JP3471652B2 - Injection molded shoes - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも、胛被
と、ミッドソールと、ミッドソールと一体化したテープ
部および本底からなる射出成形靴およびその製造方法に
関する。 【０００２】 【従来の技術】従来より、図６に示すように、胛被０
２’と、ミッドソールと、ミッドソールと一体化したテ
ープ部０３’および本底０４’からなる、胛被側面に三
つの構成要素を表出する射出成形靴１’が知られてい
る。このような射出成形靴１’は、不図示のラストモー
ルドとダミーボトムモールド等からなる空隙部に胛被成
形用合成樹脂を射出して胛被０２’を成形するととも
に、ボトムモールド等からなる空隙部に本底成形用合成
樹脂を射出して本底０４’を成形し、次いで、前記ダミ
ーボトムモールドと前記本底０４’を装着したボトムモ
ールドとを入れ替えて、サイドモールドと前記本底０
４’を装着したボトムモールドおよび胛被底面下部から
なる空隙部にミッドソールおよびテープ部成形用合成樹
脂を射出して、ミッドソールと、ミッドソールと一体化
したテープ部０３’が成形される。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、上記
のような射出成形靴１’においても、それらの構成要素
が胛被側面意匠として顕著に表われるソール部０５’の
意匠に多様なデザインを施したものや、また靴重量が軽
量のものが求められている。そして、そのような射出成
形靴１’を成形する場合には、特にテープ部０３’の成
形性が問題となる。 【０００４】すなわち、前記テープ部０３’は、ミッド
ソール部分に向けて射出された射出材料が、左右胛被側
面方向に流れてテープ部にまで充填されることにより、
ミッドソールと一体化したテ−プ部０３’が成形される
ものである。したがって、テープ部０３’に、例えば凹
凸等の多様なデザインを施して成形するには、射出材料
が胛被側面方向にまで充分に流れなければテープ部０
３’が良好に成形されないが、この場合、射出材料の通
り道であるミッドソール部分にある程度の厚みがない
と、胛被側面方向にまで射出材料がうまく流れず、テー
プ部の凹凸等に欠けが生じてしまうなど、成形性に劣る
という欠点があった。 【０００５】上記の欠点を解消するためには、ミッドソ
ール部分を厚くすれば、胛被側面方向にまで射出材料が
充分に流れ、テープ部０３’が良好に成形されるもので
ある。しかしながら、その反面、ミッドソール部分を厚
くしてしまうと、ソール部０５’の総厚が増して靴の見
栄えが悪くなるとともに、靴の総重量も増して履き心地
が悪くなるなどの問題があった。 【０００６】また、テープ部０３’は、胛被底部周縁に
立ち上がって胛被側面に意匠を表すものであるが、その
立ち上がり部分は胛被と重なるものであるため、あまり
厚みを持たせることができず、薄い分成形性が悪いとい
う問題点もあった。 【０００７】本発明は、このような従来の欠点を克服す
るためになされたものであり、その目的は、胛被と、ミ
ッドソールと、ミッドソールと一体化したテープ部およ
び本底からなる射出成形靴でありながら、ミッドソール
部分を厚くせずともテープ部を良好に成形することが可
能であり、また本来のミッドソール厚を薄くしてもテー
プ部の成形性が劣ることなく、ソール部総厚を薄くして
靴本体の軽量化が図れ、さらにはテープ部の剥離強度も
向上し得る射出成形靴およびその製造方法を提供するこ
とを目的とする。 【０００８】 【課題を解決するための手段】本発明の射出成形靴は、
胛被と、ミッドソールと、ミッドソールと一体化された
テープ部および本底とからなる射出成形靴であって、胛
被は、胛被底面の少なくとも一部に欠損部を形成してお
り、ミッドソールは、前記胛被底面下部および前記欠損
部に充填されるとともに、胛被底部周縁を立ち上がって
覆うテープ部と一体に成形されており、かつ前記胛被の
厚みＴ１は、テープ部との重なり部分の胛被の厚みＴ２
に対してＴ１＞Ｔ２であり、甲被の前記欠損部に充填さ
れるミッドソール部分は胛被との境界面が上部表面に向
けて幅を狭めたアール形状に形成されたものであること
を特徴とする射出成形靴である。このような射出成形靴
は、まず、ラストモールドとサイドモールド、およびダ
ミーボトムモールドからなる空隙部に胛被成形用合成樹
脂を射出して胛被を成形する工程において、前記ダミー
ボトムモールドは、胛被底面相当部の少なくとも一部に
突出部を形成し、かつ前記ラストモールドと前記サイド
モールドからなる空隙部１４ａの厚みｔ１が、前記ラス
トモールドと前記ダミーボトムモールドからなる空隙部
１４ｂの厚みｔ２に対してｔ１＞ｔ２であって、前記空
隙部１４ａおよび１４ｂからなる胛被成形用空隙部に胛
被成形用合成樹脂を射出して、底面に欠損部を形成し、
かつ空隙部１４ａによって形成された胛被の厚みＴ１が
空隙部１４ｂによって形成された胛被の厚みＴ２に対し
てＴ１＞Ｔ２である胛被を成形する工程と、ボトムモー
ルドとオンメンダミーモールドとからなる空隙部に本底
成形用合成樹脂を射出して本底を成形する工程と、次い
で前記ダミーボトムモールドと前記本底を装着したボト
ムモールドとを入れ替えて、サイドモールドと前記本底
を装着したボトムモールドおよび前記欠損部とからなる
空隙部に、ミッドソールおよびテープ部成形用合成樹脂
を射出して、ミッドソールと、ミッドソールと一体化し
たテープ部を成形する工程を備えて製造される。なお、
前記ダミーボトムモールドの突出部は、その上部表面に
向けて幅を狭めたテーパー状に***し、***側面をアー
ル形状としたものである。 【０００９】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて更に詳細に説明する。なお、本実施例では、３色
３層構造ブーツの製造を例とする。 【００１０】図１において、１０はブーツ胛被成形部で
あり、ラストモールド１１とダミーボトムモールド１２
およびサイドモールド１３とにより、ブーツ胛被成形用
空隙部１４を形成するようになっている。このとき、ラ
ストモールド１１とサイドモールド１３からなるブーツ
胛被成形用空隙部１４ａの厚みｔ１は、ラストモールド
１１とダミーボトムモールド１２からなるブーツ胛被成
形用空隙部１４ｂの厚みｔ２より厚くなるように形成さ
れる。また、ブーツ胛被成形用空隙部１４には、射出ゲ
ート１５ａ，１５ｂが連通している。 【００１１】ここで、図１に示すように、ダミーボトム
モールド１２は、ブーツ胛被底面相当部に突出部１２’
を形成している。前記突出部１２’の高さＴは、ラスト
モールド１１とダミーボトムモールド１２からなるブー
ツ胛被成形用空隙部１４ｂの厚みｔ２に略等しく、前記
突出部１２’の頂部は、ラストモールド１１のブーツ胛
被底面相当部と接触するのが好ましい。 【００１２】一方、２０は本底成形部であり、オンメン
ダミーモールド２１とボトムモールド２２とにより、本
底成形用空隙部２４を形成するようになっている。この
本底成形用空隙部２４には、射出ゲート２７が連通して
いる。また、突起部（ミッドソール突出部）成形用空隙
部２６に達する射出ゲート２８が設けられている。オン
メンダミーモールド２１は、本底成形用空隙部２４をミ
ッドソールおよびテープ部成形用空隙部２５および突起
部（ミッドソール突出部）成形用空隙部２６と連通させ
ないための栓の役目をするようになっている。 【００１３】上記ブーツ胛被成形部１０と本底成形部２
０とは、プレート３０を挟んで背中合わせに取り付けら
れている。すなわち、プレート３０の一方の側には、サ
イドモールド１３がねじ３１により固着されており、プ
レート３０の他の一方の側には、プレート３０に固着し
たプレート３０’に、オンメンダミーモールド２１を取
り付けたオンメン保持プレート２３がねじ３２により固
着されている。 【００１４】さらに、上記ダミーボトムモールド１２と
ボトムモールド２２とは、ボトムプレート４０に固着さ
れている。このボトムプレート４０は、図示しないエア
シリンダによって矢印ＡまたはＢの方向に昇降できるよ
うになっているとともに、矢印ＣまたはＤの方向に１８
０°回転できるようになっている。また、上記射出ゲー
ト１５ａ，１５ｂ、２７、２８は、ボトムプレート４０
にも設けられている。 【００１５】ここで、ボトムモールド２２の高さＨは、
ミッドソールの厚さにもよるが、ボトムプレート４０を
１８０°回転させてボトムモールド２２をサイドモール
ド１３に連結した時、ダミーボトムモールド１２がオン
メンダミーモールド２１に接触しないようにダミーボト
ムモールド１２の高さｈより高くなっている。 【００１６】次に、上記ブーツ成形装置の作用について
説明する。図２に示すように、ラストモールド１１とダ
ミーボトムモールド１２およびサイドモールド１３とに
より、ブーツ胛被成形用空隙部１４を形成するととも
に、オンメンダミーモールド２１とボトムモールド２２
とにより本底成形用空隙部２４を形成した状態におい
て、射出ゲート１５ａ，１５ｂから深緑色に着色された
ブーツ胛被成形用合成樹脂を射出すると、胛被成形用空
隙部１４内に、テープ部と重なる部分の胛被の厚みＴ２
が胛被の厚みＴ１より薄く、かつ、底面に欠損部を形成
した、柔軟性を有する深緑色のブーツ胛被０１が成形さ
れる。ブーツ胛被成形用合成樹脂としては、従来ブーツ
胛被成形用合成樹脂として使用されている各種エラスト
マー、熱可塑性ゴム等の常用される各種材料が適用でき
る。 【００１７】次いで、射出ゲート２７から黒色に着色さ
れた本底成形用合成樹脂を射出すると、本底成形用空隙
部２４内に適度の硬さと耐摩耗性を有する黒色の本底０
３が成形される。本底成形用合成樹脂としても、従来本
底成形用合成樹脂として使用されているものであればい
かなるものであってもよく、各種エラストマー、熱可塑
性ゴム等の常用される各種材料が適用できる。 【００１８】次いで、図３に示すように、ボトムプレー
ト４０を矢印Ａの方向に降下させ、ダミーボトムモール
ド１２をサイドモールド１３から引き離すとともに、ボ
トムモールド２２の中に本底０３を保持したままオンメ
ンダミーモールド２１から引き離したのち、ボトムプレ
ート４０を矢印Ｃの方向に１８０°回転させる。 【００１９】次いで、図４に示すように、ボトムプレー
ト４０を矢印Ｂの方向に上昇させることにより、ボトム
モールド２２をサイドモールド１３に連結したのち、射
出ゲート２８から茶色に着色されたミッドソールおよび
テープ部成形用合成樹脂を射出すると、ブーツ胛被底面
下部とその欠損部および本底０３との間に、茶色のミッ
ドソール０４と、同じく茶色のミッドソールと一体化さ
れたテープ部０２および突起部（ミッドソール突出部）
０４１とが成形される。ミッドソールおよびテープ部成
形用合成樹脂としても、従来使用されてきたいかなるも
のであってもよく、各種エラストマー、熱可塑性ゴム等
の常用される各種材料が適用できる。 【００２０】次いで、ボトムプレート４０を矢印Ａの方
向に降下させたのち、サイドモールド１３を割り、ラス
トモールド１１から射出成形靴１を取り出すと、図５に
示すようなブーツ１が得られる。このブーツ１は、柔軟
性を有し、底面に欠損部を形成した深緑色のブーツ胛被
０１と、前記胛被底面下部およびその欠損部に充填され
た、ミッドソール０４と一体化した茶色のテープ部０２
と、前記ミッドソールと一体化したテープ部０２の外側
に被装された、適度の硬さと耐摩耗性を有する黒色の本
底０３とから形成されている。 【００２１】図７は本発明の他の実施例を示す説明図で
ある。ここでは、ダミーボトムモールド１２に形成され
る突出部１２’は、その上部表面に向かって幅を狭めた
テーパー状に***して形成されている。突出部の***を
このようなテーパー状にすることにより、欠損部にミッ
ドソールおよびテープ部成形用合成樹脂を充填した際
に、角にエア溜まりなどが発生するのを防止するととも
に、胛被側面方向への樹脂の流れも良くなり、ミッドソ
ールおよびテープ部がさらに良好に成形され好ましいも
のである。 【００２２】前記突出部の***角度は、１°〜９０°の
範囲であるが、好ましくは３０°〜６０°の範囲であ
る。また、図８に示すように、***側面をアール形状に
形成することもできる。 【００２３】また、前記突出部の、ブーツ胛被底面を占
める領域は少なくとも一部であればよいが、領域が大き
い方が、よりミッドソールおよびテープ部成形用合成樹
脂の流れが良くなり、好ましいものである。 【００２４】また、ブーツ胛被欠損部を除いたブーツ胛
被底面下部に位置するミッドソールのベース厚は、靴の
サイズ、デザインにより適宜選定されるが、靴重量の面
からも薄い方が好ましく、１ｍｍ〜１０ｍｍの範囲であ
り、好ましくは１．５ｍｍ〜４ｍｍの範囲である。 【００２５】以上で本発明の実施例を説明したが、本発
明はこの実施例に必ずしも限定されることはなく、要旨
を逸脱しない範囲での変更などがあっても本発明に含ま
れる。 【００２６】例えば、実施例では、ブーツについて説明
したが、これに限定するものではなく、射出成形できる
靴であれば、深靴などの如何なる靴およびその製造にも
適用できる。 【００２７】また、この実施例では、胛被を深緑色、ミ
ッドソールおよびテープ部を茶色、本底を黒色とした
が、これらの色彩を適宜選択することにより、ファショ
ン性を付与することができる。 【００２８】 【発明の効果】本発明の射出成形靴は上記のように、欠
損部にもミッドソール成形用合成樹脂を充填することに
より、欠損部相当分のミッドソール厚が増し、胛被底面
下部のミッドソールのベース厚を変えることなく、テー
プ部の成形性を向上することが可能である。 【００２９】また、本来のミッドソールのベース厚より
厚みを薄くしてもテープ部の成形性を損なうことがない
ので、ミッドソールのベース厚を薄くしてソール部総厚
を薄くできるとともに、靴重量の軽量化も図れるもので
ある。 【００３０】また、本来の胛被の厚みに対し、テープ部
との重なり部分の胛被の厚みが薄いので、その分テープ
部を厚く成形でき、テープ部の成形性を向上することが
可能である。 【００３１】さらに、ミッドソールは、胛被底面と欠損
部にて勘合接着しているため、従来の胛被底面との面接
着よりも剥離強度が一層向上されるものである。 【００３２】そして、請求項３のような方法で製造すれ
ば、例えば既存の製造設備を大きく変更する必要がな
く、ダミーボトムモールドに突出部を設ける等の軽易な
変更だけで、三つの構成要素からなる射出成形靴を効率
的に成形することができる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to an injection-molded shoe comprising at least a shell, a midsole, a tape portion integrated with the midsole, and an outsole, and production thereof. About the method. 2. Description of the Related Art Conventionally, as shown in FIG.
An injection-molded shoe 1 'is known which includes three components on a side surface of a shell, including a 2', a midsole, a tape portion 03 'and an outsole 04' integrated with the midsole. Such an injection-molded shoe 1 'is formed by injecting a synthetic resin for forming a shell into a gap formed by a last mold and a dummy bottom mold (not shown) to form a shell 02' and forming a gap formed by a bottom mold and the like. Inject the synthetic resin for molding the outsole to the part to form the outsole 04 ', and then replace the dummy bottom mold with the bottom mold with the outsole 04' attached to the side mold and the outsole 0 '.
The midsole and the synthetic resin for forming the tape portion are injected into the gap formed by the bottom mold on which the 4 ′ is mounted and the lower portion of the bottom of the shell to form the midsole and the tape portion 03 ′ integrated with the midsole. [0003] In recent years, even in the above-mentioned injection-molded shoes 1 ', the components thereof have been diversified into designs of the sole portion 05' which are conspicuously displayed as a side surface design of the upper. What is required is a design with a simple design and a lightweight shoe. When molding such an injection-molded shoe 1 ', the moldability of the tape portion 03' is particularly problematic. [0004] That is, the tape portion 03 'is filled with the injection material injected toward the midsole portion by flowing in the left and right side surface directions and filling the tape portion.
A tape portion 03 'integrated with the midsole is formed. Therefore, in order to form the tape portion 03 'with various designs such as irregularities, for example, it is necessary to allow the injection material to flow sufficiently in the direction of the side surface of the blade.
3 'is not molded well, but in this case, if the midsole portion, which is the path of the injection material, does not have a certain thickness, the injection material does not flow well in the direction of the side surface of the blade, and the tape portion has irregularities. There is a drawback that the moldability is inferior, for example, it occurs. In order to solve the above-mentioned drawbacks, if the midsole portion is made thicker, the injection material can sufficiently flow in the direction of the side of the shell, and the tape portion 03 'can be formed well. However, on the other hand, if the midsole portion is made thicker, the total thickness of the sole portion 05 'is increased and the appearance of the shoe is deteriorated, and the total weight of the shoe is increased and the comfort is deteriorated. Was. The tape portion 03 'stands up at the periphery of the bottom of the shell and represents the design on the side surface of the shell, but since the rising portion overlaps with the shell, the tape portion 03' may not have much thickness. There was also a problem that the moldability was poor because of the thinness. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to overcome the above-mentioned drawbacks, and an object of the present invention is to provide an injection molding comprising a shell, a midsole, a tape portion integrated with the midsole, and an outsole. Even though it is a molded shoe, it is possible to form the tape part well without making the midsole part thick, and even if the original midsole thickness is made thin, the formability of the tape part is not inferior, the sole part An object of the present invention is to provide an injection-molded shoe capable of reducing the total thickness to reduce the weight of the shoe body and further improving the peel strength of the tape portion, and a method of manufacturing the same. [0008] The injection-molded shoe of the present invention comprises:
An upper, a midsole, and an injection-molded shoe comprising a tape portion and an outsole integrated with the midsole, wherein the upper cover has a defect in at least a portion of the lower surface of the upper cover, The midsole is filled into the lower part of the bottom of the shell and the missing portion, and is formed integrally with a tape part that rises and covers the periphery of the bottom of the shell, and the thickness T1 of the shell is equal to the thickness of the tape part. Thickness T2 of the overlap portion
T1> T2 with respect to
The midsole part has a boundary surface with the shell facing the upper surface.
An injection-molded shoe characterized in that it is formed in a round shape with a reduced width . Such an injection-molded shoe is manufactured by first injecting a synthetic resin for forming a cover into a gap formed by a last mold, a side mold, and a dummy bottom mold to form a cover. The mold has a protrusion formed on at least a part of the portion corresponding to the bottom surface of the shell, and the thickness t1 of the gap 14a formed by the last mold and the side mold is reduced by the gap 14b formed by the last mold and the dummy bottom mold. T1> t2 with respect to the thickness t2 of the above, and the synthetic resin for shell molding is injected into the gap forming cavity formed by the gaps 14a and 14b to form a defective portion on the bottom surface,
A step of forming a shell in which the thickness T1 of the shell formed by the gap 14a is T1> T2 with respect to the thickness T2 of the shell formed by the gap 14b; A step of injecting a synthetic resin for molding the outsole into a void portion formed of, and molding the outsole, and then replacing the dummy bottom mold and the bottom mold with the outsole attached, and mounting the side mold and the outsole the void portion comprising a bottom mold and the defect was, by injecting the midsole and a tape unit for molding synthetic resin, is fabricated with the midsole, the step of forming a tape portion that is integrated with midsole . In addition,
The protruding portion of the dummy bottom mold protrudes in a tapered shape with a reduced width toward its upper surface, and the protruding side surface is arced.
It has a shape of a circle. Embodiments of the present invention will be described below in more detail with reference to the drawings. In the present embodiment, the manufacture of a three-color three-layer boot is taken as an example. In FIG. 1, reference numeral 10 denotes a boot shell forming part, which includes a last mold 11 and a dummy bottom mold 12.
The side mold 13 and the side mold 13 form a space 14 for forming a boot shell. At this time, the thickness t1 of the boot shell forming gap 14a formed by the last mold 11 and the side mold 13 is larger than the thickness t2 of the boot shell forming gap 14b formed by the last mold 11 and the dummy bottom mold 12. Formed. In addition, the injection gates 15a and 15b communicate with the space 14 for molding the boot shell. Here, as shown in FIG. 1, the dummy bottom mold 12 has a protruding portion 12 'at the portion corresponding to the bottom surface of the boot shell.
Is formed. The height T of the protruding portion 12 'is substantially equal to the thickness t2 of the gap 14b for forming the boot shell formed by the last mold 11 and the dummy bottom mold 12, and the top of the protruding portion 12' It is preferable to make contact with the portion corresponding to the bottom surface of the cap. On the other hand, reference numeral 20 denotes an outsole molding portion, and an on-men dummy mold 21 and a bottom mold 22 form an outsole molding cavity 24. An injection gate 27 communicates with the bottom bottom forming cavity 24. In addition, an injection gate 28 is provided to reach the protrusion (midsole protrusion) molding cavity 26. The on-men dummy mold 21 serves as a plug for preventing the bottom bottom forming cavity 24 from communicating with the midsole / tape forming cavity 25 and the protrusion (midsole protrusion) forming cavity 26. It has become. The above-mentioned boot shell forming part 10 and the outsole forming part 2
0 is attached back to back with the plate 30 interposed therebetween. That is, on one side of the plate 30, the side mold 13 is fixed by screws 31, and on the other side of the plate 30, the one-piece dummy mold 21 is attached to the plate 30 ′ fixed to the plate 30. The attached on-member holding plate 23 is fixed by screws 32. Further, the dummy bottom mold 12 and the bottom mold 22 are fixed to a bottom plate 40. The bottom plate 40 can be moved up and down in the direction of arrow A or B by an air cylinder (not shown).
It can be rotated 0 °. The injection gates 15a, 15b, 27, 28 are connected to the bottom plate 40.
Is also provided. Here, the height H of the bottom mold 22 is
Depending on the thickness of the midsole, when the bottom plate 40 is rotated by 180 ° and the bottom mold 22 is connected to the side mold 13, the dummy bottom mold 12 is prevented from contacting the on-body dummy mold 21. Is higher than the height h. Next, the operation of the boot molding apparatus will be described. As shown in FIG. 2, the last mold 11, the dummy bottom mold 12, and the side mold 13 form the boot shell forming cavity 14, and the on-body dummy mold 21 and the bottom mold 22.
When the synthetic resin for forming the boot shell is colored from the injection gates 15a and 15b in the state where the bottom bottom forming cavity 24 is formed by the above, the tape portion is inserted into the shell forming cavity 14. Thickness T2 of the part of the shell that overlaps with
A flexible dark green boot shell 01 having a thickness smaller than the thickness T1 of the shell and having a cutout on the bottom surface is formed. As the synthetic resin for forming the boot shell, various commonly used materials such as various elastomers and thermoplastic rubbers which have been conventionally used as the synthetic resin for forming the boot shell can be applied. Next, a black colored synthetic resin for molding the outsole is injected from the injection gate 27 to form a black outsole 0 having moderate hardness and abrasion resistance in the cavity 24 for the outsole molding.
3 is molded. As the synthetic resin for molding the bottom, any resin which has been conventionally used as the synthetic resin for molding the bottom may be used, and various commonly used materials such as various elastomers and thermoplastic rubbers can be applied. Next, as shown in FIG. 3, the bottom plate 40 is lowered in the direction of arrow A, the dummy bottom mold 12 is separated from the side mold 13, and the bottom sole 22 is turned on while holding the outsole 03 in the bottom mold 22. After being separated from the men dummy mold 21, the bottom plate 40 is rotated 180 ° in the direction of arrow C. Next, as shown in FIG. 4, the bottom mold 22 is connected to the side mold 13 by raising the bottom plate 40 in the direction of arrow B. When the synthetic resin for molding the tape portion is injected, a brown midsole 04 and a tape portion 02 and a projection integrated with the brown midsole are provided between the lower portion of the boot cover bottom and the defective portion and the outsole 03. Part (protruding part of midsole)
041 is formed. As the synthetic resin for molding the midsole and the tape portion, any conventionally used synthetic resin may be used, and various commonly used materials such as various elastomers and thermoplastic rubbers can be applied. Next, after lowering the bottom plate 40 in the direction of arrow A, breaking the side mold 13 and taking out the injection molded shoe 1 from the last mold 11, the boot 1 as shown in FIG. 5 is obtained. This boot 1 has flexibility, a dark green boot cover 01 having a cutout on the bottom surface, and a brown sole integrated with the midsole 04 filled in the lower portion of the cover bottom and the cutout portion. Tape part 02
And a black outsole 03 having appropriate hardness and abrasion resistance, which is covered on the outside of the tape portion 02 integrated with the midsole. FIG. 7 is an explanatory view showing another embodiment of the present invention. Here, the protruding portion 12 'formed on the dummy bottom mold 12 is formed so as to protrude in a tapered shape having a reduced width toward its upper surface. By making the protrusions of such a tapered shape, when the defective portion is filled with a synthetic resin for molding the midsole and the tape portion, it is possible to prevent the occurrence of air traps and the like at the corners and to prevent the side surfaces of the blade from being covered. The flow of the resin in the direction is improved, and the midsole and the tape portion are more preferably molded, which is preferable. The elevation angle of the projection is in the range of 1 ° to 90 °, preferably in the range of 30 ° to 60 °. Further, as shown in FIG. 8, the raised side surface may be formed in a round shape. The area of the protruding portion occupying the bottom surface of the boot shell may be at least a part of the area, but a larger area is preferable because the flow of the synthetic resin for forming the midsole and the tape portion is improved. Things. The base thickness of the midsole located at the lower part of the bottom of the boot except for the defect of the boot is appropriately selected depending on the size and design of the shoe. , 1 mm to 10 mm, preferably 1.5 mm to 4 mm. Although the embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not necessarily limited to this embodiment, and even if there is a change without departing from the scope of the present invention, the present invention is included in the present invention. For example, in the embodiments, the boots have been described. However, the present invention is not limited to the boots, and the present invention can be applied to any shoes such as deep shoes and the manufacture thereof as long as they can be injection molded. Further, in this embodiment, the shell is dark green, the midsole and the tape portion are brown, and the outsole is black. By appropriately selecting these colors, fashionability can be imparted. . As described above, in the injection molded shoe of the present invention, by filling the missing portion with the synthetic resin for molding the midsole, the thickness of the midsole corresponding to the missing portion is increased, and The formability of the tape portion can be improved without changing the base thickness of the lower midsole. [0029] Further, even if the thickness is made thinner than the base thickness of the original midsole, the formability of the tape portion is not impaired. The weight can be reduced. Further, since the thickness of the upper portion of the portion overlapping the tape portion is smaller than the original thickness of the upper portion, the tape portion can be formed thicker and the formability of the tape portion can be improved. is there. Furthermore, since the midsole is fitted and adhered to the bottom of the shell at the defective portion, the peel strength is further improved as compared with the conventional surface bonding with the bottom of the shell. According to the third aspect of the present invention, it is not necessary to largely change the existing manufacturing equipment, and only the simple change such as the provision of the protrusion on the dummy bottom mold makes it possible to manufacture the three components. Injection molded shoes made of

【図面の簡単な説明】 【図１】本発明の実施例のブーツ射出成形装置の断面図
である。 【図２】本発明の実施例のブーツ射出成形工程を示す説
明図である。 【図３】本発明の実施例のブーツ射出成形工程を示す説
明図である。 【図４】本発明の実施例のブーツ射出成形工程を示す説
明図である。 【図５】本発明の実施例のブーツの断面図である。 【図６】従来のブーツの断面図である。 【図７】本発明のダミーボトムモールドの一実施例を示
す説明図である。 【図８】本発明のダミーボトムモールドの他の実施例を
示す説明図である。 【符号の説明】 ０１ 胛被 ０２ テープ部 ０３ 本底 ０４ ミッドソール １ 射出成形靴 １１ ラストモールド １２ ダミーボトムモールド １２’突出部 １３ サイドモールド １４ 空隙部 ２１ オンメンダミーモールド ２２ ボトムモールド ２４ 空隙部 ２５ 空隙部BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a sectional view of a boot injection molding apparatus according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is an explanatory view showing a boot injection molding step according to the embodiment of the present invention. FIG. 3 is an explanatory view showing a boot injection molding step according to the embodiment of the present invention. FIG. 4 is an explanatory view showing a boot injection molding step according to the embodiment of the present invention. FIG. 5 is a sectional view of a boot according to the embodiment of the present invention. FIG. 6 is a sectional view of a conventional boot. FIG. 7 is an explanatory view showing one embodiment of a dummy bottom mold of the present invention. FIG. 8 is an explanatory view showing another embodiment of the dummy bottom mold of the present invention. [Description of Signs] 01 Upper cover 02 Tape part 03 Outsole 04 Mid sole 1 Injection molded shoe 11 Last mold 12 Dummy bottom mold 12 'Projection 13 Side mold 14 Void 21 On-men dummy mold 22 Bottom mold 24 Void 25 Void

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) A43B 13/14 B29D 31/50 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continued on the front page (58) Field surveyed (Int. Cl. ⁷ , DB name) A43B 13/14 B29D 31/50

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 胛被と、ミッドソールと、ミッドソール
と一体化されたテープ部および本底とからなる射出成形
靴であって、胛被は、胛被底面の少なくとも一部に欠損
部を形成しており、ミッドソールは、前記胛被底面下部
および前記欠損部に充填されるとともに、胛被底部周縁
を立ち上がって覆うテープ部と一体に成形されており、
かつ前記胛被の厚みＴ１は、テープ部との重なり部分の
胛被の厚みＴ２に対してＴ１＞Ｔ２であり、甲被の前記
欠損部に充填されるミッドソール部分は胛被との境界面
が上部表面に向けて幅を狭めたアール形状に形成された
ものであることを特徴とする射出成形靴。(57) [Claim 1] An injection molded shoe comprising a shell, a midsole, a tape portion and an outsole integrated with the midsole, wherein the shell is a shell. At least a portion of the bottom surface has a defect portion, and the midsole is filled into the lower portion of the shell bottom and the defect portion, and is integrally formed with a tape portion that rises and covers the periphery of the shell bottom portion. ,
Further, the thickness T1 of the upper cover is T1> T2 with respect to the thickness T2 of the upper cover of the overlapping portion with the tape portion, and
The midsole part that fills the missing part is the interface with the shell
Was formed in a round shape with a narrower width toward the upper surface
Injection molding shoe, characterized in that those.