JP3715748B2 - 濾過シート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、抗菌剤を含有しかつ不乾性及び流動性を有する油剤または不乾性及び流動性を有する抗菌剤により細菌、カビの繁殖を防止し、かつ除塵性能を向上させ、濾過後の空気の吐出口からの埃、塵、細菌及びカビの飛散を防止する濾過シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のハンドドライヤーやエアコン等の送風機器及び空調機器には、内部に設置したフィルターが網状のフィルターであるため、長期間の使用により内部の送風ファンに埃、塵が付着し、機器内で細菌やカビの増殖による汚染が進み、吐出する空気に紛れて細菌やカビが飛散するため、衛生上の問題があった。
濾過方式のエアーフィルターには、乾式濾材と粘着式濾材を用いたものがある。
乾式濾材には、動物・植物・鉱物・プラスチックの繊維、あるいはこれを成形した布、網、紙、不織布、および多孔質のスポンジ状物質などがある。これらはいずれも圧力損失が大きいかそうでない場合は一度補集した埃、塵を再飛散させるものであった。また、長期間の使用により吹き出し風中の細菌・カビ数が増加するため衛生上の問題があった。
粘着式濾材には、金網を数枚重ねたものやガラス繊維またはプラスチック繊維を用いたフィルターに流動パラフィンをしみ込ませたものなどがある。フィルターを設置した初期使用環境のもとでは、埃、塵の再飛散防止の効果はあるが、抗菌性が無いため、長期間の使用により埃、塵保持能力を越えてしまうと、吹き出し風中の細菌・カビ数が一気に増加し、衛生上の問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ハンドドライヤーやエアコン等の送風機器や空調機器の吸気側に抗菌性除塵フィルターを設置することにより、ファンの汚染防止および吹き出し風(吐出空気)中の細菌、カビ数の低減を図ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、抗菌剤を含有する不乾性及び流動性を有する油剤を吸着させたことを特徴とする濾過シートである。
【0005】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を適用したフィルター20を備えたハンドドライヤー100の分解斜視図を示している。図1のフィルター20は、ハンドドライヤー100に組込む前に次の処理が施されている。
【0006】
抗菌剤(後述)を油剤(後述)に溶解させ、エマルジョン(油が水の中に分散している状態)を作った水溶液の中にフィルター20を浸し、塩析を行う。塩析によりエマルジョンが破壊され、油の粒がフィルター20に物理吸着する。その後水分を蒸発させ、フィルター20上に抗菌剤を含んだ油分のみが残る。油剤は抗菌剤を溶解可能なものを選定しなければならない。油剤に抗菌剤を入れただけでは溶解しない場合は、例えば界面活性剤(後述)を使用して溶解させてもよい。
【0007】
図1において、本体1の前面には開口1aが設けられており、開口1aの全面を塞ぐようにフィルター20を配置し、さらに前面から本体1にフィルターグリル3を嵌め込む。
【0008】
吸入空気15は、ファン4により吸い込まれ、フィルターグリル3及びフィルタ20を通過し、ハンドドライヤ100の底面図である図2に示す吐出口5から吐出空気16(図1)として吐出される。
【0009】
ハンドドライヤ100は、電源プラグ9を図示しないコンセントに差し込み、スイッチ8(図2)をONにしておき、図2に示す赤外線センサ6が物体(手)を検知すると、ファン4及び図示しないヒータが作動し、温風が吐出口5から吐出されるようになっている。
【0010】
その際、フィルターグリル3(図1)を通過した埃、塵(細菌、カビ等を含む。)がフィルター20の通風面2aに付着する。埃、塵を除いた清潔な空気のみがフィルター20を通過し、吐出口5(図2)から吐出空気16として吐出される。
【0011】
フィルター20でトラップされた埃、塵は、フィルター20に吸着している流動性を有する油剤により取り巻かれ、油剤により搬送された抗菌剤が細菌やカビに接近し、細菌やカビの増殖を抑える。
【0012】
フィルター20は、それ自体公知の種々のものを用い得るが、圧力損失や集塵効率を考慮するとガラス繊維やプラスチック繊維を用いた不織布フィルターが望ましい。具体的には、初期圧損値が6.0mmH2O以下(ASHRAE dust,2.5m/sec)のものが好ましい。
【0013】
油剤としてはそれ自体が不乾性であり常温で流動性を示すひまし油、オリーブ油等の植物油、イソステアリン酸、オレイン酸等の液状高級脂肪酸、パラフィン系、ナフテン系、芳香族炭化水素系鉱物油、ポリオレフィン油(α−オレフィン油、ポリブテン油)、アルキルベンゼン油、ポリグリコール油、エステル油、その他の合成潤滑油、非イオン界面活性剤等を、それぞれ単独又は混合して用いることができる。
【0014】
抗菌剤としては、トリクロサン、トリクロカルバン、オルトフェニルフェノール、塩化ベンザルコニウム、p−ヒドロキシ安息香酸エステル、2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオール、ジヨードメチル−p−トリルスルホン、N,N−ジメチル−N’−フェニル−N’−(フルオロジクロロメチルチオ)−スルファミド等のそれ自体が公知の抗菌剤を単独または組み合わせて油剤に溶解し、または、界面活性剤で分散、可溶化して用いることができる。
【0015】
フィルター20上に吸着させた流動性を有する油剤又は流動性を有する抗菌剤の濡れ現象により、油剤内の抗菌剤または流動性を有する抗菌剤がフィルター20に付着した細菌やカビに向けて搬送され、抗菌効果を奏する。
【0016】
抗菌剤を含有するフィルターの除塵性能を表1、2の実施例1〜3で示し、かつ比較例1〜3で示す流動性を有しないフィルターの除塵性能も表1、2に示した。実施例1〜3及び比較例1〜3のフィルターには、次に示す処理が施されている。
【0017】
(実施例1)
フィルター本体にポリエステル・ポリクラール繊維不織布(日本バイリーンPS−300)を使用し、油剤にパラフィン系鉱物油(粘度:56mm2/s,40℃)を使用し、フィルターに吸着させる油剤量を10%owf(on the weight of fiber)とし、抗菌剤に(油剤に対し)トリクロカルバンを0.1%、及びN,N−ジメチル−N’−フェニル−N’−(フルオロジクロロメチルチオ)−スルファミドを(油剤に対し)0.2%をアルキルフェニルエーテル系界面活性剤を用いて溶解した。
【0018】
(実施例2)
フィルター本体にポリエステル・ポリクラール繊維不織布(日本バイリーンPS−300)を使用し、油剤にポリブテン(ニッサンポリブテン015SH、粘度:650mm2/s,40℃)を使用し、フィルター本体に吸着させる油剤量を10%owfとし、抗菌剤に(油剤に対し)トリクロサン0.2%、及びジヨードメチル−p−トリルスルホンを(油剤に対し)0.05%溶解した。
【0019】
(実施例3)
フィルター本体にポリエステル・アクリル繊維不織布(ダイニックパネロンML200RF)を使用し、油剤にポリエチレングリコール#600を使用し、フィルター本体に吸着させる油剤量を5%owfとし、抗菌剤にバイオホープ(ケイ・アイ化成)を油剤に対し0.3%溶解した。
【0020】
(比較例1)
フィルター本体にポリエステル・ポリクラール繊維不織布(日本バイリーンPS−300)を使用し、油剤及び抗菌剤は使用しない。
(比較例2)
市販杭菌不織布フィルターA(処理条件は不明)を使用する。
(比較例3)
市販抗菌不織布フィルターB(処理条件は不明)を使用する。
【0021】
上記実施例1〜3及び比較例1〜3におけるダスト捕集性能の一覧を表1の左欄に示す。家庭用掃除機内のほこりから分級した200ミクロン以下の粒径の埃、塵2gを各フィルターに吸い込み風量20m/minで補集し、フィルターの重量変化からダスト補集効率を算出した。
【0022】
また、表1の右欄には、これら実施例1〜3及び比較例1〜3のフィルターを25℃で4週間放置した後、再度、吹き出し風量20m/minで吹き出した時の再飛散ダスト量を同様にフィルター重量変化より測定した測定値が示してある。
【0023】
【表1】
Figure 0003715748
【0024】
表1から明らかなように、油剤を使用する実施例1〜3では、油剤を使用しない比較例1〜3よりもダスト捕集効率が高くなっており、また、再飛散ダスト量は少なくなっている。つまり、油剤を使用することによりダスト(埃、塵)を回収し易くなり、かつ一旦回収したダストを飛散させにくいことが表1の数値により明確に示されている。
【0025】
表2は、実施例1〜3及び比較例1〜3における上記再飛散ダスト量の測定時に、吹き出し風を滅菌水中に30秒間吹き付け、滅菌水中にトラップされた細菌およびカビ数を測定した一覧を示したものである。
【0026】
【表2】
Figure 0003715748
【0027】
表2から明らかなように、流動性を有する油剤と抗菌剤を使用する実施例1〜3の吹き出し細菌数及び吹き出しカビ数は、油剤を使用しない比較例1〜3の吹き出し細菌数及び吹き出しカビ数よりも桁違いに少なくなっている。
【0028】
油剤を使用しないが抗菌剤を使用する比較例2、3の吹き出し細菌数及び吹き出しカビ数は、油剤及び抗菌剤を使用しない比較例1の吹き出し細菌数及び吹き出しカビ数よりも少なくなっているが、油剤を使用する実施例1〜3との抗菌効果の差は歴然としている。
【0029】
また、表2から、流動性を有する油剤を使用することにより、油剤の濡れ現象により抗菌剤が埃、塵中の細菌、カビに接近可能であるので、油剤を使用しない場合(比較例1〜3)と比較して抗菌作用を飛躍的に向上させることができるのがわかる。
【0030】
上記実施の形態では、ハンドドライヤーにおける場合を示したが、本発明の濾過シートは、その他にエアコン等の空調機器にも適用することができる。また、本発明においては、特に抗菌剤を細菌、カビの位置に接近させることで抗菌効果を向上させることに特徴を有しているので、発明の実施の形態に示した不織布以外にも、連通空隙を有する多孔質のスポンジ状フィルターや、動物、植物、鉱物及びプラスチックの繊維、あるいはこれを成形した布、網、紙等を使用してもよい。
【0031】
油剤と抗菌剤は、親油性及び親水性において相性の良い組み合わせを選定する必要がある。また、油剤は使用せず、不乾性及び流動性を有するフェノキシエタノール等を抗菌剤として使用することもできる。
【0032】
【発明の効果】
本発明の濾過シートは、流動性を有する油剤(抗菌剤が流動性を有する場合は抗菌剤)の作用で一旦濾過シート上に付着した埃、塵が再飛散するのを防止することができる。
油剤または抗菌剤の濡れ現象により、油剤に溶解している抗菌剤が油剤と共に移動しまたは流動性を有する抗菌剤が移動して埃、塵(細菌やカビを含む)を包み込み抗菌剤が細菌またはカビの位置へ移動するため、乾燥状態下においても高い抗菌効果(殺菌、消毒効果)を奏することができる。
本発明において、油剤と抗菌剤の組み合わせを適切に選定することにより、乾燥状態においても、油剤の濡れ現象によりトラップした細菌、カビに向けて抗菌剤を移動させることができ、非常に高い抗菌効果を奏することができる。
流動性を有する油剤を使用することにより、油剤の濡れ現象により抗菌剤が埃、塵中の細菌、カビに接近可能であるので、油剤を使用しない従来のフィルターと比較して抗菌作用を飛躍的に向上させることができる。
本発明の濾過シートは、濾過シート上で細菌、カビをトラップし、かつトラップした細菌、カビを効率よく抗菌するので、非常にきれいな空気を取り出すことができ、衛生的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の濾過シートを備えたハンドドライヤーの空気吸入部を分解した斜視図である。
【図2】 ハンドドライヤーの底面図である。
【符号の説明】
20 フィルター

Claims (1)

  1. 抗菌剤を含有する不乾性及び流動性を有する油剤を吸着させたことを特徴とする濾過シート。
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