JP3316468B2 - 昇圧回路、昇圧方法および電子機器 - Google Patents

昇圧回路、昇圧方法および電子機器

Info

Publication number
JP3316468B2
JP3316468B2 JP06521799A JP6521799A JP3316468B2 JP 3316468 B2 JP3316468 B2 JP 3316468B2 JP 06521799 A JP06521799 A JP 06521799A JP 6521799 A JP6521799 A JP 6521799A JP 3316468 B2 JP3316468 B2 JP 3316468B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
storage element
line
power storage
boosting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP06521799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000262045A (ja
Inventor
聡 矢田部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP06521799A priority Critical patent/JP3316468B2/ja
Priority to TW089103831A priority patent/TW527500B/zh
Priority to US09/520,787 priority patent/US6556064B1/en
Priority to CN00103768A priority patent/CN1267120A/zh
Priority to DE60023775T priority patent/DE60023775T2/de
Priority to EP00301991A priority patent/EP1037367B1/en
Priority to JP2000066564A priority patent/JP3702741B2/ja
Priority to KR1020000011995A priority patent/KR100615837B1/ko
Publication of JP2000262045A publication Critical patent/JP2000262045A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3316468B2 publication Critical patent/JP3316468B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/02Conversion of ac power input into dc power output without possibility of reversal
    • H02M7/04Conversion of ac power input into dc power output without possibility of reversal by static converters
    • H02M7/06Conversion of ac power input into dc power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes without control electrode or semiconductor devices without control electrode
    • H02M7/10Conversion of ac power input into dc power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes without control electrode or semiconductor devices without control electrode arranged for operation in series, e.g. for multiplication of voltage
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/02Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
    • H02M3/04Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/06Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using resistors or capacitors, e.g. potential divider
    • H02M3/07Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using resistors or capacitors, e.g. potential divider using capacitors charged and discharged alternately by semiconductor devices with control electrode, e.g. charge pumps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇圧に必要な蓄電
素子の個数を削減した昇圧回路、昇圧方法、および、こ
の昇圧回路による出力を電源として用いた電子機器に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、液晶表示装置においては、良好
な表示特性を得るために、液晶素子を駆動する際に高電
圧の電源を必要とする。このため、液晶表示装置に用い
られる電源回路は、入力電圧を昇圧回路によって昇圧し
て、液晶素子を駆動する駆動回路等に供給する構成とな
っている。
【0003】ここで、従来の昇圧回路の構成について、
昇圧倍数を4倍とする場合を例にとって説明する。図1
3は、この場合の昇圧回路138の構成を示す回路図で
あり、トランジスタQ1〜Q8と、補助コンデンサC
1、C2、C2pと、出力コンデンサCoutとから構
成される。
【0004】図14は、この昇圧回路138に供給され
る制御信号を示すタイミングチャートである。この図に
示される制御信号aは、制御信号bのパルス幅を狭めた
信号であり、昇圧回路138におけるnチャネル型トラ
ンジスタQ2、Q4、Q6、Q8のゲート信号として供
給される。また、制御信号bは、昇圧回路138におけ
るpチャネル型トランジスタQ1、Q3、Q5、Q7の
ゲート信号として供給される。
【0005】このような制御信号a、bが昇圧回路13
8に供給された場合、まず、図14ので示される期間
では、すなわち、制御信号aのみが「H」レベルである
期間では、トランジスタQ2、Q4、Q6、Q8がオン
となる一方、他のトランジスタはすべてオフとなる。し
たがって、補助コンデンサC1にあっては、図15の
で示されるように、端子C1Hが入力電圧Vinの供給
ラインに接続されるとともに、端子C1Lが接地ライン
に接続されるので、入力電圧Vinで充電されることと
なる。また、補助コンデンサC2にあっては、次ので
示される期間において2Vinで充電された補助コンデ
ンサC2pに並列に接続されて充電される。この後、一
旦、トランジスタQ1〜Q8はすべてオフとなる。
【0006】次に、図14ので示される期間では、す
なわち、制御信号a、bがともに「L」レベルとなる期
間では、トランジスタQ1、Q3、Q5、Q7がオンと
なる一方、他のトランジスタはすべてオフとなる。この
ため、図15ので示されるように、補助コンデンサC
1の端子C1Lが入力電圧Vinの供給ラインに切り替
えられて接続されるとともに、端子C1Hが入力電圧V
inの供給ラインから切り離されるので、端子C1Hの
電位は、入力電圧Vinを、補助コンデンサC1の出力
電圧Vinだけ高位側にオフセットさせた2Vinとな
る。一方、補助コンデンサCpにあっては、端子CpH
が端子C1Hに接続される結果、2Vinの電位差で充
電されるので、上記の期間において端子CpHの電位
が2Vinとなる。さらに、端子C1Hには、上記の
期間において2Vinで充電された補助コンデンサC2
の端子C2Lが接続されるので、当該補助コンデンサC
2における端子C2Hの電位は、端子C1H(CpH、
C2L)の電位である2Vinを、補助コンデンサC2
の出力電圧2Vinだけ高位側にオフセットさせた4V
inとなって、以降、出力コンデンサCoutで平滑化
されることとなる。このように、の期間を繰り返す
ことによって、入力電圧Vinが4倍に昇圧されて出力
されることとなる。
【0007】さらに、昇圧倍数を高率とする場合、例え
ば、昇圧倍数を16倍とする場合には、図16に示され
るように、補助コンデンサC1、C2、C2p、C3、
C3p、C4、C4pの7個が用いられて、まず、同図
ので示されるように、補助コンデンサC1が入力電圧
Vinで充電されるとともに、補助コンデンサC2が、
次のにおいて2Vinで充電された補助コンデンサC
2pに並列に接続されて充電され、同様に、補助コンデ
ンサC3が、次のにおいて4Vinで充電された補助
コンデンサC3pに並列に接続されて充電され、同様
に、補助コンデンサC4が、次のにおいて8Vinで
充電された補助コンデンサC2pに並列に接続されて充
電される。
【0008】次に、同図ので示されるように、第1
に、入力電圧Vinを、補助コンデンサC1の出力電圧
Vinだけ高位側にオフセットさせた2Vinによっ
て、補助コンデンサC2pが充電され、第2に、補助コ
ンデンサC1による2Vinの電位を、補助コンデンサ
C2の出力電圧2Vinだけ高位側にオフセットさせた
4Vinによって、補助コンデンサC3pが充電され、
第3に、補助コンデンサC2による4Vinの電位を、
補助コンデンサC3の出力電圧4Vinだけ高位側にオ
フセットさせた8Vinによって、補助コンデンサC4
pが充電され、第4に、補助コンデンサC3による8V
inの電位を、補助コンデンサC4の出力電圧8Vin
だけ高位側にオフセットさせることで、入力電圧Vin
を16倍に昇圧した16Vinが得られることとなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
昇圧回路では、平滑化コンデンサCoutを除いて考え
ると、4倍昇圧では3個、16倍では7個必要であり、
一般的に言えば、2n倍の昇圧に必要な補助コンデンサ
が(2n−1)個必要となる。ここで、昇圧回路を含む
電源回路を集積するような場合、コンデンサのような容
量回路を半導体基板上に形成するのは困難であり、ま
た、形成可能であるにしても、回路サイズの肥大化を招
くので、昇圧に必要なコンデンサの個数は、できるだけ
削減したいという事情がある。
【0010】そして、なによりも従来の昇圧回路におい
て問題となる点は、昇圧倍数の任意の制御が困難であ
る、という点にある。このため、昇圧後の電圧を所望の
値で定電圧化するためには、昇圧回路の後段に、別途、
スイッチングレギュレータなどの定電圧回路が必要とな
って、その分、電源回路の規模が複雑化する点にある。
【0011】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、昇圧に必要な
コンデンサのような蓄電素子を削減して、構成の簡易化
を図るとともに、昇圧倍数を比較的自由に制御すること
が可能な昇圧回路、昇圧方法、および、この昇圧回路に
よる出力を電源として用いた電子機器を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にかかる昇圧回路にあっては、第1の蓄素子
と、第2の蓄素子と、前記第1の蓄素子の一方の端
子と所定の電位を有する第1のラインとの間に接続され
る第1の接続手段と、前記第1の蓄電素子の他方の端子
と第2のラインとの間に接続される第2の接続手段と、
前記第1の蓄電素子の一方の端子と前記第1のラインと
は異なる電位を有する第2のラインとの間に接続される
第3の接続手段と、前記第2の蓄素子の一方の端子と
前記第1の蓄素子の他方の端子の間に接続される第4
の接続手段と、前記第2の蓄電素子の他方の端子と前記
第1の蓄素子の他方の端子との間に接続される第5の
接続手段と、前記第2の蓄電素子の一方の端子と前記第
1のラインとの間に接続される第6の接続手段と、出力
ラインと前記第2の蓄電素子の他方の端子との間に接続
される第7の接続手段とを有し、前記第1乃至第7の接
続手段は、第1の過程において、第1の蓄電素子におけ
る一方の端子を、所定の電位を有する第1のラインに接
続するとともに、前記第1の蓄電素子における他方の端
子を、前記第1のラインとは異なる電位を有する第2の
ラインに接続するよう制御され、第2の過程において、
第2の蓄電素子における一方の端子を前記第1のライン
に接続するとともに、前記第1の蓄電素子における一方
の端子を前記第2のラインに切り替え、かつ、前記第1
の蓄電素子における他方の端子を前記第2の蓄電素子に
おける他方の端子に切り替えて接続するよう制御され、
前記第2の過程と排他的に行われる第3の過程におい
て、前記第2の蓄電素子における一方の端子を前記第1
のラインに接続するとともに、他方の端子を前記第2の
ラインに接続するよう制御され、第4の過程において、
前記第2の蓄電素子における一方の端子を前記第1の蓄
電素子における他方の端子に切り替えるとともに、前記
第2の蓄電素子における他方の端子を出力ラインに切り
替えて接続するよう制御され、前記第2の過程を含む昇
圧動作と、前記第3の過程を含む昇圧動作を時分割で行
うよう制御されることを特徴とする。
【0013】また、本発明の昇圧方法は、第1の蓄電素
子における一方の端子を、所定の電位を有する第1のラ
インに接続するとともに、前記第1の蓄電素子における
他方の端子を、前記第1のラインとは異なる電位を有す
る第2のラインに接続する第1の過程と、第2の蓄電素
子における一方の端子を前記第1のラインに接続すると
ともに、前記第1の蓄電素子における一方の端子を前記
第2のラインに切り替え、かつ、前記第1の蓄電素子に
おける他方の端子を前記第2の蓄電素子における他方の
端子に切り替えて接続する第2の過程と、前記第2の過
程と排他的に行われる、前記第2の蓄電素子における一
方の端子を前記第1のラインに接続するとともに、他方
の端子を前記第2のラインに接続する第3の過程と、前
記第2の蓄電素子における一方の端子を前記第1の蓄電
素子における他方の端子に切り替えるとともに、前記第
2の蓄電素子における他方の端子を出力ラインに切り替
えて接続する第4の過程とを有し、前記第2の過程を含
む昇圧動作と、前記3の過程を含む昇圧動作を時分割
で行うことを特徴とする。
【0014】本発明の昇圧回路や昇圧方法によれば、仮
に、第2の接続手段による第2の蓄電素子の接続期間を
全期間に、第4の接続手段による接続期間をゼロとして
制御すると、上述のように、出力ラインの電位は、第2
のラインの4倍電位となる。一方、第2の接続手段によ
る第2の蓄電素子の接続期間をゼロに、第4の接続手段
による接続期間を全期間として制御すると、第2の蓄電
素子の出力電圧は、第1のラインと第2のラインとの電
位差の2倍とならずに等倍となるので、出力ラインの電
位は、第2のラインの3倍電位となる。このため、接続
期間の割合を制御して、出力ラインの電位を平滑化する
と、昇圧倍数を4倍〜3倍の間で無段階に可変させるこ
とが可能となる。
【0015】なお、このような構成は、第1のラインが
第2のラインよりも高位となる場合にも、第1のライン
が第2のラインよりも低位となる場合にも、それぞれ対
応可能である。また、基準電位は、第1のラインまたは
第2のラインいずれでも良い。
【0016】この場合において、前記第2のラインの電
位または前記出力ラインに基づく電位が所定の値より絶
対値でみて小さい場合に、前記第2の過程による前記第
2の蓄電素子の接続期間を、前記第3の過程による前記
第2の蓄電素子の接続期間よりも長くなるように制御す
ることが望ましい。これにより、出力ラインの電位を一
定化させることができる。
【0017】加えて、本発明にかかる昇圧方法におい
て、第2及び第3の過程と排他的に行われ、前記第1の
蓄電素子における一方の端子が前記第2のラインに接続
された状態で、前記第1の蓄電素子における他方の端子
を前記出力ラインに接続する第5の過程を有し、前記第
2または第3の過程を含む昇圧動作と、前記第5の過程
を含む昇圧動作を時分割で行うことを特徴とする。
【0018】この場合において、前記第2のラインの電
位または前記出力ラインに基づく電位が所定の値より絶
対値でみて小さい場合に、前記第2または第4の過程に
よる前記第2の蓄電素子の接続期間を、前記第5の過程
の接続期間よりも長くなるように制御することが望まし
い。これにより、出力ラインの電位を一定化させること
ができる。
【0019】また、本発明の昇圧方法は、前記第2のラ
インを前記出力ラインに接続する第6の過程を有し、前
記第2、第3、または第5の過程を含む昇圧動作と、前
記第6の過程による昇圧動作を時分割で行うことを特徴
とする。
【0020】この場合、前記第2のラインの電位または
前記出力ラインに基づく電位が所定の値より絶対値でみ
て小さい場合に、前記第2または第3の過程による前記
第2の蓄電素子の接続期間あるいは前記第5の接続手段
による接続期間を、前記第6の接続手段の接続期間より
も長くなるように制御することが望ましい。これによ
り、出力ラインの電位を一定化させることができる。
【0021】また、本発明の昇圧方法は、第1の蓄電素
子における一方の端子を、所定の電位を有する第1のラ
インに接続するとともに、前記第1の蓄電素子における
他方の端子を、前記第1のラインとは異なる電位を有す
る第2のラインに接続する第1の過程と、第2の蓄電素
子における一方の端子を前記第1のラインに接続すると
ともに、前記第1の蓄電素子における一方の端子を前記
第2のラインに切り替え、かつ、前記第1の蓄電素子に
おける他方の端子を前記第2の蓄電素子における他方の
端子に切り替えて接続する第2の過程と、第m(mは、
3≦m≦nを満たす整数)の蓄電素子における一方の端
子を前記第1のラインに接続するとともに、前記第(m
−1)の蓄電素子における一方の端子を前記第(m−
2)の蓄電素子における他方の端子に切り替え、かつ、
前記第(m−1)の蓄電素子における他方の端子を前記
第mの蓄電素子における他方の端子に切り替えて接続す
る第3から第nまでの過程と、第nの蓄電素子における
一方の端子を第(n−1)の蓄電素子における他方の端
子に切り替えるとともに、前記第nの蓄電素子における
他方の端子を出力ラインに切り替えて接続する第(n+
1)の過程を有するn倍の昇圧電圧発生工程と、第m’
(m’は、3≦m’≦n’を満たす整数)の蓄電素子に
おける一方の端子を前記第1のラインに接続するととも
に、前記第(m’−1)の蓄電素子における一方の端子
を前記第(m’−2)の蓄電素子における他方の端子に
切り替え、かつ、前記第(m’−1)の蓄電素子におけ
る他方の端子を前記第mの蓄電素子における他方の端子
に切り替えて接続する第3から第n’までの過程と、第
n’の蓄電素子における一方の端子を第(n’−1)の
蓄電素子における他方の端子に切り替えるとともに、前
記第nの蓄電素子における他方の端子を出力ラインに切
り替えて接続する第(n’+1)の過程とを有するn’
倍の昇圧電圧発生工程とを有し、前記n倍の昇圧電圧発
生工程と前記n’倍の昇圧電圧発生工程とを時分割で行
うことにより、n倍とn’倍の中間の昇圧電圧を発生さ
せることを特徴とする。
【0022】このようにすることにより、容易にn倍と
n’倍の中間の昇圧電圧を発生させることができる。
【0023】また、本発明の電子機器は、上記昇圧方法
により昇圧動作を行う電源回路を有することを特徴とす
る。
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0030】<第1実施形態>まず、本発明の基本構成
となる第1実施形態について説明する。図1は、本実施
形態にかかる昇圧回路を適用した電源回路の構成を示す
ブロック図である。この図に示されるように、電源回路
100は、電圧検出回路110、昇圧制御回路120お
よび昇圧回路130から構成されている。このうち、電
圧検出回路110は、例えば、昇圧回路130の出力電
圧Voutを検出して、その検出結果を昇圧制御回路1
20に供給するものである。昇圧制御回路120は、電
圧検出回路110によって検出された出力電圧Vout
にしたがって、昇圧回路130の昇圧倍数を制御するた
めの制御信号a、b、c1、c2、dを生成するもので
ある。
【0031】ここで、昇圧回路130の詳細構成につい
て図2を参照して説明する。この昇圧回路130は、昇
圧制御回路120によって生成された制御信号a、b、
c1、c2、dにしたがって、入力電圧Vinを1倍か
ら4倍までの間で昇圧して出力電圧Voutとして出力
するものであり、スイッチング素子としてのトランジス
タQ2〜Q8と、補助コンデンサC1、C2と、出力コ
ンデンサCoutとから構成される。
【0032】詳細には、補助コンデンサC1における一
方の端子C1Lが、制御信号aをゲート信号とするnチ
ャネル型トランジスタQ4を介して、基準電位を有する
接地ラインに接続されるとともに、制御信号bをゲート
信号とするpチャネル型トランジスタQ3を介して、入
力電圧Vinの供給ラインに接続されている。
【0033】一方、補助コンデンサC1における他方の
端子C1Hは、次のように接続されている。すなわち、
端子C1Hは、第1に、制御信号aをゲート信号とする
nチャネル型トランジスタQ2を介して、入力電圧Vi
nの供給ラインに接続され、第2に、制御信号dをゲー
ト信号とするpチャネル型トランジスタQ7を介して、
補助コンデンサC2における一方の端子C2Lと、さら
に、制御信号c2をゲート信号とするnチャネル型トラ
ンジスタQ8を介した接地ラインとに接続され、第3
に、制御信号c1をゲート信号とするnチャネル型トラ
ンジスタQ6を介して、補助コンデンサC2の他方の端
子C2Hと、さらに、制御信号dをゲート信号とするp
チャネル型トランジスタQ5を介した出力電圧Vout
の出力ラインとに接続されている。
【0034】そして、出力コンデンサCoutは、出力
電圧Voutを平滑化するために、当該出力ラインおよ
び接地ライン間に並列に接続されている。
【0035】<第1実施形態の動作>次に、上述した構
成による電源回路100の動作について説明する。昇圧
制御回路120は、本来的には、出力電圧Voutに応
じて昇圧回路130の昇圧倍数を無段階に制御するもの
であるが、便宜上、昇圧倍数をそれぞれ4倍、3倍、2
倍、1倍とした場合の各動作について説明し、その後、
昇圧倍数の無段階制御について説明することとする。
【0036】<4倍昇圧>そこでまず、昇圧回路130
の昇圧倍数が4倍である場合の動作について説明する。
この場合、昇圧制御回路120は、図3のタイミングチ
ャートで示されるように、制御信号a、b、c1、c
2、dをそれぞれ生成する。図で示されるように、制御
信号aは、制御信号bのパルス幅を狭めた信号である。
また、制御信号c1、c2は、それぞれ制御信号bを反
転させて1/2分周した信号である。さらに、制御信号
dは、制御信号c1またはc2を反転させて半周期分だ
け遅延させた信号である。
【0037】さて、このような制御信号が昇圧回路13
0に供給された場合に、まず、図3ので示される期間
においては、すなわち、制御信号a、b、dが「H」レ
ベルであって、制御信号c1、c2が「L」レベルであ
る期間においては、トランジスタQ2、Q4がオンとな
る一方、他のトランジスタはすべてオフとなる。したが
って、補助コンデンサC1にあっては、図4ので示さ
れるように、端子C1Hが入力電圧Vinの供給ライン
に接続されるとともに、端子C1Lが接地ラインに接続
されるので、入力電圧Vinで充電されることとなる。
この後、一旦、トランジスタQ2〜Q8はすべてオフと
なる。
【0038】次に、図3ので示される期間では、すな
わち、制御信号c1、c2、dが「H」レベルであっ
て、制御信号a、bが「L」レベルである期間では、ト
ランジスタQ3、Q6、Q8がオンとなる一方、他のト
ランジスタはすべてオフとなる。このため、図4ので
示されるように、補助コンデンサC1の端子C1Lが入
力電圧Vinの供給ラインに接続されるとともに、端子
C1Hが入力電圧Vinの供給ラインから切り離される
ので、端子C1Hの電位は、入力電圧Vinを、補助コ
ンデンサC1の出力電圧Vinだけ高位側にオフセット
させた2Vinとなる。一方、補助コンデンサC2にあ
っては、端子C2Hが端子C1Hに接続されるととも
に、端子C2Lが接地ラインに接続されるので、両端子
間の電位差である2Vinで充電されることとなる。こ
の後、一旦、トランジスタQ2〜Q8はすべてオフとな
る。
【0039】そして、図3ので示される期間では、す
なわち、制御信号a、b、c1、c2、dがすべて
「L」レベルとなる期間では、トランジスタQ3、Q
5、Q7がオンとなる一方、他のトランジスタはすべて
オフとなる。このため、図4ので示されるように、補
助コンデンサC1の端子C1Lが入力電圧Vinの供給
ラインに接続された状態で、端子C1Hと端子C2Lと
が接続されるとともに、端子C2Hが出力電圧Vout
の出力ラインに接続される。したがって、端子C2Hの
電位は、2Vinである端子C1H(C2L)の電位
を、補助コンデンサC2の出力電圧2Vinだけ高位側
にオフセットさせた4Vinとなって、以降、出力コン
デンサCoutで平滑化されることとなる。なお、出力
ラインに負荷が接続されていると、出力コンデンサCo
utの放電が進行するので、出力電圧Voutは、トラ
ンジスタQ5がオフしてからオンするまでの期間におい
て、4Vinから徐々に低下することになる。
【0040】このようにして、、の期間を繰返し
経ることによって、入力電圧Vinが4倍に昇圧されて
出力されることとなる。
【0041】<3倍昇圧>次に、昇圧回路130の昇圧
倍数が3倍である場合の動作について説明する。この場
合、昇圧制御回路120は、図5のタイミングチャート
で示される制御信号a、b、c1、c2、dをそれぞれ
生成する。ここで、制御信号a、bは、図に示されるよ
うに、4倍昇圧の場合と同じ信号である。また、制御信
号c1、c2は、制御信号aと同じ信号であり、同様
に、制御信号dは、制御信号bと同じ信号である。
【0042】さて、このような制御信号が昇圧回路13
0に供給された場合に、まず、図5ので示される期間
においては、すなわち、制御信号a、b、c1、c2、
dがすべて「H」レベルである期間においては、トラン
ジスタQ2、Q4、Q6、Q8がオンとなる一方、他の
トランジスタはすべてオフとなる。このため、補助コン
デンサC1、C2は、図6ので示されるように、端子
C1Hおよび端子C2Hが入力電圧Vinの供給ライン
に、端子C1Lおよび端子C2Lが接地ラインに、並列
接続されるので、補助コンデンサC1、C2は、それぞ
れ入力電圧Vinで充電されることとなる。この後、一
旦、トランジスタQ2〜Q8はすべてオフとなる。
【0043】次に、図5ので示される期間になると、
すなわち、制御信号a、b、c、d1、d2がすべて
「L」レベルになると、トランジスタQ3、Q5、Q7
がオンとなる一方、他のトランジスタはすべてオフとな
る。このため、図6ので示されるように、補助コンデ
ンサC1の端子C1Lが入力電圧Vinの供給ラインに
接続されるので、端子C1Hの電位は、入力電圧Vin
を、補助コンデンサC1の出力電圧Vinだけ高位側に
オフセットさせた2Vinとなる。さらに、この状態に
おいて、端子C1Hには、補助コンデンサC2の端子C
2Lが接続されるとともに、端子C2Hが出力電圧Vo
utの出力ラインに接続されるので、端子C2Hの電位
は、2Vinである端子C1H(C2L)の電位を、補
助コンデンサC2の出力電圧Vinだけ高位側にオフセ
ットさせた3Vinとなる。なお、出力ラインに負荷が
接続されていると、出力コンデンサCoutの放電が進
行するので、出力電圧Voutは、トランジスタQ5が
オフしてからオンするまでの期間において、3Vinか
ら徐々に低下することになる。
【0044】このようにして、の期間を繰返し経る
ことによって、入力電圧Vinが3倍に昇圧されて出力
されることとなる。
【0045】<2倍昇圧>次に、昇圧回路130の昇圧
倍数が2倍である場合の動作について説明する。この場
合、昇圧制御回路120は、例えば、図7のタイミング
チャートで示される制御信号a、b、c1、c2、dを
それぞれ生成する。ここで、制御信号a、bは、図に示
されるように、4倍および3倍昇圧の場合と同じ信号で
ある。また、制御信号c1は、制御信号bを反転させた
信号であり、制御信号c2は、常に「L」レベルの信号
である。一方、制御信号dは、制御信号bと同じ信号で
ある。
【0046】さて、このような制御信号が昇圧回路13
0に供給された場合に、まず、図7ので示される期間
においては、すなわち、制御信号c1以外の制御信号
a、b、c1、dが「H」レベルである期間において
は、4倍昇圧のの期間と同様に、トランジスタQ2、
Q4がオンとなる一方、他のトランジスタはすべてオフ
となるので、図8ので示されるように、補助コンデン
サC1は、電圧Vinで充電されることとなる。この
後、一旦、トランジスタQ2〜Q8はすべてオフとな
る。
【0047】次に、図7ので示される期間になると、
すなわち、制御信号c1が「H」レベルであって、制御
信号a、b、c2、dが「L」レベルである期間になる
と、トランジスタQ3、Q5、Q6、Q7がオンとなる
一方、他のトランジスタはすべてオフとなる。このた
め、図8ので示されるように、補助コンデンサC1の
端子C1Lが入力電圧Vinの供給ラインに接続される
とともに、端子C1Hが出力電圧Voutの出力ライン
に接続されるので、出力電圧Voutは、入力電圧Vi
nを、補助コンデンサC1の出力電圧Vinだけ高位側
にオフセットさせた2Vinとなる。
【0048】なお、この期間において、端子C2Lおよ
び端子C2Hが短絡されるので、補助コンデンサC2は
充電されない。また、出力ラインに負荷が接続されてい
ると、出力コンデンサCoutの放電が進行するので、
出力電圧Voutは、トランジスタQ5がオフしてから
オンするまでの期間において、Vinから徐々に低下す
ることになる。
【0049】このようにして、の期間を繰返し経る
ことによって、入力電圧Vinが2倍に昇圧されて出力
されることとなる。
【0050】<1倍昇圧>次に、昇圧回路130の昇圧
倍数が1倍である場合の動作について説明する。この場
合、昇圧制御回路120は、図9のタイミングチャート
で示される制御信号a、b、c1、c2、dをそれぞれ
生成する。ここで、制御信号aは、図に示されるよう
に、4倍、3倍および2倍昇圧の場合と同様である。ま
た、制御信号bは、常に「H」レベルの信号である。一
方、制御信号c1は、制御信号aと同じ信号である。さ
らに、制御信号c2は、常に「H」レベルの信号であ
る。くわえて、制御信号dは、制御信号aまたはc1を
反転させた信号である。
【0051】さて、このような制御信号が昇圧回路13
0に供給された場合に、図5ので示される期間におい
ては、すなわち、制御信号a、bが「H」レベルとな
り、制御信号dが「L」レベルである期間においては、
トランジスタQ2、Q4、Q5、Q6、Q7がオンとな
る一方、他のトランジスタはすべてオフとなる。このた
め、入力電圧Vinの供給ラインが出力ラインに接続さ
れるので、入力電圧Vinがそのまま出力電圧Vout
となる。なお、この期間において、端子C2Lおよび端
子C2Hが短絡されるので、補助コンデンサC2は充電
されない。また、出力ラインに負荷が接続されている
と、出力コンデンサCoutの放電が進行するので、出
力電圧Voutは、トランジスタQ5がオフしてからオ
ンするまでの期間において、Vinから徐々に低下する
ことになる。
【0052】このようにしての期間によって、入力電
圧Vinがそのまま出力電圧Voutとして出力される
こととなる。
【0053】<4倍〜1倍の無段階昇圧>このように、
本実施形態の昇圧回路では、まず、4倍、3倍、2倍、
1倍の昇圧が可能であるが、昇圧倍数についてはこれに
とどまらず、実際には、4倍から1倍までの間で無段階
で昇圧可能である。すなわち、昇圧制御回路120が、
異なる昇圧倍数の制御信号を時分割で供給し、その供給
期間の割合を制御することで、昇圧倍数を、当該異なる
倍数間の値に設定することが可能となる。
【0054】例えば、4倍昇圧時の制御信号と、3倍昇
圧時の制御信号とを、それぞれ同じ期間だけ交互に供給
すれば、出力コンデンサCoutによって平滑化される
出力電圧Voutを、入力電圧Vinの3.5倍とし
て、実質的に昇圧倍数を3.5倍とすることが可能とな
る。また、例えば、4倍昇圧時の制御信号を25%の期
間で、3倍昇圧時の制御信号を75%の期間で、それぞ
れ交互に供給すれば、実質的に昇圧倍数を3.25倍と
することが可能となる。いずれの場合も、制御信号a、
bは共通であるので、制御信号c1(c2)と制御信号
dとを変化させるだけで良い。
【0055】ここで、本実施形態にあっては、上述のよ
うに、補助コンデンサC1、C2の接続を時分割で制御
して、4Vin、3Vin、2Vin、Vinという各
電圧を得ているので、制御信号の供給期間の割合を制御
するということは、各電圧を得るのに必要な接続形態を
時分割で排他的に制御することにほかならない。
【0056】また、昇圧倍数を4倍〜3倍の間に設定す
る場合、用いる制御信号については、4倍昇圧時の制御
信号と3倍昇圧時の制御信号との組み合わせのほか、4
倍昇圧時の制御信号と2倍または1倍昇圧時の制御信号
とを組み合わせても可能である。上述の3.5倍という
昇圧倍数を例にとって説明すれば、4倍昇圧時の制御信
号を75%の期間で、2倍昇圧時の制御信号を25%の
期間で、それぞれ交互に供給すれば良く、また、4倍昇
圧時の制御信号を83.3%の期間で、1倍昇圧時の制
御信号を16.7%の期間で、それぞれ交互に供給すれ
ば良い。
【0057】同様に、昇圧倍数を3倍〜2倍の間に設定
する場合、用いる制御信号については、3倍昇圧時の制
御信号と2倍昇圧時の制御信号との組み合わせのほか、
4倍昇圧時の制御信号と2倍または1倍昇圧時の制御信
号とを組み合わせや、さらに、3倍昇圧時の制御信号と
1倍昇圧時の制御信号とを組み合わせでも可能である。
同様に、昇圧倍数を2倍〜1倍の間に設定する場合、用
いる制御信号については、2倍昇圧時の制御信号と1倍
昇圧時の制御信号との組み合わせのほか、4倍または3
倍昇圧時の制御信号と1倍昇圧時の制御信号とを組み合
わせでも可能である。ただし、昇圧倍数差の大きな制御
信号同士を組み合わせると、出力コンデンサCout
が、電位差の大きな電圧同士を平滑化することになるの
で、出力電圧のリプルが大きくなる点に留意すべきであ
る。
【0058】実際、このような制御は、出力電圧Vou
tが目標となる電圧Vrefよりも絶対値でみて大きい
のであれば、高倍昇圧時の制御信号の供給期間を低倍昇
圧時の制御信号の供給期間よりも短くし、反対に、出力
電圧Voutが電圧Vrefよりも絶対値でみて小さい
のであれば、高倍昇圧時の制御信号の供給期間を低倍昇
圧時の制御信号の供給期間よりも長くするようにして行
われる。これにより、出力電圧Voutは、電圧Vre
fで均衡して、ある一定の範囲に維持されることとな
る。
【0059】したがって、このような制御によれば、昇
圧回路自身によって出力電圧を一定化できるので、後段
に定電圧回路を設けなくて済む、という利点がある。さ
らに、入力電圧Vinが、例えば、時間経過とともに低
下しても、出力電圧Voutは、昇圧倍数を高めること
によってVin〜4Vinの間で一定化されるので、そ
の分、負荷の動作時間を拡大することが可能となる。
【0060】なお、ここでは、目標となる電圧Vref
と出力電圧Voutと比較に応じて、各昇圧倍数時の制
御信号を時分割で供給し、その供給期間の割合を制御す
る、というフィードバック制御で出力電圧Voutを一
定化したが、本発明は、これに限られない。例えば、昇
圧制御回路120は、入力電圧Vinとの比較に応じ
て、各昇圧倍数時の制御信号を時分割で供給し、その供
給期間の割合を制御する、というフィードフォワード制
御で出力電圧Voutを一定化する構成として良い。
【0061】<第2実施形態>次に、本発明の第2実施
形態にかかる昇圧回路について説明する。上述した第1
実施形態では昇圧倍数を4倍〜1倍としたものであった
が、本実施形態では、16倍としたものである。図10
は、本実施形態にかかる昇圧回路132の構成を示す回
路図である。この図に示される昇圧回路132は、図1
における昇圧回路130を置換して、電源回路100と
して適用されるものであり、図に示されるように、この
昇圧回路132は、第1実施形態にかかる昇圧回路13
0を基本回路として、補助コンデンサC3、C4を付加
したものであり、詳細には次の通りである。
【0062】すなわち、補助コンデンサC2の端子C2
Hは、第1に、制御信号fをゲート信号とするpチャネ
ル型トランジスタQ10を介して、補助コンデンサC3
の一方の端子C3Lと、さらに、制御信号eをゲート信
号とするnチャネル型トランジスタQ11を介した接地
ラインとに接続され、第2に、制御信号eをゲート信号
とするnチャネル型トランジスタQ9を介して、補助コ
ンデンサC2の他方の端子C3Hに接続されている。
【0063】さらに、補助コンデンサC3の端子C3H
は、第1に、制御信号gをゲート信号とするpチャネル
型トランジスタQ14を介して、補助コンデンサC4の
一方の端子C4Lと、さらに、制御信号h2をゲート信
号とするnチャネル型トランジスタQ15を介した接地
ラインとに接続され、第2に、制御信号h1をゲート信
号とするnチャネル型トランジスタQ13を介して、補
助コンデンサC4の他方の端子C4Hと、さらに、制御
信号gをゲート信号とするpチャネル型トランジスタQ
12を介した出力電圧Voutの出力ラインとに接続さ
れている。そして、出力コンデンサCoutは、第1実
施形態と同様に、出力電圧Voutを平滑化するため
に、当該出力ラインおよび接地ラインの間に並列に接続
されている。
【0064】このような構成において16倍の昇圧を行
う場合、昇圧制御回路120は、次の〜の期間に分
けて制御信号を供給して、昇圧回路130における各ト
ランジスタQ2〜Q15のスイッチングを制御する。
【0065】すなわち、第1に、図11ので示される
ように、昇圧制御回路120は、端子C1Hを入力電圧
Vinの供給ラインに接続するとともに、端子C1Lを
接地ラインに接続する。これにより、補助コンデンサC
1はVinで充電される。
【0066】第2に、同図ので示されるように、昇圧
制御回路120は、端子C1Lを入力電圧Vinの供給
ラインに接続し、端子C1Hを端子C2Hに接続し、さ
らに、端子C2Lを接地ラインに接続する。これによ
り、端子C1Hの電位は、入力電圧Vinを補助コンデ
ンサC1の出力電圧Vinだけ高位側にオフセットした
2Vinとなる一方、補助コンデンサC2は2Vinで
充電される。
【0067】第3に、同図ので示されるように、昇圧
制御回路120は、端子C1Lを入力電圧Vinの供給
ラインに接続した状態で、端子C1Hを端子C2Lに接
続し、端子C2Hを端子C3Hに接続し、さらに、端子
C3Lを接地ラインに接続する。これにより、端子C2
Hの電位は、端子C1H(C2L)の電位2Vinを補
助コンデンサC2の出力電圧2Vinだけ高位側にオフ
セットした4Vinとなる一方、補助コンデンサC3は
4Vinで充電される。
【0068】第4に、同図ので示されるように、昇圧
制御回路120は、端子C1Lを入力電圧Vinの供給
ラインに接続し、端子C1Hを端子C2Lに接続した状
態で、端子C2Hを端子C3Lに接続し、端子C3Hを
端子C4Hに接続し、さらに、端子C4Lを接地ライン
に接続する。これにより、端子C3Hの電位は、端子C
2H(C3L)の電位4Vinを補助コンデンサC3の
出力電圧4Vinだけ高位側にオフセットした8Vin
となる一方、補助コンデンサC4は8Vinで充電され
る。
【0069】第5に、同図ので示されるように、昇圧
制御回路120は、端子C1Lを入力電圧Vinの供給
ラインに接続し、端子C1Hを端子C2Lに接続し、さ
らに、端子C2Hを端子C3Lに接続した状態で、端子
C3Hを端子C4Lに接続し、端子C4Hを出力電圧V
outの出力ラインに接続する。これにより、出力ライ
ンの電位は、端子C3H(C4L)の電位8Vinを補
助コンデンサC4の出力電圧8Vinだけ高位側にオフ
セットした16Vinとなる。このようして、4個の補
助コンデンサC1〜C4によって16倍の昇圧が可能と
なる。
【0070】さて、本実施形態では、第1実施形態の発
展として、補助コンデンサC1〜C4をそれぞれ次のよ
うな電位で充電させることが可能である。
【0071】すなわち、補助コンデンサC1については
Vinで、補助コンデンサC2についてはVinまたは
2Vinで、補助コンデンサC3についてはVin、2
Vin、3Vinまたは4Vinで、それぞれ充電させ
ることができ、さらに、補助コンデンサC4について
は、0、Vin、2Vin、……、7Vinまたは8V
inで充電させることができる。したがって、入力電圧
Vinが供給される供給ラインを、補助コンデンサC1
〜C4を適宜組み合わせた出力電圧でオフセットするこ
とによって、Vin、2Vin、3Vin、……、16
Vinの出力電圧Voutを得ることができる。
【0072】くわえて、昇圧制御回路120が、各昇圧
倍数を規定する制御信号を時分割で供給し、その供給期
間の割合を制御することによって、昇圧倍数を16倍〜
1倍の間で無段階で制御することが可能となるととも
に、出力電圧Voutと目標となる電圧Vrefとの比
較結果にしたがって供給期間の割合を制御することによ
って、出力電圧Voutを、16Vin〜Vinの間で
一定化させることも可能となる。
【0073】さらに、本発明にあっては、第1および第
2実施形態を拡張することによって、すなわち、同様に
補助コンデンサを追加構成することによって、32倍、
64倍、……、2n倍で入力電圧Vinを昇圧すること
が可能となる。この際、昇圧に必要な補助コンデンサの
個数はn個で済むので、構成の簡易化を図ることが可能
となる。さらに、昇圧倍数を2n倍〜1倍で無段階で、
さらに、この間の電圧で出力電圧Voutを一定化する
ことも可能となる。
【0074】また、上述した第1および第2実施形態に
あっては、充電を行うとともに、オフセットする構成に
おいて、補助コンデンサを用いたが、本発明にあって
は、これに限られることがなく、例えば、二次電池を用
いても良い。
【0075】さらに、第1および第2実施形態にあって
は、入力電圧Vinが基準電位に対して正側とし、オフ
セットの方向を同じく正極側とした正電源の場合につい
て説明したが、これに限られず、入力電圧を基準電位に
対して負側とし、オフセットの方向を負側とした負電源
の場合にも適用可能である。
【0076】くわえて、第1および第2実施形態にあっ
ては、補助コンデンサの接続や切り替えをトランジスタ
で行う構成としたが、アナログスイッチやトランスミッ
ションゲートなどの各種スイッチで行う構成としても良
い。
【0077】<電源回路を用いた電子機器>次に、第1
実施形態の昇圧回路130や第2実施形態の昇圧回路1
32、さらに、これらを拡張した昇圧回路は、例えば、
液晶表示装置の各部に電源を供給する電源回路として適
用することが可能である。図12は、この液晶表示装置
の電気的構成を示したブロック図である。この図に示さ
れるように、液晶表示パネル200では、i本のデータ
線X1〜Xiとj本の走査線Y1〜Yjとの各交点において液晶
素子202が形成されており、各液晶素子202は、液
晶表示要素(液晶層)204と薄膜ダイオード(Thin F
ilm Diode:以下、「TFD」と称する)素子206と
が直列に接続された構成となっている。
【0078】そして、各走査線Y1〜Yjは走査信号駆動回
路210によって、また、各データ線X1〜Xiはデータ信
号駆動回路220によって、それぞれ駆動される。さら
に、走査信号駆動回路210およびデータ信号駆動回路
220は、駆動制御回路230によって制御される。な
お、この図では、TFD素子206が走査線の側に接続
され、液晶層204がデータ線の側に接続されている
が、これとは逆に、TFD素子206をデータ線の側
に、液晶層204を走査線の側に設ける構成でもよい。
【0079】さて、電源回路100は、走査信号駆動回
路210で用いられる各種選択電圧や、データ信号駆動
回路220で用いられるデータ信号の電圧、駆動制御回
路230で用いられる電圧などの各種出力電圧を、入力
電圧Vinの昇圧倍数を制御して出力するものであり、
上述した昇圧回路130を適用したものである。
【0080】このような電源回路100を用いると、オ
ンさせる画素が増加するなどして、負荷が大きくなる場
合であっても、出力電圧が一定の範囲内での変動に抑え
られるので、表示品質の低下が防止されることとなる。
さらに、入力電圧Vinが時間とともに低下しても、出
力電圧は、一定の範囲内での変動に抑えられるので、動
作時間の長期化も図られる。
【0081】なお、液晶表示装置としては、TFT(Th
in Film Transistor:薄膜トランジスタ)を用いたアク
ティブマトリクス方式や、TFDやTFTなどのスイッ
チング素子を用いないパッシブマトリクス方式など種々
のものを採用できる。さらに、液晶表示装置に限られ
ず、EL(electroluminescence)層を被覆した絶縁層
に行電極・列電極に形成したEL表示装置の電源回路に
も適用可能である。さらに、表示装置に限られず、プロ
ジェクタや、パーソナルコンピュータ、ページャ、液晶
テレビや、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオ
テープレコーダ、カーナビゲーション装置、電子手帳、
電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、携帯電
話、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた装置
等などが電子機器に適用可能である。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、2
n倍に昇圧するのに必要な蓄電素子がn個で済むので、
構成の簡易化が図られるとともに、昇圧倍数を比較的自
由に制御することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態にかかる昇圧回路を適
用した電源回路の構成を示すブロック図である。
【図2】 同昇圧回路の構成を示す回路図である。
【図3】 同昇圧回路において、4倍昇圧時における制
御信号を示すタイミングチャートである。
【図4】 同昇圧回路における4倍昇圧時の動作説明図
である。
【図5】 同昇圧回路において、3倍昇圧時における制
御信号を示すタイミングチャートである。
【図6】 同昇圧回路における3倍昇圧時の動作説明図
である。
【図7】 同昇圧回路において、2倍昇圧時における制
御信号を示すタイミングチャートである。
【図8】 同昇圧回路における2倍昇圧時の動作説明図
である。
【図9】 同昇圧回路において、等倍昇圧時における制
御信号を示すタイミングチャートである。
【図10】 本発明の第2実施形態にかかる昇圧回路の
構成を示す回路図である。
【図11】 同昇圧回路における16倍昇圧時の動作説
明図である。
【図12】 実施形態にかかる昇圧回路を電源回路とし
て適用した液晶表示装置の電気的構成を示すブロック図
である。
【図13】 従来の昇圧回路の構成を示す回路図であ
る。
【図14】 同昇圧回路において、4倍昇圧時における
制御信号を示すタイミングチャートである。
【図15】 同昇圧回路において4倍昇圧時の動作説明
図である。
【図16】 従来の昇圧回路における16倍昇圧時の動
作説明図である。
【符号の説明】
100……電源回路 110……電圧検出回路 120……昇圧制御回路 C1〜C4……補助コンデンサ Cout……出力コンデンサ Q2〜Q15……トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 3/07 H02J 1/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の蓄素子と、 第2の蓄素子と、 前記第1の蓄素子の一方の端子と所定の電位を有する
    第1のラインとの間に接続される第1の接続手段と、 前記第1の蓄電素子の他方の端子と第2のラインとの間
    に接続される第2の接続手段と、 前記第1の蓄電素子の一方の端子と前記第1のラインと
    は異なる電位を有する第2のラインとの間に接続される
    第3の接続手段と、 前記第2の蓄素子の一方の端子と前記第1の蓄素子
    の他方の端子の間に接続される第4の接続手段と、 前記第2の蓄電素子の他方の端子と前記第1の蓄素子
    の他方の端子との間に接続される第5の接続手段と、 前記第2の蓄電素子の一方の端子と前記第1のラインと
    の間に接続される第6の接続手段と、 出力ラインと前記第2の蓄電素子の他方の端子との間に
    接続される第7の接続手段とを有し、 前記第1乃至第7の接続手段は、 第1の過程において、第1の蓄電素子における一方の端
    子を、所定の電位を有する第1のラインに接続するとと
    もに、前記第1の蓄電素子における他方の端子を、前記
    第1のラインとは異なる電位を有する第2のラインに接
    続するよう制御され、 第2の過程において、第2の蓄電素子における一方の端
    子を前記第1のラインに接続するとともに、前記第1の
    蓄電素子における一方の端子を前記第2のラインに切り
    替え、かつ、前記第1の蓄電素子における他方の端子を
    前記第2の蓄電素子における他方の端子に切り替えて接
    続するよう制御され、 前記第2の過程と排他的に行われる第3の過程におい
    て、前記第2の蓄電素子における一方の端子を前記第1
    のラインに接続するとともに、他方の端子を前記第2の
    ラインに接続するよう制御され、 第4の過程において、前記第2の蓄電素子における一方
    の端子を前記第1の蓄電素子における他方の端子に切り
    替えるとともに、前記第2の蓄電素子における他方の端
    子を出力ラインに切り替えて接続するよう制御され、 前記第2の過程を含む昇圧動作と、前記第3の過程を含
    む昇圧動作を時分割で行うよう制御されることを特徴と
    する昇圧回路。
  2. 【請求項2】 第1の蓄電素子における一方の端子
    を、所定の電位を有する第1のラインに接続するととも
    に、前記第1の蓄電素子における他方の端子を、前記第
    1のラインとは異なる電位を有する第2のラインに接続
    する第1の過程と、 第2の蓄電素子における一方の端子を前記第1のライン
    に接続するとともに、前記第1の蓄電素子における一方
    の端子を前記第2のラインに切り替え、かつ、前記第1
    の蓄電素子における他方の端子を前記第2の蓄電素子に
    おける他方の端子に切り替えて接続する第2の過程と、 前記第2の過程と排他的に行われる、前記第2の蓄電素
    子における一方の端子を前記第1のラインに接続すると
    ともに、他方の端子を前記第2のラインに接続する第3
    の過程と、 前記第2の蓄電素子における一方の端子を前記第1の蓄
    電素子における他方の端子に切り替えるとともに、前記
    第2の蓄電素子における他方の端子を出力ラインに切り
    替えて接続する第4の過程とを有し、 前記第2の過程を含む昇圧動作と、前記第3の過程を含
    む昇圧動作を時分割で行うことを特徴とする昇圧方法。
  3. 【請求項3】 前記第2のラインの電位または前記出
    力ラインに基づく電位が所定の値より絶対値でみて小さ
    い場合に、前記第2の過程による前記第2の蓄電素子の
    接続期間を、前記第3の過程による前記第2の蓄電素子
    の接続期間よりも長くなるように制御することを特徴と
    する請求項2記載の昇圧方法。
  4. 【請求項4】 第2及び第3の過程と排他的に行わ
    れ、前記第1の蓄電素子における一方の端子が前記第2
    のラインに接続された状態で、前記第1の蓄電素子にお
    ける他方の端子を前記出力ラインに接続する第5の過程
    を有し、 前記第2または第3の過程を含む昇圧動作と、前記第5
    の過程を含む昇圧動作を時分割で行うことを特徴とする
    請求項2または3記載の昇圧方法。
  5. 【請求項5】 前記第2のラインの電位または前記出
    力ラインに基づく電位が所定の値より絶対値でみて小さ
    い場合に、前記第2または第の過程による前記第2の
    蓄電素子の接続期間を、前記第5の過程の接続期間より
    も長くなるように制御することを特徴とする請求項4記
    載の昇圧方法。
  6. 【請求項6】 前記第2のラインを前記出力ラインに
    接続する第6の過程を有し、 前記第2、第3、または第5の過程を含む昇圧動作と、
    前記第6の過程による昇圧動作を時分割で行うことを特
    徴とする請求項2または4記載の昇圧方法。
  7. 【請求項7】 前記第2のラインの電位または前記出
    力ラインに基づく電位が所定の値より絶対値でみて小さ
    い場合に、前記第2または第3の過程による前記第2の
    蓄電素子の接続期間あるいは前記第5の過程による接続
    期間を、前記第6の過程の接続期間よりも長くなるよう
    に制御することを特徴とする請求項6記載の昇圧方法。
  8. 【請求項8】 第1の蓄電素子における一方の端子
    を、所定の電位を有する第1のラインに接続するととも
    に、前記第1の蓄電素子における他方の端子を、前記第
    1のラインとは異なる電位を有する第2のラインに接続
    する第1の過程と、 第2の蓄電素子における一方の端子を前記第1のライン
    に接続するとともに、前記第1の蓄電素子における一方
    の端子を前記第2のラインに切り替え、かつ、前記第1
    の蓄電素子における他方の端子を前記第2の蓄電素子に
    おける他方の端子に切り替えて接続する第2の過程と、 第m(mは、3≦m≦nを満たす整数)の蓄電素子にお
    ける一方の端子を前記第1のラインに接続するととも
    に、前記第(m−1)の蓄電素子における一方の端子を
    前記第(m−2)の蓄電素子における他方の端子に切り
    替え、かつ、前記第(m−1)の蓄電素子における他方
    の端子を前記第mの蓄電素子における他方の端子に切り
    替えて接続する第3から第nまでの過程と、 第nの蓄電素子における一方の端子を第(n−1)の蓄
    電素子における他方の端子に切り替えるとともに、前記
    第nの蓄電素子における他方の端子を出力ラインに切り
    替えて接続する第(n+1)の過程を有する 倍の昇
    圧電圧発生工程と、 第m’(m’は、3≦m’≦n’を満たす整数)の蓄電
    素子における一方の端子を前記第1のラインに接続する
    とともに、前記第(m’−1)の蓄電素子における一方
    の端子を前記第(m’−2)の蓄電素子における他方の
    端子に切り替え、かつ、前記第(m’−1)の蓄電素子
    における他方の端子を前記第m’の蓄電素子における他
    方の端子に切り替えて接続する第3から第n’までの過
    程と、 第n’の蓄電素子における一方の端子を第(n’−1)
    の蓄電素子における他方の端子に切り替えるとともに、
    前記第nの蓄電素子における他方の端子を出力ラインに
    切り替えて接続する第(n’+1)の過程とを有する
    n’ 倍の昇圧電圧発生工程とを有し、 前記 倍の昇圧電圧発生工程と前記 n’ 倍の昇圧電
    圧発生工程とを時分割で行うことにより、 倍と
    n’ 倍の中間の昇圧電圧を発生させることを特徴とする
    昇圧方法。
  9. 【請求項9】 請求項2乃至8いずれか記載の昇圧方
    法により昇圧動作を行う電源回路を有することを特徴と
    する電子機器。
JP06521799A 1999-03-11 1999-03-11 昇圧回路、昇圧方法および電子機器 Expired - Lifetime JP3316468B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06521799A JP3316468B2 (ja) 1999-03-11 1999-03-11 昇圧回路、昇圧方法および電子機器
TW089103831A TW527500B (en) 1999-03-11 2000-03-03 Voltage booster circuit, voltage boosting method, and electronic unit
US09/520,787 US6556064B1 (en) 1999-03-11 2000-03-08 Voltage boosting circuit and method
CN00103768A CN1267120A (zh) 1999-03-11 2000-03-09 升压电路、升压方法和电子仪器
DE60023775T DE60023775T2 (de) 1999-03-11 2000-03-10 Spannungserhöhungsschaltung, Spannungserhöhungsverfahren, und elektronisches Gerät
EP00301991A EP1037367B1 (en) 1999-03-11 2000-03-10 Voltage booster circuit, voltage boosting method, and electronic unit
JP2000066564A JP3702741B2 (ja) 1999-03-11 2000-03-10 電源回路および液晶表示装置
KR1020000011995A KR100615837B1 (ko) 1999-03-11 2000-03-10 승압 회로, 승압 방법 및 전자기기

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06521799A JP3316468B2 (ja) 1999-03-11 1999-03-11 昇圧回路、昇圧方法および電子機器

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000066564A Division JP3702741B2 (ja) 1999-03-11 2000-03-10 電源回路および液晶表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000262045A JP2000262045A (ja) 2000-09-22
JP3316468B2 true JP3316468B2 (ja) 2002-08-19

Family

ID=13280537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06521799A Expired - Lifetime JP3316468B2 (ja) 1999-03-11 1999-03-11 昇圧回路、昇圧方法および電子機器

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6556064B1 (ja)
EP (1) EP1037367B1 (ja)
JP (1) JP3316468B2 (ja)
KR (1) KR100615837B1 (ja)
CN (1) CN1267120A (ja)
DE (1) DE60023775T2 (ja)
TW (1) TW527500B (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10050496B4 (de) 2000-10-11 2015-04-02 Texas Instruments Deutschland Gmbh Gleichspannungswandler
JP2004064937A (ja) * 2002-07-31 2004-02-26 Nec Corp チャージポンプ型昇圧回路
US7113021B2 (en) * 2002-08-28 2006-09-26 Koninklijke Philips Electronics N.V. Voltage doubler circuit
US6861894B2 (en) * 2002-09-27 2005-03-01 Sandisk Corporation Charge pump with Fibonacci number multiplication
US6985024B2 (en) * 2003-08-21 2006-01-10 Analog Devices, Inc. Voltage multiplier
JP3846478B2 (ja) 2004-01-15 2006-11-15 セイコーエプソン株式会社 昇圧回路、電源回路及び液晶駆動装置
JP3841083B2 (ja) * 2004-01-20 2006-11-01 セイコーエプソン株式会社 昇圧回路、電源回路及び液晶駆動装置
JP4352937B2 (ja) * 2004-03-03 2009-10-28 セイコーエプソン株式会社 電源回路、電気光学装置および電子機器
JP2004248497A (ja) * 2004-03-08 2004-09-02 Seiko Epson Corp 電源回路、液晶装置及び電子機器
JP3904579B2 (ja) 2004-12-03 2007-04-11 ローム株式会社 電源装置およびそれを用いた発光装置、電子機器
JP4024814B2 (ja) * 2005-02-24 2007-12-19 シャープ株式会社 チャージポンプ方式dc/dcコンバータ回路
US20060250177A1 (en) * 2005-05-09 2006-11-09 Thorp Tyler J Methods and apparatus for dynamically reconfiguring a charge pump during output transients
US7557641B2 (en) * 2005-11-01 2009-07-07 Catalyst Semiconductor, Inc. Fractional charge pump for step-down DC-DC converter
US7236046B2 (en) * 2005-11-01 2007-06-26 Catalyst Semiconductor, Inc. LED bias current control using adaptive fractional charge pump
US7602232B2 (en) * 2005-11-01 2009-10-13 Semiconductor Components Industries, L.L.C. Programmable fractional charge pump for DC-DC converter
JP2007259519A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Rohm Co Ltd チャージポンプ回路、lcdドライバic、液晶表示装置
JP2008125145A (ja) * 2006-11-08 2008-05-29 Mcm Japan Kk 昇圧回路及び降圧回路
JP2008125269A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Mcm Japan Kk 昇圧回路及び降圧回路
DE102006060011A1 (de) * 2006-12-19 2008-07-03 Austriamicrosystems Ag Spannungskonverter und Verfahren zur Spannungskonversion
US8068356B2 (en) * 2008-05-28 2011-11-29 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Low power one-shot boost circuit
JP5600881B2 (ja) * 2009-03-06 2014-10-08 セイコーエプソン株式会社 Dc−dcコンバータ回路、電気光学装置及び電子機器
JP2011083141A (ja) * 2009-10-08 2011-04-21 Renesas Electronics Corp 昇圧電源回路
KR101315143B1 (ko) * 2012-08-22 2013-10-14 전북대학교산학협력단 높은 승압 비를 갖는 고효율 dc/dc 컨버터
US8693224B1 (en) * 2012-11-26 2014-04-08 Arctic Sand Technologies Inc. Pump capacitor configuration for switched capacitor circuits
JP5995940B2 (ja) * 2014-11-13 2016-09-21 ラピスセミコンダクタ株式会社 昇圧方法
US10396776B2 (en) 2017-06-29 2019-08-27 Apple Inc. Drive voltage booster
KR20200137388A (ko) * 2019-05-30 2020-12-09 삼성전자주식회사 부스트 컨버터 및 부스트 컨버터에 적용되는 셀

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1364618A (en) 1971-12-03 1974-08-21 Seiko Instr & Electronics Voltage boosters
JPS62277066A (ja) * 1986-05-23 1987-12-01 Nec Corp 倍電圧器
US4797899A (en) 1986-12-15 1989-01-10 Maxim Integrated Products, Inc. Integrated dual charge pump power supply including power down feature and rs-232 transmitter/receiver
US5051882A (en) 1989-01-27 1991-09-24 Teledyne Industries Three reservoir capacitor charge pump circuit
GB2245112A (en) * 1990-06-13 1991-12-18 Philips Electronic Associated Dc/dc voltage multiplier.
JP2963914B2 (ja) 1990-08-05 1999-10-18 新日本無線株式会社 昇圧回路
DE69205885T2 (de) * 1991-05-15 1996-06-13 Matsushita Electric Works Ltd Apparat für den Betrieb von Entladungslampen.
JPH06327236A (ja) 1991-11-01 1994-11-25 Seiko Epson Corp 昇圧方法
JPH05268763A (ja) 1992-03-17 1993-10-15 Nec Corp Dc/dcコンバータ回路およびそれを用いたrs−232インタフェース回路
JPH05336734A (ja) * 1992-03-30 1993-12-17 Sumitomo Metal Ind Ltd Dc−dcコンバータ
JPH0828965B2 (ja) * 1992-09-02 1996-03-21 日本電気株式会社 電圧変換回路
US5606491A (en) * 1995-06-05 1997-02-25 Analog Devices, Inc. Multiplying and inverting charge pump
JPH09312968A (ja) 1996-05-22 1997-12-02 Nec Corp チャージポンプ回路
US5668710A (en) * 1996-07-03 1997-09-16 Telcom Semiconductor, Inc. Charge pump circuit having independent inverted and non-inverted terminals
JP2000047624A (ja) * 1998-07-27 2000-02-18 Denso Corp 表示装置用駆動回路
JP2000262044A (ja) * 1999-03-09 2000-09-22 Mitsubishi Electric Corp 半導体集積回路装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6556064B1 (en) 2003-04-29
EP1037367B1 (en) 2005-11-09
KR100615837B1 (ko) 2006-08-25
EP1037367A2 (en) 2000-09-20
CN1267120A (zh) 2000-09-20
DE60023775T2 (de) 2006-06-29
KR20010014560A (ko) 2001-02-26
EP1037367A3 (en) 2000-11-02
JP2000262045A (ja) 2000-09-22
DE60023775D1 (de) 2005-12-15
TW527500B (en) 2003-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3316468B2 (ja) 昇圧回路、昇圧方法および電子機器
US6960955B2 (en) Charge pump-type booster circuit
US6717458B1 (en) Method and apparatus for a DC-DC charge pump voltage converter-regulator circuit
WO2006043479A1 (ja) スイッチング電源装置およびそれを用いた電子機器
US20050007184A1 (en) Booster circuit, semiconductor device, and display device
US7072193B2 (en) Integrated charge pump DC/DC conversion circuits using thin film transistors
KR20080036607A (ko) 차지 펌프 회로, lcd 드라이버 ic, 및 전자 기기
WO2014101077A1 (zh) Lcd驱动电路的dc/dc模块
JP2006246598A (ja) Dc−dcコンバータ、dc−dcコンバータ制御装置、電源装置、電子装置及びdc−dcコンバータ制御方法
US6753623B2 (en) Switched capacitor array circuits having universal rest state and method
JP2000166220A (ja) 電源回路それを用いた表示装置及び電子機器
JPH10319368A (ja) 表示パネルの駆動装置
US20070063762A1 (en) Semiconductor device with charge pump booster circuit
JP2005012944A (ja) 昇圧クロック生成回路及び半導体装置
US20050012542A1 (en) Power supply
US10152937B2 (en) Semiconductor device, power supply circuit, and liquid crystal display device
JPH08205524A (ja) 電圧変換装置
US7088356B2 (en) Power source circuit
US7538763B2 (en) Semiconductor device and display device
JP5178232B2 (ja) 電源回路
JP3702741B2 (ja) 電源回路および液晶表示装置
KR102623007B1 (ko) 다중 위상을 갖는 3-레벨 dc-dc 컨버터
CN113824315A (zh) 电源生成电路及显示装置
US20100091002A1 (en) Switching circuit, DC-DC converter and display driver integrated circuit including the same
US20220416661A1 (en) Simbo buck-boost inverting converter and control method thereof

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010109

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090607

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100607

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110607

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110607

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120607

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130607

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130607

Year of fee payment: 11

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term