JP4262647B2 - 情報処理装置、制御方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、制御方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、制御方法、プログラム、及び記録媒体に関する。特に、本発明は、発熱を制御する情報処理装置、制御方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
近年、情報処理装置に用いられるデバイスが高性能化かつ小型化されるのに伴い、デバイスの発熱対策が重要となってきている。特に、最近の情報処理装置においては、CPUのみが大きく発熱するとは限らず、グラフィックスコントローラ、制御チップ、メモリ等の発熱量も大きくなってきている。このため、情報処理装置全体としての発熱対策が益々重要となっている。
発熱対策の一例として、全てのデバイスが許容最大電力で動作した場合を想定し、そのような場合でも正常動作するように情報処理装置に排熱機構を設けることが考えられる。しかしながら、全てのデバイスが許容最大電力で動作することは稀なので、排熱機構が大規模になり費用が高くかつ装置が大型化する一方、利用者に対するメリットが少ない。
一方、適度な排熱が可能な排熱機構を設けると共に、CPU等の一部のデバイスに温度測定機能を設けることが従来行われている。この場合、測定した温度がある基準温度を超えた場合に、CPUの電圧を低下させる。これにより、予め発熱することが分かっているデバイスを過熱から保護できる。このように、情報処理装置の一部のデバイスに対する電源の供給を制御する技術は、従来から様々な用途で用いられている。
例えば、ある部分の温度が基準温度以上となった場合に、その温度が基準温度未満となるまで、予め定められた順序でデバイスを順次省電力モードに切り替える技術が提案されている(特許文献1参照。)。また、発生したイベントの種類と、デバイスのパラメータとに基づき、そのデバイスの動作モードを何れの省電力モードに切り替えるかを判断する技術が提案されている(特許文献2参照。)。例えば、この技術は、デバイスの処理量及びバッテリ残量等に基づいて、そのデバイスの動作モードを何れの省電力モードに切り替えるかを判断する(特許文献2の図10参照。)。
また、このような技術は、過熱防止のみならず省電力にも有効であり、例えば、情報処理装置がバッテリ動作しているかAC電源により動作しているかによって、動作させるCPUの数を制御する技術が用いられている(特許文献3参照。)。
特開平5−127785号公報 特開平8−87359号公報 特開平9−138716号公報
特許文献1では、省電力モードに切り替えるデバイスの順序は予め定まっている。また、特許文献2によると、発生したイベントの種類及びデバイスのパラメータにより、移行先の省電力モードは一意に定まる。しかしながら、動作モードを切り替えるべき適切なデバイス、又は、適切な切替先の動作モードは、情報処理装置が行っている処理によって異なる。このため、これらの技術によっては、必要以上に処理速度を低下させてしまったり、充分に温度が低下しない恐れがある。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる情報処理装置、制御方法、プログラム、及び記録媒体を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、各々が、消費電力及び処理速度がより高い動作モードである高電力モードと、高電力モードと比較して消費電力及び処理速度がより低い動作モードである低電力モードとを有する複数のデバイスと、予め定められた測定部分の温度を測定する測定部と、測定した温度が、予め定められた基準温度以上の場合に、動作モードを高電力モードから低電力モードに変更して測定部分の温度を低下させた場合における、処理性能の低下を最も少なくできるデバイスを選択するデバイス選択部と、選択したデバイスの動作モードを、高電力モードから低電力モードに変更する動作モード設定部とを備える情報処理装置、当該情報処理装置を制御する制御方法、当該情報処理装置を制御するプログラム、及び当該プログラムを記録した記録媒体を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明によれば、発熱量を低減させる制御に伴う処理性能の低下を少なくできる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、情報処理装置10の構成を示す。情報処理装置10は、ホストコントローラ1082により相互に接続される中央処理装置(CPU)1000、RAM1020、及びビデオコントローラ1075を有する中央処理装置周辺部を備える。また、情報処理装置10は、入出力コントローラ1084によりホストコントローラ1082に接続される通信インターフェイス1030、ハードディスクドライブ1040、及びCD−ROMドライブ1060を有する入出力部を備える。また、情報処理装置10は、入出力コントローラ1084に接続されるBIOS1010及び入出力チップ1070を有するレガシー入出力部を備える。
中央処理装置1000及びビデオコントローラ1075の各々は、本発明に係るデバイスの一例であり、消費電力及び処理速度がより高い動作モードである高電力モードと、高電力モードと比較して消費電力及び処理速度がより低い動作モードである低電力モードとを有する。より具体的には、高電力モードとは、動作周波数又は駆動電圧がより高い動作モードであり、低電力モードとは、高電力モードと比較して動作周波数又は駆動電圧がより低い動作モードである。
また、中央処理装置1000及びビデオコントローラ1075は、共通の熱伝導媒体である熱伝導媒体1015により排熱される。一例として、熱伝導媒体1015は、ヒートシンク又はヒートパイプと呼ばれる熱伝導性の高い金属構造物である。また、中央処理装置1000及びビデオコントローラ1075は、近接した配置にあるなど熱的相関の強い状態にあり、共通の熱伝導媒体である気体又は液体(例えば空気又は水)により排熱されてもよい。更に、情報処理装置10は、各デバイスを熱伝導媒体1015を冷却することにより間接的に冷却する、又は、各デバイスを直接冷却する冷却ファン1025を備えてもよい。
ホストコントローラ1082は、RAM1020と、高い転送レートでRAM1020をアクセスする中央処理装置1000及びビデオコントローラ1075とを接続する。中央処理装置1000は、BIOS1010及びRAM1020に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ビデオコントローラ1075は、中央処理装置1000等がRAM1020内に設けたフレームバッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置1080上に表示させる。これに代えて、ビデオコントローラ1075は、中央処理装置1000等が生成する画像データを格納するフレームバッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ1084は、ホストコントローラ1082と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス1030、ハードディスクドライブ1040、及びCD−ROMドライブ1060を接続する。通信インターフェイス1030は、ネットワークを介して外部の装置と通信する。
ハードディスクドライブ1040は、本発明に係る性能指標値格納部及びデバイス情報格納部の一例であり、性能・温度情報1045−1〜4を格納する。ここで、性能・温度情報は、複数のデバイスに設定する動作モードの複数の組の各々に対応付けて、動作モードの当該組が設定された場合における処理性能の指標値、及び、各デバイスの温度及び消費電力量を示す情報である。そして、性能・温度情報1045−1〜4は、互いに種類が異なる複数の処理の各々についての、その種類の処理を実行する場合における性能・温度情報である。CD−ROMドライブ1060は、CD−ROM1095からプログラム又はデータを読み取り、RAM1020を介して中央処理装置1000等に提供する。
また、入出力コントローラ1084には、BIOS1010と、入出力チップ1070等の比較的低速な入出力装置とが接続される。BIOS1010は、情報処理装置10の起動時に中央処理装置1000が実行するブートプログラムや、情報処理装置10のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスクドライブ1050は、入出力チップ1070に接続される。フレキシブルディスクドライブ1050は、フレキシブルディスク1090からプログラム又はデータを読み取り、RAM1020を介して中央処理装置1000等に提供する。入出力チップ1070は、フレキシブルディスク1090や、例えばパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
情報処理装置10に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク1090、CD−ROM1095、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、入出力チップ1070及び/又は入出力コントローラ1084を介して、記録媒体から読み出され情報処理装置10にインストールされて実行される。プログラムが情報処理装置10に働きかけて行わせる動作は、図2から図9において説明する情報処理装置10における動作と同一であるから、説明を省略する。
以上に示したプログラムは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク1090、CD−ROM1095の他に、DVDやPD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムを情報処理装置10に提供してもよい。
図2は、情報処理装置10内の熱伝導の一例を示す。本図を用いて、中央処理装置1000、ビデオコントローラ1075、冷却ファン1025、及び外気間の熱伝導を説明する。中央処理装置1000の温度をTとし、消費電力をPとする。ビデオコントローラ1075の温度をTとし、消費電力をPとする。中央処理装置1000から冷却ファン1025への熱抵抗をθとし、ビデオコントローラ1075から冷却ファン1025への熱抵抗をθとする。また、冷却ファン1025の温度をThとする。冷却ファン1025から外気への熱抵抗をθとする。そして、情報処理装置10の外気温度をTとする。
中央処理装置1000の温度と冷却ファン1025の温度との関係は、中央処理装置1000の発熱量と、中央処理装置1000及び冷却ファン1025間の熱抵抗とを用いて、以下の式(1)により定められる。
=Pθ+Th…式(1)
また、ビデオコントローラ1075の温度と冷却ファン1025の温度との関係は、ビデオコントローラ1075の発熱量と、ビデオコントローラ1075及び冷却ファン1025間の熱抵抗とを用いて、以下の式(2)により定められる。
=Pθ+Th…式(2)
そして、冷却ファン1025の温度と、外気温との関係は、冷却ファン1025と外気との間の熱抵抗と、中央処理装置1000及びビデオコントローラ1075の発熱量とを用いて、以下の式(3)により定められる。
Th=(P+P)θ+T…式(3)
式(1)から式(3)により、以下の式(4)及び式(5)が導かれる。
=P(θ+θ)+Pθ+T…式(4)
=Pθ+P(θ+θ)+T…式(5)
ここで、式(4)の右辺第1項は、中央処理装置1000自体の発熱を示す。一方、式(4)の右辺第2項は、ビデオコントローラ1075の発熱に伴うあおり熱を示す。同様に、式(5)の右辺第2項は、ビデオコントローラ1075自体の発熱を示す。一方、式(5)の右辺第1項は、中央処理装置1000の発熱に伴うあおり熱を示す。
このように、複数のデバイスが共通の熱伝導媒体により排熱される場合には、各デバイスは他のデバイスからのあおり熱を受ける場合がある。このため、ある1つのデバイスのみが基準温度を超えた場合であっても、他のデバイスを含めた発熱対策が必要となる。
図3は、性能・温度情報1045−1及び性能・温度情報1045−2の一例を示す。性能・温度情報1045−1は、複数のデバイスに設定する動作モードの組の各々に対応する、情報処理装置10が3Dグラフィックス処理を実行する性能指標の指標値を示す。更に、性能・温度情報1045−1は、複数のデバイスに設定する動作モードの各々に対応する、情報処理装置10が3Dグラフィックス処理を実行する場合における各デバイスの温度及び消費電力量を示す。
具体的には、性能・温度情報1045−1は、中央処理装置1000が高電力モード、中電力モード、及び低電力モードの何れかで動作し、かつ、ビデオコントローラ1075が高電力モード、及び、低電力モードの何れかで動作した場合における、指標値並びに温度及び消費電力を示す。ここで、中央処理装置1000の複数の動作モードは、例えば動作周波数及び駆動電圧が互いに異なる。一例として高電力モードにおける動作周波数は1.7GHzであり、中電力モードにおける動作周波数は1.2GHzであり、低電力モードにおける動作周波数は600MHzである。
また、ビデオコントローラ1075の複数の動作モードは、例えば動作周波数及び駆動電圧が互いに異なる。一例として、高電力モードにおけるECK(Engine Clock)は320MHzであり1.2V駆動であるのに対して、低電力モードにおけるECKは110MHzであり1.0V駆動である。また、高電力モードにおけるMCK(Memory Clock)は200MHzであるのに対して、低電力モードにおけるMCKは110MHzである。
ここで、処理性能の指標値とは、例えば、対応する種類の処理を実行する所定のベンチマークテストを実行した場合におけるスコアである。また、格納している温度は、例えば、そのベンチマークテストを実行した場合に実測された各デバイスの温度である。また、格納している消費電力量は、例えば、そのベンチマークテストを実行した場合に実測された各デバイスの消費電力量である。
より詳細には、中央処理装置1000が高電力モードで動作しかつビデオコントローラ1075が高電力モードで動作する場合において、指標値は9300であり、中央処理装置1000及びビデオコントローラ1075の温度はそれぞれ82℃及び99℃である。また、中央処理装置1000が中電力モードで動作しかつビデオコントローラ1075が高電力モードで動作する場合において、指標値は8905であり、中央処理装置1000及びビデオコントローラ1075の温度はそれぞれ63℃及び86℃である。
また、中央処理装置1000が低電力モードで動作しかつビデオコントローラ1075が高電力モードで動作する場合において、指標値は7030であり、中央処理装置1000及びビデオコントローラ1075の温度はそれぞれ50℃及び76℃である。中央処理装置1000が高電力モードで動作しかつビデオコントローラ1075が低電力モードで動作する場合において、指標値は3839であり、中央処理装置1000及びビデオコントローラ1075の温度はそれぞれ78℃である。
また、中央処理装置1000が中電力モードで動作しかつビデオコントローラ1075が低電力モードで動作する場合において、指標値は3839であり、中央処理装置1000及びビデオコントローラ1075の温度はそれぞれ54℃及び60℃である。また、中央処理装置1000が低電力モードで動作しかつビデオコントローラ1075が低電力モードで動作する場合において、指標値は3774であり、中央処理装置1000及びビデオコントローラ1075の温度はそれぞれ45℃及び55℃である。
本図の例に代えて、性能・温度情報1045−1は、各々の動作モードの組に対応付けて、各デバイスの温度のデータのみを含み、消費電力量のデータを含まなくともよい。また、性能・温度情報1045−1は、各デバイスの消費電力量のデータのみを含み、温度のデータを含まなくともよい。この場合、中央処理装置1000内の機能ブロックとして後述する動作モード選択部420は、消費電力量のデータに基づいて温度のデータの予想値を算出し、算出した温度のデータの予測値に基づいて処理を行ってもよい。
性能・温度情報1045−2は、複数のデバイスに設定する動作モードの組の各々に対応する、情報処理装置10が3Dグラフィックス処理とは異なる種類の処理Bを実行する性能指標の指標値を示す。更に、性能・温度情報1045−2は、複数のデバイスに設定する動作モードの組の各々に対応する、情報処理装置10が処理Bを実行する場合における各デバイスの温度及び消費電力を示す。各々のパラメータについての概要は、性能・温度情報1045−1と略同一であるので説明を省略する。
図4は、性能・温度情報1045−3及び性能・温度情報1045−4の一例を示す。性能・温度情報1045−3は、複数のデバイスに設定する動作モードの組の各々に対応する、情報処理装置10が3Dグラフィックス処理及び処理Bとは異なる種類の処理Cを実行する性能指標の指標値を示す。更に、性能・温度情報1045−3は、複数のデバイスに設定する動作モードの組の各々に対応する、情報処理装置10が処理Cを実行する場合における各デバイスの温度及び消費電力を示す。各々のパラメータについての概要は、性能・温度情報1045−1と略同一であるので説明を省略する。
性能・温度情報1045−4は、複数のデバイスに設定する動作モードの組の各々に対応する、情報処理装置10が3Dグラフィックス処理、処理B、及び処理Cとは異なる種類の処理Dを実行する性能指標の指標値を示す。更に、性能・温度情報1045−4は、複数のデバイスに設定する動作モードの組の各々に対応する、情報処理装置10が処理Dを実行する場合における各デバイスの温度及び消費電力を示す。各々のパラメータについての概要は、性能・温度情報1045−1と略同一であるので説明を省略する。
図5は、中央処理装置1000の機能ブロック図の一例を示す。中央処理装置1000は、プログラムにより、温度・消費電力測定部400と、処理種類判断部410と、動作モード選択部420と、デバイス選択部430と、動作モード設定部440と、デバイス情報更新部450として機能する。温度・消費電力測定部400は、本発明に係る測定部の一例であり、情報処理装置10内の予め定められた測定部分の温度を測定する。一例として、温度・消費電力測定部400は、予め定められた測定対象デバイスであるビデオコントローラ1075の温度をビデオコントローラ1075内に設けられた温度センサーにより測定し、ホストコントローラ1082を経由して測定結果を取得してもよい。更に、温度・消費電力測定部400は、情報処理装置10内に設けられた複数のデバイスの各々の温度又は消費電力量を測定する。これに代えて、温度・消費電力測定部400は、各デバイスの消費電力量のみを測定し、測定した消費電力に基づいて各デバイスの温度の予測値を算出してもよい。
処理種類判断部410は、測定された複数のデバイスの温度の分布又は消費電力量の分布と、ハードディスクドライブ1040に格納された各デバイスの温度又は消費電力量の分布とに基づいて、情報処理装置10が実行している処理の種類を判断する。動作モード選択部420は、動作モード選択部420は、処理種類判断部410により判断された処理の種類について、その種類の処理を実行する処理性能がより高い動作モードの組から順に、測定部分の温度が基準温度未満となるまで、動作モードの組を順次選択する。
デバイス選択部430は、動作モード選択部420により選択された動作モードの組と、各デバイスに現在設定されている動作モードを示す現在設定435とに基づいて、動作モードを高電力モードから低電力モードに変更するデバイスを選択する。動作モード設定部440は、選択したデバイスの動作モードを、高電力モードから低電力モードに変更する。デバイス情報更新部450は、動作モード設定部440により動作モードの組が設定された場合に測定される消費電力量により、ハードディスクドライブ1040がその動作モードの組に対応付けて格納する消費電力量を更新する。また、デバイス情報更新部450は、動作モード設定部440により動作モードの組が設定された場合に測定される温度により、ハードディスクドライブ1040がその動作モードの組に対応付けて格納する温度を更新してもよい。
図6は、デバイスの動作モードを高電力モードから低電力モードに変更する処理の一例を示す。温度・消費電力測定部400は、情報処理装置10内の予め定められた測定部分の温度を測定する(S500)。例えば、温度・消費電力測定部400は、情報処理装置10内に設けられた複数のデバイスの各々の温度を測定する。そして、何れかの測定部分の温度がその測定部分に対応して予め定められた基準温度以上の場合に(S510:YES)、情報処理装置10は、S540以降に処理を移して動作モードを変更する。
より詳細な例としては、情報処理装置10は、冷却ファン1025の回転により発生する騒音の基準レベルを利用者に指定させてもよい。そしてこの場合、情報処理装置10は、騒音をその基準レベル未満とする回転数ではその測定部分を冷却ファン1025により基準温度未満に冷却できない場合に、S540以降に処理を移してもよい。これに代えて、温度・消費電力測定部400は、情報処理装置10の筐体の温度を測定し、情報処理装置10は、測定した筐体の温度が、筐体の基準温度以上の場合に、S540以降に処理を移してもよい。
一方、何れの測定部分の温度もその測定部分に対応して予め定められた基準温度未満の場合に(S510:NO)、処理種類判断部410は、情報処理装置10により実行されている処理の種類が変化したか否かを判断する(S530)。例えば、処理種類判断部410は、複数のデバイスの消費電力量の分布が、予め定められた基準量以上変化した場合に、処理の種類が変化したと判断してもよい。具体的には、処理種類判断部410は、前回測定した各デバイスの消費電力量と、今回測定した各デバイスの消費電力量との差の絶対値に基づいて、処理の種類が変化したか否かを判断してもよい。また、処理種類判断部410は、複数のデバイスの温度の分布が、予め定められた基準量以上変化した場合に、処理の種類が変化したと判断してもよい。
他の例として、処理種類判断部410は、実行する処理の種類を変更する旨を利用者から指示された場合に、処理の種類が変化すると判断してもよい。また、処理種類判断部410は、あるアプリケーションプログラムのCPU使用率が予め定められた基準使用率を超えた場合に、情報処理装置10により実行される処理の種類が、そのアプリケーションプログラムにより実行される処理の種類に変化したと判断してもよい。
情報処理装置10により実行されている処理の種類が変化した場合に(S530:YES)、処理種類判断部410は、情報処理装置10が実行している処理の種類を判断する(S540)。例えば、処理種類判断部410は、測定したデバイスの消費電力量の分布と最も消費電力量の分布が近い種類の処理を、性能・温度情報1045−1〜4に基づいて選択し、選択したその処理の種類を、情報処理装置10により実行されている処理の種類と判断してもよい。
これに代えて、処理種類判断部410は、利用者から指定を受けた種類の処理を実行していると判断してもよい。また、アプリケーションプログラム毎にそのアプリケーションプログラムにより実行される処理の種類を予め対応付けて記録しておき、処理種類判断部410は、あるアプリケーションプログラムのCPU使用率が予め定められた基準使用率を超えた場合に、そのアプリケーションプログラムに対応する種類の処理が実行されると判断してもよい。
次に、動作モード選択部420、デバイス選択部430、及び動作モード設定部440は、動作モードを設定する(S550)。そして、デバイス情報更新部450は、動作モード設定部440により動作モードの組が設定された場合に測定される温度又は消費電力量により、ハードディスクドライブ1040がその動作モードの組に対応付けて格納する温度又は消費電力量を更新する(S560)。これに代えて又はこれに加えて、デバイス情報更新部450は、情報処理装置10が所定の基準量以下の計算を処理する場合における外気温を測定し、その外気温に基づいて、性能・温度情報1045が格納する温度のデータを更新してもよい。この場合、好ましくは、デバイス情報更新部450は、情報処理装置10がサスペンド状態に移行しレジュームする毎に、性能・温度情報1045が格納する温度又は消費電力量のデータを更新する。これにより、情報処理装置10が設置される外部環境が変化した可能性が高い場合にのみ、温度又は消費電力量のデータを更新できる。
図7は、図6のS550における処理の詳細を示す。動作モード選択部420は、処理種類判断部410により判断された処理の種類について、その種類の処理を実行する処理性能がより高い動作モードの組から順に、デバイスに設定すべき動作モードの組を順次選択する(S600)。デバイス選択部430は、選択された動作モードの組と、現在の設定等とに基づいて、動作モードを高電力モードから低電力モードに変更するデバイスを選択する(S610)。
そして、動作モード設定部440は、選択したデバイスの動作モードを、高電力モードから低電力モードに変更する(S620)。変更後、好ましくは所定の期間が経過した後に、温度・消費電力測定部400は、S510において基準温度以上であると判断されたデバイスの温度を、再度測定する(S630)。そのデバイスの温度が基準温度未満とならない場合に(S640:YES)、動作モード選択部420は、S600に処理を戻して動作モードの組を再選択する。
このように、動作モード選択部420は、処理性能がより高い動作モードの組から順に、測定部分の温度が基準温度未満となるまで、デバイスに設定すべき動作モードの組を順次選択する。この結果、デバイス選択部430は、動作モードを高電力モードから低電力モードに変更して測定部分の温度を低下させた場合における、処理速度の低下を最も少なくできるデバイスを選択して、そのデバイスの動作モードを変更させることができる。そして、動作モード設定部440が動作モードを高電力モードから低電力モードに変更したにも関わらず、測定部分の温度が基準温度未満とならない場合には、デバイス選択部430は、処理性能の低下を次に少なくできる他のデバイスを順次選択し、動作モードを変更させることができる。
図8は、デバイスの動作モードを低電力モードから高電力モードに変更する処理の一例を示す。情報処理装置10は、図7の処理により動作モードを高電力モードから低電力モードに変更した場合において、例えば定期的に以下の処理を行ってもよい。温度・消費電力測定部400は、情報処理装置10内に設けられた複数のデバイスの各々の温度を測定する(S800)。
何れのデバイスの温度も、そのデバイスに対応して予め定められた基準温度未満の場合に(S810:YES)、動作モード選択部420は、動作モード設定部440により設定された動作モードの組と比較してより高い処理性能を示す指標値に対応する動作モードの組を選択し、動作モード設定部440は、その動作モードの組を設定する(S820)。一例として、動作モード設定部440は、各デバイスの動作モードを、図7の処理により動作モードを変更する以前に設定されていた動作モードに戻してもよい。この結果、デバイス選択部430は、動作モードを低電力モードから高電力モードに変更するデバイスを適切に選択できる。
図9は、複数のデバイスの動作モードを変更することによる温度変化を示す。本図の横軸は、中央処理装置1000の消費電力を示し、縦軸は、ビデオコントローラ1075の消費電力を示す。図中の一方の直線は、中央処理装置1000の温度を基準温度未満とする場合に、中央処理装置1000及びビデオコントローラ1075の消費電力量が満たすべき値の範囲を規定する。具体的には、上述の式(4)におけるTを所定の基準値未満とするP及びPの範囲を規定する。
他方の直線は、ビデオコントローラ1075の温度を基準温度未満とする場合に、中央処理装置1000及びビデオコントローラ1075の消費電力量が満たすべき値の範囲を規定する。具体的には、上述の式(5)におけるTを所定の基準値未満とするP及びPの範囲を規定する。即ち、斜線の領域は、中央処理装置1000及びビデオコントローラ1075の各々を基準温度未満とするために、中央処理装置1000及びビデオコントローラ1075の消費電力量が満たすべき値の範囲を示す。
また、図中の3角形に付した番号1〜6は、図3の表中の(1)から(6)に対応する。即ち、所定の3Dグラフィックス処理を実行する場合において、中央処理装置1000及びビデオコントローラ1075の各々を高電力モードに設定すると、中央処理装置1000及びビデオコントローラ1075の消費電力は、図中の3角形1に示す値となる。そして、中央処理装置1000の動作モードを、中電力モード及び低電力モードに順次変更すると、中央処理装置1000及びビデオコントローラ1075の消費電力は、図中の3角形2及び3角形3に示す値に順次変更される。
更に、ビデオコントローラ1075の動作モードを低電力モードに変更すると、中央処理装置1000及びビデオコントローラ1075の消費電力は、図中の3角形4に示す値となる。そして、中央処理装置1000の動作モードを、中電力モード及び低電力モードに順次変更すると、中央処理装置1000及びビデオコントローラ1075の消費電力は、図中の3角形5及び3角形6に示す値に順次変更される。
ここで、中央処理装置1000及びビデオコントローラ1075の各々を高電力モードで動作させると、中央処理装置1000及びビデオコントローラ1075の何れもが基準温度を超える(3角形1)。そして、中央処理装置1000を中電力モードに変更すると(3角形2)、中央処理装置1000が基準温度未満となる。この場合において、ビデオコントローラ1075を基準温度未満にするためには、ビデオコントローラ1075を低電力モードに変更するか(3角形5)、又は、中央処理装置1000を低電力モードに変更すること(3角形3)が考えられる。
このような場合には、デバイス選択部430は、温度測定対象であるビデオコントローラ1075が基準温度以上の場合であっても、ビデオコントローラ1075の動作モードを変更する場合と比較して中央処理装置1000の動作モードを変更した場合の方がグラフィックス処理の性能の低下を少なくできることを条件として、動作モードの変更対象として中央処理装置1000を選択する。これにより、実行中の処理の種類に応じて、発熱を低減する場合の性能低下を最小限に留めることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
図1は、情報処理装置10の構成を示す。 図2は、情報処理装置10内の熱伝導の一例を示す。 図3は、性能・温度情報1045−1及び性能・温度情報1045−2の一例を示す。 図4は、性能・温度情報1045−3及び性能・温度情報1045−4の一例を示す。 図5は、中央処理装置1000の機能ブロック図の一例を示す。 図6は、デバイスの動作モードを高電力モードから低電力モードに変更する処理の一例を示す。 図7は、図6のS550における処理の詳細を示す。 図8は、デバイスの動作モードを低電力モードから高電力モードに変更する処理の一例を示す。 図9は、複数のデバイスの動作モードを変更することによる温度変化を示す。
符号の説明
10 情報処理装置
400 温度・消費電力測定部
410 処理種類判断部
420 動作モード選択部
430 デバイス選択部
435 現在設定
440 動作モード設定部
450 デバイス情報更新部
1000 中央処理装置
1015 熱伝導媒体
1025 冷却ファン
1045 性能・温度情報
1075 ビデオコントローラ

Claims (16)

  1. 発熱量の制御が可能な情報処理装置であって、
    各々が、消費電力及び処理速度がより高い動作モードである高電力モードと、前記高電力モードと比較して消費電力及び処理速度がより低い動作モードである低電力モードとを有する複数のデバイスと、
    前記複数のデバイスに設定する動作モードの複数の組の各々に対応付けて、動作モードの当該組が設定された場合における前記情報処理装置の処理性能の指標値を格納する性能指標値格納部と、
    予め定められた測定部分の温度を測定する測定部と、
    前記測定部分の温度が予め定められた基準温度以上の場合に、前記指標値がより高い処理性能を示す動作モードの組から順に、前記測定部分の温度が予め定められた基準温度未満となるまで、当該動作モードの組を順次選択する動作モード選択部と、
    前記選択された動作モードの組に基づいて、動作モードを前記高電力モードから前記低電力モードに変更するデバイスを選択するデバイス選択部と、
    選択した前記デバイスの動作モードを、前記高電力モードから前記低電力モードに変更する動作モード設定部と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記複数のデバイスは、共通の熱伝導媒体により排熱される請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記複数のデバイスが、中央処理装置と画像を制御するビデオコントローラで構成されている請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記指標値が、対応する種類の処理を実行する所定のベンチマークテストを実行した場合におけるスコアである請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記動作モード選択部は、前記測定部分の温度が前記基準温度未満となった場合に、前記動作モード設定部により設定された動作モードの組と比較してより高い処理性能を示す指標値に対応する動作モードの組を選択し、前記デバイス選択部は、前記動作モード選択部により選択された動作モードの組に基づいて、動作モードを前記低電力モードから前記高電力モードに変更するデバイスを選択する請求項記載の情報処理装置。
  6. 前記性能指標値格納部は、互いに種類が異なる複数の処理の各々について、当該種類の処理を実行する前記処理性能の指標値を、前記複数のデバイスに設定する動作モードの複数の組の各々に対応付けて格納し、前記動作モード選択部は、指定された何れかの種類の処理について、当該種類の処理を実行する処理性能が最も高い動作モードの組から順に、前記測定部分の温度が前記基準温度未満となるまで、当該動作モードの組を順次選択する請求項記載の情報処理装置。
  7. アプリケーションプログラムにより実行される処理の種類を判断する処理種類判断部を更に備え、
    前記動作モード選択部は、前記処理種類判断部により判断された処理の種類について、当該種類の処理を実行する処理性能がより高い動作モードの組から順に、前記測定部分の温度が前記基準温度未満となるまで、当該動作モードの組を順次選択する請求項6記載の情報処理装置。
  8. 前記測定部は、前記複数のデバイスの各々の温度又は消費電力量を更に測定し、
    前記複数のデバイスの温度の分布又は前記複数のデバイスの消費電力量の分布に基づいて、実行している処理の種類を判断する処理種類判断部を更に備え、
    前記動作モード選択部は、前記処理種類判断部により判断された処理の種類について、当該種類の処理を実行する処理性能がより高い動作モードの組から順に、前記測定部分の温度が前記基準温度未満となるまで、当該動作モードの組を順次選択する請求項6記載の情報処理装置。
  9. 前記複数のデバイスに設定する動作モードの複数の組の各々に対応付けて、動作モードの当該組が設定された場合における前記複数のデバイスの各々の温度又は消費電力量を格納するデバイス情報格納部と、
    前記動作モード設定部により動作モードの組が設定された場合に測定される温度又は消費電力量により、前記デバイス情報格納部が当該動作モードの組に対応付けて格納する温度又は消費電力量を更新するデバイス情報更新部とを更に備え、
    前記処理種類判断部は、測定された前記複数のデバイスの温度又は消費電力量と、前記デバイス情報格納部に格納された各デバイスの温度又は消費電力量とに基づいて、実行している処理の種類を判断する
    請求項8記載の情報処理装置。
  10. 前記複数のデバイスの温度の分布又は前記複数のデバイスの消費電力量の分布が、予め定められた基準量以上変化した場合において、前記処理種類判断部は、実行している処理の種類を判断し、
    前記動作モード選択部は、前記処理種類判断部により判断された処理の種類について、当該種類の処理を実行する場合の指標値がより高い処理性能を示す動作モードの組から順に、前記測定部分の温度が前記基準温度未満となるまで、当該動作モードの組を順次選択する請求項8記載の情報処理装置。
  11. 前記予め定められた測定部分の温度が、前記複数のデバイスを内部に備える当該情報処理装置の筐体の温度である請求項1記載の情報処理装置。
  12. 前記測定部分を冷却する冷却ファンを更に備え、
    前記動作モード選択部は、騒音を利用者により指定された基準レベル未満とする回転数では前記測定部分を前記冷却ファンにより前記基準温度未満に冷却できない場合に、前記指標値がより高い処理性能を示す動作モードの組から順に、前記測定部分の温度が予め定められた基準温度未満となるまで、当該動作モードの組を順次選択する請求項1記載の情報処理装置。
  13. 前記動作モード設定部がデバイスの動作モードを高電力モードから低電力モードに変更した場合において、前記測定部分の温度が前記基準温度未満とならない場合に、前記デバイス選択部は、前記処理性能の低下を次に少なくできる他のデバイスを選択し、前記動作モード設定部は、前記デバイス選択部により選択された前記他のデバイスの動作モードを、前記高電力モードから前記低電力モードに変更する請求項1記載の情報処理装置。
  14. 情報処理装置の発熱を制御する制御方法であって、
    前記情報処理装置は、各々が、消費電力及び処理速度がより高い動作モードである高電力モードと、前記高電力モードと比較して消費電力及び処理速度がより低い動作モードである低電力モードとを有する複数のデバイスと、
    前記複数のデバイスに設定する動作モードの複数の組の各々に対応付けて、動作モードの当該組が設定された場合における前記情報処理装置の処理性能の指標値を前記情報処理装置内に格納する性能指標値格納部とを備え、
    予め定められた測定部分の温度を測定する温度測定段階と、
    前記測定部分の温度が予め定められた基準温度以上の場合に、前記指標値がより高い処理性能を示す動作モードの組から順に、前記測定部分の温度が予め定められた基準温度未満となるまで、当該動作モードの組を順次選択する動作モード選択段階と
    前記選択された動作モードの組に基づいて、動作モードを前記高電力モードから前記低電力モードに変更するデバイスを選択するデバイス選択段階と、
    選択した前記デバイスの動作モードを、前記高電力モードから前記低電力モードに変更する動作モード設定段階と
    を備える制御方法。
  15. 情報処理装置の発熱を制御するプログラムであって、
    前記情報処理装置は、各々が、消費電力及び処理速度がより高い動作モードである高電力モードと、前記高電力モードと比較して消費電力及び処理速度がより低い動作モードである低電力モードとを有する複数のデバイスと、
    前記複数のデバイスに設定する動作モードの複数の組の各々に対応付けて、動作モードの当該組が設定された場合における前記情報処理装置の処理性能の指標値を格納する性能指標値格納部とを備え、
    前記情報処理装置を、
    予め定められた測定部分の温度を測定する温度測定部と
    前記測定部分の温度が予め定められた基準温度以上の場合に、前記指標値がより高い処理性能を示す動作モードの組から順に、前記測定部分の温度が予め定められた基準温度未満となるまで、当該動作モードの組を順次選択する動作モード選択部と
    前記選択された動作モードの組に基づいて、動作モードを前記高電力モードから前記低電力モードに変更するデバイスを選択するデバイス選択部と、
    選択した前記デバイスの動作モードを、前記高電力モードから前記低電力モードに変更する動作モード設定部と
    して機能させるプログラム。
  16. 請求項15に記載のプログラムを記録した記録媒体。
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