォントサイズとして設定する。そして、当該タイムスタンプデータに係るフォントサイズを設定した後、CPU55は、文字サイズ決定処理プログラムを終了し、メイン制御プログラムのS6に処理を移行する。
S16で設定されたフォントサイズによれば、最大タイムスタンプデータの印刷範囲が全て印刷領域内に位置するのであるから、最大タイムスタンプデータは勿論、他のタイムスタンプデータの印刷範囲も全て印刷領域内に位置することになる。
ここで、S16で設定されたフォントサイズに従って、被印刷媒体5にタイムスタンプデータを印刷した具体例について、図13に基づいて説明する。図13は、印刷装置1によるタイムスタンプデータの印刷態様の具体例を示す説明図である。
図13(A)〜(C)は、夫々異なる日時を示すタイムスタンプデータが印刷された被印刷媒体5を示している。そして、図13(A)〜(C)に示すように、夫々、タイムスタンプデータを構成する文字数が異なっている。この点、図13(A)〜(C)に示すタイムスタンプデータは、上述したS16で設定されたフォントサイズで印刷されるので、何れのタイムスタンプデータに係る印刷結果も、フォントサイズが異なることはない。また、S16において、最大タイムスタンプデータが印刷領域内に印刷できるフォントサイズに設定されるので、図13(A)〜(C)は、勿論、被印刷媒体5の印刷領域内に印刷される。
つまり、このフォントサイズで印刷することにより、現在日時を示すタイムスタンプデータ、変形タイムスタンプデータは、何れも被印刷媒体5の印刷領域内に印刷されることになる。従って、日時が経過した場合に、或る時点でタイムスタンプデータに係る印刷が印刷領域をはみ出し、一部を印刷することができないという事態が生じることはない(図13参照)。又、S16で設定されたフォントサイズにより当該タイムスタンプデータが印刷されるので、日時の経過に伴って、タイムスタンプデータに係るフォントサイズの大きさが変動することはない。つまり、当該タイムスタンプデータは、統一されたフォントサイズによって印刷されるので、日時が経過したとしても、各タイムスタンプデータに係る印刷結果の美感を損なうことはない。
以上説明したように、第1実施形態に係る印刷装置1は、文字サイズ決定処理(S5)において、タイムスタンプデータに設定されている表現パターンに基づいて、変形タイムスタンプデータを生成し(S12)、当該タイムスタンプデータ及び変形タイムスタンプデータから最も印刷範囲の大きな最大タイムスタンプデータを特定する(S13)。
そして、印刷装置1は、最大タイムスタンプデータの印刷範囲を基準に、タイムスタンプデータ及び変形タイムスタンプデータのフォントサイズとして、被印刷媒体5の印刷領域内に印刷可能であり、且つ、最も大きなフォントサイズを設定する(S16)。
これにより、日時の経過に伴い、印刷範囲が大きく変動するタイムスタンプデータを印刷する場合において、タイムスタンプデータに係るフォントサイズは、被印刷媒体5の印刷領域内に印刷可能であり、且つ、最も大きなフォントサイズに統一される。従って、印刷装置1によれば、フォントサイズの不統一や印刷領域からのはみ出し等を防止することができ、ユーザに統一感のある美麗な印刷物を提供することができる。
又、印刷装置1では、日時の経過に基づいて、文字数が変化する表現パターンには、文字数変動データが付加されている。タイムスタンプデータに設定された表現パターンに文字数変動データが付加されている場合には、CPU55は、変形データ生成処理(S12)、最大データ特定処理(S13)を実行し、フォントサイズの自動設定(S14〜S18)を行う。つまり、文字数変動データが付加されていないタイムスタンプデータについては、単純なフォントサイズの自動設定が行われる(S14〜S18)。この結果、必要な場合にのみ、変形データ生成処理(S12)、最大データ特定処理(S13)が実行されるので、CPU55の処理負担を軽減することができる。
更に、印刷装置では、当該日時印刷データに係る最大タイムスタンプデータの印刷範囲が印刷領域からはみ出し(S15:NO)、且つ最大タイムスタンプデータのフォントサイズが最小サイズに設定されている場合には(S17:YES)、エラー処理(S19)を実行する。このエラー処理(S19)では、液晶表示部10にエラーが表示されるので、ユーザは、当該タイムスタンプデータを印刷領域に印刷すると、必ず印刷領域からはみ出した印刷結果が生じてしまうことを把握することができる。この結果、被印刷媒体5を浪費することなく、見栄えの悪い印刷となることを確認でき、ユーザによる適宜の修正を促すことができる。
(第2実施形態)
ここで、本発明に係る印刷装置を、第1実施形態と異なる実施形態として具体化した第2実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、第2実施形態において、上述した第1実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して説明する。
この第2実施形態に係る印刷装置1は、基本的に第1実施形態に係る印刷装置と同一に構成されている。又、第2実施形態に係る印刷装置のメイン制御プログラムも、第1実施形態に係るメイン制御プログラムと同一の構成である。従って、第1実施形態と同一の構成については、詳細な説明を省略する。
第2実施形態に係る印刷装置1は、第1実施形態と同様に、ROM56を備えている。そして、第2実施形態においても、ROM56には、表現パターンデータ記憶領域56Aが形成されている。
ここで、第2実施形態においては、表現パターンデータ記憶領域56Aに記憶されている「年表現パターンデータ」「月表現パターンデータ」「日表現パターンデータ」「曜日表現パターンデータ」「時刻表現パターンデータ」の記憶内容が異なっている。
具体的に説明すると、上述した第1実施形態においては、「年表現パターンデータ」等の各表現パターンデータを構成する表現パターン毎に、適宜、文字数変化データが付加されている。この点、第2実施形態においては、表現パターンデータ記憶領域56Aには、何れの表現パターンに対しても、文字数変化データは付加されていない。これにより、表現パターンデータ記憶領域56Aに要する記憶容量を小さくすることができる。
尚、第2実施形態に係る表現パターンデータ記憶領域56Aの記憶内容は、「文字数変化データが付加されていない点」を除いて、第1実施形態に係る表現パターンデータ記憶領域56Aの記憶内容と同一である。つまり、図4〜図8に基づいて、各表現パターンの詳細については、既に説明済であるので、再度の説明は省略する。
次に、第2実施形態に係る印刷装置1における制御について、図面を参照しつつ詳細に説明する。ここで、上述したように、第2実施形態に係る印刷装置1は、上述した第1実施形態のメイン制御プログラムと同一の制御プログラムにより制御される。従って、メイン制御プログラムに関する説明は省略する。
しかしながら、第2実施形態においては、メイン制御プログラムの文字サイズ決定処理(S5)で実行される文字サイズ決定処理プログラムが第1実施形態と相違する。従って、第2実施形態に係る印刷装置1において、メイン制御プログラムのS5で実行される文字サイズ決定処理プログラムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図14は、文字サイズ決定処理プログラムのフローチャートである。
図14に示すように、第2実施形態においては、文字サイズ決定処理(S5)に移行すると、CPU55は、変形データ生成処理(S21)を実行する。
上述したように、第2実施形態においては、各表現パターンに文字数変化データは付加されていない。従って、第2実施形態では、CPU55は、第1実施形態におけるS11の判断処理に相当する処理を行うことなく、変形データ生成処理(S21)を実行する。
即ち、第2実施形態においては、CPU55は、必ず変形データ生成処理(S21)を実行するので、どのような表現パターンが設定されたタイムスタンプデータであっても、必ず変形タイムスタンプデータを生成する。変形タイムスタンプデータを生成した後、CPU55は、S22に処理を移行する。
尚、変形データ生成処理(S21)における処理内容については、第1実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
S22においては、CPU55は、最大データ特定処理(S22)を実行する。最大データ特定処理(S22)は、現在日時を示すタイムスタンプデータと、変形データ生成処理(S21)で生成された変形タイムスタンプデータの中から、印刷範囲が最大となるデータを特定する処理である。
従って、第2実施形態における最大データ特定処理(S22)では、CPU55は、現在日時を示すタイムスタンプデータにおいて、どのような表現パターンが設定されていたとしても、当該タイムスタンプデータ及び変形タイムスタンプデータから、最大タイムスタンプデータを特定する。最大タイムスタンプデータを特定した後、CPU55は、S13に処理を移行する。
尚、この最大データ特定処理(S22)における最大タイムスタンプデータの特定に関する処理については、第1実施形態における最大データ特定処理(S13)と同様の処理であるので、この点についての詳細な説明は省略する。
その後、第2実施形態に係る印刷装置1において、CPU55は、S23〜S28の処理を実行する。この点、S23〜S28の処理は、第1実施形態におけるS14〜S19の処理と同一の処理である。この点、第1実施形態において、S14〜S19に関する処理について詳細に説明しているので、同一の処理であるS23〜S28に関する詳細な説明は省略する。
このように、第2実施形態に係る印刷装置1においては、現在日時を示すタイムスタンプデータがどのような設定(即ち、フォントや表現パターン)であっても、変形データ生成処理(S21)、最大データ特定処理(S22)を実行する。そして、CPU55は、最大タイムスタンプデータが印刷領域内に印刷可能なフォントサイズを、現在日時を示すタイムスタンプデータ、変形タイムスタンプデータに係るフォントサイズとして設定する。
これにより、第2実施形態に係る印刷装置によれば、日時の経過に伴い、印刷範囲が大きく変動するタイムスタンプデータを印刷する場合において、タイムスタンプデータに係るフォントサイズは、被印刷媒体5の印刷領域内に印刷可能であり、且つ、最も大きなフォントサイズに統一される。従って、印刷装置1によれば、フォントサイズの不統一や印刷領域からのはみ出し等を防止することができ、ユーザに統一感のある美麗な印刷物を提供することができる。
又、第2実施形態に係る印刷装置1によれば、タイムスタンプデータの設定(フォント種類、表現パターン)にかかわらず、変形データ生成処理(S21)、最大データ特定処理(S22)を実行する。当該タイムスタンプデータに設定されているフォントが「固定幅フォント」である場合、「プロポーショナルフォント」である場合の何れにも対応することができる。
更に、第2実施形態に係る印刷装置1においても、最大タイムスタンプデータの印刷範囲が印刷領域からはみ出し(S24:NO)、且つ最大タイムスタンプデータのフォントサイズが最小サイズに設定されている場合には(S26:YES)、エラー処理(S28)を実行する。このエラー処理(S28)では、液晶表示部10にエラーが表示されるので、ユーザは、当該タイムスタンプデータを印刷領域に印刷すると、必ず印刷領域からはみ出した印刷結果が生じてしまうことを把握することができる。この結果、被印刷媒体5を浪費することなく、見栄えの悪い印刷となることを確認でき、ユーザによる適宜の修正を促すことができる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態に係る印刷装置1で使用可能なタイムスタンプデータとして、「秒」を有するパターンデータでもよい。又、タイムスタンプデータは「年」を有しないパターンデータであってもよい。
又、最大タイムスタンプデータを特定する際に、「年」「月」「日」「曜日」「字」「分」の項目毎に変形データを作成し、各項目の「最大となる変形データ」を特定する。そして、各項目における「最大となる変形データ」の印刷範囲を足し合わせることで最大タイムスタンプデータを特定するように構成することも可能である。
本発明に係る印刷装置の構成を示す説明図である。 本発明に係る印刷装置のROMに関する説明図である。 第1実施形態に係るタイムスタンプデータの概略構成を示す説明図である。 第1実施形態に係る年表現パターンデータの説明図である。 第1実施形態に係る月表現パターンデータの説明図である。 第1実施形態に係る日表現パターンデータの説明図である。 第1実施形態に係る曜日表現パターンデータの説明図である。 第1実施形態に係る時刻表現パターンデータの説明図である。 本発明に係る印刷装置におけるメイン制御プログラムのフローチャートである。 第1実施形態に係る印刷装置における文字サイズ決定処理プログラムのフローチャートである。 変形データ生成処理で生成される変形タイムスタンプデータの説明図である。 タイムスタンプデータに係る印刷範囲の算出に関する説明図である。 本発明に係る印刷装置によるタイムスタンプデータの印刷例を示す説明図である。 第2実施形態に係る印刷装置における文字サイズ決定処理プログラムのフローチャートである。
符号の説明
1 印刷装置
10 液晶表示部
20 計時タイマ
30 キー入力部
50 印刷制御部
55 CPU
56 ROM
56A 表現パターンデータ記憶領域
57 RAM
60 印刷ヘッド
70 媒体搬送駆動部

Claims (3)

  1. 日時の経過を計測する計時手段と、
    前記計時手段の計時結果に基づいて、日時印刷データを生成する日時印刷データ生成手段と、
    前記日時印刷データにより生成された日時印刷データを、被印刷媒体に対して規定された所定の印刷領域に印刷する印刷手段と、
    所定の表現態様で日時を示し、日時の経過に伴い変更される日時表現パターンを複数記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された複数の日時表現パターンの内、一の日時表現パターンを、前記日時印刷データに対して設定する表現パターン設定手段と、
    前記日時印刷データを構成する文字のサイズを、前記印刷領域内に当該日時印刷データを配置可能となる文字サイズに設定するサイズ自動設定手段と、を備え、
    前記サイズ自動設定手段は、
    前記表現パターン設定手段で設定された日時表現パターンに基づいて、所定期間内の日時の経過に対応する複数の変形日時印刷データを生成する変形日時印刷データ生成手段と、
    前記日時印刷データ及び複数の変形日時印刷データを構成する各文字のサイズデータに基づいて、夫々の印刷範囲を算出し、前記印刷範囲が最大となる最大日時印刷データを、前記日時印刷データ又は変形日時印刷データから特定する最大印刷範囲特定手段と、
    前記最大日時印刷データの印刷範囲が前記印刷領域内に配置可能となるまで、当該最大日時印刷データの文字サイズを縮小し、当該文字サイズを示すサイズデータを、前記日時印刷データ及び変形日時印刷データを構成する文字のサイズデータとして夫々設定するサイズ設定手段と、を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記表現パターン設定手段により設定された日時表現パターンに基づいて、当該日時印刷データに対する前記サイズ自動設定手段による文字サイズの設定の可否を決定する制御手段と、を備えることを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1又は2に記載の印刷装置において、
    前記サイズ自動設定手段により、日時印刷データ及び変形日時印刷データの文字サイズが最小サイズに設定された場合に、当該日時印刷データ及び変形日時印刷データに係る最大日時印刷データの印刷範囲の一部が前記印刷領域外に配置されるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、最大日時印刷データに係る印刷範囲が前記印刷領域外に配置されると判定された場合に、前記日時印刷データ及び変形日時印刷データに係る印刷に関するエラーを報知するエラー報知手段と、を備えることを特徴とする印刷装置。
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