JP4002793B2

JP4002793B2 - Punch press

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Publication number: JP4002793B2
Application number: JP2002192456A
Authority: JP
Inventors: 匡横山
Original assignee: Amada Co Ltd
Current assignee: Amada Co Ltd
Priority date: 2002-07-01
Filing date: 2002-07-01
Publication date: 2007-11-07
Anticipated expiration: 2022-07-01
Also published as: JP2004034061A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばタレットパンチプレス等のごときパンチプレスに関し、さらに詳細には、パンチプレスに上下動自在に備えたストライカによってパンチを打圧するときに、例えばオイルミスト等の作動流体を上記パンチヘ噴出供給する作動流体供給装置を備えたパンチプレスに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、板状のワークにプレス加工を行うためのパンチ及びダイを備えると共に前記パンチを打圧自在のストライカを上下動自在に備えた構成のパンチプレスには、パンチの潤滑や冷却及び打抜き加工後のカス上り防止等のために、作動流体供給装置を備えると共に前記ストライカにオイルミスト供給孔を備え、かつパンチ側には上記オイルミスト供給孔と接続自在かつ先端側ヘオイルミストを導く導入孔を備えた構成のパンチプレスが開発されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
前述のごとき従来のパンチプレスにおいては、上下動自在なストライカによってパンチを打圧するときに、ストライカに備えたオイルミスト供給孔からパンチに備えた導入孔ヘオイルミストを噴出供給するものであるから、パンチの潤滑及び冷却が有効に行われると共にワークの打抜き加工後のカス上り防止等に有効であり、有益である。
【０００４】
しかし、従来は、例えばポンプ等の圧力系からパンチへオイルミスト等の作動流体を供給するとき、パンチの径サイズに拘りなく一定の吐出量でもってオイルミスト等の供給を行っているものである。この場合、小径サイズのパンチに対応して作動流体の吐出量を一定に設定すると、大径サイズのパンチの場合には作動流体が不足がちとなるので、大径サイズのパンチに対応して吐出量を一定に設定してあるのが一般的である。
【０００５】
したがって従来は、大径サイズのパンチに対応して常に大量の作動流体を吐出することとなり、小径サイズのパンチの場合にはオイル量過多となって周囲に噴霧飛散することがあり、作業環境の汚染及び必要以上にワークに付着したオイルミストを除去する作業が必要になるという問題があった。
【０００６】
したがって、パンチ径サイズに対応して適性量のオイルミスト等の作動流体を供給することが望まれている。
【０００７】
また、従来は、上記のオイルミストを供給するためにエアを送り込む時間を制御するために制御プログラムにエアのＯＮ、ＯＦＦ時間を予め設定したタイムテーブルを設けることにより、オイルミストが飛散しないようにしている。
【０００８】
しかしながら、パンチ金型のハイトは、サイズによって異なっているのが現状であるために、オイルミストの飛散を防止し且つ適性量のオイルミスト等の作動流体を供給することが難しいという問題点があった。
【０００９】
この発明は上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、パンチの径サイズに対応して適量の作動流体を供給し得るパンチプレス及びパンチプレスにおける作動流体供給制御方法を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためにこの発明のパンチプレスは、板状のワークにプレス加工を行うためのパンチ及びダイを備えると共に前記パンチを打圧自在のストライカを備え、かつこのストライカによるパンチの打圧時に、このパンチに備えた導入孔へ作動流体を噴出供給する作動流体供給装置を備えたパンチプレスにおいて、作動流体を供給するための接続回路に、この接続回路を接続遮断自在の開閉弁を設け、前記作動流体が外部に飛散されることを防止するために前記ストライカが前記パンチに接触したことを検知した後に前記開閉弁を開放し且つ前記パンチから離反する直前に前記開閉弁を閉塞することにより前記作動流体の噴出開始と停止を制御するための噴出時期制御部を設け、前記ストライカによって打圧されるパンチの径サイズデータを入力するための径サイズデータ入力手段から入力されたパンチの径サイズデータに基づいて前記作動流体の噴出量を制御するための噴出量制御部を設けてなることを特徴とするものである。
【００２６】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【００２７】
図１を参照するに、この発明の実施の形態に係るパンチプレス１は、板状のワークＷにプレス加工を行うためのパンチＰ及びダイＤが備えられると共に前記パンチＰを打圧自在のストライカ３が上下動自在に備えられている。前記パンチＰ及びダイＤは、一般的なパンチプレスと同様に、パンチホルダ５、ダイホルダ７に着脱交換自在に装着されている。
【００２８】
上記パンチホルダ５、ダイホルダ７としては、例えばタレットパンチプレスにおいては回転自在な上下のタレットが相当するもので、パンチホルダ５、ダイホルダ７に支持された複数のパンチＰ、ダイＤは前記ストライカ３の下方位置へ割出し位置決め自在に設けられている。なお、パンチプレス１には、上下のパンチホルダ５、ダイホルダ７に対して上下動自在なストライカ３がＸ，Ｙ軸の一方向又はＸ，Ｙ軸方向へ移動して適宜位置のパンチＰの上方位置へ割出し位置決め自在な構成のパンチプレスもある。
【００２９】
前記パンチプレス１において、ストライカ３に対応した位置へのパンチＰ、ダイＤの相対的な割出し位置決めや、加工位置（ストライカ３に対応した位置）ヘのワークＷのＸ，Ｙ方向への相対的な移動位置決め及びストライカ３の上下動等、パンチプレス１の動作は、通常のパンチプレス同様にＮＣ装置９によって制御されるものであり、この種のパンチプレスは公知であるから、パンチプレス１についてのより詳細な説明は省略する。
【００３０】
前記ストライカ３には、パンチＰの打圧開始時と、パンチ打圧後にストライカ３がパンチＰから離反する直前のタイミングとを検出するパンチ打圧検出装置１１が設けられている。このパンチ打圧検出装置１１としては、例えばストライカ３がパンチＰに接触したことを検出するストライカ接触検出装置としての例えば接触センサ１３と、パンチ打圧後に上昇するストライカ３の上下動の位置を検出するストライカ位置検出装置としての例えば位置センサ１５とから構成される。
【００３１】
すなわち、ストライカ３によるパンチ打圧開始時は接触センサ１３により検出される。ストライカ３がパンチＰから離反するとき、又は直前のタイミングとしては、ストライカ３がパンチＰから離反するとき、又は直前の位置に該当するストライカ３の上下動位置を予め設定しておき、パンチ打圧後にストライカ３が戻る時に上記の設定位置を通過するタイミングが位置センサ１５により検出される。
【００３２】
なお、ストライカ３がパンチＰから離反するとき、又は直前のタイミングを検出する手段としては、上記の位置センサ１５に換えて、上記のパンチ打圧開始からパンチ離反するとき、又は直前までの時間を予め設定するタイマが用いられても構わない。すなわち、パンチ打圧開始から上記のタイマの設定時間後にストライカ３がパンチＰから離反する直前のタイミングであると判断するものである。さらに、ストライカ３がパンチＰから離反するときのタイミングを検出する手段としては、制御リレーやアクチュエータなどの接触センサを用いて、この接触センサが作動している期間（時間）を過ぎたとき、すなわち、導通している期間（時間）を過ぎたとき、ストライカ３がパンチＰから離反するときのタイミングであると判断するようにしてもよい。
【００３３】
また、前記ストライカ３には、パンチＰの打圧時に、パンチＰに備えた導入孔（図示省略）と接続してオイルミスト等の作動流体を噴出供給する流体供給口１７が設けられており、この流体供給口１７には作動流体供給装置が接続されている。
【００３４】
すなわち、上記流体供給口１７とエアの圧力源１９とを接続した接続回路２１には、当該接続回路２１を接続遮断自在のソレノイドバルブのごとき適宜の開閉弁２３が配置されている。さらに上記接続回路２１には、前記開閉弁２３の開作動による接続時に負圧を発生してオイルタンクＴからオイルを吸引する負圧発生装置２５が配置されており、この負圧発生装置２５と前記オイルタンクＴとを接続した接続回路２７には、この接続回路２７を接続遮断自在のソレノイドバルブのごとき適宜の開閉弁２９が配置されている。なお、上記オイルタンクＴにはオイルタンクＴ内を加圧する分岐路２１Ａが接続されている。
【００３５】
上記開閉弁２３，２９の開閉の制御は、バルブ制御装置３１によって行われるものである。このバルブ制御装置３１には、前記接触センサ１３によりストライカ３によるパンチ打圧開始時が検出された時に開閉弁２３を開放せしめ、且つ前記位置センサ１５によりストライカ３がパンチＰから離反する直前のタイミングを検出した時に前記開閉弁２３を閉塞せしめる指令を与える噴出時期制御部３３が設けられている。
【００３６】
さらに、上記のバルブ制御装置３１には、前記ストライカ３によって打圧されるパンチＰの径サイズデータを入力するための径サイズデータ入力手段の１つとしての前記ＮＣ装置９から入力される径サイズデータ信号Ａ，ＢによってパンチＰの径サイズの大、中、小を判別すると共に導入孔を有しない通常のパンチであることを判別して、各パンチの径サイズに対応する最適な作動流体の噴出量を制御すべく前記開閉弁２９の開閉を制御する噴出量制御部３５が設けられている。
【００３７】
より詳しくは、上記の噴出時期制御部３３は、ストライカ３がパンチＰに接触してから離反するとき、又は直前までの間に、エアブロー回路としての接続回路２１の開閉弁２３を開放せしめてエアブローを行うように制御するものである。一方、噴出量制御部３５は、パンチＰの径サイズに応じてオイルミスト供給回路としての接続回路２７の開閉弁２９を開放する時間を制御することによってオイルミストの噴出量を制御するものである。したがって、開閉弁２９の開放は、開閉弁２３が開放されている間に行われるが、フルに開放されるわけではない。
【００３８】
前記バルブ制御装置３１にはパンチＰの判別を行うための判別手段３７が備えられている。この判別手段３７は、前記データ信号Ａ，Ｂが（１，１）のときには導入孔を有しない通常のパンチと判別し、（１，０）のときは導入孔を有する小径のエアブローパンチ、（０，１）のときは導入孔を有する中径のエアブローパンチ及び（０，０）のときは導入孔を有する大径のエアブローパンチと判別するものである。
【００３９】
前記判別手段３７によってパンチＰが通常のパンチと判別したときには、前記開閉弁２３，２９は閉じた状態に保持されて、通常のプレス加工が行われる。そして、前記判別手段３７によってパンチＰがエアブローパンチであって、その大、中、小が判別されると、開閉弁２３が接触センサ１３の検出信号により開制御されると共に、判別されたパンチＰに対応した開閉弁２９の開閉時間が演算される。すなわちこの実施形態においては、パンチサイズと開閉時間との関係を記憶（格納）したデータテーブル３９を検索し、判別したパンチ径に対応した開閉時間が求められる。そして、この検索した開閉時間に基づき噴出量制御部３５によって開閉弁２９の開閉時間が制御される。
【００４０】
なお、上記開閉弁２９の開閉時間は、パンチＰの径の大、中、小に対応して次第に短時間になるものであり、大径のパンチＰに対しては大量の作動流体を供給し、中径のパンチに対応して中量、小径のパンチに対しては少量の作動流体を供給することになる。
【００４１】
なお、オイルミストの噴出量を制御するためには、上記の開閉弁２９として自動的に調整可能な流量制御弁が用いられても構わない。この場合、前述したように開閉弁２９の開放時間で噴出量を制御する必要はなくなる。
【００４２】
上記構成において、ＮＣ装置９の制御の下にパンチプレス１が作動され、ストライカ３の位置に適宜のパンチＰ、ダイＤが割出し位置決めされると、このパンチＰに対応したデータ信号Ａ，ＢがＮＣ装置９からバルブ制御装置３１へ入力され、判別手段３７によってパンチＰが通常のパンチであるか否か及びエアブローパンチである場合の径サイズの大、中、小が判別される。
【００４３】
判別手段３７の判別結果に基づいてデータテーブル３９が検索され、ストライカ３の下方に位置するパンチＰの径サイズに適した開閉時間が求められる。そして、前記ストライカ３によって前記パンチＰを打圧するときには、検索した上記開閉時間に基づき噴出量制御部３５によって開閉弁２９の開閉時間が制御され、パンチＰの径サイズに適した量の作動流体が供給されることになる。
【００４４】
すなわち、パンチＰがエアブローパンチであると判別され、接触センサ１３によりストライカ３がパンチＰに接触したことが検出されると、この接触センサ１３によるパンチ打圧開始時の検出信号に基づき噴出時期制御部３３によって開閉弁２３が開作動されて圧力源１９からのエアがストライカ３の流体供給口１７へ供給される。
【００４５】
さらに、径サイズデータに基づいて噴出量制御部３５によって開閉弁２９の開閉時間が制御されるので、上記のようにエアの供給が行われると、負圧発生装置２５に負圧が発生するので、また、オイルタンクＴ内が加圧されているので、開閉弁２９が噴出量制御部３５により指令された時間だけ開作動すると、オイルタンクＴからオイルが吸引され、前記流体供給口１７からパンチＰの導入孔ヘオイルミストが作動流体として適量だけ噴出供給されることになる。なお、上記のエア及びオイルミストはストライカ３がパンチＰに接触してから僅かに遅れて供給されるので、オイルミストが外部に飛散されることはない。
【００４６】
前記ストライカ３がパンチＰを打圧してから上昇して原位置へ戻る際には、位置センサ１５によりストライカ３がパンチＰから離反する直前のタイミングが検出され、この位置センサ１５の検出信号に基づき噴出時期制御部３３によって開閉弁２３に閉作動の指令が与えられ、エアブロー回路としての接続回路２１が遮断されるので、オイルミストがストライカ３の流体供給口１７から飛散される事態は確実に防止される
したがって、オイルミストが飛散されることなく、パンチＰの径サイズに適した適量のオイルミストが過不足なく供給できることとなる。
【００４７】
ところで、上述したオイルの吐出の制御としては、個々のパンチＰの径サイズを識別し、１回当たりのオイルの流量は一定で各径サイズ毎にオイルと吐出する回数を自動で切替えミスト中に含まれるオイル量を制御するのが好ましい。例えば、個々のパンチＰの径サイズを識別し、ヒット数が例えば５０回のとき、エアは常時開閉弁２３を開にしてストライカ３に流れるが、オイルは毎回開閉弁２９を開にしてストライカ３に流さずに、パンチＰの径サイズに基いて必要回数だけ流すように開閉弁２９を開にして制御するのが望ましいものである。
【００４８】
ところで、前述した説明においては、パンチプレス１を制御するＮＣ装置９からデータ信号Ａ，Ｂをバルブ制御装置３１へ入力する場合について説明したが、ＮＣ装置９は導入孔を有するパンチであるか否かの識別信号を出力するものの、パンチの径サイズデータ信号までは出力する構成でない場合には、次のごとき構成としてパンチの径サイズデータを前記バルブ制御装置３１へ入力する構成とすることも可能である。
【００４９】
なお、この場合は、ストライカ３の下方位置に割出し位置決めされたパンチＰが導入孔を有するエアブローパンチであることはＮＣ装置９からの識別信号によって既に判別されており、パンチＰの径サイズの大、中、小を判別すれば良いものである。
【００５０】
したがって、前記接続回路２１に圧力センサ４１Ａ，４１Ｂを接続して、ストライカ３をパンチＰに当接しかつ開閉弁２３を開作動して前記パンチＰに作動流体を供給するとき、パンチＰの径サイズの大、中、小によって各パンチＰに設けられた導入孔の大小に起因する流路抵抗の大小による接続回路２１内の圧力変化を検出するようにする。
【００５１】
すなわち、大径のパンチの場合には、流路抵抗に起因する接続回路２１内の圧力上昇は少ないので、圧力センサ４１Ａ，４１Ｂは共に圧力上昇を検出することなくＯＦＦ（０，０），中径のパンチの場合には、流路抵抗に起因して接続回路２１内の圧力は多少上昇するので、圧力センサ４１Ａ，４１Ｂの一方が圧力上昇を検出しＯＦＦ，ＯＮ（０，１）となり、小径のパンチの場合には、流路抵抗に起因して接続回路２１内の圧力がさらに上昇するので、圧力センサ４１Ａ，４１Ｂの両方が圧力上昇を検出してＯＮ，ＯＮ（１，１）となるように各圧力センサ４１Ａ，４１Ｂの検出作動時の圧力を設定する。なお、この際、圧力源１９からエアのみが供給されてエアブローパンチの径サイズの判別が行われるので、周囲環境をオイルミストで汚染するようなことはないものである。
【００５２】
上記構成とすることにより、ストライカ３に対応する位置に割出し位置決めされたパンチＰが導入孔を有するエアブローパンチである場合で、その径サイズが不明の場合であっても容易に対応できるものである。
【００５３】
なお、ストライカ３に対応する位置に割出し位置決めされたパンチＰが導入孔を有さない一般的なパンチの場合には、前記開閉弁２３の開閉は行われず、作動流体が供給されるようなことはないものである。すなわち、前記ストライカ３に対応する位置のパンチＰが導入孔を有するエアブローパンチのときだけ開閉弁２３の開閉が行われ、作動流体の供給が行われるものである。
【００５４】
なお、圧力センサを３つ（４１Ａ，４１Ｂ，４１Ｃ）にし、上記各圧力センサ（４１Ａ，４１Ｂ，４１Ｃ）が共に圧力上昇を検知してＯＮとなり、検出信号が（１，１，１）になったときに導入孔を有しない一般的なパンチであると判別する構成とした場合には、パンチに関するデータ信号が前記ＮＣ装置９からバルブ制御装置３１へ何等入力されない場合であっても、エアブローパンチのパンチ径サイズの大、中、小を判別できるものである。すなわち、３つの圧力センサ（４１Ａ，４１Ｂ，４１Ｃ）の検出作動時の圧力が異なり、共に圧力上昇を検出せずに（０，０，０）の場合には大、１つの圧力センサ４１Ｂが圧力上昇を検知してＯＮとなり、（０，１，０）のときは中、２つの圧力センサ４１Ａ，４１Ｂが圧力上昇を検知してＯＮとなり、（１，１，０）のときには小径のパンチとなるものである。
【００５５】
上述のように、接続回路２１に複数の圧力センサ４１Ａ、４１Ｂが接続され、この圧力センサ４１Ａ，４１Ｂの圧力検出に基づいてパンチＰの径サイズが判別される場合には、ストライカ３がパンチＰを打圧するときに噴出時期制御部３３からの指令により開閉弁２３が開作動されるので、前記圧力センサ４１Ａ，４１Ｂによる圧力検出信号に基づいてパンチＰの径サイズが判別され、この判別に基づいてデータテーブル３９を検索することになるものである。
【００５６】
なお、前記データテーブル３９とは別個に、圧力センサ４１Ａ，４１Ｂを用いる場合のデータテーブルをも用意した場合には、バルブ制御装置３１にどちらのデータテーブルを使用するかを切替えるための切替手段を傭えることが望ましい。
【００５７】
ところで、前述した説明においては、開閉弁２９の開閉時間を制御して作動流体の供給量を制御する旨を説明したが、図１に想像線で示すように、作動流体の制御流量／又は制御圧力の異なる複数の開閉弁２９Ａ，２９Ｂを並列に接続し、パンチの大、中、小の径サイズに対応して適宜の開閉弁２９，２９Ａ，２９Ｂを選択する構成とすることも可能である。この場合、個別に選択する構成又は複数の開閉弁を組合せて同時に選択する構成とすることも可能であり、組合せて同時に選択する構成の場合には、径サイズが中、小のエアブローパンチに対応する２つの開閉弁でもってパンチの径の大、中、小に対応可能である。
【００５８】
さらに、前記バルブ制御装置３１に対して径サイズデータＡ，Ｂを入力するための径サイズデータ入力手段としては、図１に示されているように前記エアブローパンチＰの適宜位置に、当該パンチＰの径サイズデータＡ，Ｂを格納したＩＤタグ４３が設けられ、例えばストライカ３等の適宜位置に上記ＩＤタグ４３のリーダ４５が設けられた構成とすることも可能である。
【００５９】
この場合には、パンチＰに備えたＩＤタグ４３の径サイズデータＡ，Ｂがリーダ４５によって読み取られて前記バルブ制御装置３１に入力されるものである。
【００６０】
また、ＩＤタグ４３にエアブローパンチであるか否かの情報が直接書き込まれることにより、ＮＣ装置９が金型種類を判別させる手段を持たなくとも、ＩＤタグ４３をリーダ４５で読み取ることにより直接、判別手段３７に金型種類情報を与えることももちろん可能である。この場合は、ＮＣ装置９の仕様に関係なく最もシンプルな方法であるＩＤタグ４３の装着のみで金型種類判別とサイズ判別が同時に行われるようにすることが可能である。
【００６１】
なお、この発明は前述した実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他の態様で実施し得るものである。
【００６２】
【発明の効果】
以上のごとき発明の実施の形態の説明から理解されるように、本発明によれば、ストライカがパンチに接触したことを検知した後に開閉弁を開放して作動流体を噴出でき、ストライカがパンチから離反する直前に開閉弁を閉塞して作動流体の噴出を停止できるので、作動流体としてのオイルミストがストライカから飛散される事態を確実に防止できる。また、パンチの径サイズに適した適量の作動流体を過不足なく供給できるので供給過多による飛散も防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の実施の形態に係るパンチプレスの概念的な構成を示した概念説明図である。
【符号の説明】
１パンチプレス
３ストライカ
９ＮＣ装置
１１パンチ打圧検出装置
１３接触センサ（ストライカ接触検出装置）
１５位置センサ（ストライカ位置検出装置）
１７流体供給口
１９圧力源
２１接続回路
２３開閉弁
２７接続回路
２９開閉弁
３１バルブ制御装置
３３噴出時期制御部
３５噴出量制御部
３７判別手段
３９データテーブル
４１Ａ，４１Ｂ圧力センサ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention, for example, relates to such Panchipure scan such a turret punch press, and more particularly, to when pressure striking the punch with a striker provided with vertically movably to the punch press, for example, oil mist working fluid above Panchihe ejection such as about the Panchipure scan with a hydraulic fluid supply device supplies.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a punch press having a punch and die for pressing a plate-like workpiece and having a striker that can freely press the punch is movable up and down. After punch lubrication, cooling, and punching The striker is provided with an oil mist supply hole, and the punch side is provided with an introduction hole that can be connected to the oil mist supply hole and guides the oil mist to the tip side. A punch press with a configuration has been developed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional punch press as described above, when the punch is struck by a vertically movable striker, the oil mist is supplied from the oil mist supply hole provided in the striker to the introduction hole provided in the punch. Lubricating and cooling are effectively performed, and it is effective for preventing the scraps from rising after the workpiece is punched.
[0004]
However, conventionally, when a working fluid such as oil mist is supplied to a punch from a pressure system such as a pump, the oil mist is supplied with a constant discharge amount regardless of the diameter of the punch. . In this case, if the discharge amount of the working fluid is set to be constant for a small-diameter punch, the working fluid tends to be insufficient for a large-diameter punch. Generally, the amount is set constant.
[0005]
Therefore, in the past, a large amount of working fluid was always discharged in response to a large-diameter size punch, and in the case of a small-diameter size punch, the amount of oil was excessive and the surrounding area could be sprayed and scattered. There was a problem that the work of removing the oil mist adhering to the workpiece more than necessary was necessary for contamination.
[0006]
Therefore, it is desired to supply an appropriate amount of working fluid such as oil mist corresponding to the punch diameter size.
[0007]
In addition, conventionally, a time table in which air ON and OFF times are set in advance is provided in the control program in order to control the time during which air is supplied to supply the oil mist, so that the oil mist does not scatter. ing.
[0008]
However, since the height of the punch mold differs depending on the size, there is a problem that it is difficult to prevent the oil mist from scattering and to supply an appropriate amount of working fluid such as oil mist. It was.
[0009]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a punch press capable of supplying an appropriate amount of working fluid corresponding to the punch diameter size, and a working fluid supply control method in the punch press. There is.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
Punch press of the invention Nico order to achieve the above object, comprises a Da圧freely striker said punch provided with a punch and die for performing press working on a plate-shaped workpiece, and punching of the punch by the striker In a punch press equipped with a working fluid supply device for supplying and supplying working fluid to the introduction hole provided in the punch at the time of pressure, the connection circuit for supplying the working fluid is provided with an open / close valve capable of connecting and disconnecting the connection circuit. provided, the on-off valve on the striker immediately before you away from open and the punch the on-off valve after it is detected that contact with the punch in order to prevent the working fluid is scattered outside The diameter size of the punch that is struck by the striker is provided by providing an ejection timing control unit for controlling the start and stop of ejection of the working fluid by closing An ejection amount control unit for controlling the ejection amount of the working fluid is provided based on the diameter size data of the punch inputted from the diameter size data input means for inputting the data. is there.
[0026]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0027]
Referring to FIG. 1, a punch press 1 according to an embodiment of the present invention is provided with a punch P and a die D for pressing a plate-shaped workpiece W, and a striker capable of freely pressing the punch P. 3 is provided to be movable up and down. The punch P and the die D are detachably attached to the punch holder 5 and the die holder 7 in the same manner as a general punch press.
[0028]
The punch holder 5 and the die holder 7 correspond to, for example, a rotatable upper and lower turret in a turret punch press. The punch holder 5 and the plurality of punches P and die D supported by the die holder 7 are the striker 3. It is provided so that it can be indexed to a lower position. In the punch press 1, a striker 3 that is movable up and down with respect to the upper and lower punch holders 5 and die holder 7 moves in one direction of the X and Y axes or in the X and Y axis directions and above the punch P at an appropriate position. There is also a punch press that can be positioned and positioned freely.
[0029]
In the punch press 1, the relative indexing and positioning of the punch P and the die D to the position corresponding to the striker 3 and the relative of the workpiece W to the machining position (position corresponding to the striker 3) in the X and Y directions. The operations of the punch press 1 such as the general movement positioning and the vertical movement of the striker 3 are controlled by the NC device 9 as in the case of the normal punch press. Since this type of punch press is known, the punch press 1 A more detailed description of is omitted.
[0030]
The striker 3 is provided with a punch hitting pressure detection device 11 that detects the start of hitting pressure of the punch P and the timing immediately before the striker 3 is separated from the punch P after punch hitting. As the punching pressure detection device 11, for example, a contact sensor 13 as a striker contact detection device that detects that the striker 3 has contacted the punch P, and a position of the vertical movement of the striker 3 that rises after punching pressure is detected. For example, a position sensor 15 as a striker position detecting device.
[0031]
That is, the start of punching pressure by the striker 3 is detected by the contact sensor 13. When the striker 3 moves away from the punch P or immediately before, the vertical movement position of the striker 3 corresponding to the position when the striker 3 moves away from the punch P or the immediately preceding position is set in advance, and the punching pressure is set. The position sensor 15 detects the timing of passing the set position when the striker 3 returns later.
[0032]
In addition, when the striker 3 is separated from the punch P, or as a means for detecting the immediately preceding timing, the time until the punch separating from the start of the punching pressure or the time immediately before the punching is used instead of the position sensor 15 described above. A preset timer may be used. That is, it is determined that it is the timing immediately before the striker 3 is separated from the punch P after the set time of the timer from the start of punching pressure. Further, as means for detecting the timing when the striker 3 is separated from the punch P, a contact sensor such as a control relay or an actuator is used, and when the contact sensor is operating (time), that is, The timing when the striker 3 separates from the punch P may be determined when the conducting period (time) has passed.
[0033]
In addition, the striker 3 is provided with a fluid supply port 17 that is connected to an introduction hole (not shown) provided in the punch P when the punch P is pressed and supplies a working fluid such as oil mist. A working fluid supply device is connected to the fluid supply port 17.
[0034]
In other words, in the connection circuit 21 that connects the fluid supply port 17 and the air pressure source 19, an appropriate on-off valve 23 such as a solenoid valve that can freely connect and disconnect the connection circuit 21 is disposed. Further, the connection circuit 21 is provided with a negative pressure generating device 25 that generates a negative pressure when the open / close valve 23 is connected to open and sucks oil from the oil tank T. In the connection circuit 27 connected to the oil tank T, an appropriate on-off valve 29 such as a solenoid valve capable of freely connecting and disconnecting the connection circuit 27 is disposed. The oil tank T is connected to a branch passage 21A that pressurizes the oil tank T.
[0035]
Control of opening / closing of the on-off valves 23 and 29 is performed by a valve control device 31. The valve controller 31 opens the opening / closing valve 23 when the contact sensor 13 detects the start of punching pressure by the striker 3, and the timing immediately before the striker 3 is separated from the punch P by the position sensor 15. An ejection timing control unit 33 is provided that gives a command to close the on-off valve 23 when the valve is detected.
[0036]
Further, the valve control device 31 has a diameter size inputted from the NC device 9 as one of diameter size data input means for inputting the diameter size data of the punch P to be struck by the striker 3. According to the data signals A and B, the diameter size of the punch P is determined to be large, medium or small, and the punch is determined to be a normal punch having no introduction hole, and the optimum working fluid corresponding to the diameter size of each punch is determined. An ejection amount control unit 35 that controls opening and closing of the on-off valve 29 is provided to control the ejection amount.
[0037]
More specifically, the ejection timing control unit 33 opens the open / close valve 23 of the connection circuit 21 as an air blow circuit when the striker 3 comes off after the striker 3 contacts the punch P or immediately before the blow blower. It controls to perform. On the other hand, the ejection amount control unit 35 controls the ejection amount of the oil mist by controlling the time for opening the on-off valve 29 of the connection circuit 27 as the oil mist supply circuit according to the diameter size of the punch P. . Therefore, the opening / closing valve 29 is opened while the opening / closing valve 23 is opened, but is not fully opened.
[0038]
The valve control device 31 is provided with a discriminating means 37 for discriminating the punch P. The discriminating means 37 discriminates a normal punch having no introduction hole when the data signals A and B are (1, 1), and a small-diameter air blow punch having an introduction hole when (1, 0). In the case of 0, 1), a medium-diameter air blow punch having an introduction hole is distinguished, and in the case of (0, 0), a large-diameter air blow punch having an introduction hole is distinguished.
[0039]
When the discriminating means 37 discriminates the punch P as a normal punch, the on-off valves 23 and 29 are held closed and normal press working is performed. When the discrimination means 37 determines that the punch P is an air blow punch and its size is large, medium or small, the opening / closing valve 23 is controlled to open by the detection signal of the contact sensor 13 and the determined punch P The opening / closing time of the opening / closing valve 29 corresponding to is calculated. That is, in this embodiment, the data table 39 that stores (stores) the relationship between the punch size and the opening / closing time is searched, and the opening / closing time corresponding to the determined punch diameter is obtained. The opening / closing time of the opening / closing valve 29 is controlled by the ejection amount control unit 35 based on the searched opening / closing time.
[0040]
The opening / closing time of the on-off valve 29 gradually becomes shorter in response to the large, medium, and small diameters of the punch P. A large amount of working fluid is supplied to the large-diameter punch P. In response to the medium diameter punch, a small amount of working fluid is supplied to the medium and small diameter punches.
[0041]
In order to control the ejection amount of oil mist, a flow control valve that can be automatically adjusted may be used as the on-off valve 29. In this case, as described above, it is not necessary to control the ejection amount by the opening time of the on-off valve 29.
[0042]
In the above configuration, when the punch press 1 is operated under the control of the NC device 9 and the appropriate punch P and die D are indexed and positioned at the position of the striker 3, data signals A and B corresponding to the punch P are obtained. Is input from the NC device 9 to the valve control device 31, and the discrimination means 37 discriminates whether the punch P is a normal punch and whether the diameter size is large, medium or small when it is an air blow punch.
[0043]
The data table 39 is searched based on the determination result of the determination means 37, and the opening / closing time suitable for the diameter size of the punch P located below the striker 3 is obtained. When the punch P is pressed by the striker 3, the opening / closing time of the opening / closing valve 29 is controlled by the ejection amount control unit 35 based on the searched opening / closing time, and an amount of working fluid suitable for the diameter size of the punch P is obtained. Will be supplied.
[0044]
That is, when it is determined that the punch P is an air blow punch, and the contact sensor 13 detects that the striker 3 has contacted the punch P, the ejection timing control is performed based on the detection signal when the punching pressure is started by the contact sensor 13. The opening / closing valve 23 is opened by the portion 33, and the air from the pressure source 19 is supplied to the fluid supply port 17 of the striker 3.
[0045]
Furthermore, since the opening / closing time of the on-off valve 29 is controlled by the ejection amount control unit 35 based on the diameter size data, when air is supplied as described above, a negative pressure is generated in the negative pressure generator 25. Further, since the inside of the oil tank T is pressurized, when the on-off valve 29 is opened for a time commanded by the ejection amount control unit 35, oil is sucked from the oil tank T and punched from the fluid supply port 17. An appropriate amount of oil mist is ejected and supplied to the P introduction hole as a working fluid. The air and oil mist are supplied slightly after the striker 3 contacts the punch P, so that the oil mist is not scattered outside.
[0046]
When the striker 3 moves up after returning to the original position after hitting the punch P, the position sensor 15 detects the timing immediately before the striker 3 is separated from the punch P, and based on the detection signal of the position sensor 15. Since the command for closing operation is given to the on-off valve 23 by the ejection timing control unit 33 and the connection circuit 21 as an air blow circuit is shut off, the situation where oil mist is scattered from the fluid supply port 17 of the striker 3 is surely prevented. Therefore, an appropriate amount of oil mist suitable for the diameter size of the punch P can be supplied without excess or deficiency without being scattered.
[0047]
By the way, as the oil discharge control described above, the diameter size of each punch P is identified, the flow rate of oil per time is constant, and the number of times of oil and discharge is automatically switched for each diameter size during the mist. It is preferable to control the amount of oil contained. For example, when the diameter size of each punch P is identified and the number of hits is 50, for example, the air always opens the on-off valve 23 and flows to the striker 3, but the oil opens the on-off valve 29 each time and strikes the striker 3 It is desirable that the on-off valve 29 is opened and controlled so as to flow as many times as necessary based on the diameter size of the punch P.
[0048]
In the above description, the case where the data signals A and B are input to the valve control device 31 from the NC device 9 that controls the punch press 1 has been described, but the NC device 9 is a punch having an introduction hole. However, if the punch diameter size data signal is not output, the punch diameter size data may be input to the valve controller 31 as follows. It is.
[0049]
In this case, it is already determined by the identification signal from the NC device 9 that the punch P indexed and positioned at the lower position of the striker 3 is an air blow punch having an introduction hole. What is necessary is just to distinguish large, medium, and small.
[0050]
Therefore, when the pressure sensors 41A and 41B are connected to the connection circuit 21, the striker 3 is brought into contact with the punch P and the opening / closing valve 23 is opened to supply the working fluid to the punch P, the diameter size of the punch P The change in pressure in the connection circuit 21 due to the magnitude of the flow path resistance caused by the size of the introduction hole provided in each punch P is detected by the large, medium and small sizes.
[0051]
That is, in the case of a large-diameter punch, the pressure increase in the connection circuit 21 due to the channel resistance is small, so that the pressure sensors 41A and 41B are both OFF (0, 0), medium without detecting the pressure increase. In the case of a punch having a diameter, the pressure in the connection circuit 21 is slightly increased due to the flow path resistance, so that one of the pressure sensors 41A and 41B detects a pressure increase and becomes OFF, ON (0, 1). In the case of a small-diameter punch, the pressure in the connection circuit 21 further increases due to the flow path resistance. Therefore, both the pressure sensors 41A and 41B detect the pressure increase and turn ON, ON (1, 1). The pressure at the time of detection operation of each pressure sensor 41A, 41B is set so that it may become. At this time, since only the air is supplied from the pressure source 19 and the diameter size of the air blow punch is determined, the surrounding environment is not contaminated with oil mist.
[0052]
By adopting the above configuration, when the punch P indexed and positioned at the position corresponding to the striker 3 is an air blow punch having an introduction hole, even if the diameter size is unknown, it can be easily handled. is there.
[0053]
When the punch P indexed and positioned at the position corresponding to the striker 3 is a general punch having no introduction hole, the on-off valve 23 is not opened and closed, and the working fluid is supplied. There is nothing to do. That is, the on-off valve 23 is opened and closed only when the punch P at the position corresponding to the striker 3 is an air blow punch having an introduction hole, and the working fluid is supplied.
[0054]
Three pressure sensors (41A, 41B, 41C) are used, and each of the pressure sensors (41A, 41B, 41C) detects that the pressure has risen and is turned on, and the detection signal is (1, 1, 1) When it is determined that the punch is a general punch that does not have an introduction hole, even if no data signal regarding the punch is input from the NC device 9 to the valve control device 31, the air blow punch It is possible to determine whether the punch diameter size is large, medium or small. That is, when the pressures of the three pressure sensors (41A, 41B, 41C) are different from each other and the pressure rise is not detected (0, 0, 0), the pressure sensor 41B is large. Two pressure sensors 41A, 41B detect the pressure rise and turn on when (0, 1, 0) and turn on when (0, 1, 0). It will be.
[0055]
As described above, when the plurality of pressure sensors 41A and 41B are connected to the connection circuit 21 and the diameter size of the punch P is determined based on the pressure detection of the pressure sensors 41A and 41B, the striker 3 When the pressure is applied, the opening / closing valve 23 is opened by a command from the ejection timing control unit 33. Therefore, the diameter size of the punch P is determined based on the pressure detection signals from the pressure sensors 41A and 41B. Thus, the data table 39 is searched.
[0056]
In addition, when the data table when using the pressure sensors 41A and 41B is prepared separately from the data table 39, a switching means for switching which data table is used for the valve control device 31 is provided. It is desirable to bark.
[0057]
By the way, in the above description, it has been explained that the supply amount of the working fluid is controlled by controlling the opening / closing time of the on-off valve 29. However, as shown by an imaginary line in FIG. It is also possible to connect a plurality of on-off valves 29A and 29B having different pressures in parallel, and select appropriate on-off valves 29, 29A and 29B corresponding to the large, medium and small diameter sizes of the punch. . In this case, it is also possible to adopt a configuration in which individual selection or a combination of a plurality of on-off valves is selected at the same time. With the two on-off valves, it is possible to cope with large, medium and small punch diameters.
[0058]
Further, as the diameter size data input means for inputting the diameter size data A and B to the valve control device 31, the punch P is placed at an appropriate position of the air blow punch P as shown in FIG. The ID tag 43 storing the diameter size data A and B of the ID tag 43 may be provided. For example, the reader 45 of the ID tag 43 may be provided at an appropriate position of the striker 3 or the like.
[0059]
In this case, the diameter size data A and B of the ID tag 43 provided in the punch P are read by the reader 45 and input to the valve control device 31.
[0060]
Further, by directly writing information on whether or not it is an air blow punch into the ID tag 43, the NC device 9 can directly read the ID tag 43 with the reader 45 without having a means for discriminating the mold type. Of course, it is also possible to give mold type information to the discriminating means 37. In this case, it is possible to perform the mold type determination and the size determination at the same time only by mounting the ID tag 43 which is the simplest method regardless of the specification of the NC device 9.
[0061]
In addition, this invention is not limited to embodiment mentioned above, It can implement in another aspect by making an appropriate change.
[0062]
【The invention's effect】
As can be understood from the description of the embodiments of the invention as described above, according to the present invention, after detecting that the striker has contacted the punch, the on- off valve can be opened to eject the working fluid, and the striker can be ejected from the punch. since it stops ejection of the closure to the working fluid on-off valve before the straight you away, the oil mist as the operating fluid Ru can be reliably prevented from being scattered from the striker. In addition, since an appropriate amount of working fluid suitable for the punch size can be supplied without excess or deficiency, scattering due to excessive supply can be prevented .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a conceptual explanatory view showing a conceptual configuration of a punch press according to an embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Punch press 3 Striker 9 NC apparatus 11 Punch hitting pressure detection apparatus 13 Contact sensor (Striker contact detection apparatus)
15 Position sensor (Strike position detector)
17 fluid supply port 19 pressure source 21 connection circuit 23 on-off valve 27 connection circuit 29 on-off valve 31 valve control device 33 ejection timing control unit 35 ejection amount control unit 37 discriminating means 39 data table 41A, 41B pressure sensor

Claims

板状のワークにプレス加工を行うためのパンチ及びダイを備えると共に前記パンチを打圧自在のストライカを備え、かつこのストライカによるパンチの打圧時に、このパンチに備えた導入孔へオイルミストの作動流体を噴出供給する作動流体供給装置を備えたパンチプレスにおいて、
作動流体を供給するための接続回路に、この接続回路を接続遮断自在の開閉弁を設け、前記作動流体が外部に飛散されることを防止するために前記ストライカが前記パンチに接触したことを検知した後に前記開閉弁を開放し且つ前記パンチから離反する直前に前記開閉弁を閉塞することにより前記作動流体の噴出開始と停止を制御するための噴出時期制御部を設け、前記ストライカによって打圧されるパンチの径サイズデータを入力するための径サイズデータ入力手段から入力されたパンチの径サイズデータに基づいて前記作動流体の噴出量を制御するための噴出量制御部を設けてなることを特徴とするパンチプレス。A punch and die for pressing a plate-like workpiece are provided, and a striker that can freely press the punch is provided, and when the punch is pressed by the striker, an oil mist is actuated into an introduction hole provided in the punch. In a punch press equipped with a working fluid supply device for supplying and supplying fluid,
The connection circuit for supplying the working fluid is provided with an open / close valve that can be connected to and disconnected from the connection circuit, and detects that the striker has come into contact with the punch to prevent the working fluid from being scattered outside. the ejection timing control unit for controlling the ejection starting and stopping of the hydraulic fluid provided by closing the on-off valve from open and the punch the on-off valve after prior direct you away, striking by said striker An ejection amount control unit for controlling the ejection amount of the working fluid based on the diameter size data of the punch inputted from the diameter size data input means for inputting the diameter size data of the punch to be pressed is provided. A punch press characterized by