JP3529331B2 - 携帯電話端末装置 - Google Patents

携帯電話端末装置

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JP3529331B2 JP2000190107A JP2000190107A JP3529331B2 JP 3529331 B2 JP3529331 B2 JP 3529331B2 JP 2000190107 A JP2000190107 A JP 2000190107A JP 2000190107 A JP2000190107 A JP 2000190107A JP 3529331 B2 JP3529331 B2 JP 3529331B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着信に対して応答
不可とする機能を有する携帯電話端末装置に係わり、特
に、運転中の着信に対して応答不可とする機能(以下、
「応答不可機能」と記す)を有する携帯電話端末装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】現在、車を運転中の者が携帯電話端末装
置を使用することは禁止されており、従来より携帯電話
端末装置は応答不可機能を有している。ユーザは運転開
始前に必ず特定の操作を行ない該機能を起動する必要が
あり、一方、運転終了後に通常の機能に戻す場合には、
上記同様に特定の操作を行ない該機能を停止する必要が
あった。図10は従来の携帯電話端末装置のブロック図
を示したもので、この図において上記特定の操作は応答
不可機能設定キー16を押下することに相当する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来技術では、ユーザは運転開始前に必ず前記応答不可
機能を起動するために特定の操作を行なうことが必要で
あるが、しばしばこの操作を行なうことを忘れる場合あ
る。この場合は該機能が起動せず、そのため、ユーザは
運転中の着信に対して応答するために携帯電話端末装置
を操作する状況が生じて、運転行為に専念することがで
きず非常に危険である。本発明は、上記問題点に鑑みて
なされたもので、ユーザが乗車時のキーレスエントリ用
キーによるドア開時の操作に連動して該機能を起動し
て、運転中の着信に対して応答するために携帯電話端末
装置を操作することを防止し、一方、降車時のキーレス
エントリ用キーによるドア閉時の操作に連動して該機能
を停止して、通常の機能に戻して使用することができる
携帯電話端末装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、電話の着信に対して応答できない旨を自動送出する
応答不可機能を有する携帯電話端末装置において、車の
キーレスエントリ用キーがドア開閉時に送出する無線信
号の周波数を検出する周波数検出手段と、前記周波数検
出手段により検出された周波数を記憶する記憶手段と、
乗車時のドア開時にキーレスエントリ用キーから送出さ
れる無線信号の前記周波数と、前記記憶手段に記憶され
た周波数とが一致した場合は前記応答不可機能を起動
し、一方、降車時のドア閉時にキーレスエントリ用キー
から送出される無線信号の前記周波数と、前記周波数メ
モリ部に記憶された周波数とが一致した場合は前記応答
不可機能を停止するキー連動応答不可制御手段と、前記
応答不可機能の起動及び停止を報知する報知手段とを具
備することを特徴とする。
【0005】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、前記周波数検出手段は、前記キーレスエ
ントリ用キーがドアの開閉時に送出する無線信号を受信
するためのアンテナと、前記受信した無線信号を中間周
波数に変換するキー周波数受信無線部と、前記中間周波
数変換のための局部発振周波数を発生する周波数シンセ
サイザ部と、前記中間周波数の信号レベルに比例した電
圧値を出力する復調部と、前記電圧値が規定値以上であ
ることを検出して検出信号を出力する受信レベル検出部
と、前記検出信号に基づいて前記無線信号の周波数を判
定する周波数判定部とを備え、前記周波数シンセサイザ
部は前記局部発振周波数を順次変化させて前記無線信号
の周波数をスキャンすることを特徴とする。
【0006】請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、前記報知手段は、バイブによる振動又は
サウンダによる音からなる報知形態であることを特徴と
する請求項1に記載の携帯電話端末装置。
【0007】請求項4に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、前記記憶手段は、前記キーレスエントリ
用キーがドア開閉時で送出する無線信号の周波数が相違
する場合は周波数メモリ部にドア開時とドア閉時の二つ
の周波数を記憶することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態
による携帯電話端末装置のブロック図である。はじめ
に、この図における従来技術の構成部分について説明す
る。1は無線信号を送受信するアンテナ、2はアンテナ
1で送受信を行なう無線信号を変復調するTRX無線
部、3はTRX無線部で変復調を行なう音声データ及び
その他のデータ信号を符号化及び復号化するベースバン
ド処理部、4はTRX無線部2の変復調で中間周波数変
換を行なうための局部発信周波数を発生する周波数シン
セサイザ部、5は前記局部発信周波数を制御してTRX
無線部2の送受信周波数を決定する周波数決定部51の
機能(周波数決定部51)並びに本装置の他の制御を行
なう機能を有するMCPU(中央演算処理部)である。
このMCPU5の機能の詳細については、必要に応じて
後述する。又、ベースバンド処理部3には受信した音声
を出力するためのレシーバ(受話部)7及び音声を入力
するためのマイク(送話部)8が接続されている。
【0009】他方、6は本装置の各部に電源を供給する
電源部、9は電話番号、時計及び通話可能圏内/圏外等
の各種設定入力状態を表示する表示部、10はユーザが
操作する複数の数字キーから成る番号ボタン11の入力
状態を認識してMCPU5に伝達するユーザIF部、1
2は他のコンピュータ機器とデータ通信を行なうための
接続端子を有するデータ通信IF部、13は音又は振動
により装置の各種設定状態をユーザに報知する機能を制
御するためのドライバ部、14は上記振動による報知機
能を担うバイブ(振動モータ)、15は上記音による報
知機能を担うサウンダ(スピーカ)である。又、16は
マニュアル操作で運転中応答不可通知機能の起動及び解
除を行なうための運転中応答不可通知機能設定キーで、
17は上記キー操作を認識しMCPU5に伝達するキー
制御部、18は必要に応じて電話番号と名前を記憶する
電話帳、19はMCPU5を動作させるための基準クロ
ックを発生するクロック回路である。
【0010】次に、この図における本発明の構成部分に
ついて説明する。20はキー連動応答不可機能を開始又
は終了するためのキー連動応答不可機能設定キーで、2
1はキーレスエントリ用キーが送出する無線信号を受信
するアンテナ、22はアンテナ21で受信した無線信号
をMCPU5が制御する周波数シンセサイザ4の局部発
振周波数により中間周波数に変換するキー周波数RX無
線部、23は前記変換された中間周波数を復調してその
信号レベルに比例した電圧値を出力する復調部、24は
前記電圧値が規定値(閾値)以上であることを検出する
ことにより、アンテナ21で受信した無線信号の信号レ
ベルが所要強度以上であることを示す信号を出力する受
信レベル検出部である。25は前記受信レベル検出部2
4の信号を受けてMCPU5の周波数決定部51が制御
する周波数シンセサイザ部4の局部発振周波数を確認す
ることにより前記無線信号の周波数を検知する周波数判
定部で、26はMCPU5の制御により、必要に応じて
周波数判定部25が検知した周波数を記憶しておくため
の周波数メモリ部である。又、この周波数メモリ部26
には応答不可機能の起動及び停止時の報知形態が記憶さ
れる。
【0011】以下、本実施の形態の動作について図2及
び図3を参照して説明する。ここでは、ドア開閉時のキ
ーレスエントリ用キーの送出する無線信号の周波数(以
下、「キー周波数」と呼ぶ)が同一である場合について
説明する。図2はキー周波数を周波数メモリ部26に記
憶する動作を示すフローチャート、図3はキー連動応答
不可機能の動作を示すフローチャートである。まず、図
2のキー周波数を周波数メモリ部26に記憶する動作に
ついて説明する。通常モードにおいては(S201)、
キー連動応答不可機能設定キー20の入力待ち状態であ
り(S202)、ここで該設定キー20が押下されると
(Yes)、その情報はキー制御部17を介してMCP
U5に報告される。MCPU5は表示部9に確認のため
のメッセージ「キー連動応答不可機能を開始する?」成
る表示を行ない、ユーザによる判断操作を促してキー操
作の入力待ち処理となる(S203)。ステップS20
3でユーザが番号ボタン11等の操作を行なうことによ
って該機能を開始する旨の判断があった場合は(Ye
s)、MCPU5は周波数シンセサイザ部4の局部発信
周波数を切り換えてキー周波数をスキャンする(S20
4)。
【0012】尚、ステップS202で該機能設定キーが
押下されない場合はステップS202の判断処理に留ま
る。又、ステップS203でユーザが該機能を開始しな
い(終了する)旨の判断が合った場合は(No)、ステ
ップS202の判断処理に戻る。
【0013】ステップS204でキー周波数のスキャン
が開始されると、MCPU5はクロック回路19を使用
して、タイマーのカウントUPを開始し(S205)、
タイマーのカウントが特定の時間T秒以下であるかどう
か判断する(S206)。ステップS206でタイマー
のカウントが特定の時間T秒以下の場合は(Yes)、
受信レベル検出部24の出力から、キー周波数のスキャ
ン可否を判断する(S207)。ステップS207でキ
ー周波数のスキャンが可(OK)であった場合(Ye
s)、すなわち、ドア開閉時のキー周波数を受信レベル
検出部24で検出できた場合、MCPU5は表示部9に
確認のためのメッセージ「キー周波数を登録する?」成
る表示を行ない、ユーザによる判断操作を促してキー操
作の入力待ち処理となる(S208)。ステップS20
8でユーザが番号ボタン11等の操作を行なうことによ
って該周波数を登録する旨の判断があった場合は(Ye
s)、周波数判定部25はMCPU5の周波数決定部5
1により周波数シンセサイザ部4が発生した局部発振周
波数を確認する。MCPU5は、前記確認した周波数を
キー周波数としてキー周波数メモリ部26に記憶する
(S209)。又、この時応答不可機能の起動及び停止
時の報知形態も併せて該メモリ部26に記憶する(S2
09)。ステップS209の動作実行後は通常モードに
戻る(S210)。
【0014】尚、ステップS206でタイマーのカウン
トが特定の時間T秒より大きな場合は(No)、ステッ
プS202の判断処理に戻り、ステップS207でキー
周波数のスキャンが否(NG)であった場合は(N
o)、ステップS206の判断処理に戻る。又、ステッ
プS208でユーザがキー周波数を登録しない旨の判断
があった場合は(No)、ステップS202の判断処理
に戻る。
【0015】次に、図3のキー連動応答不可機能の動作
について説明する。通常モードにおいては(S30
1)、ドア開閉時のキー周波数のスキャン待ち状態であ
り(S302)、この時ユーザがドア開時のためにキー
レスエントリ用キーを操作すると、キー周波数のスキャ
ンを行ない周波数判定部25でキー周波数が検出され
る。ここでMCPU5は、この検出された周波数と周波
数メモリ部26に記憶されたキーの周波数とを比較し、
その結果、双方の周波数が一致したと判断した場合(Y
es)、周波数メモリ部26に記憶されている応答不可
機能の起動時の報知形態に応じてドライバ部13を動作
させ、バイブ14の振動又はサウンダ15の音によって
ユーザに該機能の起動を報知すると共に(S303)、
該機能を起動する(S304)。尚、S302で双方の
周波数が一致しないと判断した場合は(No)、S30
2の判断処理に戻る。
【0016】更に、MCPU5は該機能を起動した後、
クロック回路19を使用して、タイマーのカウントUP
を開始し(S305)、タイマーのカウントが特定の時
間P秒以下であるかどうか判断する(S306)。ステ
ップS306でタイマーのカウントが特定の時間P秒以
下の場合は(Yes)、キー連動応答不可機能設定キー
20力が無いかどうかを判断し(S307)、該設定キ
ー20の入力が無い場合には、ドア開閉時のキー周波数
のスキャン待ち状態となる(S308)。この時ユーザ
がドア閉時のためにキーレスエントリ用キーを操作する
と、キー周波数のスキャンを行ない周波数判定部25で
キー周波数が検出される。ここでMCPU5は、この検
出された周波数と周波数メモリ部26に記憶されたキー
の周波数とを比較し、その結果、双方の周波数が一致し
たと判断した場合(Yes)、周波数メモリ部26に記
憶されている応答不可機能の停止時の報知形態に応じて
ドライバ部13を動作させ、バイブ14の振動又はサウ
ンダ15の音によってユーザに該機能の停止を報知する
と共に(S309)、該機能を停止する(S310)。
ステップS310で該機能の停止の後、通常モードに戻
る(S311)。
【0017】尚、ステップS306でタイマーのカウン
トが特定の時間P秒より大きな場合は(No)、ステッ
プS309の処理に移行し、一方、ステップS307で
キー連動応答不可機能設定キーの入力がある場合は(N
o)、ステップS310の処理に移行する。又、ステッ
プS308で双方の周波数が一致しないと判断された場
合は(No)、ステップS303の判断処理に戻る。
【0018】次に本発明の他の実施の形態の動作を図1
の構成について図4〜図8を参照して説明する。図4〜
図8は、ドア開閉時のキー周波数が同一である場合と相
違する場合の双方に対応する動作を示すフローチャート
であり、図4〜図7はキー周波数を周波数メモリ部26
に記憶する動作を示すフローチャート、図8はキー連動
応答不可機能の動作を示すフローチャートである。ま
ず、図4〜図7のキー周波数を周波数メモリ部26に記
憶する動作について説明する。尚、ステップS401〜
S403までは上述した図2のステップS201〜ステ
ップS203と同じ動作である。ステップS403で
「Yes」の場合、MCPU5は表示部9に「キーレス
エントリ用キーの周波数はドアロック解除時と施錠時で
相違する?」成る表示を行ない、ユーザによる判断操作
を促してキー操作の入力待ち処理となる(S404)。
ステップS404でユーザが番号ボタン11等の操作に
よって該周波数は相違する旨の判断があった場合(Ye
s)、ステップS405以降の処理に移行する。尚、ス
テップS405〜S408の動作は、図2の204〜ス
テップS207と同一である。
【0019】上記ステップS408で、キーレスエント
リ用キーが送出する無線信号の周波数のスキャンが可
(OK)であった場合(Yes)、すなわち、ドア開時
のキー周波数を受信レベル検出部24で検出できた場
合、MCPU5は表示部9に確認のためのメッセージ
「キー周波数をドア開時として登録する?」成る表示を
行ない、ユーザによる判断操作を促してキー操作の入力
待ち処理となる(S409)。ステップS409でユー
ザが番号ボタン11等の操作を行なうことによってキ該
周波数を登録する旨の判断があった場合は(Yes)、
周波数判定部25はMCPU5の周波数決定部51によ
り周波数シンセサイザ部4が発生した局部発振周波数を
確認する。MCPU5は、前記確認した周波数をドア開
時のキー周波数としてキー周波数メモリ部26に記憶す
る(S410)。又、この時応答不可機能の起動時の報
知形態も併せて該メモリ部26に記憶する(S41
0)。
【0020】ステップS410の動作の後は、図5のス
テップS512の動作に移行し、MCPU5は表示部9
に「ドア閉時のキー周波数を登録する?」成る表示を行
ない、ユーザによる判断操作を促してキー操作の入力待
ち処理となる(S512)。ステップS512でユーザ
が番号ボタン11等の操作を行なうことによって該周波
数を登録する旨の判断があった場合(Yes)、MCP
U5はクロック回路19を使用して、タイマーのカウン
トUPを開始し(S513)、タイマーのカウントが特
定の時間U秒以下であるかどうか判断する(S51
4)。ステップS514でタイマーのカウントが特定の
時間U秒以下の場合は(Yes)、受信レベル検出部2
4の出力信号から、キーの周波数のスキャン可否を判断
する(S515)。ステップS515でキーの周波数の
スキャンが可(OK)であった場合(Yes)、すなわ
ち、ドア閉時のキー周波数を受信レベル検出部24で検
出できた場合、周波数判定部25はMCPU5の周波数
決定部51により周波数シンセサイザ部4が発生した局
部発振周波数を確認し、MCPU5は、前記確認した周
波数がステップS410で周波数メモリ部26に記憶さ
れたドア開時のキー周波数と相違するかどうかの判断を
行なう(S516)。ステップS516で双方の周波数
が相違していると判断された場合は、MCPU5は、前
記確認した周波数をドア閉時のキー周波数としてキー周
波数メモリ部26に記憶する(S517)。又、この時
応答不可機能の停止時の報知形態も併せて該メモリ部2
6に記憶する(S517)。
【0021】尚、ステップS512でユーザが該周波数
を登録しない旨の判断があった場合(No)、又はステ
ップS206でタイマーのカウントが特定の時間T秒よ
り大きな場合(No)、あるいはステップS516で双
方の周波数が同一であると判断された場合(No)の何
れの場合も、MCPU5はドア開時と閉時のキー周波数
が同一としてキー周波数メモリ部26に記憶(S51
8)。又、この時応答不可機能の起動及び停止時の報知
形態も併せて該メモリ部26に記憶する(S518)。
ステップS517又はステップS518の動作実行後は
通常モードに戻る(S519)。
【0022】一方、ステップS409でユーザが番号ボ
タン11等の操作を行なうことによって該周波数を登録
しない旨の判断があった場合は(No)、周波数判定部
25はMCPU5の周波数決定部51により周波数シン
セサイザ部4が発生した局部発振周波数を確認する。M
CPU5は、前記確認した周波数をドア閉時のキー周波
数としてキー周波数メモリ部26に記憶する(S41
1)。又、この時応答不可機能の停止時の報知形態も併
せて該メモリ部26に記憶する(S411)。ステップ
S411の動作実行後は、図6のステップS612の動
作に移行する。図6のステップS612〜S619動作
は、上述した図5のステップS512〜S519におい
て「開」は「閉」に、「閉」は「開」に、又、「起動」
は「停止」に、「停止」は「起動」にそれぞれ読み換え
た場合と同一である。又、ステップS404でユーザが
番号ボタン11等の操作を行なうことによって該周波数
が同一である旨の判断があった場合(No)、図7のス
テップS701〜S707の動作に移行する。この動作
については、図2のステップS204〜ステップS21
0の動作と同一である。
【0023】次に、図8のキー連動応答不可機能の動作
について説明する。該機能の動作は、図3の動作におい
てステップS302及びステップS308の「キー周波
数」成る部分が、ステップS802は「ドア開時のキー
周波数」に、ステップS808は「ドア閉時のキー周波
数」に置き換わる以外は同一であり、ステップS801
〜S811の動作はステップS301〜S311の動作
に対応する。尚、ドア開閉時のキー周波数が同一である
場合には、該機能の動作は図3の動作と完全に同一であ
る。
【0024】又、本実施の形態ではアンテナ21及びキ
ーレスキーRX無線部22が従来技術の構成部分である
アンテナ1及びTRX無線部2と独立して構成している
場合について説明したが、本発明はこれに限るものでは
ない。例えば、アンテナ21とアンテナ1、キー周波数
RX無線部22とTRX無線部2をそれぞれ共用して共
用して図10に示すような構成にしても良い。又、応答
不可機能の起動及び停止時の報知形態は、該機能の起動
時と停止時で同一でも、あるいは相違でも良く、特に後
者の場合には、ユーザが該機能の状態を容易に認識する
ことができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の携帯電話
端末装置によれば、乗車時のキーレスエントリ用キーに
よるドア開時の操作に連動して応答不可機能が起動する
ため、ユーザは該機能を起動するための操作の必要がな
くなる。これにより、運転中の着信に対する該端末装置
の操作の排除を確実に行うことができ、ユーザを運転行
為に専念させて安全運転の励行に寄与することができ
る。一方、降車時のキーレスエントリ用キーによるドア
閉時の操作に連動して該機能が停止するため、以後、ユ
ーザは通常の機能で該端末装置を使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態による携帯電話端末装置
のブロック図である。
【図2】 ドア開閉時のキー周波数が同一である場合の
キー周波数を周波数メモリ部26に記憶する動作を示す
フローチャートである。
【図3】 ドア開閉時のキー周波数が同一である場合の
キー連動応答不可機能の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】 ドア開閉時のキー周波数が同一である時と相
違する時の双方に対応する場合のキー周波数を周波数メ
モリ部26に記憶する動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】 ドア開閉時のキー周波数が同一である時と相
違する時の双方に対応する場合のキー周波数を周波数メ
モリ部26に記憶する動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】 ドア開閉時のキー周波数が同一である時と相
違する時の双方に対応する場合のキー周波数を周波数メ
モリ部26に記憶する動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】 ドア開閉時のキー周波数が同一である時と相
違する時の双方に対応する場合のキー周波数を周波数メ
モリ部26に記憶する動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】 ドア開閉時のキー周波数が同一である時と相
違する時の双方に対応する場合のキー連動応答不可機能
の動作を示すフローチャートである。
【図9】 本発明の他の実施の形態による携帯電話端末
装置のブロック図である。
【図10】 従来技術による携帯電話端末装置のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
4 周波数シンセサイザ部 14 バイブ 15 サウンダ 21 アンテナ 22 キー周波数受信無線部(キー周波数RX無線部) 23 復調部 24 受信レベル検出部 25 周波数判定部 26 周波数メモリ部 51 周波数決定部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/00 H04M 1/24 - 1/253 H04M 1/58 - 1/62 H04M 1/66 - 1/82 H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38 H04Q 9/00 - 9/16 B60R 25/00 - 25/10 B60R 27/00 E05B 1/00 - 75/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話の着信に対して応答できない旨を自
    動送出する応答不可機能を有する携帯電話端末装置にお
    いて、 車のキーレスエントリ用キーがドア開閉時に送出する無
    線信号の周波数を検出する周波数検出手段と、 前記周波数検出手段により検出された周波数を記憶する
    記憶手段と、 乗車時のドア開時にキーレスエントリ用キーから送出さ
    れる無線信号の前記周波数と、前記記憶手段に記憶され
    た周波数とが一致した場合は前記応答不可機能を起動
    し、一方、降車時のドア閉時にキーレスエントリ用キー
    から送出される無線信号の前記周波数と、前記周波数メ
    モリ部に記憶された周波数とが一致した場合は前記応答
    不可機能を停止するキー連動応答不可制御手段と、 前記応答不可機能の起動及び停止を報知する報知手段と
    を具備することを特徴とする携帯電話端末装置。
  2. 【請求項2】 前記周波数検出手段は、前記キーレスエ
    ントリ用キーがドアの開閉時に送出する無線信号を受信
    するためのアンテナと、前記受信した無線信号を中間周
    波数に変換するキー周波数受信無線部と、前記中間周波
    数変換のための局部発振周波数を発生する周波数シンセ
    サイザ部と、前記中間周波数の信号レベルに比例した電
    圧値を出力する復調部と、前記電圧値が規定値以上であ
    ることを検出して検出信号を出力する受信レベル検出部
    と、前記検出信号に基づいて前記無線信号の周波数を判
    定する周波数判定部とを備え、前記周波数シンセサイザ
    部は前記局部発振周波数を順次変化させて前記無線信号
    の周波数をスキャンすることを特徴とする請求項1記載
    の携帯電話端末装置。
  3. 【請求項3】 前記報知手段は、バイブによる振動又は
    サウンダによる音からなる報知形態であることを特徴と
    する請求項1に記載の携帯電話端末装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は、前記キーレスエントリ
    用キーがドア開閉時で送出する無線信号の周波数が相違
    する場合は周波数メモリ部にドア開時とドア閉時の二つ
    の周波数を記憶することを特徴とする請求項1記載の携
    帯電話端末装置。
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