JP3370162B2 - 植物保護踏盤の連結構造 - Google Patents

植物保護踏盤の連結構造

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功生 林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多数の植物延出口を
有する植物保護踏盤の連結構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、交差するよう枠組みして多数の植
物延出口を形成した枠材の交差個所に上下に貫通する筒
部を配設した踏盤本体を設け、その側辺に連結杆を介し
て連結雄部を設け、他方の側辺に連結雌部を形成して、
他の踏盤本体と係合可能とした構成が知られている。連
結雄部と連結雌部とを上下に連結するものとして、例え
ば、連結雄部が上向きの鈎状頭部をからなり、円筒状の
連結雌部に下から上に突入して、連結雌部の内周面に形
成された抜止め片に係止するものがある。この場合に係
合された連結雄部と連結雌部の最上面が踏面となり、荷
重がかかるので、係合力が弱まる虞れがある。また連結
雌部と連結雄部の横方向の係合に余裕を持たせると、膨
張や収縮時に係合部分に影響を受ける等の欠点がある。
また、連結突片と連結受部とを左右に連結するものとし
て、例えば、連結突片が横向きに延び先端が鈎状の板片
からなり、上記板片を連結受部の中空に水平に突入して
係止するものがある。この場合にも、連結突片は薄板か
らなるので、連結受部の最上面を介して大きな荷重がか
かると上記突片が損傷する虞れがあり、また膨張や収縮
時に係合部分に影響を受ける等の欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】この発明は上記事情
に鑑みて創案されたもので、その主たる課題は、連結部
分の衝合面を水平面として上下方向の係合力を高めると
共に、素材の膨張や収縮時に影響を受けることがない植
物保護踏盤の連結構造を提供することにある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】上記課題を解決すため
に、この発明では、(a).交差するよう枠組みして多数の
植物延出口を形成した枠材の交差個所に台部を配設した
踏盤本体と、該踏盤本体の側辺に沿って突出する連結受
部と、上記踏盤本体の他方の側辺で、連結すべき他の踏
盤本体の側辺に沿って突出し前記連結受部に係合される
連結突部とを備えた植物保護踏盤の連結構造において、
(b).連結受部が、上面と底面とを水平面とすると共に、
内部に水平に延びる中空部を有し、少なくとも先端で開
口する横倒筒形状からなっており、(c).連結突部が、上
面と底面とを水平面とする肉厚を厚くした突片状からな
っており、(d).上記連結受部の中空部が、連結突部を嵌
合した際に、上下方向に隙間なく嵌合する内壁上面と内
壁下面とを有する。という技術的手段を講じている。ま
た、請求項2の発明では、上記構成に加えて、(e).上記
連結受部の中空部が、幅方向または前方向に隙間を有す
るように設定される、という技術的手段を講じている。
【0005】
【作用】連結突部を連結受部の中空部へ水平に突入する
ことにより、連結突部の上面および底面が上記中空部の
内壁上面および内壁下面に上下方向に隙間無く接する。
これにより、連結突部が連結受部に上下方向で拘束され
るので、連結される植物保護踏盤相互が上下にずれた
り、段差になる虞れがない。また、連結受部の最上面が
踏面となり荷重がかかっても、共に平行する面で受ける
ので均等に分散するので踏圧に対して安定性が高まる。
また、連結受部の中空部は、嵌合した連結突部に対し
て、幅方向または前方向に隙間を有しているので、素材
の膨張や収縮が生じても係合部分が影響を受けることが
ない。
【0006】
【実施例】以下に、この発明の植物保護踏盤の好適実施
例につき図面を参照しつつ説明する。植物保護踏盤1
は、図1に示すように、格子状に枠組みして多数の植物
延出口2、2・・・を形成した枠材3、3・・・の交差
個所に、上下に貫通する円筒形状の筒部4、4・・・を
配設した踏盤本体10と、該踏盤本体10の側辺から連
結杆5、5・・により突設した連結突部6、6・・と、
これに対応して同踏盤本体10の他方の側辺に設けた連
結受部7、7・・とからなっている。
【0007】図2および図3に示すように、上記連結突
部6は、上面6aと底面6bとを水平面とした略角柱状
の突片からなっている。一方、連結受部7は、断面箱型
の横倒筒状からなっており、水平に延びる中空部8の内
壁上面8aと内壁下面8bとが水平面となっている。な
お、中空部8は先端が突入用の開口となっており、基端
は閉塞するものであっても開口するものであってもよ
い。
【0008】この中空部8の高さは、上記連結突部6の
高さと略同一であって、嵌合時に連結突部6の上面6a
と底面6bが、中空部8の内壁上面8aと内壁下面8b
とに隙間無く接し上下方向に拘束されて嵌め込まれる。
このように、連結受部7と連結突部6の衝合部分は面接
触となり、且つ衝合面積が広くなることから、連結受部
7の最上面7aが踏面となって荷重がかかっても、広い
面で受けることができるので係合部分が安定し、損傷し
にくくなる。
【0009】また、前記中空部8は、連結突部6を嵌合
した際に、前方向(突入方向)に隙間を有するように形
成されているので、素材に温度の変化による膨張や収縮
が生じた場合にも影響を受けることがない。また同様に
中空部8に、連結突部6を嵌合した際に幅方向に隙間を
有するように形成してもよく、素材の膨張や収縮による
係合部分の影響を受けることがない。
【0010】また、連結突部6の先端には、図4に示す
ように、抜け止め用の***部9を設けてもよい。***部
9は、先端から徐々に幅広く拡大する鈎状であると、そ
の他公知の抜け止め構成を用いることができる。これに
より連結時の係合力を高めることができる。
【0011】また、連結受部7の上面7aを水平面に設
定し、この上面7aを踏盤本体10の水平面に設定され
た上面10aの踏面と同一面に設定し、また、連結受部
7の底面7bを水平面に設定し、踏盤本体10の水平面
に設定された下面10bの接地面と同一面に設定すれ
ば、植物保護踏盤1にかかる荷重を均等に分散すること
ができて好ましい。なお、この発明において、踏盤本体
10の形状は前記実施に限定されるものではない。その
他、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、
その要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿
論である。
【0012】
【発明の効果】以上、この発明によれば、植物保護踏盤
の連結突部と連結受部の衝合面を水平面として衝合面積
を広くし、上下方向に隙間無く接して上方方向に拘束す
る構成としたので、連結される多数の植物保護踏盤が連
結個所で上下動したり段差を生じたりする虞れがない。
また衝合面積が広くなるので、踏圧に対して係合部分を
安定させることができる。また、連結時に横方向に隙間
を設けて、素材の膨張や収縮により影響を吸収させるこ
とができて、極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】植物保護踏盤の好適実施例を示す平面図であ
る。
【図2】連結部分の斜視図である。
【図3】同実施例の断面図である。
【図4】連結突部の異なる実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 植物保護踏盤 2 植物延出口 3 枠材 4 筒部 5 連結杆 6 連結突部 6a 上面 6b 底面 7 連結受部 8 中空部 8a 内壁上面 8b 内壁下面 10 踏盤本体

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交差するよう枠組みして多数の植物延出
    口を形成した枠材の交差個所に台部を配設した踏盤本体
    と、該踏盤本体の側辺に沿って突出する連結受部と、上
    記踏盤本体の他方の側辺で、連結すべき他の踏盤本体の
    側辺に沿って突出し前記連結受部に係合される連結突部
    とを備えた植物保護踏盤の連結構造において、 連結受部が、上面と底面とを水平面とすると共に、内部
    に水平に延びる中空部を有し、少なくとも先端で開口す
    る横倒筒形状からなっており、 連結突部が、上面と底面とを水平面とした突片からなっ
    ており、 上記連結受部の中空部が、連結突部を嵌合した際に、上
    下方向に隙間なく嵌合する内壁上面と内壁下面とを有し
    てなることを特徴とする植物保護踏盤の連結構造。
  2. 【請求項2】 連結受部の中空部が、連結突部を嵌合し
    た際に、幅方向または前方向に隙間を有するように設定
    されてなることを特徴とする請求項1に記載の植物保護
    踏盤の連結構造。
  3. 【請求項3】 連結受部の上面が踏盤本体の上面に設定
    された水平面からなる踏面と同一面に設定され、連結受
    部の底面が踏盤本体の下面に設定された水平面からなる
    接地面と同一面に設定されてなることを特徴とする請求
    項1に記載の植物保護踏盤の連結構造。
  4. 【請求項4】 台部が上下に貫通する筒部からなってい
    ることを特徴とする請求項1に記載の植物保護踏盤の連
    結構造。
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