JP3313296B2 - 荷吊上げ移動装置 - Google Patents

荷吊上げ移動装置

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JP3313296B2
JP3313296B2 JP02715197A JP2715197A JP3313296B2 JP 3313296 B2 JP3313296 B2 JP 3313296B2 JP 02715197 A JP02715197 A JP 02715197A JP 2715197 A JP2715197 A JP 2715197A JP 3313296 B2 JP3313296 B2 JP 3313296B2
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正興 中谷
省吾 辻村
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ティー・シー・エム株式会社
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  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイル等の荷を吊
り上げて目的地へ移動させるのに利用する荷吊上げ移動
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の荷吊上げ移動装置として
は、例えば実公平1−14578号公報が挙げられる。
すなわち、車両本体上に、左右一対の昇降シリンダで昇
降される昇降枠が設けられ、この昇降枠の内側には、昇
降自在なスプレッダが第一昇降索と第二昇降索とで吊持
されて設けられている。上記第一昇降索は、一端が左側
固定柱に固定され、他端が昇降枠に設けられた第一シー
ブと第三シーブとを介してスプレッダの右端部に固定さ
れている。また、上記第二昇降索は、一端が右側固定柱
に固定され、他端が昇降枠に設けられた第四シーブと第
二シーブとを介してスプレッダの左端部に固定されてい
る。
【0003】これによると、両昇降シリンダで昇降枠を
上昇させることにより、スプレッダが上昇して荷が吊り
上げられ、そして、車両本体を走行させることにより、
荷を目的地へ移動させていた。また、両昇降シリンダで
昇降枠を下降させることにより、スプレッダが下降して
荷が目的地へ下ろされた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式では、吊り上げた荷を左右方向へ横移動させる
ためには、車両本体を左右方向へ走行させる必要があ
る。このため、例えば、地上に下ろされた荷の直ぐ横隣
に別の荷を下ろす場合などにおいて、荷を下ろす位置を
左右方向へ微妙に修正するためには、車両本体をその都
度左右方向へ走行させなければならないので、非常に面
倒であり、作業効率が悪かった。
【0005】また、第一昇降索と第二昇降索との巻き上
げ量または巻き下ろし量に誤差が生じ、スプレッダが上
下に傾斜する恐れがあった。また、スプレッダを吊り上
げて車両本体を走行させた際、スプレッダが横揺れする
恐れがあった。
【0006】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、車両本体を停止させた状態で、荷を吊持するととも
に荷の横移動も可能な荷吊上げ移動装置を提供すること
を目的としたものであり、また、請求項3記載の発明
は、第1索体と第2索体との巻き上げ量または巻き下ろ
し量に誤差が生じて昇降体が上下に傾斜するのを防止す
ることを目的としたものであり、また、請求項4記載の
発明は、吊り上げられた昇降体の横揺れを防止すること
を目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、走行自
在な車両本体上に一対の縦フレームが立設され、これら
両縦フレーム間に、レール材に支持案内されて上記両縦
フレーム間を横行自在な横行体と、この横行体を横移動
させる横行駆動装置と、上記横行体に第1索体と第2索
体とで吊持されて昇降自在な昇降体とが設けられ、上記
車両本体に、上記昇降体を昇降させる一対の昇降用シリ
ンダ装置が設けられ、上記第1索体は横行体の一側部に
連結されて一側方の昇降用シリンダ装置のピストンロッ
ドの先端に設けられた一側方の昇降シーブに巻回されか
つ他側方の縦フレーム側から横行体を通って昇降体の他
側寄りに連結され、上記第2索体は横行体の他側部に連
結されて他側方の昇降用シリンダ装置のピストンロッド
の先端に設けられた他側方の昇降シーブに巻回されかつ
一側方の縦フレーム側から横行体を通って昇降体の一側
寄りに連結され、上記昇降体に、荷を保持する保持装置
が設けられ、上記横行駆動装置を停止した状態で、上記
両方の昇降用シリンダ装置のピストンロッドを出退させ
ることにより、横行体の横移動が停止した状態で、昇降
体が昇降し、上記両方の昇降用シリンダ装置のピストン
ロッドの出退を停止した状態で、上記横行駆動装置を作
動させることにより、昇降体の昇降が停止した状態で、
横行体が横移動することを特徴としたものである。
【0008】これによると、保持装置で荷を保持した
後、両方の昇降用シリンダ装置で一側方の昇降シーブと
他側方の昇降シーブとを共に下降させることにより、昇
降体が第1索体と第2索体とで吊り上げられるため、荷
は保持装置を介して吊り上げられる。その後、車両本体
を走行させて荷を目的地まで移動させることができる。
さらに、両方の昇降用シリンダ装置で一側方の昇降シー
ブと他側方の昇降シーブとを共に上昇させることによ
り、昇降体が下降するため、荷は地上に下ろされる。
【0009】また、上記のようにして荷を吊り上げた状
態で、横行駆動装置を作動させて横行体を横行させるこ
とにより、荷を両縦フレーム間で横移動させることがで
きる。これにより、荷の位置を左右方向で微妙に修正す
る場合、車両本体を停止した状態で、横行体を横行させ
荷を左右方向へ横移動させればよく、その都度車両本体
を走行させるといった手間が省けて、荷の位置修正作業
が簡単に行える。したがって、すでに地上に下ろされた
荷の直ぐ横隣に別の荷を下ろして並べるといった作業等
が容易に行え、作業効率が向上する。
【0010】さらに、請求項2記載の発明は、保持装置
は、昇降体に設けられた旋回装置によって、鉛直軸心を
中心に水平旋回することを特徴としたものである。
【0011】さらに、請求項3記載の発明は、横行体
に、第1索体と第2索体との巻上げ巻下ろしを同期させ
る同期装置が設けられていることを特徴としたものであ
る。これによると、第1索体と第2索体との巻上げ巻下
ろしを同期させることができるため、第1索体と第2索
体との巻上げ量または巻下ろし量の誤差を解消でき、し
たがって、昇降体が上下に傾斜するのを防止できる。
【0012】さらに、請求項4記載の発明は、縦フレー
ムに、横行体の移動経路の両側に位置しかつ昇降体を横
行体の移動方向に沿って案内する一対のガイド部材が設
けられ、保持装置に、上記両ガイド部材に接触して昇降
体の上記移動経路に直交する方向への横揺れを防止する
揺止部材が設けられていることを特徴としたものであ
る。
【0013】これによると、揺止部材がガイド部材に接
触することによって、昇降体が横行体の移動経路に直交
する方向へ横揺れするのを防止できる。さらに、請求項
5記載の発明は、縦フレームは、横行体の走行方向から
見て、逆V形状に形成されていることを特徴としたもの
である。
【0014】これによると、横行体の走行方向から見
て、縦フレームを逆V形状に形成することによって、門
型状の縦フレームを用いた場合に比べて、荷を吊上げた
り吊下げる際に生じる加減速による荷重に対して強度的
に強い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1〜図12に基づいて説明する。図1,図2に示すよ
うに、前後左右方向に走行自在な車両本体1は、前後方
向に長い左右一対の車両フレーム2a,2bと、これら
車両フレーム2a,2bに設けられた前後3輪の車輪
3,4,5とから構成されている。このうち前後一端と
中間部との車輪3,4は左右に転向可能であり、前後他
端の車輪5は車両本体1に設けられたエンジン6によっ
て回転駆動される。尚、上記車輪5とエンジン6とは駆
動軸7で連結されている。上記両車両フレーム2a,2
bには、側面視で逆V字状に形成された縦フレーム8
a,8bが左右方向で相対向して一対立設されている。
【0016】上記両縦フレーム8a,8bの上部間に
は、レール材10に支持案内されて左右方向へ横行自在な
横行ガータ11(横行体の一例)と、この横行ガータ11を
横行させる横行用シリンダ装置12(横行駆動装置の一
例)と、上記横行ガータ11に第1ローラチェン14(第1
索体の一例)と第2ローラチェン15(第2索体の一例)
とで吊持されて昇降自在な昇降フレーム16(昇降体の一
例)とが設けられている。図1,図3に示すように、上
記レール材10は両縦フレーム8a,8bの上端部間に前
後一対設けられており、横行ガータ11には、上記両レー
ル材10上を転動する複数(図3では前後左右4個)のロ
ーラ17が設けられている。また、上記両車両フレーム2
a,2bには、昇降フレーム16を昇降させる左右一対の
昇降用シリンダ装置18a,18bが上向きに設けられてい
る。
【0017】図3に示すように、上記第1ローラチェン
14はシングルチェンを前後一対に配したものであり、図
4に示すように、両第1ローラチェン14の一端は横行ガ
ータ11の一側部に連結され、他端は昇降フレーム16の他
側寄りに連結されている。また、両第1ローラチェン14
の中間部はそれぞれ、一側方の縦フレーム8aの上部に
設けられた前後一対の第1シーブ20と、一側方の昇降用
シリンダ装置18aのピストンロッド21aの先端に設けら
れた前後一対の第2シーブ22(一側方の昇降シーブの一
例)と、一側方の縦フレーム8aの上端部でかつ上記第
1シーブ20よりも上位外側方に位置する前後一対の第3
シーブ23と、これら第3シーブ23と同レベルで他側方の
縦フレーム8bの上端部に設けられた前後一対の第4シ
ーブ24と、上記横行ガータ11の他側寄りに設けられた前
後一対の第5シーブ25とに巻回されている。
【0018】また、図3に示すように、上記第2ローラ
チェン15は上記両第1ローラチェン14の前後間に配設さ
れたダブルチェンタイプのものであり、図5に示すよう
に、第2ローラチェン15の一端は横行ガータ11の他側部
に連結され、他端は昇降フレーム16の一側寄りに連結さ
れている。また、第2ローラチェン15の中間部は、他側
方の縦フレーム8bの上部に設けられた第6シーブ26
と、他側方の昇降用シリンダ装置18bのピストンロッド
21bの先端に設けられた第7シーブ27(他側方の昇降シ
ーブの一例)と、他側方の縦フレーム8bの上端部でか
つ上記第6シーブ26よりも上位外側方に位置する第8シ
ーブ28と、この第8シーブ28と同レベルで一側方の縦フ
レーム8aの上端部に設けられた第9シーブ29と、上記
横行ガータ11の一側寄りに設けられた第10シーブ30とに
巻回されている。上記第6シーブ26〜第10シーブ30はそ
れぞれダブルチェンに対応してダブルシーブタイプのも
のが用いられている。
【0019】尚、図6に示すように、上記第9シーブ29
は上記前後一対の第3シーブ23の前後間に設けられ、こ
れら第9シーブ29と両第3シーブ23とはそれぞれベアリ
ング31を介して一本の支軸32に回動自在に外嵌されてい
る。この一方の支軸32は取付板33を介して一側方の縦フ
レーム8aに取付けられている。
【0020】また、上記第8シーブ28は上記前後一対の
第4シーブ24の前後間に設けられ、同様に、ベアリング
(図示せず)を介して一本の支軸(図示せず)に回動自
在に外嵌されており、上記支軸(図示せず)は取付板
(図示せず)を介して他側方の縦フレーム8bに取付け
られている。
【0021】また、図7に示すように、上記前後一対の
第2シーブ22はそれぞれベアリング37を介して一本の支
軸38に回動自在に外嵌されており、上記支軸38が取付板
39を介して一側方の昇降用シリンダ装置18aのピストン
ロッド21aの先端に取付けられている。
【0022】さらに、図8に示すように、上記第7シー
ブ27はベアリング40を介して一本の支軸41に回動自在に
外嵌されており、上記支軸41が取付板42を介して他側方
の昇降用シリンダ装置18bのピストンロッド21bの先端
に取付けられている。
【0023】図1,図3に示すように、上記昇降フレー
ム16には、コイル44(荷の一例)を保持するためのリフ
タ45(保持装置の一例)が設けられている。このリフタ
45は、上記昇降フレーム16に支持されて左右方向へ出退
自在な一対の横フレーム46a,46bと、これら横フレー
ム46a,46bの先端から垂下されかつ両横フレーム46
a,46bの移動により互いに接近離間方向へ移動自在な
左右一対の保持アーム47a,47bと、これら両保持アー
ム47a,47bの下部に設けられかつコイル44の芯孔部48
に嵌脱可能なフック49a,49bと、上記各横フレーム46
a,46bにそれぞれ取付けられたラック50と、上記昇降
フレーム16に設けられて各ラック50に噛合するピニオン
52と、これらピニオン52を回転駆動させる駆動装置53と
から構成されている。
【0024】また、図2に示すように、上記車両本体1
上には、作業員が乗り込んで車両本体1の運転やコイル
44の昇降操作および横移動操作を行うキャビン51が設け
られている。
【0025】以下、上記構成における作用を説明する。
図1の仮想線で示すように、駆動装置53により両ピニオ
ン52を回転させて、両横フレーム46a,46bを昇降フレ
ーム16の両側方へ突出させ、両保持アーム47a,47bを
互いに離間する方向へ移動させる。そして、両フック49
a,49bをコイル44の芯孔部48の両外側方に位置合わせ
した後、両ピニオン52を逆回転させて、両横フレーム46
a,46bを昇降フレーム16へ退入させ、両保持アーム47
a,47bを互いに接近する方向へ移動させ、図9に示す
ように、両フック49a,49bを上記芯孔部48に嵌入す
る。
【0026】その後、図10に示すように、両昇降用シリ
ンダ装置18a,18bのピストンロッド21a,21bを退入
させて第2シーブ22と第7シーブ27とを共に下降させる
ことにより、第1ローラチェン14の第1シーブ20から第
2シーブ22までの経路Aと第2ローラチェン15の第6シ
ーブ26から第7シーブ27までの経路Bとは横行ガータ11
が横行用シリンダ装置12(図1参照)で固定されている
ため静止し、第1ローラチェン14の第2シーブ22から第
3シーブ23までの経路Cと第2ローラチェン15の第7シ
ーブ27から第8シーブ28までの経路Dとが下方へ引張ら
れるため、昇降フレーム16が第1ローラチェン14と第2
ローラチェン15とで吊り上げられ、以て、コイル44がリ
フタ45を介して吊り上げられる。
【0027】また、横行用シリンダ装置12(図1参照)
を作動させることにより、横行ガータ11を左右方向へ横
移動させて、コイル44を両縦フレーム8a,8b間で横
移動させることができる。すなわち、上記横行用シリン
ダ装置12のピストンロッド34(図1参照)を退入させる
ことにより、図11に示すように、横行ガータ11がローラ
17を介してレール材10に支持案内されながら右方向へ移
動する。この際、第1ローラチェン14は、第4シーブ24
と第5シーブ25との距離が短くなった分だけ横行ガータ
11と第1シーブ20との間に送り込まれるため、横行ガー
タ11から第1シーブ20までの間の距離の変化と第4シー
ブ24から第5シーブ25までの間の距離の変化とが互いに
相殺される。同様に、第2ローラチェン15は、横行ガー
タ11と第6シーブ26との距離が短くなった分だけ第9シ
ーブ29と第10シーブ30との間に送り込まれるため、横行
ガータ11から第6シーブ26までの間の距離の変化と第9
シーブ29から第10シーブ30までの間の距離の変化とが互
いに相殺される。したがって、図10,図11に示すよう
に、横行ガータ11を横移動させている際、昇降フレーム
16のレベルが変わることはない。また、横行用シリンダ
装置12のピストンロッド34(図1参照)を突出させて、
横行ガータ11を左方向へ移動させる場合も、同様に、昇
降フレーム16のレベルが変わることはない。
【0028】上記のようにして、コイル44を吊り上げた
後、車両本体1を走行させてコイル44を目的地まで移動
させることができる。その後、図12に示すように、両昇
降用シリンダ装置18a,18bのピストンロッド21a,21
bを突出させて第2シーブ22と第7シーブ27とを共に上
昇させることにより、昇降フレーム16が下降して、コイ
ル44が地上へ下ろされる。その後、駆動装置53により両
ピニオン52を回転させて、両保持アーム47a,47bを互
いに離間する方向へ移動させ、両フック49a,49bをコ
イル44の芯孔部48から外側方へ脱抜することにより、リ
フタ45はコイル44から切り離される。
【0029】上記のように横行ガータ11を横行させて、
コイル44を両縦フレーム8a,8b間で横移動させるこ
とにより、コイル44の位置を左右方向で微妙に修正する
場合、車両本体1を停止した状態で、横行ガータ11を横
行させコイル44を左右方向へ横移動させればよく、その
都度車両本体1を走行させるといった手間が省けて、コ
イル44の修正作業が簡単に行える。したがって、すでに
地上に下ろされたコイル44(図12の仮想線で示す)の直
ぐ横隣に別のコイル44(図12の実線で示す)を下ろして
並べるといった作業等が容易に行え、作業効率が向上す
る。
【0030】また、両縦フレーム8a,8bを側面視で
逆V字状に形成したため、門形状の縦フレームを用いた
場合に比べ、コイル44を吊り上げたり吊り下げる際に生
じる加減速による荷重に対して強度的に強く、さらに鋼
材の使用量を減らすこともできる。
【0031】上記実施の形態では、第1,第2索体の一
例として第1,第2ローラチェン14,15を用いたが、ワ
イヤを用いてもよい。また、荷としてコイル44を挙げた
が、コンテナでもよい。さらに、横行駆動装置の一例と
して、図1に示すように横行用シリンダ装置12を挙げた
が、レール材10側に設けられたラックと、横行ガータ11
に設けられて上記ラックに噛合しかつモータで回転駆動
されるピニオンとから構成したものでもよい。
【0032】次に、本発明の第2の実施の形態を図13〜
図24に基づいて説明する。尚、先に述べた第1の実施の
形態と同一構成の部材については同一の符号を記して説
明を省略する。
【0033】図18,図20に示すように、車両フレーム2
a,2bにはそれぞれ前輪3と後輪5とが設けられ、こ
のうち前輪3が左右に転向可能となっており、後輪5が
エンジン6によって回転駆動される。上記前輪3と後輪
5にはそれぞれ四輪独立サスペンションが使用されてお
り、多少の荒れた路面でも快適に走行できるように構成
されている。また、高馬力の上記エンジン6を用いて、
車両本体1の高速移動を図っている。尚、上記エンジン
6は車両本体1の前側で両縦フレーム8a,8bに支持
されている。また、車両フレーム2a,2bの前後両端
部には車輪ガード61が設けられている。
【0034】図13〜図16に示すように、横行ガータ11に
は、第1ローラチェン14と第2ローラチェン15との巻上
げ巻下ろしを同期させる同期装置62が設けられている。
すなわち、横行ガータ11には、前後一対の第5シーブ25
と第10シーブ30との間でかつこれらシーブ25,30よりも
上方に位置する同期用第11シーブ63と、上記一対の第5
シーブ25間に設けられた同期用第12シーブ64と、上記第
10シーブ30の前後両側に設けられた同期用第13シーブ65
とが設けられている。そして、上記両同期用第12シーブ
64と両第5シーブ25とは1本の回転軸66に設けられて一
体に回転自在であり、同様に、上記第10シーブ30と両同
期用第13シーブ65とは1本の回転軸67に設けられて一体
に回転自在である。そして、図14,図16に示すように、
上記第2ローラチェン15は第9シーブ29と第10シーブ30
との間で同期用第11シーブ63に巻回されており、これに
よって、上記第5シーブ25と同期用第12シーブ64および
第10シーブ30と同期用第13シーブ65とは同方向へ回転す
ることになる。さらに、横行ガータ11の移動方向X(す
なわち左右方向X)で対向する同期用第12シーブ64と同
期用第13シーブ65との間には同期用チェン68が巻回され
ている。
【0035】図17,図18に示すように、縦フレーム8
a,8b間には、一対の角筒状の補強部材69が横行ガー
タ11の移動経路70を中心にして前後両側に振り分けられ
て設けられている。上記両補強部材69には、昇降フレー
ム16を前後両側から横行ガータ11の移動方向Xに沿って
案内するガイド部材71が設けられている。また、リフタ
45の各保持アーム47a,47bの両側面には、上記両ガイ
ド部材71に接触することによって、昇降フレーム16が横
行ガータ11の移動経路70に直交する方向Y(すなわち前
後方向Y)へ横揺れすることを防止する揺止部材72が設
けられている。これら揺止部材72は、コ形状に形成さ
れ、上記昇降フレーム16が所定の吊上げ高さLまで上昇
した際、両ガイド部材71間に位置する。
【0036】図19に示すように、上記リフタ45は、昇降
フレーム16に設けられた旋回装置74によって、鉛直軸心
75を中心にして水平旋回する。すなわち、上記昇降フレ
ーム16は、第1ローラチェン14と第2ローラチェン15と
が連結される上フレーム部16aと、上記リフタ45を備え
た下フレーム部16bとに分割されている。そして、下フ
レーム部16bは、上フレーム部16aから下方へ垂設され
た支軸76を介して、鉛直軸心75を中心にして水平回動自
在に軸支されている。また、上記上フレーム部16aには
下フレーム部16bを回動させるモータ77が設けられ、こ
のモータ77の回転軸に取付けられた回転駆動用スプロケ
ット78が下フレーム部16bの上部外周面に設けられたリ
ングギヤ79に噛合している。
【0037】また、図20に示すように、キャビン51は、
エンジン6とは反対側すなわち車両本体1の後側で、か
つエンジン6よりも低い位置に設けられている。以下、
上記構成における作用を説明する。
【0038】図13に示すように、リフタ45の両フック49
a,49bをコイル44の芯孔部48に嵌入した後、両昇降用
シリンダ装置18a,18bのピストンロッド21a,21bを
退入させて第2シーブ22と第7シーブ27とを共に下降さ
せることにより、昇降フレーム16が第1ローラチェン14
と第2ローラチェン15とで吊り上げられ、コイル44がリ
フタ45を介して吊り上げられる。
【0039】この際、図13,図14に示すように、同期用
第11シーブ63を設けたことによって、第5シーブ25と第
10シーブ30との回転方向が同方向になるため、同期用第
12シーブ64と同期用第13シーブ65とが同方向へ回転す
る。ここで、上記同期用第12シーブ64と同期用第13シー
ブ65とは同期用チェン68を介して連動連結されているた
め正確に同期回転し、これにより、第5シーブ25と第10
シーブ30とが正確に同期回転する。したがって、第1ロ
ーラチェン14と第2ローラチェン15との巻上げを正確に
同期させることができるため、第1ローラチェン14と第
2ローラチェン15との巻上げ量の誤差を解消でき、吊上
げ時に昇降フレーム16ならびにリフタ45が上下に傾斜す
るのを防止できる。
【0040】また、図24に示すように、両昇降用シリン
ダ装置18a,18bのピストンロッド21a,21bを突出さ
せて第2シーブ22と第7シーブ27とを共に上昇させるこ
とにより、昇降フレーム16が下降して、コイル44が地上
へ下ろされる。この際も、吊り上げ時と同様に、第5シ
ーブ25と第10シーブ30との回転方向が同方向になり、同
期用第12シーブ64と同期用第13シーブ65とは正確に同方
向へ同期回転するため、第5シーブ25と第10シーブ30と
が正確に同期回転する。したがって、第1ローラチェン
14と第2ローラチェン15との巻下ろしを正確に同期させ
ることができるため、第1ローラチェン14と第2ローラ
チェン15との巻下ろし量の誤差を解消でき、吊下げ時に
昇降フレーム16ならびにリフタ45が上下に傾斜するのを
防止できる。
【0041】また、図17に示すように、昇降フレーム16
を所定の吊上げ高さLまで上昇させてコイル44を吊り上
げた場合、揺止部材72が両ガイド部材71間に位置する。
この状態で車両本体1を前後方向Yへ走行させたりある
いは減速停止させた場合、上記揺止部材72がガイド部材
71に接触するため、昇降フレーム16ならびにリフタ45の
前後方向Yへの横揺れを防止することができる。これに
より、図21〜図24に示すように、コイル44を吊り上げて
安全に運ぶことができる。尚、コイル44を運ぶ手順は先
に述べた第1の実施の形態と同様である。また、ガイド
部材71にゴム等の弾性体を取付けて、揺止部材72がガイ
ド部材71に接触した際のショックを吸収するようにして
もよいし、あるいはガイド部材71そのものをゴム等の弾
性体で製作してもよい。
【0042】また、図19に示すように、モータ77を駆動
させて回転駆動用スプロケット78を回転させることによ
り、リングギヤ79を介して下フレーム部16bが上フレー
ム部16aに対して水平回動するため、リフタ45が鉛直軸
心75を中心にして水平旋回する。これにより、リフタ45
で吊り上げられたコイル44の向きを前後左右方向へ変え
ることができるため、車両本体1をいちいち方向転換さ
せる必要はなく、コイル44をトラック等に容易に積載す
ることができる。
【0043】また、第2の実施の形態では、図20に示す
ように、エンジン6とキャビン51とを車両本体1の前後
に振り分けて離しているため、キャビン51内に伝わるエ
ンジン6の騒音や振動を低減することができる。また、
キャビン51を低位置にしたため、コイル44の芯孔部48に
リフタ45のフック49a,49bを嵌入したりあるいはコイ
ル44を所定位置に下ろす等の作業の際、作業箇所が見易
くなる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明によると、荷を吊り上げた状態で、横行
駆動装置を作動させて横行体を横行させることにより、
荷を両縦フレーム間で横移動させることができる。これ
により、荷の位置を左右方向で微妙に修正する場合、車
両本体を停止した状態で、横行体を横行させ荷を左右方
向へ横移動させればよく、その都度車両本体を走行させ
るといった手間が省けて、荷の位置修正作業が簡単に行
える。したがって、すでに地上に下ろされた荷の直ぐ横
隣に別の荷を下ろして並べるといった作業等が容易に行
え、作業効率が向上する。尚、横行駆動装置を停止した
状態で、両方の昇降用シリンダ装置のピストンロッドを
出退させることにより、横行体の横移動が停止した状態
で、昇降体が昇降するため、荷を横方向に固定した状態
で昇降させることができる。 また、両方の昇降用シリン
ダ装置のピストンロッドの出退を停止した状態で、上記
横行駆動装置を作動させることにより、昇降体の昇降が
停止した状態で、横行体が横移動するため、荷を上下方
向に固定した状態で横移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における荷吊上げ移
動装置の概略正面図である。
【図2】同、荷吊上げ移動装置の側面図である。
【図3】同、荷吊上げ移動装置の第1ローラチェンと第
2ローラチェンとの巻回経路を示す斜視図である。
【図4】同、荷吊上げ移動装置の第1ローラチェンの巻
回経路を示す正面図である。
【図5】同、荷吊上げ移動装置の第2ローラチェンの巻
回経路を示す正面図である。
【図6】同、荷吊上げ移動装置の第3シーブと第9シー
ブとの取付構造を示す断面図である。
【図7】同、荷吊上げ移動装置の第2シーブの取付構造
を示す断面図である。
【図8】同、荷吊上げ移動装置の第7シーブの取付構造
を示す断面図である。
【図9】同、地上のコイルをリフタで保持した際の荷吊
上げ移動装置の正面図である。
【図10】同、コイルを吊り上げた際の荷吊上げ移動装
置の正面図である。
【図11】同、吊り上げたコイルを横移動させた際の荷
吊上げ移動装置の正面図である。
【図12】同、コイルを地上に下ろした際の荷吊上げ移
動装置の正面図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態における荷吊上げ
移動装置の概略正面図である。
【図14】同、荷吊上げ移動装置の横行ガータの平面図
である。
【図15】同、荷吊上げ移動装置の第1ローラチェンの
巻回経路を示す正面図である。
【図16】同、荷吊上げ移動装置の第2ローラチェンの
巻回経路を示す正面図である。
【図17】同、荷吊上げ移動装置の揺止部材とガイド部
材との側面図である。
【図18】同、荷吊上げ移動装置の揺止部材とガイド部
材との正面図である。
【図19】同、荷吊上げ移動装置の旋回装置の主な構成
を示す図である。
【図20】同、荷吊上げ移動装置の側面図である。
【図21】同、地上のコイルをリフタで保持した際の荷
吊上げ移動装置の正面図である。
【図22】同、コイルを吊り上げた際の荷吊上げ移動装
置の正面図である。
【図23】同、吊り上げたコイルを横移動させた際の荷
吊上げ移動装置の正面図である。
【図24】同、コイルを地上に下ろした際の荷吊上げ移
動装置の正面図である。
【符号の説明】
1 車両本体 8a,8b 縦フレーム 10 レール材 11 横行ガータ(横行体) 12 横行用シリンダ装置(横行駆動装置) 14 第1ローラチェン(第1索体) 15 第2ローラチェン(第2索体) 16 昇降フレーム(昇降体) 18a,18b 昇降用シリンダ装置 21a,21b ピストンロッド 22 第2シーブ(昇降シーブ) 27 第7シーブ(昇降シーブ) 44 コイル(荷) 45 リフタ(保持装置) 47a,47b 保持アーム 48 芯孔部 49a,49b フック 62 同期装置 70 移動経路 71 ガイド部材 72 揺止部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭47−36366(JP,A) 特開 平4−313594(JP,A) 実開 昭49−46412(JP,U) 実開 昭59−91285(JP,U) 特公 昭46−3927(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66C 11/22 B66C 19/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行自在な車両本体上に一対の縦フレー
    ムが立設され、これら両縦フレーム間に、レール材に支
    持案内されて上記両縦フレーム間を横行自在な横行体
    と、この横行体を横移動させる横行駆動装置と、上記横
    行体に第1索体と第2索体とで吊持されて昇降自在な昇
    降体とが設けられ、上記車両本体に、上記昇降体を昇降
    させる一対の昇降用シリンダ装置が設けられ、上記第1
    索体は横行体の一側部に連結されて一側方の昇降用シリ
    ンダ装置のピストンロッドの先端に設けられた一側方の
    昇降シーブに巻回されかつ他側方の縦フレーム側から横
    行体を通って昇降体の他側寄りに連結され、上記第2索
    体は横行体の他側部に連結されて他側方の昇降用シリン
    ダ装置のピストンロッドの先端に設けられた他側方の昇
    降シーブに巻回されかつ一側方の縦フレーム側から横行
    体を通って昇降体の一側寄りに連結され、上記昇降体
    に、荷を保持する保持装置が設けられ 上記横行駆動装置を停止した状態で、上記両方の昇降用
    シリンダ装置のピストンロッドを出退させることによ
    り、横行体の横移動が停止した状態で、昇降体が昇降
    し、 上記両方の昇降用シリンダ装置のピストンロッドの出退
    を停止した状態で、上記横行駆動装置を作動させること
    により、昇降体の昇降が停止した状態で、横行体が横移
    動する ことを特徴とする荷吊上げ移動装置。
  2. 【請求項2】 保持装置は、昇降体に設けられた旋回装
    置によって、鉛直軸心を中心に水平旋回することを特徴
    とする請求項1記載の荷吊上げ移動装置。
  3. 【請求項3】 横行体に、第1索体と第2索体との巻上
    げ巻下ろしを同期させる同期装置が設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の荷吊上げ移動装置。
  4. 【請求項4】 縦フレームに、横行体の移動経路の両側
    に位置しかつ昇降体を横行体の移動方向に沿って案内す
    る一対のガイド部材が設けられ、保持装置に、上記両ガ
    イド部材に接触して昇降体の上記移動経路に直交する方
    向への横揺れを防止する揺止部材が設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の荷吊上げ移動装置。
  5. 【請求項5】 縦フレームは、横行体の走行方向から見
    て、逆V形状に形成されていることを特徴とする請求項
    1記載の荷吊上げ移動装置。
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