JP3202702U - 軌道型電気接続端子の改良構成 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易的な構成を有するという条件下において、作製時の廃材の発生、放熱効果の向上及び操作時の安定性の向上等の作用を有する軌道型電気接続端子の改良構成を提供することにある。【解決手段】絶縁ケーシング内に内設する導電フレーム10を包括し、前記導電フレーム10は、フレーム本体40と、導線コネクタ50との二つの部分に分かれ、それぞれ既定されたコの字型、ランドルト環型の断面輪郭或いは形状に作製されている。前記導線コネクタ50は、金属弾性片20を組合して共にフレーム本体40上に設置し、これ等機器からの接地導線に枢設している。前記導線コネクタ50は、開口56と副辺55とを設けて前記金属弾性片20の動きを導引し、且つ前記金属弾性片20に発生する偏移状況を阻止している。【選択図】図3

Description

本考案は、軌道型接続端子の導電配線構成、特に、導電フレームを既定形状のフレーム本体と導線コネクタとの二つに分けることで、製造時に発生する廃材を低減するものである。
プラスチック材で作製される絶縁ハウジング内に被覆されている金属素子或いは金属弾性片を応用して端子に入り込む導線を圧着し、電気的接続の接続端子を形成し、且つ接続端子を配列形態にして接地軌道上或いは導電軌道上に結合することで、電気機器或いは機械設備の共有接地装置を構築してこれ等機器に残留する電圧或いは静電気を放散することは、すでに周知技術である。例えば、特許文献1乃至5等がその典型的な実施例である。
このような接地導電端子は、絶縁ケーシングを包括し、前記絶縁ケーシング内には複数の導線コネクタを連結する導電フレームが内設され、前記導線コネクタ内に設ける金属弾性片と共に、これ等機器からの接地導線に枢設して接触或いは電気的接続を形成している。また、金属弾性片は、先端部を包括し、導線を前記絶縁ケーシングに挿入した後、導線を圧着することで、金属弾性片との接触状態或いは絶縁ケーシングから容易に離脱することができないようにしている。作業員がその他の工具を前記ケーシング内に入れて前記先端部を押圧しない限り、前記導線と前記金属弾性片との接触状態を解除することはない。
また、周知の軌道型接続端子に関する組合せ構成の作製及び操作応用における課題は、以下のとおりである。
第一に、接続端子の導電フレームの構成は、複雑で、作製に手間と時間とがかかり、生産能力に不利で、廃材が発生し易い。例えば、特許文献6や特許文献7は、金属プレートを提供し、前記金属プレートの両端区域は、ベース脚部、接触脚部、接合脚部、二つの側壁及びこれに対応する二つの端部区域、四つの湾曲縁、二つの鋭角エッジ、端部、凹部及び突出部等の構成をそれぞれブレス加工し、接合脚部を第一方向に向かって90°に折曲し、接合脚部は接触脚部とともに第二方向に向かってベース脚部と90°に折曲し、さらに側壁を第一方向に向かって90°に折曲することで、二つの鋭角エッジを互いに嵌合させ、且つ端部を第三方向に向かって90°に折曲し、共に金属プレートを制限する空間を形成している。また、特許文献2も複雑に折曲する構成の導電フレームを掲示している。
第二に、周知の一体成形の導電フレーム及び導電コネクタを、導電性が好ましい銅で作製した場合、その剛性或いは硬度は低く、金属弾性片の動きに対して理想的な制限或いは規範作用を形成することができず、鉄や鋼等の剛性或いは硬度が高い材料で作製した場合、導電性が好ましくないという状況になってしまう。つまり、好ましい導電性で、且つ高い剛性或いは硬度を同時に有する必要があるという課題がある。
周知技術において、剛性或いは硬度が高い鋼材の外部に好ましい導電性の銅層を電気鍍金することが掲示されているものの、この方法では、作製に手間と時間とがかかる上、コストが高い。
また、周知の軌道型接続端子に関する組合せ構成の作製及び操作応用におけるもう一つの課題は、導線が絶縁ケーシング及び導線コネクタに挿入する時、導線は、まず金属弾性片を押圧し、その後、金属弾性片の弾性付勢力を介し、導線コネクタと共に導線を圧着或いは挟持して電気的接続を形成している。導線が絶縁ケーシングに挿入する時、挿入作業が多くて発生した人為的なミス等によって、導線の裸線端子がケーシングを傷付けたり、金属弾性片に偏移が発生したり、さらにケーシングの擦過傷や挟持不安定等の状況が発生することを防ぐため、周知技術では、閉式導線コネクタ構成を掲示して上述した問題を改善している。例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献4及び特許文献8等がその典型的な実施例である。
しかし、これ等当該分野における通常の知識を有する者が周知しているように、閉式導線コネクタ構成は、電流によって発生した熱を放熱し難い上、コストが高いだけでなく、高温及び高抵抗も発生し易いため、導電効果を低減することから、望ましい状況とはいえない。
上述したことは、軌道型接続端子、導電フレーム、導線コネクタ、金属弾性片或いはこれらに関わる組合せに関するものとして例示したものであるが、もし、導電フレーム、導線コネクタ及び金属弾性片の構成の組合せを再度検討すれば、その使用形態を変えることで従来とは異なる構成とすることができ、実質上、その応用範囲も拡大する。例えば、接続端子の導電フレーム及び導線コネクタの固定構成或いは組合せ関係を変更することで、その構成を容易に製作することができ、周知の複雑な折曲構成の形態や作業に手間と時間とがかかる上廃材が発生し易い等の状況を改善することができる。さらに、剛性或いは硬度が高いという条件に符合する状況下で、好ましい導電性を有すると同時に、周知の構成に比べて好ましい放熱効果を有しながら、周知にある導線の裸線端子がケーシングを傷付けたり、金属弾性片に偏移が発生したり、さらにケーシングの擦過傷や挟持不安定等の状況を顕著に改善する手段を得ることができる。上述したこれ等特許文献には、このような課題は具体的に示唆或いは掲示されていない。
ドイツ実用新案公報第202008015306号 アメリカ特許公開第2013/0143433号 アメリカ特許公開第2014/0127932号 ドイツ特許公開第102012009286号 アメリカ特許明細書第5362259号 アメリカ特許公開第2013/0330985号 中国特許公開第103392271号 欧州特許公開第1353407号
本考案の主要な目的は、簡易的な構成を有するという条件下において、作製時の廃材の発生、放熱効果の向上及び操作時の安定性の向上等の作用を有する軌道型電気接続端子の改良構成を提供することにある。
上述した目的を達成するため、本考案は、絶縁ケーシング内に内設する導電フレームを包括し、前記導電フレームは、フレーム本体と、導線コネクタとの二つの部分に分かれ、それぞれ既定されたコの字型、ランドルト環型の断面輪郭或いは形状に作製されている。前記導線コネクタは、金属弾性片を組合して共にフレーム本体上に設置し、これ等機器からの接地導線に枢設している。前記導線コネクタは、開口と副辺とを設けて前記金属弾性片の動きを導引し、且つ前記金属弾性片に発生する偏移状況を阻止している。
本考案に係る軌道型電気接続端子の導電配線構成に基づくと、前記フレーム本体の両端は、アーム部を垂直にそれぞれ凸出することで、前記フレーム本体をコの字型の断面構成或いは輪郭に形成している。また、また、前記導線コネクタは、第一辺と、前記第一辺に連接する第二辺と、前記第二辺に連接する第三辺と、前記第三辺に連接する第四辺とを包括し、さらに、前記副辺は、前記第二辺に連接して前記第四辺と共に前記開口を定義し、、前記導電コネクタをランドルト環型の断面輪郭或いは形状を形成している。
本考案及びケーシングの組合せ構成を示す模式図である。 本考案に係る導線コネクタをプレートブランク材にした際の構成を示す模式図である。 本考案に係る構成を示す分解図である。 図3の組合せ構成を示す模式図である。 本考案に係る実施例を示す模式図である。 本考案に係るもう一つの実施例の構成を示す分解図である。 図6の組合せ構成を示す模式図である。 図6の組合せ構成を示す断面図である。 本考案に係るさらにもう一つの実施例の構成を示す分解図である。 図9の組合せ構成を示す模式図である。 図9の組合せ構成を示す断面図である。 本考案に係るさらにまた、もう一つの実施例の構成を示す分解図である。 図12の組合せ構成を示す模式図である。 図12の組合せ構成を示す断面図である。 本考案に係るその他の実施例の構成を示す分解図である。 図15の組合せ構成を示す模式図である。 図15の組合せ構成を示す断面図である。 本考案に係るさらにその他の実施例の構成を示す分解図である。 図18の組合せ構成を示す模式図である。 本考案に係るさらにまた、その他の実施例の構成を示す分解図である。 図20の組合せ構成を示す模式図である。
図1乃至3を参照すると、本考案に係る軌道型電気接続端子の改良構成は、導電フレーム10及び金属弾性片20の組合せを包括している。前記導電フレーム10及び前記金属弾性片20は、いずれも絶縁ケーシング30内に内設し、導線を枢設し且つ接地軌道(或いは導電軌道)上に結合することで、電気機器或いは機械設備の共有接地装置(図示されていない)を構築している。
好ましい実施例中において、前記導電フレーム10は、フレーム本体40及び導電コネクタ50の二つの部分に分かれている。前記フレーム本体40は、導電性が好ましい銅材を選択して構成しており、また、前記フレーム本体40は、前記金属弾性片20を組合わせるために用いる欠け溝41を設けている。前記フレーム本体40の両端は、アーム部42を垂直にそれぞれ凸出することで、前記フレーム本体40をコの字型の断面構成或いは輪郭に形成している。前記アーム部42の内面42a及び外面42bは、ショルダー部43と、凹溝44とをそれぞれ設置しており、前記ショルダー部43は、前記金属弾性片20の前記先端部23が拡張して前記フレーム本体40の前記アーム部42及び前記導線コネクタ50を超えることを阻止することができる。
つまり、前記金属弾性片20は、第一区間21と、前記第一区間21に連接する第二区間22とを包括している。前記第一区間21は前記先端部23を有し、前記第二区間22は末端部24を有しており、前記末端部24は、前記フレーム本体40の前記欠け溝41に挿入するための挿入部25を形成し、且つ前記先端部23を前記アーム部42の前記ショルダー部43上に圧着している。
次に、図2乃至図4を参照すると、前記導線コネクタ50を定位するように組合せるために用いる前記凹溝44が示されている。前記導電コネクタ50は、剛性或いは硬度が高い、例えば、鉄や鋼等の材料を選択して図2のようなプレートブランク材の形態を形成し、且つ前記導電コネクタ50は、図2で図示されている形態から図3で図示されている構成に作製している。従来のものと比較すると、前記導電フレーム10を前記フレーム本体40及び前記導線コネクタ50の二つの部分に分けることは、前記導電フレーム10のフレーム本体40が好ましい導電性という条件に符合し、且つ前記導線コネクタ50が高い剛性或いは硬度という要求に符合するだけでなく、その構成自体も簡略化して廃材が発生する状況が相対的に低減することができる。また、一回や二回の折曲作業だけで、前記フレーム本体40及び前記導線コネクタ50の構成を完成することができることから、周知技術では複数回、少なくとも三つの異なる方向に折曲する作業を実施しなければならないという状況を改善し、作製が簡単という効果を得ている。
次に、図3及び図4を参照すると、前記コネクタ50は、第一辺51と、前記第一辺51に垂直に連接する第二辺52と、前記第二辺52に垂直に連接する第三辺53と、前記第三辺に連接する第四辺54とを包括するほか、前記第一辺51に垂直に連接する副辺55をさらに包括し、且つ前記副辺55は、前記第四辺54と共に開口56を定義し、前記導電コネクタ50をランドルト環型の輪郭或いは形状に形成することで前記金属弾性片20を収容している。
好ましい実施例において、前記導線コネクタ50の前記第二辺20は、図面で図示されている上、下区域の少なくとも一方に、前記第三辺53及び前記第四辺54に延在する欠け口57、58をそれぞれ形成している。前記開口56及びこれ等欠け口57、58によって、前記導線コネクタ50を(半)開放的な構成に形成することで、応用時に放熱作用を提供することができる。
また、図3及び図4は、前記導線コネクタ50が前記金属弾性片20を組合して前記フレーム本体40上に一緒に設置する状況を図示しており、前記導線コネクタ50の前記第一辺51、即ち上縁は、前記フレーム本体40の前記凹溝44に接合し、且つ前記第二辺52及び前記副辺55と共に、前記フレーム本体40の前記アーム部42を囲繞している。また、前記導電コネクタ50の前記第二辺52は、前記第三辺53及び前記第四辺54と共に、前記金属弾性片20の前記第二区間22を囲繞することで、前記第一区間21の前記先端部23を前記アーム部42の前記ショルダー部43上に圧着している。これと同時に、前記導電コネクタ50の前記第二辺52は、前記第三辺53及び前記第四辺54と共に、前記金属弾性片20の前記第二区間22の構成を囲繞することで、前記金属弾性片20の動きを固定且つ規範することを補助することができる。
また、導線が前記絶縁ケーシング30及び前記導電コネクタ50に挿入して前記金属弾性片20の前記第一区間21或いは前記先端部23を圧動した場合、前記導電コネクタ50の前記副辺55及び/或いは前記第二辺52は、前記金属弾性片20の動きを一緒に導引及び規範することができ、前記金属弾性片20に発生する偏移や前記絶縁ケーシング30の擦過傷といった状況を阻止している。
本考案に係る実施例を示す図5を参照すると、本考案に係る実施例を示しており、前記導線コネクタ50の前記第一辺51と、前記フレーム本体40の前記アーム部42とは、半田付け90の作業を実施することで、組合せをより確実且つ強固なものとしている。
図6乃至図8は、もう一つの実施例を示しており、前記フレーム本体40の前記アーム部42と、前記導線コネクタ50の前記第一辺51とは、孔隙構成を形成する組合せ部45、59をそれぞれ設け、例えば、ボルト、ネジ、リベット或いはこれ等に類似したもの等の固定器95によって、前記アーム部42及び前記導線コネクタ50を固定するように組合せている。
また、図6乃至図8は、前記導線コネクタ50の前記第二辺52及び前記第三辺53の間と、前記第三辺53及び前記第四辺54の間とに、スロット部523と、スロット部534とを形成することを図示している。また、前記第三辺53、及び前記第三辺53と隣接する前記第二辺52或いは前記第四辺54の間に形成する前記嵌合部523、534に対応する前記金属弾性片20の前記第二区間22の両端は、嵌合部26を形成して前記導線コネクタ50の前記嵌合部523、534を嵌合することで、前記導線コネクタ50及び前記金属弾性片20を固定するように組合せている。
図9乃至図11を参照すると、さらにもう一つの実施例を示しており、前記フレーム本体40の前記アーム部42にある前記組合せ部45は、凸起構成であって、前記導線コネクタ50の前記第一辺51にある前記組合せ部59は、孔隙構成を形成し、前記アーム部42にある前記組合せ部45の孔隙と組合わさって前記アーム部42及び前記導線コネクタ50を固定している。
また、図9乃至図11は、前記導線コネクタ50の前記第二辺52及び前記第三辺53の間と、前記第三辺53及び前記第四辺54の間とに、スロット部523と、スロット部534とを形成することを図示している。また、前記第三辺53、及び前記第三辺53と隣接する前記第二辺52或いは前記第四辺54の間に形成する前記嵌合部523、534に対応する前記金属弾性片20の前記第二区間22の両端は、嵌合部26を形成して前記導線コネクタ50の前記嵌合部523、534を嵌合することで、前記導線コネクタ50及び前記金属弾性片20を固定するように組合せている。
図12乃至図14は、さらにまた、もう一つの実施例を示しており、前記フレーム本体40の前記アーム部42にある前記組合せ部45は、孔隙構成であって、前記導線コネクタ50の前記第一辺51にある前記組合せ部59は、前記第三辺53の方向に向かって翼部を折曲し、前記アーム部42にある前記組合せ部45の孔隙に挿入して前記アーム部42及び前記導線コネクタ50を固定している。
また、図12乃至図14は、前記導線コネクタ50の前記第二辺52及び前記第三辺53の間と、前記第三辺53及び前記第四辺54の間とに、スロット部523と、スロット部534とを形成することを図示している。また、前記第三辺53、及び前記第三辺53と隣接する前記第二辺52或いは前記第四辺54の間に形成する前記嵌合部523、534に対応する前記金属弾性片20の前記第二区間22の両端は、嵌合部26を形成して前記導線コネクタ50の前記嵌合部523、534を嵌合することで、前記導線コネクタ50及び前記金属弾性片20を固定するように組合せている。
図15乃至図17は、その他の実施例を示しており、前記フレーム本体40の前記アーム部42にある前記組合せ部45は、孔隙構成であって、前記導線コネクタ50の前記第一辺51にある前記組合せ部59は、前記第三辺53の方向に向かって出っ張り構成を凸出し、前記アーム部42にある前記組合せ部45の孔隙と組合わさって前記アーム部42及び前記導線コネクタ50を固定している。
また、図15乃至図17は、前記導線コネクタ50の前記第二辺52及び前記第三辺53の間と、前記第三辺53及び前記第四辺54の間とに、スロット部523と、スロット部534とを形成することを図示している。また、前記第三辺53、及び前記第三辺53と隣接する前記第二辺52或いは前記第四辺54の間に形成する前記嵌合部523、534に対応する前記金属弾性片20の前記第二区間22の両端は、嵌合部26を形成して前記導線コネクタ50の前記嵌合部523、534を嵌合することで、前記導線コネクタ50及び前記金属弾性片20を固定するように組合せている。
図18及び図19は、さらにその他の実施例を示しており、前記フレーム本体40の前記アーム部42にある前記組合せ部45は、前記第二区間22の両側に形成する凹部構成であって、前記導線コネクタ50は、前記第二区間22の両側に形成する凹部構成である前記組合せ部45に対応するように、前記第二辺52及び前記第副辺55上においてブロック状の嵌合部52a、55aをそれぞれ設け、前記アーム部42にある前記組合せ部45の凹部と組合わさって前記アーム部42及び前記導線コネクタ50を固定している。
また、図18及び図19は、前記導線コネクタ50の前記第二辺52及び前記第三辺53の間と、前記第三辺53及び前記第四辺54の間とに、スロット部523と、スロット部534とを形成することを図示している。また、前記第三辺53、及び前記第三辺53と隣接する前記第二辺52或いは前記第四辺54の間に形成する前記嵌合部523、534に対応する前記金属弾性片20の前記第二区間22の両端は、嵌合部26を形成して前記導線コネクタ50の前記嵌合部523、534を嵌合することで、前記導線コネクタ50及び前記金属弾性片20を固定するように組合せている。
図面においても前記金属弾性片20の前記第二区間22の前記末端部24にある前記挿入部25が、前記フレーム本体40に設置する嵌合穴46内に挿入されることが図示されていることから、前記金属弾性片20の前記第二区間22の両端は、前記嵌合部26を形成して前記導線コネクタ50の前記嵌合部523、534を嵌合することで、前記導線コネクタ50及び前記金属弾性片20を固定するように組合せている。
図20及び図21は、さらにまた、その他の実施例を示しており、前記フレーム本体40の前記アーム部42にある前記組合せ部45は、前記第二区間22の両側に形成する凹部構成であって、前記導線コネクタ50は、前記第二区間22の両側に形成する凹部構成である前記組合せ部45に対応するように、前記第二辺52及び前記第副辺55上において出っ張り形態の嵌合部52a、55aをそれぞれ設け、前記アーム部42にある前記組合せ部45の凹部と組合わさって前記アーム部42及び前記導線コネクタ50を固定している。
また、図20及び図21は、前記導線コネクタ50の前記第二辺52及び前記第三辺53の間と、前記第三辺53及び前記第四辺54の間とに、スロット部523と、スロット部534とを形成することを図示している。また、前記第三辺53、及び前記第三辺53と隣接する前記第二辺52或いは前記第四辺54の間に形成する前記嵌合部523、534に対応する前記金属弾性片20の前記第二区間22の両端は、嵌合部26を形成して前記導線コネクタ50の前記嵌合部523、534を嵌合することで、前記導線コネクタ50及び前記金属弾性片20を固定するように組合せている。
以上のことから、本考案に係る軌道型電気接続端子の改良構成は、簡易的な構成を有するという条件下において、周知のものと比較すると、以下のような利点を有する。
第一に、前記導電フレーム10の前記フレーム本体40、前記導線コネクタ50及びこれに関する部材構成、例えば、前記導電フレーム10を前記フレーム本体40と、前記導線コネクタ50との二つの部分に分け、好ましい導電性及び高い剛性に符合する材料をそれぞれ選択してコの字型、ランドロト環型の輪郭或いは形状に作製したり、前記導線コネクタ50の前記第一辺51に連接するように前記副辺55を設置して前記第四辺54と共に前記開口56を定義したり、或いは、前記アーム部42及び前記導線コネクタ50に前記組合せ部45、59をそれぞれ設置する等の部分は、再度検討され、その使用及び操作形態を変更して周知のものとは異なるものとしている。これにより、実質上、周知構成が複雑で、作業に手間と時間とがかかる上、コストが高い等の状況が顕著に改善されている。
第二に、前記導線コネクタ50の前記第四辺54は、前記副辺55と共に前記開口56を定義し、前記第二辺52はこれ等欠け口57、58を設置することで、前記導線コネクタ50を(半)開放的な構成に形成し、周知構成の理想的な放熱効果を有するだけでなく、同時に、前記導電コネクタ50の前記副辺55及び/或いは前記第二辺52が導線に押動される前記金属弾性片20の動きを一緒に導引及び規範することができることで、周知技術にある導線の裸線端子がケーシングを傷付けたり、金属弾性片に偏移が発生したり、さらにケーシングの擦過傷や挟持不安定等の状況が顕著に改善されている。
第三に、前記導電フレーム10の前記フレーム本体40、前記導線コネクタ50及び前記金属弾性片20の固定構成或いは組合せ関係は、顕著に変更され、高い剛性或いは硬度に符合し且つ好ましい導電性に符合するという条件下において、本考案は容易に作製することができ、さらに、従来技術にある複雑な折曲構成の形態で、廃材が発生し易い等の状況を改善している。
なお、以上において述べたものは、本考案の好ましい実施例に過ぎず、本考案が請求する範囲を限定するものではなく、また、本考案が請求する範囲において行った変更や修正は、本考案に属するものである。
10 導電フレーム
20 金属弾性片
21 第一区間
22 第二区間
23 先端部
24 末端部
25 挿入部
26 嵌合部
30 絶縁ケーシング
40 フレーム本体
41 欠け溝
42 アーム部
42a 内面
42b 外面
43 ショルダー部
44 凹溝
45 組合せ部
59 組合せ部
46 嵌合穴
50 導線コネクタ
51 第一辺
52 第二辺
523 スロット部
534 スロット部
52a 嵌合部
55a 嵌合部
53 第三辺
54 第四辺
55 副辺
56 開口
57 欠け口
58 欠け口
90 半田付け
95 固定器

Claims (12)

  1. 導電フレーム本体及び導線コネクタの二つの部分に分かれる導電フレームを包括し、
    前記フレーム本体の両端は、前記導線コネクタに組合わせるためのアーム部をそれぞれ凸出し、
    前記導線コネクタは、金属弾性片を収容するために用いる、第一辺と、前記第一辺に連接する第二辺と、前記第二辺に連接する第三辺と、前記第一辺に垂直に接続する副辺とを包括することを特徴とする軌道型電気接続端子の改良構成。
  2. 前記フレーム本体の両端は、アーム部を垂直にそれぞれ凸出することで、前記フレーム本体をコの字型の断面構成に形成し、
    前記導線コネクタの前記第一辺は前記第二辺に垂直に連接し、前記第二辺は前記第三辺に垂直に連接し、前記第三辺は前記第四辺に垂直に連接し、前記第四辺は前記副辺と共に開口を定義し、前記導線コネクタをランドルト環型の断面輪郭に形成させることで、金属弾性片を収容し、
    前記金属弾性片は、先端部を有する第一区間と、末端部を有して前記第一区間に連接する第二区間とを包括し、且つ、少なくとも前記副辺で前記金属弾性片の動作経路を導引し、前記第二辺は、前記第三辺及び前記第四辺と共に前記金属弾性片の前記第二区間を囲繞することを特徴とする請求項1に記載の軌道型電気接続端子の改良構成。
  3. 前記導線コネクタの前記第一辺は、前記第二辺及び前記副辺と共に前記フレーム本体の前記アーム部を囲繞し、
    前記フレーム本体は、前記導線コネクタ及び前記金属弾性片と共に前記絶縁ケーシング内に内設することを特徴とする請求項1或いは2に記載されている軌道型電気接続端子の改良構成。
  4. 前記フレーム本体は、前記金属弾性片に組合わせるために用いる欠け溝を設け、
    前記アーム部の内面及び外面にショルダー部と凹溝とをそれぞれ設置し、
    前記導線コネクタの前記第一辺の上縁は、前記凹溝に接合し、前記導線コネクタの前記第一辺は、前記第二辺及び前記副辺と共に前記フレーム本体の前記アーム部を囲繞し、
    前記第一区間の前記先端部を前記アーム部の前記ショルダー部に圧着し、
    前記金属弾性片の前記第二区間の前記末端部は、前記フレーム本体の前記欠け溝に挿入する挿入部を形成し、
    前記フレーム本体は、前記導線コネクタ及び前記金属弾性片と共に前記絶縁ケーシング内に内設することを特徴とする請求項2或いは3に記載の軌道型電気接続端子の改良構成。
  5. 前記フレーム本体は、導電性が好ましい金属材料で構成され、前記導線コネクタは、剛性が高い金属材料で構成され、前記導線コネクタの前記第二辺は、上、下区域の少なくとも一方に、少なくとも前記第三辺に延在する欠け口を形成することで、前記導線コネクタを少なくとも半開放的な構成に形成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の軌道型電気接続端子の改良構成。
  6. 前記フレーム本体の前記アーム部と、前記導線コネクタの前記第一辺とは、組合せ部をそれぞれ設け、前記組合せ部は前記孔隙構成を形成し、固定器によって、前記アーム部及び前記導線コネクタを固定し、
    前記導線コネクタの前記第三辺は、前記第三辺に隣接する辺との間にスロット部を形成し、
    前記金属弾性片の前記第二区間は、前記スロット部に嵌合するための嵌合部を形成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の軌道型電気接続端子の改良構成。
  7. 前記フレーム本体の前記アーム部と、前記導線コネクタの前記第一辺とは、組合せ部をそれぞれ設け、前記アーム部にある前記組合せ部は凸起構成を形成し、前記導線コネクタの前記第一辺にある前記組合せ部は前記孔隙構成を形成し、前記アーム部にある前記組合せ部の凸起と組合わせ、
    前記導線コネクタの前記第三辺は、前記第三辺に隣接する辺との間にスロット部を形成し、
    前記金属弾性片の前記第二区間は、前記スロット部に嵌合するための嵌合部を形成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の軌道型電気接続端子の改良構成。
  8. 前記フレーム本体の前記アーム部と、前記導線コネクタの前記第一辺とは、組合せ部をそれぞれ設け、前記アーム部にある前記組合せ部は孔隙構成を形成し、前記導線コネクタの前記第一辺にある前記組合せ部は前記第三辺に向かって翼部構成を折曲し、前記アーム部にある前記組合せ部の孔隙と組合わせ、
    前記導線コネクタの前記第三辺は、前記第三辺に隣接する辺との間にスロット部を形成し、
    前記金属弾性片の前記第二区間は、前記スロット部に嵌合するための嵌合部を形成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の軌道型電気接続端子の改良構成。
  9. 前記フレーム本体の前記アーム部と、前記導線コネクタの前記第一辺とは、組合せ部をそれぞれ設け、前記アーム部にある前記組合せ部は孔隙構成を形成し、前記導線コネクタの前記第一辺にある前記組合せ部は前記第三辺に向かって出っ張り構成を凸出し、前記アーム部にある前記組合せ部の孔隙と組合わせ、
    前記導線コネクタの前記第三辺は、前記第三辺に隣接する辺との間にスロット部を形成し、
    前記金属弾性片の前記第二区間は、前記スロット部に嵌合するための嵌合部を形成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の軌道型電気接続端子の改良構成。
  10. 前記フレーム本体の前記アーム部は組合せ部を設け、前記アーム部にある前記組合せ部は前記アーム部の両側に形成する凹部構成であって、
    前記導線コネクタは、前記アーム部の両側に形成する凹部構成である前記組合せ部に対応するように、前記第二辺及び前記副辺上においてブロック状の嵌合部をそれぞれ設け、前記アーム部にある前記組合せ部の凹部と組合わせ、
    前記導線コネクタの前記第三辺は、前記第三辺に隣接する辺との間にスロット部を形成し、
    前記金属弾性片の前記第二区間は、前記スロット部に嵌合するための嵌合部を形成し、
    前記金属弾性片の前記第二区間の前記末端部にある前記挿入部は、前記フレーム本体に設置する嵌合穴内に挿入することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の軌道型電気接続端子の改良構成。
  11. 前記フレーム本体の前記アーム部は組合せ部を設け、前記アーム部にある前記組合せ部は前記アーム部の両側に形成する凹部構成であって、
    前記導線コネクタは、前記アーム部の両側に形成する凹部構成である前記組合せ部に対応するように、前記第二辺及び前記副辺上においてブロック状の嵌合部をそれぞれ設け、前記アーム部にある前記組合せ部の凹部と組合わせ、
    前記導線コネクタの前記第三辺は、前記第三辺に隣接する辺との間にスロット部を形成し、
    前記金属弾性片の前記第二区間は、前記スロット部に嵌合するための嵌合部を形成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の軌道型電気接続端子の改良構成。
  12. 前記導線コネクタの前記第一辺は、前記フレーム本体の前記アーム部を半田付けすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の軌道型電気接続端子の改良構成。
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