JP3217375B2 - 傾斜するボールを備えた水洗便所 - Google Patents

傾斜するボールを備えた水洗便所

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JP3217375B2
JP3217375B2 JP52083197A JP52083197A JP3217375B2 JP 3217375 B2 JP3217375 B2 JP 3217375B2 JP 52083197 A JP52083197 A JP 52083197A JP 52083197 A JP52083197 A JP 52083197A JP 3217375 B2 JP3217375 B2 JP 3217375B2
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    • E03D11/12Swivel-mounted bowls, e.g. for use in restricted spaces slidably or movably mounted bowls; combinations with flushing and disinfecting devices actuated by the swiveling or sliding movement of the bowl
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は傾斜するボールを備えた水洗便所、つまり
請求の範囲第1項の前段に規定する水洗便所に関する。
この種の水洗便所は、特に頻繁に出入りする場所、例
えばレストラン、駅、ホテル、商店のようなところに設
置され、少なくとも合成樹脂のハウジングと、主にセラ
ミックス材料から成るボールを備えている。
この種の水洗便所を維持する際の主要な問題はボール
と便座を確実に清浄することにある。このような水洗便
所はどう考えても衛生的に清浄にされる場合にのみ、公
衆により使用される。
従来の技術 国際特許出願WO 91/16510号明細書によれば、皿状の
ボールを備えた水洗便所が知られている。このボールは
洗浄ビデを形成するハウジング内で回転可能に組み込ま
れている。この場合、ボールはハウジングのフレーム開
口に懸垂され、使用位置から洗浄位置に約90゜ほど回転
する。このハウジングで形成される洗浄ビデにはフレー
ム開口に対向する壁に便座とボールを洗浄するために使
用される多数の噴射ノズルがあり、これ等のノズルは洗
浄水の貯蔵容器に接続している。更に、この水洗便所に
は、洗浄ビデの下端に配置された不動のサイフォンがあ
り、このサイフォンは流出導管に接続している。
似たようなタイプの他の水洗便所はドイツ公開特許第
41 32 265号明細書により周知である。この公開公報は
トイレット装置を開示し、この装置には部屋に対向する
収納開口内に回転可能に懸垂されたトイレットボールを
有する収納開口と床のところに配置された流出口を有す
る。このボールの後のところには排出口があり、この排
出口は大きく傾くと流出口に対向する。更に、この装置
の内部には阻止可能な少なくとも一つの噴射ノズルが配
置されている。このノズルはボールが大きく傾くと傾い
たボール流し台に対して水ジェットを向ける。
上に述べた水洗便所を掃除する場合、便座とボールは
流し台の壁に埋め込んだ、あるいはハウジング内に固定
配置されたノズルにより水で洗浄される。この種の水導
入部の難点は、一定に位置された噴霧ノズルにより便座
表面あるいはボールの壁の一部のみが直接洗浄され、つ
まりノズルの開口が直接対向する部分のみが洗浄される
点にある。他の表面部分あるいは壁部分は、主に、排出
口方向に流れる水流によってのみ洗浄される。この種の
水案内部により強力で完全に洗浄すること、特にボール
の壁に付着した汚れを除去することが不可能であること
は明白である。
これには、上記タイプの水案内部により比較的大量の
水を使用してのみ、粗い部分や紙を洗面台からサイフォ
ンを通して洗浄することができる。これは何よりも生態
的に不利である。
発明の要約 この発明の課題は、上に述べた水洗便所の難点を持っ
ていなく、取り分けボールと便座を効果的にしかも完全
に洗浄できる水洗便所を提案することにある。
上記の課題は、この発明により請求の範囲第1項の特
徴部分を有する水洗便所により解決されている。
この水洗便所の有利な構成は従属請求項の内容であ
る。
この発明による水洗便所では洗浄は主として加圧水で
行われる。この加圧水により、便座やボールに付着する
汚れを問題なく除去でき、大きな品物やトレイの紙をボ
ールから除去できる。
図面の簡単な説明 以下、図面に基づきこの発明をより詳しく説明する。
図面に示すのは、 第1図、使用位置に傾けたボールを有する水洗便所の
模式図、 第2図、洗浄位置に傾けたボールを有する第1図に示
す水洗便所の模式図、 第3図、第1図に示す水洗便所の平面図、 第4図、第2図に示す水洗便所の平面図、 第5図、傾斜機構の模式図、 第6図と第7図、それぞれ使用位置に傾けたボールを
有する他の水洗便所の模式図、 である。
好適実施例の説明 第1〜5図に示す全体に参照符号1を付けた水洗便所
には、主に合成樹脂で形成されたハウジング2がある。
このハウジングにはフレーム開口3を有する前壁4と、
組付壁6に接触する後壁5がある。前壁4のフレーム開
口3には、ボール縁部分7a上に固定された便座8を有す
るセラミックスのボール7が旋回可能に組み込まれてい
る。
ハウジング2の内部スペース9の床領域には、通常サ
イフォンの形をした防臭トラップとして形成された***
物排出管10が設けてある。この***物排出管10はパッキ
ングを介して組付け壁6に配置され、ここでは図示して
いない円管に連結できる排出接続短管11に合流してい
る。
ボール7はボールハウジング12に挿入され、このハウ
ジングに固定されている。フレーム開口3の下部では、
ボール7が互いに対向し、ボールハウジング12に固定さ
れた二つのヒンジ13によりハウジング2に旋回可能に固
定されている。内部スペース9に突出する端部7bではボ
ール7に最後に***物排出口7cが設けてある。この排出
口には更に可能および/または延びる排出ホース14が合
流している。
ボール7の旋回には独立した旋回装置が使用される。
この旋回装置は異なったタイプに形成され、ボール7あ
るいはボールハウジング12を、第1,2と3図に示すよう
に、内部スペース9で一つまたは、場合によっては、二
つの回転軸の周りに回転できる。この発明の枠内で旋回
可能な旋回装置の実施例を、以下に第5図と第7図に基
づき説明する。
旋回装置により、ボール7と便座8を第1図と第3図
に示す使用位置から第2図と第4図に示す洗浄位置に、
およびこの逆に旋回させる。
使用位置では、ボール7は通常の座高で床面15の上に
フレーム開口3から突出する。洗浄位置では、ボール7
は少なくとも一部ハウジング2の中に傾けて配置されて
いる。この場合、排出口7cは排出管10の開口10aに傾い
て入り込んでいる。その結果、ボール7の中身は洗浄過
程で直接排出管10の中に空にされる。
水洗便所1のハウジング2には、更に浄化装置20が配
置されている。この装置は特に便座8とボール7を洗浄
位置で洗浄させて乾燥させるために使用される。この洗
浄装置10には軸22の周りに回転する洗浄器23に及ぶカバ
ー21がある。洗浄器には実質上中心本体23aとここから
出る回転アーム23bがある。中心本体23aと回転アーム23
bには、洗浄位置でボール7の中に、あるいは便座8に
向いた洗浄ノズル24あるいは25および26が設けてある。
この場合、上記洗浄ノズル24,25および26は柔軟な洗浄
水導入管27を介して水貯蔵容器28に連通している。この
水貯蔵容器の側には磁気操作できる弁が備えてある。
浄化装置20の中心本体23aには噴射水に圧力を加え、
前記ノズル24,25と26により噴射水を洗浄すべきボール
7にあるいは洗浄すべき便座8に向けるため、ポンプ手
段、例えば横通路ポンプがある。更に、中心本体23aに
は換気手段が組み込まれれている。この換気手段は場合
によっては前記ポンプ手段と協働して冷たいあるいは温
かい空気流を発生させるために使用される。換気手段に
は、取り分けボール7にあるいは便座8に向かう空気通
路があり、空気流を選択的に温めたり加熱できるので、
このようにして発生した高温の空気は洗浄の間に噴射水
を温め、この噴射水で洗浄を行った後、少なくとも便座
8を完全に乾燥させるまで吹き付ける。ボール7と便座
8の乾燥は当然のことであるが冷たい空気でも行える。
更に、浄化装置20は使用位置で傾いた休止位置を占
め、洗浄の間にカバー21を休止位置から噴射位置に傾け
たボール7に載せるように、旋回可能にボールハウジン
グ12に接続している。つまり、洗浄カバー21はボール7
と共に洗浄スペース31を仕切り、このスペースは内部ス
ペース7に対して水封じして閉ざされている。このた
め、場合によって、縁部分に取り付けたパッキング手段
がカバー21に設けてある。
浄化装置20を傾けるため、捕集容器21aを備えたカバ
ー21はヒンジ32によりボールハウジング12にリンク結合
して固定し、第1図の上に示す端部21bと共にレール33
の上を移動可能に案内されるので、ボール12を傾けた
り、浄化装置20を傾けることは同時に一つの駆動装置で
のみ行える。
最後に、この水洗便所1にはブロックで示す電子制御
装置35もある。この装置によりボール7と便座8の開け
閉めおよび以下に説明する浄化過程の経過も完全にある
いは一部自動的に制御できる。この制御装置35には測
定、制御および調整のための電気および/または電子部
品を備えた制御回路が付属している。この制御回路は図
面に示しいない電子導線を介して浄化装置20と浄化スペ
ース31および水洗便所1の他の駆動および制御部品の全
てに接続している。個々の電気あるいは電子制御部品あ
るいは部材は互いに時間に応じてロックしたり制御でき
ると効果的である。更に、制御装置35には少なくとも一
つの操作部材、例えばセンサスイッチ36がある。このス
イッチにより以下に説明する噴射過程を手動で行える。
この発明の実施例を詳しく説明した後、ボール7と便
座8を洗浄するためにある洗浄過程をより詳しく説明す
る。
第1〜4図に示す水洗便所1は使用者に対して通常使
用位置になっている。使用者が水洗便所1を使用する
と、ボール7と便座8は自動的にあるいはセンサスイッ
チ36を操作して噴射位置に傾く。これによりボールの中
身の少なくとも一部を排出管10に廃棄され、本来の洗浄
過程が始まる。洗浄には浄化装置20がカバー21と共にボ
ール7あるいは便座8の上に、第2図に示すように載置
される。洗浄スペース31はその中に導入すべき噴射水が
封止エッジdに沿って排出し、排出管10に達し、あるい
は、場合によって、カバー21の捕集容器21aにより捕集
される。
次いで、便座8とボール7の内壁は最初の洗浄期間中
に噴射ノズル24,25と26を通して案内された加圧水を吹
き付けて洗浄される。つまり、例えば1000〜3000kPaの
圧力と、約3〜10cmのノズル間隔で洗浄される。この洗
浄期間中には洗浄器23が軸22の周りに回転し、ボール7
の残りの物を排出管10に流し出す。
例えば5〜30秒の時間にわたる第一洗浄過程の間に
は、便座表面あるいはボールの内壁にへばりつく汚れや
汚い粒子も溶かし出し、場合によっては、例えばトイレ
ットペーパーのような他の粗い物と一緒に流し出す。同
時にあるいは幾分遅れて、換気手段によりカバー21とボ
ール7で仕切られた洗浄スペース31に温かい空気を、例
えばノズル24,25と26の合体ジェットにして吹き込む。
その結果、このように昇温させたあるいは加熱させた加
圧水でしつこく付着している汚れを簡単に便座8からあ
るいはボール7の内壁から剥離させることができる。こ
の場合、換気手段は便座の表面を短時間に、例えば2〜
30秒の間、100℃以上、好ましくは150〜200℃となる温
度に加熱するようにも制御されている。これにより、実
際上便座の表面に存在する全ての微生物を破壊できる。
第一洗浄期間に続き、水の供給を止め、便座8とボー
ル7に第二洗浄期間で換気手段で冷たい空気あるいは、
場合によっては、高温の空気を吹き付けて乾燥させるの
で、次の使用者は乾燥した衛生設備を利用できる。
上に説明した洗浄過程では、この発明による洗浄機構
は約0.5〜3リットルの水しか必要としない。つまり比
較的少量の水で済む。ボール7と便座8を洗浄して乾燥
させるのに必要な時間は、例えば0.5〜2分となる。
第2図から分かるように、カバー21の捕集容器21aは
洗浄期間中に水のレベルn以下にある。それ故、水を排
出する機構が必要となる。この機構はボール7を傾けた
時に噴射水を捕集容器21aから排出管10に流す。これ
は、この発明により一端を捕集容器21aに載り、他端を
ボール7に流入する排出ホース14で行える。この場合、
ボール7を使用位置に傾けると、噴射水が先ず上に移さ
れ、そこから排出ホース14を通して排出管10に流れる。
ボール7をハウジング7へ傾けると、ボールの縁部分
7aの前部分が上に、またボールの縁部分7aの後部分が下
に移動する。その結果、ボール7は噴射位置で傾いた位
置を占める。ボール7を傾けるため、既に説明したよう
に、傾斜装置、例えば第5図に示すタイプの装置が使用
される。
第5図にただ模式的に示す傾斜装置40には駆動円板42
と付属するレバーアーム43を伴う電動モータ41がある。
レバーアームはその両端で駆動円板42とボールハウジン
グ12のヒンジ13にリンク結合している。このリンク結合
部の構造は駆動円板を矢印の方向44に回転させてボール
7が使用位置から噴射位置へおよびこの逆に傾くように
選択されている。この傾斜機構により、特に旋回毎に駆
動軸の回転方向を変更することを省くことができる。こ
れは結局静かでほぼ騒音のない傾斜運動を与える。
第6図に使用位置のみを示し、全体に符号101を付け
た水洗便所は、第1〜4図を参照して説明した水洗便所
1とほぼ同じように形成されている。この水洗便所には
ボール107がこのボール107の上に配置された便座108と
一緒に傾斜可能に使用されるハウジング102がある。
水洗便所101は水洗便所1とは、噴射水容器128がハウ
ジング102ではなく、浄化装置120のカバー121の上に配
置され、可動噴射水導管130を介して水導入容器131に接
続する点で異なっている。噴射水容器128と水導入容器1
31は加圧排出ホース132により互いに連結している。
第1〜4図を参照して説明した水洗便所1のように、
水洗便所101にもポンプ手段と換気手段を備えた浄化装
置120がある。従って、水洗便所1で説明した洗浄過程
は水洗便所101でも同じように行われる。
ボール107と便座108を洗浄するために使用される浄化
装置120には、更に貯蔵容器128に接続する噴射ノズル13
3もある。この噴射ノズルは加圧された噴射水あるいは
噴射水を使用位置でも、中間噴射のために、ボール107
に噴射できるように向けて設計されている。図示する実
施態様では、加圧水は自由ゼット134としてボール107の
ラッパ状の開口135に達し、そこからボールの内部スペ
ース136に達する。
第7図はこの発明による水洗便所の他の実施態様を示
す。この図面に示し、全体に符号201を付けた水洗便所
はプラスチックハウジング202を有し、その前壁203には
フレーム開口204があり、組み立て壁206に接している。
フレーム開口204には、ボール縁部分207aに固定された
便座208を備えたボール207がある。更に、このボール20
7には、可動および/または延びる図面に示していない
サイフォンを介して糞便排出管209に接続する糞便排出
部207bがある。ボール207の内部スペース210には、選択
的に開閉できる加圧水導入導管が流入している。この導
管の開口は噴射ノズル211により形成され、ボール207の
糞便排出部207bに対向している。このボール207は最後
にボールハウジング214に挿入されそこに固定されてい
る。
ハウジング202の内部スペース215には、更にボールハ
ウジング214を傾けるために使用される傾斜装置216が配
置されている。この装置にはボール207を支持する二つ
のU字状の担持体217と218がある。これ等の担持体には
それぞれ互いに平行に配置された二つの脚部217aと218a
およびそれぞれ脚部217aと218aを互いに連結する前壁20
3に水平で平行に向いた一つの中間片217bと218bがあ
る。各担持体の中間片は旋回軸受220あるいは221により
担持体217と218が中間片の長手軸の周りに回転可能に固
定されたベース219に固定されている。更に、ボール207
を担持するボールハウジング214は脚部217aと218aの端
部でそれぞれ二つの横旋回軸受222と223に懸垂されてい
る。
この傾斜装置216によりボール207と便座208を第7図
に示す使用位置から図示していない噴射位置へ、および
この逆に傾斜させる。噴射位置ではボール207が完全に
ハウジング202の中にあり、ボールハウジング214の前壁
214aはハウジング202のフレーム開口204をほぼ隙間なく
閉ざす。
ボール207をハウジング202に傾ける時、ボールの縁部
分207aの前部分が上に、またボールの縁部分207aの後部
分が下に移動する。ボール207を傾けるため、図面に示
していない電動モータ、例えば自動車産業で周知の窓ガ
ラス昇降モータが使用される。
更に、ハウジング202には浄化装置230が配置されてい
る。この装置には下に開くカバー231があり、このカバ
ーの下には軸の周りに回転する噴射アーム232が配置さ
れている。この噴射アームには噴射位置で便座208の方
におよびボール207に向く噴射ノズル233aが設けてあ
る。噴射アームを回転させるため、モータ234を有する
駆動装置が使用される。他の噴射ノズル233bはカバー23
1の下の中央に配置されている。噴射ノズル233aと233b
は導管を介して図面に示していない噴射水供給装置に接
続している。この噴射水供給装置には水容器と加圧水を
発生するために使用される加圧水源とがある。この加圧
水源には、例えば少なくとも一つの貯蔵容器と加圧水を
発生するために使用する遠心力ポンプとがある。
更に、浄化装置230にはこの装置の残りの部品から切
り離されている換気装置235がある。この換気装置は洗
浄期間中に噴射ノズル233から出る加圧水を選択的に昇
温させるかあるいは加熱して、ボール207と便座208を洗
浄過程の後に冷たい空気あるいは高温の空気で乾燥させ
る働きをする。
更に、浄化装置230は洗浄過程の間にそのカバー231を
噴射位置に傾いたボール207あるいは便座208の上に載せ
るように垂直に移動可能な支持装置237に固定されてい
る。
最後に、この水洗便所201も前に説明したタイプの制
御装置238を有する。
この水洗便所201が利用者に噴射位置にされている場
合には、圧力スイッチを操作してあるいはセンサ手段で
ボール207を自動的に傾けることができる。
この水洗便所を長期間使用しない場合には、制御装置
238により換気装置235を周期的に、例えば30分の時間間
隔で、あるいはこの水洗便所を使用する前に短期間利用
者により動作させ、便座208の表面を温かい空気で温め
て、利用者が予め温めた便座208を利用できる。
人がこの水洗便所201を使用した後には、ボール207と
便座208は、既に説明したように、洗浄され乾燥されて
いる。これには、ボール207が噴射位置で傾いた姿勢を
占め、浄化装置230はそのカバー231をボール207あるい
は便座208に載せ、噴射ノズル233を担持する噴射アーム
232は傾いたボール207の座面に垂直な軸239の周りに回
転する。
最後に、第1〜7図を参照して説明した3つの水洗便
所はこの発明の多くの可能性のある実施態様の一つの選
択を示すもので、種々の観点から変更改良ができること
をここで指摘しておく。
従って、例えば噴射ノズルの少なくとも一部、特にボ
ールの内壁に向けた噴射ノズルを、洗浄過程の間に角度
付けて可変できるように設けることも可能である。その
結果、噴射ノズルのジェット円錐が洗浄すべき面の上に
波状に案内され、これによりしつこく付着した汚れを効
果的に除去できる。
更に、洗浄カバーに便座とボールの汚れ状態を確認す
るため光学センサを設けることもできる。これ等のセン
サは電気導線を介して制御装置に接続しているので、洗
浄過程、特にノズルの案内はセンサで測定された測定信
号に応じて汚れ状態に最適に合わせることができる。
最後に、この水洗便所には化学洗浄剤用の容器もあっ
てもよい。この洗浄剤を、必要に応じて、単独あるいは
噴射水と一緒に噴射できるので、完全に滅菌した状態の
ボール壁や便座表面にすることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−58650(JP,A) 特開 平2−274931(JP,A) 特公 平3−58608(JP,B2) 実公 昭56−13430(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03D 11/12 E03D 9/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジング(2,102,202)と、このハウジ
    ング(2,102,202)のフレーム開口(3,204)で使用位置
    から噴射位置へ、およびこの逆に傾けることのできるボ
    ール(7,107,207)と、ボールの縁部分(7a,207a)の上
    に配置された便座(8,108,208)と、水容器(28,128)
    に接続する多数の噴射ノズル(24,25,26,133,211,233a,
    233b)と、糞便排出管(10,209)と、洗浄位置で噴射ノ
    ズル(24,25,26,133,211,233)から出た加圧水でボール
    (7,107,207)および便座(8,108,208)を洗浄する浄化
    装置(2,120,230)を備えた水洗便所において、浄化装
    置(20,120,230)がボール(7,107,207)および便座
    (8,108,208)を洗浄するために使用される噴射ノズル
    (24,25,26,133,211,233a,233b)に及ぶカバー(21,12
    1,231)を有し、便座(8,108,208)を洗浄するために使
    用される噴射ノズル(25,26,233a)が軸の周りに回転可
    能に配置され、噴射位置でカバー(21,121,131)および
    便座(8,108,208)が共に、ハウジングの内部スペース
    (9)に対して水封止して遮断された洗浄スペース(3
    2)を仕切っていることを特徴とする水洗便所。
  2. 【請求項2】ボール(7,107,207)および便座(8,108,2
    08)を洗浄するためにある噴射ノズル(24,25,26,133,2
    11,233)は加圧水を発生するためにあるポンプ手段を備
    えた洗浄装置(23)に固定され、この洗浄装置はカバー
    (21,121,231)に回転可能に配設され、噴射水導入導管
    (27,130)に接続されていることを特徴とする請求項の
    範囲第1項に記載の水洗便所。
  3. 【請求項3】洗浄装置(23)には少なくとも一つの回転
    アーム(23b)があり、この回転アームには噴射位置で
    便座(8)に向く噴射ノズル(25,26)が設けてあるこ
    とを特徴とする請求の範囲第2項に記載の水洗便所。
  4. 【請求項4】洗浄装置(23)には換気手段があり、この
    換気手段は洗浄過程中に噴射ノズル(24,25,26)から出
    る加圧水を選択的に加圧空気で昇温するか加熱し、ボー
    ル(7)と便座(8)を洗浄後に冷たい空気あるいは温
    かい空気で乾燥させるために使用されることを特徴とす
    る請求の範囲第2項または第3項に記載の水洗便所。
  5. 【請求項5】浄化装置(20,120)は洗浄過程中にカバー
    (21,121)を休止位置から噴射位置に傾けたボール(7,
    107)に載るようにボールハウジング(12)に傾斜可能
    に接続し、ボール(7,107)の傾斜と浄化装置(20,12
    0)の傾斜は同時にただ一つの駆動装置により行われる
    ことを特徴とする請求の範囲第1〜4項の何れか1項に
    記載の水洗便所。
  6. 【請求項6】ボール(7,107)は水平な回転軸の周りに
    傾斜可能に支承され、噴射位置で大きく傾いた位置を占
    め、この位置でボール(7)の糞便排出口(7c)を糞便
    排出管(10)に向けることを特徴とする請求の範囲第1
    〜5項の何れか1項に記載の水洗便所。
  7. 【請求項7】ボール(207)の内部スペース(210)には
    加圧水導入導管が合流し、この導管の開口はボール(20
    7)の糞便排出口に対向していることを特徴とする請求
    の範囲第1〜6項の何れか1項に記載の水洗便所。
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