JP4178530B2 - 摺動蓋付き注出容器 - Google Patents

摺動蓋付き注出容器 Download PDF

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    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/02Membranes or pistons acting on the contents inside the container, e.g. follower pistons
    • B05B11/028Pistons separating the content remaining in the container from the atmospheric air to compensate underpressure inside the container

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内容液注出用のポンプを有し、内容液の注出により発生した負圧に従って、内容液収納部と外部とを区画する摺動蓋を内容液収納部側に密に摺動移動させる構成を、角筒状胴部を有する容器本体に適用した摺動蓋付き注出容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
容器本体の口部に組付けたポンプ機能部により内容液を強制注出し、この内容液の注出に従って容器本体内に発生した負圧により、容器本体の直線筒状となった胴部内を、内容液収納部と開放部とに密に区画する摺動蓋を、内容液収納部側に摺動移動させる摺動蓋付き注出容器の従来技術として、特開昭62−78078号公報等が知られている。
【0003】
この従来技術にあっては、容器本体の胴部は、強力で確実なシール性を簡単に得ることができるので、例外なしに円筒状となっており、また内容液収納部の底壁を形成するので、充分な自己形状保持力を必要とする摺動蓋は、比較的硬質な材料で有底短筒状に成形された本体部の外周面に、Oリング等のシール機能部を組付けて構成されている。
【0004】
この従来技術にあっては、容器本体の胴部が円筒形状であるので、シール機能部であるOリングと胴部の内周面との間の締め代が、その全周にわたって均等となり、これにより高いシール性を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この種の容器にあっては、容器本体の胴部は円筒形状に限定されているので、容器の外観体裁が単調となりがちとなり、商品としての外観に面白味が欠ける、と云う問題があった。
【0006】
このように、容器本体の胴部が円筒形状に限定されるのは、この胴部を角筒形状とすると、シール機能部であるOリングと胴部の内周面との間の締め代が、板状辺壁部に対向する部分と、隅部に対向する部分とで均等にならず、このため隅部に対向する部分にしわ寄せが出てしまい、確実なシール性を得ることができないからである。
【0007】
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、容器本体の角筒形状をした胴部内周面に対して、摺動蓋のシール機能部を、その全周にわたって確実に密摺接触させることを技術的課題とし、もってこの種の容器の外観体裁に好ましい面白味を与えることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決する本発明の内、請求項1記載の発明の手段は、
各辺壁部を外方に湾曲突出した湾曲板状に成形すると共に、各隅部の内周面を角取りして滑らかな円弧面とした角筒状の胴部を有する容器本体の口部に、注出用のポンプ体を組付けキャップで組付け、胴部内に、ポンプ体の稼働で発生した負圧により、密摺動しながら上昇変位する摺動蓋を嵌装した注出容器に関するものであること、
摺動蓋を、主体板片の外周端に外鍔状のフランジ片を介して、前記胴部の内周面よりもわずかに小さい外径寸法の周筒片を連設すると共に、該周筒片の上下両端から、前記胴部の内周面よりもわずかに大きい径寸法まで拡径しながら延出する上方ラッパ筒片および下方ラッパ筒片を連設して構成すること、
摺動蓋の上方ラッパ筒片および下方ラッパ筒片の延出長さおよび肉厚を、この上方ラッパ筒片および下方ラッパ筒片の、容器本体の胴部の板状辺壁部と隅部に対する締め代の不均等による、この隅部に対向する部分のしわ寄せを吸収する柔軟性を発揮する値に設定すること、
にある。
【0009】
容器本体の胴部内に密摺動可能に嵌装された摺動蓋は、この容器本体内を、上端にポンプを組付けた口部を有する内容液収納部と、外部に開放された開放部とに、上下に密に区画する。
【0010】
ポンプ体を押し下げ稼働させて内容液を注出すると、注出された内容液の容量に応じて内容液収納部に負圧が発生し、摺動蓋を、この負圧がほぼ無くなるまで上昇変位させる。
【0011】
容器本体の胴部の内周面と、摺動蓋の上方ラッパ筒片および下方ラッパ筒片との間に、全周にわたって締め代を付けると、容器本体の胴部の辺壁部に対向する部分と隅部に対向する部分との間に締め代の差が発生し、これにより隅部に対向する部分にしわ寄せが発生しようとする。
【0012】
しかしながら、上方ラッパ筒片および下方ラッパ筒片は、予めその延出長さおよび肉厚を、発生しようとするしわ寄せを吸収することのできる柔軟性を発揮する値に設定されているので、このしわ寄せを無理なくそして確実に吸収して、隅部に対向する部分を確実にかつ強固に胴部内周面に密摺接させる。
【0013】
上方ラッパ筒片および下方ラッパ筒片は、圧縮弾性変形ではなく、その基端を支点とした傾動弾性変形を主体として、胴部内周面に対する密摺接を達成するので、大きな弾性変形量を得ることができ、これにより締め代の不均等に伴うしわ寄せを無理なく良好に吸収する。
【0014】
なお、予め角取りされた胴部の内周面の隅部の湾曲程度は、その曲率半径が小さい程、上方ラッパ筒片および下方ラッパ筒片の隅部に対向する部分に対するしわ寄せが強くかつ大きくなるので、例え充分な柔軟性を持つように両ラッパ筒片を成形したとしても、胴部の内周面の隅部はできるだけ大きな曲率半径で角取りすることが望ましいが、胴部の辺壁部を外方に湾曲突出した湾曲板状とすることにより、その湾曲程度に従って隅部内周面の曲率程度を体裁良く大きくすることができ、その分、隅部内周面に対する摺動蓋の密摺接を、強固で安定したものとすることができる。
【0015】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に、摺動蓋を、比較的軟質な合成樹脂製の一体成形物に構成し、容器本体の胴部の隅部内周面と、摺動蓋の上方ラッパ筒片および下方ラッパ筒片の、胴部の隅部に対向する端縁の曲率半径を、4mm以上に設定した、ことを加えたものである。
【0016】
この請求項2記載の発明にあっては、摺動蓋を成形する合成樹脂材料は、この摺動蓋の主体板片とフランジ片と周筒片とから成る本体部に、安定した自己形状保持能力を発揮させることができる程度の硬さが必要とされるため、上方ラッパ筒片および下方ラッパ筒片に、胴部の隅部内周面に密接触するのに充分な柔軟性を付与することが難しくなる。
【0017】
そこで、胴部の隅部内周面と、この隅部に対向する上方ラッパ筒片および下方ラッパ筒片の端縁の曲率半径を4mm以上に設定し、これにより隅部内周面に対して上方ラッパ筒片および下方ラッパ筒片の端縁が、無理なく弾性的にしわ寄せを生じることなく倣い変形して密接触し、胴部に対する摺動蓋の密摺接組付きを達成する。
【0018】
また、摺動蓋は、合成樹脂材料による一体成形物であるので、その製作が容易であると共に、低コストとなる。
【0019】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明に、摺動蓋を、主体板片の外周端に外鍔状のフランジ片を介して、容器本体の胴部の内周面よりもわずかに小さい外径寸法の周筒片を連設した硬質合成樹脂製の本体部と、周筒片の外周面全域を覆って接着した薄肉な接着筒片の上下両端から、胴部の内周面よりもわずかに大きい径寸法まで拡径しながら延出する、やや厚肉となった上方ラッパ筒片および下方ラッパ筒片を連設して構成され、本体部の周筒片をインサート材として射出成形された軟質弾性材製のシール体部と、から構成した、ことを加えたものである。
【0020】
この請求項3記載の発明にあっては、摺動蓋のシール体部は、摺動蓋の本体部の周筒片をインサート材として射出成形されるので、本体部に対してその接着筒片で強固に接着固定する。
【0021】
そして、摺動蓋の本体部分に、より強固で安定した自己形状保持力を付与することができると共に、シール機能部分に、より充分な弾性と柔軟性とを付与することができる。
【0022】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明に、摺動蓋のシール体部の上方ラッパ筒片および下方ラッパ筒片の連設端側端面を、摺動蓋の本体部の周筒片の上端面および下端面に当接させた、ことを加えたものである。
【0023】
この請求項4記載の発明にあっては、シール体部の上方ラッパ筒片および下方ラッパ筒片は、本体部に接着固定した接着筒片に外側部分を連設した状態で、この連設部分の内側部分を周筒片の上下端面に当接させているので、傾動弾性変形により大きな弾性変形量を得ることができる状態で、この当接により大きな弾力を発揮することになり、延出端をより強力にかつ安定して胴部内周面に弾接させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を、図面を参照しながら説明する。
図1〜図3は第一実施例を示したもので、本発明による摺動蓋付き注出容器は、四角筒状の胴部2の上端に、外周に段部を設けた内鍔状の肩部を介して円筒状の口部を起立設した容器本体1と、この容器本体1の口部に、組付けキャップ5により螺合締め付け組付けされたポンプ体6と、このポンプ体6の全体を覆って容器本体1の肩部の段部に着脱するカバーキャップ7と、胴部2内に密摺動可能に嵌装して、容器本体1内を、内容液収納部と開放部とに上下に区画する摺動蓋8と、胴部2の下端開放部を塞ぐ底蓋19とから構成されている。
【0025】
容器本体1は、硬質合成樹脂、例えばポリプロピレン樹脂で射出成形され、直線正四角筒状となった胴部2は、各板状辺壁部3を、大きな曲率半径で外方に湾曲した湾曲板状に成形し、各隅部4の外周面は、殆ど角取りすることなく成形されているのに対し、各隅部4の内周面は、できる限り大きな曲率半径(4mm以上)で角取り(図3参照)して、滑らかな円弧面となっている。
【0026】
ポンプ体6は、ノズルヘッドの昇降動作により内容液を吸い上げ注出するものとなっており、その内容液吸い上げ口は、容器本体1の胴部2の上端部分(図1参照)に位置している。
【0027】
低密度ポリエチレン樹脂等の比較的軟質な合成樹脂で一体成形された摺動蓋8は、下面に脚筒片13aを垂下設した有底円筒状の中央陥没筒片13を中央に設け、胴部2内周面と同じ四角形状をした有頂四角筒状の主体板片12の周壁下端から、外鍔状のフランジ片11を介して、胴部2内周面よりわずかに小さい外径寸法を有する四角筒状の周筒片10を垂下状に連設し、中央陥没筒片13と主体板片12とフランジ片11と周筒片10とが形成する周凹部に、複数(図示実施例の場合、8個、図3参照)の補強リブ片14を放射状に設け、かつ周筒片10の上下端から、肉薄に成形された上方ラッパ筒片17と下方ラッパ筒片18を、延出端が胴部2の内周面よりも僅かに大きい外径となるまで拡径させて、それぞれ延出設して、必要な弾性と柔軟性とを発揮するシール機能部を形成している。
【0028】
容器本体1の胴部2の隅部4内周面と、この隅部4に対向する、摺動蓋8の上方ラッパ筒片17および下方ラッパ筒片18の端縁部の各曲率半径は、それぞれ4mm以上に設定されており、これにより、両ラッパ筒片17、18の、隅部4に対向する部分のしわ寄せがより確実に吸収される。
【0029】
補強リブ片14は、主体板片12や周筒片10の形状が、外力の作用により妄りに変形するのを防止するもので、周筒片10の形状を一定に安定保持することにより、シール機能部に、安定して強固なシール作用を発揮させる。
【0030】
胴部2の下端を塞ぐ底蓋19は、胴部2と同じ平面形状の本体板20の上面周端部に、胴部2の下端開口部に嵌入係止する短四角筒形状をした嵌合筒片22を立設すると共に、本体板20の上面中央から、摺動蓋8の下降限を設定する中央筒片23を起立設し、本体板20の適当な箇所に通気孔21を開設して構成されている。
【0031】
この底蓋19は、容器の座を安定的に形成すると共に、胴部2内の摺動蓋8の下に形成される空間を閉じることにより、この空間へのゴミの侵入を阻止して、容器の使用状況を好適なものに保つ。
【0032】
図4〜図6は第二実施例を示したもので、摺動蓋8を、強固で安定した自己形状保持力を有する本体部9と、充分な弾性と柔軟性とを発揮するシール体部15とから構成している。
【0033】
ポリプロピレン樹脂等の硬質合成樹脂で射出成形された本体部9は、中央に有底円筒状の中央陥没筒片13を設け、胴部2内周面と同じ四角形状をした有頂四角筒状の主体板片12の周壁下端から、外鍔状のフランジ片11を介して、胴部2内周面よりわずかに小さい外径寸法を有する四角筒状の周筒片10を垂下状に連設し、中央陥没筒片13と主体板片12とフランジ片11と周筒片10とが形成する周凹部に、複数(図示実施例の場合、8個、図6参照)の補強リブ片14を放射状に設けて構成されている。
【0034】
エラストマー等の軟質合成樹脂材、或いは合成ゴム等の軟質弾性材製のシール体部15は、本体部9の周筒片10の外周面全域をインサート材として射出成形され、周筒片10の外周面全域を覆って接着固定された薄肉筒状の接着筒片16の上下端から、やや肉厚となった上方ラッパ筒片17と下方ラッパ筒片18を、胴部2の内周面よりもわずかに大きい外径となるまで拡径しながら延出設し、上方ラッパ筒片17および下方ラッパ筒片18の接着筒片16との連設端に形成される端面は、周筒片10の上下端面に当接している。
【0035】
【発明の効果】
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
請求項1記載の発明にあっては、摺動蓋の両ラッパ筒片と容器本体の胴部の板状辺壁部および隅部との間の締め代の不均等により、ラッパ筒片の、胴部の隅部に対向する部分にしわ寄せが発生しようとしても、このしわ寄せをラッパ筒片がその柔軟性で吸収し、これにより胴部の隅部に対するラッパ筒片の密摺接を、胴部の板状辺壁部に対するのと同等に強固にかつ確実に確保し、胴部と摺動蓋との間の全周にわたるシールを確実に得ることができる。
【0036】
このように、角筒状の胴部と摺動蓋との間の確実なシールを得ることができるので、角筒状胴部を有する容器を商品とすることができ、これによりこの種の容器の外観体裁に面白味のある変化を与えることができる。
【0037】
請求項2記載の発明にあっては、摺動蓋を合成樹脂製一体成形物としても、容器本体の胴部の隅部内周面に対して、摺動蓋を安定して確実に密摺接させることができ、これにより使用することのできる摺動蓋を容易に、かつ低コストで製作することができる。
【0038】
請求項3記載の発明にあっては、摺動蓋の本体部分に、より強固で安定した自己形状保持力を付与することができると共に、シール機能部分に、より充分な弾性と柔軟性とを付与することができる。
【0039】
請求項4記載の発明にあっては、容器本体の胴部の内周面に密摺接する摺動蓋のシール体部の上方ラッパ筒片および下方ラッパ筒片を、その基端の外周側を、摺動蓋の本体部に接触固定した接着筒片に一体連結し、残部の基側端面を本体部の周筒片の上下端面に当接させているので、上方ラッパ筒片および下方ラッパ筒片の胴部との弾接による弾性変形は、曲がり変形だけではなく、内側部分の圧縮変形も加わることになり、これにより柔軟性が充分であるにもかかわらず、強い弾力を発揮することができ、もってより確実なシール性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す、要部を半縦断した全体側面図。
【図2】図1図示実施例の摺動蓋の、辺部中央から隅部に亘る拡大不規則縦断面図。
【図3】図1図示実施例の摺動蓋の組付き状態を示す、全体拡大底面図。
【図4】本発明の第二実施例を示す、要部を半縦断した全体側面図。
【図5】図4図示実施例の摺動蓋の、辺部中央から隅部に亘る拡大不規則縦断面図。
【図6】図4図示実施例の摺動蓋の組付き状態を示す、全体拡大底面図。
【符号の説明】
1 ; 容器本体
2 ; 胴部
3 ; 辺壁部
4 ; 隅部
5 ; 組付けキャップ
6 ; ポンプ体
7 ; カバーキャップ
8 ; 摺動蓋
9 ; 本体部
10 ; 周筒片
11 ; フランジ片
12 ; 主体板片
13 ; 中央陥没筒片
13a ; 脚筒片
14 ; 補強リブ片
15 ; シール体部
16 ; 接着筒片
17 ; 上方ラッパ筒片
18 ; 下方ラッパ筒片
19 ; 底蓋
20 ; 本体板
21 ; 通気孔
22 ; 嵌合筒片
23 ; 中央筒片

Claims (4)

  1. 各辺壁部(3)を外方に湾曲突出した湾曲板状に成形すると共に、各隅部(4)の内周面を角取りして滑らかな円弧面とした角筒状の胴部(2) を有する容器本体(1) の口部に、注出用のポンプ体(6) を組付けキャップ(5) で組付け、前記胴部(2) 内に、前記ポンプ体(6) の稼働で発生した負圧により、密摺動しながら上昇変位する摺動蓋(8) を嵌装した注出容器において、前記摺動蓋(8) を、主体板片(12)の外周端に外鍔状のフランジ片(11)を介して、前記胴部(2) の内周面よりもわずかに小さい外径寸法の周筒片(10)を連設すると共に、該周筒片(10)の上下両端から、前記胴部(2) の内周面よりもわずかに大きい径寸法まで拡径しながら延出する上方ラッパ筒片(17)および下方ラッパ筒片(18)を連設して構成し、かつ、前記上方ラッパ筒片(17)および下方ラッパ筒片(18)の延出長さおよび肉厚を、該上方ラッパ筒片(17)および下方ラッパ筒片(18)の、前記胴部(2) の辺壁部(3) と隅部(4) に対する締め代の不均等による、該隅部(4) に対向する部分のしわ寄せを吸収する柔軟性を発揮する値に設定した摺動蓋付き注出容器。
  2. 摺動蓋(8)を、比較的軟質な合成樹脂製の一体成形物に構成し、容器本体(1)の胴部(2)の隅部(4)内周面と、前記摺動蓋(8)の上方ラッパ筒片(17)および下方ラッパ筒片(18)の、前記隅部(4)に対向する端縁の曲率半径を、4mm以上に設定した請求項1記載の摺動蓋付き注出容器。
  3. 摺動蓋(8) を、主体板片(12)の外周端に外鍔状のフランジ片(11)を介して、前記胴部(2) の内周面よりもわずかに小さい外径寸法の周筒片(10)を連設した硬質合成樹脂製の本体部(9)と、前記周筒片(10)の外周面全域を覆って接着した薄肉な接着筒片(16)の上下両端から、前記胴部(2) の内周面よりもわずかに大きい径寸法まで拡径しながら延出する、やや厚肉となった上方ラッパ筒片(17)および下方ラッパ筒片(18)を連設して構成され、前記周筒片(10)をインサート材として射出成形された軟質弾性材製のシール体部(15)と、から構成した請求項1記載の摺動蓋付き注出容器。
  4. 上方ラッパ筒片(17)および下方ラッパ筒片(18)の連設端側端面を、周筒片(10)の上端面および下端面に当接させた請求項3記載の摺動蓋付き注出容器。
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