JP4038376B2 - タービン設備 - Google Patents

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Description

本発明は、タービン設備に係わり、特に沸騰水型原子力発電所に適用するのに好適なタービン設備に関する。
沸騰水型原子力発電所のタービン建屋内には、タービン設備、及びタービン設備のタービンによって回転されて発電する発電機等の各機器が配置されている。
タービン設備は、1基の高圧タービンと3基の低圧タービンを備えている。タービン設備は定期的に分解して点検する必要がある。
低圧タービンは、タービン翼が取り付けられたタービンロータ,タービンダイヤフラム、これらを取り囲む内上ケーシング及び下側ケーシング、及び内側ケーシングを覆う外上ケーシングを備えている。内上ケーシング及び外上ケーシングは下側ケーシングから分離できる構造である。内上ケーシング及び外上ケーシングは共通の下側ケーシングに取り付けられた状態で使用される。
低圧タービンの点検を行う場合には低圧タービンの分解を伴う。特開平11−84049 号公報は、低圧タービンの分解に際して、分解した低圧タービンの部品を再組み立てするまで仮置きする技術を掲載している。
その公報には以下の具体的な内容が掲載されている。即ち、原子力発電所のタービン建屋の運転階の床から上方に出た放射線遮蔽体と干渉しないように中間床を複数の低圧タービンに沿って運転床に配置する。その中間床を運転階の床から立ち上げた架台で支持する。低圧タービンから分解された部品のうち、タービンダイヤフラムを中間床上にラックに収納して仮置きする。さらには、その中間床の下方に、分解部品のうち小物を運び入れて仮置きする。
更に、他の公知例として、特開平7−279616号公報が存在する。その特開平7−279616号公報には、頂部に水平部を有する低圧タービン設備のケーシングが開示されている。そして、その頂部には配管が装備され、前述の水平部はその配管の点検作業の足場として利用される。
本発明の目的は、タービン設備を備えたプラントの稼働率を向上することにある。
本発明の目的を達成するための第1発明は、タービン翼を有するタービンロータと、前記タービンロータを被う内上ケーシング及び下側ケーシングと、前記内上ケーシングを被う外上ケーシングとを備え、前記外上ケーシングは、内上ケーシング支持部を前記外上ケーシングの外側で内上ケーシングの下端面が重ねられる位置に設けてあるタービン設備である。この設備では、分解した内上ケーシングを外上ケーシングの内上ケーシング支持部上に積み重ねて置くことができるので、分解後の内上ケーシングを置く床面スペースが不要になる。このため、タービン設備の点検作業がし易い広い作業スペースを床に確保して迅速な点検を行うことができ、それによってタービン設備の運転停止期間が短くなって、タービン設備を有するプラントの稼働率を向上し得る。
第2発明は、タービン翼を有するタービンロータと、前記タービンロータを被う内上ケーシング及び下側ケーシングと、前記内上ケーシングを被う外上ケーシングとを備え、前記外上ケーシングは、外面に設けられた補強リブと、前記内上ケーシングの下端面が重ねられる位置で前記補強リブに設けられた内上ケーシング支持部とを備えているタービン設備である。この設備でも、外上ケーシングの内上ケーシング支持部上に分解した内上ケーシングを積み重ねて置くことができるので、内上ケーシングを置く床面スペースが不要になる。このため、タービン設備の点検作業がし易い広い作業スペースを床に確保して迅速な点検を行うことができ、それによってタービン設備の運転停止期間が短くなって、タービン設備を有するプラントの稼働率を向上し得る。その上、この設備では、内上ケーシング支持部が補強リブに設けられているので、外上ケーシングの変形を抑制できて確実に外上ケーシングで内上ケーシングを支持できる。
第3発明は、第1発明又は第2発明において、前記内上ケーシング支持部は、前記内上ケーシング支持部上面から上方に突き出たストッパーを有することを特徴とするタービン設備である。この設備でも、第1発明又は第2発明と同様に発電所のプラント稼働効率が向上し得る。その上、この設備では、ストッパーで内上ケーシングの滑落を防止できるので安全である。
第1発明によれば、タービン設備の点検作業がし易い広い作業スペースを床に確保して迅速な点検を行うことができ、それによってタービン設備の運転停止期間が短くなって、タービン設備を有するプラントの稼働率を向上し得る。
第2発明によれば、タービン設備の点検作業がし易い広い作業スペースを床に確保して迅速な点検を行うことができ、それによってタービン設備の運転停止期間が短くなって、タービン設備を有するプラントの稼働率を向上し得る上、内上ケーシング支持部が補強リブに設けられているので、外上ケーシングの変形を抑制できて確実に外上ケーシングで内上ケーシングを支持できる。
第3発明によれば、第1発明又は第2発明と同様に発電所のプラント稼働効率が向上し得る上、ストッパーで内上ケーシングの滑落を防止できるので安全である。
原子力発電プラント及び火力発電プラント等のタービン設備を点検する際には、タービンの分解と再組み立てが伴う。タービンの分解から再組み立てに至るまでの間、タービンから分解された部品(以下、分解部品という。)はタービン建屋内の運転階床に仮置きされる。
タービン設備の低圧タービンの部品のうち大型な部品である内上ケーシング及び外上ケーシングについては分解後に低圧タービンに隣接した運転階床上に平面的に仮置きすることが考えられる。しかし、これでは、内上ケーシング及び外上ケーシングが大型であるが故に、運転階床上の空いてる床面積がすくなくなる。
特に、原子力発電プラントにおいては、放射能の管理の観点から分解部品を他の建屋及び屋外に一時的にも移動させることが困難で、低圧タービンの分解及び点検作業はタービン建屋内の限定されたエリア内での作業となる。その上、分解及び点検対象である発電機及び低圧タービンの分解部品は非常に重量物であるため、タービン建屋内の天井クレーン等の揚重機の稼働範囲内での分解及び点検作業とならざるを得ない。
タービン設備及び発電機の分解部品は、天井クレーンの稼働範囲内に集中して置かれる。よって、天井クレーンの稼働範囲内という限定されたエリア内に多くの分解部品、定期点検のための資材及び工具類が混在し、定期点検を行う多くの作業員もそのエリア内に集中する。このような、混雑した状況では点検作業の効率が向上しない。
よって、タービン設備の分解点検作業は、タービン設備の稼働率の向上、ひいてはタービン設備を備えたプラントの稼働率の向上に寄与できるように作業効率を向上することが望ましい。
本発明の第1実施例は、以下のとおりである。
図1に示すように、原子力発電プラントのタービン建屋1内には、タービン設備及びタービン設備のタービンの回転力を受けて発電する発電機5の各機器が設置されている。そのタービン設備は、1基の高圧タービン3及び3基の低圧タービン4を備えている。20は運転階床である。タービン設備は定期的に分解して点検を受けることが求められている。
個々の低圧タービン3は、図2に示すように、タービン翼の付いたタービンロータ7,タービンダイヤフラム(図示せず)、これらを取り囲む内上ケーシング11及び下側ケーシング22、及び内上ケーシング11を覆う外上ケーシング10を備えている。外上ケーシング10は、内上ケーシング11及び下側ケーシング22によって取り囲まれた内部領域から漏れた蒸気が運転階床20上方の空間2に放出されるのを防止するために設けられている。
外上ケーシング10の構造を図4,図5及び図6を用いて以下に説明する。外上ケーシング10は、上部に大気放出板28を備える。大気放出板28は、例えばラプチャーデスクのように、外上ケーシング10内の圧力が過大になった時点で開く構造になっており、外上ケーシング10内の過剰な圧力を外部に逃すことで外上ケーシング10を保護する機能を備えている。
外上ケーシング10は、概ね半円筒状である胴体24の外面に補強材として複数のリブ23を取り付けている。リブ23は胴体24と共に所望の強度を外上ケーシング10に与える。その所望の強度とは、内上ケーシング11の荷重を支えることができる強度である。内上ケーシング11にも同様なリブ34が外面に取り付けられている。
リブ23及び34には穴25が設けられる。その穴25にロープ26(又は吊り具)をかけることによって、図1に示すように、運転階床20上方の空間2内に設置された天井クレーン21で外上ケーシング10及び内上ケーシング11を吊り上げて搬送できる。このように、穴25は天井クレーン21に吊り下げられたロープ26(又は吊り具)に対する係合手段である。
内上ケーシング支持部としての4つの受け台14が大気放出板28の上を覆わないように外上ケーシング10に設置される。その受け台14は、外上ケーシング10の隣接しあう複数のリブ23に上面が水平に成るように接合した金属製板材によって構成される。受け台14の縁には、受け台14上面から上方に突出したストッパー27が設けられる。
受け台14は鋳込みにより外上ケーシング10と一体に製造してもよいが、製造後の外上ケーシング10に溶接又は機械的接合手段を用いて後付けで取り付けてもよい。4つの受け台14は、内上ケーシング11の長手方向(図4に示すL方向)の端部と、内上ケーシング11の幅方向(図5に示すW方向)の端部とを同時に支持できるように、4個所に分散して配置されている。
このような受け台14の配置によって、後述するように、取り外された内上ケーシング11の下側ケーシング22への取り付け面、即ち内上ケーシング11の下側ケーシング
22への取り付け用のフランジを受け台14の上面に置くことができる。
次に、タービン設備及び発電機の分解点検時における、分解部品の取り扱い作業を以下に説明する。発電機5,高圧タービン3及び低圧タービン4は、図1に示すように、その上部が運転階床20より上に出ている。そのため、前述したように空間2を移動する天井クレーン21を用いてロープ26で分解部品を吊って搬送することが容易にできる。天井クレーン21は分解部品を吊った状態で上げ及び下げする動作、同じく吊ったまま水平方向へ走行する動作、及び同じく吊ったまま走行方向とは直交する水平方向へ横行する動作を行うことができる。このような天井クレーン21の各動作を利用して、高圧タービン3,低圧タービン4、及び発電機5の各分解部品は、図3に示す運転階床20上の仮置まで搬送されて、再組み立て時まで仮置きされる。
すなわち、分解して取り出された発電機ロータ8,高圧タービン遮蔽壁9,高圧タービンロータ6,高圧タービンダイヤフラム12,外上ケーシング10,内上ケーシング11,低圧タービンロータ7、及び低圧タービンダイヤフラム13が、図3に示す位置で運転階床20上に仮置きされる。
低圧タービン4の分解作業を具体的に説明する。一台の低圧タービン4において、下側ケーシング22と外上ケーシング10との締結用のボルトを抜いて両者の結合状態が解かれる。次に、天井クレーン21に吊り下げたロープ26を穴25に掛けて、外上ケーシング10を天井クレーン21で吊り上げたままタービン建屋1の側壁に向けて搬送する。その後に、運転階床20上の、タービン建屋1の側壁近くの仮置場所に、外上ケーシング
10を天井クレーン21で吊り降ろす。その運転階床20との接触で外上ケーシング10が傷つくことを予防する必要がある場合には、運転階床20に枕木などの緩衝材を置いて、その緩衝材の上に外上ケーシング10を置く。
ボルトを外して内上ケーシング11と下側ケーシング22との結合状態を解除する。外上ケーシング10が仮置き場所に搬送された後に、取り外された内上ケーシング11は、天井クレーン21で吊り上げられて、すでに仮置きされている外上ケーシング10の真上に搬送される。その後に、図4及び図5に示すように、外上ケーシング10の受け台14上に内上ケーシング11が天井クレーン21で吊り降ろされる。
受け台14の上面は水平な面であるので、内上ケーシング11が安定な状態で外上ケーシング10に重ねられる。重ねられた内上ケーシング11は、何らかの外力を受けて滑落しようとしても、ストッパー27に当たってその滑落が防止される。更には、受け台14上にゴムシート及び枕木などの緩衝材を置き、その上に内上ケーシング11を置くことによって、内上ケーシング11が傷つくことを抑制できる。
内上ケーシング11は再組み立て時まで外上ケーシング10上に重ねられて仮置きされる。この重ね置きの状態でも、外上ケーシング10は、リブ23で補強されているので、使用に影響を与えるような変形を来すことなく確実に内上ケーシング11を支持できる。
外上ケーシング10及び内上ケーシング11の仮置き場所はタービン建屋1の側壁寄りに割り当てられているので、外上ケーシング10と内上ケーシング11とが重ね置きされても、他の分解部品を天井クレーン21で搬送する際の障害とはならない。
低圧タービン4の上部が開放されているので、天井クレーン21で低圧タービン4から低圧タービンロータ7及び低圧タービンダイヤフラム13を、順次取り出して、図3に示す運転階床20の所定の位置まで搬送し、そこに仮置きする。低圧タービン7のタービン翼、及び低圧タービンダイヤフラム13の静翼等が、仮置きされている間に作業員により点検される。必要があれば、補修される。3基の低圧タービン4はいずれも分解され、同様に分解部品が仮置きされる。
本実施例は、内上ケーシング11を外上ケーシング10上に重ねるので、タービン設備から仮置き場所までの搬送途中で内上ケーシング11と外上ケーシング10の吊り替え作業及び吊り替えスペースを必要としない。
このように低圧タービン設備4の外上ケーシング10の上に、低圧タービン4の内上ケーシング11を重ねることにより、外上ケーシング10の仮置き占有面積内に内上ケーシング11も仮置きできる。そのため、点検作業に必要な面積を広く確保して点検を迅速に行えるようになる。
低圧タービンロータ7等のタービン設備の点検作業終了後に行われる低圧タービン4の再組み立てする場合について説明する。下側ケーシング22内に設置される低圧タービンダイヤフラム13が、天井クレーン21によって運転階床20から吊り下げられて下側ケーシング22内まで搬送される。次に低圧タービンロータ7も下側ケーシング22内に搬送される。搬入済みの低圧タービンダイヤフラム13は低圧タービンロータ7のタービン翼間に位置する。運転階床20上に置かれた残りの低圧タービンダイヤフラム13が、搬送されてタービン翼間に挿入される。
先に組み付けられるべき内上ケーシング11が外上ケーシング10上に重ねて置かれているので、内上ケーシング11を先に天井クレーン21で吊って組み立て位置に搬送し、下側ケーシング22に取り付ける。次に外上ケーシング10を天井クレーン21で吊って組み立て位置に搬送して、下側ケーシング22に取り付ける。これによって、低圧タービン4の再組み立てが完了する。本実施例は、再組み立て搬送途中でも内上ケーシング11と外上ケーシング10の吊り替え作業及び吊り替えスペースを必要としない。
このように、仮置き時ばかりか、再組み立て時においても、それらのケーシングの吊り替え作業及び吊り替えスペースを必要としないから、本実施例は低圧タービン4の迅速な分解及び組み立て作業が行える。このように、タービン設備の点検作業や分解及び再組み立てが迅速に行えるので、タービン設備の運転停止期間を短縮してタービン設備の稼働率を向上できる。そのタービン設備の稼働率が向上すれば、発電プラントの稼働率が向上するという効果が得られる。本実施例は、火力発電プラントのタービン設備にも適用できる。
第2実施例は、次のとおりである。先に説明した第1実施例では、低圧タービン4の外
上ケーシング10に受け台14が存在した場合の例を示したが、この第2実施例はその受け台14が存在しない場合の例である。その受け台14が存在しないことで第1実施例と異なる点は、以下に示す外上ケーシング10及び内上ケーシング11の仮置き作業にある。これらの仮置き作業を以下に説明する。
先に低圧タービン4から分解して外された外上ケーシング10は運転階床20の定められた仮置き場所まで天井クレーン21で搬送される。その後に、その外上ケーシング10の仮置き場所から一旦他の場所に退避させておいた架構15を天井クレーン21で吊って外上ケーシング10の仮置き場所へ搬送する。そして、その架構15を、図8に示すように、仮置きした外上ケーシング10を跨ぐようにして運転階床20上に吊り降ろして置く。このように、架構15は天井クレーン21によって吊って移動させることができる。
次に、内上ケーシング11を低圧タービン4から分解して外す。その後、低圧タービン4から外された内上ケーシング11を、図8のように、天井クレーン21で架構15の水平に延びる二本の互いに平行な梁18の上に載せる。これらの梁18は架構15の4本の脚柱17で支持されている。内上ケーシング11は二本の梁18の上に載せられるので安定的な状態で保持される。梁18との無理な接触で内上ケーシング11に傷がつかないように梁18と内上ケーシング11との間にゴムシート及び枕木などの緩衝材を介在させる
ことが好ましい。
低圧タービン4の点検後に外上ケーシング10及び内上ケーシング11を再組み立てする際には、先行して下側ケーシング内にタービンロータ及びタービンダイヤフラムを配置する。その後に、先に内上ケーシング11が架構15上から再組み立て位置である下側ケーシング22上に天井クレーン21で搬送されて置かれる。両者はボルトで結合される。
次に架構15を仮置き場所から適当な場所に天井クレーン21で吊って搬送することによって退避させる。その後に、外上ケーシング10を再組み立て位置である下側ケーシング22上に天井クレーン21で搬送されて置かれる。両者はボルトで結合される。
架構15は、図8のように、門型形状の高架構造であるから架構15の4本の脚柱17を運転階床20上に置くことができる床面積が確保できさえすれば、何処にでも置ける。そのため、架構15の退避場所での広い床面積の占有を避けることができる。例えば、架構15の退避場所で、脚柱17間に点検及び分解作業用の資材及び機器を置いたり、架構15の脚柱17間や高さを超えないものであれば、定期検査時の分解部品の仮置き場所として共用し、占有化を避ける。
架構15は、天井クレーンで吊って三次元方向に移動自在としたが、次のように、床面上を移動自在にしてもよい。即ち、架構15の移動手段として次のような床面移動手段を用いる。図9のように、架構15の脚柱17の下端にキャスター30を付けて、キャスター30に装備したモータ31でキャスター30の車輪32を回転駆動する。このようにして、運転階床20上で架構15を移動させる。或いは、図10のように、外上ケーシング10の仮置き場所の両側に沿ってレール33を敷設し、そのレール33上に架構15の脚柱17に付けた車輪34を載せる。その車輪34をモータ35で回転駆動することで、架構15をレール33に沿って平面移動させる。
このように、モータ31,33で駆動される車輪32,34を装備した架構15は自走できる。架構15が自走できることで架構15の移動時にあえて天井クレーン21を利用しなくてもよい。そのため、天井クレーン21の利用スケジュールから架構15の搬送作業を外して作業の流れを単純化できる。
いずれの場合も、架構15が自走することによって外上ケーシング10の仮置き場所から一旦退避して、天井クレーン21で吊って搬送してきた外上ケーシング10をその仮置き場所に吊り降ろせるように仮置き場所の上方を開放する。上方が開放された仮置き場所に外上ケーシング10を天井クレーン21で吊り降ろして置く。その外上ケーシング10の仮置きが終わった後に、架構15を自走させて外上ケーシング10の仮置き場所に移動させ、図9,図10のように、外上ケーシング10を跨いだ状態で架構15を配置する。その後に、天井クレーン21で吊って搬送してきた内上ケーシング11を梁18の上に吊り降ろして内上ケーシング11の仮置きを行う。
このように、架構15を介して外上ケーシング10と内上ケーシング11とを仮置き場所で2段積して仮置きする。このような第2実施例においても、第1実施例と同様に、ケーシングの仮置き位置と組み立て位置との間でのケーシングの搬送途中で吊り替え作業と吊り替えスペースを必要としない。
第2実施例の場合も、第1実施例と同様に、タービン設備の運転停止期間を短縮してタービン設備の稼働率を向上し、発電プラントの稼働率を向上するという効果が得られる。更には、外上ケーシング10に内上ケーシング11を直接乗せるための第1実施例における受け台14は不要となり、従来の外上ケーシング10の形状でも2段積みして仮置きする対応が採用できる。
従って、第2実施例を利用することにより、既設プラントにおける低圧タービン4の点検時に本発明を適用することが可能である。その上、内上ケーシングを外上ケーシングで支持する強度的な配慮も必要としない。
第3実施例は、以下のとおりである。第3実施例は第1実施例を一部変更した例であって、その変更点を述べると以下のとおりであり、その他の内容は第1実施例と同様である。
即ち、3基の低圧タービン4の内、1基の低圧タービン4を分解点検するという部分点検作業時は次のようにしてケーシングを仮置きする。図11のように、分解点検対象の低圧タービン4の外上ケーシング10を第1実施例と同様に図3の如く運転階床20の端に定められた仮置き場所に天井クレーン21で搬送して吊り降ろす。次にその分解点検対象の低圧タービン4の内上ケーシング11を天井クレーン21で吊り上げて、分解点検対象の低圧タービン4に隣接している、現時点では分解対象となっていない低圧タービン4の外上ケーシング10上の受け台14上に吊り降ろす。
このようにして、内上ケーシング11を隣接する分解していない低圧タービン4の外上ケーシング10の受け台14上に重ねるので、分解していない低圧タービン4の外上ケーシング10と立体的な配置関係にて内上ケーシング11を仮置きできる。その仮置きに際しては、分解された内上ケーシング11や分解していない外上ケーシング10が傷つかないように緩衝材をその両者間に介在させることが好ましい。
低圧タービン4の点検後に分解されていた内上ケーシング11と外上ケーシング10を分解前の状態に再組み立てする際には、次のように各ケーシングを扱う。まず、分解していない低圧タービン4の外上ケーシングの受け台14上に仮置きされていた内上ケーシング11を天井クレーン21で吊って組み立て位置に吊り降ろして低圧タービン4の下側ケーシング22に取り付ける。次に運転階床20に仮置きされた外上ケーシング10を、天井クレーン21で吊って組み立て位置まで搬送し、吊り降ろして低圧タービン4の下側ケーシング22に取り付ける。
このような、第3実施例では、第1実施例と同様に、タービン設備の運転停止期間を短縮してタービン設備の稼働率を向上し、発電プラントの稼働率を向上するという効果が得られる。その上、分解後の内上ケーシング11を分解対象の低圧タービン4の近くに仮置きすることができるので、仮置き作業及び点検後の再組み立て作業に要する時間が、第1実施例に比べて減少する。このため、発電プラント稼働率が一層向上するという効果が得られる。
受け台14が分解していない低圧タービンの外側ケーシングに装備されていない場合には、第2実施例における架構15を分解していない低圧タービンを跨ぐように配備し、その架構15の上に分解後の内上ケーシング11を天井クレーン21で吊り降ろして仮置きする。
同一タービン設備内の低圧タービン4同志で仮置き場所を貸し与えする場合について説明したが、複数のタービン設備が図12のようにタービン建屋内でB側とC側とに設置されている場合には次のようにしてもよい。即ち、B側とC側との複数のタービン設備のうち、外上ケーシング10が外されていないC側のタービン設備の外上ケーシング10の受け台上に、図12のように、分解されたB側のタービン設備の内上ケーシング11を天井クレーン21で搬送して置くという仮置き作業を行う。このように複数のタービン設備同志間で仮置き場所を融通し合えば、分解中のB側のタービン設備の周囲に広い点検作業面積が確保できて、分解点検作業を一層迅速に達成できる。
第2実施例及び第3実施例において、架構15を採用した場合には、その架構15が仮置き手段として用いられない期間は、タービン建屋内の物品を立体的に配置して置くためのラックとして利用してもよい。
このように、いずれの実施例においても、分解後の外上ケーシング10又は分解していない外上ケーシングの上方に分解後の内上ケーシング11を立体的に配置して仮置きできる。そのため、分解部品である外上ケーシング10と内上ケーシング11の展開に必要な平面積を縮小することが可能となる。更に、外上ケーシング10や内上ケーシング11の吊り替えに要する吊り替えスペース及び吊り替え作業を削減することが可能となる。
又、いずれの実施例でも、定期点検時の分解・組み立てにおける一連の作業の流れが、吊り替えなどの作業で滞ること無く進行する。その上、立体的な分解部品の仮置きがもたらすスペースの確保から、仮置きされた分解部品間の通路スペース及びその分解部品周囲での作業スペースの拡幅による点検作業や仮置き作業等の作業効率向上を図ることができる。これらのことで、タービン設備の点検期間の短縮を可能とする。
このようなことは、定期点検に限らず、定期以外での緊急の点検作業においてもタービン設備のケーシングの分解を伴う場合には発揮される。
以上のように本発明のいずれの実施例でも、発電所のタービン設備の分解点検作業の期間短縮に寄与してその発電プラント稼働率を向上するのに貢献できる。
以上のように、本発明にかかわるタービン設備は、沸騰水型原子力発電プラント及び加圧水型原子力発電プラント等の原子力発電プラントに用いることが可能である。また、本発明のタービン設備は、火力発電プラントにも適用できる。
本発明の第1実施例が適用されるタービン設備の構成図である。 図1に示す低圧タービンの縦断面図である。 本発明の第1実施例における原子力発電プラントのタービン建屋内の運転階床でのタービン分解部品の仮置き配置を示した平面図である。 仮置き場所に置かれたケーシングの重ね置き状態を示した立面図である。 図4の断面図である。 図7の外上ケーシングの平面図である。 図4における外上ケーシングと内上ケーシングとの2段重ねによる仮置き状態を示した斜視図である。 本発明の第2実施例における外上ケーシングと内上ケーシングとの2段積みによる仮置き状態を示した斜視図である。 本発明の第2実施例に用いられる架構の他の一例を示した斜視図である。 本発明の第2実施例に用いられる架構の更に他の一例を示した斜視図である。 本発明の第3実施例による外上及び内上ケーシングの仮置き状態を示したタービン建屋内の断面図である。 内上ケーシングの仮置き場所を分解対象となっていないタービン設備上に求めた場合のその内上ケーシングの仮置き状態を示したタービン建屋内の断面図である。
符号の説明
7 タービンロータ
10 外上ケーシング
11 内上ケーシング
14 受け台
22 下側ケーシング
23 リブ
27 ストッパー

Claims (3)

  1. タービン翼を有するタービンロータと、前記タービンロータを被う内上ケーシング及び下側ケーシングと、前記内上ケーシングを被う外上ケーシングとを備え、前記外上ケーシングは、内上ケーシング支持部を前記外上ケーシングの外側で内上ケーシングの下端面が重ねられる位置に設けてあるタービン設備。
  2. タービン翼を有するタービンロータと、前記タービンロータを被う内上ケーシング及び下側ケーシングと、前記内上ケーシングを被う外上ケーシングとを備え、前記外上ケーシングは、外面に設けられた補強リブと、前記内上ケーシングの下端面が重ねられる位置で前記補強リブに設けられた内上ケーシング支持部とを備えているタービン設備。
  3. 請求項1又は請求項2において、前記内上ケーシング支持部は、前記内上ケーシング支持部上面から上方に突き出たストッパーを有することを特徴とするタービン設備。
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