JP3401472B2 - アタッチメント用振動発生装置 - Google Patents

アタッチメント用振動発生装置

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JP3401472B2 JP2000058254A JP2000058254A JP3401472B2 JP 3401472 B2 JP3401472 B2 JP 3401472B2 JP 2000058254 A JP2000058254 A JP 2000058254A JP 2000058254 A JP2000058254 A JP 2000058254A JP 3401472 B2 JP3401472 B2 JP 3401472B2
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亮二 清水
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Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等の
アタッチメント用振動発生装置に関するものである。
【従来の技術】油圧ショベルのアーム先端に振動を与え
て土砂の締固め等を行う締固め機を設けたものは既に存
在する。
【発明が解決しようとする課題】油圧ショベルのアーム
先端とアーム先端に装着するバケット等のアタッチメン
トとの間に装着され、アタッチメントに振動を与えて土
砂の締固め、杭等の打込み等の土木作業に使用する振動
発生装置は、ショベルに取付けるショベル取付部、アタ
ッチメントを取付ける振動体、ショベル取付部と振動体
を接合するゴム等の弾性体により構成するとよい。振動
発生装置には油圧モータ等により偏芯荷重を回転させる
起振体を設け、起振体を駆動することによりアタッチメ
ントは振動する。一方、油圧ショベルには弾性体が介在
するため振動は殆ど伝達されない。油圧ショベルにアタ
ッチメントを装着して行う作業は、アタッチメントを振
動させる作業以外に、逆に振動を与えずアタッチメント
をショベルの動きと合わせる作業がある。この場合、シ
ョベル取付部と振動体とを固定する必要がある。そのた
め、ショベル取付部と振動体とを固定あるいは解除する
ため、ロック装置を振動発生装置に組込みロック装置を
手動または油圧等により切換える。手動切換えの場合
は、作業者はその都度油圧ショベルの運転席より離れて
ロック装置を切換えるため、時間と手間が掛かる。ま
た、油圧切換えの場合は、ロック解除時、ロック解除す
る前に振動が発生して、ロック装置の損傷、振動性能の
不足、油圧ショベルへの振動伝達等の不具合が発生す
る。さらに、ショベル取付部と振動体との固定時は、振
動が停止する前にロック装置が作動して、ロック装置の
損傷、ロック不良等の不具合が発生する。
【課題を解決するための手段】本発明は、アタッチメン
トを振動あるいは固定させる作業に伴うロック装置のロ
ック解除およびロックがショベルの運転席から確実に行
えるようにすべく、油圧ショベル等のアーム先端とアー
ム先端に装着するバケット等のアタッチメントとの間に
装着し、油圧で起振体を振動させるアタッチメント用振
動発生装置において、起振体の作動最低圧力より低い圧
力で作動するロック装置と圧抜き弁とを作動回路内に組
み込んだアタッチメント用振動発生装置とした。また、
本発明は、アタッチメントを振動あるいは固定させる作
業に伴うロック装置のロック解除およびロックがショベ
ルの運転席から確実に行え、ロック解除およびロックが
精度よく行えるようにすべく、起振体作動回路内にシー
ケンス弁を組み込むようにした。さらに、本発明は、ロ
ックが確実で且つコンパクトに形成できるようにすべ
く、ロック装置を、シリンダの両端側にそれぞれロック
ピストンを摺動自在に設けるようにした。さらにその上
に、本発明は、ロックがより確実で且つコンパクトに形
成できるようにすべく、ショベル取付部と振動体とを接
合する弾性体をロック装置と同芯上に配置するようにし
た。
【発明の実施の態様】本発明を添付する図面に示す具体
的な実施例に基づいて、以下詳細に説明する。図1は、
本発明の全体の概要を示す正面図、図2は要部の拡大正
面図、図3は本発明の要部の振動発生装置の正面図、図
4は図3の側面図、図5は図3のV−V断面図、図6は
図3のVI−VI断面図である。図1で符号31は油圧ショ
ベル、符号32はブーム、符号33はアーム、符号34
はバケット、符号35はアームシリンダ、符号36はバ
ケットシリンダ、符号38はブームシリンダである。図
2には図1の要部を示してあり、アーム33の先端にシ
ョベル取付部1が枢着され、ショベル取付部1には弾性
体3を介在させてバケット34が取付けてある。図3・
図4に示すように、ショベル取付部1の下方に振動体2
を配置し、ショベル取付部1と振動体2とはゴムなどの
弾性体3を介在させて連結している。ショベル取付部1
にはショベル装着孔8が設けられ、油圧ショベルと連結
され、振動体2の下部にはアタッチメント装着孔9が設
けられバケット等のアタッチメントに連結される。図5
に示すように、振動体2内に偏芯荷重体4を軸受5を介
在させて回転自在に支持させ、振動体2に取付けた油圧
モータ6の出力軸7を偏芯荷重体4と連結する。油圧モ
ータ6を駆動すると、偏芯荷重体4が振動体2内で回転
し、振動体2に振動が生じ、アタッチメントに振動が伝
達される。上記の振動体2、偏芯荷重体4、軸受5およ
び油圧モータ6で起振体10を構成する。アタッチメン
トに振動を与えない時、アタッチメントをショベルの動
きと合わせるようにしなければならない。この場合、シ
ョベル取付部1と振動体2とを固定する必要がある。そ
のため、ショベル取付部1と振動体2とを固定あるいは
固定を解除せねばならず、ロック装置が必要となる。本
振動発生装置では、ロック装置11を振動体2内に設け
る。筒状の弾性体3の両端にそれぞれ取付板12・13
を固着(弾性体3がゴムの場合は加硫接着)し、取付板
13を内側に配置して取付板12をボルト14によりシ
ョベル取付部1に取付け、中央に挿通孔を穿設した取付
板13をボルト37により振動体2に取付け、ショベル
取付部1と振動体2との間に弾性体3を介在させて連結
する。図6に示すように、振動体2の中央部にロックシ
リンダ15を前記弾性体3と同一軸線上に配置し、前記
取付板13と振動体2とにロッドカバー16を内嵌め支
持させ、前記ロックシリンダ15の両端とロッドカバー
16に2個のロックピストン17を内嵌め摺動自在に設
け、ロックシリンダ15の中央に縮設したばね18を装
着して2個のロックピストン17をそれぞれ外側に向け
て付勢する。前記取付板12の内面には装着穴19をロ
ックシリンダ15と同一軸線上に凹設させて前記ロック
ピストン17の先端を保持させる。ロックシリンダ15
の油圧室26に油圧が作用していない場合が図6の状態
で、ロックピストン17の先端は装着穴19への嵌合状
態を維持するため、振動体2とショベル取付部1はロッ
ク(固定)される。一方、油圧室26に油圧が作用した
場合、ロックピストン17はばね18の付勢力に抗して
内方に移動し、ロックピストン17の先端は装着穴19
より抜け出て、振動体2とショベル取付部1はロックが
解除される。なお、アタッチメントを振動させるとき
は、予めロック装置11を解除した後、起振体10を駆
動振動させ、また振動を停止するときは、起振体10の
駆動を停止させた後、ロック装置11を固定させる必要
がある。次に、本発明の作動を図7により説明する。切
換弁21を切換えることにより回路内に油圧が供給され
る。各ロックシリンダ15は、油圧モータ6の作動最低
圧力より低い圧力(例えば1.47MPa)で作動する
ように設定しているため、その作動によりロック装置1
1はロック解除する。また、圧抜き弁22のA部開口面
積を小さく設定したので、圧抜き弁22の前後に差圧が
発生し、わずかに遅れて圧抜き弁22は例えば2.9M
Paで閉まる。また、ほぼ同圧で油圧モータ6は回転し
始め(油圧モータ6の作動圧力は例えば15.7MP
a)、アタッチメントに振動が発生する。逆に、アタッ
チメントの振動を停止する場合、切換弁21を図7の状
態に切換えて油圧の供給を断つ。これにより油圧低下
し、油圧モータ6は停止する。また同時に、圧抜き弁2
2がばね23により開くため回路は完全に低圧化され、
ロックシリンダ15は図7の状態に戻り、ロックする。
図8は、図7の起振体10(油圧モータ6)作動回路に
シーケンス弁24を組込んだ作動説明図である。アタッ
チメントを振動をさせる場合、ロック装置11の解除
後、所定の圧力(例えば2.9MPa)に油圧が上昇し
てシーケンス弁24が開くため、油圧モータ6が駆動し
て振動が発生する。また、振動を停止する場合、回路の
油圧低下によりシーケンス弁24が閉まり、油圧モータ
6の停止とほぼ同時に圧抜き弁22が開き、ロックが働
く。なお、逆止弁25は油圧モータ6の停止時に場合に
よって発生するバキュームを防止するために設ける。
【発明の効果】本発明は、上述のように、油圧ショベル
等のアーム先端とアーム先端に装着するバケット等のア
タッチメントとの間に装着し、油圧で起振体を振動させ
るアタッチメント用振動発生装置において、起振体の作
動最低圧力より低い圧力で作動するロック装置と圧抜き
弁とを作動回路内に組み込んだ油圧ショベル用振動発生
装置であるので、アタッチメントを振動あるいは固定さ
せる作業に伴うロック装置のロック解除およびロックが
ショベルの運転席から確実に行え、小形、軽量化を図る
ことができる。また、本発明は、起振体作動回路内にシ
ーケンス弁を組み込んだので、アタッチメントを振動あ
るいは固定させる作業に伴うロック装置のロック解除お
よびロックがショベルの運転席から確実に行え、ロック
解除およびロックが精度よく行える。さらに、本発明
は、ロック装置が、シリンダの両端側にそれぞれロック
ピストンを摺動自在に設けたので、ロックが確実で且つ
コンパクトに形成できる。さらにその上に、本発明は、
ショベル取付部と振動体とを接合する弾性体をロック装
置と同芯上に配置したので、さらにロックが確実で且つ
コンパクトに形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体の概要を示す正面図である。
【図2】本発明の要部の拡大正面図である。
【図3】本発明の要部の振動発生装置の正面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】図3のV−V断面図である。
【図6】図3のVI−VI断面図である。
【図7】本発明の一実施例を示す油圧回路図である。
【図8】図7にシーケンス弁を組込んだ油圧回路図であ
る。
【符号の説明】
31…油圧ショベル 33…アーム 34…バケット 2…振動体 11…ロック装置 22…圧抜き弁 24…シーケンス弁 17…ロックピストン 1…ショベル取付部 3…弾性体

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ショベル等のアーム先端とアーム先
    端に装着するバケット等のアタッチメントとの間に装着
    し、油圧で起振体を振動させるアタッチメント用振動発
    生装置において、起振体の作動最低圧力より低い圧力で
    作動するロック装置と圧抜き弁とを作動回路内に組み込
    んだことを特徴とするアタッチメント用振動発生装置。
  2. 【請求項2】 起振体作動回路内にシーケンス弁を組み
    込んだことを特徴とする請求項1記載のアタッチメント
    用振動発生装置。
  3. 【請求項3】 ロック装置が、シリンダの両端側にそれ
    ぞれロックピストンを摺動自在に設けたことを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載のアタッチメント用振動
    発生装置。
  4. 【請求項4】 ショベル取付部と振動体とを接合する弾
    性体をロック装置と同芯上に配置したことを特徴とする
    請求項3記載のアタッチメント用振動発生装置。
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