JP3357206B2 - 位相シフトマスクの製造方法 - Google Patents

位相シフトマスクの製造方法

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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板上に位相シフター
パターンを備えた位相シフトマスクの製造方法に関す
る。特に、投影露光光の進行方向に関して遮光材パター
ンが位相シフターパターンの下流側に位置するタイプ
の、いわゆる下シフタータイプのレベンソン型位相シフ
トマスクを製造するのに好適な位相シフトマスクの製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ステッパ等の投影露光装置に使用される
フォトマスクとして、そのフォトマスクを通過する投影
露光光に位相差を与えて高解像度のパターン転写を可能
にした位相シフトマスクは既に知られている。この位相
シフトマスクには、従来より、種々の形式のものが提案
されている。
【0003】例えば、マスク上でパターンを形成する隣
り合う一対の開口部のうちの一方に露光光の位相を反転
させるような透明膜を設けた構造のレベンソン型位相シ
フトマスクや、形成すべきパターンの周辺部に解像限界
以下の位相シフターを形成した構造の補助パターン付き
位相シフトマスクや、基板上にクロムパターンを形成し
た後にオーバーエッチングによって位相シフターのオー
バーハングを形成した構造の自己整合型位相シフトマス
ク等がある。
【0004】以上の各構造の位相シフトマスクは、基板
上にCr(クロム)パターンとシフターパターンを設け
たものであるが、この構造とは別に、シフターパターン
のみによって形成された位相シフトマスクとして、透過
型位相シフトマスクや、ハーフトーン型位相シフトマス
ク等も知られている。透過型位相シフトマスクというの
は、透明部を透過した光と位相シフターを透過した光と
の境界部において光強度がゼロとなることを利用してパ
ターンを分離するようにした位相シフトマスクであっ
て、シフターエッジ利用型位相シフトマスクとも呼ばれ
ている。
【0005】また、ハーフトーン型位相シフトマスクと
いうのは、投影露光光に対して部分透過性を有する、い
わゆる半透明な位相シフターパターンを基板上に形成し
て、その位相パターンの境界部に形成される光強度がゼ
ロの部分でパターンを分離するようにした位相シフトマ
スクである。
【0006】上記のような各種の位相シフトマスクのう
ち、特に下シフタータイプのレベンソン型位相シフトマ
スクとして、図5に示す構造のものが知られている。こ
の位相シフトマスクでは、所望のパターン状に形成され
た位相シフターパターンを含む層である位相シフター層
2が透明基板1の表面層(図では下側表面層)に形成さ
れ、その位相シフター層2の上(図では下方位置)に遮
光材パターン3aが所望のパターン状に形成される。こ
の位相シフトマスクを用いて露光対象物、例えばウエハ
20に転写像を形成する際には、基板1側から露光光R
を照射して、遮光材パターン3aによって形成される光
像をウエハ20上に露光する。図において、遮光材パタ
ーン3aに対応して遮光部Kが形成され、基板1が残さ
れた部分の透光部に対応してシフター透光部TS が形成
され、そして基板1がエッチングによって除去された部
分の透光部に対応して非シフター透光部TH が形成され
る。
【0007】ウエハ20上に形成される転写像に関して
見れば、マスク上でのシフター透光部TS の幅をaと
し、ウエハ20上でのシフター透光部TS の幅をa’と
するとき、a=a’であることが望ましい。また、マス
ク上での非シフター透光部THの幅をbとし、ウエハ2
0上での非シフター透光部TH の幅をb’とするとき、
b=b’であることが望ましい。しかしながら図5に示
すように、非シフター透光部TH を区画形成する遮光材
パターン3aのエッジと位相シフターの凹部2aのエッ
ジとが一致している場合には、b>b’となること、す
なわち転写幅が細くなることが一般的である。これは、
主に、非シフター透光部TH に斜め方向から入射する露
光光R0 によって引き起こされるものと考えられてい
る。つまり、斜め方向から入射する露光光R0 は、位相
シフターパターンを透過した後に非シフター透光部TH
に到達するので、位相シフターパターンを透過しないで
非シフター透光部TH に到達する露光光との間に干渉が
発生して、ウエハ4上での光強度が低下するからであ
る。
【0008】従来、上記のような非シフター透光部TH
における転写像の狭まり現象を回避するため、図6に示
すように、位相シフターパターンの凹部2aのサイドウ
オールをエッチングによって削り取ってサイドエッチ部
Eを形成するという方法が知られている。このサイドエ
ッチ部Eを設ければ、斜め入射する露光光R0 が位相シ
フターパターンを通過することを回避できるので、転写
像の狭まりを防止できる。
【0009】上記のようなサイドエッチ部Eは、従来、
例えば図4に示す方法によって形成される。すなわち工
程(j)のように、透明基板1上に形成した遮光材パタ
ーン3a及びレジストパターン5aをマスクとしてエッ
チングによって基板1を所望パターン状に掘り下げて位
相シフター層2を形成し、さらに工程(k)のように、
ウエットエッチングによって位相シフターパターンの凹
部2aのサイドウオールを横方向へエッチングしてサイ
ドエッチ部Eを形成する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のサイドエッチング方法では、図7に示すよ
うな問題がある。すなわち、図7(f)で示すように、
電子線露光による描画及びそれに引き続く現像処理によ
って透明基板1の上に所望のパターン状のレジストパタ
ーン5aを形成したときに、基板1の上にレジスト残り
又はゴミG(以下、単にレジスト残りという)が載るこ
とがある。この状態のままで、基板1に位相シフター層
2を形成するためのエッチングをすると、レジスト残り
Gに隠れた部分の基板1がエッチングされないで残って
しまい、いわゆるシフター残りNが発生する(工程
j)。
【0011】この後、ウエットエッチングによってサイ
ドエッチングを行うと、シフター残りNの無い部分のサ
イドウオールは正常にサイドエッチされるが、シフター
残りNが存在する部分のサイドウオールは、シフター残
りNがあった部分程度しかエッチングによりサイドエッ
されない(工程k、但し実際にはNの部分もエッチン
グされている)。従ってシフター残りNがあった側の
サイドウオールには希望通りのサイドエッチ部Eに相当
するサイドエッチ部が得られない(工程l)。このよう
なサイドエッチ不良の位相シフトマスクでは、ウエハ上
に高精密な転写像を得ることができない。また、一旦形
成されたサイドエッチ不良は、ほとんど修正不可能であ
り、位相シフトマスクの製造工程における歩留まりを著
しく低下させる。
【0012】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたものであって、位相シフターにサイドエ
ッチ部を形成する必要がある位相シフトマスクにおい
て、そのサイドエッチ部を確実に形成することができる
ようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る位相シフトマスクの製造方法は、位相
シフター用膜の上にレジストパターンを形成し、遮光材
パターン及びレジストパターンをマスクとして位相シフ
ター用膜に対してエッチング処理を施して所望パターン
の位相シフターパターンを形成するようにした位相シフ
トマスクの製造方法において、位相シフター用膜を遮光
材パターン及びレジストパターンをマスクとしてエッチ
ングして位相シフターパターンを形成するシフターエッ
チング工程と、シフターエッチング工程の後に位相シフ
ターパターンに関して欠陥の有無を検査するシフター欠
陥検査工程と、発見された位相シフターパターン上の欠
陥を修正するシフター欠陥修正工程と、シフター欠陥修
正工程の後に位相シフターパターンのサイドウオールを
遮光材パターン及びレジストパターンをマスクとして
ッチングしてサイドエッチ部を形成するサイドエッチン
グ工程とを有し、 シフター欠陥検査工程は、位相シフタ
ーパターンのサイドウオール部に発生するシフター残り
を、裏面から照明し、表面からカメラにて表面パターン
情報を読み取り、電子ビーム露光描画用のパターンデー
タと比較することにより発見することを含み、 シフター
欠陥修正工程は、FIB処理によりイオンビームを照射
して化学反応により削り取ることによりそのシフター残
りを除去する処理であり、 シフターエッチング工程の前
の位相シフトマスク材料は、位相シフター用膜を兼ねる
基板、遮光材パターン及びレジストパターンをその順序
で積層した状態であり、そして シフター欠陥検査工程、
シフター欠陥修正工程及びサイドエッチング工程の後
に、位相シフターパターンが形成された基板の上に遮光
材パターンが積層された構造の下シフタータイプのレベ
ンソン型位相シフトマスクを製造することを特徴とす
る。
【0014】位相シフター用膜は、石英等から成る透明
基板の上に、その基板とは別に成膜されることもある
し、あるいは、石英等から成る透明基板の表面の適宜の
厚さ部分を位相シフター用膜として兼用することもでき
る。
【0015】シフター欠陥検査工程では、例えば、位相
シフターパターンのサイドウオール部に発生するシフタ
ー残りを発見する。また、シフター欠陥修正工程では、
例えば、そのシフター残りを除去する。シフター欠陥検
査工程を実施するための検査方法は、特定の方法に限定
されるものではないが、例えば、CCDカメラを用いた
画像処理を利用して行うことができる。また、シフター
欠陥修正工程を実施するための修正方法も、特定の方法
に限定されるものではないが、例えば、FIB(Forcus
ed Ion Beam )処理によって行うことができる。このF
IB処理というのは、所定のガス雰囲気下でイオンビー
ムをシフター欠陥例えばシフター残り部に照射して化学
反応によってそのシフター残り部を削り取るという処理
である。
【0016】本発明に係る位相シフトマスクの製造方法
を最も効果的に適用できるのは、下シフタータイプのレ
ベンソン型位相シフトマスクである。この下シフタータ
イプのレベンソン型位相シフトマスクというのは、完成
した位相シフトマスクを通して投影露光光を露光対象物
に照射してその露光対象物上に転写像を形成するとき
に、遮光材パターンが投影露光光の進行方向に関して位
相シフターパターンの下流側に位置する形式の位相シフ
トマスクである。
【0017】
【作用】シフターエッチング工程によって位相シフター
用膜に位相シフターパターンが形成される。透明基板と
は別に位相シフター用膜を成膜した場合には、その位相
シフター用膜に位相シフターパターンが形成される。他
方、透明基板の表面層を位相シフター用膜として兼用す
る場合は、その透明基板の表面層に位相シフターパター
ンが形成される。位相シフターパターンが形成された位
相シフトマスク(完成前の仕掛品)はシフター検査工程
において欠陥の有無、特にシフター残り等の有無につい
て検査される。シフター残り等があった場合は、シフタ
ー欠陥修正工程においてシフター残り等が削り取られ、
その後に、サイドエッチング処理が実施されてサイドエ
ッチ部が形成される。サイドエッチングが行われるとき
には、必ずシフター残りが除去されているので、常に確
実にサイドエッチ部が形成される。
【0018】
【実施例】図1から図4を参照して本発明に係る位相シ
フトマスクの製造方法の一実施例を説明する。まず、図
1(a)に示すように、透明基板1上に周知の成膜技術
によって遮光材膜3及び第1レジスト膜4を順次に積層
して、位相シフトマスク用ブランクを作製する。上記の
各膜は、例えば次のような材料によって形成される。 透明基板1 :石英 遮光材膜3 :Cr,CrO,CrN,CrON等の
うちのいずれか又はそれらの複合膜
【0019】次いで、電子ビーム露光による描画によっ
て第1レジスト膜4にパターン潜像を形成した後にそれ
を現像して第1レジストパターン4aを形成し(図1
(b))、さらにエッチングによって遮光材膜3から所
定パターンの遮光材パターン3aを形成し(図1
(c))、そしてさらに第1レジストパターン4aを除
去する(図2(d))。遮光材膜3のエッチングとして
は、例えば、硝酸第2セリウムアンモニウムと過塩素酸
との混合溶液を用いたウエットエッチングや、塩素系ガ
スを用いたドライエッチング等を用いる。また第1レジ
ストパターン4aは、例えば、酸素プラズマや硫酸を用
いて剥離する。
【0020】その後、シフター用の第2レジスト膜5を
塗布し(図2(e))、電子ビーム露光による描画及び
現像によって所望パターンの第2レジストパターン5a
を形成する(図2(f))。そしてその後、CF4やC2
6 等の反応性ガスを用いた周知のドライエッチングに
よって基板1の表面層をエッチングして所望パターンの
位相シフターパターンを形成、すなわち位相シフター層
2を形成した(図3(g))。このとき、レジスト残り
Gが存在する部分にシフター残りNが発生することがあ
る。本実施例では、シフター欠陥検査工程(図3
(h))において、シフター欠陥検査装置7によってそ
のシフター残りNの有無を検査する。
【0021】このシフター欠陥検査装置7は、特定の構
造のものに限定されないが、例えば、図8に示すような
検査システムを用いることができる。この検査システム
では、検査対象であるマスク仕掛品8を裏側からランプ
9で照明し、そのマスク仕掛品8の表側をCCDカメラ
10で読み取り走査する。符号11は集光レンズを示し
ている。CCDカメラ10によって読み取られたマスク
仕掛品8の表面パターン情報は電子ビーム露光描画用の
パターンデータと比較され、その比較の結果、シフター
残りNの存在及びその座標位置が判定される。
【0022】シフター残りNの存在位置が判ると、図3
(i)に示すように、シフター欠陥修正装置12によっ
てそのシフター残り部Nが修正、すなわち削り取られ
る。シフター欠陥修正装置12は、例えば、FIB(Fo
rcused Ion Beam )処理によってシフター残り部Nを削
り取る。すなわち、所定のガス雰囲気下でイオンビーム
をシフター残り部Nに照射して化学反応によってそのシ
フター残り部Nを削り取る(図4(j))。
【0023】その後、等方性エッチング、例えばフッ酸
によるウエットエッチングやドライエッチングによって
位相シフターパターンの凹部2aをサイドエッチングし
てサイドエッチ部Eを形成する(図4(k))。このサ
イドエッチング処理時には、シフター残り部Nが完全に
除去されているので、シフター残り部Nがあった所にも
確実にサイドエッチ部Eが形成される。その後、酸素プ
ラズマや硫酸等を用いてレジストパターン4aを除去
し、さらに洗浄処理を行って、下シフタータイプのレベ
ンソン型位相シフトマスクが完成する(図4(l))。
【0024】以上、好ましい実施例を挙げて本発明を説
明したが、本発明はその実施例に限定されるものでな
く、請求の範囲に記載した技術的範囲内で種々に改変で
きる。例えば、図4(l)に示した下シフタータイプの
レベンソン型位相シフトマスクは、透明基板1の表面層
を位相シフター層2として用いたが、透明基板1の上に
位相シフター層を別途、成膜するようにしても良い。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る位相シフトマスクの製造方
法によれば、位相シフトマスクの製造途中で位相シフタ
ーパターンの欠陥、例えばシフター残りを探し出してさ
らにそれを修正してしまうので、その後にサイドエッチ
ング処理を行うことにより、位相シフターパターンの凹
部に常に確実にサイドエッチ部を形成することができ
る。よって、位相シフトマスクによって露光対象物上に
転写像を形成する際、その転写像を極めて高精度に形成
できる。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る位相シフトマスクの製造方法の一
実施例の一部分を模式的に示す図である。
【図2】図1に引き続く位相シフトマスクの製造工程を
模式的に示す図である。
【図3】図2に引き続く位相シフトマスクの製造工程を
模式的に示す図である。
【図4】図3に引き続く位相シフトマスクの製造工程、
また、完成した下シフタータイプのレベンソン型位相シ
フトマスクを模式的に示す図である。
【図5】下シフタータイプのレベンソン型位相シフトマ
スクによる転写状態を模式的に示す図である。
【図6】図5に示す位相シフトマスクの要部を拡大して
示す図である。
【図7】従来の位相シフトマスクの製造方法の主要工程
を模式的に示す図である。
【図8】シフター欠陥検査工程を実施するための装置の
一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 透明基板 2 位相シフター層 2a 位相シフターパターンの凹部 3 遮光材膜 3a 遮光材パターン 4 第1レジスト膜 4a 第1レジストパターン 5 第2レジスト膜 5a 第2レジストパターン 7 シフター欠陥検査装置 9 ランプ 10 CCDカメラ 11 集光レンズ 12 シフター欠陥修正装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−301195(JP,A) 特開 平6−43626(JP,A) 特開 平4−136854(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】位相シフター用膜の上にレジストパターン
    を形成し、遮光材パターン及びレジストパターンをマス
    クとして位相シフター用膜に対してエッチング処理を施
    して所望パターンの位相シフターパターンを形成するよ
    うにした位相シフトマスクの製造方法において、 位相シフター用膜を遮光材パターン及びレジストパター
    ンをマスクとしてエッチングして位相シフターパターン
    を形成するシフターエッチング工程と、 シフターエッチング工程の後に位相シフターパターンに
    関して欠陥の有無を検査するシフター欠陥検査工程と、 発見された位相シフターパターン上の欠陥を修正するシ
    フター欠陥修正工程と、 シフター欠陥修正工程の後に位相シフターパターンのサ
    イドウオールを遮光材パターン及びレジストパターンを
    マスクとしてエッチングしてサイドエッチ部を形成する
    サイドエッチング工程とを有し、 シフター欠陥検査工程は、位相シフターパターンのサイ
    ドウオール部に発生するシフター残りを、裏面から照明
    し、表面からカメラにて表面パターン情報を読み取り、
    電子ビーム露光描画用のパターンデータと比較すること
    により発見することを含み、 シフター欠陥修正工程は、FIB処理によりイオンビー
    ムを照射して化学反応により削り取ることによりそのシ
    フター残りを除去する処理であり、 シフターエッチング工程の前の位相シフトマスク材料
    は、位相シフター用膜を兼ねる基板、遮光材パターン及
    びレジストパターンをその順序で積層した状態であり、
    そして シフター欠陥検査工程、シフター欠陥修正工程及
    びサイドエッチング工程の後に、位相シフターパターン
    が形成された基板の上に遮光材パターンが積層された構
    造の下シフタータイプのレベンソン型位相シフトマスク
    を製造 することを特徴とする位相シフトマスクの製造方
    法。
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