JP3734110B2 - ステアリングモジュール - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のステアリング部の中央に実装されるステアリングモジュールに関するものであり、特にステアリングモジュールに組付けられるスイッチモジュールの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在の自動車は各種操作の自動化が進み、これに伴って走行制御用やラジオ操作用等のスイッチがステアリング部に集中的に実装されるようになっている。この種のステアリングスイッチモジュールの構成は多岐にわたるが、以下にその一例として特開平2−95949号公報に開示された「ステアリングスイッチモジュール」の概要を説明する。
【0003】
すなわち、図11に示すようにステアリングハンドル80の中央部にパッド81が組付られ、このパッド81にはカーラジオ用操作部82や電話用操作部83等が組付られている。
次に、パッド81内の構成について説明すると、図12に示すようにプリント基板86上にメンブレンスイッチシート85およびパッド81を一体に取付け、パッド81に可動自在の操作部82,83を設けている。メンブレンスイッチシート85は、各操作部82,83に対応する位置に電極を有する薄い上部電極シートとスペーサとを一体に形成した部材である。
プリント基板86の操作部82に対向する位置には四角形の開口87が設けられ、その周囲には楕円で示す接点が下部電極として形成されている。また、電話用操作部83にそれぞれ対向する位置には楕円で示す接点が形成され、その近傍には長方形または正方形の開口88が形成されていて、図示を省略した発光ダイオードが取付られるようになっている。
【0004】
前記構成のステアリングスイッチモジュールによれば、接点および出力回路を有するプリント基板86上に、メンブレンスイッチシート85およびパッド81を一体に取り付ける構造であるから、薄型で部品点数の少ないスイッチモジュールにすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記スイッチモジュールにあっては、車体内に布線されるワイヤーハーネスとの接続回路体がスイッチモジュール内に構成されていないため、スイッチモジュールをステアリング部に組付る際にコネクタ接続作業を別途に行う必要があり組付性が悪かった。
更に、スイッチモジュールに搭載されているスイッチの機能が限定され、他の機能を有するスイッチの搭載ができなかった。
また、現在の自動車の技術的動向の一つに安全性の向上があり、その一環としてエアバッグが搭載されている。しかし、前記スイッチモジュールの構成はエアバッグ搭載が考慮されておらず、現実性に欠けるものである。
【0006】
本発明の目的は、ステアリングモジュール全体の構成を簡素化するとともに、諸機能の集約化と高機能化を可能にし、更にワイヤーハーネスの標準化をも図り得るように構成したステアリングモジュールを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る上記課題は、下記に記載するステアリングモジュールによって解決される。
車体に設けたステアリングコラムに電子コンビスイッチを介して取り付けられるステアリングモジュールにおいて、前記電子コンビスイッチとステアリングホイールとの間に、走行制御等の内容に即して組立時に適宜変更されるスイッチ操作部を備えたスイッチモジュールを設け、前記スイッチモジュールが、前記走行制御に対応する動作モードを選択し、且つ制御動作を行うスイッチプログラマブル機能を搭載したPCBと、前記電子コンビスイッチと前記PCBとを電気的に接続する接続回路体と、前記PCBの端部に設けたコネクタと、前記接続回路体および前記PCBを収容するリアケース外から前記コネクタに選択的に取付られ、且つ制御されるスイッチ手段と、前記リアケース外から前記PCBに装着および交換されるROMと、を備えていることを特徴とするステアリングモジュール。
【0010】
上記構成のステアリングモジュールによれば、ステアリングホイールに取り付けられるスイッチモジュールに必要に応じて交換可能なスイッチ操作部が設けられている。したがって、走行制御等の内容に即してスイッチ操作部を組立時に適宜変更することができ、スイッチモジュール全体を交換することなく所望の制御機能への切り換えが可能になるので、このスイッチモジュールを適用したステアリングモジュールの多機能化と構造の簡略化を図ることができる。
【0011】
また、スイッチ手段を交換可能にしたスイッチモジュールについては、スイッチプログラマブル機能を搭載したPCBに、電子コンビスイッチとPCBとを電気的に接続する接続回路体や、前記スイッチ操作部を構成するスイッチ手段を着脱自在にするコネクタが設けられ、スイッチ手段の交換とともに接続回路体およびPCBを収容するリアケース外からROMを交換することができる。したがって、ステアリングホイールにスイッチモジュールを組付けることにより、電子コンビスイッチとスイッチモジュールとが電気的に接続されることになり、組付け作業と配線作業とが一体的に行われるので、組付作業の効率化を図ることができる
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用したステアリングモジュールの第1の実施の形態を図1および図2に基づいて詳細に説明する。図1はステアリングモジュールの車載構成を示す斜視図、図2は本発明の第1の実施の形態であるステアリングモジュールおよびスイッチモジュールの詳細な構成を示す斜視図である。
なお、実施の形態の説明あたっては、先ずステアリングモジュールの全体的な構成について説明し、次いで要部の構成や組付け等を説明する。
【0013】
本実施の形態におけるステアリングモジュール1は、図1に示すように自動車のフロントパネル2に設けたステアリングコラム3に、電子コンビスイッチ4を介して組付られるようになっている。ステアリングモジュール1は、ステアリングホイール11とその背面側に設けたリアケース12内に組み込んだスイッチモジュール13と、ステアリングホイール11の前面側の中央部に左右に分割して組付られるステアリングパッドベース14a,14bと、このステアリングパッドベース14a,14bを覆うようにして組付けられるステアリングパッド15と、このステアリングパッド15の左右の両側に組付けられるスイッチ操作部16a,16bとを備えている。そして、ステアリングパット15にはエアバッグが装着されている。
【0014】
電子コンビスイッチ4は、左右に設けた操作レバー5a,5bの倒し或いは回動操作により左折或いは右折の方向指示等を行うものであり、中央部に設けた溝状の挿通部6にステアリングシャフト7を挿通させ、且つコラムカバー8を下方から装着してステアリングコラム3に取り付ける。
電子コンビスイッチ4の側面上部にはコネクタ9が設けられ、側面下部にはガイドピン10a,10bが設けられている。前記コネクタ9は、後述するスイッチモジュール13との電気的接続に使用されるものであり、前記ガイドピン10a,10bはスイッチモジュール13と一体的に結合する際の位置決め部材として作用するものである。
【0015】
ステアリングホイール11の中央部には、前記ステアリングシャフト7を挿通させるための挿通孔17が設けられている。ステアリングモジュール1をステアリングコラム3に組付ける際は、挿通孔17にステアリングシャフト7を挿通させ、ナット18により締め付け固定してからステアリングパッド15を装着する。ステアリングパッド15を装着した状態では、ナット18はもとよりステアリングパッドベース14a,14bもステアリングパッド15により覆われ、事故の際にエアバッグが作動して運転者を保護するようになる。また、ステアリングパッド15の左右にスイッチ操作部16a,16bが操作可能に設けられているが、この部材の構成および作用については後に組付けとともに説明する。
【0016】
次に、ステアリングモジュール1の構成について説明する。
ステアリングモジュール1は、ステアリングホイール11の中央部に設けた枠体21の背面側にスイッチモジュール13を組付るとともに、前面側にステアリングパッドベース14a,14bやステアリングパッド15等を組付けて構成される。
図2に示すようにスイッチモジュール13は、リアケース12内に固定ホルダー22、ローラ23、FFC(フレキシブルフラットケーブル)24、クロックスプリングカバー25で構成した接続回路体(クロックスプリング)26と、スイッチプログラマブル機能を搭載したPCB27と、LHスイッチ28およびRHスイッチ29等により構成されている。
【0017】
前記固定ホルダー22およびローラ23は、前記ステアリングシャフト7に対しステアリングホイール11を回動自在に軸支させるためのものである。FFC24は渦状に形成され、一方の端部24aは固定ホルダー22に形成したスリット22aを挿通してコネクタ22bに接続され、電子コンビスイッチ4に設けたコネクタ9に着脱自在に接続されるようになっている。
また、FFC24の他端24bは、クロックスプリングカバー25の一端に形成したスリット25aを挿通し、PCB27に形成したスリット27aを挿通して図示を省略した回路パターンに半田付け等により接続されるようになっている。
【0018】
PCB27の一端にはコネクタ31が設けられ、前記PCB27の他端27aとコネクタ31とは回路パターンを介して接続される。したがって、スイッチモジュール13を組付けた状態では、電子コンビスイッチ4に設けたコネクタ9とPCB27に設けたコネクタ31とがFFC24を介して接続される。そして、ステアリングパッド15の背面には、図1に示すようにコネクタ19が設けられているので、前記のようにステアリングモジュール1をステアリングコラム3に組付けた状態では、電子コンビスイッチ4がコネクタ9を介してスイッチモジュール13に接続され、更にコネクタ19,31を介してステアリングパッド15と電気的に接続されることになる。
【0019】
PCB27のほぼ中央部には、前記ステアリングシャフト7を挿通させるための挿通孔32が形成され、またステアリングパッドベース14a,14bに設けたスイッチ部材33a,33bにより駆動されるタクトスイッチ34や舵角センサ35等が設けられている。なお、タクトスイッチ34は、ホーン用(例えば音色変更)として使用される等、種々の用途に使い分けされるものである。
舵角センサ35はフォトセンサで構成され、ステアリングホイール11の回転時に固定ホルダ22の内径部に形成したスリット上の透過光を検出して舵角を検出するものである。
【0020】
スイッチモジュール13を組付ける際は、リアケース12内に接続回路体26を構成する各部材とPCB27とを積層状態で組み込むのであるが、図示した構成ではセンターラインL1(図1参照)で示す位置にステアリングシャフト7を挿通する開口が連続的に形成される。そして、ステアリングシャフト7の先端に形成したネジ部がステアリングホイール11の中央部に形成した挿通孔17から突出するので、前記のようにナット18をかけてステアリングホイール11と固定する。
【0021】
ところで、リアケース12内に接続回路体26やPCB27を組み込んだ状態では、クロックスプリングカバー25に形成した4つのネジ挿通孔36とPCB27に形成したネジ挿通孔37とが連通し、更にラインL2に示すようにリアケース12に形成した4つのネジ孔38と連通するようになる。したがって、組付けが完了したスイッチモジュール13は、接続回路体26を構成する各部材をクロックスプリングカバー25により覆った状態でリアケース12内に収納し、且つPCB27の表面からネジにより固定した構成になる。
リアケース12の側面には四角形の交換窓43が開口され、前記のようにPCB27を組付けた状態ではPCB27の裏側面の一部が交換窓43に露呈するようになり、この交換窓43から交換用ROM44をPCB27に装着したり、交換できるようになる。
【0022】
この組付け状態では、PCB27の両端に形成した板状の突起部39が、リアケース12の左右の端部に形成した開口部41からリアケース12外に突出するようになる。そして、2つの突起部39には、スイッチ用のコネクタ42a,42bが配設されているが、このコネクタ42a,42bについては後に詳細に説明する。PCB27には、通信制御やホーン制御のためのスイッチプログラマブル回路が搭載されている。
スイッチモジュール13をステアリングホイール11に取り付ける際は、リアケース12の側面に設けた4つのネジ孔45と、枠体21に形成した4つのネジ挿通孔46とをラインL3で示すように合わせ、図示を省略したネジにより固定して両者を一体化する。
【0023】
このようにスイッチモジュール13をステアリングホイール11に取り付けた状態では、PCB27の突起部34に設けたスイッチ用のコネクタ42a,42bが枠体21の両凹部47a,47bに露呈されるようになる。凹部47aに露呈されるコネクタ42aには、LHスイッチ28として示した走行制御、エアコン、オーディオやラジオ等の操作用各種スイッチ28a〜28cが着脱自在に装着される。なお、スイッチ28aは押動操作により切り換えられるスイッチであり、スイッチ28bは左右への倒しにより切り換えられるスイッチであり、スイッチ28cはポテンショメータの如く制御量をアナログ的に可変できる構成になっている。また、凹部47bに露呈されるコネクタ42bには、RHスイッチ29として示した走行制御、エアコン、オーディオやラジオ等の操作用各種スイッチ29a〜29cが着脱自在に装着される。スイッチ29aは押動操作により切り換えられるスイッチであり、スイッチ29bは左右への倒しにより切り換えられるスイッチであり、スイッチ29cは2連のポテンショメータ構成になっている。
【0024】
そして、スイッチモジュール13をステアリングホイール11に取付け、且つコネクタ42aに例えばスイッチ28aを装着し、コネクタ42bに例えばスイッチ29aを装着すると、図1を参照して説明したスイッチ操作部16a,16bが構成される。スイッチ操作部16a,16bは、前記説明から明らかなように他のスイッチ28b〜29cに自在に変更することができる。これらのスイッチ交換は、所望の動作モードに対応して交換されるものであり、スイッチ交換とともに必要に応じてROM44も交換される。
【0025】
次に、ステアリングパッドベース14a,14bの構成とステアリングホイール11への取付けについて述べる。
ステアリングパッドベース14a,14bは、板状の基板48a,48bと、前記スイッチ部材33a,33bと、基板48a,48bを枠体21に固定するための係止突起49a,49bとを備えている。
一方、ステアリングホイール11の枠体21には、係止突起49a,49bを係止する係止孔51a,51bが設けられている。そして、ラインL4に示すように各係止孔51a,51bに係止突起49a,49bを対向させ、そのまま押し込むと図1に示したように枠体21にステアリングパッドベース14a,14bが固定される。
【0026】
この状態では、スイッチ部材33a,33bが図2に示したラインL5に示すようにPCB27に設けたタクトスイッチ34に対応するようになる。次に、図1に示したステアリングパッド15をステアリングパッドベース14a,14b上に取り付けると、ステアリングパッド15に設けたスイッチ操作部材40a,40bが、ラインL6で示すようにステアリングパッドベース14a,14bに設けたスイッチ部材33a,33bに連接するようになる。この結果、ステアリングパット15の表面側(図1には背面側が図示されている)からスイッチ操作部材40a,40bを操作すると、スイッチ部材33a,33bを介してPCB27上に設けたタクトスイッチ34が駆動されることになる。
ところで、PCB27にはコネクタ31が設けられ、ステアリングパット14には可動コネクタ19が設けられている。したがって、前記のようにステアリングパット14を固定すると、コネクタ31,19も接続され、ステアリングパット14の固定と電気的な接続とが同時に行われることになる。
【0027】
このように、本実施の形態に示したステアリングモジュール1は、スイッチモジュール13内に接続回路体26を設けることにより、ステアリングモジュール1の組付けとともに電子コンビスイッチ4とスイッチモジュール13、更にステアリングパット15とを電気的に接続することができる。
そして、PCB27はスイッチプログラマブル機能を備え、各種スイッチ28a〜29cを選択的に装着し得るとともに、スイッチ動作を選択するROM44を自在に交換し得るように構成したので、一つの基板上でスイッチ制御、多重制御処理、音色等のホーン制御、更に作動タイミングや舵角検出等の種々の動作を行うことができる。また、接続回路体26はスイッチモジュール13内に組み込まれて一体化されるので、ステアリングモジュール1の組付けに際しては部品点数が削減されることになり、組付けと同時に電気的接続が行われるので、組付け作業が向上する。
【0028】
次に、本発明を適用したステアリングモジュールの第2の実施の形態を図3乃至図10に基づいて詳細に説明する。図3は本発明の第2の実施の形態であるステアリングモジュールおよびスイッチモジュールの詳細な構成を示す斜視図、図4はPCBの要部構成を示す部分斜視図、図5はスイッチの構成を示す斜視図、図6および図7はスイッチの構成を示す断面図、図8〜図10は動作モードの説明図である。なお、前記第1の実施形態と同一構成の部材には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施の形態と前記第1の実施形態との主な相違点は、スイッチ操作部16a,16bの構成を変えるとともに、ROM44を交換することなくスイッチのオン・オフ操作の組み合わせによりモード選択と制御動作の切り換えを行い得るように構成した点である。
【0029】
図3に示すように本実施の形態におけるステアリングモジュール1は、PCB27の両突起部39にコネクタ42a,42b(図2参照)が設けられておらず、これに換えて図4に示すように判別用スイッチA1,A2と信号用スイッチB,C,Dとが設けられている。また、リアケース12には交換窓43(図2参照)が形成されておらず、ROM44は交換不要になっている。
なお、判別用スイッチA1,A2および信号用スイッチB,C,Dは、タクトスイッチやラバースイッチのいずれを適用しても良く、前記各スイッチはPCB27に搭載されたスイッチプログラマブル機能の一部を構成している。
【0030】
次に、判別用スイッチA1,A2および信号用スイッチB,C,Dの駆動構造について説明すると、図5に示すようにスイッチケース61の上部にキートップa1,a2,b,c,dが設けられ、その下部に押しピン62a,62bおよび押しピン63a,63b,63cが配設されている。なお、図5はスイッチケース61と押しピン62a〜63cの関連を模式的に示したものであり、実際の構成は図6および図7に示すように各押しピン62a〜63cはスイッチケース61内に収納され、キートップa1〜dの押動操作により判別用スイッチA1,A2および信号用スイッチB,C,Dをオン・オフに切り換え得るようになっている。
【0031】
図6は信号用スイッチB〜Dのスイッチ構造を示す断面図であるが、信号用スイッチB〜Dは同一構造であるので、信号用スイッチBについてスイッチ構造を説明する。
ケース61には、キートップbを嵌合する凹状の嵌合部64が形成され、その内部に形成された内枠部65の外側面には係止爪66が形成されている。
一方、キートップbの中心部には押動部67が設けられ、その外側に嵌合部64内に嵌合する外縁部68が設けられている。この外縁部68には、前記係止爪66が係止する係止孔69が設けられているので、図示のように係止爪66を係止孔69に係止することにより、キートップbが抜け出し不可になる。
【0032】
嵌合部64の下部は肉厚の押しピン支持部71に構成され、その中心部に押しピン63aを上下方向にガイドするガイド孔72が形成されている。押しピン63aは棒状部と円板状の大径部とが一体に形成されていて、棒状部がガイド孔72に挿通されその先端、すなわち図6では上端がキートップbの押動部67に接するようになっている。
そして、押しピン63aの下部に信号用スイッチBが配設されているので、キートップbを押動することにより押しピン63aを介して信号用スイッチBがオン・オフに切り換えられる。
【0033】
次に、判別用スイッチA1,A2の断面構造を説明するが、両者は同一構造であって良いので判別用スイッチA1について説明する。図7に示すように判別用スイッチA1のキートップa1は、大径部と小径部とを備えたT字型とも言える形状に構成されている。そして、大径部はスイッチケース61に形成した嵌合口73に嵌合され、上下方向に移動し得るように構成されている。
一方、小径部の下端にはネジ孔74が形成され、このネジ孔74に押しピン62aの上端がネジ止めされ、押しピン62aの下部に判別用スイッチA1が配設されている。したがって、キートップa1を押動すると、押しピン62aを介して判別用スイッチA1がオン・オフに切り換えられる。
【0034】
次に、前記判別用スイッチA1,A2および信号用スイッチB,C,Dの作用を説明する。判別用スイッチA1,A2は、オン・オフ切り換えの組み合わせにより、図8〜図10に示すようにラジオ、エアコン、オートクルーズ等のモードを選択する際に使用される。すなわち、図8に示すように判別用スイッチA1がオン、判別用スイッチA2にオフに切り換えてラジオモードを選択したとすると、信号用スイッチBを駆動することにより「POWER」に、信号用スイッチCを駆動することにより「AM/FM」に、また信号用スイッチDを駆動することにより「SEEK」に切り換えることができる。
【0035】
更に、図9に示すように判別用スイッチA1をオフ、判別用スイッチA2をオンに切り換えてエアコンモードを選択したとすると、信号用スイッチBを駆動することにより「AUTO」に、信号用スイッチCを駆動することにより「内外気切替え」に、また信号用スイッチDを駆動することにより「DEF」に切り換えることができる。
判別用スイッチA1,A2を共にオフに切り換えてオートクルーズモードを選択したとすると、信号用スイッチBを駆動することにより「RESUME」に、信号用スイッチCを駆動することにより「CANSEL」に、信号用スイッチDを駆動することにより「SET」に切り換えることができる。
【0036】
このように、2個の判別用スイッチA1,A2と、3種の信号用スイッチB,C,Dを設け、オン・オフの切り換えの組み合わせにより多種のモード切り換えと動作切り換えを行うことができる。
しかも、スイッチモジュール13(図1参照)には前記同様に図3に示すように接続回路体26が一体に組付られ、図1に示した電子コンビスイッチ4やステアリングパット15との接続はコネクタにより接続されるようになっているので、ステアリングモジュール1の組付けに際しては、前記第1の実施形態の場合と同様に、組付けと電気的な接続が同時に行うことができる。そして、前記少数のスイッチで多種のモード選択や動作切り換えができることと相まって、ステアリングモジュール1の多機能化が可能になり、更に構成の簡略化も図ることができる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るステアリングモジュールにおいては、ステアリングホイールに取り付けられるスイッチモジュールに必要に応じて交換可能なスイッチ操作部を設けるとともに、スイッチモジュールをスイッチプログラマブル機能を搭載したPCB、該PCBと電子コンビスイッチとを電気的に接続する接続回路体、スイッチ操作部を構成するスイッチ手段を自在に着脱するコネクタ、該スイッチ手段の交換に応じて接続回路体およびPCBを収容するリアケース外から交換されるROMにより構成されている。
したがって、制御に対応してスイッチ操作部を交換することができ、スイッチモジュール全体を交換することなく所望の制御機能への切り換えが可能になるので、このスイッチモジュールを適用したステアリングモジュールの多機能化と構造の簡略化とを図ることができる。
【0038】
また、前記スイッチ手段を交換可能にしたスイッチモジュールについては、スイッチプログラマブル機能を搭載したPCBに、該PCBと電子コンビスイッチとを電気的に接続する接続回路体や、前記スイッチ操作部を構成するスイッチ手段を着脱自在にするコネクタが設けられ、スイッチ手段の交換とともに接続回路体およびPCBを収容するリアケース外からROMを交換することができる。
したがって、ステアリングホイールにスイッチモジュールを組付けることにより、電子コンビスイッチとスイッチモジュールとが電気的に接続されることになり、組付け作業と配線作業とが一括的に行われるので、組付作業の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したステアリングモジュールの車載構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態であるステアリングモジュールおよびスイッチモジュールの構成を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態であるステアリングモジュールおよびスイッチモジュールの構成を示す分解斜視図である。
【図4】各スイッチの実装形態を示すPCBの要部の部分斜視図である。
【図5】スイッチの構成を示す要部の分解斜視図である。
【図6】信号用スイッチの構成を示す要部の断面図である。
【図7】判別用スイッチの構成を示す要部の断面図である。
【図8】スイッチ切り換えとラジオ動作モードの関連を示す説明図である。
【図9】スイッチ切り換えとエアコン動作モードの関連を示す説明図である。
【図10】スイッチ切り換えとオートクルーズ動作モードの関連を示す説明図である。
【図11】従来のスイッチモジュールの構成を示す平面図である。
【図12】従来のスイッチモジュールの構成を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ステアリングモジュール
3 ステアリングコラム
4 電子コンビスイッチ
7 ステアリングシャフト
9,19,22b,31,42a,42b コネクタ
11 ステアリングホイール
12 リアケース
13 スイッチモジュール
14a,14b ステアリングパッドケース
15 ステアリングパッド
16a,16b スイッチ操作部
22 固定ホルダー
23 ローラ
24 FFC
26 接続回路体
27 PCB
28 LHスイッチ
29 RHスイッチ
33a,33b スイッチ部材
34 舵角スイッチ
44 ROM
A1,A2 判別用スイッチ
B,C,D 信号用スイッチ

Claims (1)

  1. 車体に設けたステアリングコラムに電子コンビスイッチを介して取り付けられるステアリングモジュールにおいて、
    前記電子コンビスイッチとステアリングホイールとの間に、走行制御等の内容に即して組立時に適宜変更されるスイッチ操作部を備えたスイッチモジュールを設け
    前記スイッチモジュールが、前記走行制御に対応する動作モードを選択し、且つ制御動作を行うスイッチプログラマブル機能を搭載したPCBと、前記電子コンビスイッチと前記PCBとを電気的に接続する接続回路体と、前記PCBの端部に設けたコネクタと、前記接続回路体および前記PCBを収容するリアケース外から前記コネクタに選択的に取付られ、且つ制御されるスイッチ手段と、前記リアケース外から前記PCBに装着および交換されるROMと、を備えていることを特徴とするステアリングモジュール。
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