JP3956119B2 - 電話システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の端末装置を収容した複数の構内交換機間をぞれぞれ相互接続する電話システムに関する。
【0002】
【関連する背景技術】
企業のオフィスや個人事業者などにおいて、複数のボタンを有する多機能電話端末(キーテレホン)を用いる場合、複数のキーテレホンやファクシミリなどの端末装置と電気通信事業者とを接続するため、専ら私設の構内交換機(PBX)が設けられている。
【0003】
このPBXに接続されたキーテレホンは、ワンタッチダイヤルや短縮ダイヤル、内線番号などの電話番号のほか、転送、再発信等の特殊機能をキーテレホン毎に設定できるようになっている。これらの設定情報は、それぞれのキーテレホンを収容している構内のPBX内に登録され管理されている。
【0004】
即ち、PBXに接続されたキーテレホンなどの端末装置は、そのPBXが設置されている構内のPBXに収納された設定情報(例えばワンタッチダイヤルや短縮ダイヤル等)を用いることができるように構成されている。
【0005】
このようなキーテレホンを用いた電話システムにおいて、特に、ユーザ毎にキーテレホンを割り当てて運用する形態をとる場合、それぞれのユーザがそのキーテレホンに任意に電話番号情報や特殊機能等を設定することができ、業務遂行の効率向上に寄与することが可能となっている。
【0006】
また、PBXと端末装置との接続は、専用の配線によっている。しかし、この配線の長さには制限があるため、PBXは専ら同一構内での使用される端末装置の接続に限定されている。このため複数の事業所や工場などを有する企業等にあっては、それぞれの構内毎に独立したPBXを設置して、運用がなされている。例えば東京と大阪に事業所があるような企業にあっては、それぞれの事業所には独立したPBXおよびキーテレホンが設置される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した電話システムにおいては、同じ電話システムであったとしてもそれぞれのPBXに収納されているキーテレホン(端末装置)の設定情報がそれぞれ異なっている。この為、例えば東京事業所の従業員が大阪事業所へ出張して大阪事業所の端末装置を用いる場合、ワンタッチダイヤルや短縮ダイヤルなどの電話番号情報や特殊機能等の設定が異なるので、使い勝手が悪いという問題がある。
【0008】
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、その目的は、ユーザが通常使用する自端末装置以外の他の端末装置においても、自端末装置の各種設定情報を他の端末装置で利用することのできる簡易な構成の電話システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するため、本発明に係る電話システムは、複数の電話機をそれぞれ収容した複数の構内交換機からなる複数のノードと、これらの複数のノード間を互いに接続する通信回線と、この通信回線に接続されて予め上記構内交換機毎にそれぞれ設定されたアドレス情報およびノード情報を記憶する交換機情報記憶手段を備えたサーバとを具備してなり、
前記構内交換機は、収容した前記電話機毎にそれぞれ設定された設定情報を管理する管理手段を備え、
前記サーバは、前記電話機から入力された前記ノード情報と上記交換機情報記憶手段に予め登録されているノード情報とを照合して、その交換機アドレス情報を該電話機に通知するアドレス通知手段とを備え、
前記電話機は、この通知された交換機アドレス情報に基づいて該構内交換機にログインするログイン手段を有し、このログイン手段によりログインした前記構内交換機の前記管理手段が管理する設定情報により作動することを特徴としている。
【0010】
好ましくは、前記構内交換機は、前記電話機を使用する複数の個人情報を記憶する個人情報記憶手段と、前記電話機から入力される個人情報と上記個人情報記憶手段に予め登録されている個人情報とを照合して、該個人情報が一致した場合にのみ該構内電話交換機への接続を許可する個人認証手段とを備え、たとえば部外者等からの不正なアクセスを防止することが望ましい。
【0011】
より好ましくは、前記サーバは、前記各電話機の電話機識別情報を記憶する電話機情報記憶手段と、前記電話機から通知される電話機識別情報と上記電話機情報記憶手段に予め登録されている電話機識別情報とを照合して、該電話機識別情報が一致した場合にのみ該構内交換機の交換機アドレス情報を前記電話機に通知する電話機認証手段とを備え、セキュリティを向上させることが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る電話システムについて説明する。
図1は、本発明に係る電話システムの一例を示す概略構成図である。
【0013】
複数のノード10には、そのノード10内のキーテレホン(端末装置)1の交換処理を行う構内交換機(PBX)2が設けられている。このPBX2は、そのノード10内に接続されたキーテレホン(端末装置)1の発着呼制御を行うと共に、キーテレホン(端末装置)1毎に設定されたワンタッチダイヤルや内線番号および特殊機能キー等の設定情報の管理を行う。そして、これらPBX2および端末装置1は、例えばローカルエリアネットワーク(LAN)等の回線により相互接続される。
【0014】
ちなみに各ノード10は、例えば事業所や工場毎に設けられ、それぞれ独立した電話ネットワークを形成するものである。これら複数のノード10間を相互接続する場合、それぞれのノード10に、例えばルータ4やゲートウェイなどのプロトコル変換装置が設けられる。そして、このプロトコル変換装置を介して、IP網(例えばインターネットやVPN:仮想私設網)等の通信回線5にそれぞれのノード10が接続され、複数のノード10間で相互通信可能となる電話システムが構築される。
【0015】
この電話システムのいずれかのノード10には、システム管理サーバ20が接続されている。このシステム管理サーバ20は、詳細は後述するがそれぞれのノード10内に存在するPBX2のIPアドレスと、この電話システムに属するキーテレホン(端末装置)1の端末情報を保持し、PBX2とキーテレホン(端末装置)1の接続を管理するものである。
【0016】
基本的にはこのように構成された電話システムにおいて、本発明が特徴とするところは、任意のノードのPBX2に接続されたキーテレホン(端末装置)1を、そのキーテレホン1を使用するユーザ情報に基づき、あたかも別のノードのPBX2に接続されたキーテレホン1であるかのように制御可能とする点にある。
【0017】
具体的に図2の制御シーケンスを用いて説明する。この図はノードAに属するキーテレホン(端末装置)1aのユーザが、ノードBの電話システムが設置された事業所に出張等で出向いたとき、ノードBのキーテレホン(端末装置)1bを、ノードAに属するキーテレホン(端末装置)1aと同じ設定の端末装置として使用可能とする制御手順について示すものである。
【0018】
先ずノードBのPBX2bの管理下にある端末装置1bがサーバ20に対してログイン要求を出す。このログイン要求を受けたサーバ20は、端末装置1bのログイン要求の可否を判定する。このサーバ20の判定は、サーバ20内に保持された図3(a)に示す端末認証データベースに基づいてなされる。
【0019】
この端末認証データベースは、端末装置1毎に、その識別情報を保持するものである。具体的には、その端末装置1の端末情報(TCPポート番号、UDPポート番号、端末IPアドレス、MACアドレス)、接続先ノード情報およびこの端末装置1を使用しているユーザを特定するユーザIDとからなっている。そして、サーバ20は、この端末認証データベースに保存されている端末アドレス情報と、前記ログイン要求を出した端末装置1のログイン要求元の端末アドレス情報とを比較して、一致した端末装置1のログイン要求だけを許可する。そして、サーバ20は、このログイン要求を許可した端末装置1にログイン先ノードの選択許可を与える。
【0020】
このログイン先ノードの選択許可を与えられた端末装置1bのユーザは、サーバ20に対してログインするノードを指定する(ちなみに図2ではノードAを要求)。するとログインノードの指定を受けたサーバ20は、端末装置1bに対して、ノードAのPBX2aのIPアドレス情報と共にノードAへのログイン許可を与える。ちなみに、ノード毎にそれぞれ配置されたPBX2のIPアドレスは、図3(b)に示すノード管理データベースとしてサーバ20に記憶保持される。
【0021】
ところで、ログイン許可を受けた端末装置1bは、サーバ20から受け取ったノードAのPBX2aのIPアドレス情報を基にノードAのPBX2aに対してログイン要求を発行する。一方、このログイン要求を受けたPBX2aは、ノードBの端末装置1bに対してユーザ認証情報(例えばユーザIDとパスワードなど)を要求する。
【0022】
そして、ユーザ認証情報の要求を受けた端末装置1bは、この要求を端末装置1bに設けられた表示器(図示せず)などに表示して、端末装置1bのユーザに上述したユーザ認証情報を入力するよう促す。このユーザ認証情報は、端末装置1bのユーザによって端末装置1bから入力され、通信回線5を介してノードAのPBX2aに与えられる。
【0023】
PBX2aは、その内部にユーザ毎に用意された図4に示すユーザ認証情報データベースの内容と、端末装置bから入力されたユーザ認証情報とを比較照合する。
【0024】
このユーザ認証情報データベースは、図4に示すようにユーザを識別するユーザIDとパスワードおよびユーザが使用する端末装置1の端末情報とから構成される。そして、ユーザ認証の結果、ログインが許可されたユーザからPBX2aに対するログイン要求があった場合、PBX2aはこのログインを許可するべく、サーバ20に対してこのログインを許可する旨を通知(ログイン宣言)する。
【0025】
一方、このログイン宣言を受けたサーバ20は、ノードBのPBX2bに対して、その管理下にある端末装置1bの端末解放指示を出す。この端末解放指示を受けたPBX2bは、その端末装置1bの制御を停止すると共に、PBX2bが端末装置1bの制御を停止したことをサーバ20に通知する。この時点で端末装置1bはPBX2bの管理から外れることになる。
【0026】
この端末装置1bの制御停止の通知を受けたサーバ20は、端末装置1bの制御をノードAのPBX2aに受け渡すため、PBX2aに制御開始許可を通知する。またサーバ20は、端末情報データベースの使用中ユーザIDの領域に該ユーザIDを登録する。この制御開始許可を受けたPBX2aは、前述したユーザが使用していたノードA内の端末装置1aの重複制御を防ぐため、端末装置1aに制御停止を通知する。この通知以降、端末装置1aは、サーバ20からの制御開始通知または端末装置1aを新たに使用する他のユーザからのログイン要求を受けるまで制御を停止する。
【0027】
一方、PBX2aは、その管理下になった端末装置1bに対して端末開始通知を伝える。以降、端末装置1bはノードAに接続されていた端末装置1aと同じ機能を実現することができる。
【0028】
このように構成された電話システムにおける伝送制御手順に関し、図5に示す制御シーケンスに基づきより詳細に説明する。この図は、ノードAの管理下にある端末装置1aがノードBの管理下にある端末装置1bと通話を行う手段について示すものである。即ち、通常のPBX2間の相互接続について示す図である。
【0029】
まず、端末装置1aが端末装置1bに対して発呼を行う。この発呼を受けたノードAのPBX2aは、サーバ20に対して、どのノードのPBX2に接続すればよいかを問い合わせる。するとサーバ20は、該当するPBX2のアドレス情報をPBX2aに通知する(この図ではPBX2bのアドレスを通知)。このアドレス情報を基にPBX2aは、PBX2bが管理する端末装置1bに対する呼び出し通知を出力する。
【0030】
この呼び出し通知を受けたPBX2bは、PBX2bの管理下の端末装置1bを呼び出す。端末装置1bのユーザは、この着呼を受けて端末装置1bをオフフックする。このとき、端末装置1bはPBX2bに該端末装置1bが応答したことを通知する。そして、PBX2bは、PBX2aに対して端末装置1bがオフフック(応答)したことを通知する。
【0031】
一方、端末装置1bの応答通知を受け取ったPBX2aは、端末装置1aに対して端末装置1bの応答(オフフックあり)を通知すると共に、通話モードに移行する。かくして端末装置1aと端末装置1bとの間で通話処理が行われる。
【0032】
次に端末装置1bがノードAのPBX2aにログインしたときに、端末装置1aから端末装置1bを呼び出す手順について図6に示す制御シーケンスに基づいて説明する。
【0033】
端末装置1aから端末装置1bを呼び出す場合、まず、端末装置1aからPBX2aに端末装置1bの番号を通知する(発呼)。端末装置1bの番号を受けたPBX2aは、PBX2aの配下の端末装置1かどうかをユーザ認証情報データベースの情報を基に判断する。このユーザ認証情報データベースは、前述したように各ノードのPBX2が、それぞれその内部に保持するものであって、ユーザ毎にそのユーザID、パスワードおよび端末情報を格納したものである。
【0034】
さて、PBX2aは、前述したユーザ認証情報データベースの情報から端末装置1bがPBX2aの配下にあることが分る。このためPBX2aが、端末装置1bを呼び出すことができる。
【0035】
この呼び出しを受けた端末装置1bがオフフックされるとPBX2aに端末装置1bの応答を通知する。端末装置1bの応答を受けたPBX2aは、端末装置1aに端末装置1bが応答したことを通知すると共に、端末装置1aおよび端末装置1b間で行う通話処理を許可する。
【0036】
かくして上述した如く構成された電話システムによれば、端末装置1を使用するユーザ情報に基づいて、端末装置1のユーザが通常使用するノード以外の他のノードに属する端末装置1から、通信回線5を介して端末装置1のユーザが通常使用するノード(自ノード)のPBX2に接続することができ、自ノードに設置された端末装置1と同じ使い勝手を実現することができる。
【0037】
尚、上述した伝送制御の手順は、サーバ20を介して行うものであったが、本発明の電話システムのいずれかのPBX2の内部に上述した実施形態に示した端末データベースを用意し、PBX2がこの電話システムに接続されている任意の端末装置1のログイン要求を受け、ログインの許可/拒否の処理を行えば上述した実施形態と同様な制御を行うことができる。
【0038】
次に本発明の別の実施形態に係る電話システムを図7および図8に基づいて説明する。この電話システムは、ディジタル専用線として制御チャネルと通話チャネルとが独立している所謂、共通線信号方式を適用したものである。この実施形態が前述した電話システムの実施形態と異なるのは、共通線信号方式の交換機(主装置)が備えるディジタル専用線の方路選択機能を用いて方路の検索および方路の決定を行うことでサーバ20を不要とした点である。
【0039】
このようなディジタル専用線を用いた構成の電話システムにおいて、例えばノードB内の主装置6bの配下にある端末装置1b1をノードAの主装置6aにログインして、ノードAの端末装置1として動作させる場合について説明する。尚、この図に示すようにノードAとノードBとの間にはノードCがディジタル専用線(専用線A−Cおよび専用線C−B)でそれぞれ接続されているものとする。
【0040】
このようなディジタル専用線を用いた電話システムにおいて、ノードBの主装置6bの制御下にある端末装置1b1をノードAの主装置6aの制御に切換える場合、まず端末装置1b1からの操作でノードBの主装置6bにノードAの制御を受ける旨の通知を発行する。すると、ノードBの主装置6bは、専用線A−Cおよび専用線C−Bを介して端末装置1b1とノードAの主装置6aとの間に制御信号の双方向的なリンクを確立する。このときノードCの主装置6cは端末装置1b1と主装置6aとの間でやり取りされる制御信号を透過中継して論理的リンクを確立する。
【0041】
論理的リンク確立後は、端末装置1b1の操作情報は全てノードAの主装置6aに主装置6bおよび主装置6cを介して中継される一方、ノードAの主装置6aの制御情報は端末装置1b1へ中継される。このとき更に、通話の論理リンクもノードCの主装置6cを介してノードAと端末装置1b1との間で相互伝送される。このようにすることで前述した実施形態と同様にノードBの端末装置1b1が、ノードAの主装置6aによる交換制御を受けることが可能となる。
【0042】
この専用線方式による電話システムの制御手順の一例を図8に示す制御シーケンスを用いてより詳細に解説する。
【0043】
先ず端末装置1b1からノードBの主装置6bに対してノードAへのログイン要求を発行する。このログインノードの要求を受けた主装置6bは、ノードAとの接続方路を検索して決定する。この検索により方路が決定したノードBの主装置6bは、端末装置1b1に対してログイン確認表示を通知する。
【0044】
ログイン確認表示を受けた端末装置1b1は、ノードAの主装置6aにログイン要求を発行する。このログイン要求は、ノードBの主装置6bおよびノードCの主装置6cのそれぞれ主装置6により信号透過中継される。一方、このログイン要求を受けたノードAの主装置6aは、端末装置1b1にログイン応答として、ユーザのIDおよびパスワードの入力を求める。この主装置6aのログイン応答は、前述したログイン要求と同様に主装置6cおよび主装置6bにより信号透過中継される。
【0045】
このログイン応答を受けた端末装置1b1のユーザは、ユーザIDおよびパスワードを該端末装置1b1から入力する。そして、この端末装置1b1から入力されたユーザIDおよびバスワードは、前述したように主装置6b、6cにより信号透過中継されて、ノードAの主装置6aに伝送される。主装置6aは、このユーザ情報を予め主装置6aの個人情報記憶手段に保持されているユーザ認証情報データベースに記憶保存してある個人情報と照合して、一致した場合にのみ前記ログイン要求した端末装置(この図では端末装置1b1)に対してログイン許可を通知する。このとき、主装置6aの配下にある前記ユーザが使用していた端末装置1anをアイドル状態とすると同時に、主装置6aは、端末装置1b1に対して端末装置1anのキーランプや表示情報の制御情報を通知する。
【0046】
このように構成することで、ディジタル専用線を用いた電話システムであっても、端末装置と主装置との間の論理的リンクが形成されるので前述した実施形態と同様に他ノードの端末装置をその端末装置のユーザが属するノードの主装置に接続することができる。
【0047】
かくして上述たような構成の電話システムによれば、ディジタル専用線を介して相互接続されたPBX間においても、端末装置を使用するユーザ情報の基づいて、端末装置のユーザが属する自ノード以外の他のノードから、通信回線を介して自ノードのPBXに端末装置を接続することができ、自ノードに設置された端末装置と同じ使い勝手を実現することができる。
【0048】
また、上述した実施形態では他のノードのPBXへログインする際、サーバで端末装置の認証を行っていたが、セキュリティを考慮する必要のない簡易な構成の電話システムの場合、その認証を省略してもかまわない。
その他、本発明はその主旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0049】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の電話システムによれば、端末装置を使用するユーザ情報に基づいて任意のノードの端末装置から他のノードのPBXにログインして接続することができるので、端末装置のユーザが属する自ノード以外の他のノードから、通信回線を介してその端末装置を自ノードのPBXに接続することができ、自ノードに設置された端末装置と同じ使い勝手を実現することができる等の実用上多大なる効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電話システムの概略構成を示す図。
【図2】本発明の一実施形態に係る電話システムのログイン手順を示す制御シーケンス図。
【図3】サーバ内の端末認証データベースおよびノード管理データベースを示す図。
【図4】構内交換機内のユーザ認証情報データベースを示す図。
【図5】ノードAの端末からノードBの端末を呼び出す手順を示す制御シーケンス図。
【図6】ノードAにログイン中のノードBの端末をノードAの端末から呼び出す手順を示す制御シーケンス図。
【図7】専用線を用いた本発明の別の実施形態に係る電話システムの概略構成を示す図。
【図8】本発明の別の実施形態に係る電話システムのログイン手順を示す制御シーケンス図。
【符号の説明】
1 端末装置
2 構内交換機(PBX)
4 ルータ
5 通信回線
10 ノード
20 サーバ

Claims (3)

  1. 複数の電話機をそれぞれ収容した複数の構内交換機からなる複数のノードと、
    これらの複数のノード間を互いに接続する通信回線と、
    この通信回線に接続されて予め上記構内交換機毎にそれぞれ設定されたアドレス情報およびノード情報を記憶する交換機情報記憶手段を備えたサーバとを具備してなり、
    前記構内交換機は、収容した前記電話機毎にそれぞれ設定された設定情報を管理する管理手段を備え、
    前記サーバは、前記電話機から入力された前記ノード情報と上記交換機情報記憶手段に予め登録されているノード情報とを照合して、その交換機アドレス情報を該電話機に通知するアドレス通知手段とを備え、
    前記電話機は、この通知された交換機アドレス情報に基づいて該構内交換機にログインするログイン手段を有し、このログイン手段によりログインした前記構内交換機の前記管理手段が管理する設定情報により作動することを特徴とする電話システム。
  2. 前記構内交換機は、前記電話機を使用する複数の個人情報を記憶する個人情報記憶手段と、
    前記電話機から入力される個人情報と上記個人情報記憶手段に予め登録されている個人情報とを照合して、該個人情報が一致した場合にのみ該構内電話交換機への接続を許可する個人認証手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の電話システム。
  3. 前記サーバは、前記各電話機の電話機識別情報を記憶する電話機情報記憶手段と、
    前記電話機から通知される電話機識別情報と上記電話機情報記憶手段に予め登録されている電話機識別情報とを照合して、該電話機識別情報が一致した場合にのみ該構内交換機の交換機アドレス情報を前記電話機に通知する電話機認証手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の電話システム。
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