JP3572962B2 - 情報記憶装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はディスクを再生、または録再する情報記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報記憶装置はコンピュータ周辺機器(CD−ROM、MO、PC等)、AV機器(CD、VCD、LD等)として等の分野の情報記憶再生装置として普及している。
【0003】
以下図面を参照しながら、上記した従来の情報記憶装置の一例について説明する。図9は従来の情報記憶装置の一例を示す断面側面図である。
【0004】
図9において、302はトラバース部品を支持するシャーシである。シャーシ302には、回転軸にターンテーブル304が圧入されたスピンドルモータ303が固定されている。スピンドルモータ303は、ターンテーブル304に載置した図示せぬディスク301を回転する。また、シャーシ302には一対のガイドシャフト306が、ガイドシャフト支持部材302a、302bを介して平行に固定されている。このガイドシャフト306は、回転したディスクの情報を再生または記録の少なくとも何れかをするピックアップ305を、ディスク半径方向に移動可能にガイドしている。また、ピックアップ305は図示せぬ送り手段によってディスクの任意の情報を記録した場所へ送られる。
【0005】
シャーシ302にはダンパゴム308a、308bが取り付けられている。シャーシ302はダンパゴム308bを介して、後方をローディングベース309に固定している。前方は、ローディングベース309に設けられた図示せぬ昇降機構により上下する中間シャーシ310に、ダンパゴム308aを介して固定している。ローディングベース309の底には、トラバースを制御する制御P板311が取り付けている。シャーシ302に設けられたピックアップ305は、線材312と制御P板311に設けられたコネクタ313とで制御P板311に電気的に接続されている。スピンドルモータ303と送り手段とも線材により、制御P板311に接続されているが、ピックアップ305と同様であるので説明を省略する。
【0006】
以上のように構成された情報記憶装置について、以下その動作について説明する。
【0007】
情報記憶装置はスピンドルモータ303を回転させて、ターンテーブル304に載置されたディスクを回転し、続いて送り手段によりピックアップ305をディスクの任意のトラックの近傍に移動して、ディスクの回転によりディスクの任意のトラック上の情報を、ピックアップ305により光学的に再生または記録する。この動作は制御P板311により線材312を通じて電気信号で行われている。
【0008】
ところで、ディスクをターンテーブル304にセットするため、昇降機構によりローディングベース309に対して中間シャーシ310を上下動させる。これにより、ターンテーブル304が上下動してディスクをセットする事ができる。ところが、制御P板311はローディングベース309に取り付けてあるため、シャーシ302と制御P板311は相対的に高さ位置が変わる。また、ピックアップ305は読み取り位置を水平方向に変えるため、ピックアップ305と制御P板311を接続する線材はFPCまたはFFC等の柔らかく、屈曲性に耐える線材で接続されている。また、その線材312でその動作を規制しないように線材312は十分長く、またその接続状態は比較的自由な状態になっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、トラバースの部品を組み込んだシャーシ302をローディングベース309に組み込んだ後、制御P板311に線材312を接続するので、それまで間、通常線材はフリー状態になっている。線材312の長さはは長く、フレキシブルで、かつ自由な状態となっているため、組立途中に引っかけたり、切ったりする恐れがあった。それを防ぐため、工程内では線材312が組立の際に邪魔にならないようにする必要が生じ、その分工数が増えていた。
【0010】
また、線材312の接続部が表にむき出しになっており、外部の部品、人等と接触しやすくなっていた。線材312の接続部に静電気が加わると、レーザの劣化、破壊が起こり、重大な品質問題となり易かった。
【0011】
本発明は上記問題点に鑑み、組立易く信頼性の高い情報記憶装置を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、情報記憶媒体を保持する保持手段と、情報記憶媒体の情報を再生または記録の少なくとも何れか一方をする読取手段と、読取手段の情報記憶媒体に対する位置を変える送り手段と、読取手段と保持手段と送り手段とを指示するシャーシと、保持手段読取手段送り手段のそれぞれの動作を制御する制御手段と、保持手段読取手段送り手段の少なくとも何れかと制御手段とを電気的に結ぶ結線手段と、結線手段の一端に設けられ接続部と制御手段とを挿抜可能に接続する接続手段と、接続手段に対向する位置であって、シャーシに関し情報記憶媒体の反対側に、接続部をシャーシに係合させる係合手段とを備え、係合手段が係合手段またはシャーシの何れかに設けられた弾性的な爪または軽圧入の何れかによって着脱可能にシャーシに係合し、シャーシの係合手段に対応する位置に孔が備えられており、シャーシの情報記憶媒体側から孔を通して係合手段を押すと、係合手段がシャーシより分離することができる情報記憶装置である。
【0013】
これにより、線材が固定されて組立時に邪魔にならず、かつ簡単に制御手段に設けられたコネクタへの接続ができ、
トラバース単体状態でも線材が固定されて組立時に邪魔にならず、かつ簡単に制御手段に設けられたコネクタへの接続ができる。
【0014】
さらに、ローディングベースに制御手段を設けた場合でも、容易に、係合手段の接続手段への接続が可能となる。また、接続の際に人が線材を接触しないため、静電気によるピックアップのレーザの破壊を低減することが可能となる。
【0015】
請求項2に記載の発明は、結線手段が平板状の柔軟性のある線材であり、係合手段が接続部の近傍を挟んで支持する挟持部を有し、挟持部が接続部をシャーシに対して略垂直に保持し、シャーシに係合手段を係合させた際、シャーシにおいて挟持部の外側に挟持部が開くのを防止する支持手段とを備えた情報記憶装置である。これにより、クリープによる変形を防止して長期間保存しても線材の倒れを防止してシャーシに対して略垂直に保持することができ、長期間放置されても安定して接続手段への接続が可能となる。
【0017】
さらに、請求項3に記載の発明は、係合手段に接続部を囲うガイド部を備え、ガイド部の内側の形状が接続手段の外側の形状と略同じで、係合手段に接続手段が係合する際、結線手段が接続手段の挿入口に対して位置決めされ、接続手段は、ガイド部を案内するテーパを外側に有し、かつ接続部を挿入口に案内するテーパを内側に有する誘い部を備え、誘い部と挟持部がシャーシに対し同じ高さで交互に並べることにより、高さを増やすことなく、より確実に結線手段の接続部を接続手段に接続することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下は本発明の第1の実施の形態の情報記憶装置について、図面を参照しながら説明していく。
【0022】
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態の情報記憶装置の要部構成図である。図1において、2はトラバース部品を支持するシャーシである。シャーシ2には、保持手段のターンテーブル4を、軸に圧入したスピンドルモータ3が固定されている。また、シャーシ2には1対のガイドシャフト7a、7bが固定されている。
【0023】
ガイドシャフト7a、7bは、互いに平行で、かつ図示せぬディスクを載置するターンテーブル4の面に平行に固定され、図示せぬディスクから情報を再生または記録する読取手段のピックアップ5を、ディスク半径方向に摺動自在に支持している。ピックアップ5は、送り手段であるトラバースモータ8により駆動力を受けて、移動できるように設けられている。
【0024】
また、ピックアップ5には、制御手段である制御P板10に接続するためのFPC6が設けれている。制御P板10は図示せぬトレーの出し入れ、シャーシ2を昇降を行うローディングベース15(図3参照)に裏側から取り付けられる。
【0025】
制御P板10には、FPC6と接続するコネクタ11とが設けられている。このコネクタ11には、誘い部12a、12bを有するコネクタカバー12がかぶせられている。このコネクタ11とコネクタカバー12とが接続手段である。誘い部12a、12bは、コネクタ11のFPC挿入口11aを挟むように間隔を開けて並んでいる。また、誘い部12a及び12bの外側の対向面と、FPC挿入口11a側とがテーパ形状になっている。
【0026】
さらに、図2を用いて本発明の第1の実施の形態の情報記憶装置の構成の説明を行う。図2は本発明の第1の実施の形態の情報記憶装置を裏側から見た要部構成図を示している。
【0027】
シャーシ2には開口部2aが設けてあり、この開口部2aを通して、ピックアップ5のFPC6が裏側にでている。FPC6の先端の接続部6aの両端には凸部6b、6cが設けられている。なお、接続部6a、凸部6b、6cは補強板で補強してもよい。FPC6の先端にはFPCホルダ9が取り付けられる。
【0028】
FPCホルダ9には凹部(図示は省略)があり、凸部6b、6cがはまり込んで係合する。また、FPC6はヒンジ(図示は省略)で本体9iにその一方がつながっている挟持部9aと本体9iとにより、接続部6aの根元6dが挟み込まれて取り付けられる。挟持部9aのヒンジと反対側にはフック9gが設けられており、本体9iにフック9gが引っかかることにより、接続部6aの根元6dを挟んでいる。また、FPCホルダ9のガイド9bと挟持部9aと本体9iとにより、接続部6aを囲む形状をしている。このガイド9bと挟持部9aと本体9iとでガイド部を構成する。また、このガイド部のFPC6と反対側の内側は、コネクタカバー12が嵌合するような形状、大きさになっている。
【0029】
また、シャーシ2にはFPCホルダ9を係合する取付部13a、13bが設けられている。取付部13a、13bには弾性または復元力(以下バネ性と称す)を持つ爪13c、13dが設けられており、着脱が可能になっている。このFPCホルダ9と取付部13a、13bとで係合手段を構成している。
【0030】
FPCホルダ9には凸部9c、9dが左右にあり、FPCホルダ9はこの爪13c、13dに凸部9c、9dが引っかかり係合する。取付部13a、13b近傍(FPCホルダ9の取り付く部分)のシャーシ2には孔2b、2cが設けられており、取付部13a、13bに係合したFPCホルダ9をシャーシ2の表側から押すことが可能になっている。
【0031】
また、シャーシ2の取付部13a、13bの間には、FPCホルダ9の挟持部9aの外側が開かないように支える支持手段の支持部14が設けられている。
【0032】
さらに、図3を用いてシャーシ2、制御P板10、ローディングベース15の位置関係を説明する。図3は、本発明の第1の実施の形態を示す要部側面図である。
【0033】
トラバース部品を取り付けたシャーシ2は図示せぬローディング機構により、ローディングベース15に対し相対的に上下動する。シャーシ2の下にはローディングベース15にネジ16a、16bで固定された制御P板10がある。制御P板10上に設けられ、コネクタカバー12がかぶせれらたコネクタ11の位置と、シャーシ2の取付部13a、13bとに取り付けられたFPCホルダ9の水平方向の位置は、ほぼ同じ位置に設けられている。
【0034】
以上のように構成された情報記憶装置について、以下その基本動作について説明する。
【0035】
まず、スピンドルモータ3を回転させて、ターンテーブル4に載置された図示せぬディスクを回転させる。トラバースモータ8を回転させ、ガイドシャフト7a、7bによりディスク半径方向に摺動自在にガイドされたピックアップ5をディスク半径方向に送る。これにより、ピックアップ5をディスクの任意のトラック近傍に移動して、ディスクの任意のトラック上の情報を読み出す、または書き込むことができる。これらの動作はFPC等の線材を電気的に介して制御P板10により制御される。
【0036】
続いて、コネクタ11へのFPC6の挿入のついて説明する。
シャーシ2を図示せぬローディング機構によりダウンさせて、ローディングベース15に固定された制御P板10に近づける。これによりコネクタ11とFPCホルダ9を接近させる。FPCホルダ9はバネ性を持った爪13c、13dによってシャーシ2に係合している。よって、シャーシ2の表から孔2b、2cを通してFPCホルダ9を下へ押し下げると、爪13c、13dが逃げて係合が外れる。FPCホルダ9は取付部13a、13bによって、コネクタ11に対して水平方向ほぼ同じ位置でシャーシ2に取り付けられているため、さらに押し下げるとFPCホルダ9はコネクタ11にかぶさる。コネクタ11には誘い部12a、12bを有するコネクタカバー12がかぶさっているため、誘い部12a、12bの外側のテーパによりカバー部9bが誘われて、FPCホルダ9の位置とコネクタ11の位置がズレていてもスムーズに嵌合することができる。
【0037】
さらに、図4を用いてピックアップ5のFPC6のコネクタ11への接続について説明する。図4は、本発明の第1の実施の形態のFPCホルダ9とコネクタカバー嵌合前の状態を示す断面要部詳細図である。
【0038】
コネクタカバー12はコネクタ11にかぶさっており、コネクタカバー12の爪12dでコネクタ11に引っかかっている。コネクタカバー12の誘い部12a、12bの間には挿入口12cがあり、コネクタ11のFPC挿入部11aと一致している。また、コネクタカバー12の外形と挿入口12cの相対位置は、FPCホルダ9の内側とFPC6の挟持位置との相対位置は同じに設定されている。また、コネクタカバー12の外形はガイド部9b、挟持部9a、本体9iの内側の形状、大きさと同じにしている。よって、FPCホルダ9にコネクタカバー12が嵌合して行くに従い、FPC6の接続部6aとコネクタカバー12の挿入口12cの相対誤差を小さくなっていく。これにより、確実に接続部6aが誘い部12a、12bの内側のテーパに当接するようになる。よって、FPCホルダ9を押し込むと、接続部6aは誘い部12a、12bの内側のテーパにより挿入口12aに誘い込まれて、ついには挿入口12aに挿入される。以上のように、コネクタカバー12の誘い部12a、12bが、FPCホルダ9をコネクタカバー12に誘い込んで、さらにFPC6の接続部6aの倒れを吸収して、FPC6の接続部6aを確実にコネクタ11に接続することができる。
【0039】
また、FPCホルダ9の取付位置からコネクタ11へのFPC6接続完了時のFPCホルダ9の位置までの距離(押し込みストローク)に対して、取付部13a、13bのFPCホルダ9の位置決め長さ、爪13c、13dの爪の長さを短くして置く。これにより、FPCホルダ9をコネクタカバー12に押し込むと、FPCホルダ9は取付部13から完全離れて、ローディング動作をしても取付部13a、13b等に干渉することがなく、FPC6の接続部6aは制御P板10のコネクタ11に常に接続された状態となる。
【0040】
ところで、ピックアップ5のFPC6はシャーシ2の裏面に設けられた取付部13a、13bに固定されている。よって、組立工程内でFPC9が邪魔になることながない。また、決まった位置にFPC6の接続部6aが固定されるため、検査工程で自動機による電気的な接続が可能となる。また、シャーシ2の裏面に固定しているため、制御P板10への接続の際にシャーシ2の表側から押し込むだけで接続が可能で工数を削減できる。
【0041】
ここで、FPC6をFPCホルダ9でローディングベース15に固定することもできるが、そうするとシャーシ2のローディングベース15への組み込みまで間、FPC6はフリー状態で組立の邪魔になる。仮にシャーシ2のどこかに仮止めしておいても、ローディングベース15に固定し直す必要が有るため工数を削減することができない。
【0042】
また、FPC6は弾性を有するためその復元力(以下コシと称す)によって、常に真っ直ぐに戻ろうとしている。特にFPCホルダ9の付け根においては、90度に曲げられているため、型どりが確実にされていなければ、大きな力で真っ直ぐに戻ろうとしている。その力に打ち勝って、FPCホルダ9の挟持部9aは接続部6aをシャーシ2に対して略90度に立てている。しかしながら、FPCホルダ9が樹脂でできている為、常に力が加わっていると、次第に応力に対し降伏して行くためクリープを起こして挟持部9aが開いていく。そうすると接続部6aは90度から次第に倒れてしまい、誘い部12a、12bのテーパに誘われず、コネクタ11への接続がうまく行かなくなる。
【0043】
しかしながら、本発明の第1の実施の形態によれば、シャーシ2において、挟持部9aの外側にそれを支持する支持部14を設けて開くのを防ぎ、長時間放置しても接続部6aが倒れることなく、安定してコネクタ11への挿入を行うことができる。
【0044】
さらに、FPCホルダのガイド部9bはFPC6の接続部6aを覆っている。よって、組立中に接続部6aを傷つけることがない。また、ピックアップ5のレーザは静電気対して、弱く帯電している物に接続部6aが接触することにより、破壊されることがしばしばある。ローディングベース15等、ローディングの部材は樹脂でできている場合が多く帯電し易い。また、コネクタ11を扱う作業者も静電気を帯易く、組立途中にレーザを破壊することがしばしばあった。
【0045】
しかしながら、本発明の第1の実施の形態によれば、接続部6aはFPCホルダ9に囲われているため接続部6aが外部の物に触れ難くいため、静電気によりレーザの破壊を低減させることが可能である。
【0046】
次に、図5を用いてピックアップ5のFPC6のコネクタ11への接続状態について説明する。図5は、本発明の第1の実施の形態の情報記憶装置におけるFPCホルダ9とコネクタカバー12との嵌合状態を示す断面図である。なお解り良くするためFPC6は実際と異なり、FPCホルダ9から切り離して図示してある。
【0047】
FPCホルダ9において9e、9fは、FPC6の凸部6b、6cがそれぞれ係合する凹部である。凹部9e、9fの間の同じ高さ位置では、接続部6aの根元6dがFPCホルダ9の挟持部9aとガイド部9bとで挟まれる。また、同じ高さ位置にはコネクタ11とFPC6の接続状態において、コネクタカバー12の誘い部12a、12bがあり、誘い部12a、12bと、根元6dの挟持されている部分とが交互に並んでいる。そのすぐ下はコネクタ11があり、FPC6の接続部6aはコネクタ11のFPC挿入口11aの中に入り込む。
【0048】
ここで、制御P板10からシャーシ2までの高さを考える。図4に示すように、シャーシ2から制御P板10までの高さは、FPC6が屈曲して通るための隙間vと、FPCホルダ9の接続部6aの根元6dを挟持するため幅wと、コネクタカバー12の誘い部12a、12bの高さxと、コネクタ11の高さy等が必要になる。本発明の第1の実施の形態によれば、図5に示すように、FPCホルダ9の接続部6aの根元6dを挟持する部分と、コネクタカバー12の誘い部12aは交互に同じ高さの位置に設けられているため、幅wまたは高さxだけ低くすることができる。
【0049】
以上のようにシャーシ2の裏側側において、FPC6の接続部6aを取り付けることにより、トラバース単体状態でも線材が固定されて組み立てる際の邪魔にならない。またFPC6のコネクタ11への接続時に接続部6aを移動する必要がない。
【0050】
また、FPCホルダ6が、接続部6aを挟持してシャーシ2に対して垂直に立て、外側と内側とにテーパを持つ誘い部12a、12bを有するコネクタカバー12がコネクタ11にかぶせられているため、FPC6の接続部6aが確実にコネクタ11のFPC挿入口11aに入る。
【0051】
また、FPCホルダ9の内形状と、コネクタカバー12の外形状とを合わせているため、コネクタ11のFPC挿入口11aとFPC6の接続部6aとの位置を合わせることができ安定して、接続することができる。
【0052】
さらに、接続部6aの根元6dの挟持部分と誘い部12a、12bとを同じ高さに交互に配置することによって、高さを低くできる。
【0053】
さらに、FPC6の接続部6aがFPCホルダ6で囲まれているため、接続部6aが傷つくことを防止し、静電気を帯びた物品からピックアップ5に内蔵されたレーザを保護することができる。
【0054】
また、シャーシ2に挟持部9aの挟み込みが開くのを防止する支持部14を設けることにより、クリープによる変形を防止して長期間保存しても線材の倒れを防止してシャーシ2に対して略垂直に保持することがで、長期間放置されても安定してコネクタ11への接続が可能となる。
【0055】
また、FPCホルダ9のシャーシ2への取付を、取付部13a、13bの弾性的な爪13c、13dによって着脱可能に取り付け、その上のシャーシ2に孔2b、2cを設けることにより、孔2b、2cを通して、FPCホルダ9をコネクタカバー12押し込むことができ、簡単にFPC6とコネクタ11の接続が可能となる。さらに、FPC6の接続部6aを触ることがないので、ピックアップ5のレーザを破壊する恐れが減る。
【0056】
なお、本実施の形態においてはコネクタカバー12をコネクタ11にかぶせたが、コネクタ11に一体的に誘い部を設けて、FPCホルダ9の内形状をコネクタ11に合わせても良い。また、本実施の形態においては弾性的な爪13c、13dでFPCホルダ9を着脱可能に係合させたが、軽圧入で着脱可能に係合してもよく、また着脱可能であればその方法は問わない。
【0057】
また、本実施の形態ではシャーシ2側の取付部13a、13bに爪13c、13dを設けたが、FPCホルダ9に爪を設けても良く、着脱自在で有れば方法は問わない。
【0058】
また、本実施の形態では、ピックアップ5のFPC6について述べたが、スピンドルモータ3、トラバースモータ6等の線材についても同様に実施することができる。
【0059】
次に、本発明の第2の実施の形態の情報記憶装置について、図面を参照しながら説明していく。
【0060】
(実施の形態2)
図6は、本発明の第2の実施の形態の情報記憶装置の構成図を示している。図6において、102はトラバース部品を支持するシャーシである。シャーシ102には、保持手段のターンテーブル104を、軸に圧入したスピンドルモータ103が固定されている。また、シャーシ102には、1対のガイドシャフト107a、107bが固定されている。
【0061】
ガイドシャフト107a、107bは、互いに平行で、かつディスクを載置するターンテーブル104の面に平行に固定され、図示せぬディスクから情報を再生または記録する読取手段のピックアップ105を、ディスク半径方向に摺動自在に支持している。ピックアップ105は、送り手段であるトラバースモータ108により駆動力を受けて、移動できるように設けられている。また、ピックアップ105には、制御手段である制御P板110に接続するためのFPC106が設けれている。
【0062】
FPC106の先端の構成は、第1の実施の形態と同様であり、第1の実施の形態と同様にFPC106の先端にFPCホルダ109(図7参照)が取り付けられている。また、FPCホルダ109の形状も、第1の実施の形態と同様にFPC先端の接続部を囲む形状をしており、かつその内側はコネクタカバー112が嵌合するような形状、大きさになっている。
【0063】
FPC106は、シャーシ102に設けられた開口部102aを通して制御P板110に接続されている。この制御P板110には、FPC106と接続するコネクタ111と孔110a〜110fとが設けられている。制御P板110は孔110a〜110cでシャーシ102のボス102e〜102g(但し、102gは図6では隠れているため図示できず)に位置決めされ、孔110d〜110fにおいて、シャーシ102のボス102h〜102jにネジ止めされる。
【0064】
コネクタ111には、誘い部112a、112bを有するコネクタカバー112がかぶせられている。このコネクタ111とコネクタカバー112とが接続手段である。誘い部112a、112bは、コネクタ111のFPC挿入口111aを挟むように間隔を開けて並んでいる。また、誘い部112a及び112bの外側の対向面と、FPC挿入口111a側とがテーパ形状になっている。
【0065】
さらに、図7を用いて本発明の第2の実施の形態の構成を説明する。図7は本発明の第2の実施の形態を示す要部側面図である。
【0066】
シャーシ102には取付部113が設けられ、FPC6の先端を保持したFPCホルダ109が係合している。FPCホルダ109と取付部113とが係合手段である。また、シャーシ102には、制御P板110の孔110a〜110cに嵌合するボス102e〜102g(但し、102fは102eに重なるため図示せず)と、ネジ止めするためのボス102h〜102j(但し、102iは102hに重なるため図示せず)が設けられている。シャーシ102のボス102e〜102gと、制御P板110の孔110a〜110c(図6参照)の水平方向の位置を合わせると、図に示すように制御P板110上に設けられたコネクタカバー112(コネクタ111)と、FPCホルダ109(FPC6の先端接続部)との水平方向の位置がほぼ一致するよになっている。
【0067】
以上のように構成された情報記憶装置について、以下その基本動作について説明する。
【0068】
まず、スピンドルモータ103を回転させて、ターンテーブル104に載置された図示せぬディスクを回転させる。トラバースモータ108を回転させ、ガイドシャフト107a、107bにより、ディスク半径方向に摺動自在にガイドされたピックアップ105をディスク半径方向に送る。これにより、ピックアップ105をディスクの任意のトラック近傍に移動して、ディスクの任意のトラック上の情報を読み出す、または書き込むことができる。これらの動作はFPC等の線材を電気的に介して制御P板110により制御される。
【0069】
続いて、シャーシ102に制御P板110を取り付ける動作を説明する。まず、シャーシ102に設けられたボス102e〜102gを、制御P板110の孔110a〜110cに挿入していく。ボス102e〜102gと孔110a〜110cとは少し隙間を大きくしておき、制御P板110とシャーシ102との間に自由度をもたせておく。隙間は、FPCホルダ109とコネクタ111との位置の累積誤差以上、FPCホルダ109のガイド部109aのテーパ量とコネクタカバー112の外側のテーパ量との合計以下に設定している。
【0070】
ボス102e〜102gを孔110a〜110cに挿入してしていくと、それに従いコネクタカバー112の誘い部112a、112bの外側のテーパでFPCホルダ109が誘われ、コネクタカバー112にFPCホルダ109が嵌合していく。コネクタカバー112の外形とFPCホルダ109の内側との形状、大きさを同じにしているため、コネクタカバー112の外形がFPCホルダ109に嵌合して行くに従い、FPC106の接続部がFPC挿入口111aに近づいていく。これにより、確実に接続部106aが誘い部112a、112bの内側のテーパに当接するようになる。さらに、誘い部112a、112bの内側のテーパによりFPC6の先端はFPC挿入口111aに誘われ、ついにはコネクタ111に挿入される。
【0071】
また、制御P板110の孔110a〜110cとシャーシ102のボス102e〜102gとの間に隙間をもたせておくと共に、この隙間をFPCホルダ109とコネクタ111との位置の累積誤差以上、FPCホルダ109のガイド部109aのテーパ量とコネクタカバー112の外側のテーパ量との合計以下に設定することにより、ボス102e〜102gでFPCホルダ109にコネクタカバー112を導くと共に、コネクタ111に余計な力をかけることがない。
【0072】
以上のように、ピックアップ105のFPC106は、シャーシ102の裏面に設けられた取付部113に固定されていることにより、組立工程内のトラバース単体で取り扱いにおいてFPC9が邪魔になることながない。また、これにより検査工程で自動機による電気的な接続が可能となる。
【0073】
また、FPCホルダ109はFPC106の接続部を覆っている。よって、組立中に接続部106aを傷つけることがない。また、ピックアップ105に内蔵されたレーザは静電気対して弱く、帯電している物品に接続部106aが接触することにより、破壊されることがしばしばある。一方、ローディングベース等、ローディングの部材は樹脂でできている場合が多く帯電し易い。さらに、コネクタ111を扱う作業者も静電気を帯易く、組立途中にレーザを破壊することがしばしばあった。しかしながら、第2の実施の形態によれば、接続部106aはFPCホルダ109に囲われているため接続部106aが外部の物に触れ難くいため、静電気によりレーザの破壊を低減させることが可能である。また、制御P板110の孔110a〜110cにボス102e〜102fを挿入させることにより、FPC6を触れることなく、確実にFPC106に接続部がコネクタ111に接続される。これによりFPC6をつかむことなくFPC106のコネクタ111が可能となるため、さらに静電気によりレーザの破壊を低減させることが可能である。
【0074】
また、制御P板110の孔110a〜110cとシャーシ102のボス102e〜102gとの間に隙間をもたせておくと共に、この隙間をFPCホルダ109とコネクタ111との位置の累積誤差以上、FPCホルダ109のガイド部109aのテーパ量とコネクタカバー112の外側のテーパ量との合計以下に設定してある。これにより、ボス102e〜102gでFPCホルダ109にコネクタカバー112を導くと共に、コネクタ111に余計な力をかけることがない。
【0075】
なお、本実施の形態においては誘い部112a、112bを設けたコネクタカバー112をコネクタ111にかぶせたが、コネクタ111に一体的に誘い部を設けて、FPCホルダ109の内形状をコネクタ111に合わせても良い。
【0076】
また、本実施の形態では、ピックアップ105のFPC106について述べたが、スピンドルモータ103、トラバースモータ106等の線材についても同様に実施することができる。
【0077】
次に、本発明の第3の実施の形態の情報記憶装置について、図面を参照しながら説明していく。
【0078】
(実施の形態3)
図8は本発明の第3の実施の形態の情報記憶装置の部分詳細図を示している。図8において、206は図示せぬピックアップと制御P板210とを電気的に接続する結線部材であるFPCである。FPC206には、ピックアップのレーザに駆動電流を供給するLD駆動ライン206eと、LDGNDライン206fとが設けられている。FPC206のコネクタ211への接続部206a近傍において、LD駆動ライン206eにL字上の接点部材218が半田付けされ、またLGNDライン206fにはSWレバー217が半田付けされている。接点部材218、SWレバー217が短絡手段である。接点部材217、SWレバー217はリン青銅等の導通を持ち、かつ弾性的な材料でできている。FPC206のコネクタ211への挿入前、SWレバー217はそれ自身の弾性力により先端の接点部217bにおいて、接点部材218に接している。また、SWレバー217には、当接部217aが接続部206a方向にV字上にのびており、FPC206がコネクタ211に挿入された際、コネクタ211の上面211bに十分当接するように設けられている。
【0079】
以上のように構成された情報記憶装置について、以下その動作について説明する。
【0080】
FPC206のコネクタ211への挿入前、前述したようにSWレバー217はそれ自身の弾性力により先端の接点部217bにおいて、接点部材218に接している。これにより、LD駆動ライン206eとLDGNDライン206fとは短絡しており、静電気がレーザにかからないようになっている。FPC206の接続部206aをコネクタ211のFPC挿入口211aに挿入していくと、SWレバー217の当接部217aはコネクタ211に近づいていく。当接部217aは接続部206a側に十分飛び出しており、挿入が完了した時点で、コネクタ211の上面211bに当接し、上方向に押し上げられる。これにしたがい接点部217bも上方向に押し上げられ、接点部材218より離れる。これにより、FPC206のコネクタ211への接続完了時、レーザの短絡が開放されてレーザの駆動が可能となる。
【0081】
これと逆に、FPC206をコネクタ211から抜くと、コネクタ211の上面211bに当接していた当接部217aは開放され、それ自身弾性力により復帰して接点部217aは接点部材218に再び当接し、LD駆動ライン206eとLDGNDライン206fは短絡される。
【0082】
以上のように、FPC206の接続部206a近傍でLD駆動ライン206eとLDGNDライン206fとの間に、接点部材218とSWレバー217とによりスイッチを構成し、FPC206のコネクタ211への挿入状態において、コネクタ211の上面211bで当接部217aを押し上げるようにすることで、接続前にレーザを短絡し、接続時に開放することができる。これにより、FPC206のコネクタ211への挿抜動作だけでレーザの開放/短絡ができ、レーザの開放/短絡作業が不要になる。よって、自動化が容易になるとともにレーザショートの開放忘れによる不良、修理・改造時の短絡忘れによるレーザの静電気破壊を防止することが可能となる。
【0083】
なお、本発明の実施の形態では、2つの部品を使用してSWを構成したが、ユニット化されたノーマルCLOSEのスイッチを使用してもよい。
【0084】
また、スイッチの検出部である当接部がコネクタ上面に当接して、短絡を開放したが、第1、2の実施の形態で示したしたコネクタホルダに当接してもよく、またコネクタに凸部を出しておい当接させてもてもよく、さらに制御P板上の別の部材でもよく、その方法は限らない。
【0085】
また、本発明の実施の形態では、FPC上に短絡手段を設けたが、ピックアップ上にFPCとの接続手段と短絡手段とを設け、さらにFPC上に当接部を設けて、ピックアップへのFPCの接続時にFPCの当接部で、短絡手段を開放しても同様の効果が得られる。
【0086】
また、本実施の形態では、弾性的にON、OFFするスイッチをFPC上に構成したが、一度接続した後に修理等で抜くことが無い場合、短絡手段が復帰しない構成をとっても構わない。
【0087】
なお、本発明の第1、第2の実施の形態は、ディスクの再生または録再装置を示したが、シャーシ上を可動する可動手段とその制御手段の結線をするもで、あれば同様の効果がえられる。
【0088】
また、本発明の第3の実施の形態は、ディスクの再生または録再装置を示したが、静電気に弱い部品を搭載した装置であれば、同様の構成で同様の効果が得られる。
【0089】
【発明の効果】
以上のように本発明は、情報記憶媒体を保持する保持手段と、情報記憶媒体の情報を再生または記録の少なくとも何れか一方をする読取手段と、読取手段の情報記憶媒体に対する位置を変える送り手段と、読取手段と、保持手段と、送り手段とを指示するシャーシと、保持手段、読取手段、送り手段のそれぞれの動作を制御する制御手段と、保持手段、読取手段、送り手段の少なくとも何れかと制御手段とを電気的に結ぶ結線手段と、結線手段の一端に設けられ接続部と制御手段とを挿抜可能に接続する接続手段とを備え、接続手段に対向する位置であって、シャーシに関し情報記憶媒体の反対側に、接続部をシャーシに係合させる係合手段とを備え、係合手段が係合手段またはシャーシの何れかに設けられた弾性的な爪または軽圧入の何れかによって着脱可能にシャーシに係合し、シャーシの係合手段に対応する位置に孔が備えられており、シャーシの情報記憶媒体側から孔を通して係合手段を押すと、係合手段がシャーシより分離することができる情報記憶装置である。
【0090】
これにより、線材が固定されて組立時に邪魔にならず、かつ簡単に制御手段に設けられたコネクタへの接続ができ、
トラバース単体状態でも線材が固定されて組立時に邪魔にならず、かつ簡単に制御手段に設けられたコネクタへの接続ができる。
【0091】
また、結線手段が平板状の柔軟性のある線材であり、係合手段が接続部の近傍を挟んで支持する挟持部を有し、挟持部が接続部をシャーシに対して略垂直に保持することにより、より安定して接続手段への接続が可能となる。
【0092】
さらに、ローディングベースに制御手段を設けた場合でも、容易に、係合手段の接続手段への接続が可能となる。また、接続の際に人が線材を接触しないため、静電気によるピックアップのレーザの破壊を低減することが可能となる。
【0093】
さらに、シャーシに挟持部の挟み込みが開くのを防止する支持手段を設けることにより、クリープによる変形を防止して長期間保存しても線材の倒れを防止してシャーシに対して略垂直に保持することができ、長期間放置されても安定して接続手段への接続が可能となる。
【0094】
さらに、接続手段の外側にガイド部を案内するテーパを、結線手段の接続部を接続手段の挿入口に案内するテーパを接続手段の内側に有する誘い部を備え、誘い部と係合手段の挟持部がシャーシに対し同じ高さで交互に並べることにより、高さを増やすことなく、より確実に結線手段の接続部を接続手段に接続することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の情報記憶装置の構成図
【図2】本発明の第1の実施の形態の情報記憶装置の裏側から見た構成図
【図3】本発明の第1の実施の形態の情報記憶装置の側面図
【図4】本発明の第1の実施の形態の情報記憶装置におけるFPCホルダとコネクタカバー嵌合前の状態を示す断面詳細図
【図5】本発明の第1の実施の形態の情報記憶装置におけるFPCホルダとコネクタカバー嵌合状態を示す断面詳細図
【図6】本発明の第2の実施の形態の情報記憶装置の構成図
【図7】本発明の第2の実施の形態の情報記憶装置の側面図
【図8】本発明の第3の実施の形態の情報記憶装置の部分詳細図
【図9】従来の情報記憶装置の構成図
【符号の説明】
2、102 シャーシ
102e、102f、102g ボス
102h ボス
3、103 スピンドルモータ
4、104 ターンテーブル
5、105 ピックアップ
6、106、206 FPC
6a、206a 接続部
6b、6c 凸部
6d 根元
206e LD駆動ライン
206f LDGNDライン
7a、107a ガイドシャフト
7b、107b ガイドシャフト
8、108 トラバースモータ
9、109 FPCホルダ
9a 挟持部
9b ガイド部
9c、9d 凸部
9e、9f 凹部
9g フック
9h ヒンジ部
9i 本体
10、110、210 制御P板
110a、110b、110c 孔
110d、110e、110f 孔
11、111、211 コネクタ
11a、111a、211a FPC挿入口
211b 上面
12、112 コネクタカバー
12a、112a 誘い部
12b、112b 誘い部
12c 挿入口
12d 爪
13a、13b、113 取付部
13c、13d 爪
14 支持部
15 ローディングベース
16a、16b ネジ
217 SWレバー
217a 当接部
217b 接点部
218 接点部材

Claims (3)

  1. 情報記憶媒体を保持する保持手段と、前記情報記憶媒体の情報を再生または記録の少なくとも何れか一方をする読取手段と、前記読取手段の前記情報記憶媒体に対する位置を変える送り手段と、前記読取手段と前記保持手段と前記送り手段とを支持するシャーシと、前記保持手段と前記読取手段と前記送り手段のそれぞれの動作を制御する制御手段と、前記保持手段と前記読取手段と前記送り手段の少なくとも何れかと前記制御手段とを電気的に結ぶ結線手段と、前記結線手段の一端に設けられた接続部と前記制御手段とを挿抜可能に接続する接続手段と、前記接続手段に対向する位置であって、前記シャーシに関し前記情報記憶媒体の反対側に、前記接続部を前記シャーシに係合させる係合手段とを備え、前記係合手段が前記係合手段または前記シャーシの何れかに設けられた弾性的な爪または軽圧入の何れかによって前記シャーシに係合し、前記シャーシの前記係合手段近傍に孔が備えられており、前記シャーシの前記情報記憶媒体側から前記孔を通して前記係合手段を押すと、前記係合手段の一部または全体が前記シャーシより分離することを特徴とする情報記憶装置。
  2. 前記結線手段が平板状の柔軟性のある線材であり、前記係合手段が前記接続部の近傍を挟んで支持する挟持部を有し、前記挟持部が前記接続部を前記シャーシに対して略垂直に保持し、前記シャーシに前記係合手段を係合させた際、前記シャーシにおいて前記挟持部の外側に前記挟持部が開くのを防止する支持手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の情報記憶装置。
  3. 前記係合手段に前記接続部を囲うガイド部を備え、前記ガイド部の内側の形状が前記接続手段の外側の形状と略同じで、前記係合手段に前記接続手段が係合する際、前記結線手段が前記接続手段の挿入口に対して位置決めされ、
    前記接続手段は、前記ガイド部を案内するテーパを外側に有し、かつ前記接続部を前記挿入口に案内するテーパを内側に有する誘い部を備え、
    前記誘い部と前記挟持部とが、前記シャーシに対し同じ高さで交互に並んでいることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報記憶装置。
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