JP3195942U - 床面開口部開閉蓋および開閉蓋移動器具 - Google Patents

床面開口部開閉蓋および開閉蓋移動器具 Download PDF

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Abstract

【課題】床面開口部の閉口時には床面開口部にしっかりと固定されるとともに床面からの厚みを少なくして転倒等の事故を抑制し、運搬作業や設置作業、および取り外し作業も容易にすることのできる床面開口部開閉蓋および開閉蓋移動器具を提供する。【解決手段】床面に設けられた開口部を開閉可能にする床面開口部開閉蓋1であって、床面開口部の周縁部よりも大きな外形に形成された蓋本体11と、この蓋本体11の裏面側に設けられているとともに蓋本体11の表面側から回動操作可能に構成された回動操作部12と、蓋本体11の裏面側において回動操作部12の回動に連動して床面開口部の内周面の複数箇所に押し付けられるストッパー機構部13とを備えている。【選択図】図3

Description

本考案は、建築工事現場等において床面に設けられた開口部を開閉可能にする床面開口部開閉蓋およびこの床面開口部開閉蓋を移動するための開閉蓋移動器具に関するものである。
従来、建築現場等において建設中の建物の床面には、資材の搬入・搬出のためや作業員の出入りのために開口部が形成されており、この床面開口部に作業員が転落するのを防止し、あるいは工具等の落下を防止することを目的として前記床面開口部を覆う蓋が設置される。一方、床面開口部を覆う蓋は、資材の搬入・搬出口としてや作業員の出入り口等として用いられるために開閉できるようにしておくことが必要である。
このような要望に対して、従来、作業員等の落下を防止しつつ前記床面開口部の開閉を可能にした蓋に関する考案が提案されている。例えば、特開平8−35336号公報には、床面開口部の周囲に配置した矩形型の基礎フレームと、前記基礎フレームの四隅部に立設した柵フレームと、前記床面開口部を開口または閉口できるよう前記基礎フレームに回動自在に取り付けた一対の蓋板とを有する床面開口部安全ユニットが提案されている(特許文献1)。この安全ユニットは、蓋板を回動式としているので容易に開閉でき、また、床面開口部の側方には必ず柵フレームが立設されるので蓋板開閉時の安全性が担保され、さらにコンパクトに折り畳むことができて収納および搬送に便利であると記載されている。
特開平8−35336号公報
しかしながら、特許文献1に記載された考案においては、単に床面開口部上に載置する構造であるため位置がズレ易く安全性に乏しいし、また、持ち去る等のイタズラには対応できないという問題がある。
また、当該安全ユニットは、基礎フレームや蓋板が床面に対して相応の厚みを有するため、作業員が当該安全ユニット上を往来する場合に、つまずき、転倒する等の問題もある。
さらに、当該安全ユニットは、安全設計上、四面に柵フレームが設けられているが、大がかりな構造のため設置や移動に負担が大きく、却って実用性に乏しい。
本考案は、このような問題点を解決するためになされたものであって、床面開口部の閉口時には前記床面開口部にしっかりと固定されるとともに床面からの厚みを少なくして転倒等の事故を抑制し、運搬作業や設置作業、および取り外し作業も容易にすることのできる床面開口部開閉蓋および開閉蓋移動器具を提供することを目的としている。
本考案に係る床面開口部開閉蓋は、床面に設けられた開口部を開閉可能にする床面開口部開閉蓋であって、前記床面開口部の周縁部よりも大きな外形に形成された蓋本体と、この蓋本体の裏面側に設けられているとともに前記蓋本体の表面側から回動操作可能に構成された回動操作部と、前記蓋本体の裏面側において前記回動操作部の回動に連動して前記床面開口部の内周面の複数箇所に押し付けられるストッパー機構部とを備えている。
また、本考案の一態様として、前記ストッパー機構部が、回動中心からの距離が連続的に変化する外周面を有するとともに前記回動操作部の回動に連動して前記蓋本体の裏面に沿って回動するカムと、回動する前記カムの外周面に沿って摺動しながら外方向に押されて前記床面開口部の内周面に押し付けられる押圧ストッパーとを有するようにしてもよい。
また、本考案に係る開閉蓋移動器具は、前記床面開口部開閉蓋を前記床面開口部から持ち上げて移動させる開閉蓋移動器具であって、前記蓋本体の表面に設けられている引掛け部に掛止するフック部材と、このフック部材を先端に連結しているとともに後端に把持部を有する長尺状のアーム部材と、このアーム部材の中途位置から下方に向けて延設されているアーム支持脚と、このアーム支持脚の下端部に取り付けられているキャスター部材と、前記アーム支持脚の下端部から前記フック部材の方向に向けて延設されて前記蓋本体と前記床面との間に挿入されることにより前記蓋本体を支持する爪部材とを有する。
本考案によれば、床面開口部の閉口時には前記床面開口部にしっかりと固定されるとともに床面からの厚みを少なくして転倒等の事故を抑制し、運搬作業や設置作業、および取り外し作業を容易にすることができる。
本考案に係る床面開口部開閉蓋の一実施形態を示す平面図である。 本実施形態の床面開口部開閉蓋を示す底面図である。 本実施形態の床面開口部開閉蓋を示す側面図である。 本実施形態におけるストッパー機構部を示す平面図である。 他の実施形態におけるストッパー機構部を示す平面図である。 他の実施形態におけるストッパー機構部を示す平面図である。 本考案に係る開閉蓋移動器具の一実施形態を示す斜視図である。 (a)本実施形態の床面開口部開閉蓋を床面開口部の上に置いた状態図、(b)回動操作によって床面開口部開閉蓋を床面開口部に固定した状態図である。 本実施形態におけるストッパー機構部がカムの移動に伴って外方向に摺動しテンションを付与した状態を示す平面図である。 (a)本実施形態の開閉蓋移動器具を床面開口部開閉蓋に装着した状態図、(b)開閉蓋移動器具によって床面開口部開閉蓋を持ち上げた状態図である。
以下、本考案に係る床面開口部開閉蓋1および開閉蓋移動器具2の一実施形態について図面を用いて説明する。
本実施形態の床面開口部開閉蓋1は、床面Fに設けられた開口部Oを開閉可能にするためのものであり、図1および図2に示すように、前記床面開口部Oを開閉可能に塞ぐ蓋本体11と、この蓋本体11の裏面側に設けられている回動操作部12と、この回動操作部12の回動に連動して前記床面開口部Oの内周面O1に押し付けられるストッパー機構部13と、前記回動操作部12および前記ストッパー機構部13を保護する保護カバー14とを有する。以下、各構成について説明する。
蓋本体11は、床面開口部Oを覆うとともに、この蓋本体11自体が誤って前記床面開口部Oに落下することを防止するため、前記床面開口部Oの周縁部より大きな外形に形成されている。本実施形態における蓋本体11は、床面Fからの厚みを小さくするとともに前記蓋本体11上を往来する作業員等の荷重に耐え得るような薄板状の鋼板によって形成されている。また、蓋本体11の略中央には、ソケットレンチ等の回動用工具Tによって裏面側の回動操作部12を表面側から回動操作可能にするための工具挿入孔111が形成されている。
また、蓋本体11の表面には、後述する開閉蓋移動器具2のフック部材21を掛止させる引掛け部112を有している。本実施形態における引掛け部112は、前記蓋本体11を表面側から裏面側に貫通させて形成させた長穴からなり、前記蓋本体11の表面上に突出させないことで往来の邪魔とならないようになっている。なお、この引掛け部112は、穴状のものに限定されるものではなく、ループ形状等のフック部材21を掛止させ得る種々の形状から適宜選択してもよい。
回動操作部12は、前記蓋本体11の表面側からストッパー機構部13を回動操作可能に構成するものであり、ストッパー機構部13を連動させて前記蓋本体11を床面開口部O内に固定および解除するものである。また、回動操作部12は、往来の邪魔とならないように前記蓋本体11の裏面側に設けられており、図3に示すように、前記蓋本体11の工具挿入孔111の裏面側に配置される回動軸121と、この回動軸121を回動自在に軸支する回動軸受け122とを有する。
本実施形態における回動軸121は、頭部に六角形状の外周面を有するトルク伝達部123を備えたボルトからなり、前記トルク伝達部123はソケットレンチ等の回動用工具Tが嵌合されるようになっている。なお、トルク伝達部123の形状は、特に限定されるものではなく、多角形状の孔等、回動用工具Tに嵌合可能な形状に応じて適宜選択してもよい。
ストッパー機構部13は、前記回動操作部12の回動に連動して前記床面開口部Oの内周面O1の対向する複数箇所に押し付けられ、突っ張る状態に固定されることにより、前記蓋本体11を床面開口部Oに対して固定および解除するようになっている。前記ストッパー機構部13は、回動操作部12と同様、前記蓋本体11上の往来の邪魔とならないように前記蓋本体11の裏面側に設けられており、図3および図4に示すように、前記回動操作部12の回動軸121に固定されたカム131と、このカム131の回動に連動して前記カム131の外周面に沿って摺動する2個の押圧ストッパー132,132とを有する。
カム131は、図4に示すように、略扇状に形成された2つの円弧面を有する鋼材を回動軸121を中心として前記円弧面が点対称となるように配置した形状を有する。前記カム131の外周形状は、円弧の一端部から他端部にかけて徐々に半径が大きくなるように連続した曲線状に形成されている。つまり、前記円弧面は回動中心からの距離が連続的に変化する外形を備えている。また、半径が短い端部側には、外方向に突出した突出部133が形成されており、後述するストッパー本体135に係止することでカム131の回動を止めるようになっている。前記カム131は、前記回動軸121と一体的に回動するため、図3に示すように、ナット134によって前記回動軸121に固定されている。
なお、カム131の形状は、図4に示すような2つの円弧面を備えた略扇状のものを組み合わせた形状に限定されるものではなく、楕円形状等から適宜選択してもよい。
押圧ストッパー132は、回動する前記カム131の外周面に沿って摺動しながら外方向に押されて床面開口部Oの内周面O1に押し付けられるものである。本実施形態における押圧ストッパー132は、図3および図4に示すように、ストッパー本体135と、このストッパー本体135を摺動可能に支持するストッパー支持部136と、収縮された反発力によって前記ストッパー本体135をカム131側に押し付ける弦巻バネ137とを有する。
ストッパー本体135は、円柱棒状に形成されており、先端には床面開口部Oの内周面O1に当接する当接部138を有するとともに、後端側には弦巻バネ137を巻き付けて係止するバネ係止部139が形成されている。
当接部138は、床面開口部Oの内周面O1との当接面積を広くすることで摩擦抵抗を大きくするために設けられたものであり、ストッパー本体135の端面よりも大きい形状に形成されている。また、当接部138は、ストッパー本体135の先端においてボルトおよびナットによって揺動自在にピン接合されている。これは、前記当接部138が接する床面開口部Oの内周面O1が傾斜状や凹凸状になっていても適宜揺動して接触面を確保することができるようにするためである。また、バネ係止部139は、弦巻バネ137を巻回させて前記弦巻バネ137の反発力を発揮させるためのものであり、ストッパー本体135のカム131側の端部にひと回り大きい外周縁が突出形成されている。
ストッパー支持部136は、前記ストッパー本体135を挿通可能な円筒状に形成されており、この円筒内に前記ストッパー本体135を摺動自在に支持するものである。なお、前記ストッパー支持部136は、前記蓋本体11の裏面に沿って保護カバー14に固定されている。
弦巻バネ137は、前記ストッパー本体135の外周面に巻き付けられるバネであって、バネ係止部139とストッパー支持部136の端面との間に配置されている。よって、弦巻バネ137は、ストッパー本体135がカム131に押されて外側方向に移動することにより収縮し、この収縮に伴う反発力によって前記ストッパー本体135に内方向への付勢力を与えるようになっている。
保護カバー14は、前記回動操作部12および前記ストッパー機構部13が破損等しないように保護するものであり、本実施形態では、薄板状の鋼板を凹状に屈曲させて形成している。
なお、上述したストッパー機構部13は、本実施形態のようにカム131を用いたものに限定されるものではなく、蓋本体11の表面側から操作可能であって、かつ裏面側において床面開口部Oの内周面O1に押し付けられ得る様々な機構から適宜選択してもよい。例えば、図5に示すように、ストッパー機構部13としてパンタグラフ式のジャッキ構造に形成し、回動操作部12の回動操作によってジャッキ構造のギヤ140を回動させ、パンタグラフ部141を伸長させることで、前記パンタグラフ部141の当接部138を外方向に摺動させてテンションを得るようにしてもよい。
また、図6に示すように、ストッパー機構部13として、カム131の代わりに回動自在な棒状部材142を用い、ストッパー本体135を前記棒状部材142との当接面に沿って押し動かすことによって、ストッパー本体135の先端部を外方向に摺動させてテンションを得るようにしてもよい。なお、前記棒状部材142には、前記ストッパー本体135を棒状部材142の軸線方向に沿って摺動し易いように溝や孔等を形成してもよい。
次に、本実施形態の開閉扉移動器具2について説明する。
本実施形態の開閉扉移動器具2は、図7に示すように、鎖で構成されているフック部材21と、このフック部材21を先端に連結している棒状のアーム部材22と、このアーム部材22を支持するアーム支持脚23と、このアーム支持脚23の下端部に取り付けられたキャスター部材24と、前記アーム支持脚23の下端部に設けられる爪部材25とを有する。
フック部材21は、蓋本体11に設けられている引掛け部112に掛止するものであり、本実施形態では、所定の長さの鎖の先端にラッチ付のフックが取り付けられている。
アーム部材22は、フック部材21によって掛止した床面開口部開閉蓋1を持ち上げるためのアームであって、先端に前記フック部材21を連結するとともに、後端に持ち手となる把持部221を有する。本実施形態におけるアーム部材22は、長尺円柱棒状の鋼材によって形成されており、その先端部および後端部にはボルトによって着脱可能な円筒状部材222が設けられており、この円筒状部材222の固定位置を調整することでアーム部材22の長さを調整することができるようになっている。
アーム支持脚23は、前記アーム部材22の中途位置から下方に向けて延設された部材であって、前記アーム部材22を床面Fから所定の高さに支持するものであり、本実施形態では、二股状に延設されている。また、アーム支持脚23とアーム部材22とは接続板231を介してボルトおよびナット等によってピン接合されており、折りたたみ可能に構成されている。このため、本実施形態の開閉扉移動器具2は、容易に運搬できる。
キャスター部材24は、一般的なキャスターであり、本実施形態では、床面開口部開閉蓋1を持ち上げる際の支点となるとともに持ち上げた状態で移動するときのタイヤとして機能するため、二股状の前記アーム支持脚23の下端部後方にそれぞれ設けられている。
爪部材25は、アーム支持脚23の下端部前方側に延設され、前記蓋本体11と床面Fとの間に挿入可能な薄板状に形成されており、フック部材21によって持ち上げた床面開口部開閉蓋1を下方から支持するようになっている。
次に、本実施形態の床面開口部開閉蓋1および開閉蓋移動器具2の各構成における作用について説明する。
床面開口部開閉蓋1は、図8(a)に示すように、床面開口部Oの上に載置される。蓋本体11は、床面開口部Oより大きい形状を有するため、前記床面開口部Oを完全に覆って閉じている。
回動用工具Tは、蓋本体11の表面側から工具挿入孔111に挿入され、回動操作部12のトルク伝達部123に嵌合される。本実施形態では、T字状のハンドルを有するT型ソケットレンチTのソケット部分T1がトルク伝達部123に嵌合させる。このT型ソケットレンチTが所定の方向に回動されると、その回動トルクがトルク伝達部123に伝達され回動軸121を回動させる。
カム131は、回動軸121に連動して前記蓋本体11の裏面に沿って回動する。このとき、カム131の外周面は、図4に示すように、ストッパー本体135の基端部に当接して摺動させながら、前記ストッパー本体135を外方向に押す。一方、弦巻バネ137は、図9に示すように、ストッパー本体135の外方向への摺動に伴って収縮し、その反発力によって前記ストッパー本体135をカム131側に向けて押し返す。
外方向に押されたストッパー本体135は、図8(b)に示すように、当接部138を床面開口部Oの内周面O1に押し付ける。また、本実施形態における当接部138は揺動自在に支持されているため前記内周面O1と確実に面接触し、強い摩擦力と展張力をもって蓋本体11を強固に固定する。
ストッパー機構部13による固定を解除する場合は、前記回動用工具Tを逆方向に回動させればよい。また、回動操作部12を逆方向に回動させていくと、カム131の突出部133によってストッパー本体135を係止するため、逆方向に回しすぎることはない。
開閉蓋移動器具2では、床面開口開閉蓋1を持ち上げ移動することができる。具体的には、図10(a)に示すよう、薄板状の爪部材25を蓋本体11と床面Fとの間に挿入し、フック部材21を蓋本体11の引掛け部112に引っ掛ける。
そして、図10(b)に示すように、把持部221を持って下方に押し下げるように力を加えると、アーム支持脚23が、キャスター部24を支点として、てこの原理により傾斜し、アーム部材22の先端側が持ち上げられる。このときフック部材21が蓋本体11を持ち上げ、蓋本体11の下方は爪部材25によって下方から支持される。そして、開閉蓋移動器具2はキャスター部材24によって支持されているため、容易に移動することができる。
以上のような本実施形態の床面開口開閉蓋1および開閉蓋移動器具2によれば、以下の効果を得ることができる。
1.床面開口部Oに蓋本体11を表面側からの操作で確実に固定することができ、蓋上を歩いても安全であり、位置ズレ等を防止することができる。
2.蓋本体11は薄板状に形成されており、表面側に突出する部分を有さないため、作業員が安心して歩行することができて転倒事故を防ぐことができる。
3.開閉蓋移動器具2を用いることで床面開口開閉蓋1を安全かつ容易に移動させることができるため、運搬作業や設置作業、取り外し作業を楽に行うことができる。
なお、本考案に係る床面開口開閉蓋1および開閉蓋移動器具2は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜変更することができる。
例えば、床面開口開閉蓋1のストッパー機構部13は、床面開口部Oの内周面O1に対し三箇所以上に押し付けられる構造を備えていてもよい。
1 床面開口部開閉蓋
2 開閉蓋移動器具
11 蓋本体
12 回動操作部
13 ストッパー機構部
14 保護カバー
21 フック部材
22 アーム部材
23 アーム支持脚
24 キャスター部材
25 爪部材
111 工具挿入孔
112 引掛け部
121 回動軸
122 回動軸受け
123 トルク伝達部
131 カム
132 押圧ストッパー
133 突出部
134 ナット
135 ストッパー本体
136 ストッパー支持部
137 弦巻バネ
138 当接部
139 バネ係止部
140 ギヤ
141 パンタグラフ部
142 棒状部材
221 把持部
222 円筒状部材
231 接続板
F 床面
O 床面開口部
O1 内周面
T 回動用工具(T型ソケットレンチ)
T1 ソケット部分

Claims (3)

  1. 床面に設けられた開口部を開閉可能にする床面開口部開閉蓋であって、前記床面開口部の周縁部よりも大きな外形に形成された蓋本体と、この蓋本体の裏面側に設けられているとともに前記蓋本体の表面側から回動操作可能に構成された回動操作部と、前記蓋本体の裏面側において前記回動操作部の回動に連動して前記床面開口部の内周面の複数箇所に押し付けられるストッパー機構部とを備えている、床面開口部開閉蓋。
  2. 前記ストッパー機構部が、回動中心からの距離が連続的に変化する外周面を有するとともに前記回動操作部の回動に連動して前記蓋本体の裏面に沿って回動するカムと、回動する前記カムの外周面に沿って摺動しながら外方向に押されて前記床面開口部の内周面に押し付けられる押圧ストッパーとを有する、請求項1に記載の床面開口部開閉蓋。
  3. 請求項1または請求項2に記載の前記床面開口部開閉蓋を前記床面開口部から持ち上げて移動させる開閉蓋移動器具であって、
    前記蓋本体の表面に設けられている引掛け部に掛止するフック部材と、
    このフック部材を先端に連結しているとともに後端に把持部を有する長尺状のアーム部材と、
    このアーム部材の中途位置から下方に向けて延設されているアーム支持脚と、
    このアーム支持脚の下端部に取り付けられているキャスター部材と、
    前記アーム支持脚の下端部から前記フック部材の方向に向けて延設されて前記蓋本体と前記床面との間に挿入されることにより前記蓋本体を支持する爪部材と
    を有する開閉蓋移動器具。
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