JP3419129B2 - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
- Publication number
- JP3419129B2 JP3419129B2 JP03699595A JP3699595A JP3419129B2 JP 3419129 B2 JP3419129 B2 JP 3419129B2 JP 03699595 A JP03699595 A JP 03699595A JP 3699595 A JP3699595 A JP 3699595A JP 3419129 B2 JP3419129 B2 JP 3419129B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- gear
- sheet feeding
- rotation
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、半月状の給紙ローラに
よって積載された用紙を１枚ずつ繰り出す給紙装置に関
する。
よって積載された用紙を１枚ずつ繰り出す給紙装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、給紙装置においては、カセット内
に積載された用紙の最上部と対向する位置にある半月状
のローラ（以下半月ローラと記載）、及び該半月ローラ
から用紙搬送方向下流側に位置するレジストローラを１
つのモータで回転させる機構がある。カセット内に積載
された用紙は、上記モータからの回転を受けた半月ロー
ラの円弧部と当接して、上記レジストローラの方へと搬
送される。このときレジストローラは、回転せずに停止
した状態にある。上記半月ローラによって繰り出された
上記用紙の先端が、レジストローラと当接し、上記半月
ローラの円弧部が上記用紙から離れた後、レジストロー
ラに上記モータからの回転が伝達され、上記用紙が搬送
されていた。
に積載された用紙の最上部と対向する位置にある半月状
のローラ（以下半月ローラと記載）、及び該半月ローラ
から用紙搬送方向下流側に位置するレジストローラを１
つのモータで回転させる機構がある。カセット内に積載
された用紙は、上記モータからの回転を受けた半月ロー
ラの円弧部と当接して、上記レジストローラの方へと搬
送される。このときレジストローラは、回転せずに停止
した状態にある。上記半月ローラによって繰り出された
上記用紙の先端が、レジストローラと当接し、上記半月
ローラの円弧部が上記用紙から離れた後、レジストロー
ラに上記モータからの回転が伝達され、上記用紙が搬送
されていた。
【０００３】上記半月ローラは、その円弧部においての
み上記用紙を搬送するため、用紙の搬送終了後は常に一
定の位置で停止させる必要があり、その停止位置を位置
決めするために、ソレノイドが備えられている。又、上
記モータからの回転を断続的に伝達するために、上記レ
ジストローラには電磁クラッチが備えられている。
み上記用紙を搬送するため、用紙の搬送終了後は常に一
定の位置で停止させる必要があり、その停止位置を位置
決めするために、ソレノイドが備えられている。又、上
記モータからの回転を断続的に伝達するために、上記レ
ジストローラには電磁クラッチが備えられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記半
月ローラ及びレジストローラの回転を断続するために、
各ローラ毎に上記のようにソレノイドや電磁クラッチを
設けると、上記のような給紙装置の製作コストが高くな
るという問題が生じる。又、各ローラ毎に上記のように
ソレノイドや電磁クラッチを設けるためのスペースによ
って、給紙装置が大型化するとういう問題がある。
月ローラ及びレジストローラの回転を断続するために、
各ローラ毎に上記のようにソレノイドや電磁クラッチを
設けると、上記のような給紙装置の製作コストが高くな
るという問題が生じる。又、各ローラ毎に上記のように
ソレノイドや電磁クラッチを設けるためのスペースによ
って、給紙装置が大型化するとういう問題がある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記のような問題解決の
ため、請求項１の発明は、積載された用紙を１枚ずつ繰
り出す半月状の給紙ローラと、繰り出された上記用紙を
搬送する搬送ローラと、一方向に回転して上記給紙ロー
ラ及び搬送ローラを駆動させる駆動源とを備えた給紙装
置において、上記給紙ローラが係止状態で保持されると
き、上記駆動源の回転を上記搬送ローラに伝達し、上記
給紙ローラの係止状態がソレノイドにより解消されると
同時に上記駆動源の回転を上記給紙ローラに伝達するよ
うに上記駆動源の回転を上記給紙ローラ或いは上記搬送
ローラに選択的に伝達する切換機構を備えたことを特徴
する。
ため、請求項１の発明は、積載された用紙を１枚ずつ繰
り出す半月状の給紙ローラと、繰り出された上記用紙を
搬送する搬送ローラと、一方向に回転して上記給紙ロー
ラ及び搬送ローラを駆動させる駆動源とを備えた給紙装
置において、上記給紙ローラが係止状態で保持されると
き、上記駆動源の回転を上記搬送ローラに伝達し、上記
給紙ローラの係止状態がソレノイドにより解消されると
同時に上記駆動源の回転を上記給紙ローラに伝達するよ
うに上記駆動源の回転を上記給紙ローラ或いは上記搬送
ローラに選択的に伝達する切換機構を備えたことを特徴
する。
【０００６】又、請求項２の発明は、上記切換機構が、
上記駆動源からの回転が伝達される第１ギアと、該第１
ギアの軸に回転自在に支持されるアーム部材と、第１ギ
アと噛み合った状態で上記アーム部材の一端に回転自在
に支持され、上記給紙ローラ側或いは搬送ローラ側の被
伝達ギアと噛み合う第２ギアと、アーム部材の他端と係
合するソレノイドとによって構成されることを特徴とし
ている。
上記駆動源からの回転が伝達される第１ギアと、該第１
ギアの軸に回転自在に支持されるアーム部材と、第１ギ
アと噛み合った状態で上記アーム部材の一端に回転自在
に支持され、上記給紙ローラ側或いは搬送ローラ側の被
伝達ギアと噛み合う第２ギアと、アーム部材の他端と係
合するソレノイドとによって構成されることを特徴とし
ている。
【０００７】又、請求項３の発明は、上記アーム部材
が、上記ソレノイドと係合する部分の近傍に突出部を備
えており、該突出部は、上記半月状の給紙ローラ平坦部
が上記用紙と対向した状態で保持されたときに、上記給
紙ローラと同軸に固定された係止部材と係合することを
特徴としている。
が、上記ソレノイドと係合する部分の近傍に突出部を備
えており、該突出部は、上記半月状の給紙ローラ平坦部
が上記用紙と対向した状態で保持されたときに、上記給
紙ローラと同軸に固定された係止部材と係合することを
特徴としている。
【０００８】
【作用】以上のように請求項１の発明によれば、給紙装
置に上記切換機構を設けることで、積載された用紙を繰
り出す際には、先ず上記駆動源の回転を半月状の給紙ロ
ーラに伝達できるよう切換機構を切換え、上記半月状の
給紙ローラによる所定の回転終了後、上記駆動源の回転
を上記搬送ローラに伝達できるよう切換機構を切換える
ことで、上記半月状の給紙ローラ及び搬送ローラによる
上記用紙の繰り出しと搬送とが可能になる。
置に上記切換機構を設けることで、積載された用紙を繰
り出す際には、先ず上記駆動源の回転を半月状の給紙ロ
ーラに伝達できるよう切換機構を切換え、上記半月状の
給紙ローラによる所定の回転終了後、上記駆動源の回転
を上記搬送ローラに伝達できるよう切換機構を切換える
ことで、上記半月状の給紙ローラ及び搬送ローラによる
上記用紙の繰り出しと搬送とが可能になる。
【０００９】又、請求項２の発明によれば、上記ソレノ
イドの断続によって上記第２ギアは、上記半月状の給紙
ローラ側の被伝達ギア、或いは搬送ローラ側の被伝達ギ
アのどちらか一方と噛み合った状態となる。そのため、
上記駆動源から上記第１ギアを介して第２ギアに伝達さ
れる回転が、半月状の給紙ローラに伝達されたときは、
搬送ローラは停止した状態で保持され、上記駆動源から
上記第１ギアを介して第２ギアに伝達される回転が、搬
送ローラに伝達されたときは、半月状の給紙ローラが停
止した状態で保持される。
イドの断続によって上記第２ギアは、上記半月状の給紙
ローラ側の被伝達ギア、或いは搬送ローラ側の被伝達ギ
アのどちらか一方と噛み合った状態となる。そのため、
上記駆動源から上記第１ギアを介して第２ギアに伝達さ
れる回転が、半月状の給紙ローラに伝達されたときは、
搬送ローラは停止した状態で保持され、上記駆動源から
上記第１ギアを介して第２ギアに伝達される回転が、搬
送ローラに伝達されたときは、半月状の給紙ローラが停
止した状態で保持される。
【００１０】又、請求項３の発明によれば、上記半月状
の給紙ローラ平坦部が上記用紙と対向した状態で保持さ
れたときには、アーム部材に設けられた突出部が上記給
紙ローラと同軸に固定された係止部材と係合するため、
上記駆動源からの回転が給紙ローラ側の被伝達ギアに伝
達されていない場合には、半月状の給紙ローラが一定の
位置で位置決めされる。
の給紙ローラ平坦部が上記用紙と対向した状態で保持さ
れたときには、アーム部材に設けられた突出部が上記給
紙ローラと同軸に固定された係止部材と係合するため、
上記駆動源からの回転が給紙ローラ側の被伝達ギアに伝
達されていない場合には、半月状の給紙ローラが一定の
位置で位置決めされる。
【００１１】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明を説明する。図
１は、本発明の実施例給紙装置の構成を示す図である。
給紙装置１において、用紙Ｐはカセット２内の可動底板
５上に積載されている。可動底板５は、用紙Ｐ先端側が
図１中上方に押し上げられるようバネ６によって付勢さ
れている。爪２ａは、可動底板５に積載された用紙Ｐの
左右両先端を保持するためのものである。
１は、本発明の実施例給紙装置の構成を示す図である。
給紙装置１において、用紙Ｐはカセット２内の可動底板
５上に積載されている。可動底板５は、用紙Ｐ先端側が
図１中上方に押し上げられるようバネ６によって付勢さ
れている。爪２ａは、可動底板５に積載された用紙Ｐの
左右両先端を保持するためのものである。
【００１２】半月ローラ３は、積載された用紙Ｐを最上
部から一枚ずつ繰り出すためのローラである。半月ロー
ラ３は軸４を中心として回転自在であり、回転を停止し
ているときは、半月ローラ３の平坦部３ｂが用紙Ｐと対
向した状態で停止する。上記半月ローラ３から用紙Ｐの
搬送方向下流側には、レジストローラ７が備えられてお
り、このレジストローラ７は従動ローラ９と当接してい
る。
部から一枚ずつ繰り出すためのローラである。半月ロー
ラ３は軸４を中心として回転自在であり、回転を停止し
ているときは、半月ローラ３の平坦部３ｂが用紙Ｐと対
向した状態で停止する。上記半月ローラ３から用紙Ｐの
搬送方向下流側には、レジストローラ７が備えられてお
り、このレジストローラ７は従動ローラ９と当接してい
る。
【００１３】図２は、図１の半月ローラ３及びレジスト
ローラ７を回転駆動させる切換機構の構成図である。モ
ータＭは、半月ローラ３及びレジストローラ７を回転駆
動させるために備えられており、その回転軸１３には、
モータギアｇ１が取り付けられている。モータギアｇ１
は、切換機構１６の回転ギアｇ２と噛み合っており、回
転ギアｇ２は、軸１４に回転自在に支持されている。
ローラ７を回転駆動させる切換機構の構成図である。モ
ータＭは、半月ローラ３及びレジストローラ７を回転駆
動させるために備えられており、その回転軸１３には、
モータギアｇ１が取り付けられている。モータギアｇ１
は、切換機構１６の回転ギアｇ２と噛み合っており、回
転ギアｇ２は、軸１４に回転自在に支持されている。
【００１４】軸１４には、ギア支持アーム１０ｂとソレ
ノイド側アーム１０ｃとによってＬ字型に構成されるア
ーム部材１０が回転自在に支持されている。ギア支持ア
ーム１０ｂは、回転ギアｇ２と噛み合った状態で公転ギ
アｇ３の軸１５を回転自在に支持している。一方、ソレ
ノイド側アーム１０ｃは、その先端がソレノイド１１の
プランジャ１１ａと係合しており、図示されないバネに
よって図２中上方に付勢されている。又、ソレノイド側
アーム１０ｃは、後述する係止カム１２と係合する係止
片１０ａを備えている。
ノイド側アーム１０ｃとによってＬ字型に構成されるア
ーム部材１０が回転自在に支持されている。ギア支持ア
ーム１０ｂは、回転ギアｇ２と噛み合った状態で公転ギ
アｇ３の軸１５を回転自在に支持している。一方、ソレ
ノイド側アーム１０ｃは、その先端がソレノイド１１の
プランジャ１１ａと係合しており、図示されないバネに
よって図２中上方に付勢されている。又、ソレノイド側
アーム１０ｃは、後述する係止カム１２と係合する係止
片１０ａを備えている。
【００１５】半月ローラ３の中心軸である軸４には、半
月ローラギアｇ４と係止カム１２が取り付けられてい
る。半月ローラ３が停止状態にあるとき、係止カム１２
の係止凹部１２ａは、係止片１０ａと対向するよう下側
に位置する。レジストローラ７の中心軸である軸８に
は、レジストローラギアｇ６が取り付けられており、こ
のレジストローラギアｇ６はアイドラギアｇ５と噛み合
っている。
月ローラギアｇ４と係止カム１２が取り付けられてい
る。半月ローラ３が停止状態にあるとき、係止カム１２
の係止凹部１２ａは、係止片１０ａと対向するよう下側
に位置する。レジストローラ７の中心軸である軸８に
は、レジストローラギアｇ６が取り付けられており、こ
のレジストローラギアｇ６はアイドラギアｇ５と噛み合
っている。
【００１６】上記給紙装置１が停止状態にあるとき、上
記図示されないバネの付勢力によって、係止片１０ａは
係止カム１２の係止凹部１２ａと係合した状態で保持さ
れ、公転ギアｇ３はアイドラギアｇ５と噛み合った状態
で保持される。上記のような切換機構１６によって、半
月ローラ３及びレジストローラ７を回転駆動させる際、
上記プランジャ１１ａがソレノイド１１内に引き込ま
れ、プランジャ１１ａと係合するアーム部材１０が、軸
１４を中心として図２中反時計方向に回転する。
記図示されないバネの付勢力によって、係止片１０ａは
係止カム１２の係止凹部１２ａと係合した状態で保持さ
れ、公転ギアｇ３はアイドラギアｇ５と噛み合った状態
で保持される。上記のような切換機構１６によって、半
月ローラ３及びレジストローラ７を回転駆動させる際、
上記プランジャ１１ａがソレノイド１１内に引き込ま
れ、プランジャ１１ａと係合するアーム部材１０が、軸
１４を中心として図２中反時計方向に回転する。
【００１７】アーム部材１０の回転によって係止片１０
ａと係止凹部１２ａとの係合関係が解消されると同時
に、公転ギアｇ３が半月ローラギアｇ４と噛み合うまで
回転ギアｇ２の周囲を移動する。そして、モータＭが図
２中時計方向に回転すると、この図２中時計方向の回転
は、モータギアｇ１、回転ギアｇ２及び公転ギアｇ３を
介して、半月ローラギアｇ４に伝達される。半月ローラ
ギアｇ４は、モータＭからの回転を受けて、図２中反時
計方向に回転を開始する。
ａと係止凹部１２ａとの係合関係が解消されると同時
に、公転ギアｇ３が半月ローラギアｇ４と噛み合うまで
回転ギアｇ２の周囲を移動する。そして、モータＭが図
２中時計方向に回転すると、この図２中時計方向の回転
は、モータギアｇ１、回転ギアｇ２及び公転ギアｇ３を
介して、半月ローラギアｇ４に伝達される。半月ローラ
ギアｇ４は、モータＭからの回転を受けて、図２中反時
計方向に回転を開始する。
【００１８】半月ローラギアｇ４が図２中反時計方向に
回転すると、半月ローラギアｇ４と同軸に設けられた半
月ローラ３が図１中反時計方向に回転を開始する。そし
て半月ローラ３の円弧部３ａが、上記用紙Ｐと接触して
最上部の１枚を繰り出す。繰り出された用紙Ｐの先端が
上記レジストローラ７と当接し、半月ローラ３が、上記
平坦部３ｂが水平方向を向くまで回転すると、プランジ
ャ１１ａは、上記図示されないバネの付勢力によって、
ソレノイド１１から引き出され、元の位置に復帰する。
回転すると、半月ローラギアｇ４と同軸に設けられた半
月ローラ３が図１中反時計方向に回転を開始する。そし
て半月ローラ３の円弧部３ａが、上記用紙Ｐと接触して
最上部の１枚を繰り出す。繰り出された用紙Ｐの先端が
上記レジストローラ７と当接し、半月ローラ３が、上記
平坦部３ｂが水平方向を向くまで回転すると、プランジ
ャ１１ａは、上記図示されないバネの付勢力によって、
ソレノイド１１から引き出され、元の位置に復帰する。
【００１９】プランジャ１１ａが、図示されないバネの
付勢力によって元の位置に復帰すると、アーム部材１０
は、図２中時計方向に回転する。この回転によって、係
止片１０ａと係止凹部１２ａとが係合すると同時に、公
転ギアｇ３がアイドラギアｇ５と噛み合うまで回転ギア
ｇ２の周囲を移動する。そして、アイドラギアｇ５と公
転ギアｇ３とが噛み合うと、モータＭの回転が、モータ
ギアｇ１、回転ギアｇ２、公転ギアｇ３及びアイドラギ
アｇ５を介して、レジストローラギアｇ６に伝達され
る。レジストローラギアｇ６は、モータＭからの回転を
受けて、図２中時計方向に回転を開始する。
付勢力によって元の位置に復帰すると、アーム部材１０
は、図２中時計方向に回転する。この回転によって、係
止片１０ａと係止凹部１２ａとが係合すると同時に、公
転ギアｇ３がアイドラギアｇ５と噛み合うまで回転ギア
ｇ２の周囲を移動する。そして、アイドラギアｇ５と公
転ギアｇ３とが噛み合うと、モータＭの回転が、モータ
ギアｇ１、回転ギアｇ２、公転ギアｇ３及びアイドラギ
アｇ５を介して、レジストローラギアｇ６に伝達され
る。レジストローラギアｇ６は、モータＭからの回転を
受けて、図２中時計方向に回転を開始する。
【００２０】レジストローラギアｇ６が図２中時計方向
に回転すると、レジストローラギアｇ６と同軸に設けら
れたレジストローラ７が図１中時計方向に回転を開始す
る。そしてレジストローラ７の回転によって、先端がレ
ジストローラ７に当接した状態にある用紙Ｐが、先端か
ら順次搬送される。上記従動ローラ９は、レジストロー
ラ７の回転に従って回転する。
に回転すると、レジストローラギアｇ６と同軸に設けら
れたレジストローラ７が図１中時計方向に回転を開始す
る。そしてレジストローラ７の回転によって、先端がレ
ジストローラ７に当接した状態にある用紙Ｐが、先端か
ら順次搬送される。上記従動ローラ９は、レジストロー
ラ７の回転に従って回転する。
【００２１】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、半月状の
給紙ローラに伝達される駆動源の回転を搬送ローラへと
切換える動作、或いはその逆の動作は、切換機構のソレ
ノイドを断続することで可能となる。又、半月状の給紙
ローラに駆動源の回転が伝達され無い場合の位置決め
も、上記のような切換え動作の際に行われる。これによ
って、駆動源から上記搬送ローラに伝達される回転を断
続する電磁クラッチが不要となり、給紙装置自体に掛か
る制作コストを低減できる。又、上記電磁クラッチを収
納するスペースを省略できるため、給紙装置の大型化の
防止が実現できる。
給紙ローラに伝達される駆動源の回転を搬送ローラへと
切換える動作、或いはその逆の動作は、切換機構のソレ
ノイドを断続することで可能となる。又、半月状の給紙
ローラに駆動源の回転が伝達され無い場合の位置決め
も、上記のような切換え動作の際に行われる。これによ
って、駆動源から上記搬送ローラに伝達される回転を断
続する電磁クラッチが不要となり、給紙装置自体に掛か
る制作コストを低減できる。又、上記電磁クラッチを収
納するスペースを省略できるため、給紙装置の大型化の
防止が実現できる。
【図１】本発明の実施例給紙装置の構成を示す図であ
る。
る。
【図２】図１の半月ローラ及びレジストローラにモータ
の回転を伝達する切換機構の構成を示す図である。
の回転を伝達する切換機構の構成を示す図である。
１ 給紙装置
２ カセット
３ 半月ローラ
３ａ 円弧部
３ｂ 平坦部
７ レジストローラ
９ 従動ローラ
１０ アーム部材
１０ａ 係止片
１０ｂ ギア支持アーム
１０ｃ ソレノイド側アーム
１１ ソレノイド
１１ａ プランジャ
１２ 係止カム
１２ａ 係止凹部
ｇ１ モータギア
ｇ２ 回転ギア
ｇ３ 公転ギア
ｇ４ 半月ローラギア
ｇ５ アイドラギア
ｇ６ レジストローラギア
Ｍ モータ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B65H 3/06 350
B65H 3/06 330
B65H 3/06 340
B65H 5/06
Claims (3)
- 【請求項１】 積載された用紙を１枚ずつ繰り出す半月
状の給紙ローラと、繰り出された上記用紙を搬送する搬
送ローラと、一方向に回転して上記給紙ローラ及び搬送
ローラを駆動させる駆動源とを備えた給紙装置におい
て、上記給紙ローラが係止状態で保持されるとき、上記駆動
源の回転を上記搬送ローラに伝達し、上記給紙ローラの
係止状態がソレノイドにより解消されると同時に上記駆
動源の回転を上記給紙ローラに伝達するように 上記駆動
源の回転を上記給紙ローラ或いは上記搬送ローラに選択
的に伝達する切換機構を備えたことを特徴する給紙装
置。 - 【請求項２】 上記切換機構は、上記駆動源からの回転
が伝達される第１ギアと、該第１ギアの軸に回転自在に
支持されるアーム部材と、上記第１ギアと噛み合った状
態で上記アーム部材の一端に回転自在に支持され、上記
給紙ローラ側或いは上記搬送ローラ側の被伝達ギアと噛
み合う第２ギアと、上記アーム部材の他端と係合するソ
レノイドとによって構成されることを特徴とする請求項
１に記載の給紙装置。 - 【請求項３】 上記アーム部材は、上記ソレノイドと係
合する部分の近傍に突出部を備えており、該突出部は、
上記給紙ローラの平坦部が上記用紙と対向した状態で保
持されたときに、上記給紙ローラと同軸に固定された係
合部材と係合することを特徴とする請求項２に記載の給
紙装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03699595A JP3419129B2 (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03699595A JP3419129B2 (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 給紙装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08231065A JPH08231065A (ja) | 1996-09-10 |
| JP3419129B2 true JP3419129B2 (ja) | 2003-06-23 |
Family
ID=12485325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03699595A Expired - Fee Related JP3419129B2 (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 給紙装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3419129B2 (ja) |
-
1995
- 1995-02-24 JP JP03699595A patent/JP3419129B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08231065A (ja) | 1996-09-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2998222B2 (ja) | 給紙装置 | |
| JP3419129B2 (ja) | 給紙装置 | |
| US5028046A (en) | Feed path selection mechanism for sheets of paper capable of being driven by the existing drive system of a photocopier or the like | |
| JPH0750739A (ja) | ファクシミリの多枚給紙装置 | |
| JP2733319B2 (ja) | 原稿搬送読取装置 | |
| JP2628208B2 (ja) | 用紙の搬送装置 | |
| JPH07109041A (ja) | 給紙装置 | |
| JPS63154541A (ja) | 両面複写装置 | |
| JP2000118747A (ja) | 給紙装置 | |
| JPH0834532A (ja) | 給紙装置 | |
| JP3428724B2 (ja) | 給紙装置及び画像形成装置 | |
| JP2924309B2 (ja) | シート材給送装置 | |
| JP3964147B2 (ja) | 用紙処理装置 | |
| JPS62111840A (ja) | 給紙装置 | |
| JP2003081492A (ja) | 給紙装置、給紙方法、および給紙装置制御手段 | |
| JPH0611997Y2 (ja) | 給紙装置 | |
| JPH03238242A (ja) | 給紙装置 | |
| JP3250911B2 (ja) | 原稿搬送装置 | |
| JPH0511230Y2 (ja) | ||
| JPH0650414B2 (ja) | 複写機 | |
| JPH09290930A (ja) | 用紙搬送装置およびプリンタ | |
| JPS62100333A (ja) | 給紙装置 | |
| JP2002229174A (ja) | 感光材料搬送装置 | |
| JP2004035251A (ja) | シート後処理装置および画像形成装置 | |
| JPH10279099A (ja) | 原稿繰出装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090418 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100418 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120418 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120418 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418 Year of fee payment: 10 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |