JP4079109B2 - トナーの評価方法 - Google Patents

トナーの評価方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4079109B2
JP4079109B2 JP2004099190A JP2004099190A JP4079109B2 JP 4079109 B2 JP4079109 B2 JP 4079109B2 JP 2004099190 A JP2004099190 A JP 2004099190A JP 2004099190 A JP2004099190 A JP 2004099190A JP 4079109 B2 JP4079109 B2 JP 4079109B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
pellet
compression
maximum load
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004099190A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005283398A5 (ja
JP2005283398A (ja
Inventor
哲史 田部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2004099190A priority Critical patent/JP4079109B2/ja
Priority to US11/089,358 priority patent/US7246528B2/en
Publication of JP2005283398A publication Critical patent/JP2005283398A/ja
Publication of JP2005283398A5 publication Critical patent/JP2005283398A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4079109B2 publication Critical patent/JP4079109B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/0819Developers with toner particles characterised by the dimensions of the particles
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/0821Developers with toner particles characterised by physical parameters
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/0827Developers with toner particles characterised by their shape, e.g. degree of sphericity
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/087Binders for toner particles
    • G03G9/08784Macromolecular material not specially provided for in a single one of groups G03G9/08702 - G03G9/08775
    • G03G9/08795Macromolecular material not specially provided for in a single one of groups G03G9/08702 - G03G9/08775 characterised by their chemical properties, e.g. acidity, molecular weight, sensitivity to reactants
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/087Binders for toner particles
    • G03G9/08784Macromolecular material not specially provided for in a single one of groups G03G9/08702 - G03G9/08775
    • G03G9/08797Macromolecular material not specially provided for in a single one of groups G03G9/08702 - G03G9/08775 characterised by their physical properties, e.g. viscosity, solubility, melting temperature, softening temperature, glass transition temperature

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

本発明は、電子写真方式に用いられるトナーの、定着特性を評価するためのトナーの評価方法に関する。
従来より、電子写真方式の画像形成装置では、記録紙等の被記録媒体に転写したトナーを定着する方法として、いわゆる圧着加熱方式が採用されている。圧着加熱方式とは、例えば、トナー転写後の記録紙を定着ユニットに設けられた加熱ローラと押圧ローラとで挟持し、トナーを紙面に圧接しながら加熱することによってそのトナーを溶融させ、記録紙に融着固化させる方法である。
ところが、このような圧着加熱方式の定着ユニットは極めて消費電力が大きく、近年の画像形成装置では総消費電力の70%が定着に費やされる場合もある。そこで、低温で定着可能で、しかも耐オフセット性に優れたトナーの開発が種々検討されている。
例えば、特定の性質を有する2種類のワックスを使用してトナーを製造する方法(例えば、特許文献1参照)や、トナーを構成する非晶質ポリエステルと結晶性ポリエステルとを所定の比率で混合する方法(例えば、特許文献2参照)などが提案されている。
特開平8−278657号公報 特開2001−222138号公報
しかしながら、同じ製造方法で製造されたトナーであっても定着特性に差異が生じる場合があり、どのような製造条件によってこうした差異が生じるのかについては未解明の部分も多い。従って、上記各特許文献に開示された方法で製造されたトナーであっても、十分な低温定着性や耐オフセット性が得られない場合がある。このため、製造されたトナーを検査(評価)して、所望の定着特性が期待通りに得られるかどうかを予め調べておく必要がある。
そこで、本発明は、低温定着性,耐オフセット性などのトナーの定着特性を、的確に評価することのできるトナーの評価方法の提供を目的としてなされた。
上記目的を達するためになされた本発明は、トナーの定着特性を評価するトナーの評価方法であって、0.10gのトナーをサンプリングするサンプリング工程と、該サンプリングされた0.10gのトナーを全部使用して直径7mm厚さ2mmの円盤状のペレットを成形するペレット成形工程と、該成形されたペレットを80℃の雰囲気温度に保持する保持工程と、上記雰囲気温度に保持された上記ペレットを5mm/secのスピードで1mm圧縮し、その圧縮時の最大荷重を測定する圧縮工程と、を備え、上記最大荷重が8000g以下であるか否かによって上記トナーの定着特性を評価することを特徴としている。
本願出願人は、トナーで成形したペレットを所定の雰囲気温度に保持した後、一定速度で圧縮する場合、その圧縮時の最大荷重とトナーの低温定着性との間には極めて密接な対応関係があり、その最大荷重が小さいほど最低定着温度が低くなることを発見した。そこで、本発明では、サンプリング工程でトナーをサンプリングし、続くペレット成形工程ではそのトナーでペレットを成形する。続いて、保持工程により該成形されたペレットを所定の雰囲気温度に保持し、上記雰囲気温度に保持された上記ペレットを、圧縮工程にて一定速度で所定量圧縮し、その圧縮時の最大荷重を測定する。そして、上記最大荷重が所定値以下であるか否かによって上記トナーの定着特性を評価する。このため、上記評価によって肯定の評価を受けたトナーの最低定着温度は、上記所定値に対応する最低定着温度よりも低いことが分かる。
従って、この評価によって肯定の評価を受けたトナーを画像形成装置に使用すれば、加熱ローラの温度を低減して画像形成装置の消費電力を低減することができる。
本願出願人は、0.10gのトナーで直径7mm厚さ2mmの円盤状のペレットを成形し、そのペレットを80℃の雰囲気温度に保持した後、5mm/secのスピードで1mm圧縮し、そのとき測定された最大荷重が8000g以下である場合、上記トナーの最低定着温度は130℃と極めて低いことを発見した。このため、上記サンプリング工程では、0.10gのトナーをサンプリングし、上記ペレット成形工程では、その0.10gのトナーを全部使用して直径7mm厚さ2mmの円盤状のペレットを成形し、上記保持工程では、上記ペレットを80℃の雰囲気温度に保持し、上記圧縮工程では、上記ペレットを5mm/secのスピードで1mm圧縮し、その圧縮工程で測定された最大荷重が上記所定値としての8000g以下であるか否かによって上記トナーの定着特性を評価する場合、トナーの最低定着温度が130℃以下であるか否かを良好に評価することができる。従って、この方法によって肯定の評価を受けたトナーは、加熱ローラを高温にするのが困難な小型のレーザプリンタ等にも良好に使用することができる。
また、本発明は、トナーの定着特性を評価するトナーの評価方法であって、0.10gのトナーをサンプリングするサンプリング工程と、該サンプリングされた0.10gのトナーを全部使用して直径7mm厚さ2mmの円盤状のペレットを成形するペレット成形工程と、該成形されたペレットを70℃の雰囲気温度に保持する保持工程と、上記雰囲気温度に保持された上記ペレットを5mm/secのスピードで1mm圧縮し、その圧縮時の最大荷重を測定する圧縮工程と、を備え、上記最大荷重が17000g以下であるか否かによって上記トナーの定着特性を評価することを特徴とするものであってもよい。
本願出願人は、0.10gのトナーで直径7mm厚さ2mmの円盤状のペレットを成形し、そのペレットを70℃の雰囲気温度に保持した後、5mm/secのスピードで1mm圧縮し、そのとき測定された最大荷重が17000g以下である場合、上記トナーの最低定着温度は120℃と極めて低いことを発見した。このため、上記サンプリング工程では、0.10gのトナーをサンプリングし、上記ペレット成形工程では、その0.10gのトナーを全部使用して直径7mm厚さ2mmの円盤状のペレットを成形し、上記保持工程では、上記ペレットを70℃の雰囲気温度に保持し、上記圧縮工程では、上記ペレットを5mm/secのスピードで1mm圧縮し、その圧縮工程で測定された最大荷重が上記所定値としての17000g以下であるか否かによって上記トナーの定着特性を評価する場合、トナーの最低定着温度が120℃以下であるか否かを良好に評価することができる。従って、この方法によって肯定の評価を受けたトナーは、加熱ローラを高温にするのが困難な小型のレーザプリンタ等にも一層良好に使用することができる。
なお、本発明のトナーの評価方法には、上記最大荷重の測定に加えて、それ以外のパラメータの測定を組み合わせて評価を行ってもよい。例えば、本発明は、トナーの定着特性を評価するトナーの評価方法であって、トナーをサンプリングするサンプリング工程と、該サンプリングされたトナーでペレットを成形するペレット成形工程と、該成形されたペレットを所定の雰囲気温度に保持する保持工程と、上記雰囲気温度に保持された上記ペレットを一定速度で所定量圧縮し、その圧縮時の最大荷重を測定する圧縮工程と、温度を変えながら上記トナーの粘弾性測定を行う粘弾性測定工程と、を備え、該粘弾性測定で測定される貯蔵弾性率G’と損失弾性率G”との比としての損失正接tanδが100℃以上125℃未満の範囲に極大値を持たず、かつ、上記圧縮工程で測定された最大荷重が所定値以下であるか否かに応じて上記トナーの定着特性を評価することを特徴とするものであってもよい。
本願出願人は、上記損失正接tanδが100℃未満の領域に極大値を持つ場合、トナーを構成する樹脂が非常に硬く、トナーの定着温度幅は60℃以上であって耐オフセット性には問題がないことを発見した。但し、このようなトナーは低温定着性が不十分である場合が多い。また、本願出願人は、上記損失正接tanδが125℃以上の領域に極大値を持つ場合も、定着温度幅が60℃以上と広く、トナーは良好な耐オフセット性を有することを発見した。このため、上記評価によって肯定の評価を受けたトナーは、低温定着性において優れているばかりでなく、耐オフセット性においても優れており、熱容量の小さい小型の定着ユニットでも、シリコンオイルなどの離型材料を使用することなく良好に定着を行うことができる。
また、本発明は、トナーの定着特性を評価するトナーの評価方法であって、トナーをサンプリングするサンプリング工程と、該サンプリングされたトナーでペレットを成形するペレット成形工程と、該成形されたペレットを所定の雰囲気温度に保持する保持工程と、上記雰囲気温度に保持された上記ペレットを一定速度で所定量圧縮し、その圧縮時の最大荷重を測定する圧縮工程と、ゲルパーミュエーションクロマトグラフィによって重量平均分子量Mwおよび数平均分子量Mnを測定する分子量測定工程と、を備え、該測定された重量平均分子量Mwと数平均分子量Mnとの比Mw/Mnが30以上であり、かつ、上記圧縮工程で測定された最大荷重が所定値以下であるか否かに応じて上記トナーの定着特性を評価することを特徴とするものであってもよい。
上記Mw/Mnの値が30以上であると、上記損失正接tanδの値に関わらず定着温度幅が60℃以上と広く、トナーは良好な耐オフセット性を有する。このため、上記評価によって肯定の評価を受けたトナーは、低温定着性において優れているばかりでなく、耐オフセット性においても優れており、熱容量の小さい小型の定着ユニットでも、シリコンオイルなどの離型材料を使用することなく良好に定着を行うことができる。
次に、本発明の実施の形態を、図面と共に説明する。図1は、本発明が適用された画像形成装置としてのレーザプリンタの主要構成部品の斜視図、図2は、そのレーザプリンタの概略側断面図である。
本レーザプリンタにおける合成樹脂製の本体ケース1は、図1に示すように、メインフレーム1aと、このメインフレーム1aの四周(前後及び左右両側)外面を覆うメインカバー体1bとからなり、メインフレーム1aとメインカバー体1bとを一体的に射出成形等により形成したものである。
また、メインフレーム1aには、上面から露光手段としてのスキャナユニット2と画像形成手段としてのプロセスカートリッジ3と、定着手段としての定着ユニット4と、給紙ユニット5とが装着される。
そして、駆動モータとギヤ列とを含む駆動系ユニット6は、メインカバー体1bの図1の左側内面とそれに近接するメインフレーム1aの左側との間の収納凹所1d内に本体ケース1の下方から挿入して装着固定される。更に、メインフレーム1a及びメインカバー体1bの上面を覆うための合成樹脂製のトップカバー7には、メインフレーム1aの右側に上向きに突出する操作パネル部1cを貫通させる孔7aと、給紙ユニット5の基部を貫通させるための孔7bとが穿設されている。排紙トレイ8の基部はトップカバー7の前端の左右両側に突設したブラケット9(図1で一方のみ示す)に上下揺動可能に装着されており、不使用の場合には、排紙トレイ8をトップカバー7の上面側に折り畳んで覆うことができる。
給紙ユニット5におけるフィダー部ケース5a内には、積層された状態で被記録媒体としての記録紙Pがセットされる。図2に示すように、記録紙Pの先端側は、フィダー部ケース5a内のばね10aで付勢された支持板10にて給紙ローラ11に向かって押圧されている。このため、駆動系ユニット6から動力を伝達されて回転する給紙ローラ11と分離パッド12とによって、記録紙Pを1枚ずつ分離して上下一対のレジストローラ13,14に送ることが可能である。
プロセスカートリッジ3は、レジストローラ13,14にて給送されてくる上記分離された記録紙Pの表面にトナーT(図3)により画像を形成する。更に、定着ユニット4は、トナーTの画像が形成された記録紙Pを、加熱ローラ15と押圧ローラ16とにて挟持することで加熱して、記録紙P上のトナー画像を定着する。定着ユニット4のケース内における下流側に配置された排紙ローラ17とピンチローラ18とからなる排紙部は、トナー画像が定着された記録紙Pを排紙トレイ8に排出する。給紙ローラ11から排紙部までが、被記録媒体搬送ルートである。なお、給紙ユニット5には斜め上方向に開口する手挿口5bが設けられ、フィダー部ケース5a内の記録紙Pとは別の記録紙を、上記被記録媒体搬送ルートへ挿入して印刷できるようにされている。
本体ケース1における上面開放箱体状のメインフレーム1aの平面視ほぼ中央部に配置するプロセスカートリッジ3の下方の部位には、スキャナユニット2の上支持板2aが、メインフレーム1aの底板部の上面側に一体的に形成したステー部にビス等にて固定される。そして、スキャナユニット2には、合成樹脂製の上支持板2aの下面側に、レーザ発光部(図示せず)、ポリゴンミラー20、レンズ21、反射鏡22等が配置されている。上記上支持板2aには、静電潜像坦持体としての感光ドラム23の軸線に沿って延びるように穿設された横長スキャナ孔を覆う硝子板24が設けられている。レーザ発光部から出射されたレーザービームLは、ポリゴンミラー20、反射鏡22、レンズ21、硝子板24等を介してプロセスカートリッジ3における感光ドラム23の外周面に照射される。
図2及び図3に示すように、プロセスカートリッジ3は、感光ドラム23とその上面に当接した転写ローラ25、給紙方向において感光ドラム23よりも上流側に配置された現像ローラ27、及び、その更に上流側に配置された供給ローラ28を有する現像装置、更にその上流側に配置されてプロセスカートリッジ3に対して着脱可能なトナーボックス29、また感光ドラム23よりも下流側に配置したクリーニングローラ30等からなっている。プロセスカートリッジ3は、これらの構成要素が合成樹脂製のケース34に組み込まれることよってカートリッジ化されており、このカートリッジ化したプロセスカートリッジ3は、メインフレーム1aに着脱可能に装着される。ここで、感光ドラム23,現像ローラ27,及び供給ローラ28は、いずれも図2における時計回りに回転する。なお、現像ローラ27及び供給ローラ28は、図2における反時計回りに回転するように構成してもよい。
プロセスカートリッジ3と定着ユニット4との間には、感光ドラム23を除電するための除電ランプ30aが設けられている。また、感光ドラム23の下方には帯電器26が設けられている。帯電器26は、タングステン等からなる放電用ワイヤ26aとグリッド電極26bとを備える周知の正帯電用スコロトロン型帯電器であり、スキャナユニット2の上支持板2a上面に一体に設けられている。
感光ドラム23の外周面において、帯電器26にて帯電された感光層には、スキャナユニット2により画像情報に従って変調されたレーザービームLが走査され、これによって静電潜像が形成される。図3の拡大図に示すように、トナーボックス29内に収納された現像剤としてのトナーTは、撹拌体31にて撹拌されて放出された後、供給ローラ28を介して現像ローラ27の外周面に担持され、層厚規制ブレード32によって現像ローラ27外周面の層の厚さが規制される。感光ドラム23の静電潜像は、現像ローラ27からトナーTが付着することによって顕像化(現像)される。
トナーTによって感光ドラム23に形成された像(トナー画像)は、感光ドラム23の電位とは逆電位の転写バイアスが印加された転写ローラ25と感光ドラム23との間を通る記録紙Pに転写され、トナー画像が形成される。そして、感光ドラム23上に残ったトナーTはクリーニングローラ30で一時的に回収された後、所定のタイミングで感光ドラム23に戻され、現像ローラ27によりプロセスカートリッジ3内に回収される。
なお、スキャナユニット2の上支持板2a(図2)には、上向きに突出するトナーセンサ33を設け、発光部と受光部との対からなるトナーセンサ33がプロセスカートリッジ3におけるトナーボックス29の下面凹所内に臨んで、トナーボックス29内のトナーTの有無を検出できるようになっている。
図2に戻って、メインフレーム1aの前部位とメインカバー体1bの前部位との連設部下面側には、冷却ファン35を収納するための収納部36と、記録紙Pの通過方向と直交する左右方向に延びる通風ダクト37とが連通して形成される。そして、通風ダクト37の上面板部37aを断面下向きV字状に形成し、この上面板部37aをプロセスカートリッジ3と定着ユニット4との間に位置させて、定着ユニット4における加熱ローラ15から発生する熱がプロセスカートリッジ3側に直接伝達しないように遮断する。
また、冷却ファン35で発生した冷却風は、通風ダクト37内を通ってメインフレーム1aの一側下面を伝い、電源部39及び駆動系ユニット6の上記駆動モータを冷却する一方、上面板部37aの内、プロセスカートリッジ3側に開口した複数箇所のスリット孔から吹き出し、該冷却風は、プロセスカートリッジ3と定着ユニット4の間を通過して上昇し、トップカバー7に複数穿設した排気孔40(図1)から装置外に排出される。
次に、上記トナー画像の現像機構について説明する。先ず、トナーボックス29に収納されたトナーTは、結晶性ポリエステルと非晶質ポリエステルとを主成分とし、結着樹脂を含有してなるものであり、特開2001−222138号公報,特開2003−246920号公報等に開示されたのと同様の方法で製造された正帯電性の電子写真用トナーである。
供給ローラ28は、連続気泡を有するウレタンフォームによって構成されたいわゆる発泡ローラである。また、現像ローラ27は、シリコンゴムを基材として円柱状に構成され、更にカーボンの微粒子等を含んでいる。
このため、供給ローラ28及び現像ローラ27が互いに接触しながら回転し、両者の間でトナーTが擦れると、トナーTは正に摩擦帯電する。また、現像ローラ27は表面が滑らかな円柱状であり、正に帯電したトナーTは鏡像力によって現像ローラ27の表面に付着する。従って、供給ローラ28及び現像ローラ27によって、トナーTを正に帯電させて感光ドラム23の表面まで搬送することができる。なお、現像ローラ27は、必ずしも基材をシリコンゴムで構成しなくてもよく、ウレタンゴムで構成してもよい。
感光ドラム23は、ポリカーボネイト等から構成されており、例えば、接地されたアルミニウム製の円筒スリーブ外周部に、ポリカーボネイトに光導電性樹脂を分散させた光導電層を形成して構成される。このため、現像ローラ27と感光ドラム23との対向部では、感光ドラム23上に形成されたプラス極性(正帯電)の静電潜像に対して、正に帯電したトナーTを反転現像方式で現像することができる。そして、このように現像されたトナー画像を、前述のように転写ローラ25との対向位置で記録紙Pに転写することにより、記録紙Pに所望の画像を形成することができる。
画像が形成された記録紙Pは、前述のように定着ユニット4の加熱ローラ15と押圧ローラ16とによって挟持され、トナーTが記録紙Pの紙面に圧接しながら加熱される。これによって、そのトナーTが溶融し、記録紙Pに融着固化される。
本実施の形態では、次のような評価方法で定着特性の優れたトナーTのみを選別してトナーボックス29に充填しているので、加熱ローラ15の温度を低減してレーザプリンタの消費電力を低減することができる。
図4は、本実施の形態のトナーボックス29の製造方法をトナーTの評価方法を中心に表した説明図である。図4に示すように、先ず、トナーTを購入して用意、若しくは自ら製造し(S0)、その中から0.10g採取(サンプリング)する(S1)。次に、その採取したトナーTを全部使用して、直径約7mm厚さ約2mmの円盤状のペレットPT(図5参照)を成形する(S2)。こうして成形したペレットPTを、図5に示すように恒温槽51内に用意した試料台52に載置し、予熱して所定の雰囲気温度(例えば80℃)に保持する(S3)。こうして、予熱が完了すると、圧縮試験機60(例えば、Stable Micro Systems社製テクスチャーアナライザー)の錘61をペレットPTに乗せ、全面に圧力が加わるようにして5mm/secのスピードで、荷重を測定しながら1mm圧縮する(S4)。そして、このとき測定された最大荷重が所定値(例えば8000g)以下である場合は、選別条件に合格したトナーTとして、採取した残りのトナーTをトナーボックス29に充填して(S5)、出荷する(S6)。一方、最大荷重が上記所定値を超えた場合は、そのトナーTは選別条件に不合格であったとして、採取した残りのトナーTは使用しない。
ここで、上記雰囲気温度を80℃とし、上記所定値を8000gとした場合、選別条件に合格したトナーTの最低定着温度は130℃と極めて低いことが、本願出願人の研究により発見された。また、上記雰囲気温度を70℃とし、上記所定値を17000gとした場合、選別条件に合格したトナーTの最低定着温度は120℃と更に低いことも、本願出願人の研究により発見された。本実施の形態のレーザプリンタは、このような選別条件に合格したトナーTを用いて製造されたトナーボックス29を使用しているので、加熱ローラ15の温度を低減してレーザプリンタの消費電力を低減することができる。
また、上記選別条件としては、圧縮試験機60による試験結果に加えて、更に雰囲気温度を変えながらトナーTの粘弾性測定を行い、その粘弾性測定で測定される貯蔵弾性率G’と損失弾性率G”との比としての損失正接tanδが100℃以上125℃未満の範囲に極大値を持たないことを条件としてもよい。この条件を満たすトナーTは、定着温度幅が60℃以上と広く、良好な耐オフセット性を有している。このため、このような条件をトナーTの選別条件として加えた場合、定着ユニット4の熱容量が小さい場合でも、低温オフセット・高温オフセットの発生をシリコンオイルなどの離型材料を使用することなく良好に防止することができる。
或いは、上記選別条件としては、圧縮試験機60による試験結果に加えて、更にゲルパーミュエーションクロマトグラフィによって重量平均分子量Mwおよび数平均分子量Mnを測定し、該測定された重量平均分子量Mwと数平均分子量Mnとの比Mw/Mnが30以上であることを条件としてもよい。この条件を満たすトナーTも、定着温度幅が60℃以上と広く、良好な耐オフセット性を有している。このため、このような条件をトナーTの選別条件として加えた場合、定着ユニット4の熱容量が小さい場合でも、低温オフセット・高温オフセットの発生をシリコンオイルなどの離型材料を使用することなく良好に防止することができる。
なお、上記粘弾性測定に関する条件も分子量測定に関する条件も、いずれも必要条件ではなく十分条件であり、上記条件を満たしていないトナーTであっても定着温度幅が60℃以上ある場合もある。
(実験例)
次に、上記評価方法の実効性を検証するため、以下のような実験を行った。すなわち、表1に示す樹脂組成のトナーを各種製造し、それぞれに対して上記各種試験を行った。但し、トナーとしては、結晶質ポリエステルと非晶質ポリエステルとを主成分とするもののみならず、非晶質ポリエステルのみを主成分とするもの(試料1〜3)や、非晶質スチレンアクリル樹脂を主成分とするもの(試料0)も試料として採用し、実験を行った。また、圧縮試験機60による試験は、上記70℃,80℃に加えて、90℃の雰囲気温度でも同様の試験を行った。表1には、各試料の樹脂組成と各試料に対する試験結果、及び、各試料のトナーによる最低定着温度,定着温度幅の実測値を示した。
Figure 0004079109
なお、各種データの測定条件は次の通りである。
定着性:市販のレーザプリンタ(ブラザー工業製HL−1040)に定着ユニットを外す改造を施した上で、トナーボックスにトナーを詰めて装着し、未定着の印字画像を印字して次のような定着実験機で定着性の確認を行った。
すなわち、定着実験機の仕様は次の通りである。加熱ローラは、アルミニウム管に含フッ素樹脂をコーティングしたもので、内部からハロゲンランプを通して加熱できるようにし、表面に熱電対を配設してハロゲンランプへの通電を制御することにより所望の表面温度に調整できるようにした。押圧ローラは、アルミニウム管にシリコンゴムを厚さ4mmで巻いたものを使用し、加熱ローラへの押圧力を調整してニップ幅が4mmになるようにした。また、紙送り速度は80mm/secとした。
定着性の確認としては、オフセットの有無と定着強度が十分であるかを確認したが、このうち定着強度については、次のようにして判定した。染色布用の堅牢度試験機(大栄科学精器製RT−200)に300gの錘を設置し、摩擦する部分には綿ポリノ布を設置して、黒ベタ印字後の画像を定着してからその堅牢度試験機で5往復摩擦した。そして、摩擦前後の濃度変化が反射濃度計(マクベス社製RD−914)による測定で10%以内である場合に定着強度が十分であるとした。このようにして、最低定着温度と定着温度幅を各試料に対して測定した。
圧縮荷重:トナーを0.10g精秤し、赤外線分光測定用のペレット製造機(SPECTRUM TECH社製)で直径7.0mm厚さ2.0mm〜2.1mmの円盤状ペレットを得た。なお、トナーがこぼれて厚さが2.0mmに達しなかったペレットは除いた。前述のテクスチャーアナライザーによる試験において、ペレットに接する部分は幅1cm、長さ2cmのステンレス板とし、ペレットがはみ出さないように設置して、ペレットの断面に均等に力がかかるようにして測定した。なお、試験を行う前に、上記雰囲気温度で5分以上予熱してから測定を行った。
粘弾性:レオメーターDAR−100(Reologica Instruments製)を用い、70℃〜190℃の範囲で5℃毎に下記の測定条件で測定した。測定条件は、次の通りである。
プレート=P20ETC
周波数=1Hz
歪=0.003
分子量測定:日本分光社製紫外線検出器870−UVを用い、計算ソフトとしてはシステムインスツルメンツ社製480データステーションを用いて、次のような条件で分子量測定を行った。
サンプル濃度=0.01g/10ml
サンプルろ過=PTFE製の孔径0.5μmのフィルタを通した。
溶媒=テトラヒドロフラン(関東化学製 高速液体クロマトグラフィ用)
流速=1ml/分(日本分光社製ポンプ880−PUにて送液)
カラム=昭和電工製KF−805L×2本とKF−802×1本とを連結して使用
図6は、上記各雰囲気温度で測定された最大荷重(以下、圧縮抵抗力ともいう)とそのトナーの最低定着温度との対応関係を表す説明図である。図6に示すように、80℃の雰囲気温度で測定された圧縮抵抗力が8000g以下であるか否かによって、最低定着温度が130℃以下のトナーと140℃以上のトナーとを峻別することができる。従って、80℃の雰囲気温度で測定された圧縮抵抗力が8000g以下のトナー(例えば、表1に示す試料3,5,6,8,9,10,11,12,13,14,15)は、加熱ローラを140℃以上の高温に加熱するのが困難な小型のレーザプリンタ等にも良好に使用することができる。
同様に、70℃の雰囲気温度で測定された圧縮抵抗力が17000g以下であるか否かによって、最低定着温度が120℃以下のトナーと130℃以上のトナーとを峻別することができる。従って、70℃の雰囲気温度で測定された圧縮抵抗力が17000g以下のトナー(例えば試料5,6,8,9,10,11,13,14,15)は、加熱ローラを130℃以上の高温に加熱するのが困難な更に小型のレーザプリンタ等にも良好に使用することができる。
これに対して、90℃の雰囲気温度で測定された圧縮抵抗力には、最低定着温度との間に上記のような明確な対応関係は見られなかった。なお、図7には、最低定着温度が130℃である2つの試料(試料3,12)対して、雰囲気温度による圧縮抵抗力の変化を示した。図面が煩雑になるため省略したが、他の試料も同様に、雰囲気温度が上がるに従って圧縮抵抗力が小さくなる。
また、図8は、上記のように測定されたtanδが極大になる温度と定着温度幅との対応関係を表す説明図である。すなわち、例えば図9に示す試料6の例のように、tanδは温度の上昇に伴って上に凸の円弧状に変化する。そこで、tanδが極大になる温度を横軸に、その試料の定着温度幅を縦軸にとったのが図8の説明図である。
図8に示すように、tanδが極大になる温度が125℃以上であるトナー(例えば、表1に示す試料1,2,4,6,7,8,9,10,11,12)は、いずれも定着温度幅が60℃以上ある。また、表1に示すように、試料13はtanδが極大になる温度が110℃であるにも拘らず定着温度幅が60℃以上あったが、これは、Mw/Mnが30以上であるためと考えられる。従って、試料6,8,9,10,11,12,13は、低温定着性及び耐オフセット性のいずれにおいても優れ、中でも試料6,8,9,10,11,13は、低温定着性が一層優れているといった評価ができる。なお、tanδが100℃未満の領域で極大になる試料0は、樹脂が非常に硬く、定着温度幅は70℃であったものの最低定着温度は160℃と高かった。
このように、本実施の形態では、トナーの低温定着性及び耐オフセット性を評価して、オフセットの発生を防止しつつ画像形成装置の低消費電力化を図ることができる。なお、上記実施の形態において、S1がサンプリング工程に、S2がペレット成形工程に、S3が保持工程に、S4が圧縮工程に、それぞれ相当する。また、上記実施の形態のトナーボックス29のように、トナーボックスがカートリッジ化されている場合はそのトナーボックスが本発明のトナーカートリッジに、トナーボックスがプロセスカートリッジと一体化されている場合はそのプロセスカートリッジが本発明のトナーカートリッジに、それぞれ相当する。
更に、本発明は、上記実施の形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。例えば、本発明は、レーザプリンタに限らず、コピー装置、ファクシミリ装置等、種々の画像形成装置に適用することができる。
本発明が適用されたレーザプリンタの主要構成部品の斜視図である。 そのレーザプリンタの概略側断面図である。 そのレーザプリンタのプロセスカートリッジの構成を表す拡大図である。 本実施の形態のトナーボックスの製造方法を表す説明図である。 その製造方法における圧縮荷重測定の装置を表す説明図である。 圧縮抵抗力とトナーの最低定着温度との対応関係を表す説明図である。 雰囲気温度による圧縮抵抗力の変化を表す説明図である。 tanδが極大になる温度と定着温度幅との対応関係を表す説明図である。 温度によるtanδの変化を表す説明図である。
符号の説明
3…プロセスカートリッジ 4…定着ユニット 15…加熱ローラ
16…押圧ローラ 23…感光ドラム 25…転写ローラ
27…現像ローラ 28…供給ローラ 29…トナーボックス
31…撹拌体 32…層厚規制ブレード 51…恒温槽
52…試料台 60…圧縮試験機 61…錘
P…記録紙 PT…ペレット T…トナー

Claims (4)

  1. トナーの定着特性を評価するトナーの評価方法であって、
    0.10gのトナーをサンプリングするサンプリング工程と、
    該サンプリングされた0.10gのトナーを全部使用して直径7mm厚さ2mmの円盤状のペレットを成形するペレット成形工程と、
    該成形されたペレットを80℃の雰囲気温度に保持する保持工程と、
    上記雰囲気温度に保持された上記ペレットを5mm/secのスピードで1mm圧縮し、その圧縮時の最大荷重を測定する圧縮工程と、
    を備え、上記最大荷重が8000g以下であるか否かによって上記トナーの定着特性を評価することを特徴とするトナーの評価方法。
  2. トナーの定着特性を評価するトナーの評価方法であって、
    0.10gのトナーをサンプリングするサンプリング工程と、
    該サンプリングされた0.10gのトナーを全部使用して直径7mm厚さ2mmの円盤状のペレットを成形するペレット成形工程と、
    該成形されたペレットを0℃の雰囲気温度に保持する保持工程と、
    上記雰囲気温度に保持された上記ペレットを5mm/secのスピードで1mm圧縮し、その圧縮時の最大荷重を測定する圧縮工程と、
    を備え、上記最大荷重が17000g以下であるか否かによって上記トナーの定着特性を評価することを特徴とするトナーの評価方法。
  3. トナーの定着特性を評価するトナーの評価方法であって、
    トナーをサンプリングするサンプリング工程と、
    該サンプリングされたトナーでペレットを成形するペレット成形工程と、
    該成形されたペレットを所定の雰囲気温度に保持する保持工程と、
    上記雰囲気温度に保持された上記ペレットを一定速度で所定量圧縮し、その圧縮時の最大荷重を測定する圧縮工程と、
    温度を変えながら上記トナーの粘弾性測定を行う粘弾性測定工程と、
    を備え、
    該粘弾性測定で測定される貯蔵弾性率G’と損失弾性率G”との比としての損失正接tanδが100℃以上125℃未満の範囲に極大値を持たず、かつ、上記圧縮工程で測定された最大荷重が所定値以下であるか否かに応じて上記トナーの定着特性を評価することを特徴とするトナーの評価方法。
  4. トナーの定着特性を評価するトナーの評価方法であって、
    トナーをサンプリングするサンプリング工程と、
    該サンプリングされたトナーでペレットを成形するペレット成形工程と、
    該成形されたペレットを所定の雰囲気温度に保持する保持工程と、
    上記雰囲気温度に保持された上記ペレットを一定速度で所定量圧縮し、その圧縮時の最大荷重を測定する圧縮工程と、
    ゲルパーミュエーションクロマトグラフィによって重量平均分子量Mwおよび数平均分子量Mnを測定する分子量測定工程と、
    を備え、
    測定された重量平均分子量Mwと数平均分子量Mnとの比Mw/Mnが30以上であり、かつ、上記圧縮工程で測定された最大荷重が所定値以下であるか否かに応じて上記トナーの定着特性を評価することを特徴とするトナーの評価方法。
JP2004099190A 2004-03-30 2004-03-30 トナーの評価方法 Expired - Fee Related JP4079109B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004099190A JP4079109B2 (ja) 2004-03-30 2004-03-30 トナーの評価方法
US11/089,358 US7246528B2 (en) 2004-03-30 2005-03-25 Toner evaluation method, toner cartridge, and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004099190A JP4079109B2 (ja) 2004-03-30 2004-03-30 トナーの評価方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005283398A JP2005283398A (ja) 2005-10-13
JP2005283398A5 JP2005283398A5 (ja) 2005-12-02
JP4079109B2 true JP4079109B2 (ja) 2008-04-23

Family

ID=35052766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004099190A Expired - Fee Related JP4079109B2 (ja) 2004-03-30 2004-03-30 トナーの評価方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7246528B2 (ja)
JP (1) JP4079109B2 (ja)

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4074569A (en) * 1976-12-30 1978-02-21 Rubber And Plastics Research Association Apparatus for determining material processing characteristics
DE2827593C3 (de) * 1978-06-23 1981-07-16 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zur Ermittlung rheologischer Kenngrößen von viskoelastischen Stoffen
US4913991A (en) * 1987-04-17 1990-04-03 Ricoh Company, Ltd. Electrophotographic process using fluorine resin coated heat application roller
US5057392A (en) * 1990-08-06 1991-10-15 Eastman Kodak Company Low fusing temperature toner powder of cross-linked crystalline and amorphous polyester blends
DE69519758T2 (de) * 1994-03-09 2001-08-02 Kao Corp., Tokio/Tokyo Kapseltoner für Wärme- und Druckfixierung
JP3342229B2 (ja) 1995-04-07 2002-11-05 キヤノン株式会社 静電荷像現像用トナーに用いられるワックス組成物、その製造方法及び該ワックス組成物を含有する静電荷像現像用トナー
US5708224A (en) * 1996-03-22 1998-01-13 Mitsubishi Semiconductor America, Inc. Method and apparatus for testing resin to determine age
JP3310253B2 (ja) 2000-02-10 2002-08-05 花王株式会社 電子写真用トナー
US6851797B2 (en) * 2000-05-29 2005-02-08 Seiko Epson Corporation Method of filling recording material in recording material container and filling apparatus
US6503679B2 (en) * 2000-08-08 2003-01-07 Minolta Co., Ltd. Color toner for developing an electrostatic image
JP4191401B2 (ja) * 2001-09-25 2008-12-03 株式会社リコー 電子写真用トナー、画像形成方法、収納容器及び画像形成装置
JP2003246920A (ja) 2002-02-26 2003-09-05 Kao Corp ポリエステル樹脂組成物

Also Published As

Publication number Publication date
US20050217387A1 (en) 2005-10-06
US7246528B2 (en) 2007-07-24
JP2005283398A (ja) 2005-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0542192B1 (en) Method and apparatus for decolorization, and image forming apparatus
US7912392B2 (en) Image forming apparatus with glossy image printing mode
US8530125B2 (en) Developer, developer container, and image forming apparatus
US8913928B2 (en) Developing device and image forming apparatus having developer layer regulating member
JP2007079121A (ja) 現像カートリッジ、像担持体カートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2007017888A (ja) 画像形成装置
JP2008070574A (ja) 弾性ローラの製造方法、弾性ローラ及び画像形成装置
US5420678A (en) Pinch roll for a release material delivery system
US10802412B2 (en) Image forming apparatus and image forming method
JP4079109B2 (ja) トナーの評価方法
US20090116858A1 (en) Developing device and image forming apparatus including the same
US9316965B1 (en) Cleaning device, collecting member, fixing device, and image forming apparatus
JP2005283398A5 (ja)
JP2004294541A (ja) 熱定着装置および画像形成装置
JP2006267805A (ja) 現像装置および画像形成装置
US10185265B2 (en) Image forming apparatus that permits or prohibits a calibration process depending on a type of a mounted fixing device
US5581340A (en) Image-forming apparatus with a fixing device for fixing a toner image on a sheet-like material
JP7251233B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法およびプロセスカートリッジ
US20240053700A1 (en) Cleaning blade, image forming apparatus, and process cartridge
JP7259613B2 (ja) プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法
JP5503210B2 (ja) 画像形成装置
CN115598951A (zh) 成像设备
JP2006276701A (ja) 画像形成装置
JP2023094024A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP2009258525A (ja) 現像装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051013

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080128

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130215

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140215

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees