JP3360874B2 - ブロー成形方法 - Google Patents

ブロー成形方法

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JP3360874B2 JP12344193A JP12344193A JP3360874B2 JP 3360874 B2 JP3360874 B2 JP 3360874B2 JP 12344193 A JP12344193 A JP 12344193A JP 12344193 A JP12344193 A JP 12344193A JP 3360874 B2 JP3360874 B2 JP 3360874B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ブロー成形方法に関
し、特に、温調ポットに挿入されるプリフォームの心出
しを行うブロー成形方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、ホットパリソン方式あるいは1ス
テージ方式と称される、プリフォームの射出成形時の熱
量を保有したまま延伸ブロー成形するブロー成形機とし
て、いわゆる4ステーションの成形機が知られている。 【0003】4ステーションの成形機は、溶融樹脂を射
出キャビティに射出しこれを冷却処理してプリフォーム
を成形し、次いでこのプリフォームの温度を調整し、そ
の後にブローキャビティ型内でブロー成形して、最終容
器をエジェクターにより取り出すものである。 【0004】このブロー成形機において、プリフォーム
の温度を調整する工程は、プリフォームに縦軸方向の温
度分布をつけることを目的としている。このような温度
調整を行う温調装置として、例えば特開昭63−207
630号公報に開示されたものがある。 【0005】この温調装置においては、リップ型に保持
されたプリフォームを、温調ブロックからなる温調ポッ
トのキャビティに収める。そして、リップ型の中心部に
挿通されたロッドの内部に設けられたエア吹込路を通し
てプリフォーム内にエアを圧入して予備ブローを行い、
この予備ブローによってプリフォームを温調ポットのキ
ャビティ面に全体的に接触させて温調を行う。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の温調装置において、プリフォームを温調ポットのキ
ャビティに収めるときに、このプリフォームが曲がって
いると、プリフォーム外径と温調ポット入口内径はほぼ
同じなので、リップ型と温調ポットとの間にプリフォー
ムを挟み込んでしまうことがあった。また、プリフォー
ムを挟み込むことがなくても、プリフォームが曲がって
おり、該プリフォームの軸が温調ポットのキャビティの
中心からずれた位置で予備ブローを行うと、プリフォー
ムの外壁からキャビティ面に至る距離がプリフォームの
軸方向位置にて異なるため、均一な肉厚のプリフォーム
に延伸することができず、肉厚の相違により熱容量が異
なって予定通りの温調ができないという欠点があった。 【0007】また、予備ブローを行わない場合もあり、
この場合にはプリフォームを外側からの輻射熱により温
調することになる。この場合、プリフォームが曲がって
いると、熱輻射面からプリフォーム外壁に至る距離がプ
リフォームの軸方向位置にて異なり、この距離の二乗に
反比例する供給熱量が区となって、予定通りの温調が
できなくなる。 【0008】これらのプリフォームの曲りは、プリフォ
ームに部分的な偏温があって部位によって収縮具合が変
わるときに生じ、特に、プリフォームの温度が高いほど
生じ易いものであった。また、プリフォームを射出成形
の工程から温調工程に搬送するときに、慣性モーメント
によってプリフォームに力が加わって変形することもあ
った。 【0009】あるいは、ポリプロピレンのような収縮率
の大きい材料から成形されたプリフォームによると、偏
温が生じて曲り易いばかりか、収縮率が大きいことから
軸方向の長さが短くなって、そのプリフォームの底部が
温調ポットの底部のキャビティ面に接触せず、温調が十
分に行えないことがあった。上記従来の装置によると、
予備ブローによりプリフォームをキャビティ面に接触さ
せるものであったが、プリフォームはエアを導入して
も、エアだけでは方向性がないので、心出しが難しいと
いう欠点が生じていた。 【0010】本発明は、この従来技術の欠点を除くため
になされたものであって、その目的は、プリフォームが
リップ型と温調ポットとの間に挟み込まれることを防止
し、または、かかる目的に加えてプリフォームの底部を
確実に温調ポット底部のキャビティ面に接触させられる
ブロー成形方法を提供することにある。 【0011】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係るブロー成形方法は、射出もしくは押
出にて成形された有底筒状のプリフォームを、該成形時
の熱量を保有した状態でブロー成形前に温調ステーショ
ンで温調するブロー成形方法において、前記温調ステー
ションは、前記プリフォームの側壁及び底壁を囲う温調
キャビティを有する温調ポットと、前記プリフォームの
側壁と対向する領域に輻射熱による温調手段を有すると
共に前記温調手段から断熱されている先端部を有する心
出しコア型とを有し、前記心出しコア型が、前記プリフ
ォームの内部に挿入されて該プリフォームの底部内壁に
接触して心出しを行う工程と、その後、前記温調ポット
を上昇移動させて、前記プリフォームを前記温調キャビ
ティに収納させるとともに、前記プリフォームの底部を
軸方向に押し下げて前記プリフォームを延伸し、前記温
調キャビティの底面に接触させる工程とを有することを
特徴とする。 【0012】 【0013】 【0014】 【0015】 【作用】請求項1に係るブロー成形方法にあっては、心
出しコア型がプリフォームの内部に挿入されて、底部内
壁に接触して該プリフォームの心出しができるようにな
っているので、温調ポットのキャビティにプリフォーム
を挿入する際に、プリフォームの曲りを矯正できる。従
って、プリフォームがリップ型と温調ポットとの間に挟
まれる等の型締め不良を防止できる。 【0016】また、請求項1に係るブロー成形方法にあ
っては、心出しコア型によってプリフォームの底部が軸
方向に押し下げられるようになっているので、心出しを
確実に行うことが可能となる。 【0017】さらに、請求項1に係るブロー成形方法
あっては、心出しコア型が、プリフォームの側壁と対向
する領域に温調手段を有するので、この温調手段により
プリフォームを温めることによって、プリフォームの内
側からも縦方向の温度分布をつけることができる。 【0018】そして、請求項1に係るブロー成形方法
あっては、心出しコア型の先端部が、温調手段から断熱
されているので、これに対応するプリフォームの底部が
その胴部よりも低い温度で維持される。従って、心出し
コア型によってプリフォームを延伸するときに、大きな
力がかかり易いプリフォームの底部の延伸抵抗を比較的
高めることができるので、この先端部が薄肉になること
を防止できる。さらに、この心出しコアの心出しによっ
て、プリフォームは真っ直ぐに矯正されているので、温
調ポットを上昇移動させて、プリフォームを温調キャビ
ティに収納しても温調ポットの開口部にプリフォームの
一部がぶつかったり、温調ポットとリップ型との間にプ
リフォームが挟まれることがない。 【0019】 【実施例】以下、本発明を適用した実施例について、図
面を参照して説明する。 【0020】図1は、実施例に係るブロー成形機200
を示す平面図である。同図において、ブロー成形機20
0の機台210上に回転盤220が設けられており、こ
の回転盤220は、機台210に対して図示矢印方向に
間欠的に回転できるようになっている。そして、射出成
形ステーション202で射出成形されたプリフォーム3
00は、回転盤220によって回転させられて、プリフ
ォームの温調工程を実行する温調ステーション204、
プリフォームの二軸延伸ブロー工程を実行する延伸ブロ
ーステーション206及び成形品の取り出し工程を実行
するエジェクトステーション208、の各ステーション
を経るようになっている。 【0021】ここで、温調ステーション204の金型構
造の拡大断面図を図2に示す。この金型構造は、リップ
型10と温調ポット20と心出しコア30とを含んでな
るものである。 【0022】リップ型10は、図において左右方向に型
開き可能な一対の割型を10a、10aを有し、かつ、
プリフォーム300のリップ部300aの外壁を規定す
るリップキャビティ面12を有して、プリフォーム30
0を保持している。リップ型10の中央部には、心出し
コア30を挿通可能にガイド穴32が形成されており、
保持されたプリフォーム300の内部にリップ型10の
上方から心出しコア30を挿通できるようになってい
る。また、心出しコア30を挿入し易くするために前記
ガイド穴32は上方に広がるテーパ面となっている温調
ポット20は、内部に温調キャビティ22が形成され、
プリフォーム300をこの温調キャビティ22に収めら
れるようになっている。温調ポット20は、縦軸方向に
4段に分割されたリング状の温調ブロック24を積層し
て構成されており、各温調ブロック24には、所定の温
度に制御された温水等の温調媒体を循環させる水路26
が設けられている。なお、この水路26にえて、電気
抵抗加熱式のヒータを採用することもできる。 【0023】心出しコア30は、中空筒状の軸部34
と、その中心に挿通されたコアピン40とを有してな
る。軸部34の下端は、シール部36として、プリフォ
ーム300のリップ部300aの内壁と密着している。
また、軸部34の内壁とコアピン40の外壁との間に
は、エア吹込路38がリング状に形成されている。この
エア吹込路38は、プリフォーム300内部にエアを吹
き込んで予備ブローを行うものであり、この予備ブロー
によって、図3に示すように、プリフォーム300を温
調キャビティ面28に接触させることができる。 【0024】コアピン40は、プリフォーム300の内
部に挿入されて、該プリフォーム300の心出しを行う
ことができるように、前記温調キャビティ22の中心軸
に位置している。しかも、コアピン40は、プリフォー
ム300の内部に挿入されて該プリフォーム300を軸
方向に延伸し、その底部300bを前記温調キャビティ
面28の底部28aに接触させられるように駆動され
る。従って、プリフォーム300の底部300bを温調
キャビティ面28に確実に接触させて、十分な温調を可
能にすることができる。特に、収縮率の大きいポリプロ
ピレン等からなるプリフォーム300は、収縮すること
で軸方向の長さが短くなってその底部300bが温調キ
ャビティ面28に接触し難いので、コアピン40によっ
て軸方向に延伸することは有効である。また、コアピン
40は内部に加熱手段、例えばヒータ42を有している
ので、プリフォーム300をその内壁側からも加熱して
温調することができ、これによりプリフォーム300は
延伸し易くなっている。 【0025】さらに、コアピン40の先端部40aは、
ナイロン等の樹脂やテフロンなどの断熱材から形成され
ており、ヒータ42の熱が伝わり難くなっている。従っ
て、コアピン40の先端部40aに対応するプリフォー
ム300の底部300bは、比較的低い温度で加熱され
るので、延伸され難くなっている。または、これに代え
て、先端部40aとヒータ42との間に断熱材を形成し
てもよい。 【0026】なお、コアピン40の末端部には、加熱ピ
ース44を取り付けてプリフォーム300の首下部30
0cを加熱し、該首下部300cを延伸し易くすること
によって、ブロー成形後に首下部300cに対応する最
終容器の肩部の肉厚が厚くなることを防止している。加
熱ピース44は、アルミ等の熱伝導率の高い材料からな
るものや遠赤コーティングされたもの等が使用される。 【0027】本実施例は上記のように構成されており、
以下その作用について説明する。 【0028】プリフォーム300は、図1に示すように
して、リップ型10により保持されて温調ステーション
204に搬送されるが、この搬送時にプリフォーム30
0に曲りが生じることがある。あるいは、射出成形時の
温度むらに起因してプリフォーム300に曲りが生ずる
ことがある。 【0029】そこで、この曲りを矯正するために、図2
に示すように、心出しコア30が用いられる。即ち、リ
ップ型10の上方から心出しコア30を下降移動させ
て、ガイド穴32の内部へ挿入し、そのまま下降移動を
続けてコアピン40の先端部40aをプリフォーム30
0の底部300bに到達させる。このとき、コアピン4
0は温調キャビティ22の中心軸に位置しているので、
コアピン40の先端がプリフォーム300底部に接触す
ることで、曲がったプリフォーム300を温調キャビテ
ィ22の中心軸に位置させて真っ直ぐに矯正し、心出し
を行うことができる。 【0030】そして、プリフォーム300が射出成形ス
テーション202から温調ステーション204へ搬送さ
れるときに収縮した長さ分、該プリフォーム300を延
伸する。 【0031】なお、プリフォーム300は、コアピン4
0の内部に設けられたヒータ42によって加熱されるの
で、延伸され易くなっている。ただし、プリフォーム3
00の底部300bは、コアピン40の先端部40aに
より比較的低い温度に加熱されて延伸され難くなってい
るので、大きな力が加わるにもかかわらず薄肉にならな
いようになっている。 【0032】次に、この心出しコア30の動作の終了後
またはこの動作とともに、温調ポット20を上昇移動さ
せて、プリフォーム300を温調キャビティ22に収納
する。このとき、プリフォーム300は真っ直ぐに矯正
されているので、温調ポット20の開口部20aにプリ
フォーム300の一部がぶつかったり、温調ポット20
とリップ型10との間にプリフォーム300が挟まれる
ことがない。 【0033】こうして、良質の形状のままプリフォーム
300が温調キャビティ22に収納された状態を図2に
示す。同図において、プリフォーム300の底部300
bは、温調キャビティ面28の底部28aに接触してい
るので、この部位において十分な温調が可能である。 【0034】そして、プリフォーム300の心出し及び
延伸が終了した後、またはこの心出し及び延伸と同時
に、該プリフォーム300の予備ブローを行う。 【0035】ここで、プリフォーム300のリップ部1
0においては、シール部36によって隙間が塞がれてい
るので、予備ブローを十分に行うことができる。そし
て、予備ブローが行われて、図3に示すように、プリフ
ォーム300が温調キャビティ面28に接触する。こう
して、プリフォーム300は、その胴部300dのみな
らず底部300bにおいても温調キャビティ面28に接
触して全体的に十分な温調がなされるものである。 【0036】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能
である。 【0037】例えば、前記実施例は、予備ブローを行う
温調装置であるが、本発明はこれに限定されず、予備ブ
ローを行わずに輻射熱によって温調を行う温調装置であ
っても良い。 【0038】 【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係るブ
ロー成形方法にあっては、プリフォームの心出しを行っ
てプリフォームを曲りを矯正できるので、プリフォーム
がリップ型と温調ポットとの間に挟まれる等の型締め不
良を防止できる。 【0039】また、請求項に係るブロー成形方法にあ
っては、プリフォームの底部を軸方向に押し下げて心出
しを確実に行うことができる。 【0040】さらに、請求項に係るブロー成形方法
あっては、心出しコア型の温調手段によりプリフォーム
を温められるので、該プリフォームを適切に温調するこ
とができる。 【0041】そして、請求項に係るブロー成形方法
あっては、温調コア型の先端部が温調手段から断熱され
ているので、プリフォームの底部が薄肉になることを防
止できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】実施例に係るブロー成形機200を示す平面図
である。 【図2】リップ型と温調ポットと心出しコアとを含む温
調ステーションの金型構造を示す縦断面図である。 【図3】図2の金型構造において、プリフォームを予備
ブローした後の状態を示す縦断面図である。 【符号の説明】 10 リップ型 20 温調ポット 22 温調キャビティ 26 水路 30 心出しコア 40 コアピン 42 ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 49/64 - 49/68

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 射出もしくは押出にて成形された有底筒
    状のプリフォームを、該成形時の熱量を保有した状態で
    ブロー成形前に温調ステーションで温調するブロー成形
    方法において、 前記温調ステーションは、前記プリフォームの側壁及び
    底壁を囲う温調キャビティを有する温調ポットと、前記
    プリフォームの側壁と対向する領域に輻射熱による温調
    手段を有すると共に前記温調手段から断熱されている先
    端部を有する心出しコア型とを有し、 前記心出しコア型が、前記プリフォームの内部に挿入さ
    れて該プリフォームの底部内壁に接触して心出しを行
    工程と、 その後、前記温調ポットを上昇移動させて、前記プリフ
    ォームを前記温調キャビティに収納させるとともに、前
    記プリフォームの底部を軸方向に押し下げて前記プリフ
    ォームを延伸し、前記温調キャビティの底面に接触させ
    工程とを有することを特徴とするブロー成形方法
JP12344193A 1993-04-27 1993-04-27 ブロー成形方法 Expired - Lifetime JP3360874B2 (ja)

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JP6911380B2 (ja) * 2017-02-24 2021-07-28 東洋製罐株式会社 合成樹脂製容器の製造方法、及びブロー成形金型
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