JP3451053B2 - 巻線方法および巻線装置 - Google Patents

巻線方法および巻線装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センターフォーマ
とサイドフォーマにより線材を案内するとともに、フラ
イヤの回転により巻線を行う巻線方法または巻線装置に
おいて、線材にかかるテンションを安定化する改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば本出願人による特開平10−25
7724号公報等には、電機子鉄心に巻線を行うフライ
ヤ式の巻線装置において、センターフォーマとサイドフ
ォーマにより線材を案内するものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の巻線装置においては、フライヤとセンターフ
ォーマは、巻線すべき電機子鉄心の軸方向に対しては、
一体に移動するようになっていたので、巻線工程におい
て線材のテンションが高まってしまうときが生じてい
た。
【0004】詳しく説明すると、図5に示すように、巻
線装置においては、電機子50の巻線すべき鉄心51A
の回りをフライヤアーム16が公転することにより、フ
ライヤアーム16のノズル19から繰り出された線材6
が、鉄心51A外周に巻回される。この場合、線材6は
鉄心51Aの左右の鉄心51B、51Cを覆うように配
置されたサイドフォーマ41、42により、それぞれ鉄
心51Aと鉄心51Bとの間のスロット、鉄心51Aと
51Cとの間のスロットに案内されるとともに、鉄心5
1B上の具体的な巻回位置へは、鉄心51Aを上下から
挟み込むセンターフォーマ30により案内される。
【0005】このような巻線の進行にともなって、フラ
イヤアーム16とセンターフォーマ30は、鉄心51A
の軸方向に一体に移動する。例えば、フライヤアーム1
6とセンターフォーマ30は、巻回の一巻毎に、鉄心5
1Aの根元側から先端側に向けて後退していく。これに
より、線材6はセンターフォーマ30の端面が配置され
ている地点に案内され、一巻毎に鉄心51Aの根元側か
ら先端側に向けて巻回の位置をずらしながら、整列巻き
されていく。
【0006】しかしながら、このような巻線では、セン
ターフォーマ30およびサイドフォーマ41、42によ
る案内のされ方によっては、線材6にかかるテンション
が大きく変動してしまうことがある。具体的に、図5に
示すように鉄心51Aの根元付近に巻線を行う場合に
は、フライヤアーム16のノズル19先端部(線材の繰
り出し部)は、鉄心51Aの巻回位置外周を公転し、平
面的にはAからBに至る一点鎖線の軌跡を描く。ところ
が、サイドフォーマ41、42は、鉄心51Aの先端側
にあるため、線材6が鉄心51Aの側方においてサイド
フォーマ41、42で案内されるときには、線材6はノ
ズル19からサイドフォーマ41、42によりいったん
鉄心51Aの先端側に引き戻されてから、センターフォ
ーマ30により鉄心51Aの根元側に案内されることに
なる。このため、鉄心51Aの先端付近に巻線する場合
に比較して、線材6に大きなテンションがかかってしま
う。
【0007】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、センターフォーマとサイドフォーマによ
り線材を案内するとともに、フライヤの回転により巻線
を行う巻線方法または巻線装置において、線材にかかる
テンションを安定化できるものを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、フライ
ヤの線材繰り出し部を電機子の巻線すべき鉄心の回りを
回転させることにより線材を前記鉄心外周に巻線すると
ともに、前記巻線すべき鉄心に隣接する鉄心を覆うよう
に配置されたサイドフォーマにより前記巻線すべき鉄心
に隣接する鉄心の方向からの線材を前記巻線すべき鉄心
に案内し、前記巻線すべき鉄心に隣接する鉄心と直交す
る方向からの線材は巻線の進行にともなって前記巻線す
べき鉄心の軸方向に移動するセンターフォーマにより前
記巻線すべき鉄心に案内する巻線方法において、前記フ
ライヤを前記巻線すべき鉄心の軸まわりに1回転させる
間に前記センターフォーマとは独立に前記巻線すべき鉄
心の軸方向に2往復動させることにより線材にかかるテ
ンションを制御するする。
【0009】第2の発明では、線材が前記サイドフォー
マにより案内されているときには前記フライヤの線材繰
り出し部を前記サイドフォーマと線材の接触位置付近ま
で移動させる一方、線材が前記センターフォーマにより
案内されているときには前記フライヤの線材繰り出し部
を前記センターフォーマと線材の接触位置付近まで移動
させる。
【0010】第3の発明では、電機子の巻線すべき鉄心
の回りを回転する線材繰り出し部を備えることによりこ
の線材繰り出し部から繰り出した線材を前記巻線すべき
鉄心外周に巻線するフライヤと、前記巻線すべき鉄心に
隣接する鉄心を覆うように配置されて前記隣接する鉄心
の方向からの線材を前記巻線すべき鉄心に案内するサイ
ドフォーマと、前記巻線すべき鉄心に隣接する鉄心と直
交する方向からの線材を前記巻線すべき鉄心に案内する
センターフォーマと、巻線の進行にともなって前記巻線
すべき鉄心の軸方向に前記センターフォーマを移動させ
るセンターフォーマ移動手段とを備えた巻線装置におい
て、前記巻線すべき鉄心の軸方向に前記フライヤを前記
センターフォーマとは独立に移動させるフライヤ移動手
段と、前記センターフォーマ移動手段とフライヤ移動手
段を前記フライヤを前記巻線すべき鉄心の軸まわりに1
回転させる間に前記センターフォーマとは独立に前記巻
線すべき鉄心の軸方向に2往復動させるように制御する
ことにより前記サイドフォーマおよびセンターフォーマ
に対する線材の接触状態を調整して線材にかかるテンシ
ョンを制御する制御手段とを備えた。
【0011】
【発明の作用および効果】本発明の巻線方法または巻線
装置では、フライヤはセンターフォーマとは独立に鉄心
の軸方向に移動できるので、巻線時には、センターフォ
ーマの軸方向の位置は鉄心の巻線すべき位置に線材を案
内するように固定しておくのに対して、フライヤの軸方
向の位置は、線材繰り出し部から繰り出された線材がテ
ンションが増大してしまうことなく鉄心の巻線すべき位
置に導かれるように調整される。例えば、第2の発明の
ように、線材がサイドフォーマにより案内されていると
き(サイドフォーマに接触しているとき)には、線材繰
り出し部をサイドフォーマと線材の接触位置付近まで移
動させる一方、線材がセンターフォーマにより案内され
ているときには、線材繰り出し部をセンターフォーマと
線材の接触位置付近まで移動させることにより、線材が
サイドフォーマに引っ張られて、線材のテンションが増
大してしまうことを防止する。したがって、巻線作業時
における線材のテンションを安定化することができ、巻
線の精度を向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態について説明する。
【0013】図1、図2には、本実施の形態の巻線装置
を示す。
【0014】図示されるように、巻線装置の基台1上に
は、前後方向(図2の左右方向)に延びるレール2が備
えられ、このレール2上に巻線ヘッド3が配置されてい
る。この巻線ヘッド3は、レール2上に載置される基台
部3Aと、この基台部3Aの上方に一体に備えられたフ
ライヤ装着部3Bからなる。基台部3Aには前後方向に
ボールねじ4が貫通しており、基台1上に固設されてい
る巻線ヘッド移動モータ5の駆動によるボールねじ4の
回転により、巻線ヘッド3はレール2に沿って前後方向
に移動可能となっている。
【0015】フライヤ装着部3Bには、フライヤ10を
装着するための装着穴3Cが形成されている。円柱状の
フライヤ10は、この装着穴3Cを前後方向に貫通し、
軸受を介して装着され、軸回りで回転可能となってい
る。
【0016】フライヤ10の後部には、プーリ11が同
軸的に固設されている。このプーリ11は、フライヤ駆
動モータ12の回転軸12Aに固定されたプーリ13
に、ベルト14を介して連係する。これにより、フライ
ヤ10は、フライヤ駆動モータ12によって、軸回りで
回転駆動される。なお、フライヤ駆動モータ12は、フ
ライヤ装着部3B上部に固設されている。
【0017】フライヤ10の同軸上には、センターフォ
ーマ支持体20が貫通している。このセンターフォーマ
支持体20は、フライヤ10の中空部10A内に、スラ
イドブッシュ21を介して、軸方向にスライド可能、か
つ一体に回転するように支持されている。
【0018】センターフォーマ支持体20の延設部20
Aは、フライヤ10の後端部よりも後方に延び出してい
る。この延設部20Aの後端部付近には、連結部材22
が軸受を介して連結される。これにより、センターフォ
ーマ支持体20は、連結部材22に対して軸方向には固
定され、かつ軸回りで回転可能となっている。
【0019】連結部材22にはボールねじ23が貫通し
ており、このボールねじ23は、基台部3A上に固設さ
れたセンターフォーマ移動モータ24によって回転駆動
される。これにより、センターフォーマ支持体20は、
前後方向に移動する。
【0020】また、延設部20Aの後端部には、線材導
入管25が埋め込まれている。図示されない線材源から
の線材6は、この線材導入管25の後端部から導入さ
れ、延設部20Aの側面に形成された開口20Bから延
設部20A外側に導かれ、プーリ26を介して、フライ
ヤ10の長穴15に導入される。長穴15は、フライヤ
20の中心軸から偏心した位置にあり、軸方向にフライ
ヤ20を貫通するもので、線材6はこの長穴15の後端
開口15Aから前端開口15Bへと導かれる。
【0021】前端開口15Bから繰り出された線材6
は、フライヤ10前部から延び出すフライヤアーム16
の側部に設けられたプーリ17、18を介して、フライ
ヤアーム16先端部に設けられたノズル19に導かれ
る。ここで、フライヤアーム16は、フライヤ10前部
の前端開口15Bに近接した位置から延び出すもので、
フライヤ10の中心軸(回転軸)から偏心した位置にあ
ることにより、フライヤ10の回転時に、回転軸の回り
を公転するようになっている。
【0022】センターフォーマ支持体20の前部には、
センターフォーマ30が、軸受を介して軸回りには回転
自在に、かつ軸方向には固定状態で、同軸上に支持され
ている。このセンターフォーマ30の前端部は、横方向
に切り欠かれて、電機子50の鉄心51を上下から挟持
する挟持部31となっている。また、この挟持部31の
上下は、それぞれ傾斜面であり、線材6が沿って案内さ
れる線材案内部32、33となっている。
【0023】センターフォーマ30の前方には、インデ
ックス装置50により支持された電機子50が配置され
ている。電機子50は、複数の鉄心51を周方向に並べ
て構成されるものであり、その中心部においてインデッ
クス装置60のインデックス軸61上端付近に略水平に
セットされる。各鉄心51は、先端部(電機子50の外
周側)が左右に張り出したT字型をしており、この先端
部から根元(電機子50の内周側)までの部分の外周に
線材6が巻回される。
【0024】前述したように、センターフォーマ30に
正対した(先端部を向けた)鉄心51は、センターフォ
ーマ30前端の挟持部31により上下から挟み込まれ
る。そして、線材6は線材案内部32、33を滑りなが
ら、鉄心51においてセンターフォーマ30の前端が配
置された位置に案内され、巻線される。
【0025】インデックス装置60において、インデッ
クス軸61は垂直に設置され、基台1内部に備えられた
インデックスモータ62により軸回りで回転する。この
回転により、センターフォーマ50に正対する鉄心51
は、順次、隣接する鉄心51へと入れ換えられる。
【0026】電機子50の左右には、サイドフォーマ支
持板40に固定されたサイドフォーマ41、42が配置
される。サイドフォーマ41、42は、湾曲した板状の
部材であり、センターフォーマ30に正対する鉄心51
(巻線すべき鉄心)の左右の鉄心をそれぞれ覆い隠す。
これにより、線材6は、巻線すべき鉄心51横のスロッ
トに、正しく案内されるようになっている。
【0027】巻線装置には、図示されない制御装置が備
えられ、巻線ヘッド移動モータ5、フライヤ駆動モータ
12、センターフォーマ移動モータ24、インデックス
モータ62の駆動は、制御装置により制御される。これ
により、巻線工程の進行にしたがって、巻線ヘッド移動
モータ5による巻線ヘッド3(フライヤ10)の前進後
退、フライヤ駆動モータ12によるフライヤ10の回転
駆動、センターフォーマ移動モータ24によるセンター
フォーマ30の位置合わせ、インデックスモータ62に
よる巻線すべき鉄心51の入れ換えがそれぞれ実行さ
れ、電機子50への線材6の巻線が行われる。
【0028】つぎに作用を説明する。
【0029】巻線においては、巻線ヘッド3が後退した
状態で、インデックス装置60に電機子50をセット
し、インデックス軸61の回転により、巻線すべき鉄心
51をセンターフォーマ30に正対する位置に配置す
る。続いて、巻線ヘッド移動モータ5により巻線ヘッド
3を前進させ、センターフォーマ50の挟持部51によ
り、巻線すべき鉄心51を挟持する。
【0030】そして、巻線ヘッド移動モータ5によるフ
ライヤ10の前進後退(巻線すべき鉄心51の軸方向の
移動)と、センターフォーマ移動モータ24によるセン
ターフォーマ30の前進後退とを適切に組み合わせるこ
とにより、巻線すべき鉄心51に対するフライヤ10と
センターフォーマ30の軸方向の位置を適切に調整しな
がら、フライヤ駆動モータ12によってフライヤ10を
回転駆動する。これにより、鉄心51外周に線材6が整
列巻きされていく。
【0031】この場合、図3に示すように、サイドフォ
ーマ41、42は、センターフォーマ30に正対する鉄
心51A(巻線すべき鉄心)の左右の鉄心51B、51
Cをそれぞれ覆い隠す位置に固定されている。そして、
フライヤアーム16のノズル19が鉄心51Aの左右に
あるときには、ノズル19からの線材6は、それぞれサ
イドフォーマ41、42の外側側面に接触することによ
り、鉄心51Aと51Bの間のスロット、鉄心51Aと
51Cの間のスロットに導入される。
【0032】一方、センターフォーマ30の前端部30
Aは、鉄心51Aのちょうど線材6が巻線されるべき位
置にある。そして、センターフォーマ30の移動により
センターフォーマ前端部30Aが鉄心51Aの軸方向に
移動することにより、鉄心51Aの巻線すべき位置が軸
方向に変更されていき、整列巻きがなされる。
【0033】このようなセンターフォーマ30の軸方向
の動きに対して、フライヤ16のノズル19(線材繰り
出し部)の軸方向の動きは独立に制御され、線材6にか
かるテンションが抑制される。
【0034】具体的に、図3に示すように、線材6が鉄
心51Aの左側または右側から導かれ、サイドフォーマ
41または42に接触して案内されているときには、ノ
ズル19を、サイドフォーマ41または42との接触位
置(サイドフォーマ41または42による線材6のスロ
ットへの導入位置に相当する)の側方(真横)まで後退
させる。一方、図4に示すように、線材6が鉄心51A
の上側または下側から導かれ、センターフォーマ30の
線材案内部32または33に接触して案内されていると
きには、ノズル19を、センターフォーマ30の前端部
30Aの側方まで前進させる。すなわち、図3、図4に
示すように、鉄心51Aの根元付近に巻線するときに
は、ノズル19の先端部は、平面的には、ちょうど図4
のXからYに至る一点鎖線のような軌跡を描くことにな
る。
【0035】言い換えれば、ノズル19位置は、線材6
とサイドフォーマ41、42またはセンターフォーマ3
0との接触位置と、軸方向において一致するように(軸
方向に対して真横となるように)調整される。
【0036】したがって、線材6には、サイドフォーマ
41、42またはセンターフォーマ30との接触によっ
て不必要なテンションが掛かることがなくなる。例え
ば、鉄心51Aの根元付近に巻線するときにも、従来
(図5参照)のように、鉄心51Aの根元側に前進して
いるノズル19から繰り出された線材6が、いったんサ
イドフォーマ41、42で鉄心51Aの先端側に引き戻
されてから、鉄心51Aの根元側に案内されるようなこ
とはなく、線材6にかかるテンションが増大してしまう
ことはない。よって、線材6にかかるテンションの安定
化を実現でき、巻線の精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す巻線装置の斜視図で
ある。
【図2】同じく巻線装置の断面図である。
【図3】同じく電機子鉄心に対する巻線の様子を示す説
明図である。
【図4】同じく電機子鉄心に対する巻線の様子を示す説
明図である。
【図5】従来の巻線装置における電機子鉄心に対する巻
線の様子を示す説明図である。
【符号の説明】
3 巻線ヘッド 5 巻線ヘッド移動モータ 10 フライヤ 12 フライヤ駆動モータ 16 フライヤアーム 19 ノズル 24 センターフォーマ移動モータ 30 センターフォーマ 41 サイドフォーマ 42 サイドフォーマ 50 電機子 51 鉄心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−257724(JP,A) 特開 平3−161913(JP,A) 特開 平8−140317(JP,A) 特開 平10−229666(JP,A) 実開 昭61−92173(JP,U) 実開 昭51−63101(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 15/095 H02K 3/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フライヤの線材繰り出し部を電機子の巻線
    すべき鉄心の回りを回転させることにより線材を前記鉄
    心外周に巻線するとともに、前記巻線すべき鉄心に隣接
    する鉄心を覆うように配置されたサイドフォーマにより
    前記巻線すべき鉄心に隣接する鉄心の方向からの線材を
    前記巻線すべき鉄心に案内し、前記巻線すべき鉄心に隣
    接する鉄心と直交する方向からの線材は巻線の進行にと
    もなって前記巻線すべき鉄心の軸方向に移動するセンタ
    ーフォーマにより前記巻線すべき鉄心に案内する巻線方
    法において、前記フライヤを前記巻線すべき鉄心の軸ま
    わりに1回転させる間に前記センターフォーマとは独立
    に前記巻線すべき鉄心の軸方向に2往復動させることに
    より線材にかかるテンションを制御することを特徴とす
    る巻線方法。
  2. 【請求項2】線材が前記サイドフォーマにより案内され
    ているときには前記フライヤの線材繰り出し部を前記サ
    イドフォーマと線材の接触位置付近まで移動させる一
    方、線材が前記センターフォーマにより案内されている
    ときには前記フライヤの線材繰り出し部を前記センター
    フォーマと線材の接触位置付近まで移動させることを特
    徴とする請求項1に記載の巻線方法。
  3. 【請求項3】電機子の巻線すべき鉄心の回りを回転する
    線材繰り出し部を備えることによりこの線材繰り出し部
    から繰り出した線材を前記巻線すべき鉄心外周に巻線す
    るフライヤと、前記巻線すべき鉄心に隣接する鉄心を覆
    うように配置されて前記隣接する鉄心の方向からの線材
    を前記巻線すべき鉄心に案内するサイドフォーマと、前
    記巻線すべき鉄心に隣接する鉄心と直交する方向からの
    線材を前記巻線すべき鉄心に案内するセンターフォーマ
    と、巻線の進行にともなって前記巻線すべき鉄心の軸方
    向に前記センターフォーマを移動させるセンターフォー
    マ移動手段と、を備えた巻線装置において、前記巻線す
    べき鉄心の軸方向に前記フライヤを前記センターフォー
    マとは独立に移動させるフライヤ移動手段と、前記セン
    ターフォーマ移動手段とフライヤ移動手段を前記フライ
    ヤを前記巻線すべき鉄心の軸まわりに1回転させる間に
    前記センターフォーマとは独立に前記巻線すべき鉄心の
    軸方向に2往復動させるように制御することにより前記
    サイドフォーマおよびセンターフォーマに対する線材の
    接触状態を調整して線材にかかるテンションを制御する
    制御手段と、を備えたことを特徴とする巻線装置。
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