JP3461722B2 - コードレス電話システム及びこのシステムを使用した注文データ管理システム - Google Patents

コードレス電話システム及びこのシステムを使用した注文データ管理システム

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JP3461722B2
JP3461722B2 JP14125798A JP14125798A JP3461722B2 JP 3461722 B2 JP3461722 B2 JP 3461722B2 JP 14125798 A JP14125798 A JP 14125798A JP 14125798 A JP14125798 A JP 14125798A JP 3461722 B2 JP3461722 B2 JP 3461722B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基地局と無線リン
クを確立して無線通信する子機や携帯端末を備えたコー
ドレス電話システム及びこのシステムを使用した注文デ
ータ管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】オフィス等でコードレス電話システムを
用いて子機間或いは子機と情報端末との間で音声通信や
データ通信を自由に行うシステムが実用化されている。
特に、電波産業会(ARIB)推奨の「第二世代コード
レス電話システム標準規格」に従ったPHS(パーソナ
ルハンディホンシステム)通信機能を有するシステムが
実用化されている。
【0003】図22は、従来のコードレス電話システム
の一例を示すブロック図で、ARIB推奨の「第二世代
コードレス電話システム標準規格」に従った通信機能を
有す基地局1と、この基地局1やこの基地局1を介して
他の子機と無線通信を行う携帯型の子機2,3,4,5
とを有し、子機4にバッテリ内蔵の携帯機器6を接続
し、子機5にプリンタ等に代表される半固定機器7を接
続し、子機5はこの半固定機器7から電源を供給される
ようになっている。
【0004】基地局1と各子機2〜5は、図23に示す
ように、TDMA−TDD(Time Division Multiple A
ccess-Time Division Duplex、時分割複信)という方式
で無線通信が行われる。すなわち、基地局は、1スロッ
ト625μsのスロット8個に時分割するとともにに、
スロット1〜スロット4を基地局送信、スロット5〜ス
ロット8を基地局受信にして複信を行っている。この8
スロット(625μs×8=5ms)は1フレームと呼
ばれている。
【0005】図23では基地局と3個の子機A,B,C
との間の無線通信を例としている。すなわち、スロット
1を基地局の制御信号送信、スロット5を子機A,B,
Cから送信された制御信号を基地局が受信する基地局制
御信号受信に当てており、スロット2を基地局から子機
Aへの通信用、スロット6を子機Aから基地局への通信
用、スロット3を基地局から子機Bへの通信用、スロッ
ト7を子機Bから基地局への通信用、スロット4を基地
局から子機Cへの通信用、スロット8を子機Cから基地
局への通信用にそれぞれ当てている。
【0006】制御信号を除けば基地局は時分割により3
台の子機A,B,Cと復信の通信を行うことになる。ま
た、スロット1とスロット5の制御信号は制御用キャリ
アで無線通信され、それ以外のスロットは通信用キャリ
アにて無線通信が行われる。ARIB推奨の「第二世代
コードレス電話システム標準規格」によれば、自営用の
場合、制御用キャリアはキャリア番号12(1898.
45MHz)とキャリア番号18(1900.45MH
z)の2つが割り当てられ、通信用キャリアにはキャリ
ア番号1(1895.15MHz)〜キャリア番号11
(1898.15MHz)とキャリア番号12(189
8.75MHz)〜キャリア番号37(1905.95
MHz)が割り当てられる。
【0007】基地局が送信する制御信号は、例えば図2
4に示すような構成になっている。この図24は、AR
IB推奨の「第二世代コードレス電話システム標準規
格」に記載された各種パラメータを、同一着信群数nSG
が2、フレーム基本単位長nSUB が4、PCH数nPCH
が2、着信群分けファクタnGROUP が2とした場合を示
している。各制御信号は、間隔T1で間欠送信され、こ
こでは8個の制御信号が繰り返し送信される例を示して
いる。
【0008】報知チャネルBCCHは、基地局が全子機
に対してシステム情報などを無線送信して報知する為の
制御信号であり、子機は、電源オン或いは基地局の電波
が到達しない地点から到達するエリア内に入った場合
に、先ず、報知チャネルを受信し、制御信号の構成がど
うなっているかなどの情報を受信する。個別セル用チャ
ネルSCCHは、子機が通信用スロットの割当てを基地
局に要求したり、基地局が子機に対して通信用スロット
の割当てを無線送信する為の制御信号である。
【0009】一斉呼出チャネルPCHは、基地局が子機
に対して着信を通知する為の制御信号であり、子機は、
自己の電源がオンで、かつ、基地局の電波到達エリア内
にいる待ち受け状態にあっては基地局の送信するPCH
のタイミングに合わせて受信を行っている。
【0010】また、PCHにはPCH1、PCH2、P
CH3及びPCH4の4つが設けられているが、子機に
は自身がどちらのPCHに対応するかを算出する手段が
設けられ、PCHの受信に必要な場合にのみ、子機は自
己の無線部の電源をオンし、他のタイミングでは自己の
無線部の電源をオフして電力消費を抑えている。
【0011】なお、図24では、基地局は制御信号を次
式で表されるT1の間隔で間欠送信している。 T1=n×5[ms] 但し、nは間欠送信フレーム数で、自営用の場合n≧2
5と規定される。
【0012】図25は、図22における子機2から子機
3へ接続するときの接続シーケンスを示している。子機
2と子機3は、それぞれ電源がオンでかつ基地局1の電
波到達エリア内にいて、基地局1の送信するPCHのタ
イミングに合わせて受信を行っている待ち受け状態にあ
り、例えば、図24に示すように、8個の制御信号のう
ち、3番目のPCH1のみ受信し、他のタイミングでは
無線部の電源をオフする動作を行うである。
【0013】このような状態で、子機2の使用者がキー
入力或いは他の方法により、子機3の内線番号「2」に
対して発信入力すると、先ず、子機2はSCCH(個別
セル用チャネル)にてリンクチャネル確立要求を基地局
1に無線送信し、通信用キャリアと通信用スロットの割
当てを基地局1に要求する。そして、基地局1からSC
CHによりリンクチャネル割当てが無線送信されると、
割当てられた通信用スロットにおいて、割り当てられた
通信用キャリアに移行して基地局1と同期をとる。同期
確立後、子機2は、通信先である子機3の内線番号
「2」とサービス種別として音声を指定した呼設定を基
地局1に無線送信する。この呼設定が基地局1に受け付
けられると基地局1から子機2に呼設定受付の応答が無
線送信される。
【0014】次いで、子機2は、認証の為の秘匿鍵を基
地局1に無線送信し、機能設定等を行った後、基地局1
から乱数を含む認証要求を無線受信し、乱数を認証鍵で
認証演算した結果を基地局1に無線送信する。基地局1
では、子機2から無線送信された認証演算結果と自身の
持つ演算結果を照合して子機2が正当かどうか判定し、
正当である場合に呼接続を継続する。
【0015】認証結果が正当である時、基地局1は呼接
続を続け、先ず、子機3が間欠受信している一斉呼出チ
ャネルPCH1にて、内線「2」に対応した子機3に着
信メッセージを無線送信する。子機3は着信メッセージ
を無線受信すると、先ず、SCCHにてリンクチャネル
確立要求を基地局1に無線送信し、基地局1からSCC
Hにてリンクチャネル割当てが無線送信されると、割当
てられた通信キャリアの通信スロットにて基地局1と同
期をとる。同期確立後、子機3は基地局1に対して着呼
応答を無線送信する。
【0016】以下、同様に、呼設定、呼設定受付、認証
などを行い、認証結果が正当である場合、子機3は基地
局1に対して呼出を無線送信し、基地局1は子機2に呼
出を無線送信して子機3を呼び出していることを通知す
るとともに子機2に呼出音リングバックトーンを送信す
る。ここで、子機3の使用者がオフフックすると、同様
に子機3から基地局1へ応答が無線送信され、基地局1
から子機2へ応答が無線送信されて、子機2と子機3と
の間の接続が完了し、子機2と子機3との間で音声通話
が可能となる。
【0017】また、特開平9−200852号には、図
26に示すような基地局の制御信号送信構成の別の例が
記載されている。ここでは、12個の制御信号が繰り返
し間欠送信される例を示しているが、接続方法は上述し
た例と同様である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た各システムにおいては、電池などのバッテリーを内蔵
した携帯型の機器と商用電源から電源を供給する半固定
機器が同一の基地局内に混在しており、電力消費を低減
する為に待ち受け状態で子機が受信するPCHの時間間
隔が長く、このためリンク確立までの時間が長かかり、
通信の効率が悪かった。
【0019】そこで請求項1乃至3記載の発明は、通信
効率を向上できるコードレス電話システムを提供する。
また、請求項4乃至8記載の発明は、通信効率を向上
し、それにより業務効率を向上できる注文データ管理シ
ステムを提供する。請求項6乃至8記載の発明は、さら
に、システム全体の消費電力の低減化を図ることができ
る注文データ管理システムを提供する。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
子機と基地局とで無線リンクを確立した後、無線通信を
行なうコードレス電話システムにおいて、外部電源に接
続した半固定機器に接続し、この半固定機器から電源の
供給を受ける子機或いは外部電源に直接接続した子機を
通信相手として登録する子機登録記憶部を設け、この子
機登録記憶部に登録した子機と無線通信する第1の基地
局と、電源を内蔵した携帯型の子機を通信相手として登
録する子機登録記憶部を設け、この子機登録記憶部に登
録した子機と無線通信する第2の基地局とを有し、第1
の基地局は第2の基地局に対し、制御信号の送信間隔、
フレーム基本単位長、着信群分けファクタのうち、少な
くとも1つを小さくしたコードレス電話システムにあ
る。
【0021】請求項2記載の発明は、子機と基地局とで
無線リンクを確立した後、無線通信を行なうコードレス
電話システムにおいて、外部電源に接続した半固定機器
に接続し、この半固定機器から電源の供給を受ける子機
或いは外部電源に直接接続した子機を通信相手として登
録する子機登録記憶部を設け、この子機登録記憶部に登
録した子機と無線通信する基地局を有し、この基地局の
子機登録記憶部に登録した子機は、電源がオン状態にな
ると、その基地局とのリンクを確立し、このリンク確立
状態を電源がオフ状態になるまで維持することを特徴と
したコードレス電話システムにある。
【0022】請求項3記載の発明は、子機と基地局とで
無線リンクを確立した後、無線通信を行なうコードレス
電話システムにおいて、外部電源に接続した半固定機器
に接続し、この半固定機器から電源の供給を受け、或い
は外部電源から直接電源の供給を受け、所定時間tにお
いて基地局が送信する一斉呼出チャネルをn1 回受信す
る第1の子機と、電源を内蔵し、所定時間tにおいて基
地局が送信する一斉呼出チャネルをn2 (<n1 )回受
信する携帯型の第2の子機と、同一着信信号連送回数を
2以上に設定し、第1、第2の子機を通信相手として登
録する子機登録記憶部を設け、この子機登録記憶部に登
録した子機と無線通信する基地局とを設けたコードレス
電話システムにある。
【0023】請求項4記載の発明は、オーダ情報などの
情報を管理するシステム制御装置と、売上情報を記憶部
に登録し管理するPOS端末装置と、オーダ情報を含む
データを印刷する印刷装置と、システム制御装置、PO
S端末装置及び印刷装置のうちのいずれかの機器に接続
して無線通信を行う子機と、オーダ情報を入力して無線
送信する携帯端末と、子機及び携帯端末と無線リンクを
確立して無線通信するとともに、システム制御装置、P
OS端末装置及び印刷装置のうち子機と接続していない
機器と有線接続した複数の基地局とからなり、各基地局
は、システム制御装置、POS端末装置及び印刷装置の
うち外部電源に接続した機器に接続し、この機器から電
源の供給を受ける子機或いは外部電源に直接接続した子
機を通信相手として登録する子機登録記憶部を設け、こ
の子機登録記憶部に登録した子機と無線通信する第1の
基地局と、この第1の基地局の子機登録記憶部に登録し
た子機以外の子機及び携帯端末を登録する子機登録記憶
部を設け、この子機登録記憶部に登録した子機及び携帯
端末と無線通信する第2の基地局とを有し、第1の基地
局は第2の基地局に対し、制御信号の送信間隔、フレー
ム基本単位長、着信群分けファクタのうち、少なくとも
1つを小さくした注文データ管理システムにある。
【0024】請求項5記載の発明は、オーダ情報などの
情報を管理するシステム制御装置と、売上情報を記憶部
に登録し管理するPOS端末装置と、オーダ情報を含む
データを印刷する印刷装置と、システム制御装置、PO
S端末装置及び印刷装置のうちのいずれかの機器に接続
して無線通信を行う子機と、オーダ情報を入力して無線
送信する携帯端末と、子機及び携帯端末と無線リンクを
確立して無線通信するとともに、システム制御装置、P
OS端末装置及び印刷装置のうち子機と接続していない
機器と有線接続した複数の基地局とからなり、各基地局
は、システム制御装置、POS端末装置及び印刷装置の
うち外部電源に接続した機器に接続し、この機器から電
源の供給を受ける子機或いは外部電源に直接接続した子
機を通信相手として登録する子機登録記憶部を設け、こ
の子機登録記憶部に登録した子機と無線通信する基地局
を有し、この基地局の子機登録記憶部に登録した子機
は、電源がオン状態になると、その基地局とのリンクを
確立し、このリンク確立状態を電源がオフ状態になるま
で維持する注文データ管理システムにある。
【0025】請求項6記載の発明は、請求項5記載の注
文データ管理システムにおいて、システム制御装置は、
現在の顧客数が所定値以上か否かを判別する顧客数判別
手段と、この顧客数判別手段の判別結果に基づいて、顧
客数が所定値未満の場合には基地局と子機の無線リンク
を切断する指示を送出し、顧客数が所定値以上の場合に
は無線リンクを確立する指示を送出するリンク指示送出
手段とを設けたことにある。
【0026】請求項7記載の発明は、オーダ情報などの
情報を管理するシステム制御装置と、売上情報を記憶部
に登録し管理するPOS端末装置と、オーダ情報を含む
データを印刷する印刷装置と、システム制御装置、PO
S端末装置及び印刷装置のうちのいずれかの機器に接続
して無線通信を行う子機と、オーダ情報を入力して無線
送信する携帯端末と、子機及び携帯端末と無線リンクを
確立して無線通信するとともに、システム制御装置、P
OS端末装置及び印刷装置のうち子機と接続していない
機器と有線接続した複数の基地局とからなり、システム
制御装置、POS端末装置及び印刷装置のうち外部電源
に接続した機器に接続し、この機器から電源の供給を受
ける子機或いは外部電源に直接接続した子機は、所定時
間tにおいて基地局が送信する一斉呼出チャネルをn1
回受信し、携帯端末は、所定時間tにおいて基地局が送
信する一斉呼出チャネルをn2 (<n1 )回受信し、基
地局として、同一着信信号連送回数を2以上に設定し、
機器から電源の供給を受ける子機或いは外部電源に直接
接続した子機及び携帯端末を通信相手として登録する子
機登録記憶部を有し、この子機登録記憶部に登録した子
機及び携帯端末と無線通信する基地局を設けた注文デー
タ管理システムにある。
【0027】請求項8記載の発明は、請求項7記載の注
文データ管理システムにおいて、システム制御装置は、
現在の顧客数が所定値以上か否かを判別する顧客数判別
手段と、この顧客数判別手段の判別結果に基づいて、顧
客数が所定値以上の場合には子機或いは携帯端末が所定
時間tにおいて基地局の送信する一斉呼出チャネルを受
信する回数を増加させる指示を送出する受信回数増加指
示送出手段とを設けたことにある。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。 (第1の実施の形態)なお、この実施の形態は本発明を
適用したコードレス電話システムについて述べる。
【0029】図1はコードレス電話システムの概略構成
を示すブロック図で、電波産業会(ARIB)推奨の
「第二世代コードレス電話システム標準規格」の手順に
従って子機と無線通信を行う第1の基地局11と第2の
基地局12を設け、この各基地局11,12は、パーソ
ナルコンピュータ等に代表される機器13に対して、R
S232C、電話回線或いはイーサネット等のローカル
エリアネットワーク(LAN)等に代表される有線によ
り接続している。ここでは、機器13はRS232Cシ
リアルインターフェースを2つ持ち、各シリアルインタ
ーフェースを介して前記基地局11と基地局12にそれ
ぞれ接続している。
【0030】また、前記第1の基地局11及び第2の基
地局12はそれぞれシリアルインターフェースに対して
内線「10」、「20」が割り当てられている。従っ
て、子機から内線番号「10」を指定して発信すると、
機器13に接続するようになっている。
【0031】前記各基地局11,12は子機登録記憶部
を持ち、この子機登録記憶部に登録された子機が所定の
手順に従って基地局11,12と無線接続できる構成に
なっている。すなわち、前記第2の基地局12の子機登
録記憶部には、m台の子機141 ,142 ,…14m が
予め登録されており、この登録した子機141 〜14m
が第2の基地局12と無線接続可能になっている。ま
た、前記第1の基地局11の子機登録記憶部には、2台
の子機151 ,152 が予め登録されており、この登録
した子機151 ,152 が第1の基地局11と無線接続
可能になっている。
【0032】また、前記子機141 〜14m は、電池を
内蔵した携帯可能な子機で、さらに、子機142 には端
末インターフェースを介して携帯型印刷装置等に代表さ
れる電池内蔵の携帯機器16を接続している。また、前
記子機151 ,152 には、端末インターフェースを介
して半固定型印刷装置等に代表される商用電源に接続し
た半固定機器17,18を接続している。そして、前記
各子機151 ,152は前記半固定機器17,18から
それぞれ電源が供給される構成になっている。
【0033】図2は前記各基地局11,12の構成を示
すブロック図で、前記各基地局11,12は、子機と電
波産業会(ARIB)推奨の「第二世代コードレス電話
システム標準規格」に従って無線通信を行う無線送受信
部21、データを変調及び復調するπ/4シフトQPS
K変復調部22、データを時分割複信方式で構成された
各スロットの信号に対応させるチャネルコーディック部
23、非制限デジタル情報を通信する場合にPHSイン
ターネットアクセスフォーラム(PIAFS)推奨の
「PHS Internet Access Forum Standard 仕様書」に
従った手順で伝送制御を行うPIAFS制御部24、前
記機器13とシリアルインターフェースで接続する有線
インターフェース25及び内部に子機登録記憶部26等
を有し、全体を制御する制御部27により構成してい
る。
【0034】前記無線送受信部21は、直交変調器21
1、ミキサ212、送信アンプ213、送受信切替スイ
ッチ214、アンテナ215、受信アンプ216、ミキ
サ217、中間周波信号生成部(IF生成部)218及
びシンセサイザ219により構成している。前記子機登
録記憶部26には、子機の内線番号、ARIB推奨の
「第二世代コードレス電話システム標準規格」で規定さ
れている子機の呼出符号(PS−ID)及び現在の状態
を示すフラグなど、子機との無線通信に必要な内容が記
憶されている。前記各基地局11,12の制御部27に
は、前記子機登録記憶部26の他、有線インターフェー
ス25に接続した各機器の情報や子機と通信を行うに必
要かつ十分な情報、例えば認証を用いる秘匿鍵の記憶部
及び演算手段なども設けている。
【0035】図3は、前記各子機141 〜14m ,15
1 ,152 の構成を示すブロック図で、基地局と電波産
業会(ARIB)推奨の「第二世代コードレス電話シス
テム標準規格」に従って無線通信を行う無線送受信部3
1、データを変調及び復調するπ/4シフトQPSK変
復調部32、データを時分割複信方式で構成された各ス
ロットの信号に対応させるチャネルコーディック部3
3、マイク等からなる音声入力部34、スピーカ等から
なる音声出力部35、前記音声入力部34からのアナロ
グ音声信号をデジタル信号に変換するとともに前記チャ
ネルコーディック部33からのデジタル音声信号をアナ
ログ音声信号に変換する音声コーディック部36、着信
時等に子機使用者に着信を知らせるブザー37、子機使
用者に子機の状態を表示して知らせる表示部38、各種
キーを設けたキー入力部39、非制限デジタル情報を通
信する場合にPHSインターネットアクセスフォーラム
(PIAFS)推奨の「PHS Internet Access Forum
Standard 仕様書」に従った手順で伝送制御を行うPI
AFS制御部40、前記半固定機器17,18或いは携
帯機器16と接続する端末インターフェース41、電源
を構成する電池42及び基地局登録記憶部43等を有
し、全体を制御する制御部44により構成している。
【0036】前記無線送受信部31は、直交変調器31
1、ミキサ312、送信アンプ313、送受信切替スイ
ッチ314、アンテナ315、受信アンプ316、ミキ
サ317、中間周波信号生成部(IF生成部)318及
びシンセサイザ319により構成している。前記基地局
登録記憶部43には、ARIB推奨の「第二世代コード
レス電話システム標準規格」で規定されている基地局の
呼出符号(CS−ID)及び現在の状態を示すフラグな
ど、基地局との無線通信に必要な内容が記憶されてい
る。前記制御部44には、前記基地局登録記憶部43の
他、端末インターフェース41に接続した機器の情報や
基地局と通信を行うに必要かつ十分な情報、例えば認証
を用いる秘匿鍵を記憶する記憶部及び演算手段なども設
けている。
【0037】図4は子機141 が第2の基地局12を経
由して機器13と接続するシーケンスを示す図で、前記
機器13はRS232C等のシリアルインターフェース
で第2の基地局12と接続しており、このシリアルイン
ターフェースを介してATコマンドに代表されるコマン
ドを基地局12に送ることにより接続動作を行うように
なっている。
【0038】前記子機141 の使用者がキー入力や他の
方法により、基地局12の内線番号「20」に対して発
信入力すると、先ず、子機141 は個別セル用チャネル
(SCCH)にてリンクチャネル確立要求を基地局12
に無線送信する。これにより、基地局12からSCCH
によりリンクチャネル割当てが無線送信されると、子機
141 は割当てられた通信キャリアの通信スロットにて
基地局12と同期をとる。そして、同期確立後、子機1
41 は通信先である基地局12の有線インターフェース
25、すなわち、機器13との内線番号「20」とサー
ビス種別として非制限デジタルを指定した呼設定を基地
局12に無線送信する。これが基地局12に受け付けら
れると基地局12から呼設定受付の応答が無線送信され
る。
【0039】次に、子機141 は、認証の為の秘匿鍵を
基地局12に無線送信し、機能設定等を行った後、基地
局12から乱数を含む認証要求を無線受信し、乱数を認
証鍵で認証演算した結果を基地局12に無線送信する。
【0040】基地局12は、子機141 から無線送信さ
れた認証演算結果と自身の持つ演算結果を照合して子機
141 が正当かどうか判定し、正当である場合に呼接続
を継続する。なお、認証或いは機能設定などは省略して
も良い。
【0041】認証結果が正当である場合、基地局12は
呼接続を続け、内線「20」に対応した有線インターフ
ェース25で機器13に対してRINGメッセージを送
出して呼出をかけるとともに、子機141 に対して呼出
を無線送信し、機器13を呼び出していることを子機1
41 に通知する。そして、子機141 にリングバックト
ーンを送信し、これにより、子機141 では、リングバ
ックトーンが鳴る。
【0042】機器13がATコマンド「ATA」に代表
される接続のコマンドを基地局12に送信することによ
り、基地局12はオフフックを検出し、子機141 に応
答を無線送信して機器13が応答したことを子機141
に通知する。
【0043】次に、基地局12は、PHSインターネッ
トアクセスフォーラム(PIAFS)推奨の「PHS I
nternet Access Forum Standard 仕様書」の手順に従っ
てPIAFSによる設定や同期を取った後、有線インタ
ーフェース25を介して機器13にCONNECTメッ
セージを送信し機器13に対して接続完了を通知する。
こうして、子機141 と機器13は、PIAFSに従っ
てデータ送受信を開始する。なお、PIAFSによる実
質伝送速度は29.2Kbps(全2重)であり、基地
局12と機器13を接続するシリアルインターフェース
(半二重)はその2倍程度以上の伝送速度で通信が行わ
れる。
【0044】図5は、機器13が第1の基地局11及び
子機151 を経由して半固定機器17に接続するシーケ
ンスを示す図で、機器13が有線インターフェースを介
して子機151 の内線番号「11」への発信を意味する
ATコマンド「ATD21」に代表されるダイヤルコマ
ンドを基地局2に送信すると、先ず、基地局2は一斉呼
出チャネル(PCH)にて、子機151 に着信を無線送
信する。
【0045】子機151 は着信を無線受信すると、先
ず、SCCHにてリンクチャネル確立要求を第1の基地
局11に無線送信する。そして、この基地局11からS
CCHにてリンクチャネル割当が無線送信されると、子
機151 は割当てられた通信キャリアの通信スロットに
て基地局11と同期をとる。同期確立後、子機151 は
基地局11に対して着呼応答を無線送信する。
【0046】次に、基地局11は子機151 に対してサ
ービス種別として非制限デジタルを指定した呼設定を無
線送信する。子機151 はこの呼設定を受け付けると、
基地局11に対して呼設定受付の応答を無線送信する。
続いて、子機151 は、認証の為の秘匿鍵を基地局11
に無線送信し、機能設定等を行った後、基地局11から
乱数を含む認証要求を無線受信し、乱数を認証鍵で認証
演算した結果を基地局11に無線送信する。
【0047】第1の基地局11は、子機151 から無線
送信された認証演算結果と自身の持つ演算結果を照合し
て子機151 が正当かどうか判定し、正当である場合に
呼接続を継続する。なお、認証或いは機能設定などは省
略しても良い。
【0048】また、認証結果が正当である場合、子機1
51 は、端末インターフェース41を介して半固定機器
17に対してRINGメッセージを送出して呼出をかけ
るとともに基地局11に対して呼出を無線送信して半固
定端末17を呼び出していることを基地局11に通知す
る。これにより、基地局11は、有線インターフェース
25を介して機器13にRINGメッセージを送出して
半固定機器17を呼び出していることを通知する。
【0049】続いて、半固定端末17は、ATコマンド
「ATA」に代表される接続のコマンドを子機151 に
送信する。これにより、子機151 はオフフックを検出
し基地局11に応答を無線送信して半固定機器17が応
答したことを基地局11に通知する。
【0050】次に、基地局11と子機151 は、PHS
インターネットアクセスフォーラム(PIAFS)推奨
の「PHS Internet Access Forum Standard 仕様書」
の手順に従ってPIAFSによる設定や同期をとった
後、基地局11は有線インターフェース25を介して機
器13にCONNECTメッセージを送信し接続完了を
通知する。また、子機151 は端末インターフェース4
1を介して半固定機器17にCONNECTメッセージ
を送信し接続完了を通知する。こうして、機器13と半
固定機器17は、PIAFSに従ってデータ送受信を開
始する。なお、PIAFSによる実質伝送速度は29.
2Kbps(全2重)であり、基地局11と機器13を
接続する有線インターフェース(半二重)及び子機15
1 と半固定機器1を接続する端末インターフェース(半
二重)はその2倍程度以上の伝送速度で通信が行われ
る。
【0051】図6は、第1の基地局11の制御信号の送
信構成を示す図である。ところで、第2の基地局12と
無線接続可能な子機141 〜14m は電池内蔵の携帯型
の子機であり、子機142 には電池を内蔵した携帯型機
器16が端末インターフェース41を介して接続されて
いる。従って、子機141 〜14m の電力の消費を抑え
る為に基地局12の制御信号は、例えば図23に示すよ
うに、ある子機に対する一斉呼出チャネルPCHの間隔
が比較的長い構成になっている。
【0052】これに対し、第1の基地局11と無線接続
可能な子機151 ,152 には商用電源に接続した半固
定機器17,18がそれぞれ端末インターフェース41
を介して接続しており、子機151 ,152 はこれら半
固定機器17,18から電源の供給を受けている。
【0053】ここでは、第1の基地局11の制御信号送
信構成は、ARIB推奨の「第二世代コードレス電話シ
ステム標準規格」に記載された各種パラメータを、間欠
送信フレーム数n=25、同一着信群数nSG=1、フレ
ーム基本単位長nSUB =3、PCH数nPCH =1、着信
群分けファクタnGROUP =1とした構成となっており、
具体的には、報知チャネルBCCH、個別セル用チャネ
ルSCCH、一斉呼出チャネルPCHがそれぞれ1つず
つで構成され、かつ、制御信号の送信間隔は最小値12
5msに設定されている。
【0054】図7は、図6に示す第1の基地局11の制
御信号送信構成において、この基地局11から子機15
1 にリンクチャネルが割当てられるまでに要する時間を
示したものである。基地局11は125ms間隔で制御
信号を間欠送信している。一方、子機151 からの制御
信号の送信は基地局11の制御信号送信から2.5ms
後のタイムスロットで行われる。すなわち、基地局11
から子機151 へPCHにて着信が無線送信されると、
2.5ms後の上りSCCH或いはその125ms後の
上りSCCHで、リンクチャネル確立要求が子機151
から基地局11へ無線送信される。これを受けて基地局
11は次の下りSCCHでリンクチャネル割当を子機1
51 に無線送信する。
【0055】従って、基地局11から子機151 へPC
Hにより着信が無線送信されてから、基地局11が子機
151 にリンクチャネル割当の無線送信を開始するまで
の時間は、この間での通信エラーやキャリアセンスによ
る送信待ちが無く、基地局11及び子機151 での処理
時間を無視すると仮定すれば、上位からの着信のタイミ
ングによって250ms〜625msとなり大幅に短縮
される。
【0056】また、図8は、ARIB推奨の「第二世代
コードレス電話システム標準規格」に記載された各種パ
ラメータを、間欠送信フレーム数n=25、同一着信群
数nSG=2、フレーム基本単位長nSUB =4、PCH数
nPCH =2、着信群分けファクタnGROUP =1とした例
を示している。この場合、図24のパラメータに対し
て、着信群分けファクタnGROUP が2から1になってお
り、PCH1に着目すれば間隔は制御信号4回に1回が
PCH1になっており、この場合も従来例に比べて接続
時間を短縮することができる。
【0057】さらに、図9は、ARIB推奨の「第二世
代コードレス電話システム標準規格」に記載された各種
パラメータを、間欠送信フレーム数n=25、同一着信
群数nSG=2、フレーム基本単位長nSUB =3、PCH
数nPCH =1、着信群分けファクタnGROUP =2とした
例を示している。この場合、図24のパラメータに対し
て、フレーム基本単位長nSUB が4から3になってお
り、PCH1に着目すれば間隔は制御信号6回に1回が
PCH1になっており、この場合も従来例に比べて接続
時間を短縮することができる。
【0058】なお、上記例では、基地局から子機への接
続を取りあげて説明したが、子機から基地局への接続に
関しても同様であることは明白である。また、この実施
の形態では、半固定機器を商用電源に接続した場合を例
にとって説明したが、商用電源でなく十分な電力容量を
持つバッテリーに接続しても良い。
【0059】このように、第1の基地局11と子機15
1 ,152 のリンクチャネル割当てに要する時間を短縮
することができ、子機151 ,152 、この子機に接続
した半固定機器17,18、基地局11に接続した機器
13において、データを送信する要求が発生してからデ
ータを送信開始するまでの時間を短縮することができ、
通信効率を向上できる。
【0060】また、第1の基地局11、子機151 ,1
52 、半固定機器17,18において、子機151 と子
機152 はリンクが確立されて通信が行える状態になる
と、これを子機151 ,152 の電源がオフになるまで
維持するようにしている。従って、接続に要する時間が
不要となり、データを送信する要求が発生してからデー
タの送信を開始するまでの時間を一層短縮して、より通
信効率を高めることができる。
【0061】(第2の実施の形態)なお、この実施の形
態は本発明のコードレス電話システムを使用した注文デ
ータ管理システムについて述べる。図10は注文データ
管理システムの概略構成を示すブロック図で、このシス
テムは、店舗内において売り上げ情報の管理、保管を行
うPOS端末51と、メニュー情報、オーダ情報等を管
理するとともにシステム全体を制御するシステム制御装
置52と、注文データを表示するとともに注文品の完成
や削除を入力する表示/入力装置53と、子機54と接
続し注文データを印刷する電池を内蔵した携帯印刷装置
55と、子機56と接続し注文データを印刷する商用電
源に接続した半固定印刷装置57と、オーダ情報を入力
し無線通信する無線携帯端末58,59と、この無線携
帯端末58,59及び前記子機54,56と無線通信す
る基地局60,61で構成している。
【0062】前記基地局60,61、POS端末51、
システム制御装置52、表示/入力装置53は、イーサ
ネットなどに代表される有線ネットワーク62で接続さ
れ、これら各機器51,52,53,60,61には、
それぞれ異なる有線ネットワークアドレスが設定されて
いる。前記基地局60,61及び前記子機54,56、
無線携帯端末58,59は、データ通信においては前述
した第1の実施の形態における基地局11,12及び子
機141 〜14m ,151 ,152 と同様の構成を備
え、同様の動作を行なうものである。
【0063】なお、前記POS端末51及びシステム制
御装置52は、アナログ回線、ISDN回線或いは専用
回線などの通信回線により、ISDN網、PSTN網或
いはPHS網と接続し、店舗外の通信機能付きのパソコ
ンやPHS事業者の基地局を介して他の無線携帯端末と
通信することが可能な構成になっていてもよい。但し、
外部との通信を行うには関連の通信事業者との契約が必
要である。
【0064】前記システム制御装置52は、通常のパソ
コンと同様な機器であり、メニュー情報、オーダ情報及
び売り上げ情報などを保管するとともに装置間の通信制
御を担っている。前記携帯印刷装置55及び半固定印刷
装置57は、オーダ品作成の為の印刷や顧客への請求書
の印刷などを行う。また、前記表示/入力装置53は、
タッチパネル方式の表示/入力機能を持った装置で、現
在のオーダ状況を表示するとともにオーダ品の完成や削
除の入力を行うものである。
【0065】前記POS端末51は、店舗内の出入口付
近に配置したチェックアウトカウンタに配備され、顧客
の支払い業務の為の装置であるとともに売り上げ情報を
管理、保管する。前記無線携帯端末58,59は、店員
により顧客のオーダが入力されると、それを基地局6
0,61に無線送信するオーダエントリ機能と、基地局
60,61を介して前記システム制御装置52にコマン
ドを送信して現在の全オーダデータ、売り上げデータ、
或いはメニューデータなどを照会する照会機能と、自己
以外の他の無線携帯端末やシステム制御装置52或いは
POS端末51宛てに音声、画像、メッセージなどを送
受信する連絡機能を持っている。
【0066】なお、ここでは一例を示したもので、半固
定印刷装置57として店員用、顧客用の2つ設けたり、
表示/入力装置53が表示と入力で別体の装置になって
いたり、システム制御装置52がPOS端末51に内蔵
されていてもよい。また、表示/入力装置53をシステ
ム制御装置52に直接接続した構成であってもよい。
【0067】前記子機54,56及び無線携帯端末5
8,59は、表示部を例えば液晶ディスプレイで構成
し、入力部を例えばペン及びタッチパネルを使用して入
力するものを使用している。また、子機54及び無線携
帯端末58,59の電源部は電池により構成している。
前記子機56は端末インターフェースを介して半固定印
刷装置57に接続し、この半固定印刷装置57は商用電
源に接続されている。従って、前記子機56は半固定印
刷装置57を経由して商用電源が供給されるようになっ
ている。なお、前記子機54,56及び無線携帯端末5
8,59に、赤外線方式による外部との通信部を持って
もよい。
【0068】前記子機54,56及び無線携帯端末5
8,59の制御部は、前記基地局60,61と無線通信
を行う為の無線通信プロトコルとともに店外においてP
HS事業者基地局と接続する為の無線通信プロトコルの
両方を持ち、同一端末で店内と店外に対応することがで
きる構成になっている。なお、無線携帯端末58,59
に、予め基本動作を行うプログラムに加えてメニューデ
ータを予め設定してもよい。
【0069】前記基地局60,61は、それぞれ制御部
に子機登録記憶部を設け、基地局61は第2の基地局を
構成するもので、この基地局61の子機登録記憶部には
無線携帯端末58,59及び子機54が登録され、基地
局60は第1の基地局を構成するもので、この基地局6
0の子機登録記憶部には子機56のみが登録されてい
る。前記基地局61は子機登録記憶部に無線携帯端末5
8,59及び子機54の内線番号、ネットワークアドレ
スの両方を登録し、無線で無線携帯端末58,59や子
機54と通信する場合には内線番号で通信し、有線ネッ
トワーク62に接続したPOS端末51、システム制御
装置52、表示/入力装置53と通信する場合にはネッ
トワークアドレスで通信するようになっている。また、
基地局60は子機登録記憶部に子機56の内線番号、ネ
ットワークアドレスの両方を登録し、無線で子機56と
通信する場合には内線番号で通信し、有線ネットワーク
62に接続したPOS端末51、システム制御装置5
2、表示/入力装置53と通信する場合にはネットワー
クアドレスで通信するようになっている。そして、子機
56は商用電源が供給される構成になっているので、基
地局60と子機56との間で一旦リンクが確立されて通
信が行える状態になると、これを子機56の電源がオフ
になるまで維持するようにして基地局60と子機56と
のリンクチャネル確立に要する時間を短くできるように
なっている。また、基地局61と無線携帯端末58,5
9及び子機54との間は、前述した図24と同様の制御
信号構成をとっており、待ち受け状態での電力消費を抑
えるようになっている。
【0070】図11は、前記システム制御装置52の構
成を示すブロック図で、このシステム制御装置52は基
本的にパーソナルコンピュータやワークステーションと
同一のハード構成を持ち、CPU、ROM及びRAMを
中心とした制御部71、データを保存する記憶部72、
前記有線ネットワーク62と接続する有線ネットワーク
接続部73、CRT等のディスプレイ74及びキーボー
ドやマウスなどの入力部75で構成している。前記制御
部71は、顧客数判別手段711を設けている。
【0071】前記記憶部72には、基本的動作を行うプ
ログラムの他、無線通信可能な無線携帯端末58,59
の情報、メニューデータ、現在までのオーダデータ、テ
ーブルデータ、売り上げデータ、従業員データ等の店舗
運営に必要なデータの全て或いは一部が記憶され、これ
らのデータは随時更新され、また、追加されるようにな
っている。前記記憶部72は、例えば、ハードディスク
記憶装置やフロッピーディスク記憶装置やメモリカード
などからなる。
【0072】図12は前記表示/入力装置53の表示部
の表示例を示す図で、1行目にはテーブル番号が表示さ
れ、2行目には人数が表示され、3行目以降にオーダ内
容が表示される。そして、人数が0の場合はテーブルが
空いていることを示し、1以上の場合は顧客がいること
を示している。3行目以降のオーダ内容は、無線携帯端
末58,59によりオーダが送信されるとそのオーダの
文字表示が行なわれ、例えば厨房にて注文品の作成が完
了すると、オーダ文字が枠aで囲まれ、配膳されると白
抜き文字表示bに変化するようになっている。そして、
POS端末51にて顧客の精算を完了すると人数が0に
なり、オーダ内容が消去されるようになっている。
【0073】次に、前記システム制御装置52にメニュ
ー情報が保管され、前記無線携帯端末58,59にメニ
ュー情報が設定されていない場合における顧客入店から
精算までの一連の動作について述べる。図13に示すよ
うに、S1にて顧客の入店があると、S2にて例えば無
線携帯端末58を所持している店員が顧客をテーブルに
案内する。そして、S3にて店員は無線携帯端末58に
テーブル番号と人数を入力する。この入力した情報は無
線送信により基地局61を介してシステム制御装置52
に送られる。システム制御装置52は、S4にてオーダ
情報を更新し、S5にて表示/入力装置53の表示内容
を更新する。S6にて店員は顧客にメニューを渡し、こ
れにより顧客はメニューを考える。
【0074】しばらくして、店員はS7にて顧客のオー
ダを取りに行き、無線携帯端末58でオーダを選択する
と、S8にてシステム制御装置52から無線携帯端末5
8にメニュー情報が送信される。店員はS9にて送信さ
れたメニューに従って顧客からのオーダを入力する。こ
のオーダ情報は無線送信により基地局61を介してシス
テム制御装置52に送られる。システム制御装置52
は、S10にてオーダ情報を更新し、S11にて表示/
入力装置53の表示内容を更新する。さらに、S12に
て半固定印刷装置57によりオーダ情報を印刷する。
【0075】S13にて厨房内の店員は表示/入力装置
53の表示或いは半固定印刷装置57の印刷内容を見て
オーダ品の作成を開始する。そして、オーダ品が完成す
ると、S14にて表示/入力装置53にオーダ品の完成
を入力する。このオーダ品の完成情報はシステム制御装
置52に送られ、システム制御装置52はS15にてオ
ーダ情報を更新し、S16にて表示/入力装置53の表
示内容を更新し、かつ、S17にて該当する無線携帯端
末58にオーダ品の完了を通知する。
【0076】店員はオーダ品の完了を確認すると、S1
8にて厨房にオーダ品を取りに行き該当する顧客に配膳
するとともに半固定印刷装置57により印刷した請求書
を手渡す。配膳が完了すると店員は、S19にて無線携
帯端末58に配膳の完了を入力する。この情報はシステ
ム制御装置52に無線送信される。システム制御装置5
2は、S20にてオーダ情報を更新し、S21にて表示
/入力装置53の表示内容を更新する。
【0077】そして、S22にて顧客は食事を終了する
と、請求書を持ってPOS端末51の所へ行き、店員に
請求書を手渡す。店員は、S23にて請求書番号をPO
S端末51に入力する。これにより、POS端末51は
オーダ品と金額を表示し、顧客からの支払いを受けて精
算処理を行う。そして、精算が終了すると、S24にて
POS端末51からシステム制御装置52に精算したオ
ーダ品情報が送信され、システム制御装置52は、S2
5にてオーダ情報を更新し、S26にて表示/入力装置
53の表示内容を更新する。
【0078】以上が顧客入店から精算までの一連の動作
であるが、システム制御装置52による最終のオーダ情
報の更新及び表示の更新についてはPOS端末51によ
る精算処理の終了の他、店員がテーブルを片付け、この
片付けが終了した後に店員が無線携帯端末60から片付
けの終了情報を入力することで行ってもよい。また、こ
こでは顧客が来店して店員がオーダを取るときに無線携
帯端末でのオーダ選択によりシステム制御装置52から
無線携帯端末にメニュー情報を送信する構成としたが必
ずしもこれに限定するものではなく、予めシステム制御
装置52から無線携帯端末にメニュー情報を送信し、無
線携帯端末はこのメニュー情報を内部メモリに保管して
使用し、変更するメニューが生じたときのみ変更情報を
システム制御装置52から受信して内部メモリの内容を
部分的に変更するようにしてもよい。
【0079】図14は無線携帯端末58,59の液晶デ
ィスプレイの画面例を示す図で、通常のメイン画面では
図14の(a) に示すようにオーダ機能、照会機能、連絡
機能の3機能を表示している。このメイン画面において
「オーダ」を選択すると、オーダ画面に切替わり、「テ
ーブル案内」、「オーダ入力」、「配膳」、「片付け」
の4メニューを表示する。
【0080】ここで例えば、「テーブル案内」を選択す
ると、テーブル番号と人数を入力する画面に切替わり、
この状態でテーブル番号と人数を入力するとテーブル番
号と人数の情報が自動的に無線送信される。また、「オ
ーダ入力」を選択すると、図14の(b) に示すように、
「あ、か、さ、…わ」の文字を表示し、この状態でメニ
ューの該当する文字を選択するとメニューが表示され
る。そして、メニューを選択するとライスかパンかなど
の表示が現れ、次第に詳細なオーダを選択する画面に切
替わるようになっている。
【0081】また、「配膳」を選択するとテーブル番号
の入力状態となり、この状態でテーブル番号を入力する
と、テーブルのオーダ情報がシステム制御装置52から
送信されるので、これを受信して表示する。この状態で
店員が配膳したオーダ品を選択すると、そのオーダ品に
ついて配膳が完了したことがシステム制御装置52に無
線送信される。さらに、「片付け」を選択するとテーブ
ル番号の入力状態となり、この状態でテーブル番号を入
力することになる。
【0082】また、メイン画面において「照会」を選択
すると、図14の(c) に示す照会画面に切替わり、「現
残全オーダ」、「現空テーブル」、「現顧客入店順」、
「請求書番号照会」、「現テーブル番号照会」、「ラス
トテーブル番号照会」の6メニューを表示する。ここで
「現残全オーダ」を選択すると、表示/入力装置73に
表示されている情報の全てがシステム制御装置52から
基地局60,61を介して送信されるので、これを受信
して表示する。また、「現空テーブル」を選択すると、
現在空いているテーブルの情報がシステム制御装置52
から基地局60,61を介して送信されるので、これを
受信して表示する。
【0083】また、「現顧客入店順」を選択すると、入
店順に入店時間とテーブル番号及び人数がシステム制御
装置52から基地局60,61を介して送信されるの
で、これを受信して表示する。従って、入店時間や配膳
状況等から次にどのテーブルが空きそうか予想できる。
また、「請求書番号照会」を選択すると、請求書に対応
したオーダ情報がシステム制御装置52から無線基地局
60,61を介して送信されるので、これを受信して表
示する。この表示は、例えば、精算を終了した後に顧客
から問い合わせがあった場合などに使用する。
【0084】また、「現テーブル番号照会」を選択する
とテーブル番号の入力状態となり、この状態でテーブル
番号を入力すると、現テーブル番号のオーダ情報がシス
テム制御装置52から送信されるので、これを受信して
表示する。また、「ラストテーブル番号照会」を選択す
るとテーブル番号の入力状態となり、この状態でテーブ
ル番号を入力すると、そのテーブル番号の顧客の前の顧
客のオーダ情報や入店時間、出店時間がシステム制御装
置52から送信されるので、これを受信して表示する。
【0085】また、メイン画面において「連絡」を選択
すると連絡画面に切替わり、図14の(d) に示すよう
に、「店長」、「店員A」、「店員B」、「番号入力」
の相手先と、「音声」、「画像」、「メッセージ」の連
絡方法を入力する画面に切替わる。そして、相手先と連
絡方法を選択することでそれに従った画面に切替わる。
【0086】また、無線携帯端末58,59で顧客がテ
ーブルについたことをシステム制御装置52に連絡する
とともに、顧客がテーブルについてからオーダを取りに
行くまでの時間とオーダを取ってから配膳するまでの時
間又は配膳してから精算が終了するまでの時間に第1或
いは第2の設定時間を設け、各設定時間を越えた場合に
は、システム制御装置52は無線携帯端末60,61と
表示/入力装置53に設定時間超過を自動的に連絡す
る。これにより、店員が作業を忘れても知らせることが
できるので、店員はすぐに気が付くことができ、顧客に
対して不快感を与えることなくきめの細かいサービスが
できる。また、店員がオーダを取りに行く時間を知るこ
ともできる。
【0087】このような構成においては、無線携帯端末
58,59及び子機54の待ち受け状態における電力消
費を増大させること無く、基地局60と子機56のリン
クチャネル割当てに要する時間を短縮することができ、
無線携帯端末58,59、子機54、携帯印刷装置5
5、基地局60,61に接続したPOS端末51、シス
テム制御装置52及び表示/入力装置53と、子機56
及び半固定印刷装置57との間の通信において、データ
を送信する要求が発生してからデータの送信を開始する
までの時間を短縮して通信効率を向上でき、これによ
り、システム全体の業務効率を向上させることができ
る。
【0088】また、子機56はリンクが確立されて通信
が行える状態になると、子機56の電源がオフになるま
で維持できる。従って、基地局60と子機56の接続に
要する時間が不要となり、データを送信する要求が発生
してからデータの送信を開始するまでの時間を一層短縮
できて通信効率をより向上することができ、これによ
り、業務効率を一層向上させることができる。
【0089】また、図11に示すように、システム制御
装置52の制御部71には顧客数判別手段711を設け
ている。従って、予め所定数を例えば「1」に設定して
おけば、顧客判別手段711は現在店舗内にいる顧客数
が1以上か0かを判別し、1以上の場合には制御部71
内のリンク指示送出手段により有線ネットワーク62を
介してリンク確立指示を基地局60に送出しておけば、
子機56の電源がオンである限り、基地局60と子機5
6及び半固定印刷装置57はリンクを確立した状態が維
持される。
【0090】また、店舗内にいる顧客数が0の場合に
は、リンク指示送出手段により基地局60に対して有線
ネットワーク62を介してリンク切断指示を送出して基
地局60と子機56とのリンクを切断するよう指示を出
せば基地局60は子機56との無線リンクを切断するこ
とになる。
【0091】図15はリンク指示送出手段による一連の
処理を示す流れ図で、閉店の状態において、先ず、S3
1にて、システム制御装置52、POS端末51、基地
局60,61の電源が投入されると、S32にて、シス
テム制御装置52、POS端末51、基地局60,61
の各機器は初期設定を行う。次いで、S33にて、シス
テム制御装置52は、基地局60に対して初期値として
リンク切断指示を送出する。なお、顧客数判別手段71
1が現在の顧客数と比較する時に使用する所定値には
「1」が設定されている。そして、S34にて、無線携
帯端末58,59、子機54,56、携帯印刷装置55
及び半固定印刷装置57の電源が投入されて開店準備が
整い開店する。
【0092】店舗内に顧客が入ってくると、S35に
て、顧客入店処理が行われる。すなわち、顧客担当者が
無線携帯端末58又は59に人数とテーブル番号を入力
する。これにより無線携帯端末から人数やテーブル番号
がシステム制御装置52に送信される。システム制御装
置52は、受信した人数とテーブル番号に対応してオー
ダデータを更新する。
【0093】そして、S36にて、顧客数判別手段71
1により現在の顧客数と所定値を比較する。今、所定値
として「1」が設定されているので、顧客の入店により
現在の顧客数が所定値以上となり、S37にて、リンク
指示送出手段により基地局60にリンク確立指示が送出
される。これにより基地局60は子機56及び半固定印
刷装置57とリンクを確立する。
【0094】また、顧客からのオーダデータがシステム
制御装置52に送信されると、S38にて、オーダ処理
が行なわれる。このオーダ処理では、システム制御装置
52は、無線携帯端末から送信されるオーダデータによ
り内部に保管しているオーダデータを更新するとともに
オーダデータを基地局60から子機56及び半固定印刷
装置57に送信する。この時、すでに基地局60と子機
56及び半固定印刷装置57のリンクは確立されている
ので、システム制御装置52から半固定印刷装置57に
効率良くオーダデータを送出することができる。
【0095】また、顧客が支払の時にPOS端末担当者
に伝票を渡し、このPOS端末担当者により伝票番号が
POS端末51に入力されると、S39にて、顧客支払
い処理が行なわれる。この顧客支払い処理は、POS端
末51から伝票番号が有線ネットワーク62を介してシ
ステム制御装置52に送信される。システム制御装置5
2では、該当するオーダデータを有線ネットワーク62
を介してPOS端末51に送信するとともに保管してい
る顧客数などのオーダデータを更新する。
【0096】そして、S36にて、更新後のオーダデー
タについて顧客数判別手段711により、現在の顧客数
と所定値を比較し、現在の顧客数が所定値以上の場合に
は、S37にて、リンク指示送出手段により基地局60
にリンク確立指示を送出する。基地局60はこれを受け
て子機56及び半固定印刷装置57とリンクを確立す
る。この時、すでにリンク確立が行なわれていればこの
リンク確立は無視される。
【0097】しかし、オーダデータの更新の結果、現在
の顧客数が所定値以下、すなわち、0になった場合に
は、S40にて、リンク指示送出手段により基地局60
にリンク切断指示を送出する。これにより、基地局60
は子機56及び半固定印刷装置57とのリンクを切断す
る。
【0098】なお、ここでは店舗内にいる顧客数を例に
とったが、顧客数に限らず、顧客の占有しているテーブ
ル数やオーダをとっていない顧客数、或いは所定時刻内
か否かによってリンク切断送出手段によるリンク確立指
示及びリンク切断指示の送出を行うようにしてもよい。
このように、顧客数が所定数以上でない場合に基地局と
子機との間の無線送信を低減することで余分な電波の発
生を抑圧するとともにシステム全体の消費電力を低減す
ることができる。
【0099】(第3の実施の形態)この実施の形態は1
つの基地局の子機登録記憶部に電池を電源とした携帯型
の第2の子機と商用電源や充分な容量をもつバッテリを
電源とした半固定機器に接続し、この半固定機器から電
源の供給を受ける第1の子機を混在して登録したコード
レス電話システムにおける基地局から各子機への受信制
御について述べる。
【0100】図16に示すように、基地局の制御信号送
信構成は、前述した第1の実施の形態における図8の場
合と同様で、ARIB推奨の「第二世代コードレス電話
システム標準規格」に記載された各種パラメータを、間
欠送信フレーム数n=25、同一着信群数nSG=2、フ
レーム基本単位長nSUB =4、PCH数nPCH =2、着
信群分けファクタnGROUP =1として、1スーパーフレ
ーム内で同一のPCHが2回発生する構成になってい
る。換言すれば、所定時間、例えば1スーパーフレーム
時間内での同一着信信号連送回数(nBS)が2になって
いる。
【0101】このシステムでは、半固定機器に接続した
第1の子機は、所定時間、すなわち、1スーパーフレー
ム時間内に受信するPCH数n1が2となるように制御
部を構成し、また、電池を内蔵した携帯型の第2の子機
は、1スーパーフレーム時間内に受信するPCH数n2
が1となるように制御部を構成している。
【0102】従って、携帯型の第2の子機はPCH受信
間隔が半固定機器に接続した第1の子機に比べて2倍と
なり、電池電力の消耗が抑制される。また、半固定機器
に接続した第1の子機はPCH受信間隔が携帯型の第2
の子機に比べて半分となるので、リンクチャネル確立ま
での時間が短縮される。なお、ここでは、1スーパーフ
レーム内の同一着信信号連送回数(nBS)を2とした例
を述べたが、これをさらに大きくすれば子機54の電池
電力の消耗を一層低減することができる。
【0103】このように、電池内蔵の第2の子機と商用
電源から電源が供給される半固定機器に接続した第1の
子機が混在して子機登録された基地局を有する場合にお
いても、携帯型の第2の子機の待ち受け状態における電
力消費を増大させること無く、しかも、半固定機器に接
続した第1の子機のリンク確立までの時間を短縮し通信
効率を向上できる。
【0104】(第4の実施の形態)この実施の形態は、
1つの基地局の子機登録記憶部に電池を電源とした携帯
型の第2の子機及び無線携帯端末と、商用電源や充分な
容量をもつバッテリを電源とした半固定機器に接続し、
この半固定機器から電源の供給を受ける第1の子機を混
在して登録したコードレス電話システムを使用した注文
データ管理システムについて述べる。なお、第2の実施
の形態の注文データ管理システムと同一の部分には同一
の符号を付し異なる部分について述べる。
【0105】図17は注文データ管理システムの構成を
示すブロック図で、ここでは有線ネットワーク62に1
台の基地局65のみが接続されている。前記基地局65
は、前述した基地局60,61と同様な制御信号構成と
なっており、子機56は第1の子機を構成し、1スーパ
ーフレーム内において全PCHを受信し、無線携帯端末
58,59と子機54は第2の子機を構成し、1スーパ
ーフレーム内の1つのPCHを受信するようにそれぞれ
の制御部が構成されている。
【0106】従って、子機54や無線携帯端末58,5
9はPCH受信間隔が広いため、電池電力の消耗を増大
せず、また、充分な電源容量を持つ電源から電源供給を
受ける子機56はPCH受信間隔が短縮されるのて、リ
ンクチャネル確立までの時間が短縮される。これによ
り、電池内蔵の無線携帯端末58,59と子機54の電
池電力の消費を低減でき、また、システム制御装置52
から子機56を介して半固定印刷装置57に対して注文
データの印字データを送信する場合の所要時間を短縮す
ることできる。
【0107】このように、電池内蔵の無線携帯端末5
8,59や携帯型子機54と、商用電源に接続した半固
定印刷装置57から電源の供給を受ける子機56が混在
して基地局65の子機登録記憶部に子機登録されたシス
テムにおいても、無線携帯端末58,59や携帯型子機
54の待ち受け状態における電力消費の増大を防止で
き、しかも、半固定印刷装置57に接続した子機56の
リンク確立までの時間を短縮して通信効率を向上するこ
とができる。
【0108】(第5の実施の形態)この実施の形態は基
本的には図17に示す構成の注文データ管理システムで
ある。このシステムのシステム制御装置52の制御部
に、図18に示すように、現在の顧客数が所定値以上か
否かを判別する顧客数判別手段711と、この顧客数判
別手段711の判別結果に基づいて、顧客数が所定値以
上の場合には子機54及び無線携帯端末58,59が所
定時間tにおいて基地局65の送信する一斉呼出チャネ
ルを受信する回数を増やす指示を送出する受信回数増加
指示送出手段712とを設けている。
【0109】このシステムでは図19に示す流れ図に基
づく受信回数増加指示制御を行うようになっている。す
なわち、S41にて、システム制御装置52の顧客数判
別手段711により現在の顧客数が所定値以上か否かを
判別し、所定値以上であれば、S42にて、システム制
御装置52の受信回数増加指示送出手段712により、
有線ネットワーク62を介して基地局65に対して受信
回数増加指示を示すデータを送出する。
【0110】基地局65はシステム制御装置52から受
信回数増加指示を示すデータを受信すると、S43に
て、子機54,56及び無線携帯端末58,59に対し
てオプション情報報知メッセージ受信を要求する為に、
図20に示すようなPCHによる着呼メッセージの報知
受信指示を「xxx101」にして着呼メッセージを送
出する。
【0111】子機54,56及び無線携帯端末58,5
9はこのPCHを受信すると、BCCHによるオプショ
ン情報報知メッセージ受信要求があることを知る。続い
て、基地局65は図21に示すようなオプション情報報
知メッセージの一斉通信内容に、受信回数増加指示を示
すデータを設定してオプション情報報知メッセージを送
信する。子機54,56及び無線携帯端末58,59は
これを受信するが、このとき携帯型の子機54及び無線
携帯端末58,59は現在よりも1スーパーフレーム内
でのPCH受信回数を増加する。
【0112】これにより、顧客数が多い場合、無線携帯
端末や子機を呼び出すことが多くなるが、顧客数が所定
値以上のときに無線携帯端末58,59及び子機54の
PCH受信回数を増加することで、通常は電力消費量を
抑えるためにPCH受信間隔を広くしている無線携帯端
末58,59及び子機54に対してPCH受信間隔を短
縮することができ、これにより、無線携帯端末58,5
9及び子機54への着信時間を短縮して通信効率を高め
ることができる。
【0113】なお、ここではオプション情報報知メッセ
ージを用いて受信回数増加指示を基地局から子機や無線
携帯端末へ伝送したが、通常の発呼により個別に伝送す
る方法でもよく、或いはそれ以外の方法であってもよ
い。このように、電池内蔵の携帯型子機54及び無線携
帯端末58,59と、商用電源から電源の供給を受ける
半固定印刷装置57に接続した子機56が混在して基地
局65の子機登録記憶部に登録された場合においても、
店舗の顧客入店状況に応じて、携帯型子機54や無線携
帯端末58,59の待ち受け状態における電力消費を極
力抑制した状態でこの携帯型子機54や無線携帯端末5
8,59のPCH受信間隔を短縮してリンク確立までの
時間を短縮して通信効率を向上でき、これにより業務効
率を向上できる。
【0114】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、基地局と
子機のリンクチャネル割当てに要する時間を短縮するこ
とができ、データを送信する要求が発生してからデータ
を送信開始するまでの時間を短縮して通信効率を向上で
きる。
【0115】請求項2記載の発明によれば、基地局と子
機との間で一旦リンクチャネルの確立があるとその後は
接続に要する時間が不要となり、データを送信する要求
が発生してからデータを送信開始するまでの時間を一層
短縮して通信効率を向上できる。
【0116】請求項3記載の発明によれば、外部電源か
ら電源の供給を受ける第1の子機と電源を内蔵している
携帯型の第2の子機が混在して登録している基地局を有
す場合においても、第2の子機の待ち受け状態における
電力消費を増大させること無く、しかも、基地局と第1
の子機とのリンク確立までの時間を短縮して通信効率を
向上できる。
【0117】請求項4記載の発明によれば、システム制
御装置、POS端末装置、印刷装置、無線子機、無線携
帯端末及び複数の基地局を備えた注文データ管理システ
ムにおいて、電源を内蔵している無線携帯端末や携帯型
の子機の待ち受け状態における電力消費を増大させるこ
と無く、しかも基地局と外部電源が供給される子機との
リンクチャネル割当てに要する時間を短縮することで通
信効率を向上でき、これにより、データを送信する要求
が発生してからデータを送信開始するまでの時間を短縮
して業務効率を向上させることができる。
【0118】請求項5記載の発明によれば、システム制
御装置、POS端末装置、印刷装置、無線子機、無線携
帯端末及び複数の基地局を備えた注文データ管理システ
ムにおいて、基地局と子機との間で一旦リンクチャネル
の確立があるとその後は接続に要する時間が不要とな
り、データを送信する要求が発生してからデータを送信
開始するまでの時間を一層短縮して通信効率を向上で
き、これにより、データを送信する要求が発生してから
データを送信開始するまでの時間を一層短縮して業務効
率をより一層向上させることができる。
【0119】請求項6記載の発明によれば、システム制
御装置、POS端末装置、印刷装置、無線子機、無線携
帯端末及び複数の基地局を備えた注文データ管理システ
ムにおいて、データを送信する要求が発生してからデー
タを送信開始するまでの時間を一層短縮して業務効率を
より一層向上させることができ、さらに、顧客数が所定
数以上でない場合に基地局と子機の無線送信を低減し、
これにより、余分な電波の発生を抑圧できるとともにシ
ステム全体の消費電力を低減できる。
【0120】請求項7記載の発明によれば、システム制
御装置、POS端末装置、印刷装置、無線子機、無線携
帯端末及び複数の基地局を備えた注文データ管理システ
ムにおいて、外部電源から電源の供給を受ける子機と無
線携帯端末が混在して登録している基地局を有す場合に
おいても、無線携帯端末の待ち受け状態における電力消
費を増大させること無く、しかも、基地局と外部電源か
ら電源の供給を受ける子機とのリンク確立までの時間を
短縮して通信効率を向上でき、これにより、業務効率を
向上させることができる。
【0121】請求項8記載の発明によれば、システム制
御装置、POS端末装置、印刷装置、無線子機、無線携
帯端末及び複数の基地局を備えた注文データ管理システ
ムにおいて、通信効率を向上して業務効率を向上させる
ことができ、さらに、顧客数が多く無線携帯端末を呼び
出すことが多い場合に着信信号連送回数を増加して受信
間隔を短縮することにより着信時間を短縮することがで
き、店舗の顧客入店状況に応じた通信制御ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるコードレス
電話システムの概略構成を示すブロック図。
【図2】同実施の形態における基地局の構成を示すブロ
ック図。
【図3】同実施の形態における子機の構成を示すブロッ
ク図。
【図4】同実施の形態において子機が基地局を経由して
機器と接続するシーケンスを示す図。
【図5】同実施の形態において機器が基地局及び子機を
経由して半固定機器と接続するシーケンスを示す図。
【図6】同実施の形態における基地局の制御信号送信構
成を示す図。
【図7】図6における基地局の制御信号送信構成におい
て基地局と子機との間でリンクチャネルが確立するまで
の時間関係を示す図。
【図8】同実施の形態における基地局の制御信号送信構
成の他の例を示す図。
【図9】同実施の形態における基地局の制御信号送信構
成の他の例を示す図。
【図10】本発明の第2の実施の形態における注文デー
タ管理システムの概略構成を示すブロック図。
【図11】同実施の形態におけるシステム制御装置の構
成を示すブロック図。
【図12】同実施の形態における表示/入力装置の表示
例を示す図。
【図13】同実施の形態における顧客入店から精算まで
の一連の動作を説明するための流れ図。
【図14】同実施の形態における無線形態端末のディス
プレイの画面例を示す図。
【図15】同実施の形態におけるリンク指示送出手段に
よる一連の処理を示す流れ図。
【図16】本発明の第3の実施の形態における基地局の
制御信号送信構成と半固定機器及び携帯型子機の電源の
オン、オフの関係を示す図。
【図17】本発明の第4の実施の形態における注文デー
タ管理システムの概略構成を示すブロック図。
【図18】本発明の第5の実施の形態におけるシステム
制御装置の構成を示すブロック図。
【図19】同実施の形態における受信回数増加指示制御
を示す流れ図。
【図20】同実施の形態において基地局が送出する着呼
メッセージの構成を示す図。
【図21】同実施の形態において基地局が送出するオプ
ション情報報知メッセージの構成を示す図。
【図22】従来のコードレス電話システムの一例を示す
ブロック図。
【図23】同従来例における基地局と子機との間の無線
通信のタイムスロットを示す図。
【図24】同従来例における基地局の制御信号送信構成
と子機の電源のオン、オフの関係を示す図。
【図25】同従来例における子機から子機への接続シー
ケンスを示す図。
【図26】従来における基地局の制御信号送信構成の別
の例を示す図。
【符号の説明】
11,12…基地局 141 〜14m 、151 ,152 …子機 16…携帯機器 17,18…半固定機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 子機と基地局とで無線リンクを確立した
    後、無線通信を行なうコードレス電話システムにおい
    て、 外部電源に接続した半固定機器に接続し、この半固定機
    器から電源の供給を受ける子機或いは外部電源に直接接
    続した子機を通信相手として登録する子機登録記憶部を
    設け、この子機登録記憶部に登録した子機と無線通信す
    る第1の基地局と、電源を内蔵した携帯型の子機を通信
    相手として登録する子機登録記憶部を設け、この子機登
    録記憶部に登録した子機と無線通信する第2の基地局と
    を有し、 前記第1の基地局は前記第2の基地局に対し、制御信号
    の送信間隔、フレーム基本単位長、着信群分けファクタ
    のうち、少なくとも1つを小さくしたことを特徴とした
    コードレス電話システム。
  2. 【請求項2】 子機と基地局とで無線リンクを確立した
    後、無線通信を行なうコードレス電話システムにおい
    て、 外部電源に接続した半固定機器に接続し、この半固定機
    器から電源の供給を受ける子機或いは外部電源に直接接
    続した子機を通信相手として登録する子機登録記憶部を
    設け、この子機登録記憶部に登録した子機と無線通信す
    る基地局を有し、 この基地局の子機登録記憶部に登録した子機は、電源が
    オン状態になると、その基地局とのリンクを確立し、こ
    のリンク確立状態を電源がオフ状態になるまで維持する
    ことを特徴としたコードレス電話システム。
  3. 【請求項3】 子機と基地局とで無線リンクを確立した
    後、無線通信を行なうコードレス電話システムにおい
    て、 外部電源に接続した半固定機器に接続し、この半固定機
    器から電源の供給を受け、或いは外部電源から直接電源
    の供給を受け、所定時間tにおいて基地局が送信する一
    斉呼出チャネルをn1 回受信する第1の子機と、電源を
    内蔵し、所定時間tにおいて基地局が送信する一斉呼出
    チャネルをn2 (<n1 )回受信する携帯型の第2の子
    機と、同一着信信号連送回数を2以上に設定し、前記第
    1、第2の子機を通信相手として登録する子機登録記憶
    部を設け、この子機登録記憶部に登録した子機と無線通
    信する基地局とを設けたことを特徴としたコードレス電
    話システム。
  4. 【請求項4】 オーダ情報などの情報を管理するシステ
    ム制御装置と、売上情報を記憶部に登録し管理するPO
    S端末装置と、オーダ情報を含むデータを印刷する印刷
    装置と、前記システム制御装置、POS端末装置及び印
    刷装置のうちのいずれかの機器に接続して無線通信を行
    う子機と、オーダ情報を入力して無線送信する携帯端末
    と、前記子機及び携帯端末と無線リンクを確立して無線
    通信するとともに、前記システム制御装置、POS端末
    装置及び印刷装置のうち前記子機と接続していない機器
    と有線接続した複数の基地局とからなり、 前記各基地局は、前記システム制御装置、POS端末装
    置及び印刷装置のうち外部電源に接続した機器に接続
    し、この機器から電源の供給を受ける子機或いは外部電
    源に直接接続した子機を通信相手として登録する子機登
    録記憶部を設け、この子機登録記憶部に登録した子機と
    無線通信する第1の基地局と、この第1の基地局の子機
    登録記憶部に登録した子機以外の子機及び前記携帯端末
    を登録する子機登録記憶部を設け、この子機登録記憶部
    に登録した子機及び携帯端末と無線通信する第2の基地
    局とを有し、 前記第1の基地局は前記第2の基地局に対し、制御信号
    の送信間隔、フレーム基本単位長、着信群分けファクタ
    のうち、少なくとも1つを小さくしたことを特徴とした
    注文データ管理システム。
  5. 【請求項5】 オーダ情報などの情報を管理するシステ
    ム制御装置と、売上情報を記憶部に登録し管理するPO
    S端末装置と、オーダ情報を含むデータを印刷する印刷
    装置と、前記システム制御装置、POS端末装置及び印
    刷装置のうちのいずれかの機器に接続して無線通信を行
    う子機と、オーダ情報を入力して無線送信する携帯端末
    と、前記子機及び携帯端末と無線リンクを確立して無線
    通信するとともに、前記システム制御装置、POS端末
    装置及び印刷装置のうち前記子機と接続していない機器
    と有線接続した複数の基地局とからなり、 前記各基地局は、前記システム制御装置、POS端末装
    置及び印刷装置のうち外部電源に接続した機器に接続
    し、この機器から電源の供給を受ける子機或いは外部電
    源に直接接続した子機を通信相手として登録する子機登
    録記憶部を設け、この子機登録記憶部に登録した子機と
    無線通信する基地局を有し、この基地局の子機登録記憶
    部に登録した子機は、電源がオン状態になると、その基
    地局とのリンクを確立し、このリンク確立状態を電源が
    オフ状態になるまで維持することを特徴とした注文デー
    タ管理システム。
  6. 【請求項6】 システム制御装置は、現在の顧客数が所
    定値以上か否かを判別する顧客数判別手段と、この顧客
    数判別手段の判別結果に基づいて、顧客数が所定値未満
    の場合には基地局と子機の無線リンクを切断する指示を
    送出し、顧客数が所定値以上の場合には無線リンクを確
    立する指示を送出するリンク指示送出手段とを設けたこ
    とを特徴とする請求項5記載の注文データ管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 オーダ情報などの情報を管理するシステ
    ム制御装置と、売上情報を記憶部に登録し管理するPO
    S端末装置と、オーダ情報を含むデータを印刷する印刷
    装置と、前記システム制御装置、POS端末装置及び印
    刷装置のうちのいずれかの機器に接続して無線通信を行
    う子機と、オーダ情報を入力して無線送信する携帯端末
    と、前記子機及び携帯端末と無線リンクを確立して無線
    通信するとともに、前記システム制御装置、POS端末
    装置及び印刷装置のうち前記子機と接続していない機器
    と有線接続した複数の基地局とからなり、 前記システム制御装置、POS端末装置及び印刷装置の
    うち外部電源に接続した機器に接続し、この機器から電
    源の供給を受ける子機或いは外部電源に直接接続した子
    機は、所定時間tにおいて基地局が送信する一斉呼出チ
    ャネルをn1 回受信し、前記携帯端末は、所定時間tに
    おいて基地局が送信する一斉呼出チャネルをn2 (<n
    1 )回受信し、基地局として、同一着信信号連送回数を
    2以上に設定し、前記機器から電源の供給を受ける子機
    或いは外部電源に直接接続した子機及び前記携帯端末を
    通信相手として登録する子機登録記憶部を有し、この子
    機登録記憶部に登録した子機及び携帯端末と無線通信す
    る基地局を設けたことを特徴とした注文データ管理シス
    テム。
  8. 【請求項8】 システム制御装置は、現在の顧客数が所
    定値以上か否かを判別する顧客数判別手段と、この顧客
    数判別手段の判別結果に基づいて、顧客数が所定値以上
    の場合には子機或いは携帯端末が所定時間tにおいて基
    地局の送信する一斉呼出チャネルを受信する回数を増加
    させる指示を送出する受信回数増加指示送出手段とを設
    けたことを特徴とする請求項7記載の注文データ管理シ
    ステム。
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