JP4063201B2 - 電子ビーム照射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子ビーム照射装置、例えば電子ビーム露光装置、電子ビーム照射による微細加工装置、走査型電子顕微鏡観察装置等に適用する電子ビーム照射装置に関わる。
近年、微細化技術の発展に伴い、短波長光例えば紫外線や、電子線を用いた微細加工装置の開発が盛んになされている。
紫外線光では、開口数(N.A.)が、1以上の、対物レンズにより、近接場光を用いることによって、100nm程度の微細寸法の加工ができる紫外線照射装置の開発が進められている。
一方、さらなる微細化手段として電子線露光による描画装置開発が盛んに進められている。
その中で、近年有効な電子線描画装置の一つに、電子ビーム照射装置本体(コラム)から出射された電子ビームの、被電子ビーム照射体に向かう電子ビームが通路近傍のみを局所的に排気して真空にするようにした電子ビーム照射装置の提案がなされている(特許文献1)。
この種の装置においては、図9にその概略構成を示し、図10に、図9の要部の概略断面図を示すように、電子ビームを出射する電子ビーム照射装置本体1から出射される電子ビーム2が、被電子ビーム照射体に到達する直前まで、電子ビーム通路に、電子散乱を発生することがない程度の真空度、例えば10−3Pa程度の真空度に保持させるための、静圧型差動排気浮上ヘッド4が設けられてなる。
この差動排気浮上ヘッド4は、電子ビーム照射装置本体1に、伸縮結合機構5によって電子ビーム照射装置本体1の軸方向に移動可能に結合されるともに、電子ビーム照射装置本体1と差動排気浮上ヘッド4との間の気密性が保持される。
電子ビーム照射装置本体1は、筐体内に、電子銃11、第1コンデンサレンズ12、中心に電子ビーム透過アパーチャを有する構造部(以下単にアパーチャという)13、第2コンデンサレンズ14、中心に電子ビーム透過アパーチャを有するブランキング用のアパーチャ構造部(以下ブランキングアパーチャという)15、第1走査コイル16と第1微小走査コイル16s、第2走査コイル17と第2微小コイル、対物レンズを形成する対物レンズコイル18等を有して成る。
また、電子ビーム照射装置本体1の対物レンズ18の先端には、中心に電子ビーム放射孔26を有する真空維持リング25が嵌合される。
電子ビーム照射装置本体1内は、図示しないが真空ポンプによって高真空に排気される。
差動排気浮上ヘッド4は、中心に電子ビーム透過孔19を有し、その外周に、支持体20に配置された被電子ビーム照射体3との対向面にそれぞれ開口する第1および第2気体吸引口21および22と、通気パッド23を有する気体供給口24とが、それぞれ例えば断続的に配置される。第1および第2気体吸引口21および22は、真空ポンプに連結されて強制的に排気がなされ、気体供給口24には、圧縮気体供給源が結合される。
この構成において、第1および第2気体吸引口21および22からの吸引と、気体供給口24からの気体供給の選定によってこれらの差圧によって、差動排気浮上ヘッド4が、被電子ビーム照射体3の面から数μm、例えば5μmの間隔Gをもって浮上するように、すなわち非接触的に対向するようになされる。
また、同時に、第1および第2気体吸引口21および22による差動排気浮上ヘッド4と被電子ビーム照射体2との間の間隙空間からの吸気すなわち排気によって、真空シールがなされ、これら吸気口の配置部より内側の電子ビーム透過孔19の近傍の真空化がなされる。
この構成による電子ビーム照射装置は、差動排気浮上ヘッド4と、被電子ビーム照射体3とが、微小間隔をもって非接触的に対向する構成とされることから、差動排気浮上ヘッドと被電子ビーム照射体との相対的移行が円滑に行われ、同時に、被電子ビーム照射体表面、例えばこの表面に形成された例えば電子ビーム露光を行うフォトレジスト膜に擦傷を来たすなどのおそれが回避される。
また、従来一般の電子ビーム照射装置におけるような、被電子ビーム照射体を含んで全体的に真空に保持することなく、電子ビーム照射装置本体から放射された電子ビーム通路に関して限定的に、高真空に保持することができることから、従来の電子線描画や、走査線電子顕微鏡などにおけるような、大型真空チャンバが必要でなくなる。したがって、占有面積、占有空間が縮小され、また、真空排気時間の短縮が図られる。
しかしながら、差動排気浮上ヘッドを有する電子ビーム照射装置にあっては、電子線照射エリア、例えば露光エリアのみ差動排気浮上ヘッドによって高真空を実現する局所真空方式を採用したことや、例えば高速度露光実現のために、電子ビームのオン・オフを行う、例えば図9に示したブランキングアパーチャ15等による高速ブランキング機構を採用したことにより、電子顕微鏡や半導体製造における電子線描画装置に比べ、電子ビーム軸の位置調整、すなわちアライメントが極めて煩雑となって、その作業に長時間を要するという問題がある。
更に、特に問題となるのは、電子ビームの収差が生じるという問題であり、この収差の発生を回避するためのアライメントが極めて難しいという問題がある。
すなわち、局部的真空方式によらない、全真空方式による通常の電子ビーム照射装置においては、対物レンズからの電子ビームは、被電子ビーム照射体に直接的に照射されるが、図9および図10で示した局所真空方式による場合、差動排気浮上ヘッドの電子ビーム透過孔19を通過させることに大きな相違を有する。
つまり、通常の電子ビーム照射装置における電子ビーム軸のアライメントは、例えば図9の例では、電子銃1からの電子ビームの機械的な出射方向、コンデンサーレンズ12、アパーチャ13、コンデンサレンズ14、ブランキングアパーチャ15、対物レンズを構成する対物レンズコイル18と調整を行っていく。
対物レンズの出射端側の内径Φ1は、例えば5mmであることから、電子ビーム照射装置本体に関しては、各部電子レンズの組み立精度を考慮しても十分収差の少ない電子ビームプロファイルを形成することができる。
ところが、差動排気浮上ヘッド4が設けられる局所真空方式に関しては、対物レンズより後段の、内径Φが例えば0.5nm〜2.0nm、例えば0.8mmの真空維持リングのオリフィス(図10において電子ビーム放射孔26)、および差動排気浮上ヘッド4の、電子ビーム透過孔19を通過させる必要がある。ところで、この電子ビーム透過孔19は、差動排気浮上ヘッドによる真空シールが良好に行うことができるように、その内径Φ2は、上述したように、例えば対物レンズの内径Φ1が5mmであるに比し、例えば1mmという小径に選定される。
したがって、図11に示すように、電子ビーム照射装置本体からの電子ビームの本来の出射ビーム軸が、電子ビーム透過孔19と一致しない場合、電子ビームを細くするとか、ビーム光路を偏向させるなどの方法によって電子ビーム透過孔26を通過させる調整がなされる。
しかしながら、実際には、細ビーム化に制限があることから、通常、ビーム光路を偏向することによって、電子ビーム2をビーム透過孔19に透過させる。
ところがこの場合、電子ビームアライメント範囲が、狭いとか、電子ビームが、各レンズの中心を通過しないことから、軸外収差が生じるとか、各アパーチャや、レンズに対して斜めに入射することから、アパーチャやレンズの構成部材に対する電子の衝突量が大となって、多量の電子の反射が発生し、電子ビームの不安定性を引き起こす。また、この衝突によって、コンタミすなわち汚染物の増加(主に炭素付着)を来たすなどの多くの問題が生じる。
ところで、この差動排気浮上ヘッドを有する電子ビーム照射装置は、差動排気浮上ヘッドが、被電子ビーム照射体とのいわば共働によって、真空シールがなされることから、例えば被電子ビーム照射体の交換作業等において、差動排気浮上ヘッドに対して被電子ビーム照射体が対向しない状態では、真空シール効果が得られず、電子ビーム照射装置本体1内の真空度が低下し、電子銃11のカソードを劣化させたり、電子ビーム照射装置本体の排気手段を破損させるなどの不都合が発生する。
このような不都合を回避するために、差動排気浮上ヘッドに、その電子ビーム透過孔19を開閉するバルブを設けた電子ビーム照射装置の提案がなされた(例えば特許文献2参照)。
特開2001−242300号、 特開2002−257998号
本発明においては、差動排気浮上ヘッドを有する局所真空方式による電子ビーム照射装置における、上述した差動排気浮上ヘッドの電子ビーム透過孔に電子ビーム照射装置本体から出射された電子ビームを通過させるためのコンデンサレンズ、対物レンズでの偏向調整に伴う、作業の煩雑さ、作業時間の問題、電子ビームの収差の増大、分解能への影響、偏向調整の適正範囲外での使用によるコンタミネートの問題の解決、電子ビームの不安定性の問題の解決ないしは低減を図った電子ビーム照射装置を提供するものである。
すなわち、本発明においては、差動排気浮上ヘッドを有する電子ビーム照射装置にあって、その差動排気浮上ヘッドに開閉バルブ、すなわち真空封止バルブを特殊の構成とすることによって、上述した問題の解決を図るものである。
本発明による電子ビーム照射装置は、電子ビーム出射孔を有する電子ビーム照射装置本体と、上記電子ビーム出射孔に対向する電子ビーム透過孔が形成された差動排気浮上ヘッドと、この差動排気浮上ヘッドに対向して被電子ビーム照射体を配置する被電子ビーム照射体の支持体とを有し、上記差動排気浮上ヘッドは、静圧差動排気によって該差動排気浮上ヘッドを上記被電子ビーム照射体から非接触的に浮上させると共に、上記電子ビーム出射孔の前方部を限定的に真空に保持する真空シールを構成するようになされ、上記差動排気浮上ヘッドは、上記電子ビーム透過孔を開閉する真空封止バルブを有し、この真空封止バルブは、上記電子ビーム照射装置本体の電子ビーム出射孔および上記差動排気浮上ヘッドの電子ビーム透過孔の内径より小径の電子ビーム通過孔を少なくとも有し、この真空封止バルブは、上記差動排気浮上ヘッドの電子ビーム透過孔を開放する開放状態と、上記小径の電子ビーム通過孔を、上記電子ビーム照射装置本体からの上記電子ビームの光路位置に配置する配置状態とを形成する構成とされて成ることを特徴とする。
また、本発明は、上記電子ビーム照射装置にあって、上記真空封止バルブは、上記電子ビームの微調整時に、上記差動排気浮上ヘッドの電子ビーム透過孔を開放する開放状態と、上記被電子ビーム照射体に対する電子ビーム照射時に、上記電子ビーム照射装置本体の電子ビーム出射孔および上記差動排気浮上ヘッドの電子ビーム透過孔の内径より小の内径の電子ビーム通過孔を上記電子ビーム照射装置本体からの上記電子ビームの光路位置に配置する配置状態とを形成する構成とすることを特徴とする。
また、本発明は、上述した電子ビーム照射装置にあって、上記真空封止バルブは、上記差動排気浮上ヘッドと、上記被電子ビーム照射体との相対的位置が、非対向位置とされる時に、上記差動排気浮上ヘッドの上記電子ビーム透過孔を閉塞する構成とされことを特徴とする。
また、本発明は、真空封止バルブが、電子ビーム通過孔を有する移動体を有し、移動体の電子ビーム通過孔は、その内径が、上記電子ビーム照射装置本体の電子ビーム出射孔および上記差動排気浮上ヘッドの電子ビーム透過孔の内径より小に選定され、上記被電子ビーム照射体に対する電子ビームの照射時に、上記移動体の位置調整によって上記電子ビーム通過孔を、上記電子ビーム照射装置本体からの上記電子ビームの光路位置に配置する構成とすることを特徴とする。
また、本発明は、真空封止バルブが、上記差動排気浮上ヘッドと、上記被電子ビーム照射体との相対的位置が、非対向位置とされた時に、上記移動体の所定の移動位置で、上記差動排気浮上ヘッドの上記電子ビーム透過孔を閉塞する構成とされることを特徴とする。
また、本発明は、真空封止バルブが、内径を異にする少なくとも第1および第2電子ビーム通過孔を有する移動体を有しこの真空封止バルブの上記第1電子ビーム通過孔は、その内径が、上記電子ビーム照射装置本体の電子ビーム出射孔および上記差動排気浮上ヘッドの電子ビーム透過孔の内径より小に選定され、上記第2電子ビーム通過孔は、上記差動排気浮上ヘッドの電子ビーム透過孔と同等ないしはこれより大に選定され、上記電子ビームの微調整時に、上記移動体の所定の移動位置で、上記第2電子ビーム通過孔が上記差動排気浮上ヘッドの電子ビーム透過孔に対向して、この電子ビーム透過孔を開放し、上記被電子ビーム照射体に対する電子ビームの照射時に、上記移動体の位置調整によって上記第1電子ビーム通過孔を、上記電子ビーム照射装置本体からの上記電子ビームの光路位置に配置する構成とされたことを特徴とする。
また、本発明は、上述した第1および第2電子ビーム透過孔を有する真空封止バルブが、上記差動排気浮上ヘッドと、上記被電子ビーム照射体との相対的位置が、非対向位置とされた時に、上記移動体の所定の移動位置で、上記差動排気浮上ヘッドの上記電子ビーム透過孔を閉塞する構成とされことを特徴とする。
本発明による電子ビーム照射装置は、差動排気浮上ヘッドによって被電子ビーム照射体に対して非接触的に浮上させると共に、電子ビームの出射部前方を局部的に真空シールする構成とするものであるが、差動排気浮上ヘッドの電子ビーム透過孔を開閉する真空封止バルブを設けたことによって、例えば被電子ビーム照射体の交換作業等において、差動排気浮上ヘッドに対して被電子ビーム照射体が対向しない状態では、差動排気浮上ヘッドの電子ビーム透過孔を閉塞することができ、電子ビーム照射装置本体内に外気を吸い込むことによって、生じる冒頭に述べたカソードの損傷、したがって、寿命の低下等を回避することができる。
そして、特に、本発明構成によれば、差動排気浮上ヘッドに真空封止バルブを設けることによって、電子ビームの微調整、特に軸心位置の微調整、更に例えばフォーカシング等の微調整時に、差動排気浮上ヘッドの電子ビーム透過孔を開放することができることから、この差動排気浮上ヘッドの電子ビーム透過孔を、充分大に選定しておくことによって、電子ビームの軸調整マージンを大とすることができる。すなわち、電子ビームは、図11で説明したように、狭隘な電子透過孔を透過させる場合のように、電子ビームを偏向させることなく、図8に示すように、光軸を、電子ビーム照射装置本体の機械的中心軸O−Oと平行関係を保持しながら、すなわち平行移動による微調整によって行い、この軸調整がなされた電子ビームの軸心上に真空封止バルブの小径の電子ビーム通過孔を持ち来たすことによって、真空シールを阻害することなく、電子ビーム照射を可能にするものである。
したがって、前述した従来構造における、偏向調整に伴う、作業の煩雑さ、作業時間の問題、電子ビームの収差の増大、分解能への影響が改善され、また、偏向調整の適正範囲外での使用が回避できることによって生じる各部のアパーチャ、対物レンズを構成するコイルなどへの斜め入射が回避され、これによってコンタミネーションの低減、電子ビームの照射位置、不安定性の招来等の改善が図られる。
そして、電子ビームの被電子ビーム照射体への目的とする照射時には、真空封止バルブによって小なる電子ビーム通過孔を形成する状態とすることから、高い解像度をもって、被電子ビーム照射体への電子ビーム照射を行うことができる。
また、真空封止バルブ構成を、電子ビーム通過孔を形成した移動体による構成とすることによって、簡潔な構成で実質的な電子ビーム通路の開閉、その径の制御を行うことができる。
本発明による電子ビーム照射装置の実施の形態を説明する。
本発明による電子ビーム照射装置は、図1に、本発明電子ビーム照射装置の一形態例の概略構成図を示すように、電子ビーム照射装置本体1と、差動排気浮上ヘッド4と、被電子ビーム照射体3を保持する被電子ビーム照射体の支持体20とを有して成る。
この支持体20は、電子ビーム照射装置本体1の電子レンズ系の軸心と平行の軸心Om−Omの回りに回動するように構成されると共に、この軸心Om−Omと直交する方向に可動の移動ステージ100上に配置される。
また、この移動ステージ100上には、電子ビーム調整用基板103が被電子ビーム照射体3と小間隔をもって並置されるように支持する電子ビーム調整用基板の支持体120が、例えば上述の軸心Om−Om方向に移動可能に、例えば伸縮手段102例えばベローズを介して配置される。そして、この伸縮手段102による支持体120の高さ調整がなされて、電子ビーム調整基板103と、被電子ビーム照射体3の高さの差が1μm以内となるように設定される。
被電子ビーム照射体3は、例えば光ディスクを形成するスタンパの原盤を形成するための電子ビームによる所要のパターン露光を行うフォトレジスト層が塗布された例えばシリコン基板、そのほか電子ビーム照射の目的に応じた基板等である。
電子ビーム調整用基板103は、電子ビームの軸調整、対物レンズ調整等を行うために、微細なパターン、例えば0.2μmL/S(ライン アンド スペース)や、0・2μmのホールなどが刻まれた基板が用いられる。この電子ビーム調整用基板103は、電子ビーム照射による帯電が極力少ない基板によることが望ましい。例えばNi、Pt等による金属基板によって構成することができる。あるいは、半導体のシリコン基板によることができる。また、この調整用基板における帯電を防止するために、電気的導通を向上させるための接地がなされる。
差動排気浮上ヘッド4は、電子ビーム照射装置本体1に、例えばベローズ構成による伸縮結合機構5によって電子ビーム照射装置本体1の軸心方向に移動可能に結合されるともに、電子ビーム照射装置本体1と差動排気浮上ヘッド4との間の気密性が保持される。
電子ビーム照射装置本体1は、筐体内に、電子銃11、第1コンデンサレンズ12、アパーチャ13、第2コンデンサレンズ14、ブランキングアパーチャ15、第1走査コイル16と第1微小走査コイル16s、第2走査コイル17と第2微小コイル17s、対物レンズを形成する対物レンズ18を構成するコイル等が、同一軸心O−O上に配置される。
そして、この対物レンズ18の中心孔が、電子ビーム出射孔26とされる。この電子ビーム出射孔26の直径Φ1は例えば5mmとされる。
この電子ビーム照射装置本体1内、すなわち筐体内は、真空ポンプ(図示せず)によって高真空に排気される。
差動排気浮上ヘッド4は、例えば図2に示すように、電子ビーム照射装置本体1の軸心O−Oとできるだけ一致する中心軸上に、電子ビーム出射孔26と対向する電子ビーム透過孔30を有する。そして、その外周の、支持体20に配置された被電子ビーム照射体3との対向面に開口する第1および第2気体吸引口21および22と、通気パッド23を有する気体供給口24とが、それぞれ差動排気浮上ヘッドの中心軸を中心とするそれぞれの同心円周上に、それぞれ間歇的に配置される。
これら第1および第2気体吸引口21および22は、それぞれ排気手段(図示せず)が連結されて強制的に排気がなされ、気体供給口24には、圧縮気体供給源が結合されて、所要の流量をもって気体例えば不活性ガスが通気パッド23を通じて被電子ビーム照射体3に対して噴出される。
第1および第2の気体吸引口21および22は、差動排気浮上ヘッド内を通ずる通気孔を通じてそれぞれ高い真空度が得られる、例えばクライオポンプ、ターボ分子ポンプ、イオンスパッタポンプ等の10−8Paの真空能力を有する排気手段に結合されて、それぞれ排気がなされ、電子ビーム通路を1×10−4Pa程度に真空引きする。
これら気体吸引口21および22における真空度は、電子ビーム透過孔30の近くに配置される側の吸引口ほど高真空度排気がなされる。例えば図示の例では、第1の気体吸引口21の真空度を、1×10Pa程度、第2の気体吸引口22の真空度を、1×10Pa程度の真空度が得られる排気手段を連結させる。
一方、静圧浮上手段としての通気パッド23が設けられた気体供給口24に対しては、差動排気浮上ヘッド4内を通ずる通気孔を通じて圧縮気体供給源が連結される。この圧縮気体は、例えば5×10Paで供給する。この気体は、窒素、もしくは不活性ガスで軽量のヘリウム(He)、ネオン(Ne)、アルゴン(Ar))、を用いることが望ましい。
この構成において、第1および第2気体吸引口21および22からの吸引と、気体供給口24からの気体供給の選定によってこれらの差圧によって、差動排気浮上ヘッド4が、これに対向して配置される電子ビーム調整用基板103、あるいは被電子ビーム照射体3の面から数μm、例えば5μmの間隔Gをもって浮上するように、すなわち非接触的に対向するようになされる。
また、同時に、第1および第2気体吸引口21および22による差動排気浮上ヘッド4と被電子ビーム照射体2との間の間隙空間からの吸気すなわち排気によって、真空シールがなされ、これら吸気口21および22の配置部より内側の電子ビーム透過孔30の近傍、すなわち電子ビーム通路の真空化がなされる。
差動排気浮上ヘッド4の電子ビーム透過孔30の内径は、電子ビーム照射装置本体1の電子ビーム出射孔26の内径Φ1より幾分小であることが可能であるものの、電子ビーム出射孔26の内径の例えば5mmと同等あるいはそれ以上の大径とすることが好ましい。
そして、差動排気浮上ヘッド4には、その電子ビーム透過孔30を開閉する真空封止バルブ31が配置される。
この真空封止バルブ31は、差動排気浮上ヘッド4の電子ビーム透過孔30を開放する開放状態と、閉塞する状態と、電子ビーム透過孔30を実質的に、その開口径Φ2より小とする状態を採る構成とされる。
この真空封止バルブ31は、差動排気浮上ヘッド4の電子ビーム透過孔30の開口径Φ2より大きな幅を有し、この電子ビーム透過孔30の軸心と直交するY方向に沿って移動可能とされ、かつ軸心方向とY方向とに直交するX方向に微小移動可能とされた例えばバー状の移動体によって構成することができる。
この真空封止バルブ31は、例えば図2〜図4に示すように、上述した差動排気浮上ヘッド4の電子ビーム透過孔の径Φ2に比して充分小さい直径Φ3の例えば1mmに選定された、例えば1つの電子ビーム透過孔32が形成される。
あるいはこの真空封止バルブ31は、図5〜図7に示すように、上述した直径Φ3を有する第1の電子ビーム透過孔32と、例えば差動排気浮上ヘッド4の電子ビーム透過孔30の内径Φ2と同等もしくはそれより大の内径Φ4を有する第2の電子ビーム通過孔33とを有する構成とする。
図2〜図7において、図1と対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
次に、上述した本発明電子ビーム照射装置の動作を説明する。
先ず、図2〜図4を参照して、真空封止バルブ31が、上述した小径Φ2の1つの電子ビーム通過孔32を有する構成による電子ビーム照射装置について説明する。
図2、図3および図4は、それぞれ電子ビームの微調整状態、真空封止バルブ31の閉塞状態および被電子ビーム照射体3への電子ビーム照射状態における本発明電子ビーム照射装置の要部の概略断面図を示す。
先ず図2に示すように、電子ビーム2の調整がなされる。このとき、図1で説明した移動ステージ100が移動されて、差動排気浮上ヘッド4に対向する位置に電子ビーム調整用基板101が配置される。
そして、電子ビーム調整を、上述した調整用基板101を用いて、主として電子ビームの照射位置の調整によってなされる。例えば電子ビーム照射装置本体1の軸心O−Oとの相対的位置調整、フォーカシング調整、深度調整等がなされる。
この調整の後、図3に示すように、真空封止バルブ31を所定位置に移動させて、電子ビーム透過孔30を閉塞する。このようにして、差動排気浮上ヘッド4および電子ビーム照射装置本体1を外部と遮断する。
その後、移動ステージ100を移動して、図4に示すように、目的とする被電子ビーム照射体3を、差動排気浮上ヘッド4との所定の対向位置に、電子ビーム調整用基板101と交換して配置する。
その後、図8に示すように、真空封止バルブ31をXおよびY方向に微調整して、先に調整した電子ビーム2の軸心位置と、第1の電子ビーム透過孔32の中心軸を一致させ、被電子ビーム照射体3に電子ビーム照射を行う。
このとき、支持体20は、回転させ、かつ移動ステージ100のY方向移動によって、電子ビーム照射装置本体1からの電子ビーム2を、被電子ビーム照射体3上に走査させる。
その後、図3で示した真空封止バルブ31の閉塞を行い、被電子ビーム照射体3の移動交換を行って、次の電子ビーム照射作業がなされる。
図2〜図4で説明した例では、真空封止バルブ31が小孔の電子ビーム通過孔32のみを有する構成とした場合であるが、前述したように第1および第2の電子ビーム通過孔32および33が設けられた構成とすることもできる。
図5、図6および図7は、このように、第1および第2の電子ビーム通過孔32および33を有する真空封止バルブ31とした場合における前述した図2、図3および図4に対応する電子ビームの微調整状態、真空封止バルブ31の閉塞状態および被電子ビーム照射体3への電子ビーム照射状態における本発明電子ビーム照射装置の要部の概略断面図を示す。この場合、図5で示すように、電子ビームの微調整状態、つまり真空封止バルブ31による差動排気浮上ヘッド4の電子ビーム透過孔30の開放を、第2の電子ビーム透過孔33によって行うようにした場合で、そのほかは、図2〜図4で説明したと同様の作業、動作がなされる。
上述したように、本発明による電子ビーム照射装置においては、図2および図5で説明したように、大径とされた差動排気浮上ヘッド4の電子ビーム透過孔30を開放した状態で、電子ビームの微調整を行うものであるので、図8で示すように、例えば組立て誤差等によって、電子ビーム照射装置本体1におけるレンズ系等の軸のずれ、電子ビーム照射装置本体1と差動排気浮上ヘッド4との軸ずれ等の誤差が生じた場合においても、電子ビーム出射孔26からの電子ビーム2を差動排気浮上ヘッド4の電子ビーム透過孔30に、通過させることができる。
すなわち、図11で示すように、小径の電子ビーム透過孔19が用いられ従来構造におけるようにビーム軸自体を偏向させることなく、電子ビーム出射孔26からの電子ビーム2を差動排気浮上ヘッド4の電子ビーム透過孔30に、通過させることができる。
そして、このように電子ビーム透過孔30を、電子ビーム2が透過させた位置で、真空封止バルブ31に設けた小径の電子ビーム通過孔32を、その調整された位置に持ち来たすことによって、不要の電子の被電子ビーム照射体への到来を回避し、解像度の向上を図り、かつこの電子ビーム通過孔32が小径であることから、電子ビーム照射装置本体1の高真空度保持が良好になされる。
そして、図8で示した場合における、電子ビーム軸を偏向させて小径の電子イビーム透過孔19を通過させることによって生じる、電子ビームの各部への衝突によるコンタミネーション等を回避できる。と、対向しない位置とに移動可能とされ、例えば被電子ビーム照射体3の交換がなされる。
したがって、解像度にすぐれ、被電子ビーム照射体3および電子ビーム照射装置1に対する汚損、破損等の回避、電子ビーム照射装置本体装置1の寿命等の改善が図られる。
尚、本発明による電子ビーム照射装置は、上述し例に限られるものではなく、その適用電子ビーム照射装置、被電子ビーム照射体等に応じて種々の構成に、変更することができることはいうまでもない。
本発明による電子ビーム照射装置の一例の概略構成図である。 本発明による電子ビーム照射装置の一例の、電子ビーム調整状態における要部の概略断面図である。 本発明による電子ビーム照射装置の一例の、電子照射状態における要部の概略断面図である。 本発明による電子ビーム照射装置の一例の、被電子ビーム照射体の非対向状態における要部の概略断面図である。 本発明による電子ビーム照射装置の他の例の、電子ビーム調整状態における要部の概略断面図である。 本発明による電子ビーム照射装置の他の例の、電子照射状態における要部の概略断面図である。 本発明による電子ビーム照射装置の一例の、被電子ビーム照射体の非対向状態における要部の概略断面図である。 本発明装置の説明に供する光路図である。 従来の電子ビーム照射装置の概略断面図である。 従来の電子ビーム照射装置の要部の概略断面図である。 従来装置の説明に供する光路図である。
符号の説明
1・・・電子ビーム照射装置本体、2・・・電子ビーム、3・・・被電子ビーム照射体、4・・・差動排気浮上ヘッド、5・・・伸縮結合機構、11・・・電子銃、12・・・第1コンデンサレンズ、13・・・アパーチャ、14・・・第2コンデンサレンズ、15・・・ブランキングアパーチャ、16・・・第1走査コイル、16s・・・第1微小走査コイル、17・・・第2走査コイル、17s・・・第2微小走査コイル、18・・・対物レンズコイル、19・・・電子ビーム透過孔、20・・・被電子ビーム照射体の支持体、21・・・第1気体吸引口、22・・・第2気体吸引口、23・・・通気パッド、24・・・気体供給口、25・・・真空維持オリフィス、26・・・電子ビーム出射孔、30・・・電子ビーム透過孔、31・・・真空封止バルブ、32・・・電子ビーム通過孔、100・・・移動ステージ、103・・・電子ビーム調整用基板、105・・・伸縮手段

Claims (7)

  1. 電子ビーム出射孔を有する電子ビーム照射装置本体と、
    上記電子ビーム出射孔に対向する電子ビーム透過孔が形成された差動排気浮上ヘッドと、
    該差動排気浮上ヘッドに対向して被電子ビーム照射体を配置する被電子ビーム照射体の支持体とを有し、
    上記差動排気浮上ヘッドは、静圧差動排気によって該差動排気浮上ヘッドを上記被電子ビーム照射体から非接触的に浮上させると共に、上記電子ビーム出射孔の前方部を限定的に真空に保持する真空シールを構成するようになされ、
    上記差動排気浮上ヘッドは、上記電子ビーム透過孔を開閉する真空封止バルブを有し、
    該真空封止バルブは、上記電子ビーム照射装置本体の電子ビーム出射孔および上記差動排気浮上ヘッドの電子ビーム透過孔の内径より小径の電子ビーム通過孔を少なくとも有し、
    該真空封止バルブは、上記差動排気浮上ヘッドの電子ビーム透過孔を開放する開放状態と、上記小径の電子ビーム通過孔を、上記電子ビーム照射装置本体からの上記電子ビームの光路位置に配置する配置状態とを形成する構成とされて成ることを特徴とする電子ビーム照射装置。
  2. 上記真空封止バルブは、上記電子ビームの微調整時に、上記差動排気浮上ヘッドの電子ビーム透過孔を開放する開放状態と、上記被電子ビーム照射体に対する電子ビーム照射時に、上記電子ビーム照射装置本体の電子ビーム出射孔および上記差動排気浮上ヘッドの電子ビーム透過孔の内径より小の内径の電子ビーム通過孔を上記電子ビーム照射装置本体からの上記電子ビームの光路位置に配置する配置状態とを形成する構成とされて成ることを特徴とする請求項1に記載の電子ビーム照射装置。
  3. 上記真空封止バルブは、上記差動排気浮上ヘッドと、上記被電子ビーム照射体との相対的位置が、非対向位置とされた時に、上記差動排気浮上ヘッドの上記電子ビーム透過孔を閉塞する構成とされたことを特徴とする請求項1に記載の電子ビーム照射装置。
  4. 上記真空封止バルブは、電子ビーム通過孔を有する移動体を有し、
    該移動体の電子ビーム通過孔は、その内径が、上記電子ビーム照射装置本体の電子ビーム出射孔および上記差動排気浮上ヘッドの電子ビーム透過孔の内径より小に選定され、
    上記被電子ビーム照射体に対する電子ビームの照射時に、上記移動体の位置調整によって上記電子ビーム通過孔を、上記電子ビーム照射装置本体からの上記電子ビームの光路位置に配置する構成とされたことを特徴とする請求項1に記載の電子ビーム照射装置。
  5. 上記真空封止バルブは、上記差動排気浮上ヘッドと、上記被電子ビーム照射体との相対的位置が、非対向位置とされる時に、上記移動体の所定の移動位置で、上記差動排気浮上ヘッドの上記電子ビーム透過孔を閉塞する構成とされたことを特徴とする請求項1に記載の電子ビーム照射装置。
  6. 上記真空封止バルブは、内径を異にする少なくとも第1および第2電子ビーム通過孔を有する移動体を有し、
    該真空封止バルブの上記第1電子ビーム通過孔は、その内径が、上記電子ビーム照射装置本体の電子ビーム出射孔および上記差動排気浮上ヘッドの電子ビーム透過孔の内径より小に選定され、上記第2電子ビーム通過孔は、上記差動排気浮上ヘッドの電子ビーム透過孔と同等ないしはこれより大に選定され、
    上記電子ビームの調整時に、上記移動体の所定の移動位置で、上記第2電子ビーム通過孔が上記差動排気浮上ヘッドの電子ビーム透過孔に対向して、該電子ビーム透過孔を開放し、
    上記被電子ビーム照射体に対する電子ビームの照射時に、上記移動体の位置調整によって上記第1電子ビーム通過孔を、上記電子ビーム照射装置本体からの上記電子ビームの光路位置に配置する構成とされたことを特徴とする請求項1に記載の電子ビーム照射装置。
  7. 上記真空封止バルブは、上記差動排気浮上ヘッドと、上記被電子ビーム照射体との相対的位置が、非対向位置とされた時に、上記移動体の所定の移動位置で、上記差動排気浮上ヘッドの上記電子ビーム透過孔を閉塞する構成とされことを特徴とする請求項6に記載の電子ビーム照射装置。
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