JP3316189B2 - くつ下 - Google Patents

くつ下

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JP3316189B2
JP3316189B2 JP32087498A JP32087498A JP3316189B2 JP 3316189 B2 JP3316189 B2 JP 3316189B2 JP 32087498 A JP32087498 A JP 32087498A JP 32087498 A JP32087498 A JP 32087498A JP 3316189 B2 JP3316189 B2 JP 3316189B2
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勤 原田
進 武田
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武田レッグウェアー株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はくつ下に関し、更に
詳細にはくつ下編機によって筒編して得たくつ下に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的に、図4に示すくつ下10は、足
の入口部から爪先部12の方向に筒編した後、くつ下状
の筒編部11の甲部に形成された開口部の端部を逢着す
ることによって得ることができる。この開口部を逢着し
た部分を図4においては、逢着部14として示す。図4
に示すくつ下10は、工業的にはくつ下編機、例えば複
数本の編針が周囲に配設された針釜を一定方向に回転し
て編み立てる回転動作と、この針釜を正逆方向に交互に
回動して編み立てる回動動作とを併せ持つ丸編機を用い
て製編される。かかる編針は、図6(a)に示す様に、
先端部に設けられた鉤部52を一端部で開閉するベラ5
4の他端部が、鉤部52の首部に設けられた釘56に回
動自在に軸着されているものである。また、針釜は、図
6(b)に示す様に、筒状部材62の外周面に複数本の
縦溝64、46・・が形成され、この縦溝64の各々に
図6(a)に示す編針50が上下動可能に挿入されてい
るものである。この針釜60を一定方向に回転させると
き、所定箇所で編針50が順次持ち上げられて編み立て
動作を行う。
【0003】図6に示す編針50と針釜60とを具備す
る丸編機によって製編される従来のくつ下の爪先部は、
図5に示す手順によって製編される。先ず、針釜50を
一定方向に回転させて所定長さの筒編部11を編み立て
た後、針釜60を回動させてくつ下100の爪先部10
2を編み立てる。この爪先部102を編み立てる際に
は、くつ下の足裏側100aを示す図5(c)のAB位
置まで編み立てた後、針釜60を正逆方向に回動させつ
つ編み立てに関与する編針50の針数(以下、編み立て
に関与する針数と称することがある)を順次減少させて
CD位置まで編み立てる。引き続き、図5に示すCD位
置まで編み立て後、くつ下の甲部側100bを示す図5
(a)のAB位置まで、針釜60を正逆方向に回動させ
つつ編み立てに関与する針数を順次増加させて編み立て
ることによって、爪先部102を形成できる。
【0004】更に、図5(a)に示すAB位置まで編み
立てた後、針釜60の編み立てに関与する針数を所定本
数に保持しつつ、くつ下状の筒編部11の甲部側100
bに形成された開口部まで製編し逢着部14とする。こ
こで、爪先部12の足裏側100aと甲部側100bと
の端縁には、各側を形成するループの一部が互いに絡み
合わされて成る連結線AC、BDが形成されている。こ
の連結線AC、BDは、針釜60が正方向又は逆方向に
回動した際の回動端でもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5に示すくつ下10
0は、丸編機の針釜60を正逆方向に回動させつつ編み
立てに関与する針数を順次増減させて爪先部102を編
み立てる際に、針数の増減は実質的に同数であるため、
丸編機の編み立て方向はくつ下の中心線方向で一定して
いる。従って、得られたくつ下100の爪先部102
は、図5(a)、図5(c)に示す様に、左右対称形に
形成され、且つ爪先部102の先端側から見た図である
図5Bに示す様に、略同一厚さに形成される。このた
め、図5に示すくつ下100は、左右どちらの足にも履
くことができる。
【0006】しかし、一般的に、人の足は親指が他の指
よりも太く且つ足の最先端の位置は親指側に位置する非
対称形である。このため、図5に示す左右対称形で且つ
親指側と小指側とが略同一厚さのくつ下100を非対称
形の人の足に履くと、親指によってくつ下地が引っ張ら
れて親指側に圧迫感がある。特に、親指に力が加えられ
るスポーツ等においては、競技中に親指に痛みを感ずる
こともある。更に、親指によってくつ下地が引っ張られ
るため、小指側のくつ下地も引っ張られ、小指側にも圧
迫感が感じられる。この様に、親指によって引っ張られ
た状態で靴の内側面で擦られる親指側のくつ下地は傷み
易くなる。また、通常、逢着部14は爪先寄りに位置
し、くつ下を着用したとき、逢着部14は足指先と足指
の付け根との間に位置し、逢着部14に擦られて足指の
甲部表面に水腫(まめ)を作り易くなることがあり、且
つ外観上も改善が求められている。そこで、本発明の課
題は、人の足の形状に可及的に近似し、着用した際に、
親指側に圧迫感等を与えることを防止し得るくつ下を
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前記課題を
解決すべく検討を重ねた結果、親指が他の指よりも太い
人の足の形状に、くつ下の爪先部の形状が近似するよう
に、くつ下を履いたとき、親指が挿入される爪先部の親
指側に、厚みを増加する厚み増加用編立部分を偏って編
み込むことによって、親指に対する圧迫感を緩和できる
ことを知り、本発明に到達した。すなわち、本発明は、
くつ下編機によって筒編して得たくつ下が、その爪先部
における最先端位置が親指側に偏って位置する非対称形
であって、該くつ下の爪先部の形状が、親指が他の指よ
りも太い人の足の形状に近似するように、前記爪先部の
小指側よりも親指側の厚みを増加する厚み増加用編立部
分が、前記爪先部の先端部で且つ親指側に偏って編み込
まれ、且つ前記厚み増加用編立部分の親指側の面積が拡
大するように、前記厚み増加用編立部分を爪先部の親指
側の側面から見たとき、厚み増加用編立部分の端縁が実
質的にV字状に形成されていることを特徴とするくつ下
にある。かかる本発明において、くつ下の爪先部に編み
込まれた厚み増加用編立部分によって、爪先部の先端部
及び親指側の側面部を形成することにより、くつ下を履
いたとき、親指に対する圧迫感を更に緩和できる。ま
、くつ下の爪先部に編み込まれた厚み増加用編立部分
の親指側の面積が拡大するように、前記増加用編立部分
を爪先部の親指側の側面から見たとき、厚み増加用編立
部分の端縁を実質的にV字状に形成すると共に、前記V
字状の端縁の途中を、厚み増加用編立部分の面積を拡大
する方向に曲折することによって、くつ下の爪先部の最
先端位置を変更することなく厚み増加用編立部分の面積
を拡大できる。
【0008】また、本発明は、くつ下編機によって筒編
して得たくつ下が、その爪先部が親指部と他の指部とに
分割されて成る足袋様のくつ下であって、該くつ下の爪
先部の形状が、親指が他の指よりも太い人の足の形状に
近似するように、前記くつ下の親指部の先端部には、親
指部の厚みを増加する厚み増加用編立部分が編み込まれ
ていると共に、前記くつ下の他の指部にも、他の指部の
厚みを増加する厚み増加用編立部分が、他の指部の先端
部で且つ分割部側に偏って編み込まれ、前記爪先部の親
指部の両側面の各々から見た、前記親指部の厚み増加用
編立部分の端縁がV字状に形成されていると共に、前記
他の指部の分割部側の側面から見た、前記分割部側の厚
み増加用編立部分の端縁がV字状に形成されていること
を特徴とするくつ下にある。かかる本発明に係る足袋様
のくつ下において、爪先部の親指部に編み込んだ厚み増
加用編立部分によって、親指部の先端部及び両側面部を
形成し、爪先部の他の指部に編み込んだ厚み増加用編立
部分によって、他の指部の先端部及び分割部側の側面部
を形成することにより、足袋様のくつ下を履いたとき、
親指や他の指に対する圧迫感を更に緩和できる。
【0009】従来のくつ下は、図5(a)〜図5(b)
に示す如く、左右対称形に形成され、且つ親指が挿入さ
れる親指側と小指が挿入される小指側とが略同一厚さに
形成された爪先部を具備するくつ下である。このくつ下
を、親指が他の指よりも太い非対称形の人の足に履く
と、親指によってくつ下の爪先部が延ばされ、人の足の
形状にくつ下が倣される。このため、くつ下を履いたと
き、くつ下の爪先部によって親指は他の指方向に押圧さ
れて圧迫感を感じ、同時に小指も親指方向に押圧されて
圧迫感を感ずる。
【0010】この点、本発明では、くつ下の爪先部の形
状が、親指が他の指よりも太い人の足の形状に近似する
ように、爪先部の小指側よりも親指側の厚みを増加する
厚み増加用編立部分を、爪先部の先端部で且つ親指側に
偏って形成し、爪先部の最先端位置を親指側に偏らせて
いる。このため、本発明に係るくつ下は、人の足に可及
的に倣った形状とすることができる結果、くつ下を履い
たとき、くつ下の爪先部によって、親指を他の指方向に
押圧する押圧力を可及的に減少でき、親指及び小指に対
する圧迫感を減少できる。また、本発明に係る足袋様の
くつ下においても、くつ下の爪先部の形状が、親指が他
の指よりも太い人の足の形状に近似するように、この
つ下の親指部の先端部には、親指部の厚みを増加する厚
み増加用編立部分を編み込み、且つくつ下の他の指部に
も、他の指部の厚みを増加する厚み増加用編立部分を
他の指部の先端部で且つ分割部側に偏って編み込んで
る。このため、人の足の親指形状等にくつ下の親指部等
を可及的に倣って形成できる結果、足袋様のくつ下を履
いたとき、親指等に対するくつ下からの圧迫感を減少で
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係るくつ下の一例は、図
4に示すくつ下10と略同一形状であり、図1に左足用
のくつ下10の爪先部12を示す。図1(a)はくつ下
10の甲部側10bから見た図であり、図1(b)は爪
先部12の先端側から見た図である。また、図1(c)
はくつ下10の足裏側10aから見た図である。図1に
示すくつ下10の爪先部12において、図面に示す爪先
部12の左側部は親指が挿入される親指側16であり、
図面に示す爪先部12の右側部は小指が挿入される小指
側18である。図1(a)(c)に示す様に、図1に示
すくつ下10は、爪先部12の最先端位置Gが中心線X
よりも親指側16に偏って位置する非対称形のくつ下1
0である。この形状は、人の足の形状に倣っているもの
である。
【0012】また、図1に示す爪先部12は、図1
(b)と従来のくつ下100の爪先部102の先端部を
示す図5(b)との比較から明らかな様に、爪先部12
の厚みを増加する厚み増加用編立部分20a、20bが
余分に編み込まれていると共に、厚み増加用編立部分2
0a、20bが爪先部12の親指側16に偏って編み込
まれている。このため、爪先部12の親指側16の厚み
を小指側18の厚みよりも厚くでき、小指よりも親指が
太い人の足の形状に近似させることができる。図1に示
すくつ下10の爪先部12は、図1(a)(b)に示す
様に、厚み増加用編立部分20a、20bは爪先部12
の先端部及び親指側16の側面部を形成するため、親指
側に更なる余裕を与えることができ、くつ下を履いたと
き、親指及び小指の圧迫感を更に緩和できる。更に、爪
先部12の親指側16の側面〔図1(b)の矢印AAの
方向〕から見た厚み増加用編立部分20a、20bの端
縁HJ、HMをV字状とすることにより、後述するくつ
下の製造方法によって容易に厚み増加用編立部分20
a、20bを形成できる。
【0013】図1に示すくつ下10は、爪先部12の厚
みを増加する厚み増加用編立部分20a、20bを親指
側16に偏って編み込むように、くつ下編機の編み立て
方向を親指側16の方向にシフトさせて製編することに
よって得ることができる。かかるくつ下編機として汎用
されている丸編機、すなわち複数本の編針〔図6(a)
に示す編針50と同一編針〕が周囲に配設された針釜
〔図6(b)に示す針釜60と同一針釜〕を一定方向に
回転して編み立てる回転動作と、この針釜を正逆方向に
交互に回動して編み立てる回動動作とを併せ持つ丸編機
によって、図1に示すくつ下10を製編する例を説明す
る。
【0014】先ず、針釜を一定方向に回転させて所定長
さの筒編部11(図4)を編み立てた後、針釜を正逆方
向に交互に回動させ、編み立てに関与する編針の針数を
増減させることによってくつ下の爪先部12を編み立て
る。かかる針数の増減は、正逆方向に回動する針釜が回
動方向を変更する際に行う。図1に示す爪先部12を編
み立てる際には、くつ下の足裏側10bを示す図1
(c)のHI位置まで編み立てた後、編み立てに関与す
る編針の針数(以下、単に針数と称することがある)を
順次減少させてJK位置まで編み立てる。この場合、針
釜が正方向に回動した際の針数の減少数と、逆方向に回
動した際の針数の減少数とが実質的に同数である。更
に、JK位置まで編み立てた後、J位置側に針釜が回動
する際に、針数を順次増加させてH位置まで編み立てる
と同時に、K位置側に針釜が回動する際に、針数を順次
減少させてL位置側まで編み立てることによって、編み
立て方向をくつ下の親指側16の方向にシフトさせつつ
編み立てることができる。その結果、爪先部12の足裏
側10aに、厚み増加用編立部分20aを親指側16に
偏って編み込むことができる。
【0015】次いで、H位置側に針釜が回動する際に、
針数を増加させてM位置まで編み立てると同時に、L位
置側に針釜が回動する際に、針数を減少させてK位置側
まで編み立てることによって、編み立て方向をくつ下の
親指側16の方向にシフトさせつつ編み立てることがで
きる。その結果、甲部側10bに厚み増加用編立部分2
0bを親指側16に偏って編み込むことができる。この
厚み増加用編立部分20a、20bは一体化されてい
る。この様に、MK位置まで編み立てた後、針数を順次
増加させてHI位置まで編み立てることによって爪先部
12を形成できる。この場合、針釜が正方向に回動した
際の針数の増加数と、逆方向に回動した際の針数の増加
数とが実質的に同数である。
【0016】更に、HI位置まで編み立てた後、針数を
所定本数に保持しつつ、くつ下の甲部側10bに形成さ
れた最終端となる開口部まで製編し逢着部14とする。
ここで、爪先部12を形成する部分の各端縁には、各部
分の縁部を形成するループの一部が互いに絡み合わされ
て連結されて成る連結線HJ、IK、KL、HMが形成
されている。この連結線HJ、IK、KL、HMは、針
釜が正方向又は逆方向に回動した際の回動端でもある。
かかる連結線のうち連結線HJ、HMは、親指側16の
側面部を形成する厚み増加用編立部分20a、20bの
端縁であり、図1においては、爪先部12の親指側16
の側面〔図1(b)の矢印AAの方向〕から見たときV
字状である。尚、これまでの図1の説明において言う
「実質的に同数」とは、針釜が正方向に回動した際の針
数の減少数又は増加数と、逆方向に回動した際の針数の
減少数と増加数との間に、編み立てに関与する編針の針
数の約10%程度が相違してもよいことを意味する。
【0017】図1に示すくつ下10の爪先部12におい
て、先端位置Gを親指側16に偏って位置させつつ、厚
み増加用編立部分20a、20bの親指側16の面積を
増大すべく、親指側16の側面部を形成する厚み増加用
編立部分20a、20bの端縁を形成する連結線HJ、
HMの挟角を大にするほど、連結線HJ又は連結線IK
と、H位置とI位置とを結ぶ直線HIとの各傾斜角αが
小さくなり、爪先部12の幅(最先端Gと直線HIとの
間隔)が狭くなる傾向にある。この点、図2に示す編立
て方法によれば、爪先部12の先端位置Gを親指側16
に偏って位置させつつ、爪先部12の幅を一定に保持し
て厚み増加用編立部分の親指側16の面積を拡大でき
る。
【0018】図2には、左足用のくつ下10の爪先部1
2を示し、図2(a)はくつ下10の甲部側10bから
見た図であり、図2(b)は爪先部12の先端側から見
た図である。また、図2(c)はくつ下10の足裏側1
0aから見た図である。図2に示すくつ下もくつ下編機
によって製編でき、丸編機を用いて図2に示すくつ下を
製編する例について説明する。先ず、丸編機の針釜を一
定方向に回転させて所定長さの筒編部を編み立てた後、
針釜を正逆方向に回動させつつ針数を増減して爪先部1
2を編み立てる。この際に、図2(c)に示すNO位置
まで編み立てた後、針数を順次減少させつつ、針数の減
少数割合が変更される変曲点N′、O′を通りPQ位置
まで編み立てる。この針数の正逆方向の減少数は実質的
に同数である。
【0019】更に、PQ位置まで編み立てた後、針数を
順次増加させて変曲点N′O′の位置まで編み立てる。
その後、針数を順次減少させてTS位置まで編み立て
る。変曲点N′O′からTS位置までの針数の正逆方向
の減少数は実質的に同数であるが、その減少割合は変曲
点N′、O′からPQ位置まで編み立てる際の針数の減
少割合よりも少割合である。次いで、TS位置まで編み
立てた後、T位置側に針釜が回動する際に針数を増加さ
せて変曲点N′を通りN位置まで編み立てると同時に、
S位置側に針釜が回動する際に針数を減少させてU位置
まで編み立てることによって、編み立て方向をくつ下の
親指側16の方向にシフトさせつつ編み立てることがで
きる。その結果、爪先部12の足裏側10aに厚み増加
用編立部分20aを、親指側16に偏って編み込むこと
ができる。ここで、変曲点N′において、T位置側に針
釜が回動する際の針数の増加割合が変更される。
【0020】引き続いて、UN位置まで編み立てた後、
N位置側に針釜が回動する際に針数を減少させて変曲点
V′を通りV位置まで編み立てると同時に、U位置側に
針釜が回動する際に針数を増加させてS位置まで編み立
てることによって、編み立て方向をくつ下の親指側16
の方向にシフトさせつつ編み立てることができる。その
結果、甲部側10bに厚み増加用編立部分20bを親指
側16に偏って編み込むことができる。ここで、変曲点
V′において、N位置側に針釜が回動する際の針数の減
少割合が変更される。この厚み増加用編立部分20a、
20bは一体化されている。この様に、VS位置まで編
み立てた後、変曲点V′、O′の位置まで針数を順次増
加させて編み立てた後、針数を減少させてWY位置まで
編み立て、更に針数を増加させてNO位置まで編み立て
ることによって爪先部12を形成できる。VS位置から
NO位置までの正逆方向の針数の増減数は実質的に同数
であるが、変曲点V′、O′において、針数の増加割合
又は減少割合が変更される。
【0021】更に、NO位置まで編み立てた後、針数を
所定本数に保持し、くつ下の甲部側10bに形成された
最終端となる開口部まで製編して逢着部14とする。こ
こで、爪先部12を形成する部分の各端縁には、各部分
の縁部を形成するループの一部が互いに絡み合わされて
連結されて成る連結線NP、OQ、NT、OS、SU、
VN、WN、YOが形成されている。かかる連結線は、
針釜が正方向又は逆方向に回動した際の回動端でもあ
る。これらの連結線のうち連結線NT、VNは、親指側
16の側面部を形成する厚み増加用編立部分20a、2
0bの端縁であって、親指側16の側面〔図2(b)の
矢印AA方向〕から見たとき略V字状である。
【0022】また、厚み増加用編立部分20a、20b
の端縁を形成する連結線NT、VNは、変曲点N′V′
によって外方に曲折されているため、図1に示す方法に
よって形成した厚み増加用編立部分20a′、20b′
〔図2Bにおいて、一点鎖線で囲む部分〕に比較して、
厚み増加用編立部分20a、20bの面積を親指側16
に偏って広く形成できる。このため、図2に示すくつ下
10を履いたとき、親指に対する圧迫感を更に一層軽減
できる。尚、これまでの図2の説明における「実質的に
同数」とは、針釜が正方向に回動した際の針数の減少数
又は増加数と、逆方向に回動した際の針数の減少数又は
増加数との間に、編み立てに関与する編針の針数の約1
0%程度が相違してもよいことを意味する。
【0023】ところで、くつ下には、爪先部が親指部と
他の指部とに分割されて成る足袋様のくつ下がある。か
かる足袋様のくつ下にも本発明を適用できる。本発明に
係る足袋様のくつ下の一例を図3に示す。図3には、右
足用の足袋様くつ下30の爪先部を示す。図3におい
て、図3(a)は足袋様くつ下30の甲部側30bから
見た図であり、図3(b)は爪先部の先端側から見た図
である。また、図3(c)は足袋様くつ下30の足裏側
30aから見た図である。図3に示す足袋様くつ下30
は、その爪先部が分割部36によって親指部32と他の
指部34とに分割されている。この親指部32には、親
指部32の厚みを増加する厚み増加用編立部分32a、
32bが編み込まれ、且つ他の指部34にも、他の指部
34の厚みを増加する厚み増加用編立部分34a、34
bが、分割部36側に偏って編み込まれている。
【0024】このため、人の足の親指及び他の指部形状
等に足袋様くつ下30の親指部32及びその指部34を
可及的に倣って形成でき、足袋様くつ下30を履いたと
き、親指等に対するくつ下からの圧迫感を減少できる。
図3に示す足袋様くつ下30は、親指部32に編み込ま
れた厚み増加用編立部分32a、32bによって、親指
部32の先端部及び両側面部を形成し、且つ他の指部3
4に編み込まれた厚み増加用編立部分34a、34bに
よって、他の指部34の先端部及び分割部側の側面部を
形成するため、足袋様くつ下30を履いたとき、親指等
に対するくつ下からの圧迫感を更に減少できる。また、
親指部32の両側面の各々〔図3(b)に示す矢印B
B、BBの各方向〕から見た厚み増加用編立部分32
a、32bの端縁をV字状とし、且つ他の指部34の分
割部36側の側面〔図3(b)に示す矢印CCの方向〕
から見た厚み増加用編立部分34a、34bの端縁をV
字状とすることによって、後述する丸編機を用いた製造
方法によって足袋様くつ下30を容易に製造できる。
【0025】図3に示す足袋様くつ下30もくつ下編機
によって製編でき、丸編機を用いて図3に示すくつ下を
製編する例について説明する。図3に示す足袋様のくつ
下30は、針釜を一定方向に回転させて所定長さの筒状
部11(図4)を編み立てた後、針釜を正逆方向に交互
に回動させて親指部32と他の指部34とを個別に編み
立てることによって得ることができる。以下、親指部3
2を編み立てた後、他の指部34を編み立てる足袋様く
つ下30の製造方法について説明する。図3(c)にお
いて、針釜を一定方向に回転させて所定長さの筒編部1
1を製編してA1 2 位置まで編み立てた後、A2 位置
からA3 位置まで編み得る針数に減少して親指部32を
編製する。この様に、針数を減少させた針釜を正逆方向
に回動させつつ、針数を順次減少させてA4 5 位置ま
で編み立てる。この際の針数の正逆方向の減少数は実質
的に同数である。更に、A4 5 位置まで編み立てた
後、針数を順次減少させつつA6 7 位置まで編み立て
る。このA4 5 位置からA6 7 位置までの針数の正
逆方向の減少数は実質的に同数であるが、A3 2 位置
からA4 5 位置まで編み立てる際の針数の減少割合よ
りも高い割合で針数を減少させる。
【0026】A6 7 位置まで編み立てた後、針数を順
次増加しつつA4 5 位置まで編み立てる。かかる編み
立てによって、足裏側30aの厚み増加用編立部分32
aを形成できる。A4 5 位置まで編み立てた後、引き
続き針数を順次減少しつつA8 9 位置まで編み立てる
ことによって、甲部側30bの厚み増加用編立部分32
bを形成できる。この様にして編み立てられた厚み増加
用編立部分32a、32bは一体化されている。更に、
8 9 位置まで編み立てた後、針数を順次増加しつつ
4 5 位置まで編み立てる。その後、針数を順次増加
しつつA3 2 位置まで編み立てることによって、親指
部32を形成できる。A8 9 位置からA3 2 位置ま
での編み立ての際に、A8 9 位置からA4 5 位置ま
での針数の増加割合は、A4 5位置からA3 2 位置
までの針数の増加割合よりも高い。
【0027】次いで、針釜の針数を図3(c)に示すA
1 位置からA3 位置まで編み得る針数に調整し、他の指
部34を製編する。このように針数を調整した針釜を正
逆方向に回動させつつ、針数を順次減少させてB2 3
位置まで編み立て、更に針数を順次減少させつつB4
5 位置まで編み立てる。このB2 3 位置からB4 5
位置までの針数の正逆方向の減少数は実質的に同数であ
るが、A1 3 位置からB2 3 位置まで編み立てる際
の針数の減少割合よりも高い割合で針数を減少させる。
この際の針数の正逆方向の減少数は実質的に同数であ
る。更に、B4 5 位置まで編み立てた後、B5 位置側
に針釜が回動する際に針数を増加させてB3 位置まで編
み立てると同時に、B4 位置側に針釜が回動する際に針
数を減少させてB6 位置まで編み立てることにより、編
み立て方向を分割部36側の方向にシフトさせて編み立
てることができる。その結果、足裏側30aに厚み増加
用編立部分34aを分割部36側に偏って編み込むこと
ができる。
【0028】B3 6 位置まで編み立てた後、B6 位置
側に針釜が回動する際に針数を減少させてB7 位置まで
編み立てると同時に、B6 位置側に針釜が回動する際に
針数を増加させてB4 位置まで編み立てることによっ
て、編み立て方向を分割部36側の方向にシフトさせつ
つ編み立てる。その結果、甲部側30bに厚み増加用編
立部分34bを分割部36の方向に偏って編み込むこと
ができる。この厚み増加用編立部分34a、34bは一
体化されている。更に、甲部側30bのA1 3 2
で編み立てた後、針数を所定本数に保持しつつ、甲部側
30bに形成された最終端となる開口部まで製編し逢着
部14とする。ここで、親指部32及び他の指部34を
形成する部分の各端縁には、各部分の縁部を形成するル
ープの一部が互いに絡み合わされて連結されて成る連結
線が形成されている。この連結線は、針釜が正方向又は
逆方向に回動した際の回動端でもある。
【0029】かかる連結線のうち連結線A5 6 、A5
8 、A4 7 、A4 9 、B3 5 、B3 7 は、親
指部32及び他の指部34の側面部を形成する厚み増加
用編立部分32a、32b、34a、34bの端縁であ
って、親指部32の両側面の各々から見たときV字状で
あり、且つ他の指部34の分割部36側〔図3(b)の
矢印CC方向〕から見たときV字状である。尚、これま
での図3の説明における「実質的に同数」とは、針釜が
正方向に回動した際の針数の減少数又は増加数と、逆方
向に回動した際の針数の減少数又は増加数との間に、編
み立てに関与する編針の針数の約10%程度が相違して
もよいことを意味する。
【0030】以上の説明においては、足袋様くつ下30
を親指部32から製編する場合について述べてきたが、
他の指部34から製編してもよい。これまでの説明にお
いて、くつ下編機として、丸編機を用いてくつ下を製編
する例について説明してきたが、横編機を用いてくつ下
を製編してもよい。また、甲部側に逢着部14を形成し
ているが、模様等の関係で足裏側に逢着部14を形成し
てもよい。更に、これまでの説明は、履いたとき、くる
ぶし程度の長さとなるソックスについて行ってきたが、
履いたとき、くるぶしを越える長さとなるロングソック
ス、太股以上の長さとなるタイツやストッキングについ
ても本発明を適用でき、踵部が形成されていないくつ下
でも本発明を適用できる。
【0031】
【発明の効果】本発明に係るくつ下によれば、くつ下を
履いたとき、くつ下の爪先部によって、親指を他の指方
向に押圧する押圧力を可及的に減少でき、親指及び小指
に対する圧迫感を減少できる。このため、親指に力が加
えられるスポーツに用いられるスポーツ用くつ下に好適
であり、親指の外反母趾や小指の外反小趾の防止にも有
効である。更に、くつ下地が親指で引っ張られた状態で
靴の内壁面で擦られることを防止できるため、くつ下の
耐久性を向上できる。また、くつ下状の筒編部の開口部
の端部を逢着した逢着部の位置を、足指の付け根近傍に
位置させることができるため、くつ下を着用したとき、
逢着部に擦られて足指の甲部に水腫(まめ)を作りこと
も防止できる。しかも、くつ下の爪先部で足指を包み込
むため、足指を付け根からサポートすることができ、且
つ着用したときの外観も良好とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るくつ下の一例を説明するための説
明図である。
【図2】本発明に係るくつ下の他の例を説明するための
説明図である。
【図3】本発明に係る足袋用のくつ下の一例を説明する
ための説明図である。
【図4】一般的なくつ下を示す正面図である。
【図5】従来のくつ下の爪先部を説明するための説明図
である。
【図6】くつ下編機の一種である丸編機に装着される編
針の正面図、及び針釜の斜視図及び部分拡大図である。
【符号の説明】
10 くつ下 10a 足裏側 10b 甲部 11 筒編部 12 爪先部 14 逢着部 16 親指側 18 小指側 20a、20b 厚み増加用編立部分 30 足袋様くつ下 32 親指部 34 他の指部 32a、32b 親指部32の厚み増加用編立部分 34a、34b 他の指部34の厚み増加用編立部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A41B 11/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 くつ下編機によって筒編して得たくつ下
    が、その爪先部における最先端位置が親指側に偏って位
    置する非対称形であって、 該くつ下の爪先部の形状が、親指が他の指よりも太い人
    の足の形状に近似するように、前記爪先部の小指側より
    も親指側の厚みを増加する厚み増加用編立部分が、前記
    爪先部の先端部で且つ親指側に偏って編み込まれ 且つ前記厚み増加用編立部分の親指側の面積が拡大する
    ように、前記厚み増加用編立部分を爪先部の親指側の側
    面から見たとき、厚み増加用編立部分の端縁が実質的に
    V字状に形成され ていることを特徴とするくつ下。
  2. 【請求項2】 くつ下の爪先部に編み込まれた厚み増加
    用編立部分が、爪先部の先端部及び親指側の側面部を形
    成する請求項1記載のくつ下。
  3. 【請求項3】 くつ下の爪先部に編み込まれた厚み増加
    用編立部分の親指側の面積が拡大するように、前記増加
    用編立部分を爪先部の親指側の側面から見たとき、厚み
    増加用編立部分の端縁が実質的にV字状に形成されてい
    と共に、 前記V字状の端縁の途中が、厚み増加用編立部分の面積
    を拡大する方向に曲折されている 請求項1又は請求項2
    記載のくつ下。
  4. 【請求項4】 くつ下編機によって筒編して得たくつ下
    が、その爪先部が親指部と他の指部とに分割されて成る
    足袋様のくつ下であって、 該くつ下の爪先部の形状が、親指が他の指よりも太い人
    の足の形状に近似するように、前記くつ下の親指部の先
    端部には、親指部の厚みを増加する厚み増加用編立部分
    が編み込まれていると共に、前記くつ下の他の指部に
    も、他の指部の厚みを増加する厚み増加用編立部分が、
    他の指部の先端部で且つ分割部側に偏って編み込まれ、 前記爪先部の親指部の両側面の各々から見た、前記親指
    部の厚み増加用編立部分の端縁がV字状に形成さている
    と共に、前記他の指部の分割部側の側面から見た、前記
    分割部側の厚み増加用編立部分の端縁がV字状に形成さ
    れていることを特徴とする くつ下。
  5. 【請求項5】 爪先部の親指部に編み込まれた厚み増加
    用編立部分によって、親指部の先端部及び両側面部が形
    成され、 且つ爪先部の他の指部に編み込まれた厚み増加用編立部
    分によって、他の指部の先端部及び分割部側の側面部が
    形成されている請求項4記載の くつ下。
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