JP4129453B2 - 半導体記憶装置、半導体記憶装置の動作方法および半導体記憶装置のテスト方法 - Google Patents

半導体記憶装置、半導体記憶装置の動作方法および半導体記憶装置のテスト方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体記憶装置、半導体記憶装置の動作方法および半導体記憶装置のテスト方法に関する。
特許文献1には、強誘電体メモリが記載されている。この強誘電体メモリは、強誘電体の残留分極の方向に対応した2値のいずれかを格納するメモリである。1個のメモリセルに格納可能なデータは1ビットだけである。
特許文献2には、1個のメモリセルに複数ビットを格納することができる多値強誘電体メモリが記載されている。この強誘電体メモリは、いわゆる1T(Transistor)型のメモリセル構造を有している。強誘電体メモリは、書込み時にメモリセルへ印加する電圧を変化させることにより、強誘電体キャパシタの残留分極量を変化させて複数ビットをメモリセルへ格納する。
1T型の強誘電体メモリでは、読み出し時にデータがメモリセル内に残留する、即ち、非破壊読出しが可能である。しかし、このような1T型の強誘電体メモリは、一般に、現在広く開発が進んでいる1T−1C(1 Transistor-1 Capacitor)型のメモリセル構造と比較して製造することが困難である。
1T−1C型の強誘電体メモリにおいて、1個のメモリセルに複数のビットを記憶させることも可能である。しかし、1個のメモリセルに複数のビットを記憶させるためには、データの書込み時に、複数の書込み電圧が必要となる。さらに、1T−1C型の強誘電体メモリでは、読み出し時にデータがメモリセル内に残留しない、即ち、そのデータは破壊される。従って、読み出し時には、メモリセルへ同一データを再書込みする必要がある。このデータの再書込み時においても、複数の書込み電圧が必要となる。
このように、強誘電体メモリでは、フラッシュメモリのように、1個のメモリセルに複数のビットを記憶させる技術を用いて高集積化を図り、安価かつ大容量のメモリを提供することが難しかった。
特開平9−7378号公報 特開2003−188350号公報
1個のメモリセルに複数のビットを記憶させることによって高集積化を図り、安価かつ大容量を有する強誘電体メモリを備えた半導体記憶装置を提供する。
本発明に係る実施形態に従った半導体記憶装置は、複数のビット線と、複数のワード線と、複数のプレート線と、電極間に強誘電体を有し、前記電極の一方が前記プレート線に接続され、データを格納することができる強誘電体キャパシタと、前記強誘電体キャパシタの他方の電極と前記ビット線との間に接続され、前記ワード線の電位に基づいて前記強誘電体キャパシタを選択的に前記ビット線に接続することができる選択トランジスタと、各前記ビット線に対応して設けられ、該ビット線を駆動するビット線ドライバと、各前記ワード線に対応して設けられ、該ワード線を駆動するワード線ドライバと、各前記プレート線に対応して設けられ、該プレート線ごとに異なる複数の電圧値を印加することができるように複数のプレート電圧線を含み、前記強誘電体キャパシタへのデータの再書込み時に、前記複数のプレート電圧線のうち共通の単一プレート電圧線またはグランドを前記プレート線に接続するプレート線ドライバとを備え、
複数の前記強誘電体キャパシタは、互いに異なる分極特性を有するように、初期化されるときに前記プレート線を介してそれぞれ異なる前記プレート電圧線に接続され、
該初期化時に用いられる複数の前記プレート電圧線の電位は、データの書込みまたはデータの読出し時の前記プレート線の電位よりも高い電位を含み、
これらの複数の強誘電体キャパシタは、データの書込み時に、複数ビットのデータを格納するために、前記プレート線を介して前記複数のプレート電圧線のうち共通の単一プレート電圧線またはグランドに接続されることを特徴とする。
本発明に係る実施形態に従った半導体記憶装置の動作方法は、複数のビット線と、複数のワード線と、複数のプレート線と、電極間に強誘電体を有し、前記電極の一方が前記プレート線に接続され、データを格納することができる強誘電体キャパシタと、前記強誘電体キャパシタの他方の電極と前記ビット線との間に接続され、前記ワード線の電位に基づいて前記強誘電体キャパシタを選択的に前記ビット線に接続することができる選択トランジスタと、各前記ビット線に対応して設けられ、該ビット線を駆動するビット線ドライバと、各前記ワード線に対応して設けられ、該ワード線を駆動するワード線ドライバと、各前記プレート線に対応して設けられ、該プレート線を駆動するプレート線ドライバとを備えた半導体記憶装置の動作方法であって、
複数の前記強誘電体キャパシタは、互いに異なる分極特性を有するように、初期化されるときに前記プレート線を介して異なる前記プレート電圧線に接続され、
該初期化時に用いられる複数の前記プレート電圧線の電位は、データの書込みまたはデータの読出し時の前記プレート線の電位よりも高い電位を含み、
前記初期化後、前記強誘電体キャパシタへ複数ビットのデータを書き込むときに、前記プレート線に前記複数のプレート電圧線のうち共通の単一プレート電圧線またはグランドを接続することを具備する。
本発明に係る実施形態に従った半導体記憶装置のテスト方法は、複数のビット線と、複数のワード線と、複数のプレート線と、電極間に強誘電体を有し、前記電極の一方が前記プレート線に接続され、データを格納することができる強誘電体キャパシタと、前記強誘電体キャパシタの他方の電極と前記ビット線との間に接続され、前記ワード線の電位に基づいて前記強誘電体キャパシタを選択的に前記ビット線に接続することができる選択トランジスタと、各前記ビット線に対応して設けられ、該ビット線を駆動するビット線ドライバと、各前記ワード線に対応して設けられ、該ワード線を駆動するワード線ドライバと、各前記プレート線に対応して設けられ、該プレート線を駆動するプレート線ドライバとを備えた半導体記憶装置のテスト方法であって、
データの読出し/書込み動作に使用する共通の単一プレート電圧線を用いて前記強誘電体キャパシタにデータを書き込み、前記強誘電体キャパシタの動作をテストし、複数の前記強誘電体キャパシタが互いに異なる分極特性を有するように、初期化において前記プレート線を介して複数の前記強誘電体キャパシタにそれぞれ異なる前記プレート電圧線に接続し、該初期化時に用いられる複数の前記プレート電圧線の電位は、データの書込みまたはデータの読出し時の前記プレート線の電位よりも高い電位を含み、前記プレート線に前記複数のプレート電圧線のうち共通の単一プレート電圧線またはグランドを接続して、前記強誘電体キャパシタへ複数ビットのデータを書き込み、複数ビットのデータを格納した前記強誘電体キャパシタをテストすることを具備する。
1個のメモリセルに複数のビットを記憶させることによって高集積化を図り、安価でありかつ大容量を有する強誘電体メモリを備えた半導体記憶装置を提供する。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。以下の実施形態は、複数の初期化電圧によって強誘電体キャパシタごとに分極特性を変更する。これにより、複数ビットデータを記憶可能な強誘電体キャパシタを備えた半導体記憶装置を提供することができる。初期化は、強誘電体キャパシタに読出し/書込み電圧以上の電圧を印加することによって分極特性を変更する処理である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係る実施形態に従った半導体記憶装置100のブロック図である。半導体記憶装置100は、複数のメモリセルMCがマトリックス状に配列されたメモリセルアレイMCAを備えている。メモリセルMCは、1T−1C型のメモリセルであり、強誘電体キャパシタFCおよび選択トランジスタSTから構成されている。便宜的に、4つのメモリセルMCのみを図示している。
強誘電体キャパシタFCは、電極間に強誘電体を有し、一方の電極がプレート線PLに接続され、他方の電極が選択トランジスタSTのソースまたはドレインに接続されている。選択トランジスタSTは、従来のMOSFETでよい。選択トランジスタSTは、ビット線BLと強誘電体キャパシタFCとの間に接続されている。選択トランジスタSTのゲートは、ワード線WLに接続されている。選択トランジスタSTのゲートは、ワード線WLの電位に基づいて強誘電体キャパシタFCを選択的にビット線BLに接続することができる。
各ワード線WLは、それぞれに対応するワード線ドライバWLDに接続されている。各ビット線BLは、それぞれに対応するセンスアンプS/Aおよびビット線ドライバBLDに接続されている。各プレート線PLは、それぞれに対応するプレート線ドライバPLDに接続されている。
ビット線ドライバBLDは、複数(本実施形態では2つ)のビット電圧線BVL1、BVL2およびグランドのうちいずれかをビット線BLに接続することができる。ビット電圧線BVL1、BVL2は、それぞれビット線BLへ初期化電圧Vi1、Vi2を伝達する。プレート線ドライバPLDは、複数(本実施形態では2つ)のプレート電圧線PVL1、PVL2およびグランドのうちいずれかをプレート線PLに接続することができる。プレート電圧線PVL1、PVL2は、それぞれ初期化電圧Vi1、Vi2を伝達する。
図2は、プレート線ドライバPLDの構成を示す回路図である。プレート線ドライバPLDは、外部からの初期電圧制御信号IVCSによって制御されるトランジスタTr1、Tr2を含む。初期電圧制御信号IVCSは、トランジスタTr1、Tr2のいずれかをオンにし、プレート電圧線PVL1またはPVL2をインバータIn1へ接続することができる。このとき、インバータIn1へ印加される電圧をVinとする。インバータIn1は、外部からのプレート信号PSに基づいて、電圧Vinまたはグランドのいずれか一方をプレート線PLへ接続することができる。尚、ビット線ドライバBLDは、センスアンプS/Aと組み合わされているので、プレート線ドライバPLDと同一の構成ではないが、プレート線ドライバPLDと類似の構成で実施することができる。よって、ビット線ドライバBLDの詳細な構成の図示は省略されている。
図3は、半導体記憶装置100の動作の流れを示すフロー図である。まず、強誘電体キャパシタFCの初期化を実行する(S10)。初期化は、強誘電体キャパシタFCに電圧を印加することによって強誘電体キャパシタFCの分極特性を決定する処理である。この初期化は各メモリセルMCごとに実行される。即ち、同一のメモリセルアレイMCA内の複数のメモリセルMCは、異なる初期化電圧で初期化されている場合がある。
次に、強誘電体キャパシタFCへデータを書き込む(S20)。このとき、プレート線ドライバPLDは、プレート線PLに複数のプレート電圧線PVL1、PVL2のうち共通の単一プレート電圧線をVinとして接続する。例えば、プレート電圧線PVL2を書込み時のプレート電圧線と設定した場合、プレート電圧線PVL1は、初期化電圧としてのみ用いられる。書込み時には、総てのメモリセルにおいて、プレート電圧線PVL1は使用されず、プレート電圧線PVL2またはグランドが使用される。
同様に、ビット線ドライバBLDは、ビット線BLに複数のビット電圧線BVL1、BVL2のうち共通の単一ビット電圧線を接続する。例えば、ビット電圧線BVL2を書込み時のビット電圧線と設定した場合、ビット電圧線BVL1は、初期化電圧としてのみ用いられる。書込み時には、総てのメモリセルにおいて、ビット電圧BVL1は使用されず、ビット電圧線BVL2またはグランドが使用される。
ステップS20でデータが書き込まれた後には、同一のデータが再度書き込まれることはあるが、このデータと異なるデータが新しく書き込まれることはない。即ち、半導体記憶装置100は、OTP(One Time Program)メモリである。
データの書込み後、半導体記憶装置100は、パッケージングされ、製品として集荷され得る。よって、以下のステップS30、S40は、ユーザの使用時におけるステップと考えてよい。
次に、強誘電体キャパシタFC内のデータを読み出す(S30)。このとき、センスアンプS/Aが、ビット線BLを介して強誘電体キャパシタFC内のデータを検出する。
データを読み出した後には、その読み出したデータをメモリセルMCへ再度書き込む必要がある(S40)。上述のとおり、1T−1C型の強誘電体メモリでは、読み出し時にデータがメモリセル内に残留しない。従って、データを読み出した後、読出し対象であるワード線WLに接続されたメモリセルMCへ再度データを書き込む。このとき、プレート線ドライバPLDおよびビット線ドライバBLDは、ステップS20と同様に動作する。尚、上述のとおり、半導体記憶装置100はOTPメモリであるので、この再書込みのデータは読み出されたデータと同一である。
このように、本実施形態の動作は、初期化(S10)において、複数のプレート電圧および複数のビット電圧を用いる。しかし、一旦、初期化が終了すると、その後の書込み/再書込み動作(S20、S40)では、共通の単一プレート電圧および共通の単一ビット電圧を用いるだけである。書込み/再書込み動作時に共通の単一プレート電圧および共通の単一ビット電圧を動作電圧Vopとする。尚、初期化電圧Vi1およびVi2は、動作電圧Vop以上の電圧である。
図4および図5は、強誘電体キャパシタFCに印加した初期化電圧に対する強誘電体キャパシタFCの分極特性を示すグラフである。図4に示すように、初期化電圧が所定の電圧値Vi1を超えると、強誘電体キャパシタFCの残留分極量は、初期化電圧が高いほど大きくなる。この残留分極量の変化を利用すると、図5に示すように、強誘電体キャパシタFCの信号差を変更することができる。
例えば、初期化電圧がVi1のときには、データ“0”を格納する強誘電体キャパシタFCの残留分極量とデータ“1”を格納する強誘電体キャパシタFCの残留分極量との差は、信号差SD1となる。一方、初期化電圧がVi2のときには、データ“0”を格納する強誘電体キャパシタFCの残留分極量とデータ“1”を格納する強誘電体キャパシタFCの残留分極量との差は、信号差SD2となる。これにより、信号差が互いに異なる複数の強誘電体キャパシタFCは、書込み/再書込み電圧がVopで一定であっても、それぞれ信号差の異なるデータを格納することができる。
図6は、強誘電体キャパシタFCに印加した初期化電圧に対する読出しデータの電圧を示すグラフである。図5に示す信号差SD1およびSD2の相違に基づいて、図6に示すように読出しデータの電圧差が相違する。例えば、強誘電体キャパシタFCがVi1(2.5V)で初期化され、かつ、データ“1”を格納する場合、読出し電圧は、Vsig1となる。強誘電体キャパシタFCがVi1(2.5V)で初期化され、かつ、データ“0”を格納する場合、読出し電圧は、Vsig2となる。強誘電体キャパシタFCがVi2(5V)で初期化され、かつ、データ“1”を格納する場合、読出し電圧は、Vsig3となる。さらに、強誘電体キャパシタFCがVi2(5V)で初期化され、かつ、データ“0”を格納する場合、読出し電圧は、Vsig4となる。このように、強誘電体キャパシタFCがVi1(2.5V)で初期化された場合には、データ“1”と“0”との信号電圧差はVD1となる。強誘電体キャパシタFCがVi2(5V)で初期化された場合には、データ“1”と“0”との信号電圧差は、VD1よりも大きいVD2となる。
センスアンプS/Aは、読出し電圧Vsig1とVsig2との中間値、読出し電圧Vsig1とVsig3との中間値、並びに、読出し電圧Vsig2とVsig4との中間値をリファレンス電圧Vref1、Vref2及びVref3として有する。これによって、センスアンプS/Aは、読出し電圧Vsig1〜Vsig4を検出することができる。
例えば、読出し電圧Vsig1〜Vsig4がそれぞれ(0,0)、(0,1)、(1,0)および(1,1)に該当するものとすると、強誘電体キャパシタFCは、1個で2ビットデータを格納することが可能となる。
図2を再度参照し、初期化電圧の印加時および読出し/再書込み時におけるプレート線ドライバPLDの動作をより詳細に説明する。初期化電圧を印加するときには、プレート信号PSはハイであり、電圧Vinがプレート線PLに印加される。初期電圧制御信号IVCSは、トランジスタTr1またはTr2のいずれかを選択的にオンにする。それによって、電圧Vinは、プレート電圧Vi1またはVi2のいずれかになり、プレート線PLにプレート電圧Vi1またはVi2のいずれかが選択的に印加される。
ビット線ドライバBLDも、同様に、ビット電圧線BVL1またはBVL2のいずれかをビット線BLに接続する。これによって、ビット電圧Vi1またはVi2のいずれかがビット線BLに印加される。
例えば、Vi1<Vi2とする。このとき、或るメモリセルMCの強誘電体キャパシタFCの信号電圧差をVD1にする場合には、ビット線BLおよびプレート線PLには、それぞれ初期電圧Vi1が印加される。この信号電圧差をVD2にする場合には、ビット線BLおよびプレート線PLには、それぞれ初期電圧Vi2が印加される。
このように、強誘電体キャパシタFCは、複数の初期化電圧で初期化され得る。プレート線ドライバPLDおよびビット線ドライバBLDは、各プレート線PLおよび各ビット線BLのそれぞれに対応して設けられている。よって、各メモリセルMCごとに初期化電圧を設定することができる。
一方、データの書込み時には、初期電圧制御信号IVCSは固定されている。よって、電圧Vinは、プレート電圧Vp1またはVp2の一方に固定される。プレート信号PSは、ハイまたはロウのいずれかを取り得る。これにより、インバータIn1は、プレート線PLを電圧Vinまたはグランドに接続する。その結果、メモリセルMCは、それぞれの分極特性に対応したデータ“1”または“0”を格納することができる。
図7(A)および図8は、メモリセルMCからのデータの読出し方法の流れを示すフロー図である。図7(A)に示すように、センスアンプS/Aは、読出しデータを検出するために、リファレンス電位を Vref1, Vref2, Vref3 の順に用いる。まず、センスアンプS/Aは、Vref1と読出しデータを比較する(S11)。この時、読出しデータがレファレンス電位Vref1と比べて高いか、それとも低いかという情報が得られる。この情報は、後に最終的なデータを判断するために一次的に保存される。次に、読出しデータをVref2と比較する(S21)。その結果は、Vref1の比較結果と同様に一次的に保存される。さらに、読出しデータをVref3と比較する(S31)。その結果は、Vref1の比較結果と同様に一次的に保存される。ここで、ステップS11、S21、S31の比較結果に基づいて、メモリセルMCに書き込まれていたデータのシグナルレベルが確定する。
図7(B)は、ステップS11、S21、S31の比較結果と読出しデータとの関係の一例を示す表である。本実施形態では、各センスアンプ毎に、ステップS11、S21、S31の比較結果をデコードし、メモリセルMCに保存されていた2ビットデータに変換する回路が必要である。これは、公知の技術によるデコーダ回路により実現することができる。
図7(A)を再度参照する。最後に、読み出しにより破壊されたデータを再びメモリセルMCに書き戻す(S32)。このためには、Vref1との比較の結果を書き戻せばよい。このようにして、データの読み出しと、その後の再書き込みを行うことができる。上記の例では、Vref1, Vref2, Vref3の順でリファレンス電位を用いたが、Vref1, Vref3, Vref2の順で用いても、同様の読み出しを行うことができる。
図7および図8は、メモリセルMCからのデータの読出し方法の流れを示すフロー図である。図7に示すように、センスアンプS/Aは、読出しデータを検出するために、リファレンス電圧を昇順に用いてよい。即ち、センスアンプS/Aは、まず、Vref3と読出しデータとを比較し(S11)、次に、Vref1と読出しデータとを比較し(S21)、最後に、Vref2と読出しデータとを比較する(S31)。逆に、センスアンプS/Aは、読出しデータを検出するために、リファレンス電圧を降順に用いてよい。これにより、各メモリセルに格納されたデータは、3ステップで検出され得る。
図8に示す読出し方法では、センスアンプS/Aは、まず、Vref1と読出しデータとを比較する(S12)。次に、Vref1よりも高い場合にVref2と読出しデータとを比較し、Vref1よりも低い場合にVref3と読出しデータとを比較する(S22)。この場合、Vref2およびVref3を用いた比較ステップは、同時に実行され得る。従って、この場合には、各メモリセルに格納されたデータは、実質的には2ステップで検出され得る。従って、リファレンス電圧を昇順または降順に用いる場合よりも読出し時間が短縮される。
第1の実施形態は、OTPメモリとして利用されるが、強誘電体キャパシタFCを複数の初期化電圧で初期化することによって、1個のメモリセルMCに複数ビットの多値データを記憶することができる。その結果、半導体記憶装置100は、従来の強誘電体メモリよりも単位面積あたりに大容量のデータを記憶することができる。
多値データの書込み/再書込み時には、共通の単一プレート電圧線および共通の単一ビット電圧線を用いれば足りる。その結果、多値データの書込み/再書込み用の電圧源は1つで足り、複数の電圧源を必要としない。これは、半導体記憶装置100のコスト削減につながる。
第1の実施形態では、初期化電圧制御信号IVCSおよびプレート信号PSは、外部から入力されている。即ち、初期化電圧制御回路をチップ内に設ける必要がない。これにより、チップサイズが縮小され得る。
本実施形態において、初期化電圧は2種類(Vi1、Vi2)であった。しかし、初期化電圧は、3種類以上であってもよい。これにより、1個のメモリセルMCは、3ビット以上のデータを格納することが可能となる。
さらに、初期化電圧のうち、最も低い電圧は印加不要としてもよい。即ち、例えば、初期化電圧が2種類(Vi1、Vi2)の場合、初期化電圧Vi2でのみ強誘電体キャパシタFCを初期化し、初期化電圧Vi1では強誘電体キャパシタFCを初期化しなくともよい。このような場合であっても、各メモリセルごとに分極特性を変更することができるからである。
(第2の実施形態)
図9は、本発明に係る第2の実施形態に従った半導体記憶装置200のブロック図である。半導体記憶装置200は、初期化電圧制御回路IVCCを備えている点で半導体記憶装置100と異なる。第1の実施形態では、初期化電圧制御信号IVCSおよびプレート信号PSは、外部から入力されていた。しかし、半導体記憶装置200は、初期化電圧制御信号IVCSおよびプレート信号PSを生成する初期化電圧制御回路IVCCを内蔵している。
第2の実施形態によれば、ユーザが初期化を実行し、ユーザがデータを書き込むことができる。即ち、ユーザが図3のステップS10〜S40を実行することができる。
(第3の実施形態)
図10は、本発明に係る第3の実施形態に従った半導体記憶装置の構成図である。第3の実施形態は、第1または第2の実施形態による半導体記憶装置100または200を利用する。
第1および第2の実施形態は、初期化の処理を省略するか、あるいは、初期化電圧を単一にすることによって、通常のRAMとして用いることもできる。即ち、第1および第2の実施形態は、1個のメモリセルMCに複数ビットを格納するOTPメモリ(以下、単に、OTPメモリという)として用いることができ、また、1個のメモリセルMCに1ビットを格納するRAM(以下、単に、RAMという)として用いることもできる。
メモリセルMCの構造自体は、OTPメモリとRAMとの間で異ならない。よって、例えば、図10に示すように、或るメモリセルアレイMCA内の一部分をOTPメモリとして使用し、残りの部分をRAMとして使用することができる。これにより、OTPメモリ領域には、書換え不要のOS等を保存することができ、RAM領域には、書換え可能なプログラムまたはファイルを保存することができる。
第3の実施形態によれば、OTPメモリとRAMとは同一構造を有するので、これらは同一製造プロセスで同時に形成することができる。また、初期化電圧制御回路などの周辺回路PCは、OTPメモリとRAMとで共通に用いることができる。
(第4の実施形態)
図11は、本発明に係る第4の実施形態に従った半導体記憶装置の構成図である。第4の実施形態のメモリセルアレイMCAは、第3の実施形態と同様である。周辺回路部のうち初期化電圧制御回路IVCCを含む周辺回路PC1は、OTPメモリにのみ接続されている。RAMの周辺回路PC2は初期化電圧制御回路IVCCを含まない。これにより、RAMの周辺回路領域の面積を小さくすることができる。第4の実施形態は、第3の実施形態と同様に、OTPメモリとRAMとが同一製造プロセスで同時に形成することができるという利点も有する。
(第5の実施形態)
図12(A)から図12(C)は、本発明に係る第5の実施形態に従った半導体記憶装置の構成図である。第5の実施形態では、メモリセルアレイMCAを3つの領域R1〜R3に分ける。図12(A)では、領域R1内のメモリセルMCを複数の初期化電圧のいずれかで初期化する。これにより、領域R1内のメモリセルMCは複数ビットを記憶可能なOTPとして使用される。領域R2およびR3内のメモリセルMCは初期化されず、1ビットを記憶可能なRAMとして使用する。ここで、初期化が施されていないメモリセルMCをRAMnewとする。
OTPに格納されたデータは更新不可能である。従って、もし、OTPに格納されたデータを更新する必要がある場合には、領域R2内のメモリセルMCを複数の初期化電圧のいずれかで初期化する。これにより、図12(B)に示すように、領域R2内のメモリセルMCは、複数ビットを記憶可能なOTPとなり、更新後のデータを記憶することができる。
一方、領域R1内のメモリセルMCは、複数ビットを記憶可能なOTPとして使用されてきたが、1ビットを記憶可能なRAMとしても利用することができる。例えば、図6において、基準電圧Vref1のみを使用した場合、信号電圧Vsig1およびVsig3はデータ“1”とし、信号電圧Vsig2およびVsig4はデータ“0”とすればよい。このように、初期化が施され、尚且つ、RAMとして用いるメモリセルMCをRAMoldとする。RAMoldは、RAMnewと同様にデータの読出し/書込みに使用することができる。
さらに、OTPに格納されたデータを更新する必要がある場合には、領域R3内のメモリセルMCを複数の初期化電圧で初期化する。これにより、図12(C)に示すように、領域R3内のメモリセルMCは、複数ビットを記憶可能なOTPとなり、更新後のデータを記憶することができる。
一方、領域R2内のメモリセルMCは、領域R1と同様に、1ビットを記憶可能なRAMoldとして利用する。
第5の実施形態のOTPは、第1または第2の実施形態に従ったOTPでよい。これらのOTPは、構造上、RAMと異ならない。よって、第5の実施形態は、図12(A)から図12(C)のように、メモリセルアレイMCA内においてOTP領域およびRAM領域を変更することによって、OTPに格納されたデータの更新に対応することができる。
(テスト方法)
次に、以上の実施形態に従った強誘電体メモリのテスト方法について述べる。これらの強誘電体メモリは、印加電圧によって分極特性が変化するので、テスト時に実際にデータを書き込むことは難しい。
そこで、テスト時には、通常動作(即ち、読出し/再書込み)時の電圧を用いる。上述のとおり、初期化電圧は、通常動作時の電圧と等しいかこれよりも高い。従って、通常動作時の電圧で強誘電体メモリの動作をテストした後、強誘電体メモリを初期化することができる。
しかし、このテストは、初期化前に実行されるので、1個のメモリセルが複数ビットを格納可能であるか否かをテストすることはできない。従って、初期化後、メモリセルにデータを書き込んだ後に、再度、テストを行う必要がある。このとき、不良メモリセル領域は、別のメモリセル領域で置換すえばよい。この不良領域の置換方法は、ハードディスクで動的に行われている方式と同様でよい。この場合には、メモリ領域を複数のセクタに分けて、不連続なセクタに対して連続なデータを記憶させる。ただし、この場合、置換専用の制御回路等が必要となる。
(第6の実施形態)
図13は、本発明に係る第6の実施形態に従った半導体記憶装置の構成図である。第6の実施形態では、TC直列型強誘電体メモリのアーキテクチュアを用いている。従来のTC直列型強誘電体メモリと異なり、本実施形態ではビット線とプレート線とが同一方向に延伸するように配置されている。このような構成により、各ビットの初期化に必要な電圧を効率良く印加することができる。
すなわち、第1の実施形態は、一度に1ビットずつしか初期化することができなかったが、本実施形態の場合、ワード線を共有する全てのセルを同時に初期化することができる。図13に示されているプレート線ドライバとビット線ドライバは、第1の実施形態のそれらと同様の構成でよい。また、読出し方法も第1の実施形態と同様でよい。
尚、従来のTC直列型強誘電体メモリと同様に、ビット線とプレート線とが直行するように構成してもよい。しかし、この場合には第1の実施形態と同様に初期化は一度に1ビットずつ実行される。
本発明に係る実施形態に従った半導体記憶装置100のブロック図。 プレート線ドライバPLDの構成を示す回路図。 半導体記憶装置100の動作の流れを示すフロー図。 強誘電体キャパシタFCに印加した初期化電圧に対する強誘電体キャパシタFCの分極特性を示すグラフ。 強誘電体キャパシタFCに印加した初期化電圧に対する強誘電体キャパシタFCの分極特性を示すグラフ。 強誘電体キャパシタFCに印加した初期化電圧に対する読出しデータの電圧を示すグラフ。 メモリセルMCからのデータの読出し方法の流れを示すフロー図。 メモリセルMCからのデータの読出し方法の流れを示すフロー図。 本発明に係る第2の実施形態に従った半導体記憶装置200のブロック図。 本発明に係る第3の実施形態に従った半導体記憶装置の構成図。 本発明に係る第4の実施形態に従った半導体記憶装置の構成図。 本発明に係る第5の実施形態に従った半導体記憶装置の構成図。 本発明に係る第6の実施形態に従った半導体記憶装置の構成図。
符号の説明
100 半導体記憶装置
MCA メモリセルアレイ
MC メモリセル
S/A センスアンプ
BL ビット線
WL ワード線
PL プレート線
FC 強誘電体キャパシタ
SR 選択トランジスタ
BLD ビット線ドライバ
WLD ワード線ドライバ
PLD プレート線ドライバ
Vi1、Vi2 初期化電圧

Claims (7)

  1. 複数のビット線と、
    複数のワード線と、
    複数のプレート線と、
    電極間に強誘電体を有し、前記電極の一方が前記プレート線に接続され、データを格納することができる強誘電体キャパシタと、
    前記強誘電体キャパシタの他方の電極と前記ビット線との間に接続され、前記ワード線の電位に基づいて前記強誘電体キャパシタを選択的に前記ビット線に接続することができる選択トランジスタと、
    各前記ビット線に対応して設けられ、該ビット線を駆動するビット線ドライバと、
    各前記ワード線に対応して設けられ、該ワード線を駆動するワード線ドライバと、
    各前記プレート線に対応して設けられ、該プレート線ごとに異なる複数の電圧値を印加することができるように複数のプレート電圧線を含み、前記強誘電体キャパシタへのデータの再書込み時に、前記複数のプレート電圧線のうち共通の単一プレート電圧線またはグランドを前記プレート線に接続するプレート線ドライバとを備え、
    複数の前記強誘電体キャパシタは、互いに異なる分極特性を有するように、初期化されるときに前記プレート線を介してそれぞれ異なる前記プレート電圧線に接続され、
    該初期化時に用いられる複数の前記プレート電圧線の電位は、データの書込みまたはデータの読出し時の前記プレート線の電位よりも高い電位を含み、
    これらの複数の強誘電体キャパシタは、データの書込み時に、複数ビットのデータを格納するために、前記プレート線を介して前記複数のプレート電圧線のうち共通の単一プレート電圧線またはグランドに接続されることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記プレート線ドライバは、前記強誘電体キャパシタを初期化するときに、前記複数のプレート電圧線のうちいずれかを選択し、このプレート電圧線を該強誘電体キャパシタに対応する前記プレート線へ接続することを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記強誘電体キャパシタを初期化するときに使用される前記複数のプレート電圧線の数は、前記強誘電体キャパシタに格納可能なデータのビット数の1/2に等しいことを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記強誘電体キャパシタおよび前記選択トランジスタからなる複数のメモリセルを含むメモリセルアレイを備え、
    前記メモリセルアレイの一部分では、前記強誘電体キャパシタを初期化するときに、前記複数のメモリセルごとに前記複数のプレート電圧線のうちいずれかを選択し、このプレート電圧線を前記強誘電体キャパシタのそれぞれに対応する前記プレート線へ接続し、
    前記メモリセルアレイの他の部分では、前記強誘電体キャパシタを初期化しないことを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  5. 複数のビット線と、複数のワード線と、複数のプレート線と、電極間に強誘電体を有し、前記電極の一方が前記プレート線に接続され、データを格納することができる強誘電体キャパシタと、前記強誘電体キャパシタの他方の電極と前記ビット線との間に接続され、前記ワード線の電位に基づいて前記強誘電体キャパシタを選択的に前記ビット線に接続することができる選択トランジスタと、各前記ビット線に対応して設けられ、該ビット線を駆動するビット線ドライバと、各前記ワード線に対応して設けられ、該ワード線を駆動するワード線ドライバと、各前記プレート線に対応して設けられ、該プレート線を駆動するプレート線ドライバとを備えた半導体記憶装置の動作方法であって、
    複数の前記強誘電体キャパシタは、互いに異なる分極特性を有するように、初期化されるときに前記プレート線を介して異なる前記プレート電圧線に接続され、
    該初期化時に用いられる複数の前記プレート電圧線の電位は、データの書込みまたはデータの読出し時の前記プレート線の電位よりも高い電位を含み、
    前記初期化後、前記強誘電体キャパシタへ複数ビットのデータを書き込むときに、前記プレート線に前記複数のプレート電圧線のうち共通の単一プレート電圧線またはグランドを接続することを具備する半導体記憶装置の動作方法。
  6. 前記強誘電体キャパシタ内のデータを読み出し、
    前記強誘電体キャパシタへ前記データを再書込みするときに、前記プレート線ドライバにおいて前記プレート線に前記複数のプレート電圧線のうち共通の単一プレート電圧線またはグランドを接続することをさらに具備することを特徴とする請求項5に記載の半導体記憶装置の動作方法。
  7. 複数のビット線と、複数のワード線と、複数のプレート線と、電極間に強誘電体を有し、前記電極の一方が前記プレート線に接続され、データを格納することができる強誘電体キャパシタと、前記強誘電体キャパシタの他方の電極と前記ビット線との間に接続され、前記ワード線の電位に基づいて前記強誘電体キャパシタを選択的に前記ビット線に接続することができる選択トランジスタと、各前記ビット線に対応して設けられ、該ビット線を駆動するビット線ドライバと、各前記ワード線に対応して設けられ、該ワード線を駆動するワード線ドライバと、各前記プレート線に対応して設けられ、該プレート線を駆動するプレート線ドライバとを備えた半導体記憶装置のテスト方法であって、
    データの読出し/書込み動作に使用する共通の単一プレート電圧線を用いて前記強誘電体キャパシタにデータを書き込み、
    前記強誘電体キャパシタの動作をテストし、
    複数の前記強誘電体キャパシタが互いに異なる分極特性を有するように、初期化において前記プレート線を介して複数の前記強誘電体キャパシタにそれぞれ異なる前記プレート電圧線に接続し、該初期化時に用いられる複数の前記プレート電圧線の電位は、データの書込みまたはデータの読出し時の前記プレート線の電位よりも高い電位を含み、
    前記プレート線に前記複数のプレート電圧線のうち共通の単一プレート電圧線またはグランドを接続して、前記強誘電体キャパシタへ複数ビットのデータを書き込み、
    複数ビットのデータを格納した前記強誘電体キャパシタをテストすることを具備する半導体記憶装置のテスト方法。
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