JP3475734B2 - 制御基盤 - Google Patents

制御基盤

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は制御基盤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、燃焼装置や給湯装置等の装置にお
いては、その制御基盤にメモリーの1つとして不揮発性
の書き換え可能なメモリ、例えばEEPROMが用いら
れたものがある。この場合、前記EEPROMには、燃
焼時間、燃焼回数、COセンサ使用時間等の積算デー
タ、その他、その基盤に固有のデータを書き込むように
している。そして前記EEPROM搭載機種において
は、従来、アフターサービスでの基盤の交換に際して
は、前記EEPROMが保有するデータを承継するため
に、2つの方法が行われていた。その1つとして、EE
PROMを着脱式とするものがある。即ち、故障した制
御基盤から、EEPROMを搭載したサブ基盤を外し、
アフターサービスで提供された新しい制御基盤に取り付
けることで、もとの給湯器に固有のデータを交換した新
しい制御基盤に受け継がせる交換方法である。もう1つ
の方法は、メンテナンスモニタを用いて、サービスマン
等が元の制御基盤のEEPROMの記憶内容を一旦読み
だして、これを別紙に記録した後、アフターサービスで
新しく提供された制御基盤に書き込む方法である。とこ
ろが、上記着脱式とするものにおいては、故障した制御
基盤からEEPROMを搭載したサブ基盤を取り外し
て、新しい制御基盤に取り付ける作業が現場において工
数がかかり面倒であるという問題や、サブ基盤をメイン
基盤に着脱式に構成しておく必要があることからコスト
高になるという問題があった。また、上記メンテナンス
モニタを用いるものにおいては、作業員がメンテナンス
モニタで読んだデータを一旦別の紙等に記録する作業が
必要であり、さらにその後新しい制御基盤に書き込む作
業が必要となるなど、やはり面倒であるという問題があ
った。その一方、新しい制御基盤に対してそのような元
の制御基盤における固有のデータを書き込まない場合に
は、その新しい制御基盤に取り換えた給湯器の運転を行
う際に、これまで使用してきた給湯器の実績データない
し固有データが生かされない問題が生じる。このため、
本出願人は、特願平9−123083号において、故障した制
御基盤とこれに代わって使用しようとする新しい制御基
盤とをケーブルで直接に接続することで、故障した制御
基盤の固有のデータを新しい制御基盤に転送して記憶さ
せるようにした制御基盤を提供した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記故障し
た制御基盤から新しい制御基盤へ固有データを転送する
ことができるようにした制御基盤において、その制御基
盤が、併せて、自己が組み込まれる装置における運転動
作異常や接続異常等、種々の異常を検知する手段を保有
している場合には、前記固有のデータの転送作業中に、
固有データの受信以外に、新しい制御基盤における異常
を検出し、記憶してしまうという問題があった。即ち、
図5に示すように、前記故障した制御基盤とアフタサー
ビスされる新しい制御基盤とがケーブルで接続され、デ
ータの転送のために電源等が供給せられると(ステップ
S1)、データの転送とは別に、前記新しい制御基盤に
おいて装置としての異常の有無のチェック動作が開始せ
られる(ステップS2)。そしてその際、その新しい制
御基盤には未だ装置の各負荷が接続されていないことか
ら、新しい制御基盤は装置に負荷の異常があると検出し
てしまう(ステップS3でイエス)。そして更に異常を
検出した場合には、その異常をエラーコード等で表示し
(ステップS4)、且つ異常をエラーコード等により履
歴として記憶(ステップS5)してしまう。上記のよう
にして、故障した制御基盤に代わる新しい制御基盤が、
未だ装置に組み込まれていない状態において前記のよう
な異常を検知し、それを記憶してしまうと、その新しい
制御基盤が装置に組み込まれた後において、装置の運転
が正常に行えないという問題が生じる。
【0004】そこで本発明は、上記従来の制御基盤にお
ける問題を解消し、故障した制御基盤から新しい制御基
盤へ固有データを転送することができるようにした制御
基盤において、データの転送作業中に、未だ負荷が接続
されていない新しい制御基盤において、装置に負荷接続
における異常があると検知され、その異常の旨が表示、
記憶されてしまうといったことがないようにした制御基
盤の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明の制御基盤は、マイコンと、データを記憶す
るメモリと、他の制御基板からの転送データを受信する
手段とを少なくとも備え、それが組み込まれた装置の異
常の有無をチェックして、異常があった場合にはその異
常を表示すると共に記憶しておく機能を備えた制御基盤
において、自己の制御基盤に接続されるべき負荷につい
ての接続異常の有無については、自己が組み込まれた装
置の運転スイッチがオンされるまでは前記異常の有無の
チェックと異常の表示及び記憶を行わないようにしたソ
フトウエアを内蔵させてあること第1の特徴としてい
る。また本発明の制御基盤は、上記第1の特徴に加え
て、制御基盤は、故障した制御基盤に代わって装置に取
り付けられるものとしてのアフタサービス用の制御基盤
であることを第2の特徴としている。また本発明の制御
基盤は、上記第1又は第2の特徴に加えて、他の制御基
板からの転送データを受信する手段は、信号の送受信と
電力の供受給ができる二芯の接続端子部であることを第
3の特徴としている。
【0006】上記本発明の第1の特徴によれば、制御基
盤が検出する種々の異常のうち、制御基盤に対する負荷
の接続の異常の有無については、装置の運転スイッチが
オンされた際にそのチェックと、異常の場合の表示及び
記憶がなされる。他の異常のチェック、例えば制御基盤
それ自体の構造、機能等の異常については、データの転
送を受ける際における電源の供給によって、チェックが
なされるようにしてもよい。前記装置の運転スイッチの
オンを、制御基盤に対する負荷接続の異常があるか否か
のチェック条件とする場合には、その運転スイッチのオ
ンに特有の信号を条件信号として予めソフトウエアに組
み込んでおけばよい。勿論、他の異常に関するチェック
については、その制御基盤に電源が供給されることや他
の条件をチェック開始の条件としてソフトウエアに組み
込んでおくことができる。上記本発明の第1の特徴によ
れば、故障した制御基盤から新しい制御基盤へデータが
転送される際に、例え、故障した制御基盤に代わる新し
い制御基盤において未だ必要な負荷がその制御基盤に接
続されていない場合であっても、それをもって装置が異
常であると判断されることはなく、また異常である旨が
表示され、記憶されてしまうことが防止できる。
【0007】上記本発明の第2の特徴によれば、上記第
1の特徴による作用、効果に加えて、本発明の制御基盤
をアフターサービス用の制御基盤とすることで、故障し
た制御基盤に代えて、新しい制御基盤を取り付けて装置
使用の継続を行う場合に、新しく用意されたアフターサ
ービス用の制御基盤に対して、故障した制御基盤におい
て蓄積せられた固有のデータを速やかに転送し、記憶さ
せることができる。そしてその際、新しいアフターサー
ビス用の制御基盤において、未だ組み込まれるべき装置
の部材が負荷として何ら接続されていない場合であって
も、それをもって異常であるとされることはない。
【0008】上記本発明の第3の特徴によれば、上記第
1又は第2の特徴による作用、効果に加えて、他の制御
基板からの転送データを受信する手段を、信号の送受信
と電力の供受給ができる二芯の接続端子部としているの
で、例えば、新しく供給される制御基盤には未だ電力供
給手段が接続されていなくても、現存の制御基盤側と二
芯の接続端子部をもって接続することで、前記現存の制
御基盤側に供給されている電源の電力が新しい制御基盤
に供給されるので、該制御基盤は動作を行うことができ
る。また新しい制御基盤においては供給された電力の立
ち上がり等をもって、現存の制御基盤からのデータの受
信開始の条件や、異常チェック開始の条件とすることが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態である
制御基盤の相互につながれた一対を示す斜視図、図2は
同じく本発明の実施の形態である制御基盤の相互につな
がれた一対のブロック図である。図3は制御基盤が元の
制御基盤からデータを得るための動作を説明するフロー
チャート、図4は制御基盤が装置の異常を検出するため
の動作を説明するフローチャートである。
【0010】図1〜図4を参照して本発明の第1の実施
の形態を説明する。この実施の形態では、制御基盤を給
湯装置の制御基盤として説明する。図1、図2におい
て、10は故障した給湯装置の制御基盤で、10a はアフタ
ーサービスとして新たに提供される給湯装置の制御基盤
である。何れの制御基盤10、10a も本発明に係る制御基
盤である。制御基盤10、10a には、マイコン11、11a
と、データを記憶するメモリとして少なくとも不揮発性
の書き換え可能なメモリ、例えばEEPROM12、12a
と、2芯重畳回路13、13a と、リモコン線接続端子部と
してのコネクタ14、14a とを備えている。また制御基盤
10、10a は、電源電圧線20との接続ができるようになさ
れている。図1では故障した制御基盤10に電源電圧線20
が接続された例が示されている。
【0011】前記故障した制御基盤10は通常において給
湯装置に組み込まれた状態であるので、装置を構成する
種々の部材が制御基盤10に対して負荷40の状態となって
いる。一方、新しく提供されたアフターサービス用の制
御基盤10a は、未だ給湯装置に組み込まれていない状態
であるので、装置を構成する部材との接続による負荷は
ない状態である。
【0012】2つの制御基盤、即ち故障した制御基盤10
と取り換え用として新たに提供される制御基盤10a と
が、2芯のリモコン線30で接続されることで、故障した
制御基盤10から新たに提供される制御基盤10a へと、E
EPROM12の記憶内容がデータとして転送され、EE
PROM12a に記憶される。前記EEPROM12、12a
には、その給湯装置に固有のデータが記憶される。従っ
て、故障した制御基盤10のEEPROM12には、その給
湯装置の固有のデータや履歴データ等が記憶されてい
る。例えば、燃焼時間、燃焼回数、COセンサ使用時間
等である。一方、新しく提供される制御基盤10a は、故
障した制御基盤10に代わって給湯装置の制御基盤になる
ものであるが、未だその給湯装置固有のデータを有して
いない。
【0013】前記制御基盤10、10a には、通常は前記コ
ネクタ14、14a を通じて制御基盤用の電源電圧が供給さ
れてくることはないが、電源電圧がコネクタ14、14a を
通じて送られてきた場合には、制御基盤10、10a はマイ
コン11、11a に組み込まれたソフトウエアに基づいて、
一定の動作、即ち、データの転送に関する動作を行う。
図3を参照して、新しく提供される制御基盤10a のマイ
コン11a により、その内蔵するソフトウエアによるデー
タ転送の動作を説明する。今、故障した制御基盤10から
のリモコン線30がアフターサービス用の新しい制御基盤
10a のコネクタ14a に接続され、電源電圧線20による電
源電圧がリモコン線30を通じて新しい制御基盤10a に供
給される(ステップS11でイエス)と、マイコン11a
は、その立ち上がり電圧を開始信号として、先ず自己の
制御基盤10aがアフターサービス用の制御基盤であるか
否かを判断する(ステップS12)。この判定は、例えば
EEPROM12a にアフターサービス用の制御基盤であ
る旨のデータが書き込まれて、記憶されているか否かを
みることで行うことができる。
【0014】アフターサービス用の制御基盤10a である
と判断すると(ステップS12でイエス)、マイコン11a
は接続相手に対して、所定のデータの転送要求信号をリ
モコン線30を介して故障した制御基盤10側へ送信する
(ステップS13)。前記所定のデータとは、相手方のE
EPROM12に記憶されているデータで、より端的にい
えば、相手方のEEPROM12に記憶されているその給
湯装置に固有のデータである。
【0015】前記故障した制御基盤10のマイコン11は、
前記新しい制御基盤10a からのデータ転送要求信号に基
づき、EEPROM12に記憶されているデータ、少なく
ともその給湯装置に固有のデータを読み出して、新しい
制御基盤10a 側へ送信する。
【0016】新しい制御基盤10a のマイコン11a は、故
障した制御基盤10からのデータを受信すると(ステップ
S14でイエス)、その受信したデータが、所定のデータ
であるか否かをチェックする(ステップS15)。このチ
ェックは、例えば故障した制御基盤10から送られてくる
データに附された識別記号によって、そのデータがEE
PROM12に記憶されたその給湯装置固有のデータであ
るか否かを判断することによって行うことができる。
【0017】上記ステップS15において、チェックが完
了すると、マイコン11a は受信したデータを自己のEE
PROM12a に書き込んで、記憶させる(ステップS1
6)。そして、EEPROM12a に書き込んで記憶させ
ておいた、アフターサービス用の制御基盤である旨のデ
ータを消去する(ステップS17)。前記転送された固有
データを記憶することで、新しい制御基盤10a はそれが
元の制御基盤10に取り代わって給湯装置に組み込まれて
も、その給湯装置に固有の制御を行うことが可能とな
る。また、アフターサービス用の制御基盤である旨のデ
ータが消去されることで、その新しい制御基盤10a が給
湯装置に組み込まれた後、通常の制御基盤として正常に
動作することができる。
【0018】上記のように、アフターサービス用の新し
い制御基盤10a を故障した制御基盤10と取り換えて給湯
装置に使用する場合には、故障した制御基盤10が保有す
る固有のデータを取得させる必要がある。逆に言えば、
アフターサービス用の制御基盤の場合には、その新しい
制御基盤がそのまま給湯装置に取り付けられても運転が
可能とならないようにする必要がある。給湯装置の有す
る固有のデータ、蓄積データが制御に反映されなくな
り、良好な運転及び良好な安全対策等がとれなくなるか
らである。
【0019】次に本発明の制御基盤による装置の異常有
無チェックのシステムを図4のフローチャートに沿って
説明する。今、新しく用意されたアフタサービス用の制
御基盤10a において、故障した制御基盤10からリモコン
線30がアフターサービス用の新しい制御基盤10a のコネ
クタ14a に接続され、電源電圧線20による電源電圧がリ
モコン線30を通じて新しい制御基盤10a に供給されると
(ステップS21でイエス)と、マイコン11a は、その電
圧の立ち上がりを開始信号として上記した固有データの
一連の転送作業に先立って装置の異常の有無をチェック
し、或いは、上記固有データの一連の転送作業の完了後
に、装置の異常の有無をチェックするプログラムを開始
する(ステップS22)。
【0020】チェック作業としては、装置各部の接続関
係や装置の種々の機能の異常の有無についての予め定め
られた項目がチェックされることになるが、各項目のチ
ェックが行われる際において、その項目が制御基盤に対
する負荷の接続に異常が有るか否かのチェックであるか
の判断を先ず行い(ステップS23)、制御基盤に対する
負荷の接続異常に関するチェックである場合には(ステ
ップS23でイエス)、更に装置の運転スイッチがオンと
なっているか否かを判断し(ステップS24)、運転スイ
ッチがオンとなっていない場合には(ステップS24でノ
ー)、その行おうとしている項目のチェックをキャンセ
ルする(ステップS25)。
【0021】前記ステップS23で、チェック項目が制御
基盤に対する負荷の接続に関するもので無い場合(ステ
ップS23でノー)、及び前記ステップS24で装置の運転
スイッチがオンされている場合(ステップS24でイエ
ス)には、その行おうとしている項目の異常チェックを
開始する(ステップS26)。装置の異常の有無のチェッ
クにおいて、異常有りと判断されると(ステップS27で
イエス)、その異常を制御基盤10a の表示部に表示させ
る(ステップS28)。この異常表示は異常の場所や原因
等を示すエラーコードで表示することができる。そして
前記異常が検出された場合には、制御基盤10a は前記異
常の表示と共にその異常を記憶する(ステップS29)。
【0022】全チェック項目が終了すれば(ステップS
30でイエス)、装置の異常の有無チェックを終了する。
【0023】上記において、制御基盤10a に対する負荷
の接続状態の異常の有無のチェックに関しては、装置の
運転スイッチがオンしていることを条件としているが、
負荷接続の有無以外のチェック項目についても、その方
が好ましいものについては、運転スイッチがオンしてい
ることを条件としてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上の構成よりなり、請求項1
に記載の制御基盤によれば、マイコンと、データを記憶
するメモリと、他の制御基板からの転送データを受信す
る手段とを少なくとも備え、それが組み込まれた装置の
異常の有無をチェックして、異常があった場合にはその
異常を表示すると共に記憶しておく機能を備えた制御基
盤において、自己の制御基盤に接続されるべき負荷につ
いての接続異常の有無については、自己が組み込まれた
装置の運転スイッチがオンされるまでは前記異常の有無
のチェックと異常の表示及び記憶を行わないようにした
ソフトウエアを内蔵させてあるので、故障した制御基盤
から新しい制御基盤へデータを転送する際に、例え、故
障した制御基盤に代わる新しい制御基盤において未だ必
要な負荷がその制御基盤に接続されていない場合であっ
ても、それをもって装置が異常であると判断されてしま
うのを防止し、また異常である旨が表示されたり、記憶
されてしまうことを防止することができる。よって、デ
ータを転送された新しい制御基盤は、それが装置に組み
込まれた後運転スイッチがオンした時点において負荷の
接続が正しく行われておれば、正常なものとしてそのま
ま正常に運転を行うことが可能となる。また請求項2に
記載の制御基盤によれば、上記請求項1の構成による効
果に加えて、制御基盤は、故障した制御基盤に代わって
装置に取り付けられるものとしてのアフタサービス用の
制御基盤であるので、故障した制御基盤に代えて、新し
い制御基盤を取り付けて装置使用の継続を行う場合にお
いて、新しく用意されたアフターサービス用の制御基盤
に対して、故障した制御基盤での蓄積せられた固有のデ
ータを速やかに転送し、記憶させることができる。そし
てその際、新しいアフターサービス用の制御基盤におい
て、未だ組み込まれるべき装置の部材が負荷として何ら
接続されていない場合であっても、それをもって異常で
あるとされることはない。また請求項3に記載の制御基
盤によれば、他の制御基板からの転送データを受信する
手段は、信号の送受信と電力の供受給ができる二芯の接
続端子部であるので、新しく供給される制御基盤には未
だ電力供給手段が接続されていなくても、現存の制御基
盤側と二芯の接続端子部をもって接続することで、現存
の制御基盤側に供給されている電源の電力をそのまま新
しい制御基盤にも供給して起動させることができる。ま
た現存の制御基盤には既に電源が供給されていない場合
でも新しく供給される制御基盤に供給された電力を用い
て、現存の制御基盤を起動させて、データの転送等の作
業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である制御基盤の相互につ
ながれた一対を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態である制御基盤の相互につ
ながれた一対のブロック図である。
【図3】制御基盤が元の制御基盤からデータを得る際の
動作を説明するフローチャートである。
【図4】制御基盤が装置の異常を検出するための動作を
説明するフローチャートである。
【図5】従来の制御基盤が装置の異常を検出するために
行っていた動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10、10a 制御基盤 11、11a マイコン 12、12a EEPROM 13、13a 2芯重畳回路 14、14a コネクタ 20 電源電圧線 30 リモコン線 40 負荷
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 1/00 602 G06F 13/00 301

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイコンと、データを記憶するメモリ
    と、他の制御基板からの転送データを受信する手段とを
    少なくとも備え、それが組み込まれた装置の異常の有無
    をチェックして、異常があった場合にはその異常を表示
    すると共に記憶しておく機能を備えた制御基盤におい
    て、自己の制御基盤に接続されるべき負荷についての接
    続異常の有無については、自己が組み込まれた装置の運
    転スイッチがオンされるまでは前記異常の有無のチェッ
    クと異常の表示及び記憶を行わないようにしたソフトウ
    エアを内蔵させてあることを特徴とする制御基盤。
  2. 【請求項2】 制御基盤は、故障した制御基盤に代わっ
    て装置に取り付けられるものとしてのアフタサービス用
    の制御基盤であることを特徴とする請求項1に記載の制
    御基盤。
  3. 【請求項3】 他の制御基板からの転送データを受信す
    る手段は、信号の送受信と電力の供受給ができる二芯の
    接続端子部であることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の制御基盤。
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