JP3367317B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3367317B2
JP3367317B2 JP01574196A JP1574196A JP3367317B2 JP 3367317 B2 JP3367317 B2 JP 3367317B2 JP 01574196 A JP01574196 A JP 01574196A JP 1574196 A JP1574196 A JP 1574196A JP 3367317 B2 JP3367317 B2 JP 3367317B2
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙に画像を形成
する複写機やプリンタ等の画像形成装置に係り、詳しく
は、積層状態にある複数の用紙に対してステープリング
処理やパンチング処理等の後処理を行う後処理手段を有
する画像形成装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置は、例え
ば、用紙に画像を形成する画像形成部と、画像形成済み
の複数の用紙が積層される排出用紙トレイと、上記画像
形成部から排出用紙トレイまで用紙を搬送する用紙排出
搬送部と、上記排出用紙トレイ上に積層された複数の用
紙に対してステープリング処理等の後処理を行う後処理
手段とを有する。
【0003】また、上記画像形成部は、例えば、回転可
能に配設された像担持体と、当該像担持体を一様に帯電
させる帯電手段と、像担持体を露光して潜像を形成する
露光手段と、上記潜像にトナーを付着させてトナー像を
形成する現像手段と、像担持体との間に転写電圧が印加
されて上記トナー像を用紙上に転写する転写手段と、当
該用紙を加熱加圧して上記トナー像を画像として用紙に
定着させる定着手段とを有する。そして、上記画像形成
部では、像担持体を一定の周速度で回転させながら、帯
電、露光、現像、転写を行って用紙に画像を形成する。
【0004】従って、上記画像形成装置では、上記像担
持体の回転周期毎に用紙に画像が形成されることにな
り、つまり上記画像形成部の動作周期に応じた一定の画
像形成周期毎に用紙に画像が形成されることになり、ひ
いては上記画像形成部の動作周期に応じた一定の画像形
成周期毎に排出用紙トレイ上に用紙が排出されることに
なる。
【0005】それ故、上記後処理手段は、画像形成部の
動作周期に応じた上記一定の画像形成周期内に後処理を
完了させる必要がある。なお、上記後処理手段は、実際
には、用紙が排出用紙トレイ上の所定の位置に位置決め
されてから次の用紙が排出用紙トレイに排出される迄の
間に後処理を完了させる必要があり、上記画像形成周期
よりもはるかに短い時間内で後処理を完了させる必要が
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな画像形成装置において、画像形成部の動作周期を向
上させて画像形成周期を短縮させた場合、それに伴って
排出用紙トレイへの用紙の排出間隔が短くなり、その排
出間隔内に後処理を完了することができなくなってしま
う。
【0007】そこで、従来の画像形成装置においては、
画像形成部の動作周期を向上させると共に、後処理を行
う場合には画像形成部を1回空動作させ、つまり画像形
成部には用紙上に画像を形成しないダミーサイクルを実
行させていた。これにより、上記画像形成装置では、後
処理を行う前に排出用紙トレイに排出される用紙と、後
処理を行った後に排出用紙トレイに排出される用紙との
排出間隔を十分に確保することができ、その間に後処理
を完了させることができる。
【0008】しかしながら、このような方法で画像形成
装置の動作の整合性を図った場合には、画像形成部の能
力を十分に発揮させることができない。
【0009】そこで、本発明は、後処理手段を有し、し
かも、速い動作周期の画像形成部を用いても、その能力
を十分に発揮させることができる画像形成装置の開発を
課題とする。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、本発明は、
用紙に画像を形成する画像形成部と、用紙が排出される
用紙排出部と、画像形成部から用紙排出部まで用紙を搬
送する用紙排出搬送部と、用紙排出部の用紙に対して後
処理を行う後処理手段とを有する画像形成装置におい
て、前記用紙排出搬送部は、前記画像形成部と用紙排出
部との間に配設され、用紙搬送手段を有する最短用紙排
出経路と、この最短用紙排出経路に対向して配置され、
正逆回転可能な一対の搬送ローラからなり用紙の搬送方
向を反転させる反転搬送手段を有する用紙反転排出経路
とを有し、かつ、前記用紙排出搬送部は、前記後処理手
段が2部以上の後処理を行う場合には、次の部の最初の
用紙を前記最短用紙排出経路から前記用紙反転排出経路
に前記搬送ローラの正回転により引き込んでから一旦停
止させ、所定の待機時間後にその搬送ローラの逆回転に
よりその用紙反転排出経路から排出させて当該最初の
紙の搬送時間を長くすることを特徴とする画像形成装置
である。
【0011】なお、上記用紙の搬送時間とは、当該用紙
の先端が上記用紙排出搬送部に搬入されてから、当該用
紙の後端が上記用紙排出搬送部から搬出されるまでの時
間である。
【0012】上記用紙排出搬送部は、画像形成部から用
紙排出部まで用紙を搬送できると共に、後処理手段が後
処理を行う場合には、その次の用紙の搬送時間を長くで
きるものであればよく、例えば、画像形成部から用紙排
出部までの最短用紙排出経路に沿って配列された複数の
用紙搬送手段と、当該複数の用紙搬送手段を制御する用
紙搬送制御手段とで構成することができる。また、上記
用紙排出搬送部が後処理手段の動作を検知するために
は、例えば、画像形成部から後処理手段への後処理動作
指令信号を分配して、当該用紙排出搬送部に入力させれ
ばよい。
【0013】なお、上記最短用紙排出経路とは、画像形
成部から用紙排出部までの用紙の搬送経路を見た場合
に、用紙がその搬送方向を変えることなく画像形成部か
ら用紙排出部まで搬送することができるであろう経路の
みを抽出して想定される経路であり、例えば、画像形成
部から用紙排出部までの間に用紙が往復する経路がある
場合にはその部分を除いた用紙排出経路がそれに相当す
る。
【0014】上記用紙搬送手段は、画像形成部側から搬
入されてきた用紙を保持し、当該用紙を用紙排出部側に
送ることができるものであればよく、例えば、上記最短
用紙排出経路を介して圧接して配置された一対の搬送ロ
ーラや、用紙を吸着して搬送する搬送ベルト等がある。
なお、一般的には、用紙の送り量は上記搬送ローラや搬
送ベルトの搬送面の移動量に比例し、用紙の搬送速度は
上記搬送ローラや搬送ベルトの周速度に比例する。
【0015】上記用紙搬送制御手段は、上記用紙搬送手
段を制御できるものであればよく、例えば、用紙搬送手
段が上記一対の搬送ローラからなる場合には、当該搬送
ローラを回転駆動する駆動モータと、上記後処理動作指
令信号が入力され、当該駆動モータの回転を制御する制
御回路とで構成することができる。そして、当該構成で
は、後処理動作指令信号が入力されたら、上記制御回路
が駆動モータの回転を一時停止したり、あるいは、上記
制御回路が駆動モータの回転速度を遅くすることで、上
記一対の搬送ローラによる用紙の搬送速度を遅くするこ
とができ、ひいては用紙の搬送時間を長くすることがで
きる。
【0016】ところで、本発明において、上記用紙排出
搬送部は、後処理手段が後処理を行う場合には、その次
の用紙の搬送時間をのみ長くするものに限定されるもの
ではなく、当該用紙よりも後に搬送される用紙の搬送時
間をも長くするものであってもよい。そして、N枚の用
紙の搬送時間を長くした場合には、画像形成部の動作周
期によって生じる2枚の用紙の間隔をXとした時、後処
理の前後に排出される一対の用紙の間隔を最大{(N+
1)×X}まで拡大することができる。
【0017】しかしながら、複数の用紙の搬送時間を長
くするためには、当該複数の用紙を用紙排出搬送部に保
持させる必要がある。その為、例えば、画像形成部と用
紙排出部との間の最短用紙排出経路を1直線に設定し、
且つ、それに沿って複数の用紙搬送手段を配列して用紙
排出搬送部を構成した場合に明らかなように、当該用紙
排出搬送部が非常に大型化し、ひいては画像形成装置が
非常に大型化してしまう。それ故、複数の用紙を用紙排
出搬送部に保持する場合には、用紙の搬送方向を反転さ
せる反転搬送手段を上記最短用紙排出経路に対向させて
配置するとよい。
【0018】上記反転搬送手段は、例えば、互いに圧接
して配置されて正逆回転可能な一対の搬送ローラで構成
することができる。そして、一対の搬送ローラで上記反
転搬送手段を構成した場合には、例えば上記最短用紙排
出経路に沿って当該2つの搬送ローラを配列すること
で、上記最短用紙排出経路に対向させて反転搬送手段を
配置することができる。また、上記反転搬送手段は、搬
送ローラを正方向に回転させて画像形成部側から搬送さ
れてきた用紙を一旦引き込んだ後、当該搬送ローラを逆
方向に回転させて上記用紙を用紙排出部側に排出するよ
うに動作させればよい。
【0019】つまり、上記反転搬送手段を最短用紙排出
経路に対向させて配置することにより、画像形成部と用
紙排出部との間の最短用紙排出経路内に複数の用紙を保
持させる必要がなくなり、それだけ画像形成部から用紙
排出部までの上記最短用紙排出経路の長さを確保する必
要がなくなるので、画像形成装置の大型化を抑制するこ
とができる。
【0020】但し、上記反転搬送手段として、例えば、
互いに圧接して配置されて正逆回転可能な一対の搬送ロ
ーラを用いた場合には、当該反転搬送手段は次の用紙が
供給される迄に先に供給された用紙を排出しなければな
らない。その為、上記一対の搬送ローラは、用紙が供給
されてから非常に短時間の間に当該用紙を排出する必要
があり、非常に高速で逆回転させなければならなくな
る。
【0021】それ故、上記反転搬送手段として例えば正
逆回転可能な一対の搬送ローラを用いる場合には、当該
一対の搬送ローラを接離可能に配設すると共に、当該反
転搬送手段と用紙排出部との間の最短用紙排出経路に用
紙搬送手段を設け、当該一対の搬送ローラから排出され
る用紙を上記用紙搬送手段により搬送できる状態になっ
たら、上記一対の搬送ローラを離間させるようにすると
よい。これにより、先の用紙が上記一対の搬送ローラの
間に残っている状態でも次の用紙を当該一対の搬送ロー
ラの間に搬入することができ、つまり次の用紙の先端が
当該一対の搬送ローラの間に搬入される迄に先の用紙の
後端が当該一対の搬送ローラの間から搬出される程に当
該一対の搬送ローラを高速で回転させる必要がなくな
り、その分当該一対の搬送ローラを低速で回すことがで
きる。
【0022】なお、用紙搬送手段により用紙を搬送でき
る状態とは、当該用紙搬送手段自体により用紙を搬送で
きる状態を意味し、例えば、互いに圧接して配置された
一対の搬送ローラを上記用紙搬送手段として使用した場
合には、当該一対の搬送ローラが用紙を挟持している状
態を意味する。
【0023】そして、上記画像形成装置では、後処理手
段が後処理を行わない場合には、画像形成部の動作周期
に応じた間隔で用紙が用紙排出部に排出される一方で、
後処理手段が後処理を行う場合には、用紙排出搬送部が
その次の用紙の搬送時間を長くするので、当該次の用紙
は上記間隔よりも広い間隔を開けて用紙排出部に排出さ
れる。
【0024】その結果、上記画像形成装置では、後処理
手段が後処理を行う前後の用紙の間隔は、上記画像形成
部の動作周期に応じて用紙を排出した場合の用紙の間隔
よりも広くなる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1に示
す。図1の画像形成装置は、原稿に基づいた画像を用紙
に形成する複写機であり、原稿の画像を読み取ると共に
用紙に画像を形成する画像形成部1と、各種の用紙が多
数収容された3つの用紙トレイ2a,2b,2cと、画
像形成済みの複数の用紙が積層される排出用紙トレイ3
と、画像形成部1を介して用紙を用紙トレイ2から排出
用紙トレイ3まで順次搬送する用紙搬送部と、排出用紙
トレイ3上に積層された複数の用紙に対してステープリ
ング処理及び/又はパンチング処理を行う後処理手段5
とを有する。また、これらは画像形成部1を有する画像
形成ユニット100と、後処理手段を有する後処理ユニ
ット101とに分割されている。
【0026】また、上記画像形成装置には、各用紙トレ
イ2から画像形成部1まで用紙を搬送する用紙搬入搬送
経路(A→Bの破線)と、用紙の両面に画像を形成する
ために画像形成部から排出された用紙を再度画像形成部
に搬送する用紙循環経路(C→E→F→Bの破線)と、
画像が形成された用紙を画像形成部1から排出用紙トレ
イ3まで搬送する用紙排出経路とが設定され、更に、当
該用紙排出経路には、画像形成部から排出された用紙が
その搬送方向を変えることがない最短用紙排出経路(C
→Dの破線)と、用紙の搬送方向が1度変わる用紙反転
排出経路(C→E→Dの破線)とが設定されている。
【0027】上記画像形成部1は、原稿の画像を読み取
る図示外の原稿読取手段と、原稿の画像情報を記憶する
画像メモリ1dと、一定の周速度で回転可能に配設され
た感光体ドラム1aと、当該感光体ドラム1aを一様に
帯電させる帯電コロトロン1bと、上記画像メモリ1d
内の画像情報に基づいて感光体ドラム1aを露光して潜
像を形成するレーザ露光手段1cと、上記潜像にトナー
を付着させてトナー像を形成する現像器1eと、感光体
ドラム1aとの間に転写電圧が印加されて上記トナー像
を用紙上に転写する転写コロトロン1fと、当該用紙を
加熱加圧して上記トナー像を画像として用紙に定着させ
る一対の定着ロール1gと、これらを作動させて用紙に
画像を形成させる画像形成用制御手段1hとを有する。
【0028】上記用紙搬送部は、上記用紙搬入搬送経路
に沿って配設された用紙搬入搬送部と、上記用紙循環経
路に沿って配設された用紙紙循搬送部と、上記用紙排出
経路に沿って配設された用紙排出搬送部4とからなる。
【0029】そして、本実施の形態では、上記用紙排出
搬送部4は、上記最短用紙排出経路に沿って順次配設さ
れた4対の用紙搬送ローラ4a,4b,4c,4dと、
当該4対の搬送ローラを駆動する用紙搬送ローラ駆動モ
ータ4eと、画像形成部1から搬入されてきた用紙を光
学的に検出する排出用用紙センサ4fと、当該用紙の搬
送経路を最短用紙排出経路(Dの方向)と用紙反転排出
経路(Eの方向)とに切り替える第一の搬送方向切り替
え部材4gと、上記最短用紙排出経路に対向して配置さ
れた正逆回転可能な1対の反転搬送ローラ4hと、当該
反転搬送ローラ4hから排出される用紙の搬送経路を用
紙循環経路(Fの方向)と用紙排出経路(Eの方向)と
に切り替える第二の搬送方向切り替え部材4jと、上記
反転搬送ローラ4hを駆動する反転搬送ローラ駆動モー
タ4kと、当該反転搬送ローラ駆動モータ4kの回転を
反転搬送ローラ4hに伝達する反転搬送ローラクラッチ
4mと、上記反転搬送ローラ4hを離間させる反転搬送
ローラリトラクト部材4pと、画像形成用制御手段1h
及び上記排出用用紙センサ4fからの情報に基づいてこ
れらを制御する用紙排出用制御手段4qとを有する。な
お、上記1対の反転搬送ローラ4hは、用紙反転排出経
路(Eの経路)を介して圧接される。
【0030】なお、上記反転搬送ローラクラッチ4m
は、例えば、図4に示すように、駆動モータ4hの回転
を順回転と逆回転とにギアで分割すると共に、それらの
回転を各々電磁クラッチ6a,6bを介して反転ローラ
4hに伝達するものであっても、図5に示すように、正
逆回転な駆動モータ4kの回転をギアで加減速して反転
ローラ4hに伝達するものであってもよいが、図3に示
すように、駆動モータ4hの回転を順回転と逆回転とに
ギアで分割すると共に、その一方をトルクリミッタ6c
を介して伝達し、その他方を電磁クラッチ4dを介して
反転ローラ4hに伝達するようにすれば、制御信号の数
を削減できると共に正逆回転可能で高価な駆動モータを
使用する必要もなく好ましい。
【0031】また、上記反転搬送ローラリトラクト部材
4qは、例えば、一方の反転搬送ローラ4hの回転軸を
保持するアームを設けると共に、当該アームをソレノイ
ドのスイッチングで移動させるようにすればよい。
【0032】上記後処理手段5は、排出用紙トレイ3上
に積層された複数の用紙を挟持するように配設されたス
テープラー及びパンチャーを有する後処理部材5aと、
用紙排出搬送部4から排出される用紙を光学的に検出す
る後処理用用紙センサ5bと、画像形成用制御手段1h
及び上記後処理用用紙センサ5bからの情報に基づいて
後処理部材5aを制御する後処理用制御手段5cとを有
する。
【0033】また、図2に示すように、上記画像形成用
制御手段1hから用紙排出用制御手段4qに伝達される
情報には、一部当たりの枚数を知らせる一部枚数信号、
連続して形成される部数を知らせる部数信号、並びに、
設定された動作モードを知らせるモード信号があり、上
記画像形成用制御手段1hから後処理用制御手段5cに
伝達される情報には、一部当たりの枚数を知らせる一部
枚数信号、並びに、設定された動作モードを知らせるモ
ード信号がある。
【0034】なお、上記画像形成装置において、上記部
数信号は画像形成ユニット100の図示外のパネルに設
定された部数情報を有し、上記一部枚数信号は上記原稿
読取手段が読み取った原稿の枚数情報を有する。
【0035】そして、上記動作モードには、用紙を一部
毎ホチキス止めするステープルモードと、用紙に穴を開
けるパンチングモードと、画像形成部1から排出された
用紙を上記用紙循環経路を通して再度当該画像形成部1
に搬入させる両面画像形成モードとがあり、上記モード
信号はこれらの動作モード情報を用紙排出搬送部4及び
後処理手段5に伝達する。
【0036】以下において各動作モードにおける用紙排
出搬送部4並びに後処理手段5の動作を説明する。
【0037】上記ステープルモードにおいては、先ず、
用紙排出用制御手段4qは、用紙反転排出経路で用紙を
排出できるように第一の搬送方向切り替え部材4g及び
第二の搬送方向切り替え部材4jを設定すると共に、用
紙搬送ローラ駆動モータ4eを作動させる。
【0038】次に、用紙排出用制御手段4qは、図6に
示すように、画像形成部1から搬入されてきた用紙を排
出用用紙センサ4fが検知すると、所定の時間の後に反
転搬送ローラ駆動モータ4kを作動させて反転搬送ロー
ラ4hを正方向に回転させ、反転搬送ローラ4hに用紙
を引き込ませる。更に、用紙排出用制御手段4qは、反
転搬送ローラクラッチ4mを作動させることで反転搬送
ローラ4hを逆方向に回転させ、反転搬送ローラ4hか
ら用紙を排出させる。
【0039】その後、用紙は3対の用紙搬送ローラ4
b,4c,4dを通過して排出用紙トレイ3上に排出さ
れ、後処理用制御手段5は、一部枚数信号と同じ枚数の
用紙を後処理用用紙センサ5bが検知したら、ステープ
ラーを作動させて当該所定枚数の用紙をホチキス止めす
る。そして、上記画像形成装置では、所定の部数だけ上
記動作を繰り返して一連の動作を終了する。
【0040】ところで、上記用紙排出用制御手段4q
は、部数信号が2部以上である場合において、一部枚数
信号と同じ枚数の用紙を排出用用紙センサ4fが検知し
たら、その次の用紙に関しては図7に示す制御シーケン
スで制御を行う。当該制御シーケンスにおいては、上記
用紙排出用制御手段4qは、反転搬送ローラ4hが用紙
を引き込んだら一旦反転搬送ローラ駆動モータ4kを停
止させ、所定の待機時間の後に再度反転搬送ローラ駆動
モータ4kを作動させると共に反転搬送ローラクラッチ
4mを作動させて反転搬送ローラ4hから用紙を排出さ
せる。
【0041】これにより、上記画像形成装置では、図6
及び図7における後処理用用紙センサ5bの検知信号に
示すように、用紙が排出用紙トレイ3に排出されるタイ
ミングを遅らせることができるので、後処理手段5が後
処理を行う前後の用紙の間隔を当該後処理手段5がステ
ープリング処理を行うために十分に広くすることがで
き、当該時間間隔の間にステープリング処理を完了する
ことができる。
【0042】また、上記用紙排出用制御手段4qは、図
7の制御シーケンスを実行する場合ににおいては2部目
以降の1枚目の用紙を排出している間に2枚目の用紙が
反転搬送ローラ4hに搬入されてしまうので、当該1枚
目の用紙を搬出し始めてから所定の時間の後に反転搬送
ローラリトラクト部材4pを作動させて一対の反転搬送
ローラ4hを離間させるようにした。なお、上記所定の
時間は、上記1枚目の用紙の搬送方向先端部が2対目の
用紙搬送ローラ4bに挟持されるタイミングから、上記
2枚目の用紙の搬送方向先端部が反転搬送ローラ4hに
より挟持されるタイミングまでの間に一対の反転搬送ロ
ーラが離間されるように設定する。
【0043】これにより、上記画像形成装置では、上記
1枚目の用紙が一対の反転搬送ローラ4hの間に残って
いる状態でも上記2枚目の用紙を当該一対の反転搬送ロ
ーラ4hの間に搬入することができ、用紙を搬送する上
で不都合は生じない。
【0044】更に、上記用紙排出用制御手段4qは、一
対の反転搬送ローラ4hの間から上記1枚目の用紙が完
全に排出されたら直ぐに、反転搬送ローラリトラクト部
材4p及び反転搬送ローラクラッチ4mを停止させるよ
うにした。
【0045】これにより、上記画像形成装置では、既に
一対の反転搬送ローラの間に引き込まれている2枚目の
用紙を確実に所定量だけ引き込むことができ、それ以降
の動作を通常通りに行うことができる。
【0046】上記パンチングモードにおいて、上記用紙
排出搬送部4及び上記後処理手段5は、ステープラーの
換わりにパンチャーが動作する点以外は上記ステープル
モードと同様の動作をする。
【0047】上記両面画像形成モードにおいては、先
ず、用紙排出用制御手段4qが、用紙循環経路で用紙を
画像形成部1に再度供給することができるように第一の
搬送方向切り替え部材4g及び第二の搬送方向切り替え
部材4jを設定すると共に、用紙搬送ローラ駆動モータ
4eを作動させる。次に、用紙排出用制御手段4qは、
画像形成部1から搬入されてきた用紙を排出用用紙セン
サ4fが検知すると、所定の時間の後に反転搬送ローラ
駆動モータ4kが作動して反転搬送ローラ4hが正方向
に回転し、反転搬送ローラ4hに用紙を引き込ませる。
また、用紙排出用制御手段4qは、第二の搬送方向切り
替え部材4jを切り替えると共に、反転搬送ローラクラ
ッチ4mを作動させることで反転搬送ローラ4hを逆方
向に回転させ、反転搬送ローラ4hから用紙循環経路に
用紙を排出させる。
【0048】これにより、上記画像形成装置では、用紙
をその搬送方向を反転させながら画像形成部1に再度搬
送することで、当該画像形成部1に用紙を裏返して再度
搬入できるので、用紙の裏表それぞれに画像を形成する
ことができる。
【0049】
【発明の効果】以上の通り、本発明の画像形成装置で
は、後処理手段が後処理を行う場合には、用紙排出搬送
部がその次の用紙の搬送時間を長くして、後処理手段が
後処理を行う前後の用紙の間隔を画像形成部の動作周期
に応じて用紙を排出した場合の用紙の間隔よりも広くし
たので、つまり後処理手段が後処理を行う前後前後に排
出される用紙の間隔を通常よりも広くするようにしたの
で、その間に上記後処理を完了することができる。
【0050】従って、上記画像形成装置では、画像形成
手段を1回空動作させることなく後処理を行うことがで
きるので、速いプロセススピードを有する画像形成手段
を用いても、その能力を十分に発揮させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略
構成図。
【図2】 図1の画像形成装置における制御系の説明
図。
【図3】 反転駆動ローラクラッチの例(その1)。
【図4】 反転駆動ローラクラッチの例(その2)。
【図5】 反転駆動ローラクラッチの例(その3)。
【図6】 図1の画像形成装置における反転駆動ローラ
の制御シーケンス(その1)。
【図7】 図1の画像形成装置における反転駆動ローラ
の制御シーケンス(その2)。
【符号の説明】
1:画像形成部、3:排出用紙トレイ、4:用紙排出搬
送部、5:後処理手段、(C→Dの経路):最短用紙排
出経路、4a,4b,4c,4d:用紙搬送手段、4
h:反転搬送手段、4k:反転搬送ローラ駆動モータ、
4m:反転搬送ローラクラッチ、4p:反転搬送ローラ
リトラクト部材、4q:用紙排出用制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 29/20 B65H 37/04 G03G 15/00 534

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙に画像を形成する画像形成部と、用
    紙が排出される用紙排出部と、画像形成部から用紙排出
    部まで用紙を搬送する用紙排出搬送部と、用紙排出部の
    用紙に対して後処理を行う後処理手段とを有する画像形
    成装置において、 前記用紙排出搬送部は、前記画像形成部と用紙排出部と
    の間に配設され、用紙搬送手段を有する最短用紙排出経
    路と、この最短用紙排出経路に対向して配置され、正逆
    回転可能な一対の搬送ローラからなり用紙の搬送方向を
    反転させる反転搬送手段を有する用紙反転排出経路とを
    有し、 かつ、前記用紙排出搬送部は、前記後処理手段が2部以
    上の後処理を行う場合には、次の部の最初の用紙を前記
    最短用紙排出経路から前記用紙反転排出経路に前記搬送
    ローラの正回転により引き込んでから一旦停止させ、所
    定の待機時間後にその搬送ローラの逆回転によりその用
    紙反転排出経路から排出させて当該最初の 用紙の搬送時
    間を長くすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記一対の排出ローラを接離可能に配設
    し、 また、前記次の部の最初の用紙が前記搬送ローラにより
    排出されている間にその部の2枚目の用紙が前記用紙反
    転排出路に搬入される際、当該最初の用紙が前記用紙搬
    送手段により搬送できる状態になったタイミングで当該
    搬送ローラを離間させる 請求項1に記載の画像形成装
    置。
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