JP3285939B2 - 照明器具 - Google Patents
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- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、送信器を用いて遠隔
操作を行う照明器具に関するものである。
操作を行う照明器具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、照明器具において、点灯，消灯等
を行うのに、赤外光によるリモコン信号を出射する送信
器を用いて遠隔操作できるものがある。この遠隔操作で
きる従来の照明器具について図面を参照しながら説明す
る。図６は第１の従来の照明器具の部分断面図である。
図６において、７１は器具本体、７２はソケット７４に
電極部７２ａを嵌めた環形蛍光ランプ、７３は送信器７
６からのリモコン信号を受信する受光部、７５は透光性
材料からなる乳白色のグローブである。
を行うのに、赤外光によるリモコン信号を出射する送信
器を用いて遠隔操作できるものがある。この遠隔操作で
きる従来の照明器具について図面を参照しながら説明す
る。図６は第１の従来の照明器具の部分断面図である。
図６において、７１は器具本体、７２はソケット７４に
電極部７２ａを嵌めた環形蛍光ランプ、７３は送信器７
６からのリモコン信号を受信する受光部、７５は透光性
材料からなる乳白色のグローブである。
【０００３】この従来の照明器具は、器具本体７１の背
面部が天井に直付けされる天井直付型の照明器具であ
り、器具本体７１の前面部に環形蛍光ランプ７２を取り
付け、環形蛍光ランプ７２の中央部にリモコン信号の受
光部７３を取り付けている。受光部７３は、環形蛍光ラ
ンプ７２より前面側に突出させて、送信器７６からのリ
モコン信号を受信しやすくしている。送信器７６を操作
すると、送信器７６から赤外光によるリモコン信号が出
射されて受光部７３に入り、環形蛍光ランプ７２の点
灯，消灯等の動作を行うようになっている。また、環形
蛍光ランプ７２の光が直接受光部７３に入らないように
して、環形蛍光ランプ７２の光による影響を受けないよ
うにしている。
面部が天井に直付けされる天井直付型の照明器具であ
り、器具本体７１の前面部に環形蛍光ランプ７２を取り
付け、環形蛍光ランプ７２の中央部にリモコン信号の受
光部７３を取り付けている。受光部７３は、環形蛍光ラ
ンプ７２より前面側に突出させて、送信器７６からのリ
モコン信号を受信しやすくしている。送信器７６を操作
すると、送信器７６から赤外光によるリモコン信号が出
射されて受光部７３に入り、環形蛍光ランプ７２の点
灯，消灯等の動作を行うようになっている。また、環形
蛍光ランプ７２の光が直接受光部７３に入らないように
して、環形蛍光ランプ７２の光による影響を受けないよ
うにしている。
【０００４】図７は第２の従来の照明器具の部分断面図
である。図７において、８１は器具本体、８２は環形蛍
光ランプ、８３は送信器８６からのリモコン信号を受信
する受光部、８４は透光性材料からなるセード、８５は
天井である。この従来の照明器具は、吊り下げ型の照明
器具であり、器具本体８１の前面部に環形蛍光ランプ８
２を取り付け、背面部に受光部８３を取り付けている。
そして、環形蛍光ランプ８２の光を天井方向に漏らし部
屋全体を明るくするために、器具本体８１を天井８５に
近づけたものにしている。送信器８６を操作すると、送
信器８６から赤外光によるリモコン信号が出射される。
このリモートコントロール信号が、天井８５で反射され
て受光部８３に入り、環形蛍光ランプ８２の点灯，消灯
等の動作を行うようになっている。
である。図７において、８１は器具本体、８２は環形蛍
光ランプ、８３は送信器８６からのリモコン信号を受信
する受光部、８４は透光性材料からなるセード、８５は
天井である。この従来の照明器具は、吊り下げ型の照明
器具であり、器具本体８１の前面部に環形蛍光ランプ８
２を取り付け、背面部に受光部８３を取り付けている。
そして、環形蛍光ランプ８２の光を天井方向に漏らし部
屋全体を明るくするために、器具本体８１を天井８５に
近づけたものにしている。送信器８６を操作すると、送
信器８６から赤外光によるリモコン信号が出射される。
このリモートコントロール信号が、天井８５で反射され
て受光部８３に入り、環形蛍光ランプ８２の点灯，消灯
等の動作を行うようになっている。
【０００５】また、図８に第３の従来の照明器具を示
す。図８(a) はその平面図、図８(b)はその断面図であ
る。図８において、９１は器具本体、９２は環形蛍光ラ
ンプ、９２ａは環形蛍光ランプ９２の電極部、９３は送
信器からのリモコン信号を受信する受光部、９４は透光
性材料からなる乳白色のグローブである。この従来の照
明器具は、４灯の環形蛍光ランプ９２を取り付けた天井
直付型の照明器具であり、器具本体９１の中央部に受光
部９３を設けている。
す。図８(a) はその平面図、図８(b)はその断面図であ
る。図８において、９１は器具本体、９２は環形蛍光ラ
ンプ、９２ａは環形蛍光ランプ９２の電極部、９３は送
信器からのリモコン信号を受信する受光部、９４は透光
性材料からなる乳白色のグローブである。この従来の照
明器具は、４灯の環形蛍光ランプ９２を取り付けた天井
直付型の照明器具であり、器具本体９１の中央部に受光
部９３を設けている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、低温状
態で点灯した際に、環形蛍光ランプ７２，８２，９２の
電極部から赤外光に近い光すなわちリモコン信号に近い
光が多く発せられる。図６の構成では、受光部７３を環
形蛍光ランプ７２の中央部に設けてあり電極部７２ａに
近いため、電極部７２ａから発せられる赤外光により受
光部７３がマスク状態となり、リモコン信号が入射しに
くくなり動作しにくいという問題がある。また、図７の
構成においても、環形蛍光ランプ７２の電極部（図示せ
ず）から発せられる赤外光に近い光が、透光性材料から
なるセード８４を透過し、天井８５で反射して受光部８
３に入ることもあり、リモコンによる動作がしにくくな
るという問題があった。また、図８の構成では、４個の
環形蛍光ランプ９２の電極部９２ａから発せられる赤外
光に近い光が受光部９３に入り、リモコンによる動作が
しにくくなるという問題があった。
態で点灯した際に、環形蛍光ランプ７２，８２，９２の
電極部から赤外光に近い光すなわちリモコン信号に近い
光が多く発せられる。図６の構成では、受光部７３を環
形蛍光ランプ７２の中央部に設けてあり電極部７２ａに
近いため、電極部７２ａから発せられる赤外光により受
光部７３がマスク状態となり、リモコン信号が入射しに
くくなり動作しにくいという問題がある。また、図７の
構成においても、環形蛍光ランプ７２の電極部（図示せ
ず）から発せられる赤外光に近い光が、透光性材料から
なるセード８４を透過し、天井８５で反射して受光部８
３に入ることもあり、リモコンによる動作がしにくくな
るという問題があった。また、図８の構成では、４個の
環形蛍光ランプ９２の電極部９２ａから発せられる赤外
光に近い光が受光部９３に入り、リモコンによる動作が
しにくくなるという問題があった。
【０００７】この発明の目的は、低温状態においても安
定したリモコン動作を実現できる照明器具を提供するこ
とである。
定したリモコン動作を実現できる照明器具を提供するこ
とである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の照明器具
は、器具本体の前面側に４灯の環形蛍光ランプを田の字
型に並べて配置し、送信器からの赤外光によるリモコン
信号を受信する受光部を備えた照明器具において、受光
部を器具本体の前面側であって４灯の環形蛍光ランプの
中央に配置するとともに、それぞれの環形蛍光ランプの
電極部を受光部から遠ざけて配置したことを特徴とす
る。請求項２記載の照明器具は、器具本体の前面側に環
形蛍光ランプを配置し、送信器からの赤外光によるリモ
コン信号を受信する受光部を備えた照明器具において、
受光部を器具本体の前面側であって環形蛍光ランプの環
形の内部領域に環形蛍光ランプの中心から外れて配置す
るとともに、環形蛍光ランプの電極部を環形蛍光ランプ
の中心を挟んで受光部と対向させて配置したことを特徴
とする。 請求項３記載の照明器具は、器具本体の前面側
に環形蛍光ランプを配置し、送信器からの赤外光による
リモコン信号を受信する受光部を備えた照明器具におい
て、受光部を器具本体の背面側であって環形蛍光ランプ
の中心から外れて配置するとともに、環形蛍光ランプの
電極部を環形蛍光ランプの中心を挟んで受光部と対向さ
せて配置したことを特徴とする。 請求項４記載の照明器
具は、正方形状の器具本体の前面側に４灯の環形蛍光ラ
ンプを田の字型に並べて配置し、送信器からの赤外光に
よるリモコン信号を受信する受光部を備えた照明器具に
おいて、受光部を器具本体の前面側に２つ設け、それぞ
れの受光部を器具本体の正方形状の対向する２辺のそれ
ぞれの中央部に配置するとともに、それぞれの環形蛍光
ランプの電極部を２つの受光部から遠ざけて配置したこ
とを特徴とする。 請求項５記載の照明器具は、器具本体
の前面側に４灯の環形蛍光ランプを田の字型に並べて配
置し、送信器からの赤外光によるリモコン信号を受信す
る受光部を備えた照明器具において、受光部を器具本体
の前面側と背面側にそれぞれ設け、それぞれの受光部を
４灯の環形蛍光ランプの略中央に配置するとともに、そ
れぞれの環形蛍光ランプの電極部を受光部から遠ざけて
配置したことを特徴とする。
は、器具本体の前面側に４灯の環形蛍光ランプを田の字
型に並べて配置し、送信器からの赤外光によるリモコン
信号を受信する受光部を備えた照明器具において、受光
部を器具本体の前面側であって４灯の環形蛍光ランプの
中央に配置するとともに、それぞれの環形蛍光ランプの
電極部を受光部から遠ざけて配置したことを特徴とす
る。請求項２記載の照明器具は、器具本体の前面側に環
形蛍光ランプを配置し、送信器からの赤外光によるリモ
コン信号を受信する受光部を備えた照明器具において、
受光部を器具本体の前面側であって環形蛍光ランプの環
形の内部領域に環形蛍光ランプの中心から外れて配置す
るとともに、環形蛍光ランプの電極部を環形蛍光ランプ
の中心を挟んで受光部と対向させて配置したことを特徴
とする。 請求項３記載の照明器具は、器具本体の前面側
に環形蛍光ランプを配置し、送信器からの赤外光による
リモコン信号を受信する受光部を備えた照明器具におい
て、受光部を器具本体の背面側であって環形蛍光ランプ
の中心から外れて配置するとともに、環形蛍光ランプの
電極部を環形蛍光ランプの中心を挟んで受光部と対向さ
せて配置したことを特徴とする。 請求項４記載の照明器
具は、正方形状の器具本体の前面側に４灯の環形蛍光ラ
ンプを田の字型に並べて配置し、送信器からの赤外光に
よるリモコン信号を受信する受光部を備えた照明器具に
おいて、受光部を器具本体の前面側に２つ設け、それぞ
れの受光部を器具本体の正方形状の対向する２辺のそれ
ぞれの中央部に配置するとともに、それぞれの環形蛍光
ランプの電極部を２つの受光部から遠ざけて配置したこ
とを特徴とする。 請求項５記載の照明器具は、器具本体
の前面側に４灯の環形蛍光ランプを田の字型に並べて配
置し、送信器からの赤外光によるリモコン信号を受信す
る受光部を備えた照明器具において、受光部を器具本体
の前面側と背面側にそれぞれ設け、それぞれの受光部を
４灯の環形蛍光ランプの略中央に配置するとともに、そ
れぞれの環形蛍光ランプの電極部を受光部から遠ざけて
配置したことを特徴とする。
【０００９】
【作用】この発明の構成によれば、赤外光によるリモコ
ン信号を受信する受光部を環形蛍光ランプの電極部から
遠ざけて配置したことにより、低温状態で点灯した際に
環形蛍光ランプの電極部から多く発せられる赤外光に近
い光が、環形蛍光ランプの電極部に入ることを防止でき
る。そのため、低温状態においても電極部から発せられ
る赤外光に近い光に影響を受けることなく、安定したリ
モコン動作を行うことができる。
ン信号を受信する受光部を環形蛍光ランプの電極部から
遠ざけて配置したことにより、低温状態で点灯した際に
環形蛍光ランプの電極部から多く発せられる赤外光に近
い光が、環形蛍光ランプの電極部に入ることを防止でき
る。そのため、低温状態においても電極部から発せられ
る赤外光に近い光に影響を受けることなく、安定したリ
モコン動作を行うことができる。
【００１０】また、受光部を複数個設けることにより、
送信器の操作位置にかかわらず、リモコン信号を死角な
く受信することができる。
送信器の操作位置にかかわらず、リモコン信号を死角な
く受信することができる。
【００１１】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。 〔第１の実施例；請求項１に対応〕図１(a) はこの発明
の第１の実施例の照明器具の平面図、図１(b) は同照明
器具の断面図である。図１において、１１は器具本体、
１２は環形蛍光ランプ、１２ａは環形蛍光ランプ１２の
電極部、１３は送信器からのリモコン信号を受信する受
光部、１４は透光性材料からなる乳白色のグローブであ
る。
る。 〔第１の実施例；請求項１に対応〕図１(a) はこの発明
の第１の実施例の照明器具の平面図、図１(b) は同照明
器具の断面図である。図１において、１１は器具本体、
１２は環形蛍光ランプ、１２ａは環形蛍光ランプ１２の
電極部、１３は送信器からのリモコン信号を受信する受
光部、１４は透光性材料からなる乳白色のグローブであ
る。
【００１２】この照明器具は、４灯用の天井直付型の照
明器具であり、受光部１３を器具本体１１の中央部に配
置し、４個の環形蛍光ランプ１２の電極部１２ａを器具
本体１１のコーナ部に近づけて配置している。すなわ
ち、受光部１３を環形蛍光ランプ１２の電極部１２ａか
ら遠ざける構成にしている。以上のようにこの実施例に
よれば、赤外光によるリモコン信号を受信する受光部１
３を環形蛍光ランプ１２の電極部１２ａから遠ざけて配
置したことにより、低温状態で点灯した際に環形蛍光ラ
ンプ１２の電極部１２ａから多く発せられる赤外光に近
い光が、受光部１３に入ることを防止できる。そのた
め、低温状態においても電極部１２ａから発せられる赤
外光に近い光に影響を受けることなく、安定したリモコ
ン動作を行うことができる。
明器具であり、受光部１３を器具本体１１の中央部に配
置し、４個の環形蛍光ランプ１２の電極部１２ａを器具
本体１１のコーナ部に近づけて配置している。すなわ
ち、受光部１３を環形蛍光ランプ１２の電極部１２ａか
ら遠ざける構成にしている。以上のようにこの実施例に
よれば、赤外光によるリモコン信号を受信する受光部１
３を環形蛍光ランプ１２の電極部１２ａから遠ざけて配
置したことにより、低温状態で点灯した際に環形蛍光ラ
ンプ１２の電極部１２ａから多く発せられる赤外光に近
い光が、受光部１３に入ることを防止できる。そのた
め、低温状態においても電極部１２ａから発せられる赤
外光に近い光に影響を受けることなく、安定したリモコ
ン動作を行うことができる。
【００１３】〔第２の実施例；請求項２に対応〕 図２(a) はこの発明の第２の実施例の照明器具の断面
図、図２(b) は同照明器具の下面図である。図２におい
て、２１は器具本体、２２は環形蛍光ランプ、２２ａは
環形蛍光ランプ２２の電極部、２３は送信器からのリモ
コン信号を受信する受光部、２４は乳白色のグローブ、
２５はソケット、２６は反射板、２７は引掛シーリング
を用いて接続する形式の取付部である。
図、図２(b) は同照明器具の下面図である。図２におい
て、２１は器具本体、２２は環形蛍光ランプ、２２ａは
環形蛍光ランプ２２の電極部、２３は送信器からのリモ
コン信号を受信する受光部、２４は乳白色のグローブ、
２５はソケット、２６は反射板、２７は引掛シーリング
を用いて接続する形式の取付部である。
【００１４】この照明器具は、器具本体２１の背面部が
天井に直付けされる天井直付型の照明器具であり、器具
本体２１の前面部に環形蛍光ランプ２２を取り付け、リ
モコン信号の受光部２３を反射板２６上に環形蛍光ラン
プ２２の電極部２２ａから遠ざけて設けている。以上の
ようにこの実施例によれば、第１の実施例同様、受光部
２３を環形蛍光ランプ２２の電極部２２ａから遠ざけて
設けたことにより、低温状態においても電極部２２ａか
ら発せられる赤外光に近い光に影響を受けることなく、
安定したリモコン動作を行うことができる。
天井に直付けされる天井直付型の照明器具であり、器具
本体２１の前面部に環形蛍光ランプ２２を取り付け、リ
モコン信号の受光部２３を反射板２６上に環形蛍光ラン
プ２２の電極部２２ａから遠ざけて設けている。以上の
ようにこの実施例によれば、第１の実施例同様、受光部
２３を環形蛍光ランプ２２の電極部２２ａから遠ざけて
設けたことにより、低温状態においても電極部２２ａか
ら発せられる赤外光に近い光に影響を受けることなく、
安定したリモコン動作を行うことができる。
【００１５】〔第３の実施例；請求項３に対応〕 図３(a) はこの発明の第３の実施例の照明器具の断面
図、図３(b) は同照明器具の下面図、図３(c) は同照明
器具の上面図である。図３において、３１は器具本体、
３２は環形蛍光ランプ、３２ａは環形蛍光ランプ３２の
電極部、３３，３６は送信器からのリモコン信号を受信
する受光部、３４はセード、３５はソケットである。
図、図３(b) は同照明器具の下面図、図３(c) は同照明
器具の上面図である。図３において、３１は器具本体、
３２は環形蛍光ランプ、３２ａは環形蛍光ランプ３２の
電極部、３３，３６は送信器からのリモコン信号を受信
する受光部、３４はセード、３５はソケットである。
【００１６】この照明器具は、吊り下げ型の照明器具で
あり、器具本体３１の前面部に環形蛍光ランプ３２を取
り付け、環形蛍光ランプ３２の中央部に受光部３６を取
り付けるとともに、さらに器具本体３１の背面部にも受
光部３３を取り付けている。この受光部３３は、環形蛍
光ランプ３２の電極部３２ａから遠ざけて配置してい
る。
あり、器具本体３１の前面部に環形蛍光ランプ３２を取
り付け、環形蛍光ランプ３２の中央部に受光部３６を取
り付けるとともに、さらに器具本体３１の背面部にも受
光部３３を取り付けている。この受光部３３は、環形蛍
光ランプ３２の電極部３２ａから遠ざけて配置してい
る。
【００１７】以上のようにこの実施例によれば、環形蛍
光ランプ３２の中央部に設けた受光部３６のほかに、第
１，第２の実施例同様、環形蛍光ランプ３２の電極部３
２ａから遠ざけて受光部３３を設けたことにより、低温
状態においても電極部３２ａから発せられる赤外光に近
い光に影響を受けることなく、安定したリモコン動作を
行うことができる。また、器具本体３１の前面部と背面
部の２箇所に受光部３６，３３を設けているため、送信
器の操作位置にかかわらず、リモコン信号を死角なく受
信することができる。
光ランプ３２の中央部に設けた受光部３６のほかに、第
１，第２の実施例同様、環形蛍光ランプ３２の電極部３
２ａから遠ざけて受光部３３を設けたことにより、低温
状態においても電極部３２ａから発せられる赤外光に近
い光に影響を受けることなく、安定したリモコン動作を
行うことができる。また、器具本体３１の前面部と背面
部の２箇所に受光部３６，３３を設けているため、送信
器の操作位置にかかわらず、リモコン信号を死角なく受
信することができる。
【００１８】〔第４の実施例；請求項４に対応〕 図４(a) はこの発明の第４の実施例の照明器具の平面
図、図４(b) は同照明器具の断面図である。図４におい
て、４１は器具本体、４２は環形蛍光ランプ、４２ａは
環形蛍光ランプ４２の電極部、４３，４４は送信器から
のリモコン信号を受信する受光部、４５は透光性材料か
らなる乳白色のグローブである。
図、図４(b) は同照明器具の断面図である。図４におい
て、４１は器具本体、４２は環形蛍光ランプ、４２ａは
環形蛍光ランプ４２の電極部、４３，４４は送信器から
のリモコン信号を受信する受光部、４５は透光性材料か
らなる乳白色のグローブである。
【００１９】この照明器具は、４灯の環形蛍光ランプ４
２を取り付けた天井直付型の照明器具であり、器具本体
４１の一側部とそれに対向する他側部のそれぞれの真中
付近に受光部４３，４４を設け、２つの受光部４３，４
４から各電極部４２ａを遠ざけるように４つの環形蛍光
ランプ４２を取り付けている。以上のようにこの実施例
によれば、第１〜第３の実施例同様、環形蛍光ランプ４
２の電極部４２ａから遠ざけて受光部４３，４４を設け
たことにより、低温状態においても電極部４２ａから発
せられる赤外光に近い光に影響を受けることなく、安定
したリモコン動作を行うことができる。また、異なる位
置に２つの受光部４３，４４を設けているため、送信器
の操作位置にかかわらず、リモコン信号を死角なく受信
することができる。
２を取り付けた天井直付型の照明器具であり、器具本体
４１の一側部とそれに対向する他側部のそれぞれの真中
付近に受光部４３，４４を設け、２つの受光部４３，４
４から各電極部４２ａを遠ざけるように４つの環形蛍光
ランプ４２を取り付けている。以上のようにこの実施例
によれば、第１〜第３の実施例同様、環形蛍光ランプ４
２の電極部４２ａから遠ざけて受光部４３，４４を設け
たことにより、低温状態においても電極部４２ａから発
せられる赤外光に近い光に影響を受けることなく、安定
したリモコン動作を行うことができる。また、異なる位
置に２つの受光部４３，４４を設けているため、送信器
の操作位置にかかわらず、リモコン信号を死角なく受信
することができる。
【００２０】
【００２１】〔第５の実施例；請求項５に対応〕図５ はこの発明の第５の実施例の照明器具の断面図であ
る。図５において、６１は器具本体、６２は環形蛍光ラ
ンプ、６２ａは環形蛍光ランプ６２の電極部、６３，６
４は送信器からのリモコン信号を受信する受光部、６５
はグローブ、６６はフランジである。
る。図５において、６１は器具本体、６２は環形蛍光ラ
ンプ、６２ａは環形蛍光ランプ６２の電極部、６３，６
４は送信器からのリモコン信号を受信する受光部、６５
はグローブ、６６はフランジである。
【００２２】この照明器具は、４灯の環形蛍光ランプ６
２を取り付けた吊り下げ型の照明器具であり、４つの環
形蛍光ランプ６２と受光部６３の配置は図１に示すもの
と同様であり、受光部６３を器具本体６１の中央部に設
け、環形蛍光ランプ６２は電極部６２ａを受光部６３か
ら遠ざけるように取り付けている。そして、さらに受光
部６４をフランジ６６の内部に設けている。
２を取り付けた吊り下げ型の照明器具であり、４つの環
形蛍光ランプ６２と受光部６３の配置は図１に示すもの
と同様であり、受光部６３を器具本体６１の中央部に設
け、環形蛍光ランプ６２は電極部６２ａを受光部６３か
ら遠ざけるように取り付けている。そして、さらに受光
部６４をフランジ６６の内部に設けている。
【００２３】以上のようにこの実施例によれば、環形蛍
光ランプ６２の電極部６２ａから遠ざけて２つの受光部
６３，６４を異なる位置に設けたことにより、第４の実
施例と同様の効果がある。なお、上記第４，第５の実施
例において、受光部は２つに限られるものではなく、３
つ以上設けてもよいことは言うまでもない。
光ランプ６２の電極部６２ａから遠ざけて２つの受光部
６３，６４を異なる位置に設けたことにより、第４の実
施例と同様の効果がある。なお、上記第４，第５の実施
例において、受光部は２つに限られるものではなく、３
つ以上設けてもよいことは言うまでもない。
【００２４】
【発明の効果】この発明の照明器具は、赤外光によるリ
モコン信号を受信する受光部を環形蛍光ランプの電極部
から遠ざけて配置したことにより、低温状態で点灯した
際に環形蛍光ランプの電極部から多く発せられる赤外光
に近い光が、環形蛍光ランプの電極部に入ることを防止
できる。そのため、低温状態においても電極部から発せ
られる赤外光に近い光に影響を受けることなく、安定し
たリモコン動作を行うことができる。
モコン信号を受信する受光部を環形蛍光ランプの電極部
から遠ざけて配置したことにより、低温状態で点灯した
際に環形蛍光ランプの電極部から多く発せられる赤外光
に近い光が、環形蛍光ランプの電極部に入ることを防止
できる。そのため、低温状態においても電極部から発せ
られる赤外光に近い光に影響を受けることなく、安定し
たリモコン動作を行うことができる。
【００２５】また、受光部を複数個設けることにより、
送信器の操作位置にかかわらず、リモコン信号を死角な
く受信することができる。
送信器の操作位置にかかわらず、リモコン信号を死角な
く受信することができる。
【図１】(a) はこの発明の第１の実施例の照明器具の平
面図、(b) は同照明器具の断面図である。
面図、(b) は同照明器具の断面図である。
【図２】(a) はこの発明の第２の実施例の照明器具の断
面図、(b) は同照明器具の下面図である。
面図、(b) は同照明器具の下面図である。
【図３】(a) はこの発明の第３の実施例の照明器具の断
面図、(b) は同照明器具の下面図、(c) は同照明器具の
上面図である。
面図、(b) は同照明器具の下面図、(c) は同照明器具の
上面図である。
【図４】(a) はこの発明の第４の実施例の照明器具の平
面図、(b) は同照明器具の断面図である。
面図、(b) は同照明器具の断面図である。
【図５】この発明の第５の実施例の照明器具の断面図で
ある。
ある。
【図６】第１の従来の照明器具の部分断面図である。
【図７】第２の従来の照明器具の部分断面図である。
【図８】(a) は第３の従来の照明器具の平面図、(b) は
同照明器具の断面図である。
同照明器具の断面図である。
１２，２２，３２，４２，６２ 環形蛍光ランプ １２ａ，２２ａ，３２ａ，４２ａ，６２ａ 電極部 １３，２３，３３，４３，４４，６３，６４ 受光部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−181204（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−2912（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−25604（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−12911（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−94292（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−45077（ＪＰ，Ａ) 実開 平４−87116（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−27609（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−49418（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H05B 37/02 F21V 23/04
Claims (5)
- 【請求項１】 器具本体の前面側に４灯の環形蛍光ラン
プを田の字型に並べて配置し、送信器からの赤外光によ
るリモコン信号を受信する受光部を備えた照明器具にお
いて、 前記受光部を前記器具本体の前面側であって前記４灯の
環形蛍光ランプの中央に配置するとともに、それぞれの
前記環形蛍光ランプの電極部を前記受光部 から遠ざけて
配置したことを特徴とする照明器具。 - 【請求項２】 器具本体の前面側に環形蛍光ランプを配
置し、送信器からの赤外光によるリモコン信号を受信す
る受光部を備えた照明器具において、 前記受光部を前記器具本体の前面側であって前記環形蛍
光ランプの環形の内部領域に前記環形蛍光ランプの中心
から外れて配置するとともに、前記環形蛍光ランプの電
極部を前記環形蛍光ランプの中心を挟んで前記受光部と
対向させて配置したことを特徴とする 照明器具。 - 【請求項３】 器具本体の前面側に環形蛍光ランプを配
置し、送信器からの赤外光によるリモコン信号を受信す
る受光部を備えた照明器具において、 前記受光部を前記器具本体の背面側であって前記環形蛍
光ランプの中心から外れて配置するとともに、前記環形
蛍光ランプの電極部を前記環形蛍光ランプの中心を挟ん
で前記受光部と対向させて配置したことを特徴とする照
明器具。 - 【請求項４】 正方形状の器具本体の前面側に４灯の環
形蛍光ランプを田の字型に並べて配置し、送信器からの
赤外光によるリモコン信号を受信する受光部を備えた照
明器具において、 前記受光部を前記器具本体の前面側に２つ設け、それぞ
れの前記受光部を前記器具本体の正方形状の対向する２
辺のそれぞれの中央部に配置するとともに、それぞれの
前記環形蛍光ランプの電極部を２つの前記受光部から遠
ざけて配置したことを特徴とする照明器具。 - 【請求項５】 器具本体の前面側に４灯の環形蛍光ラン
プを田の字型に並べて配置し、送信器からの赤外光によ
るリモコン信号を受信する受光部を備えた照明器具にお
いて、 前記受光部を前記器具本体の前面側と背面側にそれぞれ
設け、それぞれの前記 受光部を前記４灯の環形蛍光ラン
プの略中央に配置するとともに、それぞれの前記環形蛍
光ランプの電極部を前記受光部から遠ざけて配置したこ
とを特徴とする照明器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19805392A JP3285939B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19805392A JP3285939B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 照明器具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0645076A JPH0645076A (ja) | 1994-02-18 |
| JP3285939B2 true JP3285939B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=16384751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19805392A Expired - Lifetime JP3285939B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 照明器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3285939B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7288825B2 (en) | 2002-12-18 | 2007-10-30 | Noble Peak Vision Corp. | Low-noise semiconductor photodetectors |
-
1992
- 1992-07-24 JP JP19805392A patent/JP3285939B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0645076A (ja) | 1994-02-18 |
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