JP4232697B2 - 車載ナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車載ナビゲーション装置に関する。
従来、予め搭載されたパッケージメディア等に登録されていない最新の施設の位置情報を表示できる車載ナビゲーション装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に開示されている車載ナビゲーション装置によれば、例えば、通信を介して、パッケージメディア等に登録されていない最新の施設の位置情報をリクエストするために、外部の情報送信装置に最新の施設の電話番号を送信する。そして、外部の情報送信装置は、送信された電話番号に基づき、このリクエストされた最新の施設の位置情報を検索し、検索結果を当該装置に送信する。当該装置は受信した最新の施設の位置情報を地図上に表示する。
特開平8−161691号公報
上述した従来の車載ナビゲーション装置では、ユーザの所望する施設が移転していた場合、移転後の施設の電話番号を外部の情報送信装置に送信することによって、移転後の施設の位置情報を検索することができた。しかしながら、所望する施設が移転していたことを知らなかった場合には、ユーザは移転前の施設の電話番号を知っているが、移転後の施設の電話番号を知らない。この結果、ユーザは移転後の施設の位置情報を検索することができなかった。
このような問題は、予めパッケージメディア等に登録されている施設データを含む地図データを用いて所望の施設を検索する場合にも起こりえる。すなわち、ユーザは、移転前の施設に関する情報(例えば、電話番号)しか知らないと、移転後の施設データにアクセスできない。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたもので、ユーザの所望する施設が移転してしまった場合であっても、移転前の施設情報から、この移転した施設の位置情報を知ることが可能な車載ナビゲーション装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の車載ナビゲーション装置は、
地図データ上の施設に関する施設データを含む地図データを記憶する地図データ記憶手段と、
目的地を検索するための条件を入力する入力手段と、
入力された条件を満たす施設データを検索する検索手段とを備え、
施設が移転した場合、移転前の施設データに移転先データが付加されるとともに、施設の移転回数が複数である場合、移転前の各施設データに、最後の移転先に関する移転先データが付加され、
検索手段は、検索した施設データに移転先データが付加されている場合、移転先データと一致するデータを含む施設データを検索することを特徴とする。
上述したように、請求項1に記載の車載ナビゲーション装置では、施設が移転した場合、移転前の施設データには、移転先データが付加される。従って、ユーザが入力手段によって移転前の施設データに関する情報を検索条件として入力し該当する施設データが検索された場合、その施設データには、移転先データが付加されている。検索手段は、この移転先データに基づいて、移転先の施設データを検索することができる。これにより、ユーザの所望する施設が移転してしまった場合であっても、移転前の施設情報から、この移転した施設の位置情報を知ることができる。
さらに、請求項1に記載の車載ナビゲーション装置によれば、施設の移転回数が複数である場合、移転前の各施設データに、最後の移転先に関する移転先データが付加される。つまり、ユーザが移転前のいずれかの施設に関する施設データに関する情報を検索条件として入力することを考慮し、最後の移転先に関する移転先データが、移転前の全施設データに付加されるのである。
請求項2に記載したように、施設データは、各施設に固有の施設IDを含み、施設が移転した場合、移転後の施設の施設IDは、移転前の施設の施設IDから変更され、移転先データは、変更された移転先の施設IDであることが好ましい。これにより、移転先データから、移転後の施設の施設IDを取得し、移転先の施設IDと同一の施設IDをもつ施設データを検索することによって、移転先の施設を検索することができる。
請求項3に記載したように、移転先データは、移転先の住所または移転先の電話番号であっても良い。これにより、移転先の住所または移転先の電話番号と、同一の住所または電話番号をもつ施設データを検索することによって、移転先の施設を検索することができる。
請求項4に記載したように、施設データに移転先データが付加されている場合、施設が移転していたことを報知する報知手段を備えることもできる。これにより、ユーザは所望する施設が移転してしまっていることを認知できる。
また、請求項5に記載の車載ナビゲーション装置は、
地図データ上の施設に関する施設データを含む地図データを記憶する地図データ記憶手段と、
目的地を検索するための条件を入力する入力手段と、
入力された条件を満たす施設データを検索する検索手段と、
施設データは、各施設に固有の施設IDを含み、地図データ記憶手段は、施設が移転した場合、施設の施設IDを共通とした移転前の施設データ及び移転後の施設データを記憶し、移転後の施設データには、施設の移転回数が付加され、検索手段は、同一の施設IDを付している全施設において、移転回数が最大である施設を検索することを特徴とする。
このようにすることにより、施設IDを共通としながら、最後の移転先を容易に検索できる。これにより、ユーザの所望する施設が移転してしまった場合であっても、移転前の施設情報から、この移転した施設の位置情報を知ることができる。
請求項6に記載したように、施設データに移転回数が付加されている場合、施設が移転していたことを報知する報知手段を備えても良い。これにより、ユーザは所望する施設が移転してしまっていることを把握することができる。
請求項7に記載したように、検索手段による検索の中止を指示する指示手段を備え、指示手段によって検索の中止が指示された場合、検索手段は、施設の検索を中止しても良い。このように、移転していることを認知した時点で、その施設の検索を所望しないことが考えられる。このとき、指示手段を設けることによって、施設の検索を中止することが可能である。
(第1実施形態)
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態による車載ナビゲーション装置100の概略構成を示すブロック図である。以下、本実施形態による車載ナビゲーション装置について詳細に説明する。
ナビゲーション装置100は、位置検出器10、デジタル道路地図データベース20、コンピュータ30、表示部40、操作スイッチ群50、音声出力部60、音声入力部70、外部メモリ80、及びVICS受信機90を備えている。
コンピュータ30は、内部には周知のCPU、ROM、RAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスラインを備えている。ROMには、コンピュータ30が実行するためのプログラムが書き込まれており、このプログラムに従ってCPU等が所定の演算処理を実行する。
位置検出器10は、衛星からの電波に基づいて車両の位置を測定するグローバルポジショニングシステム(GPS)のためのGPS受信機11,車両の絶対方位を検出するための地磁気センサ12、車両の相対方位を検出するためのステアリングセンサ13を有している。さらに、位置検出器10は、車両の走行速度から走行距離を検出するために車速センサ14を備えている。
このように、位置検出器10は、電波航法による車両位置測定のためにGPS受信機11を有するとともに、自立航法による車両位置推定のために地磁気センサ12、ステアリングセンサ13及び車速センサ14を有している。また、電波航法としては、GPSに限らず、例えばVICSの光ビーコンを利用しても良い。また、自立航法における車両の相対方位を検出するために、ステアリングセンサ13に代えて、ジャイロセンサや車両の左右輪に設けられた車輪速センサを用いても良い。
デジタル道路地図データベース20は、道路データ、背景データ、文字データ及び施設データなどを含むデジタル地図データをコンピュータ30に入力するための装置である。デジタル道路地図データベース20は、デジタル地図データを記憶する情報記憶媒体21を有し、情報記憶媒体21としては、そのデータ量からCD−ROMまたはDVD−ROMを用いるのが一般的であるが、メモリカード、ハードディスク等を用いてもよい。
ここで、道路データの構成について説明する。道路データは、道路毎に固有の番号を付したリンクID、リンク座標データ、ノード座標データ、高速道路や国道等の道路種別を示す道路種別データ、道路幅員データ等の各データから構成されている。道路データにおけるリンクとは、地図上の各道路を、交差点、分岐点などを示すノードにより複数に分割し、そして2つのノード間をリンクとして規定したものである。そして、リンク座標データには、このリンクの始端と終端の座標が記述される。なお、リンクの途中にノードが含まれる場合には、ノード座標データにノード座標が記述される。この道路データは、地図を表示する以外に、マップマッチング処理を行なう際の道路の形状を与えるために用いられたり、目的地までの案内経路を検索する際に用いられる。
背景データは、道路地図を表示部40に表示する際に、道路以外の表示対象となる施設形状、自然地形等を表示するためのデータである。文字データは、地名、施設名、道路名等を道路地図上に表示するためのものであり、表示位置に対応する地図上の座標を関連付けたデータとして構成している。
本実施形態の施設データの構成について図2を用いて説明する。図2に示すように、施設毎に固有の番号を付した施設ID301、施設名302、施設の住所303、施設の電話番号304等の各データから構成されている。施設が移転した場合であっても、デジタル道路地図データベース20は、この移転した施設の移転前の施設データを消去することなく、そのまま記憶する。しかしながら、この移転前の施設データは表示データとして扱われない。そして、固有の番号を付した移転先の施設ID305が、移転前の施設データに移転先データとして付与される。この施設データは、後述する外部メモリ80に記憶されているものであってもよい。
表示部40は、例えば、液晶ディスプレイによって構成され、表示部40の画面には車両の現在位置に対応する自車位置マーク、及び、デジタル道路地図データベース20より入力された地図データによって生成される車両周辺の道路地図を表示することができる。また、目的地が設定された場合、道路地図上には、現在位置から目的地までの案内経路が重ねて表示される。
操作スイッチ群50は、例えば、表示部40と一体になったタッチパネルスイッチもしくは表示部40の周辺に設けられるメカニカルなスイッチ等からなり、各種入力に使用される。
音声出力部60はスピーカ等からなり、経路案内が行なわれている場合に、案内音声を出力したり、音声認識時に、入力音声に関するガイダンスを出力したりするものである。また、音声入力部70は、マイク等からなり、ユーザによって発せられた音声を取り込んで、コンピュータ30に入力する。コンピュータ30は、入力された音声の認識処理を行い、その認識結果に基づいて、各種の制御を実行する。
外部メモリ80は、例えば、メモリカードやハードディスク等の記憶媒体からなる。この外部メモリ80には、ユーザによって記憶されたテキストデータ、画像データ、音声データ等の各種データが記憶される。
VICS受信機90は、道路に敷設されたビーコンや各地のFM放送局を介して、VICSセンタから配信される道路交通情報等の情報を受信したり、必要に応じて車両側から外部へ情報を送信したりする装置である。受信した情報は、コンピュータ30で処理され、例えば、渋滞情報や制限速度情報等は表示部40に表示される道路地図上に重ねて表示される。
また、本実施形態の車載ナビゲーション装置100は、操作スイッチ群50もしくは音声認識によって目的地の位置が入力されると、現在位置からその目的地までの最適な経路を自動的に選択して案内経路を形成し表示する、いわゆる経路案内機能も備えている。このような自動的に最適な経路を設定する手法は、周知のダイクストラ法等の手法が知られている。また、ユーザによって入力された、例えば、住所、施設名称、電話番号等から施設等の位置を検索する検索機能も備えている。
これらの機能は、主にコンピュータ30によって各種の演算処理がなされることによって実行される。すなわち、コンピュータ30は目的地が入力されるとデジタル道路地図データベース20の地図データを用いて経路を計算し、その経路を表示するとともに、分岐地点や右左折すべき交差点において道路地図の拡大や音声案内を行なう。この他、コンピュータ30は、車両の位置を示す自車位置マークとその周辺の道路地図を表示部40に表示させたり、道路地図の縮尺を変更したりする。
次に、本実施形態における経路探索処理について、図3及び図4のフローチャートを用いて詳細に説明する。なお、図3は、経路探索処理のメインルーチンを示すフローチャートであり、図4は、目的地設定処理のルーチンを示すフローチャートである。
まず、図3のステップS10では、車両の現在位置を検出する。このとき、GPS受信機12aによる位置データは、上述の道路データの座標データ(緯度と経度)と同じ形態で取得される。また、地磁気センサ12、ステアリングセンサ13、車速センサ14によって自車両の進行方向及び走行距離に関するデータが取得され、過去に算出、もしくは確定された車両位置を基準として、現在位置の座標データの算出を行なう(自立航法による座標データの算出)。なお、現在位置は、基本的には、自立航法により算出された座標データに基づいて求められる。ただし、GPS受信機11による位置データが取得されている場合には、両者を比較し、その差が所定距離以上である場合には、現在位置として、GPS受信機11による位置データを採用する。
ステップS20では、車両の現在位置を含む、周辺地図の地図データがデジタル道路地図データベース20から読み込まれ、道路地図が表示部40に表示される。ステップS30では、目的地が設定されるか否かを判定する。目的地が設定されないと判定された場合、ステップS10に戻る。一方、目的地が設定されると判定された場合、ステップS40に進む。
ステップS40では、目的地設定処理が実行される。この目的地設定処理を図4のフローチャート、及び図5の施設データを用いて説明する。なお、具体的な例として、「000−123−4567」という電話番号が検索条件として入力される場合を想定して説明を進める。
図4のフローチャートにおいて、まずステップS110では、検索条件の入力待機状態となる。具体的には、例えば、表示部40に目的地設定メニューが表示される。この目的地設定メニューには、「名称で探す」、「住所で探す」、「電話番号で探す」などがある。ユーザは、この目的地設定メニューのいずれかを選択し、選択したメニューに応じた検索条件を入力する。上述した例に従って、ユーザが「電話番号で探す」を選択し、ユーザの所望する施設の電話番号「000−123−4567」が検索条件として入力される。
次に、ステップS120では、ステップS110にて入力された電話番号「000−123−4567」と一致する電話番号を付している施設データを検索する。電話番号「000−123−4567」(検索条件)を満たす(図5の)施設データ401が検索された場合、ステップS140に進む。ステップS140では、ステップS120にて検索された施設データ401に移転先の施設IDがあるか否かを判定する。施設データ401に移転先の施設ID「6587」があると判定された場合、ステップS150に進む。
ステップS150では、移転先の施設ID「6587」と同一の施設IDの施設データ402を検索する。このように、移転先データから、移転後の施設の施設IDを取得し、移転先の施設IDと同一の施設IDをもつ施設データを検索することによって、移転先の施設を検索することができる。
次に、ステップS140に戻り、再度、施設データ402に移転先の施設IDが付加されているか否かを判定し、付加されていなければ、ステップS160に進む。ステップS160では、施設データ402の位置情報などが出力される。ステップS170では、施設データ402に対応する施設を目的地として設定するか否かを判定する。目的地として設定しないと判定された場合、処理が終了される。一方、目的地として設定すると判定された場合、ステップS180に進む。ステップS180では、施設データ402に対応する施設が目的地として設定される。
一方、ステップS120において、ステップS110にて入力された検索条件を満たす施設データがないと判定された場合、ステップS130に進む。ステップS130では、エラーが報知される。具体的には、例えば、メッセージ「検索条件を満たす施設がありません」が表示部40に表示されるとともに、音声出力部60を介して音声で出力される。
図3のフローチャートに戻り、ステップS50では、特に指示がない限り、ステップS10にて検出された現在位置を出発地とし、ステップS40にて設定された目的地までの経路をダイクストラ法等の手法で探索する。ステップS60では、ステップS50にて探索された経路を表示する。具体的には、表示制御部(図示せず)が、探索された経路を道路データに重ねて強調表示し、表示部40へ表示する。ステップS70では、ステップS50にて探索された経路に基づいて、経路案内が行われる。
以上、説明したように本実施形態によれば、施設が移転した場合、移転前の施設データには、移転先データが付加される。従って、ユーザが移転前の施設データに関する情報を検索条件として入力し該当する施設データが検索された場合、その施設データには、移転先データが付加されている。この移転先データに基づいて、移転先の施設データを検索することができるようにした。これにより、ユーザの所望する施設が移転してしまった場合であっても、移転前の施設情報から、この移転した施設の位置情報を知ることができる。
(変形例)
上述した第1実施形態では、施設が1回移転する毎に、施設データに移転先の施設IDを付与する例を説明した。しかしながら、施設が複数回移転している場合、施設データに、最後の移転先に関する移転先の施設IDを付加し、移転先の施設IDと一致する施設IDを付している最後の移転先の施設を検索することもできる。つまり、ユーザが移転前のいずれかの施設に関する施設データに関する情報を検索条件として入力することを考慮し、最後の移転先に関する移転先データが、移転前の全施設データに付加されるのである。
また、上述した第1実施形態では、移転先データは移転先の施設IDである例を説明した。しかしながら、移転先データは、移転先の住所または移転先の電話番号としても良い。このように、移転先の住所または移転先の電話番号に基づいて、移転先の施設を検索することもできる。
さらに、上述した第1実施形態では、施設データに移転先の施設IDが付加されている場合、施設が移転していたことをユーザに報知しつつ、検索中止スイッチ等を設けて、検索の中止をすることができるようにしても良い。これにより、ユーザは、所望する施設が移転してしまっていることを認知できる。さらに、移転していることを認知した時点で、その施設の検索を所望しないことが考えられる。この場合、施設の検索を中止することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態による車載ナビゲーション装置は、上述した第1実施形態による車載ナビゲーション装置100と同様の構成を有する。また、経路探索処理のメインルーチンについても、第2実施形態による車載ナビゲーション装置は、第1実施形態による車載ナビゲーション装置100と同様の処理を行なう。従って、これらの構成及びメインルーチンの処理に関する説明は省略する。
第1実施形態と第2実施形態による車載ナビゲーション装置の相違点は、目的地設定処理にある。第2実施形態では、施設が移転した場合であっても、施設IDは変更されずに、施設データに移転回数が付与され、当該移転回数が最大である施設を最後の移転先の施設として検索する。
以下、第2実施形態における目的地設定処理を図6のフローチャート、及び図7の施設データに基づいて具体的に説明する。なお、具体的な例として、「A県B市C町4−12」という住所が検索条件として入力される場合を想定して説明を進める。
まず、ステップS210では、検索条件の入力待機状態となり、例えば、上述した例に従って、ユーザの所望する施設の住所「A県B市C町4−12」が検索条件として入力される。ステップS220では、ステップS210にて入力された住所「A県B市C町4−12」と一致する住所を付している施設データを検索する。住所「A県B市C町4−12」(検索条件)を満たす(図7の)施設データ501が検索された場合、ステップS240に進む。ステップS240では、施設データ501の施設ID「123」と同一の施設IDを付している施設データが他にあるかを更に検索する。施設データ501と同一の施設ID「123」を付している施設データ、例えば、施設データ502、及び施設データ503が検索された場合、ステップS250に進む。ステップS250では、施設データ502及び施設データ503において、移転回数が最大の「2」である施設データ503が選択され、その選択された施設データ503の位置情報などが出力される。
ステップS270では、施設データ503に対応する施設を目的地として設定するか否かを判定する。目的地として設定しないと判定された場合、処理が終了される。一方、目的地として設定すると判定された場合、ステップS280に進む。ステップS280では、施設データ503に対応する施設が目的地として設定される。
一方、ステップS240において、施設データ501と同一の施設ID「123」を付している施設データがないと判定された場合、ステップS260に進む。ステップS260では、ステップS220にて検索条件を満たした施設データ501の位置情報などが出力される。ステップS270では、施設データ501に対応する施設を目的地として設定するか否かを判定する。目的地として設定しないと判定された場合、処理が終了される。一方、目的地として設定すると判定された場合、ステップS280に進む。ステップS280では、施設データ501に対応する施設が目的地として設定される。
一方、ステップS220において、ステップS210にて入力された検索条件を満たす施設データがないと判定された場合、ステップS230に進む。ステップS230では、エラーが報知される。
以上、説明したように本実施形態によれば、施設IDを共通としながら、最後の移転先を容易に検索できるようにした。これにより、ユーザの所望する施設が移転してしまった場合であっても、移転前の施設情報から、この移転した施設の位置情報を知ることができる。
(変形例)
上述した第2実施形態では、施設データに移転先回数が付加されている場合、施設が移転していたことをユーザに報知しつつ、検索中止スイッチ等を設けて、施設の検索を中止することができるにしても良い。このように、ユーザは、所望する施設が移転してしまっていることを認知できる。さらに、移転していることを認知した時点で、その施設の検索を所望しないことが考えられる。このとき、施設の検索を中止することが可能である。
第1実施形態による車載ナビゲーション装置100の概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態における、施設データの構成を示す説明図である。 第1実施形態における、経路探索処理のメインルーチンを示すフローチャートである。 第1実施形態における、目的地設定処理のルーチンを示すフローチャートである。 第1実施形態における、施設データの例を示す説明図である。 第2実施形態における、目的地設定処理のルーチンを示すフローチャートである。 第2実施形態における、施設データの例を示す説明図である。
符号の説明
10…位置検出器
11…GPS受信機
12…地磁気センサ
13…ステアリングセンサ
14…車速センサ
20…デジタル道路地図データベース
21…情報記録媒体
30…コンピュータ
40…表示部
50…操作スイッチ群
60…音声出力部
70…音声入力部
80…外部メモリ
90…VICS受信機

Claims (7)

  1. 地図データ上の施設に関する施設データを含む当該地図データを記憶する地図データ記憶手段と、
    目的地を検索するための条件を入力する入力手段と、
    前記入力された条件を満たす施設データを検索する検索手段とを備え、
    前記施設が移転した場合、移転前の前記施設データに移転先データが付加されるとともに、前記施設の移転回数が複数である場合、移転前の各施設データに、最後の移転先に関する移転先データが付加され、
    前記検索手段は、前記検索した施設データに前記移転先データが付加されている場合、当該移転先データと一致するデータを含む施設データを検索することを特徴とする車載ナビゲーション装置。
  2. 前記施設データは、各施設に固有の施設IDを含み、施設が移転した場合、移転後の施設の施設IDは、移転前の施設の施設IDから変更され、前記移転先データは、変更された移転先の施設IDであることを特徴とする請求項1に記載の車載ナビゲーション装置。
  3. 前記移転先データは、移転先の住所または移転先の電話番号であることを特徴とする請求項1に記載の車載ナビゲーション装置。
  4. 前記施設データに前記移転先データが付加されている場合、当該施設が移転していたことを報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の車載ナビゲーション装置。
  5. 地図データ上の施設に関する施設データを含む当該地図データを記憶する地図データ記憶手段と、
    目的地を検索するための条件を入力する入力手段と、
    前記入力された条件を満たす施設データを検索する検索手段と、
    前記施設データは、各施設に固有の施設IDを含み、前記地図データ記憶手段は、施設が移転した場合、当該施設の施設IDを共通とした移転前の施設データ及び移転後の施設データを記憶し、当該移転後の施設データには、施設の移転回数が付加され、前記検索手段は、同一の施設IDを付している全施設において、前記移転回数が最大である施設を検索することを特徴とする車載ナビゲーション装置。
  6. 前記施設データに前記移転回数が付加されている場合、当該施設が移転していたことを報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の車載ナビゲーション装置。
  7. 前記検索手段による検索の中止を指示する指示手段を備え、
    前記指示手段によって検索の中止が指示された場合、前記検索手段は、施設の検索を中止することを特徴とする請求項4または請求項6に記載の車載ナビゲーション装置。
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