JP3618614B2 - 可動台車 - Google Patents
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Description
本発明は、可動台車に係り、特に、油圧ポンプを駆動させて物品を載置した載置台を容易に上昇させることができる可動台車に関する。
【0002】
【従来の技術】
本願発明者は、荷台への物品の積み上げ、積み卸しを行うことができる可動台車を先に提案した(特公平7−17196号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この可動台車は、弾性部材(スプリング)の一端を物品を載置した載置台の側に、弾性部材(スプリング)の他端を走行台の側に取り付け、弾性部材の弾性力を利用して、物品を載置した載置台を物品の自重を利用してゆっくりと下降させ、物品を載置した載置台を上昇させたい場合には、人手により持ち上げている。
持ち上げる際、弾性部材の弾性力を利用している分、持ち上げ力の軽減化が図られているが、人手によるため、腰を痛めたり、特に、物品が重くなると、物品を載置した載置台を容易に上昇させることができないという問題点が生じた。
本発明は、上述した問題点を除去するようにした可動台車を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の可動台車は、車両の荷台に設けられた軌道上を移動する走行台と、前記車両に設けられたバッテリーと、前記走行台と一体となって前記軌道上を移動し、前記軌道から離脱すると上下方向に摺動自在となるように取り付けられると共に物品を載置する載置台と、一端を前記走行台に他端を前記載置台に接続すると共に、略垂直方向に取り付けられた油圧シリンダーと、この油圧シリンダーは、少なくとも、前記バッテリーによって駆動する油圧ポンプの作用により前記油圧シリンダーのロッドを縮ませて前記載置台を上昇させるものであり、前記バッテリーと前記油圧ポンプのモータを接続するリード線と、このリード線の中途に設けられ、前記リード線を中へ巻き込む作用をして前記リード線を自動的に巻き取る巻き取りリールと、前記油圧ポンプ、前記油圧ポンプのモータ及び前記巻き取りリールは、前記走行台に設けられ、前記走行台の移動に伴って、前記走行台が前記バッテリーから遠い場合には前記巻き取りリールから前記リード線が繰り出され、前記走行台が前記バッテリーに近い場合には前記巻き取りリールにより前記リード線が自動的に巻き取られるものである。
【0005】
また、請求項2記載の可動台車は、請求項1記載の可動台車において、巻き取りリ−ルからのリ−ド線を軌道の外へ導くガイドを設けるものである。
【0006】
また、請求項3記載の可動台車は、請求項1記載の可動台車において、巻き取りリ−ルからのリ−ド線を軌道の外へ導く第1のガイドと、この第1のガイドから導かれた前記リ−ド線をバッテリ−へ案内する凹状の第2のガイドとを設けるものである。
【0009】
【実施例】
本発明の一実施例の可動台車を図面を参照して説明する。
図1乃至図16において、1は可動台車で、可動台車1は、例えば、小型消防車等の車両2に搭載され、車両2から比較的重い物品3(物品3は、例えば、約80Kg〜約90Kg程度の可搬式ポンプ)の出し入れを容易にするもので、概略的に、
車両2の荷台に設けられた軌道4上を移動する走行台(支持部材)5と、この走行台(支持部材)5と一体となって軌道4上を移動し、軌道4から離脱すると上下方向(ここに「上下方向」とは、図1乃至図3に示すように、若干傾きを有する方向をも含むものであり、結果的に物品3を下方に搬送する方向であれば良い。)に摺動自在となるように取り付けられると共に物品3を載置する載置台6とから構成されている。なお、20は、車両2の後端に設けられた開閉式の扉で、図1乃至図3では、扉20は、開いている状態を示している。
【0010】
5aは、走行台(支持部材)5の枠体で、枠体5aには、ロ−ラ5b、5c、5dが取り付けられ、図1乃至図3に示すように、ロ−ラ5bとロ−ラ5cにより、載置台6の摺動部6aを挟んで、走行台(支持部材)5と載置台6とが一体となって、可動台車1が軌道4上を移動するようになっている(図6参照)。また、ロ−ラ5d、5dは軌道4、4の溝部4a、4a内に位置して、走行台(支持部材)5が軌道4から離脱しないようになっている(図4参照)。
【0011】
一方、載置台6は、略L字状の形状を有し、物品3を載置し、その下方には、ロ−ラ6bが設けられ、載置台6が軌道4に位置しているときには、軌道4の溝部4a(図1参照)に位置し、載置台6が軌道4から離脱する(図2及び図3参照)と、図6及び図7に示すように、走行台(支持部材)5のロ−ラ5b、5cと摺動部6aとの当接により昇降自在となっている。
【0012】
また、7は油圧シリンダ−で、油圧シリンダ−7は図4、図5、図8及び図9に示すように、一端を支持部材(走行台)5に他端を載置台6に接続している。ここに「接続」とは、図示しないが、油圧シリンダ−7の一端を支持部材(走行台)5に、油圧シリンダ−7の他端を載置台6にそれぞれ直接接続する場合のほか、図4及び図5に示すように、油圧シリンダ−7の一端を、支持部材(走行台)5に接続された第1のアーム51を介して、油圧シリンダ−7の他端(ロッド71)を載置台6に接続された第2のアーム61を介して、それぞれ間接的に接続する場合をも含む意である。
また、第1のアーム51と第2のアーム61は、第3のアームAで接続され、これら第1のアーム51、第2のアーム61、第3のアームA、油圧シリンダ−7でリンクを構成している。
その結果、ロッド71の進退により、第1のアーム51、第2のアーム61、第3のアームAを介して載置台6が昇降することとなる。
【0013】
ロッド71の進退は、図14及び図15に示すように、油圧回路Rによって制御される。
即ち、72は油圧シリンダ−内を摺動するピストンで、上述したロッド71はピストン72に接続されている。Pは電気により駆動する油圧ポンプで、Tは油を貯留するタンクで、100 は、第1のポ−ト101 、第2のポ−ト102 、第3のポ−ト103 、第4のポ−ト104 を備え、少なくとも、第1のポ−ト101 と第3のポ−ト103 、第2のポ−ト102 と第4のポ−ト104 をそれぞれ連通させる状態と、第1のポ−ト101 と第2のポ−ト102 を連通させる状態とを選択的に切り替えることができる切り替え手段である。
また、111 は、第1のポ−ト101 と油圧シリンダ−7内のロッド71側の室71Aとを接続する第1の油通路であり、222 は、第2のポ−ト102 と油圧シリンダ−7内のピストン72側の室72Aとを接続する第2の油通路であり、333 は、第3のポ−ト103 とタンクTとを油圧ポンプPを介して接続する第3の油通路であり、444 は、第4のポ−ト104 とタンクTとを接続する第4の油通路である。
また、第1の油通路111 の中途と第2の油通路222 の中途とは通路P1 で接続され、第1の油通路111 と第2の油通路222 の圧力差により移動するバネで付勢されたチェックバルブDが設けられている。
このチェックバルブDは、動作中にバッテリ−205 電源が弱くなったり、故障等が生じた場合、第1の油通路111 、第2の油通路222 内の圧力が低下するため、チェックバルブDにより第2の油通路222 内を閉じるようにして、ロッド71の進退動作を停止するようにしている。
【0014】
なお、上述した油圧シリンダ−7は、少なくとも、バッテリ−205 によって駆動する油圧ポンプPの作用により油圧シリンダ−7のロッド71を縮ませて載置台6を上昇させるものであるが、後述するが、載置台6を下降させる場合、油圧ポンプPを駆動させることなく、物品3の自重を利用してロッド71を移動させると共に 切り替え手段100 により第1のポ−ト101 と第2のポ−ト102 を連通させる状態として、載置台6上に物品3を載置して下降させることができる。
なお、上述にあっては、油圧ポンプPを駆動させなかったが、切り替え手段100 により第1のポ−ト101 と第2のポ−ト102 を連通させる状態として、油圧ポンプPを駆動させても載置台6を下降させることもできる。
【0015】
また、200 は、図12及び図13に示すように、車両2に搭載されたバッテリ−205 と油圧ポンプ7のモ−タを接続するリ−ド線で、201 は、リ−ド線200 の中途に設けられ、リ−ド線200 を中へ巻き込む作用をしてリ−ド線200 を自動的に巻き取る巻き取りリ−ルである。
なお、巻き取りリ−ル201 は、例えば、掃除機に使用されているコ−ドリ−ルであり、リ−ド線200 を中へ巻き込む軸に弾性部材、例えば、ぜんまいを取り付けて、リ−ド線200 を中へ巻き込むようにしている。
上述したこれら油圧ポンプ7、油圧ポンプ7のモ−タ及び巻き取りリ−ル201 は、支持部材(走行台)5に設けられている。
その結果、走行台(支持部材)5の移動に伴って、走行台(支持部材)5がバッテリ−205 から遠い場合(図12及び図13参照)には巻き取りリ−ル201 からリ−ド線200 が繰り出され、走行台(支持部材)5がバッテリ−205 に近い場合には巻き取りリ−ル201 によりリ−ド線200 が巻き取られる。
また、202 は巻き取りリ−ル201 からのリ−ド線200 を軌道4の外へ導くガイド(第1のガイド)G1 、例えば、パイプであり、G2 は、ガイド(第1のガイド)G1 から導かれたリ−ド線200 をバッテリ−205 へ案内する凹状の第2のガイドである。ガイド(第1のガイド)G1 は走行台(支持部材)5に取り付けられている。
【0016】
従って、巻き取りリ−ル201 からのリ−ド線200 はガイド(第1のガイド)G1 により軌道4の外へと導かれるため、走行台(支持部材)5が軌道4上を移動する際、走行台(支持部材)5と軌道4との間にリ−ド線200 が巻き込まれることが防止され、
また、ガイド(第1のガイド)G1 により軌道4の外へと導かれたリ−ド線200 は凹状の第2のガイドG2 によりバッテリ−へと案内されるため、走行台(支持部材)5の移動に伴って、走行台(支持部材)5がバッテリ−205 から遠い場合には巻き取りリ−ル201 からリ−ド線200 が容易に繰り出され、走行台(支持部材)5がバッテリ−205 に近い場合には巻き取りリ−ル201 によりリ−ド線200 が容易に巻き取られ、凹状の第2のガイドG2 内にリ−ド線200 が位置するため、リ−ド線200 を保護することができる。
【0017】
上記のように構成された可動台車1の物品を車両2より取り出したい場合には、軌道4上の一体となった支持部材(走行台)5と載置台6を手動で移動させる(図1参照)。載置台6を図2に示すように、軌道4の先端から離脱させると共に、切り替え手段100 により第1のポ−ト101 と第2のポ−ト102 を連通させる状態(レバ−Lを下げた状態)とすれば、物品3の自重によりロッド71が図14に示す方向の動きを許容する(室71A内の油が第1の油通路111 、第1のポ−ト101 、第2のポ−ト102 、第2の油通路222 を介して室72Aに移動する。)ため、載置台6を下降させることができる。
なお、特に、載置台6が下降している途中において、止めたい場合(例えば、載置台6の下に図示しない物品がある場合)には、レバ−Lを図15に示すように上に移動させる。すると、第1のポ−ト101 と第3のポ−ト103 、第2のポ−ト102 と第4のポ−ト104 をそれぞれ連通させる状態となり、逆止弁Vにより室71A内の油の移動が停止するため、ロッド71の進退動作が停止するようになっている。
なお、レバ−Lは図10に示すように、操作レバ−50を上下方向に移動させることにより、リンク機構を使って、上下に移動できるようになっている。そして、操作レバ−50を上に位置させた状態で、水平方向に移動させることにより図示しないリミットスイッチをオンさせて、油圧ポンプPを駆動させるようになっている。
また、51’はソケットで、バッテリ−205 の電源が弱い場合、電気系統の故障の場合等には、ソケット51’に、例えば、図11に示すように、ドライバ52を差し込み、上下動方向に操作することにより、油圧ポンプP内のピストン(図示せず)が上下運動をして油圧ポンプPから油を吐出するようになっている。
【0018】
また、図14では、第1のポ−ト101 、第2のポ−ト102 、第3のポ−ト103 を連通させ、第3の油通路333 の第3のポ−ト103 と油圧ポンプPとの間に油が油圧ポンプPへの流れを阻止する逆止弁Vを設けているが、例えば、逆止弁Vを設けず、図16に示すように、切り替え手段100 により第1のポ−ト101 と第2のポ−ト102 を連通させる状態(レバ−Lを下げた状態)としても良い。つまり、切り替え手段100 により、第1のポ−ト101 と第3のポ−ト103 、第2のポ−ト102 と第4のポ−ト104 をそれぞれ連通させる状態(図15より逆止弁Vのみを取り除き、第3の油通路333 は、第3のポ−ト103 とタンクTとを油圧ポンプPを介して接続する。)と、第1のポ−ト101 と第2のポ−ト102 を連通させる状態(図16参照)とを選択的に切り替えるようにする。
その結果、油圧ポンプPを駆動させることなく、物品3の自重を利用してロッド71を移動させると共に 切り替え手段100 により第1のポ−ト101 と第2のポ−ト102 を連通させる状態として、ロッド71側の室71A内の油を第1の油通路111 、第2の油通路222 を介してピストン72側の室72Aに移動させて物品3を載置した載置台6を下降させ、急激な降下を防止することができる。
【0019】
また、載置台6上に物品3を載置し、載置台6を軌道4上の所定位置に戻す時には、載置台6に物品3を載置し、切り替え手段100 により第1のポ−ト101 と第3のポ−ト103 、第2のポ−ト102 と第4のポ−ト104 をそれぞれ連通させる状態とし、油圧ポンプPの駆動により、タンクT内の油が、油圧ポンプP、逆止弁V、第3のポ−ト103 、第1のポ−ト101 、第1の油通路111 を通り、室71A内に移動し、、ピストン72、ロッド71を油圧シリンダ−7内に移動させて(図15の矢印方向に移動)、物品3を載置した載置台6を所定位置まで上昇させ、その後、手動で軌道4側へ押し込んで載置台6を軌道4上の所定位置まで移動させる。従って、油圧ポンプPを駆動させて物品3を載置した載置台6を上昇させることができるため、荷台への物品3の積み上げが容易となる。
【0020】
なお、本実施例にあっては、走行台(支持部材)5を(軌道4上)を移動させるようにしたが、本発明にあっては、これに限らず、固定のものでも良く。かかる場合、物品3を載置する載置台6は、固定された支持部材5に対して、載置台6を上下方向に摺動自在となるように取り付ける。また、物品3を、例えば、約80Kg〜約90Kg程度の可搬式ポンプとしたが、本発明にあっては、これに限らず、一般的な物品3の移動に適用できるものである。
【0021】
【発明の効果】
請求項1記載の可動台車によれば、油圧ポンプを駆動させて物品を載置した載置台を上昇させることができ、走行台の移動に伴って、走行台がバッテリーから遠い場合には巻き取りリールからリード線が繰り出され、走行台がバッテリーに近い場合には巻き取りリールによりリード線が巻き取られるため、リード線が他の部材に引っかかりリード線が切断されることを防止することができる。
【0022】
また、請求項2記載の可動台車によれば、前述した請求項1記載の発明の効果に加え、巻き取りリ−ルからのリ−ド線はガイドにより軌道の外へと導かれるため、走行台が軌道上を移動する際、走行台と軌道との間にリ−ド線が巻き込まれることを防止することができる。
【0023】
また、請求項3記載の可動台車によれば、前述した請求項1記載の発明の効果に加え、巻き取りリ−ルからのリ−ド線は第1のガイドにより軌道の外へと導かれるため、走行台が軌道上を移動する際、走行台と軌道との間にリ−ド線が巻き込まれることを防止することができると共に、第1のガイドにより軌道の外へと導かれたリ−ド線は凹状の第2のガイドによりバッテリ−へと案内されるため、走行台の移動に伴って、走行台がバッテリ−から遠い場合には巻き取りリ−ルからリ−ド線が容易に繰り出され、走行台がバッテリ−に近い場合には巻き取りリ−ルによりリ−ド線が容易に巻き取られ、凹状の第2のガイド内にリ−ド線が位置するため、リ−ド線を保護することができる。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例の可動台車の概略的側面図である。
【図2】図2は、図1の可動台車の載置台が軌道から離脱した状態の概略的側面図である。
【図3】図3は、図2の可動台車の載置台が下降した状態の概略的側面図である。
【図4】図4は、図2のV方向から見た概略的図である。
【図5】図5は、図3の状態(油圧シリンダ−のロッドが伸びた状態)の載置台の裏面側の概略的図である。
【図6】図6は、図5のX−X線による概略的断面図である。
【図7】図7は、対向するロ−ラが載置台の摺動部を挟んでいる状態を示す概略的断面図である。
【図8】図8は、図4のZ方向から見た概略的図である。
【図9】図9は、図4のY−Y線による概略的断面図である。
【図10】図10は、操作レバ−とレバ−との関連を示す概略的斜視図である。
【図11】図11は、油圧ポンプを手動で操作する場合の概略的図である。
【図12】図12は、図1の走行台の概略的斜視図である。
【図13】図13は、図12の一部を平面的に見た概略的一部平面図である。
【図14】図14は、図1記載の可動台車に組み込まれている概略的油圧回路図である。
【図15】図15は、図14のレバ−を下に移動させた状態の概略的油圧回路図である。
【図16】図16は、図14の切り替え手段と異なる他の実施例の概略的油圧回路図である。
【符号の説明】
1 可動台車
4 軌道
5 走行台
6 載置台
7 油圧シリンダ−
200 リ−ド線
201 巻き取りリ−ル
P 油圧ポンプ
Claims (3)
- 車両の荷台に設けられた軌道上を移動する走行台と、
前記車両に設けられたバッテリーと、
前記走行台と一体となって前記軌道上を移動し、前記軌道から離脱すると上下方向に摺動自在となるように取り付けられると共に物品を載置する載置台と、
一端を前記走行台に他端を前記載置台に接続すると共に、略垂直方向に取り付けられた油圧シリンダーと、
この油圧シリンダーは、少なくとも、前記バッテリーによって駆動する油圧ポンプの作用により前記油圧シリンダーのロッドを縮ませて前記載置台を上昇させるものであり、
前記バッテリーと前記油圧ポンプのモータを接続するリード線と、
このリード線の中途に設けられ、前記リード線を中へ巻き込む作用をして前記リード線を自動的に巻き取る巻き取りリールと、
前記油圧ポンプ、前記油圧ポンプのモータ及び前記巻き取りリールは、前記走行台に設けられ、
前記走行台の移動に伴って、前記走行台が前記バッテリーから遠い場合には前記巻き取りリールから前記リード線が繰り出され、前記走行台が前記バッテリーに近い場合には前記巻き取りリールにより前記リード線が自動的に巻き取られる
ことを特徴とする可動台車。 - 巻き取りリールからのリード線を軌道の外へ導くガイドを設けることを特徴とする請求項1記載の可動台車。
- 巻き取りリールからのリード線を軌道の外へ導く第1のガイドと、この第1のガイドから導かれた前記リード線をバッテリーへ案内する凹状の第2のガイドとを設けることを特徴とする請求項1記載の可動台車。
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