JP4161305B2 - Nail file - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、爪先の形を、研削によって整えるため及び／又は爪の表面を研磨して滑らかにするために使用される、爪やすりに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
切り揃えた爪の先端部の、目に見え難い凹凸を滑らかに研削によって整形するため、あるいはマニキュアを塗布するために、爪の表面部を磨く爪やすりの多くは、一端部に把手が設けられた細長い平板状に形状されたやすり主体の表面に、やすり部を一体的に設けたものである。
かかる爪やすりは、使用に際し、前記把手を握り、やすり部を、たとえば爪の先端部に押し付けながら、長手方向に沿って往復動させるものである。
【０００３】
しかしながら、人間の爪先および爪は、その表面が湾曲しているため、平板状である従来の爪やすりでは、爪の湾曲面に沿わせ、かつ、移動しながら往復運動させるには操作性が乏しく、爪から爪やすりが外れ易く、誤った箇所の研削、さらには爪だけでなく指までも傷付けてしまうおそれがあった。
【０００４】
そこで、たとえば、特開昭６２−１０１２０６号公報（特許文献１）に示されるように、平面外周形状がほぼ楕円の窪みを有し、この窪みは、前記ほぼ楕円の任意の径方向に沿う断面形状が、それぞれ異なる曲率の円もしくは楕円からなる皿により形成される内周面を有し、この内周面にやすり面が形成されている爪やすりが提供されている。
【０００５】
【特許文献１】
特開昭６２−１０１２０６号公報（特許請求の範囲、図１、図２）
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
この特許文献１に記載の爪やすりは、楕円形状の窪みを設けた平板状の爪やすりであるため、爪先を安全かつ効率よく研削するには有用ではある。
しかしながら、同じく湾曲面を有する爪の表面を研磨する場合には、上記のような従来の爪やすりを使用しなければならず、爪の表面を研磨するということについては一切考慮されていない。
【０００７】
また、従来の爪やすりは平板状であるので、作業に際して爪やすりを確実に保持することが難しいので、正確な研削や研磨に技術を要する。
また、先に述べたように、細かい往復運動を長時間行わなければならないもので、ネイルアーティストや美容師など他人の爪を取り扱う人にとっては、作業時間が長く、疲労が溜まり易く、作業に集中できなくなるなどの問題点も有している。
【０００８】
さらに、従来の爪やすりは、使い捨てのもので、やすり部分が研磨により消耗すると、爪やすりごと廃棄されるものである。
したがって、やすり部分以外が、合成樹脂製であることが多い爪やすりでは、それらを再利用できるようにした方が環境面から好ましい。
また、やすり部分の粒度の違いにより、場合によっては数本あるいは十数本の爪やすりを用意する必要があるので、嵩張りやすくなるという問題を有している。
【０００９】
この発明はかかる現状に鑑み、やすり部材を装着する基台を特定の形状にすることによって、爪先などの研削や爪表面に対する研磨作業に際し、爪やすり全体を確実に保持することができ、結果的に爪等に対する美容作業を簡単かつ容易にし、使用による疲労も減少させることのできる爪やすりを提供せんとするものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、この発明の請求項１に記載の発明は、
前面および後面を幅広な平面とする扁平な直方体状基材の前後面と左右側面は、それぞれ上下方向において、中央に向けて内側に湾曲させ、
前記直方体状基材の上下面は、左右方向において、中央に向けて内側に湾曲させるとともに、左右端から中央部に至るに従って幅広とし、
前記直方体状基材の上下面のそれぞれに、爪やすり部材を設けたこと
を特徴とする爪やすりである。
【００１１】
また、この発明の請求項２に記載の発明は、
請求項１に記載の爪やすりにおいて、
前記直方体状基材は、
上下の各面部に、前記爪やすり部材を着脱自在に保持する保持部が設けられていることを特徴とするものである。
【００１２】
また、この発明の請求項３に記載の発明は、
請求項１に記載の爪やすりにおいて、
前記直方体状基材は、
上下面が開口され、かつ上下の開口縁部の内側に係合段部が形成された扁平な中空体と、前記上下の各開口部を閉止するプレート状のキャップとから構成されていること
を特徴とするものである。
【００１３】
また、この発明の請求項４に記載の発明は、
請求項３に記載の爪やすりにおいて、
前記直方体状基材は、
扁平な中空体の上下の各面における左右の端部に、アリ溝状のキャップ保持部がそれぞれ形成され、このキャップ保持部に前記キャップに設けたアリを係合させることによって、中空体とキャップとを一体化させるよう構成されていること
を特徴とするものである。
【００１４】
また、この発明の請求項５に記載の発明は、
請求項１に記載の爪やすりにおいて、
前記爪やすり部材は、
爪の先端部ないし表面を整形する研削用及び／又は爪の表面を磨く表面研磨用であること
を特徴とするものである。
【００１５】
また、この発明の請求項６に記載の発明は、
請求項１又は５に記載の爪やすりにおいて、
前記爪やすり部材は、
織布又は不織布の表面に研磨剤粉末を担持させたシートと、ウレタン系発泡シートとから構成されていること
を特徴とするものである。
【００１６】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の爪やすりの好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて具体的に説明する。
【００１７】
この発明の爪やすり１は、図１に示すように、扁平な直方体状基材２と、この直方体状基材２の上下の面に設けられる、爪やすり部材１０とで構成されるものである。
前記直方体状基材２は、左右間の長さが、少なくとも親指と人差し指及び／又は中指間で抱持することができ、かつ、全体が手の中に納まる程度の大きさを有する直方体の各面を、それぞれが中央部に向けて内側に弧状に湾曲させたものである。
【００１８】
より具体的に説明すると、前記直方体状基材２は、幅広な前面３ａおよび後面３ｂと、幅の狭い左右の側面４ａ，４ｂを、それぞれ上下方向において内側に湾曲させ、上面５ａと下面５ｂを、左右方向において内側に湾曲するように形成するとともに、左右の端部から中央部に向けて次第に幅広となるよう形成したものである。
なお、前記上面５ａと下面５ｂには、前記爪やすり部材１０を保持するために、凹状の保持部６が形成されている。
【００１９】
一方の爪やすり部材１０は、図３および図６で明らかなように、前記直方体状基材２の上下面より一回り程小さなウレタン系発泡シート１１の上面に、綿布の表面に研磨材粉末を塗布により担持させた研磨用シート１２の裏面を接合固着したものである。
なお、前記直方体状基材２に装着可能なものであれば、その材質については特段の制限はない。
【００２０】
この発明において、爪やすり部材１０とは、爪（人工爪を含む。）の先端部ないし表面を整形する、研削用及び／又は爪の表面を磨く表面研磨用の両方を含むものである。
また、前記直方体状基材２の上下面に爪やすり部材１０を設けるに際しては、同一の目の研削用を装着する場合、目の粗さの異なる研削用を装着する場合、同一の目の表面研磨用を装着する場合、目の粗さの異なる表面研磨用を装着する場合、一方に研削用を、他方に表面研磨用を装着する場合など種々の形態を取り得る。
【００２１】
図１に示す実施の形態においては、前記直方体状基材２の上下面５ａ，５ｂに形成された凹状の保持部６内に、爪やすり部材１０の底面部を嵌め込み、接着剤などを使用して固着するものである。
その際、爪やすり部材１０を直方体状基材２に固着すると、研磨面が磨耗すると廃棄せざるを得なくなるので、取替えが可能なように、爪やすり部材１０は、直方体状基材２に対して着脱自在とすることが好ましい。
【００２２】
そのためには、爪やすり部材１０の裏面の所要部位に、数箇所両面接着テープを貼着し、この面接着テープを利用して直方体状基材２に固定することが望ましい。
なお、かかる面接着テープを使用することなく、たとえば、直方体状基材２の上下面の所要部位に係合部をあらかじめ形成し、この係合部に爪やすり部材１０の周縁部に設けた係合片を嵌め込み固着する方法などがある。
【００２３】
図２に示す爪やすり２０は、前記実施例における爪やすり１の、直方体状基材２のみが異なる例を示すものである。
【００２４】
この爪やすり２０における直方体状基材２１は、上下方向に貫通する扁平な中空体と、上下の開口部に着脱自在に装着される、一対のプレート状のキャップ３０からなるものである。
この中空体の前面２２ａと後面２２ｂおよび左右の側面２３ａ，２３ｂを、それぞれ上下方向において内側に湾曲させるとともに、上面２４ａと下面２４ｂを、左右方向において内側に湾曲するように形成し、かつ、左右の端部から中央部に向けて次第に幅広となるよう形成したものである。
前記上下の開口部周縁の内側には、それぞれ係合段部２５が、また、各開口部の左右の端部には、それぞれアリ溝２６，２６がキャップ保持部として形成されている。
【００２５】
なお、この中空体からなる直方体状基材２１は、肉厚を薄くすると、使用に際して撓むなどの問題が生ずる。
したがって、図３に示すように、前記上下の開口部周縁の係合段部２５，２５間で、かつ、前後の周壁２２ａ，２２ｂ間を一体化させるようにして、複数の補強板２７，２７，２７が均等に配設されている。
【００２６】
一方のプレート状のキャップ３０は、特に図５で明らかなように、前記直方体状基材２１の上下面と同様に、左右の端部から中央部に向けて、次第に幅広の紡錘状となるよう形成された肉薄のプレートからなるものである。
また、左右の各端部には、前記のアリ溝２６と係合するアリ３１が、それぞれ突出形成されている。
【００２７】
したがって、このキャップ３０の表面に、前記爪やすり部材１０を適宜の手段で固着したのち、一方のアリ３１を、直方体状基材２１の一方の端部に形成された、アリ溝２６に係合保持させる。
しかるのち、他方のアリ３１を同様に、他方のアリ溝２６内に係合させれば、キャップ３０の外周部が、直方体状基材２１の開口部周縁に形成された係合段部２５と前記各補強板２７に支持され、キャップは確実に直方体状基材２１上に保持され、爪やすり２０を構成する。
【００２８】
かかる構成の爪やすり１又は２０は、使用したい爪やすり部材を下面に位置させたのち、直方体状基材２又は２１の、左右の側面の一方に親指を、他方に人差し指又は中指の内側を当接させると、各側面は内側に湾曲しているので、各指の腹部に確りと馴染むため、爪やすり１又は２０を確実に、しかも安定した状態で把持することができ、研削又は研磨したい部位を正確に研削又は研磨することができる。
【００２９】
また、この発明の爪やすり１又は２０は、直方体状基材２又は２１の前後の面も、内側に湾曲しているので、一方の面を親指の腹で、他方の面を残り４本の指の腹で挟持することによって、直方体状基材２又は２１を立てた状態で使用することもできるので、研削又は研磨の用途に応じて、最も作業し易い状態に爪やすり１又は２０を保持することができる。
【００３０】
【発明の効果】
この発明の爪やすりは、手のひら内に抱持することのできる、前面および後面を幅広な平面とする扁平な直方体状基材の各周面を、それぞれ上下方向において、中央部に向けて内側に湾曲させ、この直方体状基材の上面および下面に研削用及び／又は表面研磨用の爪やすり部材を設けたので、前後面又は左右の側面を指で把持するに際し、各面が内側にそれぞれ湾曲しているので、指の腹部と各面とが密着し、直方体状基材を確実に手の内側に持つことができ、その結果、爪やすり部材を研削又は表面研磨したい部位に正確に当てることができる。
【００３１】
特に、この発明の爪やすりは、直方体状基材の各面を上下方向において、それぞれ中央部に向けて湾曲させているので、爪の研削又は表面研磨に際し、爪やすり部材を研削又は表面研磨に最適な位置に配置しても、各指の腹が直方体状基材の面に密着し、爪やすり部材と爪との関係を最適な状態に保つことができ、美容のための爪の手入れをより簡単かつ容易に行うことができる。
【００３２】
また、この発明の爪やすりは、直方体状基材に爪やすり部材を着脱自在に取付け可能とすることによって、爪の研削又は表面研磨の進行に従い、常に最適な爪やすり部材を用いることが可能で、従来のように多くの種類の爪やすりを準備する必要がない。
【００３３】
さらに、使用によって磨耗した爪やすり部材のみを取り替えることによって、生ずる廃棄物を最小限に抑えることができる。
【００３４】
さらにまた、直方体状基材を中空状にすることによって、爪やすりの取り扱いを一層容易にすることができ、構造も簡単で誰もが使用できるなど多くの利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】 この発明の爪やすりの一例を示す一部切欠き斜視図である。
【図２】 爪やすりの他の例を示す一部切欠斜視図である。
【図３】 図２に示す爪やすりの要部を分解して示した一部切欠き正面図である。
【図４】 図２に示す爪やすりの要部の平面図である。
【図５】 図２に示される爪やすりのキャップの平面図である。
【図６】 図３におけるＡ−Ａ線に沿った断面図である。
【符号の説明】
１，２０ 爪やすり
２，２１ 直方体状基材
６ 保持部
１０ 爪やすり部材
２５ 係合段部
２６ アリ溝
３０ シート状のキャップ
３１ アリ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a nail file which is used for adjusting the shape of a toe by grinding and / or for polishing and smoothing the surface of the nail.
[0002]
[Prior art]
Many nail files that polish the surface of the nail for smooth shaping of the invisible irregularities at the tip of the nail that have been trimmed or to apply nail polish have a handle at one end. A file portion is integrally provided on the surface of a file main body formed in a long and thin flat plate shape.
Such a nail file is used to reciprocate along the longitudinal direction while grasping the handle and pressing the file portion against, for example, the tip of the nail.
[0003]
However, since the surfaces of human toes and nails are curved, conventional nail files that are flat have poor operability to reciprocate while moving along the curved surfaces of the nails. The nail file is easy to come off from the nail, and there is a possibility that not only the nail but also the finger may be damaged.
[0004]
Therefore, for example, as disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 62-101206 (Patent Document 1), the planar outer peripheral shape has a substantially elliptical recess, and this recess has a cross section along the arbitrary radial direction of the approximately elliptical shape. There is provided a nail file having an inner peripheral surface formed by a dish made of a circle or an ellipse each having a different curvature, and a file surface formed on the inner peripheral surface.
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-62-101206 (Claims, FIGS. 1 and 2)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Since the nail file described in Patent Document 1 is a flat nail file provided with an elliptical depression, it is useful for grinding the toe safely and efficiently.
However, when the surface of a nail having a curved surface is polished, the conventional nail file as described above must be used, and no consideration is given to polishing the surface of the nail.
[0007]
In addition, since the conventional nail file has a flat plate shape, it is difficult to reliably hold the nail file at the time of work, and thus a technique is required for accurate grinding and polishing.
In addition, as mentioned earlier, it is necessary to perform a long reciprocating motion for a long time, and for those who handle nails of other people such as nail artists and hairdressers, the work time is long and fatigue tends to accumulate, so concentrate on the work It also has problems such as being unable to do so.
[0008]
Furthermore, the conventional nail file is a disposable one, and when the file portion is consumed by polishing, the nail file is discarded.
Therefore, it is preferable from the viewpoint of the environment that the nail file, which is often made of a synthetic resin, except for the file part, can be reused.
Further, depending on the particle size of the file part, it is necessary to prepare several or ten or more nail files depending on the case, which causes a problem that it becomes bulky.
[0009]
In view of the present situation, the present invention makes it possible to reliably hold the entire nail file during grinding of the toe and the nail surface by making the base on which the file member is mounted in a specific shape. In addition, it is intended to provide a nail file that makes it easy and easy to perform cosmetic work on nails and the like, and can reduce fatigue due to use.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 1 of the present invention provides:
The front and rear surfaces and left and right side surfaces of a flat rectangular parallelepiped base material having a wide flat front surface and rear surface are curved inward toward the center in the vertical direction ,
The upper and lower surfaces of the rectangular-shaped substrate is to the left-right direction, with curving inwardly toward the center, the wider accordance extending from left and right ends in the central portion,
A nail file comprising a nail file member on each of the upper and lower surfaces of the rectangular parallelepiped substrate .
[0011]
The invention according to claim 2 of the present invention is
The nail file according to claim 1,
The rectangular parallelepiped substrate is
Each upper and lower surface portion is provided with a holding portion for detachably holding the nail file member.
[0012]
The invention according to claim 3 of the present invention is
The nail file according to claim 1,
The rectangular parallelepiped substrate is
It is composed of a flat hollow body having upper and lower surfaces opened and engaging stepped portions formed inside the upper and lower opening edges , and a plate-like cap that closes the upper and lower openings. It is a feature.
[0013]
The invention according to claim 4 of the present invention is
The nail file according to claim 3 ,
The rectangular parallelepiped substrate is
The left and right ends of the upper and lower surfaces of the flat hollow body, the cap holding portion of the dovetail groove shape is formed respectively, by engaging the dovetail provided in the cap to the cap holding portion, the hollow body and cap And is configured to be integrated.
[0014]
The invention according to claim 5 of the present invention is
The nail file according to claim 1,
The nail file member is
It is characterized in that it is used for grinding for shaping the tip or surface of the nail and / or for surface polishing for polishing the surface of the nail.
[0015]
The invention according to claim 6 of the present invention provides
In the nail file according to claim 1 or 5 ,
The nail file member is
It is characterized by comprising a sheet in which abrasive powder is carried on the surface of a woven or non-woven fabric and a urethane foam sheet.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the nail file of the present invention will be specifically described with reference to the accompanying drawings.
[0017]
The nail file 1 of this invention is comprised by the flat rectangular parallelepiped base material 2 and the nail file member 10 provided in the upper and lower surfaces of this rectangular parallelepiped base material 2, as shown in FIG. .
Each of the rectangular parallelepiped base materials 2 has a length between right and left that can be held at least between the thumb and forefinger and / or middle finger and has a size enough to fit in the hand as a whole. Each of the surfaces is curved in an arc shape inward toward the center.
[0018]
More specifically, the rectangular parallelepiped substrate 2 has a wide front surface 3a and a rear surface 3b, and narrow left and right side surfaces 4a and 4b that are curved inward in the vertical direction, and an upper surface 5a and a lower surface 5b. They are formed so as to be curved inward in the left-right direction, and are formed so as to gradually become wider from the left and right end portions toward the central portion.
In addition, in order to hold | maintain the said nail file member 10, the concave holding part 6 is formed in the said upper surface 5a and the lower surface 5b.
[0019]
As can be seen from FIGS. 3 and 6, one nail file member 10 has an abrasive powder on the surface of the cotton cloth on the upper surface of the urethane foam sheet 11 that is slightly smaller than the upper and lower surfaces of the rectangular parallelepiped substrate 2. The back surface of the polishing sheet 12 carried by coating is bonded and fixed.
In addition, if it can be mounted | worn with the said rectangular parallelepiped base material 2, there will be no special restriction | limiting about the material.
[0020]
In the present invention, the nail file member 10 includes both for grinding and / or for polishing the surface of the nail for shaping the tip or surface of the nail (including an artificial nail).
Further, when the nail file members 10 are provided on the upper and lower surfaces of the rectangular parallelepiped substrate 2, the same eye surface is used when the same eye grinding member is attached, or when the same eye grinding member is attached. When mounting for polishing, when mounting for surface polishing with different roughness, it may take various forms such as mounting for grinding on one side and mounting for surface polishing on the other.
[0021]
In the embodiment shown in FIG. 1, the bottom portion of the nail file member 10 is fitted into the concave holding portions 6 formed on the upper and lower surfaces 5a and 5b of the rectangular parallelepiped substrate 2, and an adhesive or the like is used. And stick.
At this time, if the nail file member 10 is fixed to the rectangular parallelepiped base material 2, the nail file member 10 is attached to the rectangular parallelepiped base material 2 so that it can be replaced because the polished surface is worn away. It is preferable to be detachable.
[0022]
For this purpose, it is desirable to attach several double-sided adhesive tapes to the required parts on the back surface of the nail file member 10 and fix them to the rectangular parallelepiped substrate 2 using this surface adhesive tape.
Without using such a surface adhesive tape, for example, an engaging portion is formed in advance at a required portion of the upper and lower surfaces of the rectangular parallelepiped base material 2 and the engaging portion is provided on the peripheral portion of the nail file member 10. There is a method of fitting and fixing a piece.
[0023]
The nail file 20 shown in FIG. 2 shows an example in which only the rectangular parallelepiped substrate 2 is different from the nail file 1 in the above embodiment.
[0024]
The rectangular parallelepiped base 21 in the nail file 20 includes a flat hollow body penetrating in the vertical direction and a pair of plate-like caps 30 that are detachably attached to the upper and lower openings.
The hollow body has a front surface 22a, a rear surface 22b, and left and right side surfaces 23a, 23b that are curved inward in the vertical direction, and an upper surface 24a and a lower surface 24b that are curved inward in the horizontal direction. It is formed so as to gradually become wider from the end portion to the central portion.
Engagement step portions 25 are formed inside the peripheral edges of the upper and lower openings, and dovetail grooves 26 and 26 are formed as cap holding portions at the left and right ends of each opening, respectively.
[0025]
In addition, when the rectangular parallelepiped base material 21 made of this hollow body is thinned, there arises a problem such as bending during use.
Therefore, as shown in FIG. 3, a plurality of reinforcing plates 27, 27 are integrated between the engaging step portions 25, 25 at the periphery of the upper and lower openings and between the front and rear peripheral walls 22a, 22b. , 27 are evenly arranged.
[0026]
As clearly shown in FIG. 5, the plate-like cap 30 is formed so as to have a gradually increasing spindle shape from the left and right end portions toward the central portion, similarly to the upper and lower surfaces of the rectangular parallelepiped substrate 21. It consists of a thin plate formed.
Further, at the left and right ends, ants 31 that engage with the ant grooves 26 are formed to protrude.
[0027]
Therefore, after fixing the nail file member 10 to the surface of the cap 30 by an appropriate means, one dovetail 31 is engaged with the dovetail groove 26 formed at one end of the rectangular parallelepiped base 21. Hold.
After that, if the other ant 31 is similarly engaged in the other ant groove 26, the outer peripheral portion of the cap 30 and the engagement step portion 25 formed on the periphery of the opening of the rectangular parallelepiped base material 21. Supported by each reinforcing plate 27, the cap is securely held on the rectangular parallelepiped substrate 21, and constitutes a nail file 20.
[0028]
In the nail file 1 or 20 having such a configuration, the nail file member to be used is positioned on the lower surface, and then the thumb is applied to one of the left and right side surfaces of the rectangular parallelepiped base material 2 or 21, and the inner side of the index finger or middle finger is applied to the other. When touched, each side is curved inward so that it fits into the abdomen of each finger. Therefore, the nail file 1 or 20 can be securely and stably held, and the part to be ground or polished Can be accurately ground or polished.
[0029]
In the nail file 1 or 20 of the present invention, the front and back surfaces of the rectangular parallelepiped base material 2 or 21 are also curved inward, so that one surface is the thumb belly and the other surface is the remaining four. Since the rectangular parallelepiped substrate 2 or 21 can be used in an upright state by being pinched by the abdomen of the finger, the nail file 1 or 20 is held in a state that is most easily workable depending on the purpose of grinding or polishing. can do.
[0030]
【The invention's effect】
The nail file of the present invention can be held in the palm of each of the peripheral surfaces of a flat rectangular parallelepiped base material having a wide front surface and a rear surface in the vertical direction, inwardly toward the center. Since the nail file members for grinding and / or surface polishing are provided on the upper and lower surfaces of this rectangular parallelepiped substrate, each surface is curved inward when gripping the front and rear surfaces or the left and right side surfaces with fingers. Since the abdomen of the finger and each surface are in close contact with each other, the rectangular parallelepiped base material can be securely held inside the hand, and as a result, the nail file member can be accurately applied to the site to be ground or polished. Can do.
[0031]
In particular, the nail file of the present invention is such that each surface of the rectangular parallelepiped base material is curved toward the center in the vertical direction, so that the nail file member is ground or polished for grinding or surface polishing of the nail. Even when placed in the optimum position, the belly of each finger is in close contact with the surface of the rectangular parallelepiped base material, and the relationship between the nail file member and the nail can be maintained in an optimal state, and the nail care for beauty is maintained. It can be done more easily and easily.
[0032]
In addition, the nail file of the present invention can always use an optimum nail file member as the nail file or surface polishing progresses by allowing the nail file member to be detachably attached to the rectangular parallelepiped substrate. There is no need to prepare many kinds of nail files as in the past.
[0033]
Furthermore, the waste generated can be minimized by replacing only the nail file member worn by use.
[0034]
Furthermore, by making the rectangular parallelepiped base material hollow, handling of the nail file can be made easier, the structure is simple, and anyone can use it.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially cutaway perspective view showing an example of a nail file according to the present invention.
FIG. 2 is a partially cutaway perspective view showing another example of a nail file.
FIG. 3 is a partially cutaway front view showing an essential part of the nail file shown in FIG. 2 in an exploded manner.
4 is a plan view of a main part of the nail file shown in FIG. 2. FIG.
FIG. 5 is a plan view of the nail file cap shown in FIG. 2;
6 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1,20 Nail file 2,21 Cuboid-shaped base material 6 Holding part 10 Nail file member 25 Engagement step part 26 Dovetail groove 30 Sheet-like cap 31 Ant

Claims (6)

前面および後面を幅広な平面とする扁平な直方体状基材の前後面と左右側面は、それぞれ上下方向において、中央に向けて内側に湾曲させ、
前記直方体状基材の上下面は、左右方向において、中央に向けて内側に湾曲させるとともに、左右端から中央部に至るに従って幅広とし、
前記直方体状基材の上下面のそれぞれに、爪やすり部材を設けたこと
を特徴とする爪やすり。The front and rear surfaces and left and right side surfaces of a flat rectangular parallelepiped base material having a wide flat front surface and rear surface are curved inward toward the center in the vertical direction ,
The upper and lower surfaces of the rectangular-shaped substrate is to the left-right direction, with curving inwardly toward the center, the wider accordance extending from left and right ends in the central portion,
A nail file , wherein a nail file member is provided on each of the upper and lower surfaces of the rectangular parallelepiped substrate . 前記直方体状基材は、
上下の各面部に、前記爪やすり部材を着脱自在に保持する保持部が設けられていることを特徴とする請求項１に記載の爪やすり。The rectangular parallelepiped substrate is
The nail file according to claim 1, wherein a holding portion for detachably holding the nail file member is provided on each of the upper and lower surface portions. 前記直方体状基材は、
上下面が開口され、かつ上下の開口縁部の内側に係合段部が形成された扁平な中空体と、前記上下の各開口部を閉止するプレート状のキャップとから構成されていること
を特徴とする請求項１に記載の爪やすり。The rectangular parallelepiped substrate is
It is composed of a flat hollow body having upper and lower surfaces opened and engaging stepped portions formed inside the upper and lower opening edges , and a plate-like cap that closes the upper and lower openings. The nail file according to claim 1, wherein 前記直方体状基材は、
扁平な中空体の上下の各面における左右の端部に、アリ溝状のキャップ保持部がそれぞれ形成され、このキャップ保持部に、前記キャップに設けたアリを係合させることによって、中空体とキャップとを一体化させるよう構成されていること
を特徴とする請求項３に記載の爪やすり。The rectangular parallelepiped substrate is
Dovetail-shaped cap holding portions are respectively formed at the left and right end portions of the upper and lower surfaces of the flat hollow body, and by engaging the ants provided on the cap with the cap holding portion, The nail file according to claim 3 , wherein the nail file is configured to integrate the cap. 前記爪やすり部材は、
爪の先端部ないし表面を整形する、研削用及び／又は爪の表面を磨く表面研磨用であること
を特徴とする請求項１に記載の爪やすり。The nail file member is
The nail file according to claim 1, wherein the nail file is for grinding and / or surface polishing for polishing the surface of the nail for shaping the tip or surface of the nail. 前記爪やすり部材は、
織布又は不織布の表面に研磨剤粉末を担持させたシートと、ウレタン系発泡シートとから構成されていること
を特徴とする請求項１又は５に記載の爪やすり。The nail file member is
The nail file according to claim 1 or 5 , wherein the nail file comprises a sheet in which abrasive powder is supported on the surface of a woven fabric or a nonwoven fabric, and a urethane foam sheet.

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