JP3204744B2 - 信号遅延メモリ回路 - Google Patents

信号遅延メモリ回路

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JP3204744B2 JP19516492A JP19516492A JP3204744B2 JP 3204744 B2 JP3204744 B2 JP 3204744B2 JP 19516492 A JP19516492 A JP 19516492A JP 19516492 A JP19516492 A JP 19516492A JP 3204744 B2 JP3204744 B2 JP 3204744B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体メモリを利用
して信号を可変的に遅延させる信号遅延メモリ回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】メモリを利用して信号を遅延させる回路
としては、一般的に図2に示すように構成される。すな
わち、入力信号はA/D(アナログ/デジタル)変換器
1でデジタルデータに変換されて信号遅延メモリ回路2
に供給される。このメモリ回路2はRAM等の半導体メ
モリに対する入力データの書込み、読出しを所定の時間
差を持って行うことで入力データを遅延する。この遅延
データはD/A(デジタル/アナログ)変換器3でアナ
ログ信号に戻され、これによって入力信号の遅延信号が
得られる。ここで、遅延時間を可変できるようにするた
めに、上記信号遅延メモリ回路2は図3に示すように構
成される。
【0003】図3において、メモリ21はR/W制御回
路22からの読出し/書込み制御信号によって読出し状
態、書込み状態に設定される。一方、サンプリングクロ
ック発生回路23で発生されるクロックはカウンタ回路
(Nビット)24でカウントされ、そのカウント値は加
算器25を介してメモリ21にアドレスデータ(Nビッ
ト)として供給される。
【0004】ここで、遅延時間設定回路26により遅延
時間を設定すると、時間データはデコード回路27でア
ドレスデータに変換されてバイアスアドレス変換ROM
28に供給され、このROM28から設定遅延時間に対
応するバイアスアドレスデータ(Nビット)が出力され
る。このバイアスアドレスデータは、R/W制御回路2
2からの読出し/書込み制御信号により切替制御される
バイアス切替回路29により、メモリ21の読出し時に
は遮断され、書込み時のみ加算器25へ導出される。
【0005】すなわち、メモリ21の書込み状態では、
カウンタ回路24のカウント値にバイアスアドレスデー
タが加算され、その加算結果が書込みアドレスデータと
してメモリ21に供給される。また、メモリ21の読出
し状態では、上記カウント出力がそのまま読出しアドレ
スデータとしてメモリ21に供給される。
【0006】このように、上記信号遅延メモリ回路2
は、信号のサンプリングデータをサンプリング周期に同
期したアドレスデータと必要とする可変時間に対応する
アドレス分を加算した書込みアドレスデータによりメモ
リ21に書き込み、前記アドレスデータによりメモリ2
1からデータを読み出すことでデータを遅延させてい
る。
【0007】しかしながら、上記構成による従来の信号
遅延メモリ回路では、全ての回路が最大遅延時間に対応
するメモリの容量であるビット数(N)分のアドレスを
処理する必要があり、その規模はそのビット数(N)が
多くなるほど大きくなってしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の信号遅延メモリ回路では、全ての回路が最大遅延時
間に対応するメモリの容量であるビット数分のアドレス
を処理する必要があり、その規模がそのビット数が多く
なるほど大きくなってしまう。
【0009】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたもので、メモリの容量に比較して遅延時間可変の
ためのアドレス処理の回路規模が小さい信号遅延メモリ
回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明に係る信号遅延メモリ回路は、入力信号のサ
ンプリングデータをメモリに書込み、設定された遅延時
間後に前記メモリから読出してデータを遅延出力するも
のであって、前記サンプリングデータのサンプリングク
ロックをカウントして前記メモリの読出し時及び書込み
時のN(Nは自然数)ビットアドレスデータを発生する
カウンタ回路と、最小遅延単位を前記サンプリングクロ
ック周期の2n 倍(nは0及び正の整数でn<N)とし
て遅延時間を設定する遅延時間設定回路と、この回路の
設定時間をN−nビットのバイアスアドレスデータに変
換するデコード回路と、前記メモリの読出し/書込みを
切替制御する読出し/書込み制御回路と、前記メモリの
読出し/書込み制御状態に応じて前記バイアスアドレス
データを切替えるバイアスアドレス切替回路と、前記カ
ウンタ回路のNビット出力のうち上位N−nビットデー
タと前記バイアスアドレス切替回路からのバイアスアド
レスデータを加算する加算回路とを具備して構成され
る。
【0011】
【作用】上記構成による信号遅延メモリ回路では、遅延
時間の可変時間の可変最小単位をサンプリングクロック
周期の2n 倍として、メモリの書込み時及び読出し時と
もメモリアドレスの下位nビット分にカウンタ回路のN
ビット出力のうち下位nビットをそのまま用い、残りの
上位N−nビット分のアドレスのみを、メモリの書込み
/読出し状態に応じて、設定遅延時間に対応するバイア
スアドレスデータで可変するようにしている。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
詳細に説明する。但し、図1において、図3と同一部分
には同一符号を付して示し、ここでは異なる部分を中心
に説明する。
【0013】図1はこの発明に係る信号遅延メモリ回路
の構成を示すものである。図1において、前記カウンタ
回路24から出力されるNビットカウント値の下位nビ
ットのデータは、読出し/書込みのいずれにかかわら
ず、メモリ21にアドレスデータの一部として供給さ
れ、残りのN−nビットのデータは加算器2aに供給さ
れる。
【0014】また、遅延時間設定回路2bは最小遅延単
位がサンプリングクロック周期の2n 倍(n=0,1,
2,…の整数)に設定されており、デコード回路2cは
設定された遅延時間をN−nビットのバイアスアドレス
データに変換する。このデコード回路2cで得られたバ
イアスアドレスデータは、バイアスアドレス切替回路2
dによりメモリ21の書込み時のみ、加算器2aに供給
される。この加算器2aの加算結果は上位N−nビット
のアドレスデータとしてメモリ21に供給される。上記
構成において、以下にその動作を説明する。
【0015】まず、サンプリングクロック発生回路23
から出力をカウンタ回路24でカウントすることにより
メモリ21のアドレスデータを得る。また、メモリ21
の書込み時には遅延時間に対応したバイアスアドレスデ
ータを発生し、加算器25でカウンタ回路24のカウン
ト出力と加算し、書込みアドレスデータの一部としてメ
モリ21に供給する。
【0016】ここで、メモリ21の全アドレスがNビッ
トとすると、カウンタ回路24はNビット分のカウンタ
が必要となる。しかし、遅延時間の可変時間の可変最小
単位をサンプリングクロック周期の2n 倍としているの
で、メモリ21の書込み時及び読出し時ともメモリ21
のアドレスの下位nビット分はカウンタ回路24から出
力されるアドレス値のままでよいことになり、残りの上
位N−nビット分のアドレスのみを遅延時間に応じて可
変すればよい。このことにより、バイアスアドレス切替
回路2d及び加算器2aはN−nビット分に対応してい
ればよく、回路構成を簡単に、つまり回路規模を小さく
することができる。したがって、上記構成による信号遅
延メモリ回路は、メモリの容量に比較して遅延時間可変
のためのアドレス処理の回路規模を小さくすることがで
きる。
【0017】尚、上記実施例ではサンプリング周期が決
定している場合について説明したが、遅延時間の可変最
小単位がA秒と決定している場合には、サンプリング周
期をA/2n 秒(サンプリング周波数は(1/A)×2
n Hz)とすることにより実現できる。
【0018】また、上記実施例では、加算回路を用い
て、書込み時にバイアスアドレスを加算している場合に
ついて説明したが、減算回路を用いて、書込み時にはカ
ウンタ回路から出力されるアドレス値のままとし、読込
み時にバイアスアドレスを減算することによっても実現
できる。この発明は上記実施例に限定されるものではな
く、その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変
形しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
【0019】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、メモリ
の容量に比較して遅延時間可変のためのアドレス処理の
回路規模が小さい信号遅延メモリ回路を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る信号遅延メモリ回路の一実施例
を示すブロック回路図。
【図2】半導体メモリを利用した遅延回路の構成を示す
ブロック回路図。
【図3】図2の遅延回路に用いられる従来の信号遅延メ
モリ回路の構成を示すブロック回路図。
【符号の説明】
1…A/D変換器、2…信号遅延メモリ回路、3…D/
A変換器、21…メモリ、22…R/W制御回路、23
…サンプリングクロック発生回路、24…カウンタ回
路、25…加算器、26…遅延時間設定回路、27…デ
コード回路、28…バイアスアドレス変換ROM、29
…バイアスアドレス切替回路、2a…加算器、2b…遅
延時間設定回路、2c…デコード回路、2d…バイアス
アドレス切替回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 19/00 G11C 7/00 G06F 5/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号のサンプリングデータをメモリに
    書込み、設定された遅延時間後に前記メモリから読出し
    てデータを遅延出力する信号遅延メモリ回路において、
    前記サンプリングデータのサンプリングクロックをカウ
    ントして前記メモリの読出し時及び書込み時のN(Nは
    自然数)ビットアドレスデータを発生するカウンタ回路
    と、最小遅延単位を前記サンプリングクロック周期の2
    n 倍(nは0及び正の整数でn<N)として遅延時間を
    設定する遅延時間設定回路と、この回路の設定時間をN
    −nビットのバイアスアドレスデータに変換するデコー
    ド回路と、前記メモリの読出し/書込みを切替制御する
    読出し/書込み制御回路と、前記メモリの読出し/書込
    み制御状態に応じて前記バイアスアドレスデータを切替
    えるバイアスアドレス切替回路と、前記カウンタ回路の
    Nビット出力のうち上位N−nビットデータと前記バイ
    アスアドレス切替回路からのバイアスアドレスデータを
    加算する加算回路とを具備する信号遅延メモリ回路。
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