JP3407310B2 - 罫線出力方法及び罫線出力装置 - Google Patents

罫線出力方法及び罫線出力装置

Info

Publication number
JP3407310B2
JP3407310B2 JP08854792A JP8854792A JP3407310B2 JP 3407310 B2 JP3407310 B2 JP 3407310B2 JP 08854792 A JP08854792 A JP 08854792A JP 8854792 A JP8854792 A JP 8854792A JP 3407310 B2 JP3407310 B2 JP 3407310B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ruled line
line
ruled
changed
line width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08854792A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05290043A (ja
Inventor
和男 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP08854792A priority Critical patent/JP3407310B2/ja
Publication of JPH05290043A publication Critical patent/JPH05290043A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3407310B2 publication Critical patent/JP3407310B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、罫線を見栄え良く強調
できるようにした罫線出力方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デスクトップパブリッシングシステムな
どの情報処理装置において、表計算などを行なう場合、
罫線の集まりからなる矩形の表が表示される。そしてこ
の表の一部を強調表示できるようになっている。
【0003】図8は、上記情報処理装置において、矩形
の表を表示画面に表示した例を示す。図8において、7
aは表示画面、CHは表である。そして、ユーザがこの
表CHの合計欄(矩形領域)を囲む罫線群LX1,LX
2,LY1,LY2を、他の罫線よりも太くして、この
合計欄を強調表示したいと考えているものとする。
【0004】さて、上記情報処理装置では、一般に図1
0に示すように、罫線Lは、その中心線の端点P(X
1,Y1),Q(X2,Y2)と、線幅bとにより管理
されている。そして、図8の破線で示すように、線幅を
変更したい罫線群を指定する。図9は、この指定された
罫線群(線幅b0)LX1,LX2,LY1,LY2付
近を拡大して示している。次に、ユーザにより、変更後
の線幅b1が入力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の罫線
出力方法を用いた情報処理装置では、変更対象となる罫
線群の中心線の位置を変更することなく、単に線幅のみ
b0からb1へ変更して出力するようになっていた。し
たがって、図11に示すように、変更後の罫線群LX
3,LX4,LY3,LY4の外縁が、例えば矢印Y1
と矢印Y2に示すように、これらの罫線群LX3,LX
4,LY3,LY4に接する他の罫線の外縁と一致しな
くなり、多数の凸部Uなどがあらわれ、出力結果である
表全体の見栄えが悪くなるという問題点があった。
【0006】また、このような場合、ユーザが見栄えを
改善するために、変更後の罫線群をいちいち移動するな
どして修正していたのでは、作業効率が低下するという
問題点を有していた。
【0007】本発明は、上述した問題点に鑑み、罫線を
見栄えよく強調することができる罫線出力方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、変更後の罫線群の線幅を取得するステ
ップと、この線幅と変更対象となる罫線群に接続する罫
線の線幅とから、変更後の罫線群の外縁がこの接続する
罫線の外縁と一致する移動量を求めるステップと、変更
後の罫線群をこの移動量だけ前記矩形領域の内側へ移動
させたドットデータを描画メモリに描画し、このドット
データを出力するステップとを有して、罫線出力方法を
構成する。
【0009】
【作用】上記構成により、変更後の罫線群の外縁が、こ
れらに接続する罫線の外縁と一致するように、移動して
出力される。したがって、出力結果の見栄えを低下させ
る凹凸があらわれず、美しい出力結果を得ることができ
る。
【0010】
【実施例】次に図面を参照しながら本発明の実施例を説
明する。
【0011】図1は本発明の一実施例に係る罫線出力方
法を用いた情報処理装置のブロック図、図2はこの情報
処理装置内の横罫データ領域の構成図、図3は同縦罫デ
ータ領域の構成図、図4は移動量の説明図、図5は本実
施例の罫線出力方法の処理の流れを示すフローチャー
ト、図6は線幅変更前の表示画面の一部拡大図、図7は
線幅変更後の表示画面の一部拡大図である。
【0012】さて、図1において、1はCPU、2は図
5に示す流れに沿ったプログラムを記憶しているRO
M、3は横罫データ領域3a,縦罫データ領域3bなど
が設けられたRAM、4はユーザが線幅など必要な情報
を入力するためのキーボード、5は描画用のドットデー
タを記憶する描画メモリとしてのイメージメモリ、6は
VRAM、7は表示画面7aを有するCRT、8はプリ
ンタ、9は上記各要素を接続するバスである。また、本
実施例の罫線出力方法は、CPU1がROM2内に記憶
されているプログラム(図5のフローチャートによるも
の)を実行することにより実現される。
【0013】図2は、RAM3内の横罫データ領域3a
のデータ構造の概要を示している。罫線の中心線の端点
(x,y)が得られると、横罫管理テーブル、Y座標テ
ーブルポインタ、罫線データ部ポインタを介して、この
端点(x,y)に対応する罫線データ部に至ることがで
き、この罫線データ部の線幅情報や位置補正情報(線幅
が拡大された場合に上記矩形領域の内側へ罫線の中心線
を移動するという情報)などを、読み書きできるように
なっている。しかも、横の罫線では、罫線の中心線の2
つの端点は、y座標が同じでx座標が異なることから、
横罫管理テーブルにおいて、まずy座標で分岐し、次に
Y座標テーブルポインタでx座標で分岐するようになっ
ている。このようにしたので、データの読み書きを迅速
に行なうことができる。なお、縦罫データ領域3bにつ
いては、図3に示した。この縦罫データ領域3bは、ほ
ぼ上記横罫データ領域3aと同様の構造となっている。
ただし、図2において、「横」とあるのを「縦」、
「y」とあるのを「x」、「x」とあるのを「y」と読
み替えた構成となる。
【0014】本実施例の罫線出力方法を用いた情報処理
装置は、上記のような構成よりなり、次にこの罫線出力
方法を、図4〜図7を参照しながら説明する。
【0015】まず線幅を変更する範囲を指定する(ステ
ップ1)。具体的には、図6の破線で示すように指定
し、この破線内の罫線群LX1,LX2,LY1,LY
2を変更対象とする。これにより、これらの罫線群LX
1,LX2,LY1,LY2の中心線群のそれぞれの2
つの端点群を得る。なお、A,B,C,Dは、これらの
中心線群の交点、Sはこれらの罫線群LX1,LX2,
LY1,LY2により囲まれた矩形領域である。
【0016】次に、上記端点群の座標から、罫線LX
1,LX2については、横罫データ領域3aを、罫線L
Y1,LY2については、縦罫データ領域3bを、それ
ぞれ検索する(ステップ2)。次に、表示画面7a上に
メッセージを表示し、ユーザに対象罫線群の線幅(変更
後の線幅b1)をキーボードから入力するように促し、
この線幅b1を取得する(ステップ3)。そして、これ
らの罫線群のそれぞれの罫線データ部の位置補正情報を
矩形領域Sの内側と設定する(ステップ4)。
【0017】次に、変更対象となった罫線群LX1,L
X2,LY1,LY2に接続する罫線があるかどうか判
断し(ステップ5)、あればステップ6へ、なければス
テップ7へ処理を移す。ステップ6では、横罫データ領
域3a、縦罫データ領域3bを検索して、接続する罫線
の線幅を得る。図6の例では、この線幅はb0である。
【0018】そして、変更対象となる罫線群LX1,L
X2,LY1,LY2の変更後の線幅b1と、これらの
罫線群LX1,LX2,LY1,LY2に接続する罫線
の線幅b0とから、変更後の罫線群LX5,LX6,L
Y5,LY6(図7)の外縁が、この接続する罫線の外
縁と一致する移動量Δを求める(ステップ7)。なお、
外縁とは、矩形領域Sの反対側の縁部のことである。こ
の移動量Δは、図4に示すように、Δ=(b1−b0)
/2により与えられる。
【0019】次に、変更後の罫線群LX5,LX6,L
Y5,LY6をこの移動量Δだけ矩形領域Sの内側へ移
動させたドットデータを、イメージメモリ5に描画し、
このドットデータを出力する(ステップ8)。図7は、
このドットデータを、VRAM6に転送し、CRT7の
表示画面7aに示した状態を示す。もちろん、このドッ
トデータをプリンタ8に出力することもできる。
【0020】図7に示すように、本実施例によると、変
更後の罫線群LX5,LX6,LY5,LY6と、変更
されない罫線の外縁が揃い、凹凸があらわれず、美しい
出力結果を得ることができる。なお、図7一部拡大図に
示すように、線幅変更に伴い、罫線の中心線(表示画面
7a上にはあらわれない)が、移動量Δだけ矩形領域S
の内側へ移動することになる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、変更後の罫線群の線幅を取得
するステップと、この線幅と変更対象となる罫線群に接
続する罫線の線幅とから、変更後の罫線群の外縁がこの
接続する罫線の外縁と一致する移動量を求めるステップ
と、変更後の罫線群をこの移動量だけ前記矩形領域の内
側へ移動させたドットデータを描画メモリに描画し、こ
のドットデータを出力するステップとを有するようにし
た。したがって、罫線の線幅を変更した後に、凹凸があ
らわれず、美しい出力結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る罫線出力方法を用いた
情報処理装置のブロック図
【図2】本発明の一実施例に係る罫線出力方法を用いた
情報処理装置の横罫データ領域の構成図
【図3】本発明の一実施例に係る罫線出力方法を用いた
情報処理装置の縦罫データ領域の構成図
【図4】本発明の一実施例に係る罫線出力方法の移動量
の説明図
【図5】本発明の一実施例に係るフローチャート
【図6】本発明の一実施例に係る線幅変更前の表示例図
【図7】本発明の一実施例に係る線幅変更後の表示例図
【図8】従来手段の表の表示例図
【図9】従来手段の線幅変更前の表示例図
【図10】従来手段の罫線データの説明図
【図11】従来手段の線幅変更後の表示例図
【符号の説明】
5 描画メモリ CH 表 S 矩形領域 LX1 矩形領域を囲む罫線 LX2 矩形領域を囲む罫線 LY1 矩形領域を囲む罫線 LY2 矩形領域を囲む罫線 LX5 変更後の罫線 LX6 変更後の罫線 LY5 変更後の罫線 LY6 変更後の罫線

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表の一部であって、矩形領域を囲む罫線群
    の線幅を変更して出力するにあたり、変更後の罫線群の
    線幅を取得するステップと、この線幅とこれらの変更対
    象となる罫線群に接続する罫線の線幅とから、変更後の
    罫線群の外縁がこの接続する罫線の外縁と一致する移動
    量を求めるステップと、変更後の罫線群をこの移動量だ
    け前記矩形領域の内側に移動させたドットデータを描画
    メモリに描画し、このドットデータを出力するステップ
    とを有することを特徴とする罫線出力方法。
  2. 【請求項2】表の一部であって、矩形領域を囲む罫線群
    の位置情報及び線幅情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された罫線群の一部を指定する罫線
    指定手段と、 変更後の線幅を指定して、前記罫線指定手段によって指
    定された罫線の線幅を変更する線幅変更手段と、 前記線幅変更手段による変更後の線幅と、前記指定手段
    によって指定された罫線に接続する罫線の線幅とから、
    変更後の罫線の外縁を当該接続する罫線の外縁と一致さ
    せるための移動量を求める手段と、 前記線幅変更手段によって線幅を変更した罫線を、前記
    移動量に基づいて前記矩形領域の内側へ移動させる手段
    と、を有することを特徴とする罫線出力装置。
JP08854792A 1992-04-09 1992-04-09 罫線出力方法及び罫線出力装置 Expired - Fee Related JP3407310B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08854792A JP3407310B2 (ja) 1992-04-09 1992-04-09 罫線出力方法及び罫線出力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08854792A JP3407310B2 (ja) 1992-04-09 1992-04-09 罫線出力方法及び罫線出力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05290043A JPH05290043A (ja) 1993-11-05
JP3407310B2 true JP3407310B2 (ja) 2003-05-19

Family

ID=13945884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08854792A Expired - Fee Related JP3407310B2 (ja) 1992-04-09 1992-04-09 罫線出力方法及び罫線出力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3407310B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05290043A (ja) 1993-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3407310B2 (ja) 罫線出力方法及び罫線出力装置
JP2868666B2 (ja) 任意の線に沿って組版する電子組版装置
JP3443840B2 (ja) 罫線出力方法及び罫線出力装置
JP4967934B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP3787380B2 (ja) 文字データ処理装置及び方法及びコンピュータ制御装置
JP3423775B2 (ja) 図形編集出図装置
JPS61138375A (ja) 図形情報処理装置
JP2635311B2 (ja) 文書処理装置
JPH06259507A (ja) 図形分割装置
JPS62133578A (ja) デ−タ選択編集装置
JP2939159B2 (ja) 手書き文字の位置揃え処理装置および方法
JP2721344B2 (ja) 画像処理方法
JPH025367Y2 (ja)
JPS6389926A (ja) 表示装置
JPH04163675A (ja) 読み取り範囲指定方法
JP2779265B2 (ja) グリッド処理方式
JP2705116B2 (ja) 地図情報の表示方法
JPS62157089A (ja) ベクトル文字の作成方法
JPH06110442A (ja) 文字図形処理装置、及び文字または図形の変形処理方法
JPH01191928A (ja) データ入力装置
JPH05276439A (ja) 輪郭線拡張方式
JPH06342474A (ja) 領域描画システム
JP2001022552A (ja) Wwwページ情報の画面表示方法、及びその装置
JPS63205772A (ja) 図形処理システムに於ける線分作成方式
JPS60100266A (ja) シエ−デイング処理方式

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees