JP3791056B2 - 移動体の停止装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動体の停止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動倉庫は左右一対の枠組棚を備え、各枠組棚には荷を収納するための複数の収納部が設けられている。各枠組棚の間には直線状に延びる走行用レールが配置され、その走行用レールに沿ってスタッカクレーンが走行するようになっている。このスタッカクレーンによって、各収納部との間で荷の受渡し及び搬送が行われる。
【0003】
このスタッカクレーンは、当該スタッカクレーン側に設けられたクレーンコントローラと地上側に設けられた地上コントローラとによって制御される。即ち、地上コントローラはクレーンコントローラに作業データを出力し、クレーンコントローラは作業データに基づいてスタッカクレーンを制御するようになっている。
【0004】
スタッカクレーンの走行時において、クレーンコントローラは例えばスタッカクレーンに設けられた速度センサからの検出信号に基づいてスタッカクレーンの走行速度を判断するようになっている。又、クレーンコントローラのメモリには、スタッカクレーンの各走行位置での最大速度を示す許容速度が記憶されている。クレーンコントローラは速度センサの示す走行速度とメモリに記憶された許容速度とを比較し、走行速度の方が高速である場合などの速度異常時には、スタッカクレーンを非常停止させるようになっている。例えばクレーンコントローラは、スタッカクレーンを走行させる走行モータへの電源の供給を中止することによって、スタッカクレーンを非常停止させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、スタッカクレーンの前記速度異常は、スタッカクレーンに設けられたクレーンコントローラが判断する。従って、クレーンコントローラが異常な場合には、速度異常を判断できない場合が生じるという問題がある。又、前記クレーンコントローラの異常によってスタッカクレーンの速度異常が発生するという問題がある。
【0006】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、確実に移動体の速度異常を判断し、移動体を停止させることができる移動体の停止装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、請求項1記載の発明は、予め定められた軌道に沿って走行し、荷の搬送を行う移動体と、前記移動体側に設けられ、移動体の走行を制御する移動体側制御手段と、地上側に設けられるとともに、前記移動体側制御手段と通信可能に設けられ、当該移動体側制御手段との通信に基づいて移動体の走行を制御する地上側制御手段とを備えた移動体の停止装置において、前記地上側には移動体の走行速度を判別する速度判別手段が設けられるとともに、前記地上側制御手段は、前記クレーン装置の各走行位置での許容速度を記憶した記憶手段を備え、前記速度検出手段が検出した走行速度と許容速度とを比較し、その走行速度が許容速度よりも速い場合には、移動体を緊急停止させるための指令として移動体側制御手段との通信を遮断し、その通信の遮断に基づいて移動体を停止させることをその要旨とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記速度判別手段は、移動体の走行速度を検出する速度検出手段であることをその要旨とする。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、移動体が通常の走行を行う通常走行区間、軌道の走行端側に設けられた移動体の走行速度を高速から中速へと減速させる高速カット区間、中速から低速へと減速させる中速カット区間が形成されるとともに、前記通常走行区間、高速カット区間及び中速カット区間にそれぞれ速度検出手段が設けられ、前記記憶手段には、通常走行区間、高速カット区間及び中速カット区間に対応した許容速度が記憶されたことをその要旨とする。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記移動体は自動倉庫に設けられた収納部との間で、荷の受渡しを行うとともに、自動倉庫の予め定められた軌道に沿って走行することにより荷の搬送を行うクレーン装置であることをその要旨とする。
【0012】
従って、請求項1記載の発明によれば、移動体は、移動体側制御手段の制御に基づいて、予め定められた軌道に沿って走行することにより荷の搬送を行う。移動体側制御手段は地上側制御手段からの指令信号に基づいて移動体を制御する。この移動体の走行時において速度判別手段は移動体の走行速度を判別する。地上側制御手段は、前記速度判別手段による走行速度と記憶手段に記憶された許容速度とを比較し、走行速度が許容速度よりも速い場合には、移動体を緊急停止させる指令として移動体側制御手段との通信を遮断し、その通信の遮断に基づいて移動体を停止させる。
【0013】
請求項2記載の発明によれば、前記速度判別手段は、移動体の走行速度を検出する速度検出手段であり、地上側制御手段は前記速度検出手段による走行速度と記憶手段に記憶された許容速度とを比較し、走行速度が許容速度よりも速い場合には、移動体を緊急停止させる指令を出す。
【0016】
請求項3記載の発明によれば、前記軌道には通常走行区間、高速カット区間及び中速カット区間が形成され、各区間には速度判別手段が設けられている。前記記憶手段には、通常走行区間、高速カット区間及び中速カット区間に対応した許容速度が記憶されている。従って、地上側制御手段は移動体の走行速度と当該移動体が走行する区間に対応した許容速度とを比較し、移動体を緊急停止させる指令を行う。
【0017】
請求項4記載の発明によれば、移動体であるクレーン装置は、自動倉庫に設けられた収納部との間で、荷の受渡しを行うとともに、自動倉庫の予め定められた軌道に沿って走行することにより荷の搬送を行う。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図1〜図4に従って説明する。
図1は、工場等に設置される自動倉庫1を示している。自動倉庫1の左右両側には一対の枠組棚2a,2bが形成され、各枠組棚2a,2bには荷を収納するための複数の収納部3が形成されている。収納部3は、上下方向に延びる段方向及び前後方向に延びる連方向にそれぞれ複数形成されている。各枠組棚2a,2b間には走行用レール4が直線状に敷設されている。この走行用レール4には移動体及びクレーン装置としてのスタッカクレーン5が走行可能に設けられている。スタッカクレーン5は走行台6と、走行台6の前後両側に立設されたマスト7と、当該マスト7間を昇降する昇降キャリッジ8等とから構成されている。
【0019】
走行台6の後側には、走行モータ9及び昇降モータ10が設けられるとともに、前側には移動体側制御手段としてのクレーンコントローラ11が設けられている。走行台6の前後両側には走行輪12,13が設けられ、走行用レール4の上面、即ち、走行面4aを転動するようになっている。この場合、スタッカクレーン5は、走行モータ9によって後側の走行輪13が駆動されることにより走行用レール4に沿って走行するようになっている。スタッカクレーン5は、走行用レール4の各端側にそれぞれ設定された図2に示すホームポジションHPとオポジットポジションOPとの間を走行するようになっている。即ち、ホームポジションHPとオポジットポジションOPとの間がスタッカクレーン5の走行区間となっている。又、昇降キャリッジ8は昇降モータ10の駆動に基づいて昇降するようになっている。
【0020】
前記走行用レール4は断面I字型に形成され、その上面が前記走行面4aを形成している。図2に示すように、走行用レール4の側面には、上下に5段の第1〜第5溝が上方から順に形成され、各第1〜第5溝にはスタッカクレーン5の走行を制御するための第1〜第5光反射板R1〜R5が取着されている。
【0021】
第1光反射板R1は第1溝のホームポジションHP側に配設され、ホームポジションHP側の高速カット区間を示している。高速カット区間とは、スタッカクレーン5の走行速度を高速(160m/min)から中速(30m/min)へと減速させる区間をいう。
【0022】
第2光反射板R2は第2溝のオポジットポジションOP側に配設され、オポジットポジションOP側の高速カット区間を示している。
第3光反射板R3は第3溝のホームポジションHP側及びオポジットポジションOP側にそれぞれ配設され、ホームポジションHP側及びオポジットポジションOP側の中速カット区間を示している。中速カット区間とは、スタッカクレーン5の走行速度を中速から微速(5m/min)へと減速させる区間である。
【0023】
第4光反射板R4は第4溝において各収納部3の各連の位置に配設され、各連の位置を特定する。
第5光反射板R5は第5溝においてホームポジションHP及びオポジットポジションOPと対応する位置に配設され、ホームポジションHP及びオポジットポジションOPの位置を特定する。
【0024】
又、走行用レール4の前端(ホームポジションHP側の端部)にはストッパ14が、後端(オポジットポジション側の端部)にはストッパ15が設けられている。これらストッパ14,15にて、スタッカクレーン5が走行用レール4から外れることを防止している。
【0025】
スタッカクレーン5の走行台6には、取付プレート16が取り付けられている。この取付プレート16は走行台6の側方に、走行用レール4と対向するように取り付けられている。この取付プレート16の内側(走行用レール4側)には、前記第1〜第5光反射板R1〜R5を検出するための第1〜第5光センサS1〜S5(図4参照)が上から順番に取り付けられている。各第1〜第5光センサS1〜S5はスタッカクレーン5の長手方向における中央位置(以下、「クレーン中央位置」という。)に設けられている。即ち、各第1〜第5光センサS1〜S5はクレーン中央位置に上下一列に配設されている。
【0026】
第1〜第5光センサS1〜S5は、その発光部から光を発光し、対応する光反射板R1〜R5からの反射光を受光部が受光することにより、光反射板R1〜R5を検出するようになっている。即ち、第1光センサS1は光反射板R1を検出し、第2光センサS2は光反射板R2を検出し、第3光センサS3は光反射板R3を検出し、第4光センサS4は光反射板R4を検出し、第5光センサS5は光反射板R5を検出する。
【0027】
前記走行台6には、走行用レール4の走行面4aを転動する転動輪17aを備えたエンコーダ17が設けられている。即ち、エンコーダ17は転動輪17aの回転に基づいてスタッカクレーン5の走行位置を計測するようになっている。更に、走行台6の前部には、光通信器Haが取り付けられている。
【0028】
又、図1に示すように、走行用レール4の前方位置には、スタッカクレーン5を手動又は自動で操作・制御するための地上制御盤20が設置されている。地上制御盤20には、地上側制御手段を構成する地上コントローラ21、キーボード22、ディスプレイ23及び光通信器Hb等が設けられ、これら光通信器Ha,Hbを介して地上制御盤20はクレーンコントローラ11と通信可能になっている。
【0029】
図2,図3に示すように、走行用レール4が敷設された各連と対応する床面には、スタッカクレーン5の走行速度を検出する速度判別手段及び速度検出手段としての速度センサ24が設置されている。これら速度センサ24は、地上制御盤20(地上コントローラ21)に接続されている。本実施の形態において、通常走行区間に配置された速度センサ24を速度センサ24a、高速カット区間に配設された速度センサ24を速度センサ24b、中速カット区間に配設された速度センサ24を速度センサ24cとして区別する。
【0030】
次に、クレーン装置の停止装置の電気的構成について図4に従って説明する。
地上コントローラ21はCPU(中央処理演算装置)等からなり、メモリ21aを備えている。地上コントローラ21にはキーボード22及びディスプレイ23が接続されている。更に、地上コントローラ21には各速度センサ24が接続されている。又、地上コントローラ21には光通信器Hbが接続され、地上コントローラ21とクレーンコントローラ11とは光通信器Ha,Hbを介して通信可能に設けられている。この場合、例えば地上コントローラ21はスタッカクレーン5に入庫又は出庫作業等を行わせるための作業データをクレーンコントローラ11に出力するようになっている。
【0031】
メモリ21aにはスタッカクレーン5の走行位置での許容速度を示す許容速度データが記憶されている。この場合、メモリ21aには、許容速度データとして、通常走行区間及び高速カット区間での許容速度を示す第1許容速度データ及び中速カット区間での許容速度を示す第2許容速度データが記憶されている。第1許容速度データは高速よりも僅かに速い速度(例えば170m/min)を示すデータであって、第2許容速度データは中速よりも僅かに速い速度(例えば40m/min)を示すデータである。
【0032】
各速度センサ24は、その設置された連でのスタッカクレーン5の速度を検出し、地上コントローラ21に速度検出信号を出力するようになっている。
地上コントローラ21は、どの速度センサ24から速度検出信号が入力されたかを判断して、その速度検出信号がどの連における速度を示すかを判断するとともに、通常走行区間、高速カット区間及び中速カット区間のいずれの区間における走行速度であるかを判断するようになっている。例えば地上コントローラ21は各速度センサ24aからの速度検出信号に基づいて通常走行区間での速度検出信号であると判断する。速度センサ24bからの速度検出信号に基づいて高速カット区間での速度検出信号であると判断する。速度センサ24cからの検出信号に基づいて中速カット区間での速度検出信号であると判断する。
【0033】
地上コントローラ21は、通常走行区間及び高速カット区間における速度検出信号が入力されたと判断した場合には、その速度検出信号の示す走行速度と、第1許容速度データの示す許容速度とを比較する。そして、その走行速度が第1許容速度よりも高速である場合には、地上コントローラ21は、速度異常であると判断し、クレーンコントローラ11への給電を中止するようになっている。
【0034】
地上コントローラ21は、中速カット区間における速度検出信号が入力されたと判断した場合には、その速度検出信号の示す走行速度と、第2許容速度データの示す許容速度とを比較する。そして、その走行速度が第2許容速度よりも高速である場合には、地上コントローラ21は、速度異常であると判断し、クレーンコントローラ11への給電を中止するようになっている。
【0035】
地上制御盤20には、電源を供給するための電源装置25が設けられている。電源装置25は地上コントローラ21からの指令に基づいてオン・オフされ、電源装置25がオンされると、電源をクレーンコントローラ11側へ供給する。電源装置25がオフされると、クレーンコントローラ11側への電源の供給を中止する。
【0036】
クレーンコントローラ11はCPU等からなり、メモリ11aを備えている。クレーンコントローラ11は地上コントローラ21からの作業データに基づいてスタッカクレーン5の走行及び昇降キャリッジ8の昇降等を制御して荷の入庫又は出庫作業を行わせる。
【0037】
クレーンコントローラ11は、前記走行モータ9及び昇降モータ10等に電源を供給するための三相交流電源からなる電源装置31と接続され、クレーンコントローラ11は電源装置31を制御するようになっている。この電源装置31は、走行用レール4に沿って床面に配設された給電トロリー線Tを介して地上側の電源装置25に接続されている。即ち、電源装置31には、地上制御盤5の電源側から電源が供給される。
【0038】
電源装置31には、インバータ32及びスイッチ33を介して前記走行モータ9が接続されている。又、これらインバータ32及びスイッチ33はクレーンコントローラ11に接続されている。クレーンコントローラ11は、インバータ32を制御することにより、走行モータ9に供給される電源を制御するようになっている。即ち、スタッカクレーン5の走行速度及び走行方向を制御するようになっている。この場合、クレーンコントローラ11は、スイッチ33をオンすることにより、インバータ32からの電源を走行モータ9に供給し、スイッチ33をオフすることによりインバータ32からの電源の供給を中止する。
【0039】
電源装置31にはスイッチ34を介して電磁ブレーキ35が接続されている。電磁ブレーキ35は走行モータ9に機械的に制動をかけるブレーキである。又、スイッチ34はクレーンコントローラ11に接続されている。クレーンコントローラ11がスイッチ34をオンし、電源が電磁ブレーキ35に供給されている時には、電磁ブレーキ35は作動せず、走行モータ9に制動をかけない。クレーンコントローラ11がスイッチ34をオフし、電源が電磁ブレーキ35に供給されていない時には、電磁ブレーキ35が作動して走行モータ9に制動をかける。
【0040】
通常、クレーンコントローラ11は、スイッチ33,34を共にオフして、インバータ32からの電源の供給を中止するとともに、電磁ブレーキ35にて制動をかけることにより、スタッカクレーン5を例えば目的の収納部3に対応する連方向の位置、ホームポジションHP及びオポジットポジションOP等に正常に停止させる。
【0041】
電源装置31にはインバータ36及びスイッチ37を介して前記昇降モータ10が接続されている。又、これらインバータ36及びスイッチ37はクレーンコントローラ11に接続されている。クレーンコントローラ11は、インバータ36を制御して、昇降モータ10に供給される電源を制御するようになっている。即ち、スタッカクレーン5の昇降速度及び昇降方向を制御するようになっている。この場合、クレーンコントローラ11が、スイッチ37をオンすることにより、インバータ36からの電源が昇降モータ10に供給され、スイッチ33をオフすることにより電源の供給が中止される。
【0042】
電源装置31には、スイッチ38を介して電磁ブレーキ39が接続されている。電磁ブレーキ39は昇降モータ10に機械的に制動をかけるブレーキである。又、スイッチ38はクレーンコントローラ11に接続されている。クレーンコントローラ11がスイッチ38をオンし、電源が電磁ブレーキ39に供給されている時には、電磁ブレーキ39は作動せず、昇降モータ10に制動をかけない。クレーンコントローラ11がスイッチ38をオフし、電源が電磁ブレーキ39に供給されていない時には、電磁ブレーキ39が作動して昇降モータ10に制動をかける。
【0043】
通常、クレーンコントローラ11は、スイッチ37,38を共にオフして、インバータ32からの電源の供給を中止するとともに、電磁ブレーキ39にて制動をかけることにより、昇降キャリッジ8を例えば目的の収納部3と対応する段方向の位置等に正常に停止させる。
【0044】
尚、前記インバータ32,36から走行及び昇降モータ9,10への電源の給排を制御するスイッチ33,37と、前記電磁ブレーキ35,39への電源の給排を制御するスイッチ34,38のオン・オフは、クレーンコントローラ11内のCPUとは別に設けられたリレー等からなるハード回路によって行われる。このハード回路は移動体停止制御手段を構成している。
【0045】
クレーンコントローラ11は、地上コントローラ21からの作業データに基づいてスタッカクレーン5の走行速度を指令する走行指令速度を演算するとともに、昇降速度を指令する昇降指令速度を演算する。そして、その走行指令速度に基づいてインバータ32を介して走行モータ9を駆動制御し、昇降指令速度に基づいてインバータ36を介して昇降モータ10を駆動制御する。このとき、スタッカクレーン5は走行指令速度にて指令される速度で走行する。昇降キャリッジ8は昇降指令速度にて指令される速度で昇降する。
【0046】
更に、クレーンコントローラ11は、電源装置31のオン・オフを行うようになっている。電源装置31がオンしているとは、地上側からの電源を電源装置31は走行及び昇降モータ9,10並びに電磁ブレーキ35,39側に供給可能な状態である。電源装置31がオフしているとは、電源装置31が地上側からの電源を走行及び昇降モータ9,10並びに電磁ブレーキ35,39に供給できない状態である。
【0047】
例えば、クレーンコントローラ11は、電源装置31をオフすることにより、スタッカクレーン5を緊急停止として非常停止させる。このスタッカクレーン5の非常停止時には、電源装置31からの電源の供給が中止されるので、走行及び昇降モータ9,10が停止するとともに、電磁ブレーキ35,39が作動する。従って、走行及び昇降モータ9,10の回転が停止され、スタッカクレーン5が停止する。
【0048】
又、クレーンコントローラ11は、光通信器Ha,Hbを介して行われる地上コントローラ21側との通信が遮断されると、前記内蔵のリレー等からなるハード回路により、スイッチ33,37,34,38を開いて、走行及び昇降モータ9,10への電源の供給を停止し、電磁ブレーキ35,39を作動させてスタッカクレーン5を停止させる。
【0049】
クレーンコントローラ11にはエンコーダ17及び第1〜第5光センサS1〜S5が接続されている。
クレーンコントローラ11は、エンコーダ17からの信号に基づいてスタッカクレーン5の走行原点からの走行位置を演算するとともに、スタッカクレーン5の走行速度を演算するようになっている。走行原点とは、例えばホームポジションHPよりも前側に位置し、スタッカクレーン5の走行の基準となる点であって、クレーンコントローラ11による各種演算の基準となる点である。
【0050】
第1〜第5光センサS1〜S5は対応する光反射板R1〜R5を検出すると、その旨を示す検出信号をクレーンコトローラ11に出力するようになっている。
クレーンコントローラ11は第1光センサS1からの検出信号に基づいてホームポジションHP側の高速カット区間にスタッカクレーン5があるか否かを判断する。即ち、クレーンコントローラ11は、第1光センサS1が検出信号を出力している時、スタッカクレーン5は高速カット区間にあると判断する。
【0051】
クレーンコントローラ11は第2光センサS2からの検出信号に基づいてオポジットポジションOP側の高速カット区間にスタッカクレーン5があるか否かを判断する。即ち、クレーンコントローラ11は第2光センサS2が検出信号を出力することによって、スタッカクレーン5がオポジットポジションOP側の高速カット区間にあると判断する。
【0052】
クレーンコントローラ11は、第1光センサS1及び第3光センサS3からの検出信号に基づいてホームポジションHP側の中速カット区間にスタッカクレーン5があるか否かを判断する。即ち、クレーンコントローラ11は、第1光センサS1及び第3光センサS3から共に検出信号が出力されることにより、ホームポジションHP側の中速カット区間にスタッカクレーン5があると判断する。
【0053】
クレーンコントローラ11は、第2光センサS2及び第3光センサS3からの検出信号に基づいてオポジットポジションOP側の中速カット区間にスタッカクレーン5があるか否かを判断する。即ち、クレーンコントローラ11は、第2光センサS2及び第3光センサS3から共に検出信号が出力されることにより、オポジットポジションOP側の中速カット区間にスタッカクレーン5があると判断する。
【0054】
クレーンコントローラ11は、第4光センサS4からの検出信号に基づいて、自動倉庫の収納部3の各連の位置を判別するようになっている。例えばクレーンコントローラ11は、第4光センサS4からの検出信号に基づいて、ホームポジションHPからの第4反射板R4の数をカウントすることにより、各連の位置を判別する。
【0055】
クレーンコントローラ11は、第1光センサS1及び第5光センサS5から共に検出信号が出力されることにより、スタッカクレーン5はホームポジションHPにあると判断する。クレーンコントローラ11は、第2光センサS2及び第5光センサS5から共に検出信号が出力されることにより、スタッカクレーン5はオポジットポジションOPにあると判断する。
【0056】
即ち、クレーンコントローラ11は、ホームポジションHP、オポジットポジションOP、ホームポジションHP側の高速カット区間及び中速カット区間並びにオポジットポジションOP側の高速カット区間及び中速カット区間を、対応する各光反射板R1〜R5の検出、即ち、対応する光センサS1〜S5からの検出信号に基づいて判断する。つまり、これら各ポジションHP,OP、高速カット区間及び中速カット区間は、エンコーダ17からの検出信号に基づいて演算される走行位置に従っては判断しない。
【0057】
次に、上記のように構成した移動体の停止装置の作用及び効果について説明する。
地上コントローラ21は、スタッカクレーン5に入庫又は出庫作業等を行わせるための作業データを光通信器Ha,Hbを介してクレーンコントローラ11に出力する。クレーンコントローラ11は、作業データに基づいて走行モータ9を制御してスタッカクレーン5を走行させる。この場合、クレーンコントローラ11は、スタッカクレーン5の走行速度を演算し、その走行速度に基づいてスタッカクレーン5を走行させる。
【0058】
このスタッカクレーン5の走行時において、地上コントローラ21は、速度センサ24からの速度検出信号に基づいてスタッカクレーン5の走行速度を判断する。この時、地上コントローラ21は、どの速度センサ24から速度検出信号が出力されているかを判断する
地上コントローラ21は、通常走行区間及び高速カット区間に配置された速度センサ24a,24bから速度検出信号が入力されると、その速度検出信号の示す走行速度を判断し、その判断した走行速度と第1許容速度データの示す許容速度とを比較する。そして、走行速度が第1許容速度よりも高速である場合には、地上コントローラ21は、地上側の電源装置25をオフし、クレーンコントローラ11への給電を中止し、スタッカクレーン5を非常停止させる。即ち、スタッカクレーン5を地上側からの給電を中止することににより緊急停止として非常停止させる。
【0059】
又、スタッカクレーン5の走行時において、中速カット区間に配置された速度センサ24cから速度検出信号が入力されると、その速度検出信号の示す走行速度を判断し、その判断した走行速度と第2許容速度データの示す許容速度とを比較する。そして、その走行速度が第2許容速度よりも高速である場合には、地上コントローラ21は、地上側の電源装置25をオフし、クレーンコントローラ11への給電を中止し、スタッカクレーン5を非常停止させる。即ち、スタッカクレーン5を地上側からの給電を中止することににより非常停止させる。
【0060】
上記実施の形態によれば、以下(イ)〜(ヘ)に示す効果を有する。
(イ)地上側、即ち、床面に設置された速度センサ24に基づいてスタッカクレーン5の走行速度を検出し、その走行速度がメモリ21aに記憶された対応する許容速度よりも速い速度である場合には地上コントローラ21は地上側の電源装置25をオフして、スタッカクレーン5を非常停止させる。従って、たとえスタッカクレーン5のクレーンコントローラ11が異常を起こしても、地上コントローラ21及び各速度センサ24の地上側の各機器に基づいて、スタッカクレーン5の速度異常を確実に判断できる。そして、地上コントローラ21はその速度異常の判断に基づいてスタッカクレーン5を非常停止させる指令を確実に行うことができる。
【0061】
(ロ)地上コントローラ21は地上側の電源装置25をオフし、地上制御盤20側からクレーンコントローラ11側への給電を中止することによって、確実にスタッカクレーン5の走行を停止できる。
【0062】
(ハ)速度センサ24はスタッカクレーン5の走行速度を検出し、その走行速度を示す検出信号を地上コントローラ21に出力する。従って、地上コントローラ21は速度検出センサ24からの速度検出信号に基づいてスタッカクレーン5の走行速度を容易に判断できる。
【0063】
(ニ)地上コントローラ21は、通常走行区間及び高速カット区間でのスタッカクレーン5の走行時には第1許容速度とスタッカクレーン5の走行速度との比較を行い、中速カット区間でのスタッカクレーン5の走行時には第2許容速度との比較を行う。即ち、地上コントローラ21はスタッカクレーン5の走行速度とスタッカクレーン5が走行する走行区間に応じた許容速度とを比較し、速度異常を判別する。従って、地上コントローラ21はスタッカクレーン5の走行位置に応じてより正確且つ確実にスタッカクレーン5の速度異常を判断でき、スタッカクレーン5をより確実に停止させることができる。
【0064】
(ホ)地上コントローラ21は、どの速度センサ24から速度検出信号が入力されたかを判断することによって、容易に高速カット区間、中速カット区間及び通常走行区間のどの区間での走行速度であるかを容易に判断できる。
【0065】
(へ)自動倉庫1に配置されたスタッカクレーン5の速度異常を確実に判断できるので、スタッカクレーン5による荷の入庫及び出庫作業等の搬送作業を確実に行うことができる。
【0066】
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜に変更して次のように実施することもできる。
(1)上記実施の形態では、地上コントローラ21は地上側の電源装置25をオフすることによりクレーンコントローラ11への給電を中止し、スタッカクレーンを非常停止させた。これを、地上コントローラ21とクレーンコントローラ11との通信を遮断することによって、スタッカクレーン5を緊急停止として停止させるようにしてもよい。
【0067】
この場合、地上コントローラ21は、スタッカクレーン5の走行速度が速度異常であると判断すると、光通信器Ha,Hbによるクレーンコントローラ11との通信を中止する。地上コントローラ21との通信が中止されると、クレーンコントローラ11に内蔵のリレー等のハード回路が駆動されスイッチ33,37,34,38が開いて、走行及び昇降モータ9,10の電源の供給を中止し、電磁ブレーキ35,39を作動させ、スタッカクレーン5が停止される。従って、地上コントローラ21は、光通信器Ha,Hbによる通信を中止することによって容易且つ確実に、クレーンコントローラ11にスタッカクレーン5を停止させる旨の指令を出すことができる。そして、クレーンコントローラ11に内蔵のハード回路の駆動に基づいて走行及び昇降モータ9,10への電源の供給を停止し、電磁ブレーキ35,39を作動させることによりスタッカクレーン5を停止させることができる。この場合、走行及び昇降モータ9,10への電源の供給の停止、電磁ブレーキ35,39はクレーンコントローラ11のハード回路にて作動されるので、たとえクレーンコントローラ11のCPUによる制御に異常が発生しても、スタッカクレーン5を確実に停止させることができる。
【0068】
(2)上記実施の形態において、速度センサ24を使用してスタッカクレーン5の速度を判別した。これを、速度判別手段としてスタッカクレーン5を検出する位置センサを使用してスタッカクレーン5の走行速度を判別するように構成してもよい。
【0069】
この場合、例えば各連毎に位置センサを設け、地上コントローラ21は隣接する位置センサ間を通過した時間を測定し、その時間に基づいてスタッカクレーン5の走行速度を判断する。従って、地上コントローラ21は測定した時間に基づいて容易にスタッカクレーン5の走行速度を判断できる。
【0070】
(3)上記実施の形態では、速度センサ24を床面に設置したが、走行用レール4に設けてもよい。
(4)上記実施の形態では、地上コントローラ21はどの速度センサ24からの速度検出信号かに基づいて入力された速度検出信号は、通常走行区間、高速カット区間及び中速カット区間での速度検出信号かを判断した。これを、クレーンコントローラ11が当該コントローラ11での高速カット区間、中速カット区間及び通常走行区間の判別結果を地上コントローラ21に出力し、地上コントローラ21は、そのクレーンコントローラ11側での判別結果に基づいて各速度センサ24からの速度検出信号がどの区間での検出信号かを判断してもよい。
【0071】
(5)上記実施の形態において、地上コントローラ21はスタッカクレーン5の走行速度が速度異常であると判断した場合には、クレーンコントローラ11に速度異常信号を出力し、クレーンコントローラ11は速度異常信号に基づいてスタッカクレーン5を緊急停止として非常停止させてもよい。同様に、クレーンコントローラ11は速度異常信号に基づいて、スイッチ33,34,37,38をオフすることにより正常にスタッカクレーン5を緊急停止として停止させてもよい。
【0072】
(6)上記実施の形態において、移動体としてスタッカクレーン5に限定されることなく、予め定められた軌道に沿って走行し、荷の搬送を行う無人搬送車及び有軌道台車等に応用してもよい。
【0073】
上記実施の形態から把握される技術思想を以下に効果とともに記載する。
・地上コントローラ21とクレーンコントローラ11とは、光通信にて通信される。この構成によれば、光により地上コントローラ21とクレーンコントローラ11とが通信されるので、通信のための配線等を行う必要がなく、通信のための各機器の配置をより簡単に行える。
【0074】
【発明の効果】
以上詳述したように請求項1記載の発明によれば、地上側にて移動体の速度異常を判断できるので、たとえ移動体側制御手段が異常でも、確実に移動体の速度異常を判断し、移動体を停止させることができる。また、前記地上側制御手段は移動体を緊急停止させるための指令として移動体側制御手段との通信を遮断することにより、移動体を確実に停止できる。
【0075】
請求項2記載の発明によれば、前記速度判別手段は移動体の走行速度を検出する速度検出手段であるので、地上側制御手段は速度検出手段からの速度検出信号に基づいて容易に移動体の走行速度を判断できる。
【0078】
請求項3記載の発明によれば、地上側制御手段は移動体の走行速度と当該移動体が走行する区間に対応した許容速度とを比較し、移動体を緊急停止させる指令を行うので、より確実に移動体を停止させることができる。
【0079】
請求項4記載の発明によれば、地上側にてクレーン装置の速度異常を判断できるので、たとえ移動体側制御手段が異常でも、確実にクレーン装置の速度異常を判断し、クレーン装置を停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動倉庫を示す斜視図。
【図2】 自動倉庫を示す側面図。
【図3】 スタッカクレーンの走行経路を示す模式図。
【図4】 自動倉庫における電気ブロック図
【符号の説明】
1…自動倉庫、3…収納部、4…軌道を形成する走行用レール、5…移動体及びクレーン装置としてのスタッカクレーン、11…移動体側制御手段としてのクレーンコントローラ、21…地上側制御手段を構成する地上コントローラ、21a…記憶手段としてのメモリ、24…速度判別手段及び速度検出手段としての速度センサ、25…地上側制御手段を構成するとともに地上側電源装置としての電源装置。
Claims (4)
- 予め定められた軌道に沿って走行し、荷の搬送を行う移動体と、
前記移動体側に設けられ、移動体の走行を制御する移動体側制御手段と、
地上側に設けられるとともに、前記移動体側制御手段と通信可能に設けられ、当該移動体側制御手段との通信に基づいて移動体の走行を制御する地上側制御手段と
を備えた移動体の停止装置において、
前記地上側には移動体の走行速度を判別する速度判別手段が設けられるとともに、
前記地上側制御手段は、前記クレーン装置の各走行位置での許容速度を記憶した記憶手段を備え、前記速度検出手段が検出した走行速度と許容速度とを比較し、その走行速度が許容速度よりも速い場合には、移動体を緊急停止させるための指令として移動体側制御手段との通信を遮断し、その通信の遮断に基づいて移動体を停止させる
移動体の停止装置。 - 前記速度判別手段は、移動体の走行速度を検出する速度検出手段である請求項1記載の移動体の停止装置。
- 前記軌道には、移動体が通常の走行を行う通常走行区間、軌道の走行端側に設けられた移動体の走行速度を高速から中速へと減速させる高速カット区間、中速から低速へと減速させる中速カット区間が形成されるとともに、前記通常走行区間、高速カット区間及び中速カット区間にそれぞれ速度検出手段が設けられ、
前記記憶手段には、通常走行区間、高速カット区間及び中速カット区間に対応した許容速度が記憶された請求項1又は2記載の移動体の停止装置。 - 前記移動体は自動倉庫に設けられた収納部との間で、荷の受渡しを行うとともに、自動倉庫の予め定められた軌道に沿って走行することにより荷の搬送を行うクレーン装置である請求項1〜3のいずれかに記載の移動体の停止装置。
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-
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- 1996-07-19 JP JP19069696A patent/JP3791056B2/ja not_active Expired - Lifetime
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